「Ξガンダム」の版間の差分

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| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ}}
 
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| 分類 = 試作型[[分類::モビルスーツ]]
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| 生産形態 = 試作機
 
| 生産形態 = 試作機
 
| 型式番号 = RX-105
 
| 型式番号 = RX-105
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| 乗員人数 = 1人
 
| 乗員人数 = 1人
 
| 主なパイロット = マフティー・ナビーユ・エリン([[ハサウェイ・ノア]])
 
| 主なパイロット = マフティー・ナビーユ・エリン([[ハサウェイ・ノア]])
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'''Ξガンダム'''は『[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]』の[[登場メカ|主役メカ]]。
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この項目ではミサイルポッドを追加装備した形態についても説明する。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
反地球連邦政府組織「マフティー」が組織のフラッグシップとして[[アナハイム・エレクトロニクス|アナハイム社]]に極秘発注した第5世代[[モビルスーツ]]
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[[地球連邦政府]]組織「マフティー」が、月面にある複合企業[[アナハイム・エレクトロニクス|アナハイム社]]へ極秘発注した最新鋭のモビルスーツ。
  
'''機体名には「[[アムロ・レイ]]の遺志を継ぐ」という意味合いから、彼の最後の乗機が冠する「[[νガンダム]]」の次のギリシャ文字「Ξ」が採用されている'''。ただし、設計面に関してはνガンダムとの関連は特に無いが、機体コンセプトは同機体の発展型である[[Hi-νガンダム]]のベースになっている事がSDガンプラの説明書で明らかになっている。
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[[アムロ・レイ]]の最後の乗機「[[νガンダム]]」を引き継ぐ」という意図から、「ν(ニュー)」の次のギリシャ文字「Ξ(クスィー)」が機体名に採用されている。SDガンプラの説明書によれば、「本機のコンセプトはνガンダムの発展型である[[Hi-νガンダム]]をベースとしている」とされている。サイコミュとファンネルを搭載し、ビーム・バリアーの展開、シールドにミサイルが設置されているなど幾つかνガンダムとの共通点が見られる。
  
両肩に搭載された[[ミノフスキークラフト]]により、非可変機でありながらサブフライトシステムを使うことなく大気圏内での単独飛行を実現している反面、その影響で従来機よりも更なる大型化を余儀なくされ、30mに迫るサイズとなった。この特徴がそのまま第5世代モビルスーツの特徴である。
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両肩に搭載された[[ミノフスキークラフト]]ユニットにより、サブフライトシステムに搭乗する事なく、大気圏内での単独長距離飛行が可能となった。完璧なビーム・バリアーを展開する事で、ミサイルの様な実体弾やメガ粒子ビーム兵器から機体を保護する。高速飛行時には、このビームを進行方向に波形を変えて放射し、大気干渉を拡散させ、モビルスーツ形態のままマッハ2以上の速度を出す。
  
単独で大気圏内飛行が可能な機体は[[宇宙世紀]]0105年時点において[[地球連邦軍]]のペーネロペー以外では本機のみであり、マフティーが物量で圧倒的に勝る連邦と渡り合う為には欠かせない戦力といえる。また、その飛行性能も機動力・速力・旋回性・安定性の全ての面において、従来のサブフライトシステムやモビルアーマー形態による飛行を圧倒的に凌駕するものであり、実質同じ第五世代同士でなければまともな戦闘にもならず、劇中でも下駄履きの量産機などは一方的に蹴散らしてしまっていた。
+
[[宇宙世紀]]0105年において、単独で大気圏内を自由に飛行が可能なモビルスーツは[[地球連邦軍]]の[[ペーネロペー]]と本機だけ<ref>厳密にはペーネロペーは「オデュッセウスガンダムにフライトユニットを装備した状態の機体の呼称」であるため、本当の意味で単独で大気圏内を飛行できるMSはΞガンダムが唯一無二の存在であると言える。</ref>であり、サブフライトシステムを用いなければジャンプ・フライトしか行えないグスタフ・カールを一方的に蹴散らすなど、物量で圧倒的に勝る連邦軍と渡り合う為に欠かせない戦力となっていた。
  
