アフロダイA
アフロダイA | |
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外国語表記 | Aphrodie A |
登場作品 | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | ジャパニウム発掘用ロボット |
全高 | 16 m |
胸囲 | 9 m |
重量 | 18 t |
エネルギー | 光子力エネルギー |
走行速度 | 200 km/h |
ジャンプ力 | 10 m |
握力 | 90 t |
装甲材質 | 超合金Z |
開発者 | 弓弦之助 |
所属 | 光子力研究所 |
主なパイロット | 弓さやか(TV版 / OVA版 / 真マ版) |
概要
機体概要
『マジンガーZ』の序盤に登場。元来はジャパニウムの発掘用に建造されたロボット。その為の装備として指先にトーチが仕込まれており、ボスボロットを溶接修理したこともある[1]。
Dr.ヘル一派の侵攻を機に、戦闘用に武装転用された。しかし、唯一の武装であるミサイルは地質調査用の物でありパワー不足は否めず、マジンガーZをサポートしようとするが、よく足を引っ張っていた。とはいえ、鉄仮面軍団を撃退したり、マジンガーZと連携して機械獣を倒したりする活躍も見せている。特殊能力として、全身のエネルギーを集中させて放電現象を起こし相手に強力な電撃を加える事も可能だが、これを行なうとアフロダイの機能も完全停止してしまう為、迂闊に攻撃へと用いる事は出来ない[2]。また、第52話「甲児ピンチ! さやかマジンガー出動!」における対バズソンM1(SRW未登場)戦では、一時的に兜甲児が本機体を操縦している。
アフロダイAは原作後半となる第75話「壮烈!! アフロダイAの最後!!」において妖機械獣ハルピアπ7(SRW未登場)の攻撃によって完全破壊に追い込まれ、その残骸はマジンガーZのルストハリケーンによって「風葬」された。以後、さやかの愛機兼パートナーロボットの座を後継機であるダイアナンAに譲る事となる。
上記のように消滅してしまったためその後のTVシリーズには直接登場しておらず、『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』ではせわし博士とのっそり博士が光子力3Dプリンターを披露した際に本機のミニチュアが作られるという形でカメオ出演している。
なお、さやかはアフロダイAに思い入れがありすぎたようで、アフロダイAが風葬された後に「勝手に擬人化して話しかけたり、アフロダイAの幻を見て入水しかける」という刹那も真っ青の行動を取っている。
原作者である永井豪氏によれば、アフロダイAの頭部は「中世ヨーロッパの帽子を被った女性」のイメージである。アニメ版ではそれを頭髪に近い物にしている。また、搭乗口は頭部後ろに設定されている。
マジンカイザー版設定
デザインはTV版よりも原作版に近く、頭部がデカい。劇中ではボスボロットと共にマジンガーZをサポートしようとするが、TV版同様足を引っ張っていた。第2話後半で手足を捥がれて人質にされたあげく、胴体まで両断されてリタイア。以後の出番はビューナスA (さやか)に譲ることになる。
登場作品と操縦者
SRWでは修理装置のおかげで大活躍できるが、マジンガーZと一緒に行動させようにも移動力が無いわ飛行できないわで置いていかれる事請け合い。装甲、HP、移動力を改造や強化パーツで補えば、狙われにくくやられ難い前線のユニットの回復役になれるが、暫くすると素で飛べるビューナスAが出てきたりして役目を奪われる可能性が高い。
旧作版設定
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- 第1話「救出!!Ζガンダム」から登場。途中でさやかと共にチームを抜ける。
- PSリメイク版ではさやかは復帰するようになったが、乗機はダイアナンAに交代してしまうためやはり出番は短い。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 『第2次』と同じく第1話「暗雲」からの登場。メタスが手に入るまで貴重な修理役として重宝するが、今回からダイアナンAが登場し、しかも改造は引き継がないので改造されないことが多い。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 今回はダイアナンAに改造を引き継ぐようになった。本作の敵AIは修理・補給役を優先的に狙うため、HPと装甲だけでも強化しておこう。
- スーパーロボット大戦F
