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2021年10月15日 (金) 12:34時点における版
剛健一 | |
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読み | ごう けんいち |
外国語表記 | Kenichi Goh |
登場作品 | 超電磁マシーン ボルテスV |
声優 | 白石ゆきなが(現:白石幸長) |
初登場SRW | 新スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人とボアザン星人のハーフ |
性別 | 男 |
年齢 | 15歳 |
所属 | ビッグファルコン |
剛健一は『超電磁マシーン ボルテスV』の主人公。
概要
ボルト・クルーザーのパイロット。
オートバイの運転や格闘技、コンピュータ制御に長けているが、十八番は射撃である。しかし、ボルテスVの必殺武器は彼の特技とは正反対な「天空剣」のため、弟の剛大次郎と剣術の特訓をするエピソードも存在する[1]。
チームリーダーとしての責任感が強く、私情を挟まないため、弟の剛日吉に対しても厳しい態度をとってしまい、岡めぐみが間に入って収めることが多い。
登場作品と役柄
ゲーム中では「射撃が得意」という原作における設定を、射撃の値の高さや、精神コマンド「狙撃」の存在などで再現しており、作品によってはガンファイトがレベル9まで伸びる。その一方でボルテスの必殺武器に関連する格闘は他のスーパーロボットパイロットと比べるとわずかながら低い(全パイロットの平均からすると十分に高いが)場合もあり、爆発力に欠けることも。
キャラクターとしては他のスーパー系主人公が血気盛んな熱血漢な場合が多い中で、生真面目でクールという表現がされている。15歳ながらも私情を一切挟まずリーダーとしてボルテスチームをまとめる姿勢は、他作品のメンバーから尊敬され、模範とされることが多い。その一方で家族の絆というものを何より大事にしている側面もあり、その辺りを蔑にする敵に対しては、普段のクールさはなりを潜め、誰よりも怒りをあらわにする。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α(DC)
- バトルチームとボルテスチームの初競演作品。『ボルテス』関連のシナリオは豊富なので比較的出番は多め。これ以後の作品では、格闘も充分高くなった。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 未来世界に飛ばされた後は、ビックマンの厄介になったが、ビックマンがティンプと協力したためにめぐみを人質に取られ、ティンプと決闘することになる。後半はコン・バトラーと絡んだイベントもあるが、主人公の中では影が薄い。台詞の新規収録はないが、ティンプとの決闘では戦闘台詞を流用し、場を盛り上げる。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 据え置き機における長浜三部作の初競演作品。それ故に出番が多く、一矢以外の主人公格で一番早くエリカを信用し、一矢とエリカの関係を認めている。台詞も新規収録が行われ、チームメイトを叱咤激励する熱い台詞が聞ける。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 長浜三部作による合体攻撃が追加された。台詞も追加収録されている。歴代スパロボでは初めてボアザン本星に突入することになる。豹馬と比べると、格闘や防御がわずかに低いが、射撃と命中の値において数段勝っている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 長浜ロマンロボシリーズ三部作が初めて勢揃いした作品。残念ながら、一矢を含めた合体攻撃はない。本作では、ボルテス最強武器追加、ダイモス最強武器追加、コン・バトラーの使い勝手のいい武器追加の三択を迫られてしまう。大抵はマスターガンダムのフラグも兼ねているダイモスが追加武装されることが多いため、ボルテス最強武器の追加は見送られがち。そのため単体での攻撃力が不足するので、合体攻撃をメインとするためにコン・バトラーと共に運用することが多い。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- リメイクにより技能システム全般が変更されていて、健一もガンファイトを持つようになる。しかも素でレベルが9まで上がるというとんでもない高性能のため(リアル系でもそもそも持っているパイロットが少ない)、同時期に味方になるコン・バトラーより圧倒的に射程に置いて勝っている。
