「バレンドス親衛隊長」の版間の差分
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== 余談 == | == 余談 == | ||
*[[アンソロジーコミック]]では[[マジンガーZ]]を置いていった事をネタにされた事もある。 | *[[アンソロジーコミック]]では[[マジンガーZ]]を置いていった事をネタにされた事もある。 | ||
+ | *バレンドス役の柴田秀勝氏は[[兜剣造]]を演じており、ある意味グレートとは関係が深いキャスティングになっている。 | ||
+ | **ちなみに何の因果か、設定上で部下に当たるゴーマン大尉は[[剣鉄也]]役の野田圭一氏が演じている。 | ||
{{マジンガーシリーズ}} | {{マジンガーシリーズ}} |
2024年7月28日 (日) 01:46時点における最新版
バレンドス | |
---|---|
登場作品 | |
声優 | 柴田秀勝 |
デザイン |
石川賢(原案) 小松原一男(劇場版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦MX |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | ベガ星人 |
性別 | 男 |
所属組織 | ベガ星連合軍 |
所属部隊 | 親衛隊 |
役職 | 隊長 |
バレンドス親衛隊長は『グレンダイザー対グレートマジンガー』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
ベガ星連合軍の親衛隊長。
ベガ大王の親衛隊の隊長ではあるが、劇場版にしか登場しないため、原作で部下たち親衛隊員と共演してはおらず、TV本編では彼の名前も登場しない。
ただし、原作でモルスが親衛隊長に任命される場面があることから、親衛隊長が空席になっていることがわかるため、間接的にバレンドスの存在が仄めかされている。
劇場版[編集 | ソースを編集]
物凄く悪辣な性格で、態度も大きい。情報収集を重要視し、兜甲児を自白装置にかけてダブルマジンガーの所在を知る。何のレクチャーも無しにブレーンコンドルを起動させるなど、卓越した操縦技術を誇るが、マジンガーZを回収・使用せずにグレートマジンガーだけ盗み出したりと、詰めの甘い面もある。
最終的には弱点を突かれ、機能停止状態になったグレートをあっさり放棄し母艦でグレンダイザーに挑むも、コアコアの特攻に巻き込まれ爆死するという呆気ない最期を迎えた。
漫画版[編集 | ソースを編集]
石川賢氏による漫画版では悪役としての側面が強まり、劇場版以上の極悪非道な戦術を行使している。フリード星進撃の際に「女・子供を優先して虐殺する」「王子と王女を始め、無数の子供達を人質にとり、武装解除を要求。相手が武装解除したと同時に子供を空から投げ捨て、全員転落死させる」といった戦法を行っていた事がデュークの口から語られた。
地球においても「子供を人質にとり、グレートマジンガーの全身に縛り付けたままグレンダイザーを襲撃する」という戦術を平然と使用する(しかも、子供達の何人かは戦いの中で潰されてしまった)も、最期はグレートマジンガーのコクピットから放り出された所を、デュークの駆るグレンダイザー怒りのダブルハーケンを生身で受けて絶命した。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦MX(PORTABLE)
- 初登場作品。マザーバーンやグレートマジンガー、量産型グレートマジンガーに搭乗する。原作とは違って洗脳した甲児をマジンガーZに乗せ、ダブルマジンガーでグレンダイザーを襲撃した。原作では攻撃時に技名を叫ぶ事は無かったが、SRWではしっかり叫ぶ。鉄也からはグレートを盗まれた事を根に持たれており、最後まで盗人と呼ばれる。
- なお、本作では原作シナリオで撤退に成功した事により生存期間がメインキャラ並に長いどころかブラッキーを謀殺した。また、台詞のみの描写ではあるが、グランゲンを操ってゲッターロボを倒し、巴武蔵を死に追いやった張本人である事が語られており、この件をゲッターチームとの戦闘前会話でも持ち出して彼らを挑発するなど、漫画版寄りの陰湿さを発揮する。このため、原作に比べ明らかに活躍と出番が増えている。
- スーパーロボット大戦DD