- 本作から修理で経験値が入る様になった。マジンガーZが早くも使いづらいと感じる様なら兜甲児を乗せてしまうのも良いだろう。ただし甲児はさやかと違い信頼は使えない上、加速はレベル27まで上がらないと覚えないので相性そのものは決して良くない。本機はマジンガーZと並んで移動力4と相変わらず鈍足なので、使うのならブースターを優先して取り付けたい。本作も中盤からダイアナンAと交代する。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- スーパー系ルートの場合、第2話「マジンガーZ絶体絶命」から登場する。攻撃力も命中率も低く、機械獣にすら回避される。ある意味原作再現だが、いつも通り修理による経験値稼ぎが活躍の道。もっとも、高機動で空も飛べるメタス入手後は修理さえさせてもらえなくなってしまうが…。なお、改造状態はダイアナンAに引き継がれる。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- PS版同様、将来性はない。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- バイストン・ウェル召喚の際にはぐれてしまったマジンガーZとボスボロットと違い、第1話「オーラロード」から使用可能。シーン2 地上侵略編までメタスもいないので、シーン1は修理に忙しい。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- 最初からさやかが乗る。途中宇宙に送ると離脱。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- 第1部で宇宙に送ったデータを引き継ぐと参戦。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 強化しないと「修理する→隣接機体を援護防御→HP減少で狙われる→撃墜」という負の黄金パターンが確立してしまう。パーツで耐久力を上げよう。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- さやかは最初からダイアナンAに乗っているが、乗機が登場しないマリアが光子力研究所から借りる形で愛機としていた。そのため、宇宙編で活躍する。ただでさえ攻撃力の低いミサイルが宇宙適応Cなため、普段以上に戦闘には期待できない。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- マジンガーZと同時に加入する。
単独作品
- スーパーロボット大戦
- マジンガーチームを選択した時は味方として登場。それ以外は敵として登場。
- 新スーパーロボット大戦
- 今回はリアル頭身。宇宙編唯一の回復ユニットとして登場するが、本作の修理装置は弾数制で2回しか使えない。ダイアナンAが登場しないので、最後まで使うことになる。宇宙でダイアナンAを操縦する危険性にスタッフも気づいたのだろうか。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。カラオケモードではマジンガーとペアで出演している。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- C・SR・SSRアタッカー、R・SRディフェンダーがそれぞれ登場。
- SR・SSRアタッカーは2016年7月のイベント「タダではすまない無我夢中」での期間限定入手。
- このようにアフロダイAは数種類登場していながら、2018年現在ダイアナンAやビューナスA(さやか機)は未登場で、さやかを使うにはアフロダイか、随分キャラ画風の違うアルテミスAしかないため、ある意味歴代でも指折りの良い立場ではある。
関連作品
- シャッフルファイト
- 辺境の小国アイザックの反乱軍メンバーで、隣国ケディックの反乱軍ブルーライトニングと連絡を取る途中、ザクバラン帝国に捕われてしまった。第1章クリア後に救出されザクバラン帝国の目的を告げた後、仲間達と共にケディックへ向かう。
マジンカイザー版設定
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- ビューナスAと入れ替えで消滅。
- スーパーロボット大戦W
- スーパーロボット大戦L
- ビューナスA(さやか機)が登場しないため、最初から最後までさやかの乗機である。ハッキリ言って使い辛いが、機体ボーナスが優秀なので使い甲斐はある。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC
- 序盤は何度かスポット参戦するが、本格加入は中盤になってから。しかも、加入直後のサブシナリオでビューナスAが手に入るので、活躍できる機会は少ないだろう。
- スーパーロボット大戦XO
- ビューナスAと合体攻撃のデュアルミサイルが可能に。
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド1にて加入。機動タイプはバランスタイプで能力値は防御特化より。本作では当初からマジンガーZ(防御特化)よりも攻撃力が高かったが、更新でバランスタイプの能力が強化された際に防御力と照準値と運動性もマジンガーZより高くなった。
真マジンガー版設定
