「量産型ゲシュペンストMk-II」の版間の差分

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人型機動兵器としては連邦軍で初めて制式採用されたが、そもそも[[異星人]]と戦うつもりが無かった[[EOT特別審議会]]の横槍で量産が妨害され、[[DC戦争]]では連邦軍の主力は既存の戦車や戦闘機のままで終わった。[[L5戦役]]に入りマオ社が若干数の追加生産を行うも、[[エアロゲイター]]に対抗できる機動兵器の不足という問題に直面した連邦軍は、生産ラインが十分に確保されていて短期間で数が揃えられる[[リオンシリーズ]]を主力として選択。そして[[L5戦役]]後は、リオンシリーズと共に[[テスラ・ドライブ]]を搭載した[[量産型ヒュッケバインMk-II]]が新たな主力機となったため、量産型ゲシュペンストMk-IIはほとんど量産配備されることなく旧式の機体として扱われるようになる。
 
人型機動兵器としては連邦軍で初めて制式採用されたが、そもそも[[異星人]]と戦うつもりが無かった[[EOT特別審議会]]の横槍で量産が妨害され、[[DC戦争]]では連邦軍の主力は既存の戦車や戦闘機のままで終わった。[[L5戦役]]に入りマオ社が若干数の追加生産を行うも、[[エアロゲイター]]に対抗できる機動兵器の不足という問題に直面した連邦軍は、生産ラインが十分に確保されていて短期間で数が揃えられる[[リオンシリーズ]]を主力として選択。そして[[L5戦役]]後は、リオンシリーズと共に[[テスラ・ドライブ]]を搭載した[[量産型ヒュッケバインMk-II]]が新たな主力機となったため、量産型ゲシュペンストMk-IIはほとんど量産配備されることなく旧式の機体として扱われるようになる。
  
主力期の座こそ逃したものの、一部の機体がカスタマイズされ、[[カイ・キタムラ]]、[[カチーナ・タラスク]]、[[ラッセル・バーグマン]]らが運用している。また[[クライ・ウルブズ]]の機体は、特殊部隊仕様のチューンにより性能が同型機に比べ向上している。その他通常機も配備地区によって微妙な仕様の違いが存在していた模様(ゲーム的に言うと『OG』にてリュウセイ編で手に入る極東基地に配備されていた機体は海適応を所持しているが、キョウスケ編に手に入るラングレー基地に配備されていた機体は海適応を持っていない。極東基地は海に面しているため、同基地配備の機体は水中戦が考慮されていたものと思われる)。
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主力機の座こそ逃したものの、一部の機体がカスタマイズされ、[[カイ・キタムラ]]、[[カチーナ・タラスク]]、[[ラッセル・バーグマン]]らが運用している。また[[クライ・ウルブズ]]の機体は、特殊部隊仕様のチューンにより性能が同型機に比べ向上している。その他通常機も配備地区によって微妙な仕様の違いが存在していた模様(ゲーム的に言うと『OG』にてリュウセイ編で手に入る極東基地に配備されていた機体は海適応を所持しているが、キョウスケ編に手に入るラングレー基地に配備されていた機体は海適応を持っていない。極東基地は海に面しているため、同基地配備の機体は水中戦が考慮されていたものと思われる)。
  
 
試作機よりも薄い青色で肩部スラスター部分が白色というのが基本塗装だが、カイ機、カチーナ機、クライ・ウルブズ運用機はそれぞれパーソナルカラーで塗装されている。ラッセル機とガーネット機<ref>キョウスケ編で合流した際に搭乗機になっているもの。リュウセイ編では補給物資として入手するため初期パイロット不在。</ref>も旧設定ではカイ機と同じ塗装だったが、[[DW]]及び[[OGS]]で変更され、一般の青い機体になった。
 
試作機よりも薄い青色で肩部スラスター部分が白色というのが基本塗装だが、カイ機、カチーナ機、クライ・ウルブズ運用機はそれぞれパーソナルカラーで塗装されている。ラッセル機とガーネット機<ref>キョウスケ編で合流した際に搭乗機になっているもの。リュウセイ編では補給物資として入手するため初期パイロット不在。</ref>も旧設定ではカイ機と同じ塗装だったが、[[DW]]及び[[OGS]]で変更され、一般の青い機体になった。

2024年6月16日 (日) 12:47時点における版

量産型ゲシュペンストMk-II
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

デザイン 大河原邦男
初登場SRW スーパーロボット大戦α外伝
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 パーソナルトルーパー
ゲシュペンストシリーズ
生産形態 量産機
型式番号 RPT-007
全長 21.2 m
重量 72.4 t
動力
フレーム GIIフレーム
基本OS TC-OS
開発 マオ・インダストリー
主なパイロット カイ・キタムラ
カチーナ・タラスク
ラッセル・バーグマン
テンプレートを表示