- 1章Part9より登場したゴーマン大尉の独白に名前が登場。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊技能[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ベガ大王
- 主君。
- ガンダル司令
- 劇場版では少し顔を合わせた程度だが、『MX』ではスカルムーン基地に長期滞在し、二頭体制でスカルムーン師団を運営。
- ブラッキー隊長
- 『MX』では自分への弾劾をブラッキーへと擦り付け、戦死扱いで謀殺する。
- ゴーマン大尉
- 親衛隊の士官。恐らく部下に当たるが、劇場版公開よりも前の回に登場するため、原作では共演していない。ゴーマン大尉の本編での活躍や性格はバレンドスと通じるものがあり、映画製作前に登場した親衛隊は彼のみなので、彼のイメージをいくらか受け継いでいると思われる。
- 『DD』ではゴーマンが上司としてバレンドスの名前を挙げている。
- ホワイター少尉(SRW未登場)
- 親衛隊の情報担当武官。恐らく部下に当たるが、原作では共演していない。原作映画公開直前のエピソードに登場する。
- コマンダー・ジグラ
- 親衛隊の士官。コマンダーの役職を持つ親衛隊員。原作ではバレンドス退場後に登場するため共演していないが、『MX』ではバレンドスの部下として登場する。
- モルス
- 親衛隊員。原作終盤にて親衛隊長に昇進することから、後任者と言える。『MX』では彼の着任に伴い親衛隊長の座を剥奪されるが、乗機であるジガジガに抜け目無く爆弾を仕掛け、致命傷を与えた。
- 兜甲児
- 彼を捕まえてグレンダイザーの戦力を聞き出そうとするが、戦歴が長かったせいで肝心の戦力を聞けなかった。そこでグレート奪取を思いつく。『MX』では彼をマジンガーZに乗せてダブルマジンガーでグレンダイザーを襲撃した。
- デューク・フリード
- 石川賢の漫画版では上述の理由から、彼に大きな因縁を持たれている。
- なお、漫画版掲載当時はマリアは登場しておらず、デュークの殺された弟や妹に彼女が該当するかは不明。
- 牧葉団兵衛
- 石川賢の漫画版では、極悪非道な行動から怒りを買い「わしがぶち殺してやる!!」とまで言われる。後に彼も人質の一人とする。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- 剣鉄也
- 『MX』では彼から「盗っ人」呼ばわりされた挙句、自慢のグレート軍団による戦略を「人形遊び」と揶揄される。
- 巴武蔵
- 『MX』ではバレンドス指揮下のグランゲンによって、命を落としている。
- ひびき洸
- 『MX』では科学要塞研究所防衛戦での戦闘前会話で、戦力が手薄になった隙を突くベガ星連合軍の戦略のマンネリさを彼から指摘された。最終決戦では、洸からも鉄也に追従する形で罵られている。
- 夕月京四郎
- 『MX』では量産型グレートという力のみを誇示するバレンドスに「仏造って魂入れず」と皮肉り、更に「こう喩えてもケダモノに説法」と嘲笑する。
- 竜崎一矢、ロム・ストール、ドモン・カッシュ
- 『MX』で鉄也に追従し、ぐうの音も出ないほどにバレンドスを罵った面子。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「この作戦が成功した暁には貴様達は揃ってクビだ! 生きたまま棺桶に詰めて宇宙に放り出してやる」
- 初登場時に失敗続きのガンダル・ブラッキーに対して。クビというか最早死刑以外の何者でもない。SRWでは後半部分が戦闘台詞として採用されている。なお、漫画版では「遠くの星に飛ばしてやる」という台詞になっている。
- 「兜甲児、もうどんなに逆らってみてもダメだ。…話せ。お前が始めて戦闘に参加したのは、いつどこだった!?」
- TFOごと捕虜にした甲児を椅子に座らせ、精神操作装置という名の自白装置にかけ、意識が朦朧とした催眠状態にさせて、グレンダイザー側の戦力を聞き出そうと尋問した際に。しかし、こんな遠回しかつ的外れな質問の仕方をしたせいで、マジンガーの歴史の開拓者の一人たる甲児から、多少ちぐはぐな部分が入りつつもZからグレートの歴史をダイジェストで(時間稼ぎのごとく)聴かされる事になってしまうのだった。
- 「それからお前はデューク・フリードを知り手を結んだ…それでその戦力は!?」
