ブライ
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ブライ | |
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外国語表記 | Bly |
登場作品 | |
声優 |
緒方賢一(無印) 八奈見乗児(G・SRW) |
デザイン |
石川賢(原案) 小松原一男 |
種族 | 地球人(百鬼一族) |
性別 | 男 |
所属 | 百鬼帝国 |
称号 | 大帝 |
ブライ | |
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外国語表記 | Bly |
登場作品 | |
種族 | 地球人のクローン変異体 |
変身形態 | ゴール&ブライ |
ブライ大帝は「ゲッターロボシリーズ」の登場キャラクター。
概要
TV版
百鬼帝国を統率する冷酷非道の大帝。恐竜帝国の地上撤退を機に、世界征服のための侵略作戦を号令。百鬼メカと百鬼兵士を大量生産するにあたり、ゲッター線増幅炉を欲し、新早乙女研究所攻略を至上命令としている。
その出自は作中では明言されなかったが、学年誌『小学二年生』の特集記事によると、少年時代、ある日突然に角が生えてきて超能力を得たミュータントで、自作のロボットに命じて自身をサイボーグにしたらしい。
原作漫画版
百鬼帝国を統率する冷酷非道の大帝。漫画版『ゲッターロボ』終盤にて、恐竜帝国に大打撃を与え、帝王ゴールを殺害しマグマ層への撤退を確認後、日本侵略を号令する。
元は人間で、本人曰く「うだつの上がらない科学者」であったが、北極での未確認飛行物体の調査にて、物体内部で改造される。その際に何者かの意志を継ぎ、ゲッターロボを倒すために百鬼帝国を築き上げた。
百鬼帝国壊滅後は遺体の状態で宇宙を漂流した後、昆虫人類にサイボーグに改造されて地球に送られるが、真ゲッターに返り討ちにされて再びの死を迎える。
真ゲッターロボ 世界最後の日
カプセルで培養されていた新人類。號と同じクローンで、早乙女博士と敷島博士の手によって隼人の細胞を用いて作られたが、インベーダーが寄生し怪物へと変異してしまう。バズーカ砲の動きを止めて片手で握りつぶしたり、竜馬たちを吹き飛ばして拘束するほどの強い念動力を持っている。
ちなみにゴールも存在し、こちらは竜馬の細胞で生み出された。
詳しくは「ゴール&ブライ」を参照。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 本作では他作品と比べて百鬼帝国の扱いが良く、かなりの大敵として設定された。そのため、帝王であるブライもどこか小物感が漂っていた以前とは打って変わり、大物風に描写されている。キャラクター事典には「恐竜帝国の帝王ゴールを全てにおいて上回る」とまで書かれており、シリーズ中で最も扱いが良いと言っても過言ではない。
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 『世界最後の日』版で登場する。ゴールと融合して戦う。念動力を扱うので超能力の能力技能を持っている。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- 百鬼帝国の首領としてシーン5で二度ほど戦う。百鬼帝国のネームドは彼以外いないのだが、シーン5のタイトルが「百鬼帝国の脅威」となっており、同シーンのラストステージを飾るボスであるなど優遇はされている。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 音声初収録。第1部に登場。しかし登場する敵対勢力では(オレアナ一党をキャンベル星人の一部と見れば)真っ先に滅ぼされてしまう。
- スーパーロボット大戦IMPACTコミック 衝撃騎士団
- 連載第三回におけるボスキャラ。大量のメカザウルスを動員し、ガンドール隊の挟撃を目論むが、意外な人物に阻止される。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 序盤から地球の地下勢力と結託して登場。最後は地球の異星人勢力との決戦の時の地上戦で死亡。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 初登場作品。序盤から登場し、中盤で戦死する。この作品ではムゲ・ゾルバドス帝国の支配下にあるため、大帝でありながら中間管理職の匂いを漂わせている。ミケーネ帝国の中間管理職である暗黒大将軍や地獄大元帥と組んでいることも、それに拍車をかけている。
- スーパーロボット大戦MX