量産型ゲシュペンストMk-IIは『バンプレストオリジナル』の登場メカ

概要

パーソナルトルーパーゲシュペンストMk-II量産型であるが、設定上、原型機との性能差はほとんどない。フレーム構造の拡張性が高く、チューンによっては後発の量産型パーソナルトルーパーと遜色ない水準まで性能を引き上げる事も可能。

原型機に違う点は左腕に放電打撃武器「プラズマ・ステーク」を用いた「ジェット・マグナム」が装備されているところ。

スーパーロボット大戦α / α外伝

試作機3機を含め、39機しか量産されておらず、そのほとんどがエアロゲイターにより破壊された為、主力機とはならなかった。イルムガルト・カザハラリュウセイ・ダテライディース・F・ブランシュタインらが搭乗した。

ちなみに、αシリーズではアルトアイゼンヴァイスリッターは量産型ゲシュペンストMk-IIのカスタム機という設定である。

スーパーロボット大戦A

ゲシュペンストそのものは3機が試作され、ドラグーンと制式採用の座を争ったが、同機の性能と拡張性を恐れたシャドウミラーが「こちらの世界」で本機が制式採用されないよう様々な裏工作を行なっており、結果としてドラグーンが採用された。ただし、「こちらの世界」ではケーン・ワカバ達によって運用された試作D兵器・ドラグナーが大きな戦果を挙げ、そのデータをフィードバックしたためにドラグーンが優秀な機体に仕上がってしまい決定打にはならなかった。

シャドウミラーは「あちらの世界」から転移してきた機体をそのまま戦力として運用している。

スーパーロボット大戦IMPACT

アインストがゲシュペンストのカスタム機であるヴァイスリッターを解析し、オリジナルを複製して運用したという設定。ただ素材や動力は完全に別物であり、これまた連邦軍で運用されている機体とは段違いに強い(味方機としては一切登場しないため、どれほどの違いかは不明)。

パイロットの回避が低いものの、特に初登場時は森・山地形に加えて地形側の陸・宇S+運動性の地味な高さで、こちらの命中が低いと回避されることもままあり、おまけにIフィールドもある。しかしアインストシリーズなのにHP回復が無く、ビーム兵器以外で攻撃すれば意外と脆い。最大攻撃力に関しては気力制限もあって一歩劣り、スラッシュリッパーが無いと移動後攻撃の射程が1しかなく、今までにも登場してきたアインストゲミュートなどの方が強くなってたりする。なのに修理費(50%が獲得資金)が6000と雑魚アインストの中では最も高い。なお後々で何度か登場するが、最終決戦とその前段階には現れない。同族と認められなかったのだろうか。

OGシリーズ

人型機動兵器としては連邦軍で初めて制式採用されたが、そもそも異星人と戦うつもりが無かったEOT特別審議会の横槍で量産が妨害され、DC戦争では連邦軍の主力は既存の戦車や戦闘機のままで終わった。L5戦役に入りマオ社が若干数の追加生産を行うも、エアロゲイターに対抗できる機動兵器の不足という問題に直面した連邦軍は、生産ラインが十分に確保されていて短期間で数が揃えられるリオンシリーズを主力として選択。そしてL5戦役後は、リオンシリーズと共にテスラ・ドライブを搭載した量産型ヒュッケバインMk-IIが新たな主力機となったため、量産型ゲシュペンストMk-IIはほとんど量産配備されることなく旧式の機体として扱われるようになる。

主力機の座こそ逃したものの、一部の機体がカスタマイズされ、カイ・キタムラカチーナ・タラスクラッセル・バーグマンらが運用している。またクライ・ウルブズの機体は、特殊部隊仕様のチューンにより性能が同型機に比べ向上している。その他通常機も配備地区によって微妙な仕様の違いが存在していた模様(ゲーム的に言うと『OG』にてリュウセイ編で手に入る極東基地に配備されていた機体は海適応を所持しているが、キョウスケ編に手に入るラングレー基地に配備されていた機体は海適応を持っていない。極東基地は海に面しているため、同基地配備の機体は水中戦が考慮されていたものと思われる)。

試作機よりも薄い青色で肩部スラスター部分が白色というのが基本塗装だが、カイ機、カチーナ機、クライ・ウルブズ運用機はそれぞれパーソナルカラーで塗装されている。ラッセル機とガーネット機[1]も旧設定ではカイ機と同じ塗装だったが、DW及びOGSで変更され、一般の青い機体になった。

