「アッザム」の版間の差分

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2014年12月10日 (水) 20:24時点における版

MAX-03 アッザム(Adzam)

ジオン公国軍が開発した試作型モビルアーマー宇宙世紀史上初のモビルアーマーでもある。月面に配備されていたG87ルナタンクをベースとして重力下でも使用可能なように改修しており、高出力ジェネレーター4基とミノフスキークラフトを搭載している。ただし、本機のミノフスキークラフトは試作段階の物で、浮遊可能な時間は非常に短い。そのため、ホバーエンジンを援用する事で浮遊可能時間を延長させている(それでも5分程度しか浮遊できないと言われている)。コクピットは複座式でパイロットとガンナーの2名が必要とされるが、オートパイロット機能を使えば1人でも動かせる。

劇中では、マ・クベキシリア・ザビが搭乗してホワイトベースから脱走したアムロ・レイガンダムと交戦したが、損傷して撤退している(漫画版では撃墜された)。

なお、アッザムはTV版のみに登場しており、劇場版には登場しない。ガンダムシリーズにおける記念すべきモビルアーマー第一号」と言える機体なのに、やや不遇である。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦
ディバイン・クルセイダーズの戦力として登場。マップ兵器「アッザムリーダー」を使う。
第4次スーパーロボット大戦S
マップ「グレートマジンガー奪回」に、シーマ配下の敵増援としても登場するようになった。
スーパーロボット大戦F
そこそこHPはあるものの、そこまで苦戦するレベルではない。火力もあまりあるわけではないが、一応アッザムリーダーには注意したい。

装備・機能

武装・必殺武器

2連装メガ粒子砲
本体に8門装備。火薬式主砲であるとする資料もある。
アッザム・リーダー
底部に格納されている兵器。まず、粉のような触媒を目標に振り撒き、その後に電磁波の発生装置を投下して最大4000℃の高熱と電磁波による攻撃で敵機の電子回路を損傷させる。後にこの兵器の改良型がヴァル・ヴァロに装備される事となった。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

L

対決・名場面

灼熱のアッザム・リーダー(対ガンダム
TV版第18話にて地球連邦軍の最新型モビルスーツ・ガンダムと交戦する。
はじめマ・クベはアッザムの兵器「アッザム・リーダー」で敵パイロットのアムロを苦しめているが、機体の全エネルギーを放出してパイロット・機体および敵の油断を誘うというガンダムの人工知能の奇策にひっかかったマ・クベは思わず攻撃の手を緩めてしまう。
その後、反撃の機会を狙っていたガンダムによって「アッザム・リーダー」を切断され、機体にダメージを負ったアッザムは撤退するのであった。

関連機体

ヴァル・ヴァロ
一年戦争末期に開発されたジオン軍の試作型モビルアーマー。アッザム・リーダーの発展型「プラズマ・リーダー」を搭載している。
RFアッザム
機動戦士ガンダムF90』に登場。オールズモビルの開発した機体で、火力などが向上している他、ビーム撹乱膜を搭載する事で敵のビーム兵器を弾く事ができる。また宇宙でも運用可能。SRW未登場。

余談

初期設定ではグフと同じく宇宙用のものが開発、量産される予定だった。また、キシリア・ザビと共にシャアが搭乗し、そこでキシリアがシャアに殺されることも想定されていた。

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