「ジラード・スプリガン」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
29行目: 29行目:
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
:初登場作品。担当声優の柚木涼香氏は[[第3次スーパーロボット大戦Z]]の[[西条涼音]]役を経て、版権作品に初参加。
+
:初登場作品。担当声優の柚木涼香氏は[[第3次スーパーロボット大戦Z]]の[[西条涼音]]役を経て、版権作品のキャラクター役として初参加。
:初登場は、7話終了後の分岐選択シナリオデモと早く、序盤の月ルート8話、共通ルート第25話でのスポット参戦を経て、第39話で敵として立ちふさがり、発狂する彼女と対峙することに。普通に進めるとそこで原作どおり戦死するが、フラグが成立すれば回収され、ビシディアンのパイロットという扱いで自軍に参加する。ちなみに今回は第39話のクリア時にAGE-1が参戦するため、原作と異なりフリットと戦うことはない。仲間になってもひねくれた物言いと好戦的な性格は変わらないが、幾分か前向きな戦闘台詞も見られる。
+
:初登場は7話終了後の分岐選択シナリオデモと早く、序盤の月ルート8話、共通ルート第25話でのスポット参戦を経て、第39話で敵として立ちふさがり、発狂する彼女と対峙することに。普通に進めるとそこで原作どおり戦死するが、フラグが成立すれば回収され、ビシディアンのパイロットという扱いで自軍に参加する。ちなみに今回は第39話のクリア時にAGE-1が参戦するため、原作と異なりフリットと戦うことはない。仲間になってもひねくれた物言いと好戦的な性格は変わらないが、幾分か前向きな戦闘台詞も見られる。
:キオがガンダムに搭乗するころに初登場するため原作よりも出番が多く、また「[[機動戦艦ナデシコ|ナデシコ]]」勢、特に[[テンカワ・アキト|アキト]]との絡みが目立つ。
+
:キオがガンダムに搭乗するころに初登場するため原作よりも出番が多く、元々自軍部隊に協力的な立場の人物だっただけに、敵対時には自軍部隊の面々も大きなショックを受けている。また、『[[機動戦艦ナデシコ|ナデシコ]]』勢、特に[[テンカワ・アキト|アキト]]との絡みが目立つ。
  
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
== パイロットステータス設定の傾向 ==
66行目: 66行目:
 
;[[アローン・シモンズ]]
 
;[[アローン・シモンズ]]
 
:ルナベース司令。寝返り後は実質彼の部下だったが、実はかつてジラードとレイナを巻き込んだ事故を隠蔽した一人。
 
:ルナベース司令。寝返り後は実質彼の部下だったが、実はかつてジラードとレイナを巻き込んだ事故を隠蔽した一人。
:小説版では彼ではなく自身がヴェイガンに通じていたジラードがルナベースを掌握した後に、他の基地上層部共々基地のエアロックから放り出すという形で復讐を遂げた。
+
:小説版では彼ではなく自身がヴェイガンに通じていたジラードがルナベースを掌握した後に、他の基地上層部共々基地のエアロックから生身で放り出すという形で復讐を遂げた。
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 
;[[テンカワ・アキト]]
 
;[[テンカワ・アキト]]
:カワサキでのボソンジャンプで月に飛んで来た彼を保護監督しており、その際、彼に料理をご馳走になった。[[ガルダ級|ガルダ]]防衛戦で再会した時も、ちょくちょく彼と絡み、[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]にヤキモチを焼かれることも。
+
:[[BX]]ではカワサキでのボソンジャンプで月に飛んで来た彼を保護監督しており、その際、彼に料理をご馳走になった。[[ガルダ級|ガルダ]]防衛戦で再会した時も、ちょくちょく彼と絡み、[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]にヤキモチを焼かれることも。
:Xラウンダー能力暴走の際に生存した場合は、彼の[[説得]]を受け入れる形で自軍に加入する。
+
:Xラウンダー能力暴走の際に生存した場合は、彼の[[説得]]を受け入れる形で自軍に加入し、その後は彼とユリカの仲を見守る場面も。
:アキトから好意を寄せられる点ではナデシコ原作での[[アクア・クリムゾン|アクア]]の立ち位置に近いが、ジラードは現実的な思考であり、己の境遇と似た彼の境遇に同情している側面が強い点でアクアとは異なる。
+
:アキトから好意を寄せられる点ではナデシコ原作での[[アクア・クリムゾン|アクア]]の立ち位置に近いが、ジラードは現実的な思考であり、己の境遇と似た彼の境遇に同情している側面が強い点でアクアとは異なる。そして、アキト自身とも、(本作では彼がそうなることはないが)「恋人との仲を引き裂かれ、復讐者となった」という共通点を持つ。
 
