早乙女アルト

提供: スーパーロボット大戦Wiki
2016年9月10日 (土) 11:11時点における旋風 (トーク | 投稿記録)による版 (→‎Zシリーズ)
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概要

マクロスF』の主人公

美星学園高等部航宙科2年、成績は次席。中等部時代は演劇科であったが、高等部へ進学する際に航宙科へ転科した。しかし、バジュラの襲撃によりパイロットを失ったVF-25F メサイアに搭乗。その腕前が認められてS.M.Sの一員となった。

元々は歌舞伎の名家、早乙女一門の跡取りとして生まれ、父により厳しい修行を受け、天才女形として知られていたが、幼少の頃より憧れを抱いていた大空を自由に飛ぶという思いを捨てられず、父より勘当された過去を持つ。

容姿は女性と間違われる程に美形(設定ではマクロスF作中で女性キャラ含めても一番美形)で、同級生などからよく「(アルト)姫」と羨望と揶揄の混じったあだ名で呼ばれるが、本人はこのあだ名を嫌っている。

性格はやや捻くれ者という印象が強いが、「典型的な日本男児」であろうとしているため正義感が強く義理堅い。しかし、それ故に無茶をしやすく、周りを気にせず突っ込んでしまうことも多い。会話の合間などの手慰みに紙飛行機を作り飛ばす癖をもっている。女形の修行で身についたらしく料理が得意で、原作第23話では男の料理とは思えない凝った懐石料理を作っていた。ただし、長年の役者生活の中で低カロリー高タンパクのものを好むような食生活となっており、劇中では鳥のささみや春雨を良く食べている。

また、普段は男らしくあろうとしているが、長年の女形の修行で女の仕草が身についてしまっているため、浮かれたり気を抜いてしまうとそれが表に出てくる。小説版では修学旅行で入浴中にその状態になったため、ミシェルやルカをはじめとする周囲を慄かせた(ミシェルに至っては無意識に腰に手を回そうとしてしまうなど完全に翻弄されていた)。さらに浮かれると、ミシェルの浴衣の着付けに文句を言い始め、夕食中に自分で着付けをするためにミシェルを脱がせようとした(身の危険を感じたミシェルがアルトを失神させたので未遂)。

シェリル・ノームがライブを開く際のオープニングで飛ぶのをきっかけにシェリル、ランカ・リーと知り合い『マクロスF』の三角関係が始まっていく。コールサインはスカル4(S.M.S スカル小隊)→サジタリウス1(新統合軍)(TV版のみ)。

劇場版では最終的にYF-29 デュランダルに搭乗し、フォールドウェーブシステムによってバジュラクイーンへ自分達の想いを届けた。歌姫達の歌による人間の理解と合わせ、バジュラ達は攻撃を停止したが、事態を理解していなかった(ノベライズ版ではジェフリー・ワイルダーから説明を受けた上で、統合軍内部でも反対の意見が出ていたが、人命を最優先するためにキム・キャビロフが反対を押し切って決断した)統合軍が攻撃を行ったため、クィーンはバジュラの群れと至近を飛行していたアルトを連れ、銀河の果てへフォールド。終戦一ケ月後も帰還は確認されず、行方不明となった。

三角関係についてはTV版では未決着のまま終了し物議を醸したが、劇場版ではシェリルに「愛している」と告げる。ただし、前述のとおり直後に行方不明になったため、結果的にみると悲恋になってしまった。こちらのアルトは何気にマクロスゼロシンと最終的な境遇が似ている(物語の決着の場面において、強大な存在を止めるために最新鋭機で突撃し、止めることは出来たが統合軍の攻撃をきっかけに、その存在ごと行方不明に。最終的に心を通わせた相手が両方とも「ノーム」という共通点もあり)。また、「三角関係に決着を付けたが、その後行方不明になってしまう」という点においてはシリーズ初代主人公である一条輝とも共通している。しかし輝やシンとは違い、その後のアルトの帰還(最終的なハッピーエンド)は様々な媒体で示唆されている。

登場作品と役柄

いずれの作品に置いても、その美形振りや歌姫達との三角関係を周囲からいじられており、茶化される事や嫉妬されたりするのは勿論、叱責を受けたり軽蔑される事もある。基本的にどの作品でも序盤には参戦してくれるため、育成しやすいキャラでもある。また劇場版が再現される作品でも行方不明になることはないが、それ故に三角関係が有耶無耶に終わってしまうことも…。特にこの傾向はTV版序盤から原作再現されているZシリーズで顕著であり、特に第3次Zでは年の近い面子が揃っていたり、学校生活を送る事になるので、学生らしい若さが強く描写されている。

