「ガンダム Gのレコンギスタ」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(→‎用語: 何となく察する程度しかできないが…)
228行目: 228行目:
 
;アメリア
 
;アメリア
 
:ズッキーニ・ニッキーニを大統領とする大国。秘密裏に独立部隊として「海賊部隊」を組織・運用している。
 
:ズッキーニ・ニッキーニを大統領とする大国。秘密裏に独立部隊として「海賊部隊」を組織・運用している。
 +
:国名は『[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]』にも大陸の名前として登場するが、具体的な関連のほどは劇中語られない。
 
;ゴンドワン
 
;ゴンドワン
 
:アメリアと敵対している国家。本作中での出番はなく、一部の人間がガランデンのクルーとして登場する。
 
:アメリアと敵対している国家。本作中での出番はなく、一部の人間がガランデンのクルーとして登場する。

2017年12月16日 (土) 01:04時点における版

概要

ガンダムシリーズの一作で、富野由悠季監督が『∀ガンダム』や『リング・オブ・ガンダム』以来に制作した富野作品。短編小説の『はじめたいキャピタルGの物語』を雛型としている。シリーズ及び富野作品では初の深夜枠で放送された作品となる。

本作の舞台は「リギルド・センチュリー」という年号が使われるR.C.1014年で、宇宙世紀の延長線上にあり、宇宙世紀から1000年以上後、『∀ガンダム』より前(富野監督曰く『∀』より後という説もある)にあたる設定がされている。作中には実際に宇宙世紀のMS(発掘・放棄されたもの)や名称が登場する。

富野監督が全話の脚本を直接担当しており、そのためか歴代シリーズや富野作品の中でも特に富野節の効いた台詞が多い。

全5部作による劇場版の企画が進行中。

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

主要人物

ベルリ・ゼナム
本作の主人公。
アイーダ・スルガン
本作のヒロインの1人。
ラライヤ・マンディ
本作のヒロインの1人。
ノレド・ナグ
ベルリの友人の少女。
ノベル
ハロに似た小型ロボ。

キャピタル・テリトリィ

ゲル・トリメデストス・ナグ
スコード教の法皇。
ウィルミット・ゼナム
キャピタル・タワーの運行長官。ベルリの母。
クンパ・ルシータ
キャピタル・ガード調査部の大佐。
デレンセン・サマター
キャピタル・ガード養成学校の教官。
ケルベス・ヨー
キャピタル・ガード養成学校の教官。
ルイン・リー
キャピタル・ガード候補生。ベルリの先輩。
ジュガン・マインストロン
キャピタル・アーミィの司令官。
ベッカー・シャダム
キャピタル・アーミィの士官。
マスク
バイザーで顔を隠したMSパイロット。
バララ・ペオール
マスクの部下の女性MSパイロット。
マニィ・アンバサダ
アーミィに入隊したノレドの友人。

アメリア

ズッキーニ・ニッキーニ
アメリアの大統領。クリムの父。
グシオン・スルガン
アメリア軍の総監。アイーダの父。
クリム・ニック
アメリア軍のエースパイロット。
ミック・ジャック
アメリア軍の女性MSパイロット。
カーヒル・セイント
メガファウナのMSパイロット。
ドニエル・トス
戦艦メガファウナの艦長。
副長
メガファウナの副長。
ステア
メガファウナの操舵士。
ギゼラ
メガファウナのブリッジチーフ。
ハッパ
メガファウナの整備士。
アダム・スミス
メガファウナのデッキチーフ。

トワサンガ

ノウトゥ・ドレット
ドレット軍を率いるドレット家当主。
ターボ・ブロッキン
ドレット軍の士官。
マッシュナー・ヒューム
ドレット軍の女性士官。
ロックパイ・ゲティ
ドレット軍のMSパイロット。
リンゴ・ロン・ジャマノッタ
ドレット軍のMSパイロット。
ガヴァン・マグダラ
本国守備隊の隊長。
ロルッカ・ビスケス
レジスタンスグループのリーダー。
フラミニア・カッレ
レジスタンスグループのメンバー。
ミラジ・バルバロス
レジスタンスグループのメンバー。