なお、第5世代モビルスーツは宇宙世紀において本機とペーネロペーしか存在しない。そもそもνガンダムの頃から既に[[地球連邦軍]]は、大型化が進んだことで費用もかさむ第3世代、第4世代モビルスーツに見切りをつけ、汎用性を重視した第2世代モビルスーツを重視している。また、上記の通り、機体コンセプトはSDガンプラの説明書で[[Hi-νガンダム]]のベースになっている事が明らかになっているが、操縦席は原作小説の下巻と『SDガンダム GGENERATION WARS』または『SDガンダム GGENERATION GENESIS』でνガンダムと同じである事が判明している<ref>ただ、この時代ではアーム・レイカーは廃止されている。</ref>。
+
その一方で、通常のモビルスーツを凌駕する巨体の為に共通規格のハンガーが使用出来ないなど整備性は劣悪で、整備を行う為には機体を横たえる必要がある事から運用できる母艦も限定される。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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:[[没データ]]として名前のみ収録。
 
:[[没データ]]として名前のみ収録。
  
=== 単独作品 ===
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=== VXT三部作 ===
;[[スーパーロボット大戦V]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦V}}
:初の正式参戦。参戦は第13話から。
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:初登場作品。森木氏リメイク版のデザインにて登場。参戦は第13話から。
:原作ストーリーが再現されてないため、「アナハイム社が開発した新型MS」という設定でハサウェイがそのテストパイロットとして乗り込んでいる。ミノフスキークラフト搭載機である設定が反映されており宇宙適正A止まりの代わりに空適正S。その為他のMSとは若干毛色の違う運用となる。ファンネル・ミサイルの使用条件が気力105と低めで、カスタムボーナスによって素の移動力が9となり、ハサウェイも[[突撃]]を覚えるので、開幕から突撃してファンネル・ミサイルで先陣を切れる。惜しむらくはハサウェイの能力が若干追いついていない点か。
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:原作ストーリーが再現されていないため、「アナハイム社が開発した新型MS」という設定でハサウェイがそのテストパイロットとして乗り込んでいる。ミノフスキークラフト搭載機である設定が反映されており宇宙適正A止まりの代わりに空適正S。また移動力が非常に高い。その為他のMSとは若干毛色の違う運用となる。ファンネル・ミサイルの使用条件が気力105と低めで、カスタムボーナスによって素の移動力が9となり、ハサウェイも[[突撃]]を覚えるので、開幕から突撃してファンネル・ミサイルで先陣を切れる。惜しむらくはハサウェイの能力が若干追いついていない点か。
:中盤「高機動攻撃」が解放される。ハサウェイが最終的に[[魂]]も修得するため火力に関しても十分フォローできる。更に、[[隠し要素/V|条件を満たすと]]ミサイルポッドが追加される(ユニットグラフィックも変更される)。通常版はそれほど攻撃力が高くないが、[[マップ兵器|MAP版]]は着弾指定型で扱いやすいので是非取得したい。
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:中盤「高機動攻撃」が解放される。ハサウェイが最終的に[[魂]]も修得するため火力に関しても十分フォローできる。更に、[[隠し要素/V|条件を満たすと]]ミサイルポッドが追加され、ユニットグラフィックも変更される。通常版はそれほど攻撃力が高くないが、[[マップ兵器|MAP版]]は着弾指定型で扱いやすいため取得を勧めたい。
:突撃や「高機動攻撃」が使えるようになるまでは[[キンケドゥ・ナウ|能力は高いが機体が扱いづらい人]]に機体を貸してもいいかもしれない。<ref>パイロットとの相性の良さや扱いやすさもあって、一部プレイヤーから本機を'''クロスボーン・ガンダムX4'''と呼ばれることも。</ref>
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:ハサウェイが突撃や「高機動攻撃」が使えるようになるまでは、能力は高いが乗機が扱いづらい[[キンケドゥ・ナウ|キンケドゥ]]を乗せれば、相性も良く扱い易い。しかし、キンケドゥのエースボーナスの効果(格闘武器の射程+1)はこの機体にはやや勿体無い。
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:本機はカスタムボーナスで[[移動力]]が上がるため、[[強化パーツ]]スロットを移動力アップに充てる必要が無く、開いたスロットをSP関連に回せる為、優秀な[[精神コマンド]]を持った[[エルピー・プル|プル]]を乗せるのも良い。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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:頭部に2門内蔵。
 