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初の声付きで登場。Lと違い、最初からS.M.Sに所属しているが、新米という事を反映してか、他のS.M.Sメンバーよりレベルがかなり低め。だが終盤で条件を満たせばトルネードパックが手に入り、育てていけば最終的には一軍で十分戦えるほどに成長する。初期技能のダッシュとSP30で使える幸運を活かして高額の敵を落として回ろう。今回では捻くれ者としての印象が強い。強制出撃も多いので、育てておいて損はないだろう。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
ほぼ前作と変わりはないが、序盤から参戦する上に今回は最初からトルネードパックが乗機に付いておりエースボーナスも新たなものが追加された。今回はオズマが長期間不在なので活躍の場が増え使い勝手が良くなった。最終局面では条件次第でデュランダルに乗り換えるが、ストーリーはTV版準拠なので行方不明にはならない。一方、シナリオ面ではいるだけ参戦にも関わらずバサラが異様に目立つため少し影が薄いという声もある。
なお、ランカシェリルとの三角関係がクローズアップされたのか、持ち前の容姿でグラついたエスターにその事を知られて評価が下がったり、エイジ甲児にその事をいじられたりと散々(?)な目にあっている。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
今回は劇場版のみの参戦だが第2次Zと同一人物。劇場版であるためか、顔グラフィックが刷新された。相変わらずシェリルとランカとの仲を新メンバー達から茶化される場面が多々あるものの、劇中終盤においては長きに渡る三角関係に決着をつけようとする節が見受けられる。その結末は天獄篇に先伸ばしされており、スパロボ特有のif展開も相まって、彼がどちらのと手を取り合う事になるのか注目される(とはいえ、終盤に発したあるセリフから心はもう決まっている模様)今作では陣代高校に編入後なし崩し的な形でボランティア部部長に任命されたり、宗介の奇行に振り回されたり、MIXに一方的に毛嫌いされるなど、どこぞの同盟に誘われんばかりに苦労人の印象がより強くなった。戦闘面では前作とほぼ変わりない。
そして中断メッセージではミカゲに手篭めにされかけてしまうという笑撃のシーンが。
なお、第42話休暇ルート「女神の来日」では、入浴中の顔グラが用意されている(頭から湯を被ったあとらしい)。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
プロローグ第1話から使用可能で、今作で遂に第2次Zから続いた三角関係に決着がつくことになり、条件次第では原作とは違いランカと結ばれることが可能である。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦L
初登場作品。プロローグ第1話から登場するあたりはさすが人気タイトルの主人公といったところ。序盤~中盤に差し掛かる辺りから本格参戦し、最後まで使用可能。中盤~終盤にて搭乗機に「サイズ差補正無視」で高威力な武器が追加されるが、それまではサイズSも響いて、やや攻撃力不足感が否めない。その場合はサイズ差補正無視を習得してもいい。終盤強制出撃が多いので育成しておいた方が良い。
イベント面では、元女形の花形役者らしさが強調され芸にはうるさい一面がクローズアップされ、敵に対しても芸や歌舞伎になぞらえた発言が多いなど、小説版の雰囲気もところどころ見られる。なお、本作ではS.M.Sの船団離脱時に同行するので、コールサインはスカル4のままである。
スーパーロボット大戦UX
劇場版設定で参戦。対話への道筋を模索する刹那・F・セイエイに感化され、気にかけるシーンが多い。原作シナリオの最終決戦ではショット・ウェポン特攻されるものの、バジュラクイーンに原作とは違う形で守られるため行方不明になることはない。ただ告白もうやむやになってしまったのか、エンディングで女性関係について釘を差される羽目に。
中盤でYF-29 デュランダルに乗り換えるが、他のバルキリーが遠距離攻撃を主軸とするのに対しデュランダルはP属性の近距離武器が主軸のため射程が噛み合わなくなる。00のガンダムやブレイヴと組ませると良いだろう。特にブレイヴはパイロットであるグラハムと中の人が同じであるため「中村スペシャル」とネタにされている。
スーパーロボット大戦BX
劇場版設定で参戦。プロローグで原作最終局面同様にバジュラクイーンのフォールドに巻き込まれる。そして、バジュラと共に半年後の地球圏に移動してきた。原作通りパートナーはシェリルを選んだため今回は三角関係をいじられることはない。原作終了後かつ、年少組・民間組が多い事も相まって歴戦の勇士としての成長後の側面が強く描かれている。

単独作品

スーパーロボット大戦OperationExtend
TV版原作終了後の設定で登場する。なお、スカル小隊隊長のオズマが入植後のバジュラ本星防衛のために隊を離脱しているので、アルトがスカル小隊の隊長になっている。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
と共演したほか、「聖バレンタインの騒乱」ではやはりシェリルとランカに迫られてしまう…(ちなみに同じような災難がにも降りかかってしまう)。
「オモイノツバサ」にて、クイーン・フロンティアが放とうとしたマクロスキャノンの暴発に巻き込まれるが、あしゅら男爵によって事なきを得た(尤も、直後にミケーネの神々を呼び寄せたが)。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

一線で戦えるだけの能力を持つ。リアル系主人公らしく命中回避射撃に秀でる反面、防御が低い。

精神コマンド

第2次Z
集中根性幸運直感突撃
第3次Z時獄篇
集中不屈+、幸運直感
L
集中ひらめき必中気迫
UX
集中直感闘志突撃
OE
加速集中幸運

特殊技能(特殊スキル)

Zシリーズ
底力戦意高揚ダッシュ強運
第2次Zではダッシュ、強運と有用なスキルを習得済み。
L
シールド防御斬り払い撃ち落とし見切り底力援護攻撃指揮アタックコンボ
原作での小隊長経験からか「指揮」をレベルが上がると習得できる。
UX
底力L7、援護攻撃L1、援護防御L1、見切り全体攻撃L1
OE
底力:回避、強運

