「周瑜ヒャクシキ」の版間の差分
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:この世界の三国志を見て自身の死の運命を知るが、それを何とも考えず孫権の為に忠義を尽くした。中盤で呂布の手で重傷を負い、治療を受けるも最終話にて[[三璃紗]]への帰還を前に没する。 | :この世界の三国志を見て自身の死の運命を知るが、それを何とも考えず孫権の為に忠義を尽くした。中盤で呂布の手で重傷を負い、治療を受けるも最終話にて[[三璃紗]]への帰還を前に没する。 | ||
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:孔明に運命を覆せなかった事を悔やまれて。「恨み言を吐いて~」とは下記にもある通り『三国志演義』における周瑜の最期を指してのこと(同様に孔明に「あなたと同じ時代に生きられたことも誇りに思っている」と語ったのも、『三国志演義』の周瑜が孔明を憎んでいた事を指している)だが、勿論全ての『三国志』の周瑜が天を恨みながら死亡しているわけではなく、逆に周瑜が天に感謝しながら死去する『三国志』も存在している。この『三国伝』における周瑜もまた、後に恨みもなく安らかに、天へと召されていくことになる。 | :孔明に運命を覆せなかった事を悔やまれて。「恨み言を吐いて~」とは下記にもある通り『三国志演義』における周瑜の最期を指してのこと(同様に孔明に「あなたと同じ時代に生きられたことも誇りに思っている」と語ったのも、『三国志演義』の周瑜が孔明を憎んでいた事を指している)だが、勿論全ての『三国志』の周瑜が天を恨みながら死亡しているわけではなく、逆に周瑜が天に感謝しながら死去する『三国志』も存在している。この『三国伝』における周瑜もまた、後に恨みもなく安らかに、天へと召されていくことになる。 | ||
;「わ、若…孫一族に伝わる志は、闇に染められた魂ではないはず…!お、思い出してください…!大殿様や…孫策から受け継いだ、志を!」<br/>「よ、夜の闇に…人々を照らす月の明かりとなってこそ、真(まこと)の勇気…!今こそ、若の志を…!真の、勇気を…うぐっ!」 | ;「わ、若…孫一族に伝わる志は、闇に染められた魂ではないはず…!お、思い出してください…!大殿様や…孫策から受け継いだ、志を!」<br/>「よ、夜の闇に…人々を照らす月の明かりとなってこそ、真(まこと)の勇気…!今こそ、若の志を…!真の、勇気を…うぐっ!」 | ||
− | : | + | :UX36話にて、アルカトラズでの戦いにて呂布の攻撃から孫権を庇い…。 |
;「ご立派になられましたな、若。それを聞いて安心なされました」<br/>「亡き大殿様や孫策もきっと…」 | ;「ご立派になられましたな、若。それを聞いて安心なされました」<br/>「亡き大殿様や孫策もきっと…」 | ||
:UXEDにて、孫権に「江東にもどったらどうなさるつもりですか」と問い、彼は亡き孫堅と孫策の拓いた地で「みんなが家族のように暮らせる国を興す」と宣言し、安堵した。 | :UXEDにて、孫権に「江東にもどったらどうなさるつもりですか」と問い、彼は亡き孫堅と孫策の拓いた地で「みんなが家族のように暮らせる国を興す」と宣言し、安堵した。 | ||
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== メモ == | == メモ == | ||
− | * | + | *周瑜は中国後漢末期から三国時代の武将。字は公瑾。(175~210) |
*孫権の兄・孫策とは同い年で幼少からの知り合いで親友同士であり、「断金の交わり」と呼べる関係でもあった。更に孫策と周瑜が大喬と小喬の姉妹をそれぞれ妻に迎えたことで、二人は事実上の義兄弟となった。 | *孫権の兄・孫策とは同い年で幼少からの知り合いで親友同士であり、「断金の交わり」と呼べる関係でもあった。更に孫策と周瑜が大喬と小喬の姉妹をそれぞれ妻に迎えたことで、二人は事実上の義兄弟となった。 | ||