:頭部に2門内蔵。
 
;ミサイル・ランチャー
 
;ミサイル・ランチャー
:両肘部と両膝部に搭載。こちらは通常型のミサイルを発射する。
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:両肘部と両膝部に搭載。
;メガ粒子砲
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;メガ粒子砲 / メガ・ビーム・キャノン
:両肩部の前面装甲に1門ずつ内蔵し、発射時には砲口が装甲ごと前方に向けられる。SRW未採用。
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:両肩部の前面装甲に1門ずつ内蔵。発射時には砲口が装甲ごと前方に向けられる。
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:『エクストリームバーサス』シリーズでは[[ΖΖガンダム|ビームサーベルの柄頭]]から発射している。
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:原作小説未登場の武装であり、リファイン版デザインで出演したSRWでも未採用。
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;シールド
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:左腕部に装着。
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:裏面にミサイルが搭載されているが、SRW未採用。
 
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]
 
;[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]
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:両肩にマウントされている。
 
:『V』では上空からの斬撃→キック→斬り抜きのモーション。
 
:『V』では上空からの斬撃→キック→斬り抜きのモーション。
 
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]
 
;[[ビームライフル|ビーム・ライフル]]
 
:本機専用のビームライフル。
 
:本機専用のビームライフル。
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:従来のライフルの倍以上の初速があるが、SRWでは特徴は再現されていない。
 
;[[ファンネル|ファンネル・ミサイル]]
 
;[[ファンネル|ファンネル・ミサイル]]
 
:両肩部とフロントスカートに格納されたサイコミュ誘導式のミサイル。
 
:両肩部とフロントスカートに格納されたサイコミュ誘導式のミサイル。
:『V』では初映像化の『GジェネF』を意識してか射出時に1度停止する。また従来のファンネル同様に武器名を叫んでくれる。
+
:『V』では初映像化の『GジェネF』を意識してか射出時に1度停止する。
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:従来のファンネルと同様に、パイロットが武器名を叫んでくれる。
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==== オプション装備 ====
 
;マイクロミサイルポッド
 
;マイクロミサイルポッド
:リアスカート部に装備可能なミサイルポッド。追加ブースターの役割を持つ他、先端にとランディングギアが付いている。
+
:リアスカート部に装備可能なミサイルポッド。追加ブースターの役割を持つ他、先端にランディングギアが付いている。
 
:2度目のデザインリファイン時に追加された武装で、原作小説には未登場。
 
:2度目のデザインリファイン時に追加された武装で、原作小説には未登場。
;シールド
 
:
 
  
 
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
 
;高機動攻撃
 
;高機動攻撃
:『V』における必殺技。ビームバリアを展開し最大戦速で突っ込み一斉攻撃を行う。ミサイルポッド追加後は攻撃開始時のカットインとトドメ時にミサイルポッドを使用すると、演出が変化する。
+
:『V』における必殺技。ビーム・バリアーを展開して、敵目掛けて音速飛行で突撃し、一斉攻撃を行う。
 +
:ミサイルポッド追加後は、攻撃開始時のカットインとトドメ時にミサイルポッドを使用するように演出が変化する。
  
==== 特筆機能 ====
+
==== 特殊機能 ====
 
;[[ミノフスキークラフト]]
 
;[[ミノフスキークラフト]]
:本機に搭載された飛行装置。
+
:本機に搭載された反重力推進装置。
 
;ビーム・バリアー
 
;ビーム・バリアー
:超音速飛行時に展開される機能。ビームを進行方向に向かって放射し、空気抵抗を減らす役割を持つ。防御用の機能ではないので、ビーム等攻撃を防ぐことはできない。
+
:機体の各部に搭載されたバリアー。
 +
:ミサイルやビームなどに対し防御能力があるが、SRW未実装。
 +
:超音速飛行時には、ビームを進行方向に向かって放射し、空気抵抗を減らす役割を持つ。ペーネロペーはこの技術が、未完成である。
  
 
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
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=== カスタムボーナス ===
 
=== カスタムボーナス ===
 
;「ファンネル・ミサイル」の攻撃力+200。移動力+2。
 
;「ファンネル・ミサイル」の攻撃力+200。移動力+2。
:[[スーパーロボット大戦V|V]]
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:[[スーパーロボット大戦V|V]]』で採用。
  