固有エースボーナス

移動後に変形可能
第2次Z破界篇でのエースボーナス。人呼んで、早乙女スペシャル。一見何の役に立つのか分からない技能だが、ファイター形態では地上に対する武器適応が悪いため地上戦では意外と使える。しかし、地形適応をフォローしてしまうと途端に無用の長物に……。(燃費の良い「ビーム機銃」が使えるため無双プレイではお世話になる)なお、このボーナスはゲッターロボのカスタムボーナスと同じである早乙女繋がりか……
なお、アルト役の中村悠一氏は杉田智和氏に「エースボーナスの中で最も使えないゴミみたいな性能」と言われて機嫌が悪くなったらしい。
移動後に変形可能、特殊能力『分身』を得る
第2次Z再世篇第3次Z時獄篇ではこちらとなった。人呼んで、早乙女マッハスペシャル或いは真・早乙女スペシャル。ランドモジュールを愛用しているユーザーでもその効果を活かせるようになった。バトロイド形態にはピンポイントバリアがあるため、変形の有用性も上がっている。更に第3次Zではのカスタムボーナスで空S(後者だと宇宙もSになる)ため有能性が上昇した。特に天獄篇は敵の命中率が高いため、分身が非常にありがたい。
回避(回避+20%)
OEのもの。

人間関係

シェリル・ノーム
「銀河の妖精」の異名を持つトップシンガー。『マクロスゼロ』のヒロインの一人、マオ・ノームの孫。三角関係の一人。
アルトのシェリルに対する態度は、かなりぶっきらぼうで遠慮がない。逆に、そこが彼女に気に入られてしまったようだが。
劇場版では幼い頃に一度出会っており、アルトの芸がシェリルに強い影響を与え、アルトの方もシェリルという事は本人が言うまで気付いていなかったが、強い印象を残す出来事となった。
ランカ・リー
シェリルに憧れる少女だったが、映画でマオ・ノームを演じたのをキッカケにブレイクし「超時空シンデレラ」の異名を持つ。三角関係の一人。
バジュラに襲われ危機一髪な状況を助けたことがきっかけで親密になり、更にシェリルとの出会いを経てアルトとランカはそれぞれの目標に向かって歩きはじめることになる。
ミハエル・ブラン
同級生で親友(悪友も含む)且つ同僚。
ルカ・アンジェローニ
後輩且つ同僚。
オズマ・リー
隊長。彼によく反発をするが、本心では尊敬している。
ブレラ・スターン
バルキリーパイロット同士として彼と出会う。ブレラはランカを守れないと否定を口にするが…。その正体はランカの実兄。
ヘンリー・ギリアム
バジュラの初侵攻の際に彼に助けられるものの、直後に彼は戦死。機体は後にアルトが受け継ぐ事になった。
早乙女矢三郎
実家である早乙女一門の兄弟子。歌舞伎修行時代からの家元での付き合いもあり、「矢三郎兄さん」「アルトさん」と呼び合う仲。
アルトがランカの銀幕デビュー映画「鳥の人」に(スタントとはいえ)出演したことを知り、早乙女の家を飛び出してパイロットになったアルトの中にもまだ「演じる者」としての心根が生きていることを看破し、実家に戻るよう説得する際にアルトにそれを突きつけている。
レオン・三島
小説版では彼を「『有能な補佐官』を演じている役者」「みっともない芝居」と酷評する。
グレイス・オコナー
TV版ではバジュラクイーンの頭部に融合した彼女に引導を渡す。

他作品との人間関係

マクロスシリーズ

柿崎速雄
面識はないが、彼の死亡フラグをバルキリー乗りのジンクスだと部下に言う。
工藤シン
映画のスタントシーンでシンを演じた。スパロボではまだ共演していないが、『Another Century's Episode:R』では共演を果たしている。
熱気バサラ
第2次Z再世篇にて共演。内心実力を認めつつも、アルトは役者としての自分を捨ててパイロットになっただけに、歌いながらバルキリーを巧みに操るバサラに対して嫉妬し、一方的につっかかっていた(バサラは相手にしていなかったが)。しかし、アイムとの戦いを機に「心のままに歌う」バサラをかつて芸に生きた人間として敬意を表し、自身の嫉妬を乗り越えた。
ガムリン木崎
第2次Z再世篇にて共演。彼の技量を高く評価しており敬語で接している。そのほか、彼からバサラに反発する姿を昔の自分と重ねあわされる一幕も。
リオン・榊
マクロス30で共演、そのまま意気投合する。BXでも同様。

