「アッシュ・グレイ」の版間の差分

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2013年3月5日 (火) 16:04時点における版

アッシュ・グレイ(Ash Gray)

リジェネレイトガンダムのパイロット。元々はジェネシスαの防衛隊長であるが、ラクス・クライン及び彼女に組する者を追撃・抹殺する任務を負っている。本人はそれにかこつけて殺戮を楽しみ、殺した者になぞらえた人形をコレクションする、常軌を逸した危険人物。そんな性癖がある理由には、彼の過去のとある事情が関係している。

三隻同盟に補給を行ったロウ・ギュールを狙い襲撃、一度は抹殺寸前まで追い込むもケナフ・ルキーニの策で撤退させられ、再戦したロウに「赤い一撃」で連合軍の制宙圏内まで飛ばされる。
その後連合軍に捕獲され、洗脳されて「スカウト0984」になる。

初登場が戸田泰成先生のRだったりするせいもあるが、眉毛がコブラの模様のごとく目のように見えるといった容貌などはガンダムのキャラというにはあまりに異色で、人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のキャラといった方がまだしっくり来てしまうぐらい特異な容貌である。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦W
他のASTRAYキャラクターが植田洋一氏の設定画をベースにグラフィックが描かれていると思われる中、彼だけ明らかに『ASTRAY R』の戸田絵がベースになっており(特にライトクラフト・プロパルジョンのカットインは強烈)、一人異様な存在感を見せている。機体も相まってなかなかの強敵。

人間関係

パトリック・ザラ
上司。彼からラクス抹殺の任務を与えられている。
ラクス・クライン
彼女を抹殺する任務を請け負っている。
ロウ・ギュール
ロウにとって、アッシュは絶対許せない存在。
ケナフ・ルキーニ
アッシュを「世界の全ての敵になる存在」と認知。ロウと劾にアッシュの打倒を依頼する。
ロンド・ミナ・サハク
アストレイゴールドフレーム天に乗っていた彼女と遭遇した事があるが、その際ゴールドフレーム天の脚部を破壊して轢き逃げした。これがきっかけでゴールドフレーム天はさらに改修が施される事に。
ジェス・リブル
「スカウト0984」となった後、彼と対峙する事になる。SRW未登場。
キラ・ヤマト
原作では対峙する事は無かったが、Wにて激突。己の快楽の為にラクスの抹殺を目論むアッシュに怒りを露にした。

他作品との人間関係

兜甲児(OVA)
Wでは甲児はザフトの兵士は皆まがりなりにも祖国の為に戦っていると思っていたので、アッシュのような歪んだ快楽の為に戦う悪党の存在には驚きと怒りを隠せなかった。実際、SEEDシリーズ全体を見ても、ザフトの名前ありパイロットキャラの中で根っからの悪党のようなキャラは殆どいない(アッシュ以外なら世界を破滅させようとしたラウ・ル・クルーゼと『DESTINY ASTRAY』に登場する差別と偏見と私利私欲に満ちたどうしようもない小悪党なマーレ・ストロード(SRW未登場)ぐらいか)。
獅子王凱
Wでは彼の事を皮肉交じりに「勇者王」と呼ぶ。

名台詞

「無能なモノには……死だ!!!」
初登場の際、ロウ達を取り逃した味方のザフト艦を粛清して、狂気に満ちた笑みを浮かべてポーズを決めて。1ページ丸々1コマ割いてのシーンであり、あまりにもインパクトのある鮮烈な登場シーンである。
「ラクス・クラインは戦況を撹乱し、戦いを長引かせた!あの女は『死人』を増やしているのだ!!
アッシュを代表する台詞。ラクス達の矛盾点を示した台詞として有名だが、このわずか2ページ後に「(ラクスを狙う事に)大した意味はない」と明かす。その真意はラクス抹殺を建前に殺戮を行いたいだけだった。また、死人を増やすという点も彼に当てはまると言える
「そして俺は自らの心の声に従うのだ より速く!多くを殺せとな!!」
この歪んだ欲望がロウの怒りを買うことになる。
「邪魔だな… とてつもなく邪魔なハエだ!」
「こぉの腐ったハエどもがぁぁぁぁぁぁぁ!」

スパロボシリーズにおける名台詞

「GGGの勇者王! 俺のような人間は許せないんだろうな! だが、俺も同じだ! お前達のような善人面した連中を殺す事が俺の楽しみだ!」
Wでのとの戦闘前会話。
「人の楽しみに文句を言うなよ。戦争をしているお前達だって似たようなものだろうが!」
Wヤキン・ドゥーエ攻防戦でのキラとの戦闘前会話。

余談

DESTINYにおけるラクス暗殺部隊が搭乗しているMSアッシュである。何の偶然か、ラクスを殺そうとした男と同じ名を冠した機体名だったりする。

話題まとめ

資料リンク