 
== 機体BGM ==
 
== 機体BGM ==
 
;「その名はマフティー・ナビーユ・エリン」
 
;「その名はマフティー・ナビーユ・エリン」
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:『V』で採用。
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:初出は『SDガンダム GジェネレーションF』でマフティー軍の戦闘BGMとして製作された曲。曲名は『機動戦士ガンダム EXTERME VS.』シリーズ参戦時に命名された。
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[νガンダム]]
 
;[[νガンダム]]
:既述した通り本機の名前は、この機体に連なるように意識されたネーミングである。
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:本機の名称は、この機体に連なるように意識されたネーミングである。
 
;[[Hi-νガンダム]]
 
;[[Hi-νガンダム]]
 
:SDガンプラの説明書でのみ本機がこの機体のベースになっているとされる。
 
:SDガンプラの説明書でのみ本機がこの機体のベースになっているとされる。
 
;[[ペーネロペー]]
 
;[[ペーネロペー]]
:後付で本機の兄弟機だという設定が付与された。
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:月刊ニュータイプ1989年10月号によれば、本機の兄弟にあたる機体。
;ゾーリン・ソール
 
:[[小説]]、[[ラジオドラマ]]『ガイア・ギア』(SRW未参戦)に登場した機体。外観は[[サザビー]]に近い。開発時期は本機ともそう開きはなく、本機同様ミノフスキークラフトで飛行が可能な第五世代モビルスーツで、U.C.200年代までその存在をずっと秘匿されていたという設定は当時のホビージャパン誌に書かれたもので、ラジオドラマ、小説ではその事には言及されていない。
 
== 商品情報 ==
 
2017年現在、BB戦士によるガンプラ化されている。その一方で、HGUCやMGによるガンプラ化はされていないが、一部ファンからはガンプラ化が熱望されている。
 
  
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== 余談 ==
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*コクピットは原作小説版と『SDガンダム Gジェネレーション』シリーズではνガンダムと同じ仕様になっているが、劇場版では新規に作られている(ちなみにグリップ部はアームレイカー式になっている)。
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*『ガンダムビルドファイターズトライ』(SRW未参戦)の公式サイトで行われた「トップ10入りした機体の内1体が本編にガンプラとして登場する」というモビルスーツ総選挙にて、トップ10入りしたΞガンダムが選ばれ、本編の最終回でアニメで動くΞガンダムが登場した。原作が映像化する前にΞガンダムが映像作品で動くのは本作が初となった。
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**なおこの時点の現実世界ではBB戦士でしかガンプラ化されていなかったが、2021年4月に[[映画|劇場アニメ版]]に合わせた新規デザインのHGUC版が発売された。
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*本機のデザインは度々改定されており、原作小説版に登場した森木氏作の初期デザイン(1989年)、その後『GジェネレーションF』登場に当たって森木氏によってリメイクされたデザイン(2000年)、『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』用に森木氏がミサイルポットを追加したデザイン(2012年)<ref name="taidan">[https://tamashii.jp/t_kokkaku/148/ 『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』スペシャル対談 森木靖泰 × カトキハジメ]、魂ウェブ(2021年4月13日)、2021年6月21日閲覧。</ref>、『ROBOT魂』の限定商品「Ka signature」用に2012年版をベースにカトキハジメ氏によってリファインされたデザイン(2013年&2016年)<ref name="taidan"/>、そしてカトキ氏による劇場アニメ版デザイン(2021年)の複数が存在する。
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**森木氏のリメイク版のデザインが標準的なデザインとされており、多くのメディアではこのデザインにて登場する。
  
== 余談 ==
 
*名前の「Ξ」があまり見ない文字という事もあってか、一部から'''「三(さん)ガンダム」'''とも呼ばれてもいる。
 
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
<references />
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<references/>
  
 
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==

2024年11月15日 (金) 11:53時点における最新版

Ξガンダム
読み クスィーガンダム
外国語表記 Ξ Gundam
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 森木靖泰
初登場SRW スーパーロボット大戦V
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 モビルスーツ
生産形態 試作機
型式番号 RX-105
頭頂高 26.0 m
全高 28.0 m
本体重量 32.0 t
全備重量 80.0 t
動力 核融合炉
ジェネレーター出力 3,980 kW
スラスター推力 160,000 kg
浮揚機関 ミノフスキークラフト
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 30,000 m
開発 アナハイム・エレクトロニクス
所属 マフティー
乗員人数 1人
主なパイロット マフティー・ナビーユ・エリン(ハサウェイ・ノア
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Ξガンダムは『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の主役メカ

