「ゲッターロボ (ロボット)」の版間の差分
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*TV版第1話では『戦闘用の本物のゲッターロボ』と明言されていた。 | *TV版第1話では『戦闘用の本物のゲッターロボ』と明言されていた。 | ||
*漫画家の和月伸宏氏はゲッターロボのファンを明言しており自作品にてゲッターがモチーフとなっているギミックを多数出している。 | *漫画家の和月伸宏氏はゲッターロボのファンを明言しており自作品にてゲッターがモチーフとなっているギミックを多数出している。 | ||
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2017年1月29日 (日) 22:28時点における版
ゲッターロボ | |
---|---|
外国語表記 | Getter Robo |
登場作品 | |
分類 | ゲッター線使用作業用ロボット |
動力 | ゲッター炉心 |
エネルギー | ゲッター線(ゲッターエネルギー) |
装甲材質 | ゲッター合金 |
開発者 | 早乙女博士 |
所属 | 早乙女研究所⇒新早乙女研究所(原作漫画版) |
主なパイロット |
ここでは『ゲッターロボ』に登場したゲッターロボについて説明する。『新ゲッターロボ』版については「ゲッターロボ (新)」を参照。
概要
機体概要
早乙女博士がゲッター線を平和利用して、作業(宇宙開発)用に開発したロボット(1と2はともかく3は水中を活躍の場とするため、この場合の宇宙開発とは真空の宇宙ではなく惑星を見越していたともいわれている)。
元祖TVアニメ版は上記の設定だが、その他の作品に関しては当初から戦闘用のスーパーロボットとして開発。TV版はそうでも無いが、ゲットマシンの加速は常人では耐えれず、合体する事すら不可能、その為、超人的な身体能力が必要になる。しかし操縦の仕方は簡単で、車を動かすより覚えやすいとの事。
イーグル号、ジャガー号、ベアー号の3機が合体と変形を繰り返す。合体の掛け声は「チェンジゲッター、スイッチオン」、分離の掛け声は「オープンゲット」。 ただし、漫画版はエピソードによって掛け声にバラつきが有り、桜多吾作によるコミカライズ版では「セットゲッター○○」と独自のものに改変されている。
この機体を起点とした前型と後継機は、「ゲッターロボ (兵器)」の項を参照。
構成ゲットマシン
各形態
- ゲッター1
- 空中用の形態。最もバランスが取れた形態。メインパイロットは流竜馬。
- ゲッター2
- 地上・地中用の形態。パワーは低いがスピードに優れる。メインパイロットは神隼人。
- ゲッター3
- 海中用の形態。スピードは遅いがパワーに優れる。メインパイロットは巴武蔵。
スパロボでは車弁慶が搭乗する事も。
なお、いずれも同一のゲットマシン3機の組合せであるが、質量保存の法則に反して3形態それぞれ機体重量が異なる。『世界最後の日』においては重量は統一されている。
劇中での様相
原作TVアニメ版
元来は宇宙開発用に造られたが、恐竜帝国が地上侵攻を開始した際に急遽、戦闘用へと転用される。
数々の激戦を潜り抜けるも、最終的には無敵戦艦ダイの前に敗北。満身創痍の本機体は、武蔵の亡骸の代わりに『ゲッターロボG』第1話で焼却された。
原作アニメではゲッター1は陸戦にも対応しており、またゲッター2も空中戦が可能でゲッター3も後半は飛行能力が追加されていた。スパロボではそれぞれ得意地形に偏っているが、これは原作無視ではなくゲーム的な調整と考えるべきだろう。
原作漫画版
最終決戦では武蔵が大量のメカザウルスを道連れにゲッター炉を暴走させ、自爆するという壮絶な最期を遂げた。
その後、完璧に修復された上でゲッター線博物館に展示されていたが、ゲッターGの強奪を機に再び早乙女研究所で運用されるようになる。
最後の出番は地球に落ちてくる隕石を破壊するために弁慶がゲッター1のメインパイロットになって大型ミサイルを両腕に一本ずつ持ち出撃している。
OVA版
『世界最後の日』では1~3話にて元祖ゲッターロボが登場。デザインは漫画版をベースに独自のリファインを加えた物になっている。
登場作品と操縦者
どの作品でも基本的に3人のパイロットが搭乗し、自ターン中の「変形」コマンドによる3形態の自由な取り回しが可能にされている。 (稀に、チームとして乗り込めない、1人乗り限定のゲッターロボの参入もある。) 逆に歴代シリーズを通しても、合体前のゲットマシン状態でプレイ可能な作品・状況は非常に少ない。 また原作の扱いもあってか、途中でゲッターロボGに強制で乗り換えることが多く、最後までこの初代ゲッターロボを使うことのできる作品は少ない。 特に近作ではキャラクタ3人全員がメインパイロット扱いという要素において、システム的に高い恩恵を享受できるケースが増えている。
なお、残念ながら原作での敵である恐竜帝国が登場する作品では、通常(3人乗り)の初代ゲッターロボが使える作品は無く、原作と同じ組み合わせで戦うことは現時点では基本的に不可能となっている。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦(G)
