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=== 関連作品 === | === 関連作品 === |
2014年7月10日 (木) 10:18時点における版
暗黒大将軍(The Great General of Darkness)
- 登場作品:マジンガーシリーズ
- 声優
- 小林清志(Z対暗黒大将軍)
- 富田耕生(マジンガーZ)
- 緒方賢一(グレートマジンガー)
- 飯塚昭三(OVA版)
- 種族:人間型戦闘獣
- 性別:男
- 身長:35m
- 体重:480t
- 所属:ミケーネ帝国
- 役職:大将軍
『グレートマジンガー』の敵の一人。元はミケーネの支配者・闇の帝王に敗れたアレス王国の将軍だったが、人間型戦闘獣として再生させられた。弱点ともなる意思を持つ顔は、腹部に位置する。再生後は闇の帝王の忠実な部下となり、ミケーネ王国を征服し、一大ミケーネ帝国の隆盛に貢献した。
現代においても、7つの軍団を率いて地上征服の指揮を執っていた。
スパロボでは正々堂々の武人として描かれる事が多いが、原作では罠を仕掛ける、人質を取るといった卑怯な手も普通に使っている。正々堂々というよりは、策を弄するのが苦手で力押しになっているだけな感もあり、アルゴス長官などが策を持ちかけてきた時には協力している事も多い。
マジンガーZ対暗黒大将軍
初登場作品。闇の帝王が登場しないため、ミケーネ帝国の最高権力者として描かれる。
桜多吾作の漫画版
闇の帝王が名前だけ登場していることから、ミケーネ帝国の高級幹部として描かれている。
また、この頃は七大将軍や諜報軍の設定が固まっていなかった為か、ゴーゴン大公から対等の口を聞かれている。
マジンガーZ
映画版にやや遅れて、最終話に登場。戦闘獣グラトニオスとピラニアスを派遣した。
永井豪の漫画版
テレビマガジン連載時の最終回で、両戦闘獣を派遣する程度の出番しかない。
ちなみに、このエピソードは『グレートマジンガー』の単行本が出る際、グレートマジンガーが出てきて両戦闘獣を倒す『グレート』連載第1回と同時に収録されることが多い。
桜多吾作の漫画版
マジンガーZとDr.ヘル一派の決戦中に両戦闘獣を派遣し、自分は高みの見物を決め込んでいた。
グレートマジンガー
ミケーネ帝国の軍総司令官を務め、闇の帝王に次ぐ権力者として描かれる。
第31話で自ら出撃し、グレートマジンガーと戦うが、今一歩のところで倒されてしまった。グレートを半壊に追い込んだものの自らもマジンガーブレードを眉間(腹にある本来の顔)に受け、爆死する。
永井豪の漫画版
武人と言うよりは「軍人」として描写されており、人質作戦に肯定的な物言いをする。
ただし、戦闘能力は高く、科学要塞研究所の催眠音波に操られた戦闘獣七体をあっさりと倒した。
桜多吾作の漫画版
『対暗黒大将軍』ではゴーゴン大公から対等の口を聞かれていたが、本作では総司令官として、ゴーゴンより数段高い位にいる。
作中でミケーネ帝国の窮状や、日本侵略に固執する理由…「起伏に富んだ地形が要塞化に打ってつけであること」「微妙な国際的立場の国であり、他の国々を油断させやすいこと」を思索と言う形で言及する。
中盤、自分の知らないところで火山島前線基地建設を進められ、存在すら知らなかった「闇の帝王の直属の部下(地獄大元帥の事と思われる)」に嫉妬する。
ヤヌス侯爵の台頭に危機感を抱き、彼女の初作戦に便乗してグレートマジンガーに決戦を挑む。至近距離からのブレストバーンやサンダーブレークを浴び、半死半生の身になっても鬼気迫る執念で迫り来るその姿は、鉄也を戦慄させた。
マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍
テレビ版と同様、ミケーネ軍の総司令官として登場。
劇中では言及されなかったが、バンダイビジュアルのホームページによると、本作でも闇の帝王に仕える帝国第二位の権力者となっている。
真マジンガー 衝撃! Z編
ラストシーン後を描いた第1話、第2話の冒頭と最終回の最後に登場。あしゅらの血の儀式によって復活した「ミケーネの神々」の一人であり、現れるなり富士山を一刀両断。ビッグバンパンチがまったく通じないどころか、反撃でマジンガーを破壊するという凄まじい実力を見せつけたが、Z編がそこで終わったためその後の状況は一切不明。
スパロボシリーズにおいて
