「司馬懿サザビー」の版間の差分
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− | + | *司馬懿は中国後漢末期から三国時代における魏・晋の武将・政治家。字は仲達。 | |
− | + | **'''三国志における真の勝者であり、曹操や劉備と並び称される英傑である。''' | |
− | + | *曹操には重視されなかったが、曹丕からは重視される事となり、漢中への侵攻を繰り返す孔明の蜀軍を食い止め続けた。 | |
− | + | **ちなみに、曹操は重視しなかったが司馬懿の才覚を見出して登用したのは曹操である。その理由は「大志と野望を持つ」を警戒されていた。 | |
− | + | *日本では『三国志演義』の影響で孔明より格下に見られがちだが、上述の通り孔明の侵攻を食い止め続けた……すなわち孔明には常に勝利している。 | |
− | + | **孔明の死後、整然と撤退する蜀軍に付け入る隙を見出せずに退いた事で'''「死せる孔明、生ける仲達を走らす」'''という故事が生まれたのは事実だが、これだけで司馬懿の才覚を決められるものではない。 | |
− | + | *西暦249年、息子の司馬師や司馬昭と共にクーデターを起こして魏の実権を握るが、251年に死去する。後年、西晋を起こした孫の司馬炎より高祖宣帝と追号される。 | |
− | + | *実は恐妻家で、妻には頭が上がらなかったらしいことが歴史書に記されている。 | |
− | + | **西晋の歴史書『晋書』によれば、病気の見舞いに来た妻を(夫婦喧嘩の最中だったので)門前払いした所、これに憤慨した彼女は断食を行って抗議・・・・・・いわゆる、ハンガーストライキを決行した。これに驚いた司馬懿は妻に平謝り(全面降伏)して事態を収めたとのこと。なお、息子の司馬師や司馬昭も母と共にハンストをやったというから、家庭では奥さんの方が上であったのは一目瞭然である。ちなみに、彼女達が行ったハンストが記録に残る世界最初のハンストだと言われる。 | |
− | + | *西暦280年、司馬炎の西晋によって中国は統一される。ところが統一後、政治などに関心が失い、酒色に耽って政治を疎かにした上、後継者の指名にも失敗してしまう。また、一族に兵権を与えた事で司馬炎の死後、皇位継承を巡る内乱「八王の乱」が勃発、更に北部の異民族の侵攻が重なって西晋は統一から僅か36年で滅亡してしまう。その後、隋王朝による統一が果たされるまで300年以上もの間、中国では南北に分かれる戦乱の時代が続く事となる。 | |
+ | **ただし、隋は僅か2代で滅亡してしまうので、その次の唐王朝の成立によって戦乱の時代に幕が下りたとする評価もある。 | ||
== 余談 == | == 余談 == |
2013年3月31日 (日) 22:48時点における版
司馬懿サザビー(SibaiSazabi)
- 登場作品:SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors
- 声優:中川慶一
- 種族:三璃紗人
- 性別:男
- 二つ名:華麗なる策士
- 所属:無所属→曹操軍→機駕
- モチーフ:サザビー
曹操軍の筆頭軍師。古代の文献や伝説などを独自に調査している。元は流浪の軍師だったが、七星剣を手にして曹操の前に現れ、董卓暗殺を促した。以降は曹操軍に属する。赤壁の戦いの後、機駕太傅司馬懿サザビーとなる。
漫画版
本作の旧シリーズである『BB戦士三国伝』の最終章である戦神決闘編ではラスボスとなり、天熾鵬 司馬懿サザビーに姿を変えた。 同章では長男の司馬師ペーネロペー、次男の司馬昭クスィー、末子の司馬炎ザクIIと3人の息子たちも登場。三兄弟は父の手で暗黒の化身である蚩尤への生贄に捧げられてしまう。司馬炎はコミックワールド版とケロケロエース版のどちらでも助かった後、三璃紗統一後の真の皇帝となる。司馬師と司馬昭はコミックワールド版では助かるが、ケロケロエース版では助からなかった模様。余談だが、本来の三国志では、司馬炎は息子でなく、司馬昭の子であり孫にあたる。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦UX
- 初参戦作品。戦術指揮を担当。
装備・機能
武装・攻撃手段
合体攻撃
特殊能力
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
人間関係
- 曹操ガンダム
- 主君。七星剣を献上し、曹操軍に加入。
- 郭嘉ヴァサーゴ
- 弟子の軍師。嫌味で高飛車な性格だが、司馬懿のことは「先生」と呼び、慕っている。
- 程昱ワイズワラビー
- 最古参の軍師。郭嘉を誡めることもある。
- 曹丕ガンダム
- 曹操の実子。曹操の代わりに皇帝になった彼を支える。
名台詞
迷台詞
スパロボシリーズの名台詞
メモ
- 司馬懿は中国後漢末期から三国時代における魏・晋の武将・政治家。字は仲達。
- 三国志における真の勝者であり、曹操や劉備と並び称される英傑である。
- 曹操には重視されなかったが、曹丕からは重視される事となり、漢中への侵攻を繰り返す孔明の蜀軍を食い止め続けた。
- ちなみに、曹操は重視しなかったが司馬懿の才覚を見出して登用したのは曹操である。その理由は「大志と野望を持つ」を警戒されていた。
- 日本では『三国志演義』の影響で孔明より格下に見られがちだが、上述の通り孔明の侵攻を食い止め続けた……すなわち孔明には常に勝利している。
- 孔明の死後、整然と撤退する蜀軍に付け入る隙を見出せずに退いた事で「死せる孔明、生ける仲達を走らす」という故事が生まれたのは事実だが、これだけで司馬懿の才覚を決められるものではない。
- 西暦249年、息子の司馬師や司馬昭と共にクーデターを起こして魏の実権を握るが、251年に死去する。後年、西晋を起こした孫の司馬炎より高祖宣帝と追号される。
- 実は恐妻家で、妻には頭が上がらなかったらしいことが歴史書に記されている。
- 西晋の歴史書『晋書』によれば、病気の見舞いに来た妻を(夫婦喧嘩の最中だったので)門前払いした所、これに憤慨した彼女は断食を行って抗議・・・・・・いわゆる、ハンガーストライキを決行した。これに驚いた司馬懿は妻に平謝り(全面降伏)して事態を収めたとのこと。なお、息子の司馬師や司馬昭も母と共にハンストをやったというから、家庭では奥さんの方が上であったのは一目瞭然である。ちなみに、彼女達が行ったハンストが記録に残る世界最初のハンストだと言われる。
- 西暦280年、司馬炎の西晋によって中国は統一される。ところが統一後、政治などに関心が失い、酒色に耽って政治を疎かにした上、後継者の指名にも失敗してしまう。また、一族に兵権を与えた事で司馬炎の死後、皇位継承を巡る内乱「八王の乱」が勃発、更に北部の異民族の侵攻が重なって西晋は統一から僅か36年で滅亡してしまう。その後、隋王朝による統一が果たされるまで300年以上もの間、中国では南北に分かれる戦乱の時代が続く事となる。
- ただし、隋は僅か2代で滅亡してしまうので、その次の唐王朝の成立によって戦乱の時代に幕が下りたとする評価もある。
余談
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