- ゲッターチームが乗る。中盤、イベントでゲッターロボGに交換となる。
- 第3次スーパーロボット大戦
- プロトゲッターロボから乗り換える形で登場。後半、更にゲッターGに乗換えとなるが、本作の仕様により、いずれも改造は引き継がれない。本作以降ゲッター3には弁慶が乗るのが基本になってしまった。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 最初からゲッターチームが乗って登場。中盤、ゲッターGに交換される。
- 改造データは引き継がれるようになったが、エネルギーの4段階以上・限界の2段階以上・ゲッターレザー・ドリルパンチの各改造は、真ゲッターになった際に資金が無駄になる。
- スーパーロボット大戦F
- スーパー系第1話ではゲッターロボGがあしゅら男爵に奪われ敵として登場する。中盤、ゲッターGに交換される。
本作では初代とGは共にサイズM。この頃は強化パーツが各形態で付けた物が反映されるため最大6個も必要とするが、逆にそれぞれに合わせたチューンが可能。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- ゲットマシンに分離可能になった。次作のCOMPACT2第2部で不参戦となったため、20世紀のスパロボシリーズとしては本作で最後の参戦となった。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- ゲットマシンに合体攻撃が付いた。回避時のアニメでオープンゲットを見せてくれる。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 1人乗りゲッター1のみ登場。原作の敵である恐竜帝国と初対決。
第2次α以降はブラックゲッターに改造される為、登場しない。
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 『世界最後の日』準拠で登場。不参戦だったLで初参戦をした『獣装機攻ダンクーガノヴァ』と『マクロスF』と初共演でLの初参戦の2作品が御三家(マジンガー・ガンダムシリーズ・ゲッターロボシリーズ)と共演をした事になった。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 中盤、ゲッターロボGに乗り換える。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- α以来であり、第3次αまでにOGシリーズを除いてレギュラー参戦。第2部で初参戦をした『マシンロボ クロノスの大逆襲』と初共演。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 地上編の途中でゲッターロボGに乗り換える。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 2周目以降強化パーツスロットが全機体4つになるため、3人乗りのゲッターロボは最終的に12個ものパーツを付けられる。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 周回プレイの特典が変わったため強化パーツスロットは増えなくなった。
- スーパーロボット大戦D
- 『世界最後の日』準拠で登場。ゲッターチームで乗り換え可能。プロローグの1人乗りゲッターロボ3機にも改造を引き継ぐ。
Scramble Commanderシリーズ
単独作品
- スーパーロボット大戦
- 主役の一人(?)として登場。敵に説得するときの台詞(「きみ、いいからだしてるね。ゲッターチームにはいらないか?」)はシリーズ屈指の迷言。
- スーパーロボット大戦リンクバトラー
- スーパーロボット大戦64
機体BGM
- 「ゲッターロボ」
- OPテーマ。『ゲッターロボ』、『ゲッターロボG』準拠での戦闘BGMとして採用。
- 「合体!ゲッターロボ」
- EDテーマ。SCで採用。
- 「HEATS」
- 『世界最後の日』準拠での戦闘BGM。
関連機体
余談
- 名前の由来はサッカーにおけるポイントゲッター。
- TV版第1話では『戦闘用の本物のゲッターロボ』と明言されていた。
- 漫画家の和月伸宏氏はゲッターロボのファンを明言しており自作品にてゲッターがモチーフとなっているギミックを多数出している。
- PSソフト『ゲッターロボ大決戦!』では他のゲッター系列機に無い特徴として、ゲットマシン2機だけでも合体できるという能力を持っている。ただしその姿は各形態の下半身が無くなった不完全な人型であり、当然ながら通常の合体より戦闘能力は劣るため、特別な理由でも無い限り3機合体で運用した方がいい。
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