ガンダムシリーズ

シン・アスカレイ・ザ・バレルルナマリア・ホークメイリン・ホーク
『L』では序盤から知り合いとなる。
刹那・F・セイエイ
『第2次Z』にて初対面時、彼の学生の演技にまんまと騙され、後で物凄く悔しがっていた。…アルトが元役者と言う事を考えると、アルトが迂闊だったというより、刹那の演技が凄かったと見るべきか。
UXでは共に「異種との対話の可能性」を持つ機体を駆る者同士として第2次Z以上に密接に関わっていくことになる。
グラハム・エーカーミスター・ブシドー
破界篇でのシナリオ上は何の関係もないが、中村氏の演じるキャラつながりで、戦闘させると「空の飛び方を知っている」と警戒する。再世篇の宇宙ルート第24話ではブシドーとの戦闘前会話も用意されており、一応彼にほめられたが…。
UXではZシリーズに先駆けて共闘。女装したアルトを見て異様に興奮していた
なお、グラハムはアルトと同じく「空を飛ぶことに対して憧れを抱いている」という共通点がある(ただし、彼の場合はアルトと違って女性関係を断ちきっているのだが)。
時獄篇の中断メッセージでは追随して空を飛んでいる場面らしく、「つまり私が君の翼と言う事か」とからかわれた上にこってりとロマンを語られそうになる。
ナイジェル・ギャレット
中の人ネタその2。絡みは少ないが彼からの援護台詞がある。
曹操ガンダム孫権ガンダム
UXでは第2部終盤に捕らわれのシェリルを救うべく、共にアルカトラズに潜入する。直後に襲来した呂布との戦闘では、連携攻撃でこれを退ける。

リアル系

ショット・ウェポン
UXではバジュラ本星での戦闘の最終局面にて、「真理」に到達せんとする彼に特攻をかけられ、窮地に陥る。
相良宗介
第3次Zにて、初対面時に衝突するが直後の戦闘で打ち解ける…が、男なのか女なのか素で判断されなかったりと、その後は彼によく振り回されることに。
千鳥かなめ
第3次Zではクラスメート。彼女からボランティア部の部長に勝手に任命された。
郷田優
第3次Zにて、部活動の応援に来た際、乙女チックなラグビー部に終始イライラする。
その様子を見たミシェルからは「正反対で水と油」と評される。
ぽに男
第3次Zで女と間違われて襲われた。
ボン太くん
時獄篇では彼(?)を「ボン太」と呼び捨てにするたびにクランに怒られている。

スーパー系

山下サトル
Lで彼に声をかけた際に森次と間違えられた。『L』では珍しい中の人ネタ
左近寺公三
Lでは教官であり、彼のスパルタな訓練には堪えていた様子。左近寺博士としては、アルトの才能を見込んでスパルタにしていた面もある。
剛健一峰一平剛大次郎剛日吉岡めぐみ
Lでは同僚となる。
ピュリア・リチャードソン
Lにてかくし芸大会の際にミニスカコップの衣装を着ないかと言われて不快がる。
碇シンジ
Lでは父親を信じきれない彼に対して、自身の家庭環境を顧みて共感を覚えていた。
次大帝プロイスト
Lにて彼(彼女)の心の醜さを痛烈に批難した。また、裏社会をそこそこ見てきた自分でも彼(彼女)程イカれた奴は見たことなかったとも発言している。
霞渚
Lでは娘々でバイトをしているため、顔なじみ。
加納渚
Lで彼女を初めて見た際、霞渚に非常に良く似ていたため驚く(後述)。
流竜馬
第2次Zにて初対面時に『早乙女』という苗字から微妙な反応を示した。もちろん早乙女博士の事であろう。
木下藤八郎
第2次Zではシェリルと会いたいがためにアルトに媚を売っている。時獄篇ではシェリルとランカに点数稼ぎをするために自身(とボランティア部)を窮地に追いやった木下に怒りを顕にした。
カミナ
オズマと同じ声の人。第2次Z破界篇では彼の戦死に衝撃を受け、イゴールコンツェルン主催のパーティーから早々に退散する。
シモン
第2次Z再世篇ではランカ派筆頭として「もしアルトがランカを悲しませたら、考えがある」と言われる。その考えが何なのかは不明だが、アークグレンラガンでアルトのバルキリーを鉄拳制裁する図が思い浮かんだプレイヤーは多かったはず。
ジョニー・バーネットエイーダ・ロッサ
第2次Z破界篇にて、彼らにランカとのデートをセッティングされる。
第3次Z時獄篇でも歌を聞き入れないバジュラとの一件で落ち込んだランカ(ルートによってはシェリル)をフォローする為のデートをセッティング。
アマタ・ソラ
第3次Zにて、2度目のアブダクターとの戦いの際に(悪気はなかったのだが)「二股男さん」と呼ばれてしまう。
MIX
第3次Zにて彼女から不潔だと一方的に目の敵にされるが、アルトの本質を知った後の終盤ではミカゲの力でも歪められないアルトとシェリルとランカの絆の強さを「アンディでも穴を開けられない」と絶賛される。彼女からも初対面時に男か女か判断されなかった。
サザンカ・ビアンカ
ランカと同じ声の人。第3次Zでは彼女の言葉でレイが腐女子の用語をシンジに質問した際にはサザンカに「そういう下品なことはやめろ」と厳しく注意した。
トワノ・ミカゲ
同じ声の人。第3次Zでは作品の垣根を超えた因縁を持つ敵として激突する。中断メッセージではヤバイ目にあいかける。天獄篇ではよりによって本編でシャレにならない嫌がらせを受けるハメになり、因縁の関係に。