ビーナス・グロゥブ

キア・ムベッキ
ジット団を率いるリーダー。
チッカラ・デュアル
ジット団の女性MSパイロット。
クン・スーン
ジット団の女性MSパイロット。
ローゼンタール・コバシ
ジット団のMSパイロット。
エル・カインド
クレッセント・シップの艦長。
ヤーン・ジシャール
フラミニアを補佐する助手。
ラ・グー
ビーナス・グロゥブの総裁。

登場メカ

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

G系統

G-セルフ
本作の主役機。ベルリが搭乗するG系統MS。
G-アルケイン
アイーダが搭乗するG系統MS。
G-アルケイン フルドレス
G-アルケインの改修機。
G-ルシファー
ラライヤが搭乗するG系統MS。

キャピタル・テリトリィの兵器

レクテン
保守点検や練習機に使われる作業用MS。
レックスノー
戦闘用にレクテンを改造したMS。
カットシー
キャピタル・アーミィの主力MS。
エルフ・ブル
キャピタル・アーミィの可変MS。
エルフ・ブルック
エルフ・ブルの制式量産型MS。
ウーシァ
キャピタル・アーミィの新型MS。
マックナイフ
キャピタル・アーミィの宇宙用新型MS。
ビフロン
ドレット軍から貸与された実験機。
カバカーリー
ジット団から提供されたG系統の最新鋭機。
ジーラッハ
ジット団から提供された大型MA。
ユグドラシル
ジット団から提供された大型MA。
ガランデン
ゴンドワンから調達された大型戦艦。
ブルジン
キャピタル・アーミィの新造航宙艦。

アメリアの兵器

グリモア
海賊部隊の主力量産型MS。
モンテーロ
クリムが搭乗する専用機。
ジャハナム
アメリア軍の主力量産型MS。
宇宙用ジャハナム
ジャハナムの宇宙用改修機。
ヘカテー
ミックが搭乗する新型機。
トリニティ
ジット・ラボラトリィ製のMS。
ダハック
ジット・ラボラトリィ製のMS。
アーマーザガン
アメリア軍の可変型MA。
ダーマ
ジット・ラボラトリィ製のMA。
メガファウナ
海賊部隊の戦艦で、ベルリたちの母艦。
ラトルパイソン
アメリア艦隊の旗艦。
クロコダイル
アメリア艦隊の主力航宙艦。

トワサンガの兵器

モラン
ドレット軍の量産型MS。
エルモラン
ドレット軍の量産型MS。
ザックス
本国守備隊が運用するMS。
ネオドゥ
作業用の多目的MS。
ガイトラッシュ
ドレット軍の新型MS。
ギニアビザウ
ドレット艦隊の旗艦。
クノッソス
ドレット艦隊の主力航宙艦。

ビーナス・グロゥブの兵器

ジャイオーン
キアが搭乗するG系統MS。
ジャスティマ
チッカラが搭乗するG系統MS。
リジット
ジット団の量産型MS。
ポリジット
ビーナス・グロゥブの量産型MS。
ザンスガット
ビーナス・グロゥブの量産型MS。
ズゴッギー
ローゼンタールが搭乗するMS。
マズラスター
クンが搭乗する新型MS。
ジロッド
クンが搭乗するG系統の大型MA。
コンキュデベヌス
キアが搭乗する大型MA。

