「エーデル・ベルナル」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
 
(24人の利用者による、間の41版が非表示)
1行目: 1行目:
== エーデル・ベルナル(Eydell Bernal) ==
+
{{登場人物概要
*[[登場作品]][[バンプレストオリジナル]]
+
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]][[Zシリーズ]]
**[[スーパーロボット大戦Z]]
+
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
*[[声優]]:富沢美智恵
+
| 声優 = {{声優|富沢美智恵|SRW=Y}}
*種族:[[人造人間]]
+
| キャラクターデザイン =
*性別:女
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
*年齢:30歳代
+
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br/>[[ラストボス]]
<!-- *身長:---cm -->
+
}}
<!-- *体重:---kg -->
 
*所属:[[新地球連邦]]
 
*階級:准将
 
*好きなこと:ローズとカモミールのブレンドティーを飲むこと
 
*好みの男性:ワイルドなマッチョ
 
*寝る姿:ネグリジェ
 
*その他:過去に戦争で恋人を亡くしている
 
*備考:上記の嗜好や記憶は、'''全て創造主に「設定されたもの」'''である
 
[[多元世界]]の支配勢力である新地球連邦において、女性ながら准将の地位に就いている人物。多元世界を結ぶ情報ネットワークシステム「[[UN]]」を敷設するなどの実績を持ち、その点が評価され、新地球連邦の最高意思決定機関である[[賢人会議]]の一員となる。
 
  
後に三賢人、[[ジャミトフ・ハイマン]][[ロード・ジブリール]]達による歪んだ意思決定の実態を不安視し、UNを用いた情報戦を展開。その腐敗の実態をプラント代表の[[ギルバート・デュランダル]]に流して、賢人会議の実情を暴露させると同時に、新地球連邦内部では[[パプテマス・シロッコ]][[デューイ・ノヴァク]]と共謀して「[[オペレーション・クルセイド]]」を発動させ、賢人会議派を一斉に粛清。これにより新地球連邦の掌握に成功し、シロッコ、デューイの両名と共に事実上の三頭支配体制を確立した。
+
{{登場人物概要
 +
| タイトル = プロフィール
 +
| 種族 = [[人造人間]]
 +
| 性別 = 女
 +
| 年齢 = 30歳代
 +
| 髪色 = 紫
 +
| 所属 = [[新地球連邦|新地球連邦軍]][[カイメラ|カイメラ隊]]
 +
| 階級 = 准将
 +
| 好きなこと = ローズとカモミールのブレンドティーを飲むこと
 +
}}
 +
'''エーデル・ベルナル'''は『[[スーパーロボット大戦Z]]』の登場人物。
 +
== 概要 ==
 +
[[UCW]]の支配勢力である[[新地球連邦]]において、女性ながら准将の地位に就いている人物。多元世界を結ぶ情報ネットワークシステム「[[UN]]」を敷設するなどの実績を持ち、その点が評価され、新地球連邦の最高意思決定機関である[[賢人会議]]の一員となる。
  
この段階までは[[ZEUTH]]との関係も良好であり、またその態度も「聖母」のイメージが強いものであったが、その裏では[[ZEUTH]]が二分化していることを利用して、自身の直属部隊「[[カイメラ]]」による[[UN]]での情報操作を行い、あわよくば共倒れを狙うなどの強かさを見せる。彼女が本格的に敵であることが明らかとなるのは[[レーベン・ゲネラール|レーベン]]離反後で、カイメラ隊の実態と同時に自己中心的かつサディスティックな彼女の裏の顔が露となった。
+
後に三賢人、[[ジャミトフ・ハイマン]][[ロード・ジブリール]]達による歪んだ意思決定の実態を不安視し、UNを用いた情報戦を展開。その腐敗の実態をプラント代表の[[ギルバート・デュランダル]]に流して、賢人会議の実情を暴露させると同時に、新地球連邦内部では[[パプテマス・シロッコ]][[デューイ・ノヴァク]]と共謀して「[[オペレーション・クルセイダー]]」を発動させ、賢人会議派を一斉に粛清。これにより新地球連邦の掌握に成功し、シロッコ、デューイの両名と共に事実上の三頭支配体制を確立した。
  
シロッコとデューイが[[ZEUTH]]との戦いで倒れた後は、[[UN]]による情報力、聖母としての彼女に対する人々の支持を背景に自ら指導者の座に就き「法と秩序による世界の統治」を宣言。文字通り「新世界の聖母」となった彼女は、全ての望みを実現した…かに思われた。
+
この段階までは[[ZEUTH]]との関係も良好であり、またその態度も「聖母」のイメージが強いものであったが、その裏ではZEUTHが二分化していることを利用して、自身の直属部隊「[[カイメラ]]」によるUNでの情報操作を行い、あわよくば共倒れを狙うなどの強かさを見せる。彼女が本格的に敵であることが明らかとなるのは[[レーベン・ゲネラール|レーベン]]離反後で、カイメラ隊の実態と同時に自己中心的かつサディスティックな彼女の裏の顔が露となった。
  