この項目ではミサイルポッドを追加装備した形態についても説明する。

概要[編集 | ソースを編集]

地球連邦政府組織「マフティー」が、月面にある複合企業アナハイム社へ極秘発注した最新鋭のモビルスーツ。

アムロ・レイの最後の乗機「νガンダム」を引き継ぐ」という意図から、「ν(ニュー)」の次のギリシャ文字「Ξ(クスィー)」が機体名に採用されている。SDガンプラの説明書によれば、「本機のコンセプトはνガンダムの発展型であるHi-νガンダムをベースとしている」とされている。サイコミュとファンネルを搭載し、ビーム・バリアーの展開、シールドにミサイルが設置されているなど幾つかνガンダムとの共通点が見られる。

両肩に搭載されたミノフスキークラフトユニットにより、サブフライトシステムに搭乗する事なく、大気圏内での単独長距離飛行が可能となった。完璧なビーム・バリアーを展開する事で、ミサイルの様な実体弾やメガ粒子ビーム兵器から機体を保護する。高速飛行時には、このビームを進行方向に波形を変えて放射し、大気干渉を拡散させ、モビルスーツ形態のままマッハ2以上の速度を出す。

宇宙世紀0105年において、単独で大気圏内を自由に飛行が可能なモビルスーツは地球連邦軍ペーネロペーと本機だけ[1]であり、サブフライトシステムを用いなければジャンプ・フライトしか行えないグスタフ・カールを一方的に蹴散らすなど、物量で圧倒的に勝る連邦軍と渡り合う為に欠かせない戦力となっていた。

その一方で、通常のモビルスーツを凌駕する巨体の為に共通規格のハンガーが使用出来ないなど整備性は劣悪で、整備を行う為には機体を横たえる必要がある事から運用できる母艦も限定される。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第4次スーパーロボット大戦
没データとして名前のみ収録。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
初登場作品。森木氏リメイク版のデザインにて登場。参戦は第13話から。
原作ストーリーが再現されていないため、「アナハイム社が開発した新型MS」という設定でハサウェイがそのテストパイロットとして乗り込んでいる。ミノフスキークラフト搭載機である設定が反映されており宇宙適正A止まりの代わりに空適正S。また移動力が非常に高い。その為他のMSとは若干毛色の違う運用となる。ファンネル・ミサイルの使用条件が気力105と低めで、カスタムボーナスによって素の移動力が9となり、ハサウェイも突撃を覚えるので、開幕から突撃してファンネル・ミサイルで先陣を切れる。惜しむらくはハサウェイの能力が若干追いついていない点か。
中盤「高機動攻撃」が解放される。ハサウェイが最終的にも修得するため火力に関しても十分フォローできる。更に、条件を満たすとミサイルポッドが追加され、ユニットグラフィックも変更される。通常版はそれほど攻撃力が高くないが、MAP版は着弾指定型で扱いやすいため取得を勧めたい。
ハサウェイが突撃や「高機動攻撃」が使えるようになるまでは、能力は高いが乗機が扱いづらいキンケドゥを乗せれば、相性も良く扱い易い。しかし、キンケドゥのエースボーナスの効果(格闘武器の射程+1)はこの機体にはやや勿体無い。
本機はカスタムボーナスで移動力が上がるため、強化パーツスロットを移動力アップに充てる必要が無く、開いたスロットをSP関連に回せる為、優秀な精神コマンドを持ったプルを乗せるのも良い。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

武装[編集 | ソースを編集]

