「ガッデス (00)」の版間の差分

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*分類:イノベイター専用モビルスーツ
 
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[[イノベイター]]([[イノベイド]])が開発した「GNZシリーズ」、通称“ガ”シリーズのひとつ。
 
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本機は中・遠距離戦向けの設計だが実際のところ戦闘能力が低い情報収集[[イノベイド]]の使用を前提にしているため、なるべく直接戦闘をしないようにGNファングを主体とした武装が施されている。つまりファングで相手を攪乱させてその隙に逃げる、といった戦法が望ましい機体なのである。だが、基本性能は“ガ”シリーズのひとつだけあって高く、十分に通常戦闘にも耐えうることは可能。
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本機は中・遠距離戦向けの設計だが実際のところ戦闘能力が低い情報収集[[イノベイド]]の使用を前提にしているため、なるべく直接戦闘をしないようにGNサーベルファングを主体とした武装が施されている。つまり、「GNサーベルファングで相手を攪乱させてその隙に逃げる」といった戦法が望ましい機体なのである。だが、基本性能は“ガ”シリーズのひとつだけあって高く、十分に通常戦闘にも耐えうることは可能。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
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;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
:初参戦作品であるが、[[宇宙]]ルートの34話のみ登場。条件を満たすと[[アニュー・リターナー|アニュー]]は[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の指示と[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]の行動により無事生存する。
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:初参戦作品であるが、第34話[[宇宙]]ルート「白き牙」にのみ登場。[[隠し要素/第2次Z #アニュー・リターナー|条件]]を満たせば、[[アニュー・リターナー|アニュー]]は[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の指示と[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]の行動によって無事生存する。
:しかし、救出方法が「ガッデスのコクピットを'''引き抜く'''」という力技なためか、アニューを生存させても残念ながらガッデスは入手できない。
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:しかし、救出方法が「ガッデスのコクピットを'''引き抜く'''」という力技である為か、アニューを生存させても残念ながらガッデスは入手できない。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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:“ガ”シリーズの共通武装。両腕に一基ずつ装備されている。
 
:“ガ”シリーズの共通武装。両腕に一基ずつ装備されている。
 
;GNヒートサーベル
 
;GNヒートサーベル
:手持ちの実体剣。GNファングをコントロールするためのアンテナでもあり、折られたりすると一気にコントロールが悪化してしまう。そのため、この武器で斬るのはまさに最後の手段である。
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:手持ちの実体剣。GNサーベルファングをコントロールするためのアンテナでもあり、折られたりすると一気にコントロールが悪化してしまう。そのため、この武器で斬るのはまさに最後の手段である。
 
;GNビームサーベルファング
 
;GNビームサーベルファング
:本機主兵装で、両肩に4基、腰に3基の計7基装備されている。先端から[[ビームサーベル]]を発生させて斬りつける。ただし、他のGNファングのようにビームを撃つ機能は無いようだ。
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:本機主兵装で、いわゆる[[オールレンジ攻撃 #無線式|GNファング]]の一種。両肩に4基、腰に3基の計7基装備されている。先端から[[ビームサーベル]]を発生させて斬りつける。ただし、他のGNファングのように[[ビームライフル|ビームを撃つ機能]]は無いようだ。
  
 
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
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== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
;対[[ケルディムガンダム]](2nd第20話)
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;アニュー・リターン
:[[アニュー・リターナー|アニュー]]が乗り、恋人の[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]と対決。GNファングを駆使して翻弄するが、[[トランザム]]を発動したケルディムに武装のほとんどを破壊される。それでもなお、ライルは「戻ってこい」とアニューを[[説得]]し、彼女もまた彼の元に戻ろうとする。だが、[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]に操られてしまい、アニューはGNヒートサーベルでケルディムを倒そうとする。そこへ駆けつけた[[ダブルオーライザー]]の一撃でガッデスは爆散。アニューはライルに別れを告げ、[[宇宙]](再世篇では地上)に散った…。<br />なお、[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]では条件を満たすと、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]が「コクピットを引き抜け」とライルに伝え、ライルは刹那の指示通りガッデスのコクピットを引き抜き、アニューを無事に救うことができるというIF展開になる。
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:2nd第20話より。[[アニュー・リターナー|アニュー]]が乗り、恋人の[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]と対決。アニューはGNサーベルファングを駆使して翻弄するが、[[トランザム]]を発動した[[ケルディムガンダム]]に武装のほとんどを破壊される。それでもなお、ライルは「戻ってこい」とアニューを[[説得]]し、彼女もまた彼の元に戻ろうとする。
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:だが、[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]に操られてしまい、アニューはGNヒートサーベルでケルディムを倒そうとする。そこへ駆けつけた[[ダブルオーライザー]]の一撃でガッデスは爆散。アニューはライルに別れを告げ、[[宇宙]](『第2次Z再世篇』では[[陸|地上]])に散った…。
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:なお、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では第34話[[宇宙]]ルート「白き牙」のステージ内にて[[隠し要素/第2次Z #アニュー・リターナー|条件]]を満たすと、「[[刹那・F・セイエイ|刹那]]が『コックピットを引き抜け』とライルに伝え、ライルは刹那の指示通りガッデスのコクピットを引き抜き、アニューを無事に救うことができる」というIF展開になる。
  