しかし、[[パラダイム・シティ]]から帰還した[[ZEUTH]]により[[カイメラ|カイメラ隊]]は壊滅し、自らの生命線である[[UN]]のステーションのターミナルを押さえられたことで立場が逆転。彼女がこれまでに積み上げてきた情報操作を全て公衆の面前に晒されてしまう。それを挽回すべく、自身の乗機として開発された[[レムレース]]に搭乗して[[ZEUTH]]の駆逐に乗り出すも果たせず逆に[[ZEUTH]]によって討たれるも、彼女はしぶとく生き残り[[司令クラスター]]の前に姿を現すが、その前に現れたのは[[レムレース|彼女の乗機]]に搭乗していた[[黒のカリスマ]]であった。
+
シロッコとデューイがZEUTHとの戦いで倒れた後は、UNによる情報力、聖母としての彼女に対する人々の支持を背景に自ら指導者の座に就き「法と秩序による世界の統治」を宣言。文字通り「新世界の聖母」となった彼女は、全ての望みを実現した…かに思われた。
  
そして黒のカリスマの正体が明らかになると同時に、彼女自身が黒のカリスマこと「[[ジ・エーデル・ベルナル]]」によって作り出された[[人造人間]]であることが彼の口から語られる。エーデルはジ・エーデルが[[多元世界]]を裏から操る(弄ぶ)ために創造した存在であり、容姿・人格・趣味・過去・政治思想まで、彼女のパーソナリティと呼べるものは全てが彼に設定されたものであった。彼女が具体的な方策を問われても、オウム返しのように「法と秩序による世界の統治」を繰り返していたのも、それ以外に思想を設定されていなかったためである。更に彼女を制御するために、絶対服従のキー「バインド・スペル」も設定されており、彼女は'''「アイラビュ~…!」'''という言葉の後に続く『命令、依頼、勧め、お願い』に当たる言葉には絶対に逆らう事が出来ない。これを使って、ジ・エーデルはジエーの姿の時に彼女を操り、時には罵倒されて快楽を得、時には都合よく行動させていたのであった。この時、彼女は『命令に従う』といった返答をするのではなく『上の立場から応じる』といった返答をしていた。
+
しかし、[[パラダイムシティ]]から帰還したZEUTHにより[[カイメラ|カイメラ隊]]は壊滅し、自らの生命線であるUNのステーションのターミナルを押さえられたことで立場が逆転。彼女がこれまでに積み上げてきた情報操作を全て公衆の面前に晒されてしまう。それを挽回すべく、自身の乗機として開発された[[レムレース]]に搭乗してZEUTHの駆逐に乗り出すも果たせず、逆にZEUTHによって討たれる。それでも、彼女はしぶとく生き残り[[司令クラスター]]の前に姿を現すが、その前に現れたのは[[レムレース|彼女の乗機]]に搭乗していた[[黒のカリスマ]]であった。
  
この事実に彼女は絶句するも何らの抵抗もできず、散々彼に弄ばれ、辱められた挙句、最期は用済みとして消滅させられ、バンプレストオリジナルキャラの中でも屈指の屈辱的な最期を遂げた(似たような生い立ちの[[ハザル・ゴッツォ]]や、[[ユーゼス・ゴッツォ|創造主]]の捨て駒にされた[[アーマラ・バートン]]を遙かに上回る惨めな最期である)。人類を導く聖母という立場にあと一歩のところまで上り詰めたかに見えたが、それは全て[[ジ・エーデル・ベルナル|ジ・エーデル]]の掌の上での幻想に過ぎなかったのである。
+
そして[[黒のカリスマ]]の正体が明らかになると同時に、彼女自身が黒のカリスマこと「[[ジ・エーデル・ベルナル]]」によって作り出された[[人造人間]]であることが彼の口から語られる。エーデルはジ・エーデルが[[多元世界]]を裏から操る(弄ぶ)ために創造した存在であり、容姿・人格・趣味・過去・政治思想まで、彼女のパーソナリティと呼べるものは全てが彼に設定されたものであった。彼女が具体的な方策を問われても、オウム返しのように「法と秩序による世界の統治」を繰り返していたのも、それ以外に思想を設定されていなかったためである。更に彼女を制御するために、絶対服従のキー「バインド・スペル」も設定されており、彼女は'''「アイラビュ~…!」'''という言葉の後に続く「命令、依頼、勧め、お願い」に当たる言葉には絶対に逆らう事が出来ない。これを使って、ジ・エーデルはジエーの姿の時に彼女を操り、時には罵倒されて快楽を得、時には都合よく行動させていたのであった。この時、彼女は『命令に従う』といった返答をするのではなく「上の立場から応じる」といった返答をしていた。
  