;[[リオン・榊]]
 
;[[リオン・榊]]
:
+
:[[BX]]ではルナベースでの対峙時、過去の哀しみを露に狂乱するジラードに対し、同様に哀しい過去を持つ彼から過去を取り戻す事はできないと説かれ、反撃される事に。
 +
;[[マーサ・ビスト・カーバイン]]
 +
:[[BX]]ではシモンズと結託している彼女の要請に応えて彼女の乗るガルダの救援に向かうが、他者の命を自身の私欲の為に弄ぶ彼女に対し嫌悪感を抱いており、逆に彼女の救援要請を逆手にとって[[ブライティクス]]に加勢し[[マリーダ・クルス|マリーダ]]の救出に協力する。
  
 
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==

2015年9月17日 (木) 00:22時点における版

ジラード・スプリガン(Girard Spriggan)

地球連邦軍の元エースパイロット。強力なXラウンダーでもあり、操縦技術も高い。初登場は三世代編(但しキオ編で名前のみ登場)で、ルナベースに駐屯していた。

現在の名前はかつての恋人の名前を借用したもので、本名は「レイナ・スプリガン」。元々は地球側の希少なXラウンダーとして新型モビルスーツのテストに参加していたが、増幅装置の試験中に重傷を負った上、恋人だったジラード・フォーネルは死亡という悲劇に見舞われる。

その後、この事故が連邦軍上層部によって意図的に起こされたものだったと知り、当時の上司へとこの事実を報告するも、上層部は死人に口なしとばかりにジラードに全ての責任を被せ、さらにレイナも口止めとして二階級特進を打診される。

これらの経緯から連邦軍を見限ったレイナは、以後恋人の名であるジラードを名乗り、ロストロウラン攻略に同期して起きたルナベース占拠作戦の際に、基地司令のアローン・シモンズとともにヴェイガン側へ寝返ることとなった。

ルナベース攻防戦においては膠着した戦線を見かねティエルヴァで出撃。同じく「連邦とヴェイガンの両方を知る存在」として説得を試みるキオを跳ねつけ戦い続けたが、その最中事故の際に負った傷が原因でXラウンダー能力が暴走、居合わせた機体の持つビット兵器とAGE-FXのCファンネル全ての制御を乗っ取り無差別に暴れ始める。

その中で偽りなき本心を吐露し一度は矛を収めようとしたが、暴走した能力に引きずられたティエルヴァは止まらず、フリットによって撃墜され戦死した。

もともとは誠実な性格だったが、事故と連邦の腐敗体質に触れたことで人格が豹変。好戦的かつひねくれた性格となっており、物事を悲観的に見る傾向があった。

キオと同様、連邦とヴェイガン双方の内情を知る人物であるが、キオがヴェイガン側の事情を知っているのに対し、ジラードの方は連邦側の腐敗体質は痛感しているがヴェイガン側の事情は表面しか知らない、という違いがある。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
初登場作品。担当声優の柚木涼香氏は第3次スーパーロボット大戦Z西条涼音役を経て、版権作品のキャラクター役として初参加。
初登場は7話終了後の分岐選択シナリオデモと早く、序盤の月ルート8話、共通ルート第25話でのスポット参戦を経て、第39話で敵として立ちふさがり、発狂する彼女と対峙することに。普通に進めるとそこで原作どおり戦死するが、フラグが成立すれば回収され、ビシディアンのパイロットという扱いで自軍に参加する。ちなみに今回は第39話のクリア時にAGE-1が参戦するため、原作と異なりフリットと戦うことはない。仲間になってもひねくれた物言いと好戦的な性格は変わらないが、幾分か前向きな戦闘台詞も見られる。
キオがガンダムに搭乗するころに初登場するため原作よりも出番が多く、元々自軍部隊に協力的な立場の人物だっただけに、敵対時には自軍部隊の面々も大きなショックを受けている。また、『ナデシコ』勢、特にアキトとの絡みが目立つ。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