グレートマジンガーを反映し、厄介な特殊能力はないものの高いHPと攻撃力で押してくる。
スーパー系の地位が低かった旧シリーズでは総じて扱いが悪く、リアル系相手には殆ど攻撃が当たらず、一方的にクリティカルを連発され、スーパー系には「必中」無しで攻撃を当てられる敵として典型的な「倒しやすい敵」であった。リアル系優遇が頂点に達したFではあろう事か他作品の引き立て役にされるなど散々な扱いだったのが、近年は見直しにより大幅に地位が向上。
当てやすい事には変わりがないが、HPと防御力が高くまた底力によりHPを削れば削る程、反撃の命中率が上がる他攻撃力も高く、リアル系ユニットなら一撃で落とされる事も珍しくないなど「スーパー系の強敵」としての印象が強い。
シナリオ面でも鉄也とのライバル関係が強調され「正々堂々とした威厳のある武人」としてのキャラクターが定着している。
登場作品と役柄
TV版と比べてOVA版は扱いが悪く、ルート次第では戦えない事もある。
TV・OVA版ともにマジンガーZとは直接対決が無かったが、スパロボでは兜甲児にも特殊台詞がある。さらにWでは隙を見せたマジンガーZを一刀両断した。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初登場作品で、パッケージイラストにも登場しているが、登場マップはシナリオ「デザートストーム」の1面のみ。しかも、ライディーンのゴッドボイスを取得する時には通らないルートなので、出会わなかった人すらいることであろう。ちなみに、ここでは鉄甲鬼を部下に連れている。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- シナリオ「コロスとドン・ザウサー」に登場するが、シナリオ的にはタイトル通りコロスの方がメインのため影が薄い。性能的には、部下である将軍達よりは遥かに高い。
- スーパーロボット大戦F
- 初めて声がついた。シナリオ「ミーアの決意」と「ロンド・ベル、宇宙へ」に登場。
- スーパーロボット大戦F完結編
- シナリオ「決戦! 第2新東京市」でネルフを襲撃するが、シンジやアスカからは「古い人」と馬鹿にされ、第5使徒ラミエルに敗れるという、かませ犬扱いにされる。この時は地上に降りた状態で登場するので、A.T.フィールドを破る攻撃力に気を付ければエヴァでプスプス刺せる。
「光り瞬く宇宙へ」では剣鉄也や炎ジュンと戦闘前会話はあるものの、ミサトには「あ、そういえばいたっけ、まだ生きてたのねぇ」、さやかには「行動パターンも成長しないのね」と言われ、死亡するなど、シナリオ的には扱いは悪い。余談だが、F、F完合わせて3回の打ち上げイベントがあるが、その全てに関わっている(…が、だんだんひどい扱いになっていく)。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- シーン4に登場。戦闘獣の他に、百鬼帝国の将校を従えている。鉄甲鬼の一騎打ちを邪魔して、ゲッターチームを袋叩きにしようとする。ジャブローで最期を迎える。
- スーパーロボット大戦COMPACT2
- 登場は第1部で1度、第3部で1度とかなり影が薄い。ただ、1部で彼がグレートの設計図を盗むことで量産型グレートマジンガー登場フラグが発生したり、また彼の動向如何により第2部のルートが分岐する場合があるので、隠し要素的には秘かに関わりが強い。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 基本的にCOMPACT2と同様で、これといった見せ場もなく倒される。しかし能力的には十分強敵。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 今回は劇場版設定といった方がいいため、シナリオ「マジンガーZ対暗黒大将軍」のみ登場。ルートによってはインターミッションでゴーゴン大公と会話している姿を拝見できる。
- なお、ユニットとしての彼は熟練度が高くないと出てこない。低いと万能要塞ミケロスに乗ってくる。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- HPが激増し撃墜が困難に。攻撃力も上がっているため初お目見えのグレートマジンガーが返り討ちにされてしまうことも。逃がさずに倒すならやはりダンクーガの断空光牙剣が鉄板だろう。
