ペーネロペー

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ペーネロペー
外国語表記 Penelope
登場作品 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
デザイン 森木靖泰
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 モビルスーツ
型式番号 RX-104FF
頭頂高 26.0 m
全高 32.5 m
本体重量 36.4 t
全備重量 112.0 t
動力 核融合炉
出力 4050kW
推力 168,000kg
浮揚機関 ミノフスキークラフト
装甲材質 ガンダリウム合金
センサー有効半径 30,000m
素体 オデュッセウスガンダム
開発 アナハイム・エレクトロニクス
所属 地球連邦軍
乗員人数 1人
主なパイロット レーン・エイム
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ペーネロペーは『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の登場メカ

概要

地球連邦軍の対マフティー部隊であるキンバレー隊(のちのキルケー部隊)に配備された新型モビルスーツ。正確にはアナハイムの試作ガンダムタイプのMS(オデュッセウスガンダム)に、ペーネロペーユニットあるいはフィックスド・フライトユニット(FFユニット)と呼ばれるユニットを装備した状態[1]を称する呼び名である。

Ξガンダムのベースとも言える機体で、作中でも「マザーマシン」と表現されている。空気抵抗軽減用ビーム・バリアーの完成度が後発のΞガンダムより劣るため、高速巡航時は専用の「フライトフォーム」へと変形しなければならない。フライトフォーム時は胴体前面装甲と頭上にある機首が密着して顔が隠れる。

名前の由来は、ホメロスの叙事詩「オデュッセウス」の主人公オデュッセウスの妻であるペネロペから。

オデュッセウスガンダム

アナハイム製ガンダム20周年を記念して開発された試作MS。形式番号RX-104。20年の漂泊の末に故郷へ帰還したギリシャ神話の英雄・オデュッセウスの名がつけられている。

Ξガンダムと異なり、こちらにはミノフスキークラフトは搭載されておらず、飛行するには、フィックスド・フライトユニットが必要。

他に詳細不明の「アルゴスユニット」という装備が存在する。

登場作品と操縦者

VXT三部作

スーパーロボット大戦V
初登場作品。機体のみの参戦と告知されていたが、パイロットのレーンと共に登場。
敵として登場するが、条件を満たすとレーンと共に自軍として使用可能(もちろん乗り換えも可能)。性能的にはほぼΞと同様で、敵の時にはない高機動攻撃も追加される。Ξと比べるとマップ兵器がない(Ξも条件を満たさないと追加されないが)のと、加入後に地上ステージが少ないため空Sを活かし切れないのがネック。とはいえ、それでも性能は十分に高い。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

バルカン砲
ビームライフル
腕部武装ユニット
両腕に備え付けられた複合武装。
ミサイル
ユニットに収納されているミサイル。両腕合計で32個装備されている。
メガ粒子砲
使用時は後方から前方に展開して射撃体勢をとる。
ビームサーベル
左腕のシールドと一体化している。
ペーネロペーユニット
ミノフスキークラフトや肩部ファンネルミサイルポッド、空気抵抗軽減用ビームバリアなどを搭載した外付けユニット。
ファンネル・ミサイル
ミサイル型サイコミュ兵器。
メガ粒子砲
肩部に備え付けられたビーム兵器。手持ちサーベルとしても使用可能。

必殺技

高機動攻撃
フライトフォームへ変形して高速で突撃しながら連続攻撃を浴びせる。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

カスタムボーナス

「ファンネル・ミサイル」の攻撃力+200。移動力+2。

機体BGM

「その名はマフティー・ナビーユ・エリン」

関連機体

Ξガンダム
ある意味兄弟機。大気圏内飛行能力に対する制限などやや劣っている部分もあるが、総合性能自体は互角。

商品情報

余談

  • 富野由悠季による原作小説では単に「設計思想にガンダムタイプの名残がある」機体で、素体となるMSの名前やデザインは明らかにされていない。Gジェネレーション登場後に、デザイナーの森木によって改めてデザインが起こされた。
    • そのデザインと「オデュッセウスガンダム」の名が初出となったのは「ANAHEIM ELECTRONICS GUNDAM HISTORY 2002 CALENDAR」である。つまりオデュッセウスガンダムの名は後付け設定。ペネロペからの逆算であろう。
  • SUNRISE WORLD WAR Fromサンライズ英雄譚』では、没データとして本機が登場した。なお、パイロットであるレーンは登場しておらず、ケネス・スレッグを乗せるとファンネル・ミサイルが撃てるようになっていて、実際にケネス専用機と言える。
  • 長らくファンからガンプラ化を熱望されていたが、2019年10月に待望のHGUCで発売予定。

資料リンク

  1. この設定は後年定着したもの。余談の項目を参照のこと。