バンプレストオリジナル

エスター・エルハス
第2次Z再世篇にて、イケメンと惚れられる…が、ルートによっては二股と受け取られ幻滅される。
クロウからはかなりテキトーな紹介をされており、エスターはそれを真に受けていた。
ヒビキ・カミシロ
第3次Zでは戦友にして同じ学校のクラスメートかつ部活仲間。

名台詞

TV版

「守る? だからって、何もかも隠して、それが守るって事なのかよ!!」
第3話。ランカがバジュラとの戦闘でオズマの負傷を目撃し、常軌を逸したパニックに陥ったことで事情を聞いてオズマに思わず激昂。ランカのPTSDの話を聞いて。
「事務の仕事をしている」と彼女にウソをついた挙句、負傷して(オズマがパイロットとしていかに有能であろうと最悪の可能性も十分ある)ランカをパニックにしてしまっていてはもっともである。ロボットアニメの特性上、アルトの指摘はかなり珍しい部類の発言だが、彼の繊細な一面が伺える。
アルト「……なんでオレがあんたを送っていかにゃならんのです」
オズマ「なにぃ!?貴様、上官を何だと思ってるんだ!」
アルト「ありていに言って、酔っぱらいですね」
小説版にて自分のS.M.S.新歓コンパの後で深夜の坂道を泥酔したオズマをかついで。
「無理だな。そうやって、できたらとか、自分なんかなんて言ってる内は絶対に!」
第10話にて、初めて演技をする事になり、気持ちが萎縮しているランカに対して。
「諦めろ! 貴様の負けだ!!」
第12話にて、ゼントラーディを歌で魅了したランカに発砲しようとしたテムジンを阻止して。ネット上ではよく「アキラメロン」と表記される。
「演歌だろ?」
第17話にてミシェルの「ロックだねぇ」という台詞に対して。
「バルキリー乗りのジンクスを知らないのか? 作戦中に女のことで人をからかうと、いきなり撃墜されるという……」
第23話で部下となったマルヤマ、ジュンにシェリルと付き合ってるのかを尋ねられて。元ネタは初代の柿崎で、50年後のマクロスの世界でも有名な死亡フラグのようだ。直後に部下から心臓に悪い叫び声が聞こえてくるが、幸いにも生のシェリルを見たことに驚愕したものであった。…が、マルヤマは後にギャラクシーとの戦いでゴーストV9に撃墜され戦死した
小説版では、脱走した部下を連れ戻した際にこの会話があるのだが、直後に味方の誤射でその部下が死んだ
「思わざれば花なり、思えば花ならざりき…」
「ただ感じるままに…俺は飛ぶ!」
最終話にて。前半の言葉は「レジェンド・オブ・ゼロ」においてもランカにアドバイスする時に引き合いに出している。
「いかさまなぁ、この銀河へ脛を踏ん込む野郎めら、おれが名を聞いておけ」
「相手が増えれば竜に水、金竜山の客殿から目黒不動の尊像まで御存じの、大江戸八百八町に隠れのねえ、杏葉牡丹の紋付も、桜に匂う仲ノ町、花川戸の助六とも、まった揚巻の助六ともいう若え者、間近く寄ってしゃっ面拝み奉れィ!」
小説版における最終決戦時、あまりの敵の強大さに味方が怖気づいた時にこのセリフを発して見得を切る。役者の自分を受け入れたことで成長し、更に高みを目指す姿である。元は歌舞伎十八番の中でも特に有名で人気の高い「助六」の啖呵であるが、長い年月を経ている、あるいは宇宙に進出しているためか若干内容は違う(五丁町→銀河、面相→しゃっ面など)。尚、金竜山とは雷門で有名な浅草寺の山号であり、そこから目黒までという広い範囲に助六という人物は知られていることが覗える。
「お前たちが俺の翼だ!」
最終話にて発した二股宣言。本人的にはシェリル・ランカの二人がいたからこそ今の自分がある、という感謝の意味を込めての台詞なのだろうが…
この台詞をネタにマクロスFの女性声優陣(シェリル役の遠藤綾氏を除く)からアルトに対するバッシングが発生した他、そのアルト役の中村悠一氏もマクロスFのラジオにてこの台詞をよくネタに使っており、遠藤綾氏・ランカ役の中島愛氏からアルトの二股話になった時「オマエラハオレノツバサダナ」と片言の台詞で煙に巻いていた。
当然視聴者からもネタにされており、例えば中村氏がを演じる事が発表された際、彼の側に2人のヒロインがいる事から、ネット上ではこの台詞が飛び交っていた。
尤も、本来は別の台詞が入るはずだったらしいのだが、TV版完結前に劇場版の製作が決定したために急遽台詞が変更になってこの台詞になったらしい。
また、マクロス30内部の特典映像の中で「今まで女性のことに対して真剣に取り組んだことがなかったアルトが、女性のことを真剣に考えようというタイミングで『いきなりどっちか選べ』と言われても、アルトだって困る(だから、真剣に考える時間がほしい)」と中村悠一氏が発言していた。
また、劇場版のみの参戦となったUXにおいてもこの台詞はネタにされており、EDでオズマもしくはブレラから「二人が俺の翼だという戯言は許さんぞ」と釘を刺されていた(尤も、その直後に別の人物「二人が、俺の翼だ!」と発言しプレイヤーの笑いを誘ったが)。『BX』でも第42話での戦術指揮にグラハムを選ぶと、作戦のために響くシェリル、ランカの歌声を私達の翼と評するなど、この発言を捩った声優ネタがある。
ブレラ「どこまで行っても、人は一人だ! だけど…!」
アルト「一人だからこそ、誰かを愛せるんだぁぁぁ!!」
最終決戦時、バイザーが吹き飛ぶ程の強烈なGに耐えながらの突撃しながらブレラと共に叫ぶ。このときのバイザーが吹き飛ぶカットは後期OPでも「ライオン」でも使用されている。Lでも再世篇でもグレイス戦でこの台詞を叫ぶ。