- スーパーロボット大戦R
- 『A』から顔グラフィックが変更された。射撃も得意のため、ボルテスバズーカによる反撃も得意。
- スーパーロボット大戦J
- 今回は携帯機としては初めて序盤から終盤までの主要なイベントが再現されており、ハイネルとは2度一騎打ちをする。彼とボルテス自体の性能は悪くないので充分主力であるが、初登場シナリオの差で豹馬より撃墜数が稼ぎにくい。
- スーパーロボット大戦L
- 本作では『マクロスシリーズ』の歴史の存在する地球の出身で、コン・バトラーチームと出身世界が違うという珍しい設定。プロローグから登場し、タイムスリップによって未来の『マクロスF』の時代に辿り着き、マクロス・フロンティア船団にてS.M.Sに所属することになる。いつも通り模範的な性格でチームを引っ張るが、原作終了後かつ健太郎は裏方に引っ込んでしまい、ハイネルもいないためか出番は少し控えめ。命中が高く、見切りを所持しているため攻撃を当てやすい。ボルトマシン・スピンの際は原作に忠実な回転カットインを披露。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 初登場作品。射撃が得意という設定を忠実に再現して遠距離攻撃力の値が高いのはいいのだが、代償として近距離攻撃力が低く、ボルテスを使いこなせないという事態に。一平に魂があるのでガイキングよりはマシだが…。当時芸能活動を行っていなかった白石ゆきなが氏をわざわざ探してきて音声収録したことが話題となった。この時点で現役を退いていたとは思えないほどの熱の入った叫びっぷりであり、以降の作品の収録でも、気合の入ったボイスが楽しめる。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 第1期参戦作品としてゲーム初期から登場。
- 2019年3月のイベント「鋼の魂」に合わせてΩスキル搭載型のボルテスVが登場。演出にてボイスが実装された。
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド2より参戦。
- スーパーロボット大戦30
- DLC第1弾として追加参戦。
パイロットステータス
能力値
格闘・防御が高いのはもちろんだが、スーパー系にしては射撃・命中も高く、万能型の能力となっている。ボルテスVが比較的射程の長い武器が揃っていることと併せて、反撃で手数を出すのも、積極的に攻め込むのも得意。
精神コマンド
熱血担当となる他にも射撃が得意なのでαシリーズでは狙撃を覚える。そのため、かなり柔軟に立ち回れる。
- 新
- 必中、根性、熱血、信頼、気合、てかげん
- α(DC版)、α外伝
- 狙撃、必中、気合、熱血、友情、激励
- 第2次α、第3次α
- 必中、狙撃、気合、熱血、ひらめき、友情
- A(A PORTABLE)
- 必中、信頼、気合、熱血、激励、根性
- R、J
- 必中、直撃、不屈、熱血、気合、激励
- L
- 必中、狙撃、気合、友情、熱血
- X-Ω
- 直撃、熱血、激励
特殊技能(特殊スキル)
- α(DC版)
- 底力、切り払いL6
- α外伝
- 底力、援護L1、切り払いL2
- 第2次α、第3次α
- 底力L9、切り払いL6、気力+(ダメージ)
- A
- 底力L8、切り払いL7
- A PORTABLE
- 底力L8、切り払いL7、ガンファイトL9
- ガンファイトで驚異的な射程を持つため、ボルテスの使い勝手が非常に良くなる。
- R
- 底力L8、防御L2、援護攻撃L1、援護防御L1
- J