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 前作のさやか(フジテレビ版旧マジンガーシリーズ)はダイアナンAに乗っていたため、続編の本作でZシリーズ初にして唯一の参戦となった。
- 武器性能が低いため前線で活躍させるのは難しく、修理装置によるサポートがメインなのは従来と変わらず。初登場時のみマジンガーZが起動するまでの間、戦闘BGMが「BATTLE CHOIR」(前作『Z』のオリジナルBGM)に固定される。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- プロローグでアイコンのみ登場。本編では既にビューナスAに乗り換えている。
装備・機能
武装・必殺武器
- 格闘
- パンチやキックなど徒手空拳での格闘戦。なお、パワーに関してはマジンガーどころかボスボロットにも劣るため、機械獣相手には力不足。
- 『X-Ω』では通常攻撃に採用。アタッカー版は「パンチ」、ディフェンダー版は「ビンタ」となっている。『DD』では「格闘」名義で通常攻撃に採用。こちらは飛び蹴り。
武装
- 光子力ミサイル
- 第4話「マジンガーZ 絶体絶命!!」にて(弓教授には事後承諾で)装備された光子力ロケットを使用したミサイル。むしろ、通称である「おっぱいミサイル」[3][4]の名の方で多くの人々に知られており、アフロダイAを代表する(?)兵器である。
- ついでに、光子力ミサイルの先端は露出しているため、色々な意味で危険としか言い様が無い(原作初期では、発射前後で先端の色が明らかに違う)。ただし、漫画版および真マジンガー版では胸部はカバーになっており、内部にミサイル砲身がある。
- 余談だが、ジェットスクランダーの開発前は推進力を強化したバージョンの光子力ミサイルを装備していた。なんと、ジェットスクランダーが無かった時期のマジンガーZが飛行する敵に対抗するため、わざと撃たせた光子力ミサイルを両手で掴んで飛行したこともある。『第2次G』で通常ミサイルと別に装備される「光子力ミサイル」はこちらの強化バージョンと思われる。
- SRWでは単に「ミサイル」名義で採用されている作品が多い。
- 『X-Ω』では必殺スキルに採用。「アフロダイミサイル」名義。
- 『DD』では単発がR必殺技として採用。メインアビリティは「プロテクション I」で、反撃時、回避を選択すると回避率が増加し、防御を選択すると被ダメージを軽減する。サブアビリティは「ダメージアップI(特殊)」。
- 連射はSR必殺技に採用。メインアビリティは「HP回復II」で、HPが30%以下の時、自分のアクション毎にHPが回復する。サブアビリティは「攻撃力・防御力アップII」。
合体攻撃
- デュアルミサイル
- ビューナスA (さやか)との合体攻撃。
- マジンガーエンジェルトリプルキック
- ダイアナンA、ビューナスAと共に繰り出す飛び蹴り。
- トリプルオッパイミサイル
- ダイアナンA、ビューナスAと共に発射するミサイル。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
機体ボーナス
- 初期:資金+10% 運動性+5
5段階:資金+20% 運動性+15 移動力+1
10段階:資金+30% 運動性+25 移動力+2 バリア2000 - 『L』で採用。
関連機体
- ダイアナンA
- 同作品における後継機。
- ビューナスA
- 続編作品『グレートマジンガー』におけるアフロダイAと同じ立場の機体。
- ビューナスA (さやか)
- 漫画版やマジンカイザー版、真マジンガー版 etc.での後継機。
- マジンガーZ
- パートナーロボット。
余談
- アフロダイAは日本で製作された搭乗型ロボットアニメの金字塔となった『マジンガーZ』にて登場して以来、ロボットアニメにおける女性型ロボット達の先駆けとして後々の作品に影響を与えたのは間違い無いであろう。講談社発刊の「鉄の城 マジンガーZ解体新書」では、「ロボットにセックスとしての性別分けを持ち込んだ初の作品」と評されており、単に女性型ではなく現実における男女の役割を意識した動かし方も踏まえた評価を与えている。
- もっとも、一部の作品を除いて「女性型ロボットは非力である」という印象を持たせた点も否めないが…。
- 『マジン・サーガ』(SRW未参戦)のアフロダイAはデザインを含む設定が大きく異なり、外見はどちらかと言えばビューナスAに近い。また、操縦方式もパイロットとのシンクロとなっており、同じダイナミックプロの『獣神ライガー』や、『新世紀エヴァンゲリオン』のEVAに近い。
- なお、この作品におけるさやかのパイロットスーツはボンデージ調のかなりアブナイものである。
- 漫画『マジンカイザー 新魔神伝説』では既に大破しているが、新たに初期型のデザインで強化型を建造している場面が存在する(この機体には眼や口が存在する)。
商品情報
脚注
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