劇場版

「お前は一人ぼっちなんかじゃない!」
イツワリノウタヒメでフォールドクォーツの感応によってシェリルの過酷な過去を垣間見て。過去作主題歌の歌詞とリンクしている。
「悲しんで何が悪い…!どんなに悲しくても、俺はもう逃げたりはしない。この戦いを終わらせるまで、俺は飛ぶ!」
「俺が行く!この、思いを伝える石とともに、二人の歌を運んで飛ぶ!それが俺の…翼の舞だ!」
サヨナラノツバサでクイーン・フロンティアが登場した際に。
「ランカ…お前の気持ちに応えられなくて…ごめんな。だけど…ありがとう…シェリル…少し遅いかもしれないけど…俺はお前のこと…あい…」
サヨナラノツバサ最終局面にて。この後、マクロスキャノンの砲撃に気付いたバジュラクイーンのフォールドに巻き込まれて行方不明になってしまう…。
UXでは状況が少々異なるものの、DVE。だが、バジュラ達によってアルトは事なきを得た。余談だが、上手く会話を飛ばして行けば、直後の無音になったところで「あい…」の続きのボイスが入っている事が確認できる

迷台詞

「ちょっぴりで悪かったな…!」
マクロス30」にてシェリルがアルトを「ほんのちょっぴり過去から来た男」と言った事に対し、ムキになって。リオンの言うとおり、そこは怒るところでもないと思うのだが。

スパロボシリーズの名台詞

携帯機シリーズ

L

「怨霊が相手なら、こっちは荒事で押し戻すまでだ! 花道の向こうに出でたる化け物め、落葉微塵とされぬうち、キリキリ消えてなくなれぇぇっ!」
『L』第22話妃魅禍追撃メンバーへルート「怨念貫く魂の刃」に於ける荒之皇との戦闘前会話。ちなみに「荒事」とは歌舞伎において荒々しい演技・演出のことであり、「押戻」は、花道に現れた怨霊役を本舞台に押し戻す演出である。なお、元々押戻は演目の一つで歌舞伎十八番に選ばれていたが、その時点で内容は良くわからなくなってしまっており、現在において演じられることは無く、演出という形で「鳴神」や「娘道成寺」で見られることがある。
「そんなに美しい国が作りたきゃ、自分自身を磨きなおすんだったな、プロイストさんよ!」
「醜いって言ってるんだよ、心が! そして心の醜さが現れてるんだ…一挙手一投足に!」
『L』第25話「悲劇も嘆きも終わらせる神」に於けるプロイストとの戦闘前会話。プロイストの心の醜さをアルトは、歌舞伎役者らしい台詞で非難した。数ある他作品の主人公キャラ達からのプロイストへの非難の台詞の中でも、特に痛烈な台詞である。
「レールの上に仕組まれた人生は辛いぜ。自分で選んだ道でつまづくより、ずっとな!」
「そいつはどうかな。人の心には自由に憧れる翼がある! それを縛る事なんて、できやしない!」
『L』第33話「選ばれた未来」に於けるレイとの戦闘前会話。レイは「デスティニープランが発動すれば誰にも道を迷わない」と問いかけるも、幼少時に縛られた人生を経験し何より自由に空を飛ぶことを望むアルトにそれを受け入れるはずがなかった。

UX

(演出だと? あれじゃあ、まるで…)
第27話地上ルート「キエルイタミ」より。美海が自分の戦い方を「演出」と言った際に内心驚く。
「道化を演じようっていうのか、エンネア! お前が本当に演じるべき役はそんなんじゃないはずだろ!」
第3部第43話ユニオンルート「THE RETURN OF THE SORCERER」に於けるネロとの戦闘前会話。自分たちを騙していたと嘯くネロに対し、アルトはそれが演技であることを看破。
「痛みを知らない奴が行う支配なんて、弾圧と虐殺を生み出すだけだ! 俺はそんなものより、バジュラの痛みに寄り添った、アイツらの歌を信じる!」
第3部第50話「恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」に於けるクイーン・フロンティアとの戦闘前会話。支配が完了すれば差別も戦争も無くなり高次の存在に進化できるという電脳貴族の言葉に対して。
「簡単なことさ! お前の出し物が考えてた以上に、座を白けさせるものだったんだよ! だから、喰われちまったのさ! 前座と罵ったアイツらの歌声にな!」
第3部第51話「STRANGE EONS」に於けるマスターテリオンとの戦闘前会話。「所詮前座」と嘲笑っていたシェリルとランカの歌にも自身のシナリオを狂わされたことに狼狽するナイアに対して切った啖呵。