ジ・エーデルと対峙した時の彼女のパイロットレベルはなんと'''「1」'''になっている。これもジ・エーデルが設定したのだろうか。
+
この事実に彼女は絶句するも何らの抵抗もできず、散々彼に弄ばれ、辱められた挙句、最期は用済みとして消滅させられるという屈辱的な最期を遂げた。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
;[[スーパーロボット大戦Z]]
+
=== [[Zシリーズ]] ===
:プロフィールは上記参照。黒歴史ENDルートのみ彼女がラスボスとなる。<br />[[特殊技能]]に[[]]、[[集束攻撃]]、[[カウンター]]などを持つ。[[再攻撃]]も持っているが、通常攻撃が[[全体攻撃]]のみの[[レムレース]]では死に技能である。[[精神コマンド]]に[[愛]]を持つのは恋人への想いという設定の故であろうか。<br />彼女の能力は極めて高いが、乗機[[レムレース]]の性能が今一つであるため、実戦ではさほど苦労はしないであろう。。<br />キャラクター辞典には通常バージョン・本性バージョンの二つが登録されているが、ネタバレ回避のためか通常バージョンの声優は登録されていない(もしかして味方ポジションでは…というミスリードも含まれているのかもしれない)。
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
 +
:初登場作品。黒歴史ENDルートのみ彼女が[[ラストボス|ラスボス]]となる。彼女の能力は極めて高いが、乗機[[レムレース]]の性能が今一つであるため、実戦ではさほど苦労はしないであろう。[[精神コマンド]]に[[愛]]を持つのは恋人への想いという設定の故であろうか。
 +
:[[キャラクター事典]]には通常バージョン・本性バージョンの2つが登録されているが、[[ネタバレ]]回避のためか通常バージョンの声優は登録されていない。
 +
:なお、ジ・エーデルと対峙した時の彼女のパイロットレベルはなんと'''「1」'''になっている。これもジ・エーデルが設定したのだろうか。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
:[[ZEUTH]]のメンバーの会話で彼女の存在が語られており、代表者という点で[[エルガン・ローディック]]と比較されていた。  
+
:[[ZEUTH]]のメンバーの会話で彼女の存在が語られており、代表者という点で[[エルガン・ローディック]]と比較されていた。
== パイロットステータス設定の傾向 ==
+
 
 +
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
ジ・エーデルを一回り弱体化させたような能力値だが、何故か[[命中]]だけは彼より上。
 
ジ・エーデルを一回り弱体化させたような能力値だが、何故か[[命中]]だけは彼より上。
42行目: 49行目:
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
:[[集中]]、[[努力]]、[[直感]]、[[熱血]]、[[愛]]
+
:'''[[集中]]、[[努力]]、[[直感]]、[[熱血]]、[[愛]]'''
 
:優秀なラインナップ。集中を使用できたなら極との相乗効果で格段に戦闘能力が向上したのだが。
 
:優秀なラインナップ。集中を使用できたなら極との相乗効果で格段に戦闘能力が向上したのだが。
  
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
+
=== [[特殊スキル]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
:[[底力|底力L8]][[集束攻撃]]、[[極]]、[[カウンター|カウンターL8]][[指揮官|指揮官L4]][[再攻撃]]
+
:'''[[底力]]L8、[[集束攻撃]]、[[極]]、[[カウンター]]L8、[[指揮官]]L4、[[再攻撃]]'''
:表向きのラスボスだけあって、底力に極・カウンター・再攻撃と中々のラインナップ。再攻撃は機体の武装のせいで死にスキルと化しているが、内部データには再攻撃専用の台詞が用意してある。[[2回行動]]こそ無いが、極とカウンターのお陰でジ・エーデル以上の強さを秘めている。
+
:表向きのラスボスだけあって、底力に極・カウンター・再攻撃と中々のラインナップ。再攻撃は通常攻撃が[[全体攻撃]]のみの[[レムレース]]では死にスキルと化しているが、内部データには再攻撃専用の台詞が用意してある。[[2回行動]]こそ無いが、極とカウンターのお陰でジ・エーデル以上の強さを秘めている。
  
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
+
=== [[小隊長能力|隊長効果]] ===
 
;[[小隊]]全員に『[[気力+ (命中)]]』が掛かる
 
;[[小隊]]全員に『[[気力+ (命中)]]』が掛かる
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]での効果。回避すれば機能しないのだが、気力が上がって[[MAP兵器]]を撃たれたら泣くに泣けないので、2軍パイロットを小隊に配置している時は注意したい。
+
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。回避すれば機能しないが、[[気力]]が上がって[[MAP兵器]]を撃たれたら泣くに泣けないので、[[二軍]]パイロットを小隊に配置している時は注意したい。
  
