真聖機兵ガンレックスは『SDガンダム外伝 聖機兵物語』の登場メカ。
概要
スダ・ドアカワールドの古代から存在する守護の代行者で伝説の聖機兵。剣・盾・鎧からなる鳴動の神器とロナ家に伝わる耳飾りにより起動し、当初は聖機兵ガンレックスだったが、聖機兵ルーンレックスとの戦いの中で進化して翼を有するようになり、聖機兵ルーンレックスを倒したことで真聖機兵に生まれ変わった。
操縦方法は通常の機兵とは異なり搭乗者が念じるという方法だが、かなりの精神力が消費されるため足りない場合は動くことすら出来ない。また消費しすぎた場合は昏睡状態になる(実際灼熱騎士ガンダムF91がこの状態に陥っている)。
創造主はスダ・ドアカ十二神の一柱「地融神イシュタ」。その兄弟神にしてルーンレックスの創造主「地裂神ガイアス」と共に、二体の聖機兵を用いてスペリオルドラゴン不在のスダ・ドアカワールドへ新たな破壊と創造をもたらそうとしたが、ルーンレックスの暴走によってそれが頓挫すると飽きて二体とも放棄し世界を去り、当時の人々に封印されて以来地中で眠り続けていた。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。出典は「SDガンダムシリーズ」にまとめられている。
- 2019年3月のイベント「光と闇の戦い」期間限定参戦。大器型SSRディフェンダー。
装備・機能
- スーパーライトソード
- ライトソードが真聖機兵となることでパワーアップしたもの。
- 『X-Ω』では通常攻撃に使用。
- スーパーライトソード(突撃)
- 『X-Ω』での必殺スキル。前方に突撃するダッシュ攻撃。
- ライトシールド
- 左腕に内蔵された光の盾。
- ライトスピア
- 右腕に内臓された光の槍。
- S
- 恐らくOVA版の描写から、通常のモビルスーツよりもやや小型の機体と判断されたものと思われる。
関連機体
- 聖機兵ガンレックス
- 前形態。
- SRW未登場だがコンパチヒーローシリーズの『バトルドッジボールII』では騎士GP01の召喚攻撃要員として登場。
- 聖機兵プロトガンレックス
- 漫画版に登場する試作機。操縦の際に消費される精神力が、ガンレックスを上回る。
- 聖機兵ルーンレックス
- ガンレックスの対となる機体で、こちらは無人機。二機の聖機兵は相争う運命にあり、勝利した方が真聖機兵となる。
- 機兵グランレックス
- ガンレックスを模した機兵。ガンレックスを失ったGP01のために修理工シーブックが造った。
- 真聖機兵ガンレックスα(アルファ)
- スペリオルドラゴンにより強化され、GP01改めゼフィランサスの下に帰ってきたガンレックス。
- 紅の真聖機兵ガンレックス
- 操手がGP01に交代せずF91が搭乗し続ける『聖機兵物語』IFストーリーにおける、異なる進化を遂げたガンレックス。聖機兵ルーンレックスとの決闘を経ておらず、スペリオルドラゴンの力によりF91の魂の半分が移植されている。
- 機甲戦車スーパーオーキス
- 伝説の装甲馬車オーキスが進化した姿。『機甲神伝説』IFストーリーにおいて真聖機兵ガンレックスαと合体し、「真聖機兵グレートガンレックス」となる。
- 本編においては超機甲神ガンジェネシスと合体し「超機甲神G(グレート)ガンジェネシス」となった。
- 真聖機兵ロードガンレックス
- シャッフル騎士団の力で強化されたガンレックス。ジョーカーランスを鉄神機ブラックジョーカーに継承する。