一方、シャドウミラー平行世界では本機が制式量産機として採用され、およそ3000機が生産されている。実際、彼らが運用している量産型ゲシュペンストMk-IIは「こちらの世界」の同型よりも改良が施され、テスラ・ドライブの標準装備により空中戦も可能となっている。

上記の通りL5戦役以降は旧式の烙印を押された本機であるが、元々ゲシュペンストに思い入れを持ち、この扱いに不満を抱いていたカイ・キタムラは、ギリアム・イェーガーと共にゲシュペンストシリーズの強化プラン「ハロウィン・プラン」を提出。結果、本機をベテラン用の高級量産機としてブラッシュアップした量産型ゲシュペンストMk-II改が誕生することになった。鋼龍戦隊で従来本機に搭乗していたパイロットたちはこの改型への機種転換を順次行っており、ラ・ギアス事件勃発までに戦場から姿を消すこととなった。

余談だが、DVD版のDW最終話を見る限り、OG世界でも既にプラモデル化しているらしい。

スーパーロボット大戦MX

「パーソナルトルーパー」という概念自体が語られないが、「タイムラグは90秒」のインターミッションにて、ヒューゴの回想シーンの戦闘マップに登場。フォリア含む一般隊員機はシルバーグレー、ヒューゴ機はダークレッド、アルベロ機は黄に近いオレンジ。

各機体

カチーナ・タラスク
機体色は赤。元々はキョウスケ・ナンブが乗っていた機体で、カチーナが受領後半ば強引に赤色に塗装した。修羅の乱終戦まで運用、カチーナの改型への機種転換後は所在不明。
カイ・キタムラ
機体色は緑。彼がモーションデータを編み出した必殺技『ジェット・マグナムS』を持つ。カイが改型へ機種転換した後も鋼龍戦隊で保管、修羅の乱終戦後は所在不明。
ラッセル・バーグマン
機体色は一般機と同じ青。元々はエクセレン・ブロウニングが乗っていた機体。修羅の乱終戦まで運用、ラッセルの改型への機種転換後は所在不明。
ちなみに、GBA版では機体色が緑色で、カイ機と同じだった。
一般機
機体色は青。α外伝では試作機3機を含め、39機しか量産されておらず、そのほとんどがエアロゲイターにより破壊された為、主力機とはならなかった。
OG1では、極東支部所属時代のイルムガルト・カザハラが搭乗、後にラトゥーニ・スゥボータリオ・メイロンに乗り継がれた機体のほか、テスラ研からハガネ隊に供給された2機がジャーダ・ベネルディ機とガーネット・サンデイ機として運用されている。
OGsでは、『あちら側』のベーオウルブズ所属の同機がアインスト化している。
シャドウミラー仕様
機体色は青で、『こちら側』の機体と異なり肩部スラスターまで青色で塗られており、試作機と同じ外見となっている。『あちら側』で量産された機体で約3000機ほどが生産されている。OGシリーズではテスラ・ドライブが搭載され飛行可能(Aでは飛行不可)。
アルベロ・エスト
機体色は黒。武装はクライ・ウルブズ隊専用のものを採用している。スポット参戦のみ。修羅の乱勃発直前にアルベロが改型に機種転換後は所在不明。
ヒューゴ・メディオ
機体色は赤。カチーナ機と比べると彩度が低い赤色をしている。武装はクライ・ウルブズ隊専用のものを採用している。スポット参戦のみ。修羅の乱勃発直前にヒューゴが改型に機種転換後は所在不明。
フォリア・エスト
機体色は黄色。武装はクライ・ウルブズ隊専用のものを採用している。スポット参戦のみ。修羅の乱終盤、イェッツトに撃墜され大破抹消。
クライ・ウルブズ隊仕様
機体色は灰色。今のところ、ユニットアイコンのみの登場であり、プレイヤーは使用不可能。