- 斬り払い、底力L8、援護攻撃L1、援護防御L1、コンボL2
- DD
- リーダーシップ(ボルテスチーム)
- 必殺技威力、攻撃力に補正がかかる。
- チームワーク(ボルテスチーム)
- 防御力に補正がかかる。敵ユニットの弱点属性で攻撃したとき、与ダメージに補正がかかる。
- VOLT IN BOX
- 攻撃力に補正がかかる。気力上限20増加(重複不可。効果最大のもののみ有効。LV20時に追加。)。
- 期間限定ミッションでのみ入手可能。
- 名称は放送当時発売されていた玩具が元ネタ[2][3]。
- 闘争心(健一)
- HPが増加する。気力130以上の時、ステージ中一度だけ「魂」(レベルが上がると「必中」も追加される)がかかる。
小隊長能力
エースボーナス
- 武器消費EN-30%
- 『A PORTABLE』で採用。
パイロットBGM
- 「ボルテスVの歌」
- オープニングテーマ。
人間関係
- 剛健太郎
- 父。ボアザン星人で、本名はラ・ゴール。
- 剛光代
- 母。
- 剛大次郎
- 弟。
- 剛日吉
- 弟。
- 峰一平
- チームメイト。
- 岡めぐみ
- チームメイト。
- プリンス・ハイネル
- 腹違いの兄。物語では互いの繋がりを知らず決戦まで戦う事になる。『第2次α』及び『第3次α』と長谷川裕一氏の漫画では、弟として蟠り無くハイネルに接している。
- マリーネ
- 漫画「第41話 逆襲する貴族」に登場した、ハイネルの双子の妹、つまり腹違いの姉。血縁関係は他ならぬマリーネ当人から聞かされたが、地球に攻め込み自分はおろか父と弟たちにまで憎悪をぶつける彼女に対しては、健一の方も姉という認識は希薄だった模様。
- レ・オーラル
- 健太郎ことラ・ゴールの父であり、健一ら剛兄弟にとっては祖父に当たるが、既に故人でありダンケから話に聞いた程度である。
- ズ・ザンバジル
- ボアザンの現皇帝であり最大の敵。血縁だと親戚だが、地球に魔の手を伸ばす邪悪な敵という認識が強いせいかそれについて特に言及はしていない。
他作品との人間関係
長浜作品系
- 葵豹馬
- 『α』での初共演以降、同じ超電磁組として、そして向こう見ずな熱血漢と生真面目な優等生という対照的な性格ながら、根底は強い正義感を有するという共通点からか、良き戦友となっている。
- 竜崎一矢
- 豹馬と同じく長浜繋がりの仲間。『第2次α』では自分の生い立ちもあってかエリカがスパイではないことを信じ、ピートの挑発に乗って激怒した一矢を諭した。
- 三輪防人
- 『第2次α』では異星人とのハーフというだけで、「貴様ら親子は敵対分子」と彼から暴言を吐かれれだけでなく、失敗続きばかりを怒鳴る彼に不快感を露わにしていた。
- リヒテル
- 『第2次α』では彼からかつて実兄ハイネルと戦ったことについて問われるが、それに対して健一は肉親同士で戦ったことの愚かさを悔いると共に、後に彼とも和解して今は互いに地球とボアザンの双方の平和のために戦い続けていることを答え、星を超えた愛情を育み、双方の平和を目指す一矢とエリカを否定した彼を非難する。
スーパー系
- 神隼人
- 『新』における教官。
- ピート・リチャードソン
- 『新』では彼に戦士として素人扱いされたことで憤る。『第2次α』ではエリカの正体がバーム星人と発覚したことで異星人への敵愾心を強める彼を窘めている。
- ツワブキ・ダイヤ
- 共に父親を強く慕い、戦いの動機に「父親を探す」が含まれている者同士。それ故に『L』でもお互いに共感を覚えていた。
- 次大帝プロイスト
- 『L』では圧政どころか民族浄化を行う彼(女?)に対し「為政者として最低」と詰る。
- 草間大作
- 『α』で父の健太郎を後一歩でバルマー軍から救出できなかった際、彼に「生きていただけでも良かった」と慰められるが、長く会えなかった父を救えなかった悔恨から大次郎と共に非難する。しかし、その健一の態度に怒った一平から大作がかつて父親を目の前で殺害された過去を告げられ、彼の気持ちを知り謝罪する。
- 惣流・アスカ・ラングレー
- 『α』では父を救えず、慰めた大作に対して怒る健一を非難した。
- 木戸丈太郎
- 『α外伝』では銃を得物とする者繋がりで、銃の名手である彼に一目置いていた。