BX

「スッポンから出てこいとは言わないが!」
人外との特殊戦闘台詞。
ここでいう「スッポン」とは「花道」の付け根あたりにある、小さな「セリ」のことをさし、幽霊・妖怪・動物の精や妖術使いなどの非現実的な役が登場するときに使用される場所の事である。
「歌は戦争の道具じゃない!」
「どうやってバジュラを操ってやがる…!」
「よくもランカの歌を利用してくれたな!」
「ランカの心を踏みにじりやがって…! 許さん!」
ヴェイガンとの特殊戦闘台詞。
今作でのヴェイガンはランカの歌を解析し、バジュラを意のままに操っているので、アルトが怒るのも当然である。
「急に出てきて荒事を終わらせる…。まるで、デウスエクスマキナ…本当に神様じゃないか…」
最終話B「受け継がれた未来」にて、バルギアスを一蹴し、ユキをアッサリと戻してみせたジスペルの力に驚愕して。

Zシリーズ

「上出来だ。うじうじした女かと思ったけど、肝は据わってるようだな」
第2次Z 破界篇序盤、「もうひとつの日本」組に対する劣等感を捨て、ZEXISと共に戦う事を誓ったカレンへ、アルトなりの激励を送る。
「下らないぜ」
「人類全体の敵がいるってのに自分の国に不利益になる存在は理由をつけて叩こうって腹かよ」
『第2次Z破界篇』第21話「明かされる真実」より。平和維持理事会の一員である自分達が三大国家からテロリスト扱いされている有様に憤慨した場面。
「何を言ってやがる! 周りをよくみてみろ!一つの国が滅ぼされたのにその首謀者は逃げ出して、おまけに桁違いの化け物まで現れて…こんなので勝ったと言えるのかよ!」
破界篇第23話にて。次元獣を辛くも撃退したZEXISだったが、リモネシアの消滅を防ぐことが出来ず、ガイオウ(このときはまだ命名されていなかった)に敗北を喫してしまったときの台詞。オズマは「よせ」と宥めるが、この発言に、特に竜馬カトルは何も喋ることが出来なかった(ちなみに言われたのはミシェルだが、彼は「何とかなった」と言っただけで「勝った」とは言っていない)。
「小学生社長に続いて、小学生刑事かよ…」
再世篇第3話「太陽の使者・鉄人28号」より。正太郎に対しての率直な感想。小学生社長とは言うまでもなく、ワッ太の事である。
「なあ、シェリル…」
「お前…昔どこかで俺と会ってないか?」
再世篇EDにて。TV版準拠だったはず(そもそも劇場版は機体のみ参戦とアナウンスされていたのに)なのに、最後の最後で劇場版展開に突入した。その場ではシェリルにはぐらかされたが、第3次ZからはTV版と地続きながら劇場版の参戦となり、再現された。
「スズネ先生なら好都合だ。シェリル達の事を相談しよう」
第3次Z時獄篇』第29話「夏の始まり」より。シェリルとランカが陣代高校に来るという報を聞いて、どう対策をとるのかを打ち合わせをしている最中にノックが響いて。
来たのは涼音……ではなく、シェリルとランカであった(その際、BGMが「危急争鳴」に変化)。まあ、どっかの誰かさん達のせいでこうなってしまったが。
「お前の声など聞くつもりはない!」
時獄篇にて対ミカゲ。声優ネタも含まれていると思われる。
ミシェル「お前はどうなんだよ。いい機会だから、本当の思いを伝えなくていいのか?」
アルト「そんな今生の別れのようなことをするつもりはない」
「そういう事は、勝利を手土産にやるさ」
「決戦の銀河」シナリオデモより。三角関係にもついに決着の時が近づく……か?

スパロボシリーズの迷台詞

携帯機シリーズ

L

「ミシェル、お前またそうやってナンパの口実を…。大体、娘々のバイトがこんな所に……いた」
第11話「戦いの『序』」シナリオデモより。加納渚の顔を見て。娘々の渚にあまりにもそっくりな彼女にアルトはとても驚いていた。
「ふざけるなっ! 誰がそんな格好するか!」
同上。シナリオエンドデモより。隠し芸大会の準備の際にピュリアにミニスカコップの衣装を着てみないかと言われた際の一言。要するに「女装してみろ」と言われたも同然なので怒って当然である。
「なんか、お前らに言われると重いな…。自分がとてつもない悪人に思えてきた…」
エンディングより。一平大作大次郎からランカシェリルのどっちと付き合うのか早く決めてやれと問われて。ある意味でαシリーズにおけると同じ道を辿ったと言える。劇場版では「どっちかに決めた」のだが……。

UX

「ちがっ…! って、お前、今、何を想像した!?」
中断メッセージにてアルトに「あたしの命令には絶対服従」といったシェリルの台詞を変な方向に想像したランカに狼狽して。
今作では「想像」をテーマとするロボット漫画が参戦しているためか、ユーザーからは「想像しろ」とネタにされてしまう。
ランカと同じ声をしたアレな想像ばかりする少女第3次Zにて参戦する前フリだったのかは不明。
「おほ、おほほほ。アルティでありんす…」
第36話より。アルカトラズでの慰問ライブ……に見せかけたシェリル脱獄作戦で、ランカに謎のゴスロリ、アルティ・早乙女と紹介されて。
最初は絶句するも、観客からの声援にヤケクソ気味に応じる。