- スーパーロボット大戦α外伝
- ゴーゴン大公とともに未来世界にてミケーネ帝国の生き残りとして恐竜帝国の客将となっている。スパロボにおける鉄也の地位向上と比例してシナリオの扱いも第○次シリーズと比べて格段に向上した。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 前作と比べて強敵になり、HPが10万を超えている。隊長能力と地形、底力のおかげで非常に堅い。しかし、交戦回数が少なく場合によっては1度しか戦わない。しかも、彼の後任である地獄大元帥ことDr.ヘルの方がやっていることが強烈過ぎてどうにも影が薄い感じは否定できない。
- ゼンガールートだと序盤で一度現れるが、ディープファイルではこの時点で彼を撃墜してしまおうという無茶な挑戦が行われている(結果は当然の如く失敗)。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 地獄大元帥と共同で、ミケーネ軍を運営する。
今回から腹部の顔でなく、頭部の顔の方が顔グラフィックに採用されている。しかしあくまで話ができるのは腹の顔のため、このスパロボから始めた人達に誤解されるかもしれない。声優が同じダンゲル将軍、ヒドラー元帥と共闘するステージが存在する。 - スーパーロボット大戦R
- 主君である闇の帝王が登場し、七大将軍をはじめとする部下たちが登場しないため、小物化した印象が強い。
無敵要塞デモニカに座乗したり、火山島前線基地に駐在したりと、原作での地獄大元帥の役回りを演じる。また、オリジナル展開としてドラゴノザウルスの飼育をしている。 - スーパーロボット大戦J
- OVA版で登場。しかし、ミケーネ帝国自体の扱いが悪く、ルートによっては顔も出ない。
- スーパーロボット大戦W
- OVA版で登場。前作より少しマシ程度の扱い。一応、直接戦わないルートでもファイナルダイナミックスペシャルを喰らう姿は見る事が出来る。第2部ではボロボロになりながらもシローの乗るマジンカイザーを助けるため突っ込んだマジンガーZを隙を突いて一刀両断のもとに切り捨てた。
- なお、主人公に「顔面にボディーブローをお見舞いしてやるぜ!」と言われるシーンも存在。また、TV版を反映してか、原作では面識のない剣鉄也とのイベント台詞や戦闘前会話が豊富。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- ミケーネ帝国唯一の将として登場し、配下にあしゅら男爵を従えている。戦闘機会は一度しかないが、能力は非常に高く、しかも条件を満たすまで無敵のフラグメントと共に登場するので苦戦必至。接近戦では分が悪いので、スタン武器をうまく使って足止めしながら戦いたい。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 前作に輪をかけて極悪な性能。しかも今回はマジンガーZ、グレートマジンガーの2体だけで彼を倒さねばならないため、一部攻略本では「無改造では手詰まりする」とまで断じられているほどで、作中でも屈指の強敵として名を馳せている。
- しかし、マジンガーのファンならば両機共に相当改造されている可能性が高いため場合によっては瞬殺される運命にある。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 原作通りミケーネ帝国の将軍としての登場だが、本作では地下勢力の影が薄いため、彼も他の幹部クラスの敵と一まとめに扱われている感が強い。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- OVA版設定。
関連作品
- シャッフルファイト
- 「あんこくしょうぐん」名義の登場。ザクバランクロイツ四天王の一員として、第4章のステージボスを担う。シャトル発着基地を占領した反乱軍にア・バオア・クーの完成を告げ、彼らの敗北を予言しつつ散る。
装備・機能
武装・必殺武器
特殊能力
- 剣装備
- 切り払いを発動させる。
移動タイプ
サイズ
- M
パイロットステータス設定の傾向
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
- 闇の帝王
- 主君。
- 獣魔将軍
- 劇場版『マジンガーZ対暗黒大将軍』に登場した副官。