ガンダムシリーズ
- ムルタ・アズラエル
- 『第3次α』で、彼の仕掛けたサイクロプスの罠で岡長官を死に追いやられている。『J』では終盤で火星の人々や異星人の混血児をコーディネイターと同類扱いした彼を非難した。
- ギルバート・デュランダル
- 『L』では高蓋然性世界から迷い込んだ自分達を受け入れてくれた恩人として、彼に深い感謝の念を持っており、最後までそれが揺らぐことはなかった。
マクロスシリーズ
リアル系
- ビックマン
- 『α外伝』では未来編にてチーム共々当初世話になるが、結局はボルテスチームを利用しようとしたビックマンと対立した。
- ティンプ・シャローン
- 『α外伝』でめぐみを人質に取られ、銃での決闘イベントがある。
- ケーン・ワカバ
- 『A』では自身がボアザンに父親を人質に取られながらも戦ってきた境遇から、ケーンが母親を人質に取られてギガノスに投降したことを当初非難しつつもケーンの苦悩を理解し、救出に成功したときは喜んでおり、ブライトの厳しいやり方に反論した。
- 後にボアザンとの決戦で人質の父がスカールークに乗せられてしまった際、真っ先にその救出を懇願したのはケーンで、結果父の命の恩人となる。
バンプレストオリジナル
名台詞
- 「母さんなんだい、訓練はまだ終わってないんだぜ!」
光代「急いでここを引き払います」
「勝手な事言って…!訳も分からずこんな所に引き込まれたと思えば、今度は引き払えだって!?どういうことだい!」 - 第1話。訓練所に突如来訪した母・光代とのやりとり。五人ともこのやりとりの直前まで超人的な訓練に明け暮れていたため、いきなりの事に健一は理由を聞かんと光代にくって掛かる。
- 「あぁっ…!防衛軍本部はメチャメチャだ!…突っ込むぞっ!」
浜口「待てぃ!ボルテスチーム、そのまま怪獣に当たっては負けは間違いない!」
「負けるだって!?」
浜口「そうだ。ボルトインしてこそ勝てる!」
光代「まず、一号機を中心にV型編隊を組みなさい。ブイ・トゥギャザー!」
「…分かった!ブイ・トゥゲザー!!」 - 第1話。ドクガガによって壊滅させられた防衛軍本部の惨状を目の当たりにした健一は戦闘態勢に入ろうとするが、そこに浜口博士から「このままでは勝てん」と待ったがかかる。そして母からボルトインのチュートリアルを受け…
- 「ブイ・トゥゲザーOK!」
光代「全員赤いボタンを押しなさい!レッツ・ボルトイン!」
「レッツ!ボルト!」
四人「「「「イン!!」」」」 - 第1話。五人の合体コールと共に五体のマシンが一つとなった。ボルテスV・初合体の瞬間である。
- 「なんてパワーのミサイルだ! 600 tのボルテスを吹き飛ばすとは!」
- 第1話。ドクガガのミサイルを喰らって。
- 「ハイネル!私の背中に私の母、そして父、地球100億の人間たちが見えるか!」
- 第30話のハイネルとの一騎討ちの際のセリフ。SRWでもハイネルとの戦闘前に再現されることもあるがその際は一人称を”俺”に修正されている。
- 「博士、僕は中村さんの辛い気持ちが理解できる人間になりたいんです!僕はこの事をある人の言葉から学びました。人の心の悲しみを…知れと教えてくれたんです。人の心の悲しみを知れと…。」
- 第34話。ビッグファルコンの中村隊員の退去命令について自身の考えを述べた左近寺博士への回答。健一の熱意に左近寺博士は退去命令を撤回するが…。
- 「それが間違っているんだハイネル!角の有る者も無い者もみんな同じなんだ!」
- 第40話(最終回)のハイネルの「終わってはおらぬ!宇宙で最も優れた人種、頭に角をいただくボアザン貴族の戦いは最後の一人まで続くのだ!」というセリフに対して。このセリフもハイネルとの戦闘前に再現されることがある。
- 「にいーさーん!!」
- 同じく第40話(最終回)、炎の中に消えるハイネルに対して。
スパロボシリーズの名台詞
αシリーズ
- 「聞け、ハイネル!俺達はこうやって戦っている場合じゃないんだ!!」
「お前もエアロゲイターの一員なら宇宙怪獣のことを知っているだろう!?」