*知略・武略共に優れた人物であり、孫策が袁術から自立した際に彼の軍に加わった。孫策没後は呉の軍事の中心となり、孫策の弟である孫権を支え続け、曹操軍南下の際には曹操軍に降伏するよう進言する多くの幕僚達に対して魯粛らと共に曹操軍への徹底抗戦を表明、大都督として軍を率いこれに勝利した。しかしそれから僅か2年後、南郡で曹仁率いる魏軍との戦闘中に重傷を負い、その傷が元で若くして死去する。 | *知略・武略共に優れた人物であり、孫策が袁術から自立した際に彼の軍に加わった。孫策没後は呉の軍事の中心となり、孫策の弟である孫権を支え続け、曹操軍南下の際には曹操軍に降伏するよう進言する多くの幕僚達に対して魯粛らと共に曹操軍への徹底抗戦を表明、大都督として軍を率いこれに勝利した。しかしそれから僅か2年後、南郡で曹仁率いる魏軍との戦闘中に重傷を負い、その傷が元で若くして死去する。 | ||
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2015年10月10日 (土) 08:48時点における版
周瑜ヒャクシキ(SyuyuHyakusiki)
孫一族の軍師。孫策とは幼なじみで、彼の一族を支えていく。赤壁の戦いで大怪我を追いながらも生き延びるが、孫権が轟を建国したのを見届けた後、生涯を終えた。
ケロケロエース版でも死亡しているが、旧シリーズの『BB戦士三国伝』のコミックワールド版では赤壁の戦い後も生存し、戦神決闘編では復帰している。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- 初参戦作品。戦術指揮を務める。原作最終回後だが生存している設定で登場した。
- この世界の三国志を見て自身の死の運命を知るが、それを何とも考えず孫権の為に忠義を尽くした。中盤で呂布の手で重傷を負い、治療を受けるも最終話にて三璃紗への帰還を前に没する。
装備・必殺技
装備
- 白虎刀(びゃっことう)
- 長い刀身が特徴の剣。立ち向かってくる敵に対して華麗に舞い鮮やかに切り裂く。
- モチーフは百式用ビームライフル。
- 白爪弓(はくそうきゅう)
- 背中のバインダーが合体した大型の弓。
- モチーフはフレキシブルバインダー。
- 天雷火砲(てんらいかほう)
- 虎の形をした大砲に、周瑜の鎧と武器が合体した弩弓砲。周瑜のオーラを充填することで、一気に解き放つことが出来る。
- モチーフはメガ・バズーカ・ランチャー。
必殺技
- 天雷白爪弓(てんらいはくそうきゅう)
- 白爪弓に周瑜の闘志を込めて打ち込む技。
ステータス設定の傾向
戦術指揮
- 射撃武器の攻撃力10%上昇、全体攻撃時の攻撃力10%上昇
- 孔明や司馬懿と比べるとやはり一歩劣る戦術指揮。特に一つ目が当の三国伝武将に対する効果が薄すぎるのは何の皮肉か。
- 尚、中盤で役目を陸遜に譲る事になる為三つ目は習得しない(つまり、一つ目の指揮効果は陸遜が使う事が前提だったと言える)。
人間関係
- 孫策サイサリス
- 幼なじみにして親友。一族の長となった彼を支える。
- 孫権ガンダム
- 孫策の弟。孫策の跡を継いで長となった彼を支え、轟の建国も見届けた。
- 孫堅ゼフィランサス
- 孫策の父にして最初の主君。
- 孫尚香ガーベラ
- 孫策の妹。弟子の陸遜は振り回されている。
- 陸遜ゼータプラス
- 弟子。赤壁の戦いでは水軍の指揮を任した。
- 黄月英ガンイージ
- 江東の才女。周瑜の依頼で天雷火砲を開発した。
- 魯粛ガンダムMk-III
- 創世記に登場した師匠。
他作品との人間関係
- アニエス・ベルジュ、サヤ・クルーガー
- UXではリチャードの死後、陸遜に続く新たな弟子となる。
- イルボラ・サロ
- UXでは彼の指揮官としての才能を認めて信頼しており、イルボラもまた、周瑜の才を認め敬意を表していた。
- 遠見千鶴
- UXでは第2部終盤に重傷を負った後、竜宮島にて彼女の許で療養することになる。
名台詞
スパロボシリーズの名台詞