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*実は当初アニューはガラッゾに乗る予定だったが、「イメージに合わない」ということでアニュー役の白石涼子女史のファンでもあった柳瀬敬之氏が急遽描き下ろした機体である。なお、機体色は白石女史がリリースしたCDジャケットの色が投影されているとのこと。
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*実は、当初アニューはガラッゾに乗る予定だった。しかし、「『トゲの生えたガラッゾは、悲恋に終わってしまったアニューのイメージに合わない』ということで、アニュー役の白石涼子女史のファンでもあったメカニックデザイン担当の柳瀬敬之氏が、監督の水島精二氏と脚本家の黒田洋介氏に直談判して急遽ガッデスを描き下ろした」という逸話が存在する([http://www.gundam00.net/g-rooms/gundam02_01_.html 『G-ROOMS』第2回より])。
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**ちなみに、柳瀬氏曰く「ガッデスの機体色は、白石女史がリリースしたCDジャケットの色が投影されている」とのこと。
 
**もっとも、ガッデスが誕生した理由の一つには「GNファングを搭載したGN-Zシリーズの機体も描きたかった」というのもある。
 
**もっとも、ガッデスが誕生した理由の一つには「GNファングを搭載したGN-Zシリーズの機体も描きたかった」というのもある。
*魔装機神にも[[ガッデス (魔装機神)|同名の機体]]が存在するが、関係はない。ただし、魔装機神の方をデザインした福地仁氏は「00」に主要デザインで参加している。
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*[[魔装機神シリーズ]]にも[[ガッデス (魔装機神)|同名の機体]]が存在するが、関係は無い。ただし、魔装機神の方をデザインした福地仁氏は『[[機動戦士ガンダム00|00]]』に主要デザインで参加している。
  
 
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==

2015年11月7日 (土) 23:45時点における版

GNZ-007 ガッデス(Gaddess)

イノベイターイノベイド)が開発した「GNZシリーズ」、通称“ガ”シリーズのひとつ。

本機は中・遠距離戦向けの設計だが実際のところ戦闘能力が低い情報収集イノベイドの使用を前提にしているため、なるべく直接戦闘をしないようにGNサーベルファングを主体とした武装が施されている。つまり、「GNサーベルファングで相手を攪乱させてその隙に逃げる」といった戦法が望ましい機体なのである。だが、基本性能は“ガ”シリーズのひとつだけあって高く、十分に通常戦闘にも耐えうることは可能。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
初参戦作品であるが、第34話宇宙ルート「白き牙」にのみ登場。条件を満たせば、アニュー刹那の指示とライルの行動によって無事生存する。
しかし、救出方法が「ガッデスのコクピットを引き抜く」という力技である為か、アニューを生存させても残念ながらガッデスは入手できない。

装備・機能

武装・必殺武器

GNバルカン
“ガ”シリーズの共通武装で、両腕に装備。牽制用だが、それなりの威力を持つ。
GNカッター
“ガ”シリーズの共通武装。両腕に一基ずつ装備されている。
GNヒートサーベル
手持ちの実体剣。GNサーベルファングをコントロールするためのアンテナでもあり、折られたりすると一気にコントロールが悪化してしまう。そのため、この武器で斬るのはまさに最後の手段である。
GNビームサーベルファング
本機主兵装で、いわゆるGNファングの一種。両肩に4基、腰に3基の計7基装備されている。先端からビームサーベルを発生させて斬りつける。ただし、他のGNファングのようにビームを撃つ機能は無いようだ。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動。
EN回復(小)

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

対決・名場面

アニュー・リターン
2nd第20話より。アニューが乗り、恋人のライルと対決。アニューはGNサーベルファングを駆使して翻弄するが、トランザムを発動したケルディムガンダムに武装のほとんどを破壊される。それでもなお、ライルは「戻ってこい」とアニューを説得し、彼女もまた彼の元に戻ろうとする。
だが、リボンズに操られてしまい、アニューはGNヒートサーベルでケルディムを倒そうとする。そこへ駆けつけたダブルオーライザーの一撃でガッデスは爆散。アニューはライルに別れを告げ、宇宙(『第2次Z再世篇』では地上)に散った…。
なお、『第2次Z再世篇』では第34話宇宙ルート「白き牙」のステージ内にて条件を満たすと、「刹那が『コックピットを引き抜け』とライルに伝え、ライルは刹那の指示通りガッデスのコクピットを引き抜き、アニューを無事に救うことができる」というIF展開になる。

関連機体

ガルムガンダム
GN-Zシリーズの初期の機体で、カラーリングがガンダムに似ている。外伝作品に登場するが、SRW未登場。
ガデッサ
GN-Zシリーズの機体で、遠距離からの砲撃が主体である。リヴァイヴ機とヒリング機が登場する。
ガラッゾ
GN-Zシリーズの機体で、近接戦闘が主体である。ブリング機とヒリング機が登場する。

余談

  • 実は、当初アニューはガラッゾに乗る予定だった。しかし、「『トゲの生えたガラッゾは、悲恋に終わってしまったアニューのイメージに合わない』ということで、アニュー役の白石涼子女史のファンでもあったメカニックデザイン担当の柳瀬敬之氏が、監督の水島精二氏と脚本家の黒田洋介氏に直談判して急遽ガッデスを描き下ろした」という逸話が存在する(『G-ROOMS』第2回より)。
    • ちなみに、柳瀬氏曰く「ガッデスの機体色は、白石女史がリリースしたCDジャケットの色が投影されている」とのこと。
    • もっとも、ガッデスが誕生した理由の一つには「GNファングを搭載したGN-Zシリーズの機体も描きたかった」というのもある。
  • 魔装機神シリーズにも同名の機体が存在するが、関係は無い。ただし、魔装機神の方をデザインした福地仁氏は『00』に主要デザインで参加している。

資料リンク