- 今回は終盤まで生き残るが、早乙女研究所を襲撃する最終決戦の時に他の幹部もろとも死亡する。隼人を仕留めた(と思い込んだ)事で絶対の勝利を確信したのか、当初は有頂天でマグネイト・テンの面々を苦しめるが、動力部を破壊された事により旗色が悪くなった途端、見下していたベガ星連合軍へ助勢を求めるなど情けなさが目立つ結果となった。合体百鬼ロボットを駆ったゲッターチームとの戦闘前会話では、各パイロット個別ごとの遣り取りが用意されている。
- なお、キャラクター事典の「ブライ大帝」の項目に「実の娘、リサにも(以下略)」という記述があるが、これは別に「実の娘のリサ」という事ではなく「実の娘とリサ」という意味である。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力(隊長効果)
- 命中率+30%/ダメージ-10%
- 『Z』で採用。
人間関係
- ヒドラー元帥
- 部下。
- グラー博士
- 部下。
- 十方鬼
- SRW未登場。TV版では一介の百人衆だったが、原作漫画版では「最高の鬼」と呼んで一目置いていた。
単行本収録の際にカットされたページでは「ブライ大帝の長男」であることが述べられている。 - 帝王ゴール
- 漫画版では彼にトドメを刺す。後に共にゲッター線の使者となって、早乙女博士に会いに来る。
他作品との人間関係
- 暗黒大将軍、地獄大元帥
- 競演する作品では同盟関係にある事が多いミケーネ帝国の幹部。
- ベガ大王
- 同じ八奈見氏が演じるダイナミック系のラスボス。『A』や『MX』では同盟を結ぶ。双方の扱いの差は作品によって異なる。
- ロム・ストール、ドモン・カッシュ
- 『MX』では手中に収めかけた勝利を、彼らと神隼人の破壊工作によって逃した事で、戦闘前会話では激しい怒りを露わにする。
- シロー・アマダ、アイナ・サハリン
- 『IMPACT』では、彼らガンドール隊が必死になって敵勢力と戦うのを利用して、邪魔な勢力を彼らに始末させ自分達百鬼帝国が漁夫の利を得ようとしたため、彼らから激しい怒りを買う。
- もっとも、登場勢力で真っ先に滅ぶのは百鬼帝国なのだが。
- ユージン・コズラウスキー
- 漫画『衝撃騎士団』にて、挟撃作戦を阻止される。
名台詞
TV版
- 「我々百鬼一族は、人間共に勝る頭脳と力を持っておる」
「従って我々は、本日只今より人間を奴隷にし、全世界を征服する作戦を展開する!!」 - 『ゲッターロボ』最終回で恐竜帝国崩壊直後に決起し、百鬼一族による世界征服を高らかに謳う。
漫画版
- 「われわれは鬼よ!! 地獄より出でたる鬼よ、すべての生物を奈落の底に落とす地獄からの使者だ!!」
- 漫画版にて恐竜帝国に宣戦布告した時のセリフ。
- 「見ろゴールの格好を!! ワハハハ無能なくせに野望だけは一人前だったな」
- 漫画版にてゴールにトドメを刺して。
- 「ゲッターロボと戦えと命じたのだ!!」
- ブライを鬼にした者はゲッターを滅ぼす為にブライに力を授けた。
- 「見ろ! わしが史上最強になる瞬間を!!」
- 漫画版にて。過去の遺産の力を借りてパワーアップしようとするが…。
- 「悲劇だ、核以上の…悲劇になるぞ」
- 漫画版にて真ゲッターロボと戦い、その強さに驚愕し、その危険性を指摘する。
- 「ここは居心地がいい…博士、あなたの顔を見ると…心がなごむ」
- 漫画版にて。ゴールと共にゲッター線の使者となって、早乙女博士の前に姿を現して。
スパロボシリーズの名台詞
- 「麗しい友情だが、すぐに貴様らは地獄で神隼人と出会う事になる…」
- 『MX』第42話(『PORTABLE』では第43話)「神よ、百鬼のために泣け」より。口々に隼人の弔い合戦を叫ぶマグネイト・テンの面々を嘲笑する。ゲッターGを撤退させた事もあり、この時のブライは得意の絶頂にあったが…。
- 「百鬼帝国大帝、ブライに何用だ!?誰だ、貴様は!?」
- 同上。科学要塞島の中枢部を破壊し、推参したロムの前口上に対するリアクション(DVE)。もちろんロムの返答はただ一言、「お前達に名乗る名前はない!」である。
- 「ば、馬鹿な!世界の支配者であるこのワシが、人間共に倒されるなど…!!」
「そんな事は…そんな事は断じてあってはならん事だ!断じて…ぬおおおおおおっ!!」 - 同上。『MX』に於ける断末魔。最期まで「敗北」という現実から目を逸らしつつ、砕け散る。
- 「しかし、この絵に描かれた軍団…。全てを焼き尽くす審判の巨人達と言ったところか…この巨人を使う男…。確か独眼鬼が以前に接触していたな…」
- 『Z』第28話「魂のコスプレイヤー」にて、黒歴史の片鱗を目の当たりにして。
余談
- PSゲーム『ゲッターロボ大決戦!』にも登場。中盤戦でのメイン敵として早乙女研究所のゲッター炉を暴走させるなど暗躍。決戦では真ドラゴンのモチーフとなった龍型最終兵器「ウザーラ」に搭乗。後半では別の勢力によって自我を無くしたサイボーグに改造される。
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