元連邦のエースだけあって全体的に高く、特に格闘・射撃・技量に優れる。ティエルヴァの性能が若干ついて来ていないのが残念だが、サブ火力としてはかなり優秀。

精神コマンド

BX
集中直感突撃熱血かく乱
何は無くとも「突撃」が大きい。「AGE」系だとキオやフリットとの相性がいいが、問題はそっちの面だと機体が飛行可能+上位コマンドの「強襲」が使えるゼハートという対抗馬がいることか。

特殊スキル

BX
XラウンダーL7、援護攻撃L3、援護防御L3、全体攻撃L3

パイロットBGM

「ガンダムAGE-3~覚醒~」
味方時のデフォルト曲。敵の時も設定されている。
「激突」
スポット参戦時に設定されている曲で、月ルートのイベント戦闘でも流れる。
BXオリジナルの汎用戦闘曲で、基本的にはブライティクス到着時や味方NPC用の曲(共通ルートでリディが戦う場面等でも流れる)なのだが、ジラードの雰囲気やキャラクター性と非常にマッチしていたため、実質的に彼女のテーマとして認識されている。原作未見のプレイヤーの中には、「AGE」の劇伴曲だと勘違いしたケースも。

人間関係

ジラード・フォーネル
かつての恋人。彼の死とその引き金となった連邦の腐敗が寝返りのきっかけとなった。
キオ・アスノ
同じく連邦とヴェイガンの両方を知る者として対話を呼びかけられるが、拒絶しぶつかり合う。
キャプテン・アッシュ
原作では無関係だが、「BX」では生存後、ブライティクスに参加するため「レイナ・スプリガン」として名目上彼の率いるビシディアンに加入している。
フリット・アスノ
最終的には彼に引導を渡された。
フラム・ナラ
ゼハートの副官。小説版では彼女に対してベルギーのチョコレートに関する逸話を語り、口移しで食べさせるという場面も。
アローン・シモンズ
ルナベース司令。寝返り後は実質彼の部下だったが、実はかつてジラードとレイナを巻き込んだ事故を隠蔽した一人。
小説版では彼ではなく自身がヴェイガンに通じていたジラードがルナベースを掌握した後に、他の基地上層部共々基地のエアロックから生身で放り出すという形で復讐を遂げた。

他作品との人間関係

テンカワ・アキト
BXではカワサキでのボソンジャンプで月に飛んで来た彼を保護監督しており、その際、彼に料理をご馳走になった。ガルダ防衛戦で再会した時も、ちょくちょく彼と絡み、ユリカにヤキモチを焼かれることも。
Xラウンダー能力暴走の際に生存した場合は、彼の説得を受け入れる形で自軍に加入し、その後は彼とユリカの仲を見守る場面も。
アキトから好意を寄せられる点ではナデシコ原作でのアクアの立ち位置に近いが、ジラードは現実的な思考であり、己の境遇と似た彼の境遇に同情している側面が強い点でアクアとは異なる。そして、アキト自身とも、(本作では彼がそうなることはないが)「恋人との仲を引き裂かれ、復讐者となった」という共通点を持つ。
リオン・榊
BXではルナベースでの対峙時、過去の哀しみを露に狂乱するジラードに対し、同様に哀しい過去を持つ彼から過去を取り戻す事はできないと説かれ、反撃される事に。
マーサ・ビスト・カーバイン
BXではシモンズと結託している彼女の要請に応えて彼女の乗るガルダの救援に向かうが、他者の命を自身の私欲の為に弄ぶ彼女に対し嫌悪感を抱いており、逆に彼女の救援要請を逆手にとってブライティクスに加勢しマリーダの救出に協力する。

搭乗機体

ティエルヴァ
マッドーナ工房が開発したXラウンダー専用機。
Gバウンサー・デオス
GバウンサーをXラウンダー対応仕様に改修した機体。テストパイロット時に搭乗。

名台詞

スパロボシリーズの名台詞

資料リンク