== 搭乗機体 ==
 
;[[レムレース]]
 
:エーデル自ら操縦するためジエーに開発させた機体であり、[[カオス・レムレース]]の試作機。彼女の操縦技術もあり、その巨体を軽々と操り両腕のドリルを自在に使いこなして戦闘する。
 
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[ジエー・ベイベル]]
 
;[[ジエー・ベイベル]]
64行目: 68行目:
 
;[[レーベン・ゲネラール]]
 
;[[レーベン・ゲネラール]]
 
:部下。エーデルを狂信する。
 
:部下。エーデルを狂信する。
;[[シュラン・オペル]]
+
;[[シュラン・オペル]][[ツィーネ・エスピオ]]
:部下。
 
;[[ツィーネ・エスピオ]]
 
 
:部下。
 
:部下。
 
;[[アサキム・ドーウィン]]
 
;[[アサキム・ドーウィン]]
:協力者。
+
:協力者。エーデルの正体に気づいていた様子。
== 他作品との人間関係 ==
+
 
 +
== 版権作品との人間関係 ==
 
;[[パプテマス・シロッコ]]
 
;[[パプテマス・シロッコ]]
 
:共に新連邦の中心人物となり、改革に着手するが、内心では彼を「傍観者」と侮蔑していた。
 
:共に新連邦の中心人物となり、改革に着手するが、内心では彼を「傍観者」と侮蔑していた。
 +
:もっともシロッコの方も、[[コペルニクス会談]]にて戦後の新体制の統治者にはエーデルではなく[[ディアナ・ソレル|ディアナ]]を推薦しており、内心では信用されていなかった様子。
 
;[[デューイ・ノヴァク]]
 
;[[デューイ・ノヴァク]]
 
:シロッコ同様共に新連邦の中心人物となり、改革に着手するが、内心では彼を「妄執にとらわれた男」と侮蔑していた。
 
:シロッコ同様共に新連邦の中心人物となり、改革に着手するが、内心では彼を「妄執にとらわれた男」と侮蔑していた。
81行目: 85行目:
 
;[[ヘンケン・ベッケナー]]、[[ユルゲンス]]
 
;[[ヘンケン・ベッケナー]]、[[ユルゲンス]]
 
:エーデルが独裁者として君臨しようとした際、弾劾した彼らを[[レムレース]]で返り討ちにした。
 
:エーデルが独裁者として君臨しようとした際、弾劾した彼らを[[レムレース]]で返り討ちにした。
== [[BGM|パイロットBGM]] ==
+
:もっともユルゲンスには、体勢を立て直して[[アネモネ]]や[[アスハム・ブーン|アスハム]]達と共にZEUTHに加勢する形で逆襲される事になる。
;「傀儡の眼神」
+
:なお、ここで挙げられた人物達がエーデルの正体に気付いた様子はない。
:専用BGM。イントロは[[カイメラ]]機全て共通。ちなみに「眼神」は「めがみ」と読む。
+
;[[ヘンリー・スタイガー]]
 +
:私怨に駆られて決戦に乱入してきた彼を槍玉に上げて、ZEUTHの不当性と自らの正当性の主張に利用する。
 +
 
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 +
===戦闘台詞===
 +
;「まだお前への罰は、終わってはいない」
 +
:本編ではレムレースの武装の関係上[[没データ|没]]になっている[[再攻撃]]用の台詞。
 +
;「[[イノセント]]が求めた理想社会は、私の手で完成する!」※対[[戦闘メカ ザブングル|ザブングル系]]
 +
;「[[神ファミリー]]…お前達の居場所などないのだ!」※対[[無敵超人ザンボット3|ザンボット系]]
 +
;「[[堕天翅族|堕天翅]]も人間も、全ては私のしもべだ!」※対[[創聖のアクエリオン|アクエリオン系]]
 +
;「[[サテライトシステム|月の力]]も[[ニュータイプ (X)|ニュータイプ]]も、全て私のものだ!」※対[[ガンダムエックス]]・[[ガンダムダブルエックス|ダブルエックス]]
 +
;「[[特異点]]の存在など不要!私が新世界を創る!」※対[[桂木桂]]
 +
;「日輪も地球も月も、全て私のものだ!」※対[[ダイターン3]]
 +
:各版権キャラ・メカへの特殊戦闘台詞の数々。いずれも、自分こそが絶対であるという彼女の傲慢さが現れている。
 +
;「[[ストライクフリーダムガンダム|自由]]も[[インフィニットジャスティスガンダム|正義]]も[[デスティニーガンダム|運命]]もお前達にはない!全て私のものだ!」
 +
:上記同様、対[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|『SEED DESTINY』系]]ガンダムの特殊戦闘台詞。しかし[[ジ・エーデル・ベルナル|ジ・エーデル]]によって作られた彼女は、'''創造主の定めた運命に逆らえない、植え付けられた空虚な正義に従順な、自由なき操り人形'''であり、皮肉にも自由も正義も運命もないのは彼女自身だったことをこの時の彼女は知らない。
 +
 +
===シナリオデモ===
 