- 上記の直後の質問。しかし部下のベガ兵から「隊長!これ以上続けては危険です!」と、尋問中の「だいぶ、疲労してきました」に続いての2度目の警告(つまりは時間切れ)を受け、「え~いもう、肝心な所でぇ…こいつの回復を待っている訳にはいかん!」と、やむを得ず中断し、そこで甲児から聞き出した情報を基に、ロボット博物館からグレートマジンガーを奪うのを思いつく。
- 「フフフ……平和の使者は今、悪魔の使者と変わるのだ」
- ロボット博物館に展示中のグレートマジンガーを見上げて。この直後、天井の低い博物館内でファイヤーオンを果たすという超高等技術を披露し、グレートの奪取に成功する。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「デューク・フリード! こんな辺境の星で生き恥をさらしていたとはな!」
- 『MX』スーパー系ルート第2話「不滅のマシン ゲッターロボ」に於けるデューク・フリードとの戦闘前会話より。原作ではグレートマジンガーに搭乗した状態で邂逅を果たすが、この場面では手順を踏む為かマザーバーンに乗っている。
- 「心だと…? 下らん事を! この宇宙を統べるのは力だ!」
「そして、貴様のフリード星と奴のモール星は、我らベガ星連合軍の力の前に屈したのだ!」 - 『MX』第38話(『PORTABLE』では第39話)「かつて誓った平和のために」より。モルスを失い激怒するデュークからの糾弾を嘲笑するが、甲児や鉄也達の怒りをも誘引する事態に。
- 「貴様らの母星を守る勇者が今や悪魔となったのだ! さあ、戦け! 脅えろ! そして、死ね!!」
- 同上。量産型グレート軍団を一気に投入してきて。物凄く自信満々だが、直後に鉄也達にボロクソにけなされてしまう。
- 「ならば俺も教えてやる! 正義が力ではない…力が正義なのだ!!」
- 同上。ロムとの戦闘前会話より。
- 元ネタはアニメ『タイガーマスク二世』のキャッチフレーズをアレンジしたものと思われるが、柴田氏は『タイガーマスク』のミスターX役ではあるものの『二世』は未出演。バレンドスのキャラクターに準え、あえて引用したのだろうか?
- 「愛だ、友情だ、信頼だと? そんなものが信じられるか! この世を統べるもの…それは力だ!」
- 同上。ドモンとの戦闘前会話より。「何かしらのトラウマでも抱えてるのか?」と勘繰りたくなる程、凄まじいまでの歪みっぷりである。
- 「フン…ガキ共が知った口を。お前達も互いに殺しあってみるか?」
- 同上。銀河もしくは北斗との戦闘前会話より。この後「そうなっても絶対に見捨てない」と反論されるが、実はこのやり取りは今後の展開に関する伏線となっている。
- 「ば、馬鹿な! 俺のグレートマジンガーが敗れるとは!」
「うぬうううっ!! べ、ベガ大王様に栄光あれぇぇぇっ! うおあああああああっ!!」 - 『MX』における断末魔。辞世の句すら遺せなかった原作に比べれば、恵まれた最期であろう。
特殊戦闘台詞[編集 | ソースを編集]
- 「ドリルプレッシャーパンチ!!」
「ブレストバーンで黒コゲにしてやろう!」
「電撃だ! サンダーブレーク!」 - 『MX』でグレートマジンガー搭乗の際、各種該当武器使用時に発する戦闘台詞。上述のように原作アニメでは無言で発射している為、実質的に全て特殊戦闘台詞扱いとなっている。
- 上記の「俺のグレートマジンガー」発言にも有るように、グレートを気に入っているのかノリノリでシャウトしている。
搭乗機体・関連機体[編集 | ソースを編集]
- バレンドス戦闘母艦
- バレンドスの専用母艦。漫画版では「葉巻型」であることがトレードマークとなっていた。SRW未登場。
- グレートマジンガー
- ロボット博物館より奪取、搭乗する。
- ジンジン、グビグビ、コアコア
- バレンドス直属の円盤獣。
SRWでの搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- マザーバーン
- MX序盤に於ける旗艦。
- 量産型グレートマジンガー
- 『MX』終盤で搭乗。
余談[編集 | ソースを編集]
- アンソロジーコミックではマジンガーZを置いていった事をネタにされた事もある。
- バレンドス役の柴田秀勝氏は兜剣造を演じており、ある意味グレートとは関係が深いキャスティングになっている。
- ちなみに何の因果か、設定上で部下に当たるゴーマン大尉は剣鉄也役の野田圭一氏が演じている。
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