用語

リギルド・センチュリー
本作での年号で、略称は「R.C.」。「リギルド」は「再鍍金」を意味し、忌まわしき宇宙世紀歴史を闇に葬る事も意味している。
クンタラ
宇宙世紀末期、食糧難から人が人を食べるようになった時代に、食料として烙印を押された人々達の末裔。
スコード教
世界中で信仰されている宗教。中心地はキャピタル・タワーがあるキャピタル・テリトリィ。
レコンギスタ
宇宙に住み生活している人々が、地球の大地に帰還や移民を望む思想・活動・軍事作戦のこと。
キャピタル・テリトリィ
主人公のベルリたちが住む国家。警備組織の「キャピタル・ガード」と軍の「キャピタル・アーミィ」を持つ。
キャピタル・タワー
キャピタル・テリトリィの中心部にある長大な軌道エレベーター。フォトン・バッテリーの輸送施設でもある。
アメリア
ズッキーニ・ニッキーニを大統領とする大国。秘密裏に独立部隊として「海賊部隊」を組織・運用している。
国名は『∀ガンダム』にも大陸の名前として登場するが、具体的な関連のほどは劇中語られない。
ゴンドワン
アメリアと敵対している国家。本作中での出番はなく、一部の人間がガランデンのクルーとして登場する。
トワサンガ
月の裏側に存在するスペースコロニー国家。有名な家系にドレット家やレイハントン家がある。
ビーナス・グロゥブ
金星近くの宙域に存在するスペースコロニー国家。ヘルメス財団やジット・ラボラトリィの所在地。
ジット団
キア・ムベッキがリーダーを務める団体。地球に対するレコンギスタ作戦を実行しようとしている。
フォトン・バッテリー
ヘルメス財団が製造し、MSの稼働にも必須なエネルギー源。ビーナス・グロゥブから地球へ輸送される。
G系統
「ヘルメスの薔薇の設計図」という、宇宙世紀時代の設計図を元に製造された高性能な機体群の総称。
ムタチオン
ビーナス・グロゥブに住む一部の人間に発生する遺伝子突然変異。長寿になるが小人症を引き起こす。

楽曲

オープニングテーマ
「BLAZING」
作詞:メイリア 作曲:toku 編曲・歌:GARNiDERiA
第1クールOP。『X』限定版にて原曲を収録。
「ふたりのまほう」
作詞:前田たかひろ 作曲・編曲:菅野祐悟 歌:May J.
第2クールOP(ただし、Amazonプライムビデオ配信版では第1クール分も同OP)。『X』限定版にて原曲を収録。
エンディングテーマ
「Gの閃光」
作詞:井荻麟 作曲・編曲:菅野祐悟 歌:ハセガワダイスケ
クール共通ED。『X』限定版にて原曲を収録。「若者の自立へのメッセージ」が込められており、それを伝えるかのように非常に明るい曲調や前向きな歌詞、登場キャラが一斉にラインダンスを踊る場面など、本作を象徴するテーマソングとして有名。
深夜アニメの楽曲にもかかわらず、ルビ付きで歌詞が表示される。一応、BS11にて夜7時台に再放送された事もあるが。

登場作と扱われ方

単独作品

スーパーロボット大戦X
初登場作品。

主要スタッフ

原作
矢立肇、富野由悠季
制作
サンライズ
総監督
富野由悠季
脚本
富野由悠季
キャラクターデザイン
吉田健一
メカニックデザイン
安田朗、形部一平、山根公利
音楽
菅野祐悟

余談

  • 本作と同時期に『ガンダムビルドファイターズトライ』(SRW未参戦)の放送も開始しており、シリーズでは異例の二作品同クール放送となった。
    • ただし、単純な同年放送では『SDガンダムフォース』(SRW未参戦・2004年1月放送)と『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』(2004年10月放送)が先である。
  • 富野由悠季監督がモブキャラ役として声優に初挑戦している他、アイキャッチの各キャラクターの踊りの振り付けは監督の次女である富野幸緒女史が担当している。
  • ほぼ同時期に放映されていた『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』にて「元気のG レコンギスタ」と書かれた栄養ドリンクの看板として登場している。
  • ロボットものとしては珍しくコクピット内での排泄に言及した機体で、作中でもベルリがG-セルフ内でのコクピット内で用を足す描写があり、放送時には話題になった。
    • なお、この時専用のテーマ音楽が流れるという妙な機能も用意されていた。

商品情報

Blu-ray / DVD

資料リンク