;「法と秩序で世界を治める」
 
;「法と秩序で世界を治める」
:彼女の目標かつ決まり文句だが、具体的なプランは何ら持ち合わせていなかった。<br />そしてあまりに同じ答えばかりを繰り返すため、[[アポロ]]から「お前は壊れた人形か!」と反論された。
+
:彼女の目標かつ決まり文句だが、具体的なプランは何ら持ち合わせていなかった。そしてあまりに同じ答えばかりを繰り返すため、[[アポロ]]から「お前は壊れた人形か!」と反論された。
 +
;ジエー「''アイラビュ~!'' この哀れなジジイにお仕置きを!」
 +
;エーデル「あ…! ''つ、つい手が…''」
 +
:『Z』ランド編第32話「俺が俺であるために」より。ランドの頼みとはいえジエーが自身に無許可でガンレオンの修理を手伝っていた事を咎めて、ジエーの言葉通りに平手打ちを見舞う。
 +
:一見前後のやり取りと合わせてギャグシーンに見えるが、実はこの時点でエーデルの正体、そして'''[[御使い|エーデルが知る由もないある存在]]に対する[[AG|切り札]]'''という[[伏線]]が張られていた。「'''つい'''手を出した」というのがミソ。
 
;「羽虫と蟻が…! 統治者の御座に触れるな!!」
 
;「羽虫と蟻が…! 統治者の御座に触れるな!!」
:彼女に抵抗を試み、[[レムレース]]を取り囲んだ[[連邦兵]]に対して。ヒステリックな性格かつ相手への侮蔑が全面に現れた瞬間である。
+
:『Z』セツコ編第59話「黒の世界」orランド編第59話「塗り潰される明日」より。彼女に抵抗を試み、[[レムレース]]を取り囲んだ[[連邦兵]]に対して。ヒステリックな性格かつ相手への侮蔑が全面に現れた瞬間である。
;「わんっ!」
+
;「私があなた方や市民に与えてきたものを嘘だと言うのなら、それは大きな間違いです。真実は私が創造するもの。私が認めたものだけが、この世界の真実なのです」
:ジ・エーデルがバインド・スペルで「三遍回ってワン」と命令してやらせた時の台詞。その豹変ぶりは驚愕ものである。
+
:最終話(正史)にて言い放った、情報操作でZEUTHを陥れたエーデルらしい宣言。エゴイズムここに極まれり。
;「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
+
;「きえええああああああっ!! お前達っ! よくもっ!! ''よくもおおええええあああっ!!''」
 +
:[[アネモネ]]や[[ユルゲンス]]を始めとして、新連邦内からも次々と離反者が続出。世界中の人々から自身を否定されて狂乱、レーベン以上に狂った絶叫を発する。[[メール・ビーター|メール]]曰く「'''ヒステリー魔女'''」。声付きだったらどうなっていた事か…。
 +
;「わん!」
 +
;「どうなっている!? ''身体が勝手に動いたぞ!''」
 +
:ジ・エーデルがバインド・スペルで「三遍回ってワン」と命令してやらせた時の台詞。その豹変ぶりは驚愕ものである。
 +
;「いやあああああああっ!!」
 
:ジ・エーデルの人形である事を知らされ発狂、ジ・エーデルの[[カオス・レムレース]]によって倒された時の断末魔。惨めを通り越して哀れとしか言い様の無い最期である。
 
:ジ・エーデルの人形である事を知らされ発狂、ジ・エーデルの[[カオス・レムレース]]によって倒された時の断末魔。惨めを通り越して哀れとしか言い様の無い最期である。
 +
:ちなみにこの悲鳴、表記はそれぞれ微妙に変わっているが、ジ・エーデルに突撃時、イベント戦闘での撃墜時、そして最期の断末魔と'''合計3回も連続で叫んでいる'''。これもエーデルが最後まで「(同じ言葉を繰り返す)壊れた人形」でしかなかった事の表現だろうか。
 