BX

「!? お前達、結婚してたのかよ…!」

Zシリーズ

「そ、それは…!攻撃が外れた時に、やり直すため…」
破界篇の中断メッセージにて、オズマから「何故このゲームに途中セーブがあるか、わかっているのか」と問われた際に。ぶっちゃけすぎである。
「あの会長のノリ…シェリルに近いな…」
第2次Z再世篇』第18話「アッシュフォード・ラプソディ」より。アッシュフォード学園を訪れた際に強引に物事を進めるミレイをこう評した。確かに似ているのだが、この直後にアッシュフォード学園の生徒に目をつけられてしまう…。
「やっぱりってのは、どういう事だ!?」
第3次Z時獄篇』第11話ミスリルルート「戦端」より。ヒビキから「お前はやっぱり、そういう(軟派な)男だったのか」と言われて。
「誰が二股だ!」
『第3次Z時獄篇』第16話「開かれる新世界」より。アマタから二股呼ばわりされた際のツッコミ。続いて第17話でもMIXに言われて発言する。
上記の台詞(「俺の翼」発言)のおかげで二股呼ばわりされるのだろうに…。
「アマタの場合、戦いの方はともかくもっと別の方面で頑張る必要がありそうだな」
『第3次Z時獄篇』第27話ネオ・ジオンを静観するルート「堕ちた巨人」より。直後にMIXから「二股を勧めるつもり?」などといわれる。そもそも自分が言えた義理ではなかろうに。
ルカ「頑張りましょう、アルト先輩。仕事も恋も一所懸命です!」
アルト「その頭の悪そうなフレーズ…どこかで聞いた事がある…」
時獄篇ボーナスシナリオ10「トライアングラーズ」にて。ルカのある言葉で脳裏に何かがよぎったが、この時点では記憶を封じられているのか彼女のことを思い出せなかった。とはいえ、この場にその本人がいたらどんな心境なのか…。
「くそっ…! 勢いで乗り切る技を覚えやがったか!」
『第3次Z時獄篇』第29話「夏の始まり」より。自分の代わりとしてシェリルとランカの案内役をヒビキに指名されるも断られてしまった時の台詞。
「あのおっさん! シェリルとランカに点数稼ぎしやがって!」
同上。シェリルとランカが自分たちのもとに来た際に、木下がシェリル達に『ボランティア部たより』をメールで送ったことを知って。
(しかし、あの無口ぶりには取り付く島もないな…)
甲児(お前が声をかけろよ、アルト)
ヒビキ(そうだ。ここは部長の威厳を見せろ)
(面倒な事は全部、俺に押し付けかよ!)
『第3次Z時獄篇』第46話日本ルート「成功確率0.0001%」より。レイのフォローを任された挙句、甲児とヒビキに一番槍を押し付けられ激昂する。直後にヒビキにかなめとカレンの存在をちらつかされ、半ばヤケでやる気が出たかと思いきや……。
(何を言ってる! 俺がやるのは部長らしく指揮だ!)
(まずはヒビキ! ムッツリの扱いに慣れてるお前が行け! これは部長命令だ!)
直後に部長権限を振りかざして逆にヒビキに一番槍を押し付ける。
「俺もあなたと並んで飛ぶと、まるで一対の翼になったように思えます」
グラハム「ほう…。 では、私が君の翼という事かな?」
「それは…!」
グラハム「ははははは! ロマンあふれる君の言葉への返礼のようなものだ。かく言う私も乙女座ゆえにロマンチストでな…。 少し語っていいかな?」
「え、遠慮させていただきます!」
第3次Z時獄編中断メッセージにて、アルト曰く「空の飛び方を知っている」グラハムと共に。声優ネタでありTV版の発言を踏まえてからかわれている。
「そ、そこのお前…! 俺を助けると思って、すぐにゲームに戻ってきてくれ! 頼む! 急いでくれ!」
中断メッセージにて同じ声の変態に自分が男とカミングアウトしても尚、迫られるという(ある意味)ヤバイ状況に陥り、とうとうプレイヤーに助けを求めてしまう…。
ここでも災難が降りかかってしまったアルトであったが、その手の趣味を好む女性達お姉さま方がこの光景を見たら間違いなく喝采は上がるだろう。

単独作品

「クッ、なんだこの屈辱感は…。勝手に持ち上げといて勝手に踏み台にしやがって…!」
OE第二章でのダ・サイダーとの戦闘前会話の一節。

搭乗機体

VF-25F メサイア
アルトの愛機で、最初のパイロットであるヘンリー・ギリアムの死後受け継いだ。TV版では終始搭乗。劇場版では前半機。
VF-171EX ナイトメアプラスEX
TV版で、新統合軍に転属したアルトの機体。主力量産機のVF-171 ナイトメアプラスの改造版で、性能は悪くないのだが機体構造の限界からVF-25との根本的な性能差が埋まらず、アルトの技量についてこれなかった。
YF-29 デュランダル
劇場版後編『恋離飛翼~サヨナラノツバサ~』で登場するアルトの専用機で、劇場版の後半機。