- 7つの軍団
- 自身が率いるミケーネの戦闘獣軍団。
- ゴーゴン大公
- マジンガーZ対暗黒大将軍およびOVA版では直属の部下。
『マジンガーZ』及び『グレートマジンガー』では、アルゴス長官や七大将軍を挟んで数段下の一将校。
αでは、自身が率いる先遣軍団の参謀として扱う。
α外伝では、ミケーネ軍の弱体化もあって、名実ともに直属の参謀にして、腹心として扱う。また、幾世紀に渡って共に在った為、現代に比べて強固な信頼関係を築いている。
第2次αでは、七大将軍やアルゴス長官が出て来たため、TV版と同様に「総司令と一将校」という関係に落ち着く。 - アルゴス長官
- 同僚。TV版では互いに不仲だったが、窮地の際には協力し合っていた。
- ヤヌス侯爵
- 新任の諜報軍幹部。桜多吾作の漫画版では、彼女に火山島前線基地と、鳥類型戦闘獣軍団の指揮権を持っていかれたことで焦りを感じる。
- 剣鉄也
- 好敵手。お互いを認め合っており、暗黒大将軍の死を彼も悼んだ。
- 地獄大元帥
- 後任の総司令官。スパロボによっては、彼と共同でミケーネ軍を運営する。
- 生田信一郎
- Rではヤヌス侯爵が未登場なため、彼女に代わって生田と闇の帝王の会見に出席する。
他作品との人間関係
ダイナミック系
- 帝王ゴール
- α外伝ではゴーゴン大公と共に彼に客将として迎えられている。
- 神隼人
- 第2次αでは彼から「強大な実力と豪胆な魂を併せ持つ、最強の敵の一人」と、敵対相手にも関わらず高評価を受けた。ウィンキー時代との扱いの差を、如実に示す一場面である。
- ブライ大帝
- 64やAで共闘。64ではお互いを「百鬼の」「ミケーネの」と呼び合っていた。
- 鉄甲鬼
- 旧シリーズでは部下。COMPACTでは、彼とゲッターロボGとの一騎打ちを邪魔する。
- 胡蝶鬼
- COMPACTでは部下。
- バット将軍 (OVA)、ガリレイ長官
- Rでは、同盟先である恐竜帝国の上層部。なお、未だ本拠地が無傷な帝国の大将軍が、本土を失って落ちぶれた帝国の将軍にタメ口を聞かれることをどう思っていたのかは不明。
スーパー系
- 惣流・アスカ・ラングレー
- F完結編にて、彼女に格好の事などで馬鹿にされてしまう。
- 碇シンジ
- F完結編にて、彼に「昔の人」と評されてしまう。
- 女帝ジャネラ、総統ワルキメデス、ダンゲル将軍
- Aでは、同盟先であるベガ星連合軍の幹部。
Rでは、同盟先であるキャンベル星人の上層部。 - プリンス・ハイネル、ルイ・ジャンギャル、リー・カザリーン
- Aでは、同盟先であるベガ星連合軍の幹部。
Rでは、同盟先であるボアザン帝国地球侵略部隊の上層部。
バンプレストオリジナル
- ラリアー
- Rにて、キャンベル星人との仲介役である彼のことを、あまり信用していない。
- カズマ・アーディガン
- 前述の通り、彼に珍言を吐かれてしまう。
- ザ・データベースの面々
- Wでは太古の昔に彼らと交戦していた。
名台詞
TV版
- 「ヤヌス侯爵、その必要はない! 今の俺に必要なのは地獄の責め苦にも耐えうる勇者の歌だ! ハーッハッハッハッハ…あは…お…おお…ぐふ…ぐああああああああ!」
- TVアニメ版「グレートマジンガー」における断末魔。己の死を悟り、ヤヌス侯爵からの救援の申し出を蹴りつつ高笑いするも、その最中に剣の突き刺さった顔が裂け、苦悶の絶叫に変わるという凄絶なものであった。
スパロボシリーズの名台詞
- 「…なんと…何という事だ…兜甲児…剣鉄也…! 貴様ら…!」
「む、無念…!」 - IMPACTでの最期。善戦空しく敗れ去り、暗黒大将軍はバードス島に散る。
- 「そうだ。余がミケーネ帝国・闇の帝王の下で七つの軍団を束ねる暗黒大将軍だ」
「よくぞ我が戦闘獣軍団を打ち破った。その武勇を称えて、余自らがお前達の相手をしてやろう!」 - α中盤の極東地区ルートで、戦闘獣軍団の包囲網を突破した甲児達の闘志を称賛しつつ挨拶代わりの「小手調べ」に臨むが、熟練度如何ではミケロスに搭乗したまま戦闘を展開する。
- 「ふはは…やるではないか。いずれ余の軍団とで雌雄を決する時が来るだろう。その時を楽しみにしておれ!」
- 規定値のダメージを受けた事による撤退・完全撃破を問わず、戦闘が終了すると上述の台詞を残して光子力研究所から退却する。
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