;「見るがいい、ZEUTH! 私があの小娘を司令クラスターに仕立て上げてやる!」
 
;「見るがいい、ZEUTH! 私があの小娘を司令クラスターに仕立て上げてやる!」
:黒歴史ENDルートより。軌道エレベーターでの決戦で一度はZEUTHに敗北するも、最後の力を振り絞って宇宙へと上がり、司令クラスターになりかけていたエウレカを攻撃した時の台詞。その直後に時空崩壊が起こり消息不明になってしまう。自身の正体を知らないまま退場する分、扱いは正史ENDルートよりはいいかもしれない。
+
:[[黒歴史]]ENDルートより。[[軌道エレベーター]]での決戦で一度は[[ZEUTH]]に敗北するも、最後の力を振り絞って[[宇宙]]へと上がり、[[司令クラスター]]になりかけていた[[エウレカ]]を攻撃した時の台詞。
== 余談 ==
+
:その直後に時空震動が起こり消息不明になってしまう。自身の正体を知らないまま退場する分、扱いは正史ENDルートよりはいいかもしれない。
彼女を演じた富沢美智恵氏は[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]][[エリス・ラディウス]]役(初代)も演じている。
+
 
<!-- == 商品情報 == -->
+
== 搭乗機体 ==
<!-- *<amazon>B000BUNV78</amazon> -->
+
;[[レムレース]]
<!-- *[[namazu:エーデル・ベルナル]] (全文検索結果) -->
+
:エーデル自ら操縦するためジエーに開発させた機体であり、[[カオス・レムレース]]の試作機。彼女の操縦技術もあり、その巨体を軽々と操り両腕のドリルを自在に使いこなして戦闘する。
 +
 
 +
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{DEFAULTSORT:ええてる へるなる}}
 
{{DEFAULTSORT:ええてる へるなる}}
{{バンプレストオリジナル}}
 
 
[[Category:登場人物あ行]]
 
[[Category:登場人物あ行]]
 
[[Category:バンプレストオリジナルの登場人物あ行]]
 
[[Category:バンプレストオリジナルの登場人物あ行]]
 +
[[Category:スーパーロボット大戦Z]]
 
[[Category:Zシリーズ]]
 
[[Category:Zシリーズ]]

2024年6月22日 (土) 11:40時点における最新版

エーデル・ベルナル
登場作品

バンプレストオリジナルZシリーズ

声優 富沢美智恵
初登場SRW スーパーロボット大戦Z
SRWでの分類 パイロット
ラストボス
テンプレートを表示
プロフィール
種族 人造人間
性別
年齢 30歳代
髪色
所属 新地球連邦軍カイメラ隊
軍階級 准将
好きなこと ローズとカモミールのブレンドティーを飲むこと
テンプレートを表示

エーデル・ベルナルは『スーパーロボット大戦Z』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

UCWの支配勢力である新地球連邦において、女性ながら准将の地位に就いている人物。多元世界を結ぶ情報ネットワークシステム「UN」を敷設するなどの実績を持ち、その点が評価され、新地球連邦の最高意思決定機関である賢人会議の一員となる。

後に三賢人、ジャミトフ・ハイマンロード・ジブリール達による歪んだ意思決定の実態を不安視し、UNを用いた情報戦を展開。その腐敗の実態をプラント代表のギルバート・デュランダルに流して、賢人会議の実情を暴露させると同時に、新地球連邦内部ではパプテマス・シロッコデューイ・ノヴァクと共謀して「オペレーション・クルセイダー」を発動させ、賢人会議派を一斉に粛清。これにより新地球連邦の掌握に成功し、シロッコ、デューイの両名と共に事実上の三頭支配体制を確立した。

この段階まではZEUTHとの関係も良好であり、またその態度も「聖母」のイメージが強いものであったが、その裏ではZEUTHが二分化していることを利用して、自身の直属部隊「カイメラ」によるUNでの情報操作を行い、あわよくば共倒れを狙うなどの強かさを見せる。彼女が本格的に敵であることが明らかとなるのはレーベン離反後で、カイメラ隊の実態と同時に自己中心的かつサディスティックな彼女の裏の顔が露となった。

シロッコとデューイがZEUTHとの戦いで倒れた後は、UNによる情報力、聖母としての彼女に対する人々の支持を背景に自ら指導者の座に就き「法と秩序による世界の統治」を宣言。文字通り「新世界の聖母」となった彼女は、全ての望みを実現した…かに思われた。

しかし、パラダイムシティから帰還したZEUTHによりカイメラ隊は壊滅し、自らの生命線であるUNのステーションのターミナルを押さえられたことで立場が逆転。彼女がこれまでに積み上げてきた情報操作を全て公衆の面前に晒されてしまう。それを挽回すべく、自身の乗機として開発されたレムレースに搭乗してZEUTHの駆逐に乗り出すも果たせず、逆にZEUTHによって討たれる。それでも、彼女はしぶとく生き残り司令クラスターの前に姿を現すが、その前に現れたのは彼女の乗機に搭乗していた黒のカリスマであった。

