黄金の騎士

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黄金の騎士(Golden Knight)

黄金の鎧を身に纏った騎士。サイコゴーレム事件において姿を現し、騎士ガンダム一行を助けた。

その正体は謎の騎士シャア闇の皇帝ジークジオンの呪いにより獣人化したことから顔を隠すために仮面を被り、サタンガンダム亡き後に騎士ガルバルディβとの戦いで負傷してからは黄金の鎧で正体を隠していた。

ジークジオンとの最終決戦ではルフォイの星の水晶の力でムーア界に突入。サイコゴーレムの魂でジークジオンを拘束、騎士スペリオルドラゴン復活の時間を稼ぎ、スペリオルドラゴンがジークジオンを打倒した後は地上へと戻され、獣人化していた身体が元に戻っていた。

しかしその後、ジークジオンが完全に倒されていない事を悟ったシャアはいずれ復活するであろうジークジオンへの対策と、それと戦う事になるガンダム達を支援するために「軍師クワトロ」としてネオジオン族に潜入する事になる。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
初登場作品でNPC。「生身の人間キャラは出ない」と寺田Pが事前に予告していたため(外見は百式モチーフであるとはいえ)登場はファンを驚かせた。
上述の通り、生身の人間である騎士シャアが鎧を纏った姿なのだが、第32話では平然と宇宙空間にその姿を見せている。……空気の方は大丈夫だったのだろうか?

人間関係

騎士ガンダム
随所で彼ら一行を助ける一方で、『伝説の巨人』~『光の騎士』の間で魔法剣を巡って対決している。
騎士セイラ
実の妹。当初はモンスターに姿を変えられ行方不明になった彼女の捜索も旅の目的の一つであった。
勘違いされやすいが、SDガンダム外伝でのシャアとセイラの名前は歴とした本名である。
騎士アムロ
原典とは違い、深い因縁がないため特に険悪ではなく、ナイトガンダム物語2では彼に打倒ジークジオンを託している。
ちなみにSDガンダム外伝ではアムロとセイラが結婚したとされているので、シャアからすれば義理の弟となる。
騎士ガルバルディβ
自身の呪われた素顔を見た彼を付け狙っており、石の城での戦いで彼がサイコゴーレムに気を取られた隙を突いて討ち取っている。
ドラゴンベビー
原作では特に絡みはないが、BXでは二度に渡って彼の悪だくみを阻止している。
闇の皇帝ジークジオン
因縁の宿敵。

他作品との人間関係

フル・フロンタル
BXでは直接の絡みこそないが自身の姿に対して反応している。

名台詞

「貴様に怨みのある者だよ! お前は見てはいけないものを見たのだ……!」
OVA版第2巻より。石の城で騎士ガルバルディβと対峙して。
「馬鹿め! どこを見てる!」
上記の台詞の後サイコゴーレムに気を取られた騎士ガルバルディβを討ち取った際の台詞。
「私には効かん!」
OVA版第2巻より。自身に対しムービルフィラで攻撃しようとした呪術士メッサーラの杖を切断して。
この直後にメッサーラの頭を剣で貫き討ち取っている。

余談

  • カードダスでの読み仮名は「おうごんのきし」だが、ファミコンソフト『ナイトガンダム物語』『同・2』では「おうごんのナイト」と呼ばれている。
  • プラモデル『元祖SDガンダム』では「騎士百式(ナイトひゃくしき)」名義で発売。恐らく商標登録の都合であろう。
    • 後に騎士ガンダム・騎士サザビーとセット販売された際には「黄金の騎士」と表記されていた。
    • あろう事か、「キャプテンガンダム」同梱の販促ビデオではスペリオルドラゴンと共に「ガンダム族の仲間」として騎士ガンダムに呼び出された
  • 『ナイトガンダム物語2 光の騎士』ではムーア界突入を前に身体が限界を迎え、騎士アムロに打倒ジークジオンを託しセントーの町で養生することとなりジークジオンが倒れたあとはセイラと共にいずこへと旅立っていった。
  • ジークジオン編では言うまでもなく『1st』での姿がモチーフであり、聖機兵物語編では「軍師クワトロ」として『Ζガンダム』の姿がモチーフとなり、機甲神伝説編では名義はそのまま『逆襲のシャア』でのサングラスをかけた場面の姿がモチーフとなる。
    • が、機甲神伝説編の終盤で騎士シャアとして正体を明かすと前髪が解けかかり、同作エピローグでは髪型が『1st』時代のものに戻っている