- 「フ…あなたには、隠し事はできませんね」
「お察しの通りです。どうやら私は、運命を覆すことができなかったようだ…」 - UX36話にて孔明に体調の悪化を見抜かれて。自らの運命に歯向かいながらも、屈するしかなかった周瑜に、孔明も「あなたほどのお人が本当に、残念です」と周瑜の運命を悔やむ事しかできなかった…。
- 「しかしね、先生。私はこの世界の三国志にあるように、恨み言を吐いて死んだりはしませんよ」
「私は、自分の人生に満足している。これまで私を支えてくださった、すべての人々に感謝しているんです」
「もちろん孔明先生、私はあなたと同じ時代に生きられたことも、誇りに思っていますよ…」 - 孔明に運命を覆せなかった事を悔やまれて。「恨み言を吐いて~」とは下記にもある通り『三国志演義』における周瑜の最期を指してのこと(同様に孔明に「あなたと同じ時代に生きられたことも誇りに思っている」と語ったのも、『三国志演義』の周瑜が孔明を憎んでいた事を指している)だが、勿論全ての『三国志』の周瑜が天を恨みながら死亡しているわけではなく、逆に周瑜が天に感謝しながら死去する『三国志』も存在している。この『三国伝』における周瑜もまた、後に恨みもなく安らかに、天へと召されていくことになる。
- 「わ、若…孫一族に伝わる志は、闇に染められた魂ではないはず…!お、思い出してください…!大殿様や…孫策から受け継いだ、志を!」
「よ、夜の闇に…人々を照らす月の明かりとなってこそ、真(まこと)の勇気…!今こそ、若の志を…!真の、勇気を…うぐっ!」 - UX36話にて、アルカトラズでの戦いにて呂布の攻撃から孫権を庇い…。
- 「ご立派になられましたな、若。それを聞いて安心なされました」
「亡き大殿様や孫策もきっと…」 - UXEDにて、孫権に「江東にもどったらどうなさるつもりですか」と問い、彼は亡き孫堅と孫策の拓いた地で「みんなが家族のように暮らせる国を興す」と宣言し、安堵した。
- そしてこの台詞を最後に、孫一族の軍師は亡き孫堅と孫策の許へ召された。
メモ
- 周瑜は中国後漢末期から三国時代の武将。字は公瑾。(175~210)
- 孫権の兄・孫策とは同い年で幼少からの知り合いで親友同士であり、「断金の交わり」と呼べる関係でもあった。更に孫策と周瑜が大喬と小喬の姉妹をそれぞれ妻に迎えたことで、二人は事実上の義兄弟となった。
- 知略・武略共に優れた人物であり、孫策が袁術から自立した際に彼の軍に加わった。孫策没後は呉の軍事の中心となり、孫策の弟である孫権を支え続け、曹操軍南下の際には曹操軍に降伏するよう進言する多くの幕僚達に対して魯粛らと共に曹操軍への徹底抗戦を表明、大都督として軍を率いこれに勝利した。しかしそれから僅か2年後、南郡で曹仁率いる魏軍との戦闘中に重傷を負い、その傷が元で若くして死去する。
- その優れた才は曹操や劉備からも危険視されており、曹操は周瑜の引き抜き工作を画策し、劉備は孫権に対して虚言を述べて周瑜と孫権の仲を裂こうとした程であった。
- 立派な風采をしていた人物としても知られ、「美周郎」と評された。三国志の創作作品に登場する場合にも、美男子として描かれていることが多い。
- 音楽にも精通しており、泥酔状態でも音の聞き違いを逃さなかった晩話がある。
- 『三国志演義』では徹底的に諸葛亮に対する引き立て役として描写されており、諸葛亮を敵視し彼に打ち勝とうと苦心するも常に彼に翻弄され続け、最期は諸葛亮と、自身だけでなく諸葛亮をも生んだ天への恨みを叫びながら憤死するという、あまりにも不遇な扱いを受けてしまっている。
- 『三国志演義』では短気な性格の狭量な人物として描かれているが、これは諸葛亮の引き立て役として生み出された虚像であり、『正史』では非常に大らかで礼節をわきまえた自ら膝を折るなど謙虚な性格をした人物であったと記されている。
余談
- 『劇場版 機動戦士Zガンダム』の影響か、周瑜ヒャクシキはツインアイになっている。
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