そして黒のカリスマの正体が明らかになると同時に、彼女自身が黒のカリスマこと「ジ・エーデル・ベルナル」によって作り出された人造人間であることが彼の口から語られる。エーデルはジ・エーデルが多元世界を裏から操る(弄ぶ)ために創造した存在であり、容姿・人格・趣味・過去・政治思想まで、彼女のパーソナリティと呼べるものは全てが彼に設定されたものであった。彼女が具体的な方策を問われても、オウム返しのように「法と秩序による世界の統治」を繰り返していたのも、それ以外に思想を設定されていなかったためである。更に彼女を制御するために、絶対服従のキー「バインド・スペル」も設定されており、彼女は「アイラビュ~…!」という言葉の後に続く「命令、依頼、勧め、お願い」に当たる言葉には絶対に逆らう事が出来ない。これを使って、ジ・エーデルはジエーの姿の時に彼女を操り、時には罵倒されて快楽を得、時には都合よく行動させていたのであった。この時、彼女は『命令に従う』といった返答をするのではなく「上の立場から応じる」といった返答をしていた。

この事実に彼女は絶句するも何らの抵抗もできず、散々彼に弄ばれ、辱められた挙句、最期は用済みとして消滅させられるという屈辱的な最期を遂げた。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Z
初登場作品。黒歴史ENDルートのみ彼女がラスボスとなる。彼女の能力は極めて高いが、乗機レムレースの性能が今一つであるため、実戦ではさほど苦労はしないであろう。精神コマンドを持つのは恋人への想いという設定の故であろうか。
キャラクター事典には通常バージョン・本性バージョンの2つが登録されているが、ネタバレ回避のためか通常バージョンの声優は登録されていない。
なお、ジ・エーデルと対峙した時の彼女のパイロットレベルはなんと「1」になっている。これもジ・エーデルが設定したのだろうか。
第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
ZEUTHのメンバーの会話で彼女の存在が語られており、代表者という点でエルガン・ローディックと比較されていた。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力値[編集 | ソースを編集]

ジ・エーデルを一回り弱体化させたような能力値だが、何故か命中だけは彼より上。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

Z
集中努力直感熱血
優秀なラインナップ。集中を使用できたなら極との相乗効果で格段に戦闘能力が向上したのだが。

特殊スキル[編集 | ソースを編集]

Z
底力L8、集束攻撃カウンターL8、指揮官L4、再攻撃
表向きのラスボスだけあって、底力に極・カウンター・再攻撃と中々のラインナップ。再攻撃は通常攻撃が全体攻撃のみのレムレースでは死にスキルと化しているが、内部データには再攻撃専用の台詞が用意してある。2回行動こそ無いが、極とカウンターのお陰でジ・エーデル以上の強さを秘めている。

隊長効果[編集 | ソースを編集]

小隊全員に『気力+ (命中)』が掛かる
Z』で採用。回避すれば機能しないが、気力が上がってMAP兵器を撃たれたら泣くに泣けないので、二軍パイロットを小隊に配置している時は注意したい。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ジエー・ベイベル
彼女の副官的存在であり、技術顧問。その正体は彼女を生み出したジ・エーデル・ベルナルその人。
ジ・エーデル・ベルナル
ジエーの真の姿。最期は自分の正体が人形に過ぎない事を知らされ彼に散々に辱められた挙句、粛清された。
レーベン・ゲネラール
部下。エーデルを狂信する。
シュラン・オペルツィーネ・エスピオ
部下。
アサキム・ドーウィン
協力者。エーデルの正体に気づいていた様子。

版権作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

パプテマス・シロッコ
共に新連邦の中心人物となり、改革に着手するが、内心では彼を「傍観者」と侮蔑していた。
もっともシロッコの方も、コペルニクス会談にて戦後の新体制の統治者にはエーデルではなくディアナを推薦しており、内心では信用されていなかった様子。
デューイ・ノヴァク
シロッコ同様共に新連邦の中心人物となり、改革に着手するが、内心では彼を「妄執にとらわれた男」と侮蔑していた。
ギルバート・デュランダル
序盤から裏で手を組んでいたが、内心では彼を「夢想家」と侮蔑していた。
ウィリアム・ウォーレス・フィッツジェラルド
ブラッドマン、シロッコ、デューイ、デュランダルと、自分にとっての邪魔者が全て斃れた後、彼を新連邦の大統領に立て、傀儡として服従させようとする。
彼からはその歪みきった本性に嫌悪感を持たれており、エーデルに対してはっきりと嫌悪感と不信感を露にする。
ヘンケン・ベッケナーユルゲンス
エーデルが独裁者として君臨しようとした際、弾劾した彼らをレムレースで返り討ちにした。
もっともユルゲンスには、体勢を立て直してアネモネアスハム達と共にZEUTHに加勢する形で逆襲される事になる。
なお、ここで挙げられた人物達がエーデルの正体に気付いた様子はない。
ヘンリー・スタイガー
私怨に駆られて決戦に乱入してきた彼を槍玉に上げて、ZEUTHの不当性と自らの正当性の主張に利用する。