「この宇宙から知的生命体を滅ぼすために現れた怪物共だ!」 - ゴラオン隊ルート第53話「地球を賭けた一騎討ち」でのボルト・クルーザーVSボアザン円盤戦に於ける戦闘前会話。健一の言葉で初めて宇宙怪獣の存在を知ったハイネルだが、帝国観察軍からボアザン星を解放する事を至上命題に掲げている彼からすれば、STMCの脅威も瑣末な事でしか無かった。
- 「エレさん、みんな…ハイネル達を見逃してやってくれないか」
「…傷ついた者に敵味方はない。それに宇宙怪獣を倒すには、あいつらの力だって必要になるかも知れないんだ」 - 同上。ド・ズール撃破後、ハイネル救出に駆け付けたジャンギャルのスカールークへ臨戦態勢を取る仲間達を制し、上述の台詞を静かに紡ぎつつハイネルへの温情を求める。
- 「…俺だって、父さんを利用し罪も無い人々を苦しめてきたあいつらを許すことは出来ない」
「しかし…俺達がいつまでも戦いを続けていれば…共に全滅するだけだ」
「だから…俺がまず恨みを捨てる」 - 直後、尚も喰い下がってくる日吉からの批判を受け、憎しみの連鎖を断ち切る意志を決然と示す。
- 「お前だって、ボアザン星を宇宙怪獣に滅ぼされるわけにはいかないだろう!?」
「もう俺達には無意味な戦いをしている余裕がないんだ!」 - 宿敵からの温情に屈辱を感じていたハイネルへ、迫り来る未曾有の危機を直視するよう改めて停戦を促す。暫しの沈黙の後、「借りは返す」と言い残してハイネルは撤退した。
- 「お前は地球をボアザン星と同じ目に遭わせようというのか!?」
シロッコ「少なくとも、ボアザン星は支配を貴族に一元化している点で地球より優れていると言えよう…」
「何だと…!?」
シロッコ「支配する者と支配される者…ボアザン星のようにそれが明確に分けられなければ、人類はいずれ自滅する…」
「それはお前がそう思っているだけに過ぎない! 平和な明日を信じて今日という日を耐え忍んでいる人達だって大勢いるんだ! 俺はそんな人達のためにお前を倒す!!」
シロッコ「だが、いずれはその彼らに裏切られることになるのだぞ…」
「例え、そうであろうとも…今日という日にお前達を生かしておく理由にはならないんだ!」 - 第66話「絶望の宴は今から始まる」または「人類に逃げ場なし」で、遂にジ・Oに乗って姿を現したシロッコとの戦闘前会話。
- 自分達が地球側から厄介者扱いされている現状を理解しつつもシロッコを強く否定した。しかし、この時はこうは言ったものの、のちの戦いで健一は信じてきたものに裏切られる事になろうとは、この時は知る由もなかった。
- 「…残ったのは後悔と未来への誓いだ!俺達はあの戦いの中で互いの愚かさを知り、戦いを生み出したものを憎んだ…」
「そして、いつの日か自分達の愛する星に、平和が訪れることを共に願ったんだ!」 - 第28話「我が拳に命を懸けて」より。ビッグファルコン奪還作戦に於けるコブラードとの戦闘前会話。
- 肉親であるハイネルと争った過去を持つ剛兄弟に感じ入るものが有ったのか、そのときの心境を訊ねてくるリヒテルに上記の台詞を突きつける。リヒテル自身にとっても思わぬ返答だったのか、健一の言葉に少なからず動揺を受けていた。
- 「お前達は姿は人間でも心は違う…人間の姿を借りた獣だ! 悪魔だ!」
- 第50話(ハマーン休戦ルート)「小バームの大攻防戦」or第53話(ハマーン拒絶ルート)「許されざる罪」より。
- 小バームの内部に潜入した際、一矢を庇って命を落としたバルバスを侮辱したゲロイヤーに激怒していた。
- 「やめろ、一矢!こんな男、殴る価値はない!!」
- 第47話「大東京消滅-後編-」or「激突!ミケーネ帝国-後編-」より。エリカ達をスパイと決めつけた三輪をボコボコにした一矢を制止したときの台詞。
- 「俺達に必要なのは神なんかじゃない!共に戦う仲間だ!!」
- 『第2次α』でのイルイ戦での特殊戦闘台詞。後の『第3次α』でも、イルイと対を成す存在のルアフ戦に流用されている。
- 「黙れ、ハザル・ゴッツォ!お前達の邪な野望は俺達が砕く!!」
「そして、父親の愛に迷ったお前の魂を救ってやる!」 - 第44話「闘志、未来のために」or「四神招魂、ここに」or「鋼の戦神」or「マイホーム・マイフレンズ」でのヴァイクランとの戦闘前会話。
- ハザルの行動原理である「父性愛への渇望」に或る程度のシンパシーを感じながらも、その歪みを断罪する。