バルカン砲
頭部に2門内蔵。
ミサイル・ランチャー
両肘部と両膝部に搭載。
メガ粒子砲 / メガ・ビーム・キャノン
両肩部の前面装甲に1門ずつ内蔵。発射時には砲口が装甲ごと前方に向けられる。
『エクストリームバーサス』シリーズではビームサーベルの柄頭から発射している。
原作小説未登場の武装であり、リファイン版デザインで出演したSRWでも未採用。
シールド
左腕部に装着。
裏面にミサイルが搭載されているが、SRW未採用。
ビーム・サーベル
両肩にマウントされている。
『V』では上空からの斬撃→キック→斬り抜きのモーション。
ビーム・ライフル
本機専用のビームライフル。
従来のライフルの倍以上の初速があるが、SRWでは特徴は再現されていない。
ファンネル・ミサイル
両肩部とフロントスカートに格納されたサイコミュ誘導式のミサイル。
『V』では初映像化の『GジェネF』を意識してか射出時に1度停止する。
従来のファンネルと同様に、パイロットが武器名を叫んでくれる。

オプション装備[編集 | ソースを編集]

マイクロミサイルポッド
リアスカート部に装備可能なミサイルポッド。追加ブースターの役割を持つ他、先端にランディングギアが付いている。
2度目のデザインリファイン時に追加された武装で、原作小説には未登場。

必殺技[編集 | ソースを編集]

高機動攻撃
『V』における必殺技。ビーム・バリアーを展開して、敵目掛けて音速飛行で突撃し、一斉攻撃を行う。
ミサイルポッド追加後は、攻撃開始時のカットインとトドメ時にミサイルポッドを使用するように演出が変化する。

特殊機能[編集 | ソースを編集]

ミノフスキークラフト
本機に搭載された反重力推進装置。
ビーム・バリアー
機体の各部に搭載されたバリアー。
ミサイルやビームなどに対し防御能力があるが、SRW未実装。
超音速飛行時には、ビームを進行方向に向かって放射し、空気抵抗を減らす役割を持つ。ペーネロペーはこの技術が、未完成である。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

盾装備
シールド防御を発動。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

「ファンネル・ミサイル」の攻撃力+200。移動力+2。
V』で採用。

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「その名はマフティー・ナビーユ・エリン」
『V』で採用。
初出は『SDガンダム GジェネレーションF』でマフティー軍の戦闘BGMとして製作された曲。曲名は『機動戦士ガンダム EXTERME VS.』シリーズ参戦時に命名された。

関連機体[編集 | ソースを編集]

νガンダム
本機の名称は、この機体に連なるように意識されたネーミングである。
Hi-νガンダム
SDガンプラの説明書でのみ本機がこの機体のベースになっているとされる。
ペーネロペー
月刊ニュータイプ1989年10月号によれば、本機の兄弟にあたる機体。

余談[編集 | ソースを編集]

  • コクピットは原作小説版と『SDガンダム Gジェネレーション』シリーズではνガンダムと同じ仕様になっているが、劇場版では新規に作られている(ちなみにグリップ部はアームレイカー式になっている)。
  • 『ガンダムビルドファイターズトライ』(SRW未参戦)の公式サイトで行われた「トップ10入りした機体の内1体が本編にガンプラとして登場する」というモビルスーツ総選挙にて、トップ10入りしたΞガンダムが選ばれ、本編の最終回でアニメで動くΞガンダムが登場した。原作が映像化する前にΞガンダムが映像作品で動くのは本作が初となった。
    • なおこの時点の現実世界ではBB戦士でしかガンプラ化されていなかったが、2021年4月に劇場アニメ版に合わせた新規デザインのHGUC版が発売された。
  • 本機のデザインは度々改定されており、原作小説版に登場した森木氏作の初期デザイン(1989年)、その後『GジェネレーションF』登場に当たって森木氏によってリメイクされたデザイン(2000年)、『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フルブースト』用に森木氏がミサイルポットを追加したデザイン(2012年)[2]、『ROBOT魂』の限定商品「Ka signature」用に2012年版をベースにカトキハジメ氏によってリファインされたデザイン(2013年&2016年)[2]、そしてカトキ氏による劇場アニメ版デザイン(2021年)の複数が存在する。
    • 森木氏のリメイク版のデザインが標準的なデザインとされており、多くのメディアではこのデザインにて登場する。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 厳密にはペーネロペーは「オデュッセウスガンダムにフライトユニットを装備した状態の機体の呼称」であるため、本当の意味で単独で大気圏内を飛行できるMSはΞガンダムが唯一無二の存在であると言える。
  2. 2.0 2.1 『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』スペシャル対談 森木靖泰 × カトキハジメ、魂ウェブ(2021年4月13日)、2021年6月21日閲覧。

資料リンク[編集 | ソースを編集]