名台詞[編集 | ソースを編集]

戦闘台詞[編集 | ソースを編集]

「まだお前への罰は、終わってはいない」
本編ではレムレースの武装の関係上になっている再攻撃用の台詞。
イノセントが求めた理想社会は、私の手で完成する!」※対ザブングル系
神ファミリー…お前達の居場所などないのだ!」※対ザンボット系
堕天翅も人間も、全ては私のしもべだ!」※対アクエリオン系
月の力ニュータイプも、全て私のものだ!」※対ガンダムエックスダブルエックス
特異点の存在など不要!私が新世界を創る!」※対桂木桂
「日輪も地球も月も、全て私のものだ!」※対ダイターン3
各版権キャラ・メカへの特殊戦闘台詞の数々。いずれも、自分こそが絶対であるという彼女の傲慢さが現れている。
自由正義運命もお前達にはない!全て私のものだ!」
上記同様、対『SEED DESTINY』系ガンダムの特殊戦闘台詞。しかしジ・エーデルによって作られた彼女は、創造主の定めた運命に逆らえない、植え付けられた空虚な正義に従順な、自由なき操り人形であり、皮肉にも自由も正義も運命もないのは彼女自身だったことをこの時の彼女は知らない。

シナリオデモ[編集 | ソースを編集]

「法と秩序で世界を治める」
彼女の目標かつ決まり文句だが、具体的なプランは何ら持ち合わせていなかった。そしてあまりに同じ答えばかりを繰り返すため、アポロから「お前は壊れた人形か!」と反論された。
ジエー「アイラビュ~! この哀れなジジイにお仕置きを!」
エーデル「あ…! つ、つい手が…
『Z』ランド編第32話「俺が俺であるために」より。ランドの頼みとはいえジエーが自身に無許可でガンレオンの修理を手伝っていた事を咎めて、ジエーの言葉通りに平手打ちを見舞う。
一見前後のやり取りと合わせてギャグシーンに見えるが、実はこの時点でエーデルの正体、そしてエーデルが知る由もないある存在に対する切り札という伏線が張られていた。「つい手を出した」というのがミソ。
「羽虫と蟻が…! 統治者の御座に触れるな!!」
『Z』セツコ編第59話「黒の世界」orランド編第59話「塗り潰される明日」より。彼女に抵抗を試み、レムレースを取り囲んだ連邦兵に対して。ヒステリックな性格かつ相手への侮蔑が全面に現れた瞬間である。
「私があなた方や市民に与えてきたものを嘘だと言うのなら、それは大きな間違いです。真実は私が創造するもの。私が認めたものだけが、この世界の真実なのです」
最終話(正史)にて言い放った、情報操作でZEUTHを陥れたエーデルらしい宣言。エゴイズムここに極まれり。
「きえええああああああっ!! お前達っ! よくもっ!! よくもおおええええあああっ!!
アネモネユルゲンスを始めとして、新連邦内からも次々と離反者が続出。世界中の人々から自身を否定されて狂乱、レーベン以上に狂った絶叫を発する。メール曰く「ヒステリー魔女」。声付きだったらどうなっていた事か…。
「わん!」
「どうなっている!? 身体が勝手に動いたぞ!
ジ・エーデルがバインド・スペルで「三遍回ってワン」と命令してやらせた時の台詞。その豹変ぶりは驚愕ものである。
「いやあああああああっ!!」
ジ・エーデルの人形である事を知らされ発狂、ジ・エーデルのカオス・レムレースによって倒された時の断末魔。惨めを通り越して哀れとしか言い様の無い最期である。
ちなみにこの悲鳴、表記はそれぞれ微妙に変わっているが、ジ・エーデルに突撃時、イベント戦闘での撃墜時、そして最期の断末魔と合計3回も連続で叫んでいる。これもエーデルが最後まで「(同じ言葉を繰り返す)壊れた人形」でしかなかった事の表現だろうか。
「見るがいい、ZEUTH! 私があの小娘を司令クラスターに仕立て上げてやる!」
黒歴史ENDルートより。軌道エレベーターでの決戦で一度はZEUTHに敗北するも、最後の力を振り絞って宇宙へと上がり、司令クラスターになりかけていたエウレカを攻撃した時の台詞。
その直後に時空震動が起こり消息不明になってしまう。自身の正体を知らないまま退場する分、扱いは正史ENDルートよりはいいかもしれない。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

レムレース
エーデル自ら操縦するためジエーに開発させた機体であり、カオス・レムレースの試作機。彼女の操縦技術もあり、その巨体を軽々と操り両腕のドリルを自在に使いこなして戦闘する。