- 「お前の様な人間に統治された星がどうなるか、俺は知っている…!」
- 第55話「まつろわぬ神」におけるシヴァーとの戦闘前会話。ズ・ザンバジル以上の愚挙を働こうとする彼へ怒気を込めて放ち、その野望の粉砕を宣言する。
- 「古くからの体制が崩れた今、きっとまた新しい時代を巡って対立が起きるだろう」
「その時…俺達は力ではなく対話で解決しなくてはならない。過去の過ちを繰り返さない為にも…」 - エンディングで語った、戦後のボルテスチームの活動方針。
携帯機シリーズ
- 「そんな時間はない! だいいち、母親が捕らえられたぐらいで任務を放棄するようでは、これからの戦いをくぐり抜けられない!」
- 第26話デビル機動要塞ルート「星灯りの小夜曲」or「スターライト・セレナーデ」より。でデビル機動要塞への猛攻を仕掛ける前に、ギガノス軍の人質となったケーンの母親を救出してギガノスに降ったケーンを戻らせようとするタップとライトへの非難。
- この後シローが説明した通り、健一達は父の健太郎がボアザン軍の人質となっている状態で戦ってきた背景があり、健一の非難も決して間違っていないが、内心ではケーンを心配しており、ケーンの母親が救出されたときは真っ先に安堵していた。
- 「艦長! あれはひどいんじゃないですか!? 親を助けたい…それがうまくいったんだ、喜んであげるべきでしょう!?」
- 同話エンドデモ。ケーンがブライトから修正を受けた上に謹慎処分を下された際の弁護。
- 上記場面では戦士として言うべき言葉だったが、こちらは健一個人の本音だと思われる。しかし、逆にクワトロから「飛び出したい気持ちを堪えた者がいるのにケーンだけを特別扱いはできない」と諭されている。
- 「弱音を吐くな、めぐみ! 俺たちは追い込まれたんじゃない。自分たちの意志で突入したんだ! 後ろをふさがれたら、前から出ればいい!」
- 第38話「静寂の声」or「サイレント・ヴォイス」より。
- 「貴様、キラの目の前でフレイさんを!絶対に許さん!」
- 第48話「終末の光 後編」におけるラウ・ル・クルーゼとの戦闘前会話。原作通りにフレイを殺した彼に激怒していた。
- 「ジュア=ム!種族なんて関係ない、だが貴様の心はゆがんでいる!俺達が叩き直してやる!」
- 第50話「百億の夜と千億の闇」でジュア=ムと戦闘したときの台詞。ハイネルを「間抜けなボアザン人」と侮蔑した彼に対して、弟達と共に怒りを露わにしていた。
- 「いや!どんなに遠く離れてたって決して引き裂かれないのが親子の絆だ。シンジのお父さんだって、きっと…」
- 第13話「戦う理由」より。シンジが父親と確執がある件で、同じく父親と確執があるディックが「親子なんてもんは一度離れちまえば心の距離もどんどん離れていくもんさ」と述べたことに対して。
- 「あなたには感謝している…。俺達がこの世界に来た時からずっと…。だから…もう…!」
- 第33話「選ばれた未来」シナリオエンドデモより。高蓋然性世界から迷い込んだ自分達を受け入れてくれたデュランダル議長に対して健一達がどれだけ深い感謝の念を抱いているかが伺える。
スパロボシリーズの迷台詞
αシリーズ
- 「う!!」
- クスハ編第26話「かりそめの旅人」シナリオデモより。クスハの「飲み物を持ってきた」との言葉を聞いて。第2次αで飲んだクスハ汁が相当なトラウマになったようでかなり怯えている。
- 「ああ、助かった…」
- そして、上記の台詞の後クスハが持ってきた飲み物が普通のコーヒーだったことに安堵して。
単独作品
- 「な、なに!! 獣士が精神コマンドを使った?」
- 『新』第22話「黒い科学」より。ド・ズールの手によって改造された獣士が精神コマンドを使ったことに最初に気づく。健一の、というか『新スーパーロボット大戦』を代表する迷台詞。
搭乗機体
余談
- 健一役の白石ゆきなが氏は『ボルテスV』初参戦の『新』当時は既に引退して現役を退いていたが、バンプレストからのオファーを受けて声を担当してくれた。その後は役者業そのものを再開している。
- SRWシリーズでは芸名は現在の「白石幸長」ではなく旧芸名の「白石ゆきなが」を使用している。