登場作品と操縦者

登場作品によって敵機だったり味方機だったりあるいはその両方だったりと立ち位置が安定しない。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α外伝
初登場作品。地上ルート5話でリュウセイとライの搭乗機として敵で登場するが、イベントでイルム搭乗機と共に自軍に復帰する。この時点では3機ともスポット参戦だが、隠し要素で8話開始時点の難易度『難』の場合はリュウセイの搭乗機として、ライ、イルム搭乗機は『難』ルート終盤でそれぞれ正式に加入する。リュウセイ初期搭乗機の3機の中ではフル改造時の最大攻撃力は一番高いが、射撃武器なのでリュウセイの能力と合わないのが難点。改造はR-1改に引継ぎ、他の2機と違いR-1改より改造費用が安いので、リュウセイを使い続けるのならこの機体の時に改造しておくと良い。ライ、イルム搭乗機も能力は同じだが、加入が遅すぎるため活躍させるのは難しい。
敵の時はユニット能力が一部上がり、攻撃力は逆に下がっている。なお5話でリュウセイとライが自軍復帰する際の能力は敵のものとなる。
何故か、本来は択一性のプラズマ・ステークとネオ・プラズマカッターが両立している。またロボット大図鑑において、この機体のカスタムメイド機としてアルトアイゼンヴァイスリッターが存在することが示唆されている。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦IMPACT
ゲシュペンストMk-II名義で敵として登場。立場的にはCOMPACT2のゲシュペンスト。C2同様アインスト系雑魚の中では上位に入る性能だが、エクセレンの自軍復帰後は登場しなくなる。グラフィックはα外伝の使い回しで敵ながらヒロイック。相変わらずジェット・マグナムとネオ・プラズマカッターが両立している。
ちなみに、撃墜されると戦闘アニメでもマップ上でも派手に爆発する

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
ゲシュペンストMk-II」表記だが、主人公(アクセルorラミア)が言及しているとおり量産型である。基本的に雑魚。
火星ルートではメガノイド兵が乗って来る。潜入していたシャドウミラー隊員(Wナンバー)がメガノイドに改造され、その際の搭乗機が接収されたらしい。
余談だが、本作では敵ユニットはステータス画面では右を向いており強化パーツスロットが存在しないがこの機体は敵でしか登場しないにもかかわらず何故かステータス画面では左方向を向き強化パーツスロットが二つ存在している…。隠しユニットとして自軍で使用できる予定でもあったのだろうか?
スーパーロボット大戦A PORTABLE
システムの変更により回避が高く、HPが13000にまで跳ね上がり援護防御などを駆使するため撃墜に手間取る。

単独作品

スーパーロボット大戦MX
ヒューゴの回想シーンにクライ・ウルブス配属機が登場。オリジナルのゲシュペンストがどこで作られたのかなどは語られず、実は本作においては出自不明の謎の機体。
スーパーロボット大戦X-Ω
2018年12月のイベント「暗躍する「影」」にて、シャドウミラーの量産機が敵専用ユニットとして登場。
2019年6月のイベント「百舌と隼」ではアラド・バランガが搭乗している。シナリオ演出上のものでユニットとしては使用不可。

OGシリーズ

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
数多くのカスタマイズ機が登場し、パイロットによっては若干性能差がある。改造段階は高いが、設定に反してオリジナルのゲシュペンストMk-IIより基本性能は低く(オリジナル機もチューンを受けたためかもしれないが)、後半はお払い箱となる。しかしキョウスケ編で手に入る(或いはバグで手に入る)カイ機だけは換装武器も含めて最初から5段階強化済みな上、ジェット・マグナムの射程は通常より長い1~2で、基本威力も下手なPTの必殺武器よりも高いため、最後まで運用できる。設定どおり、空中の敵には汎用武器でしか対抗出来ない(以後の作品でも大体同じ)。キョウスケ編で手に入る機体には海の移動適性が無いため、中盤以降も運用する際にはその点に注意したい。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
ジェット・マグナムの射程がOG1のカイ機と同様1~2に統一された他、本作のみ連続攻撃対応となった。序盤の機体不足の頃は運用する事もあるが、中盤以降は完全に格納庫でホコリを被る事になるだろう。
序盤終わりごろからシャドウミラー仕様が敵機として登場。量産型ヒュッケバインMk-IIほどではないが運動性がそこそこ高く、また攻撃力も低くはないため油断すると袋叩きにされかねない。
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
OG、OG2と概ね同じ。リメイクに対しての変更点は、OG1におけるジェット・マグナムの射程が全機1~2になった事。カイ機はOG1の参入時に既にかなり改造されている為、武器改造が出来ないEX-HARDモードでは主力になり得る。また、本作から緑色の本機はカイ専用機と位置付けられ、それまで緑だった肩部が白くなった(他の緑色の機体は一般用機と同じ塗装に)。
スーパーロボット大戦OG外伝
クライ・ウルブズ専用のカスタマイズ機が登場。発売前はカイ機は量産型ゲシュペンストMk-II改に強化されると見られていたのだが、実際には別機体扱いで改造も引き継がない。
スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
自軍側の主力機だが、どうにも性能不足が目立つ場面が多い。
スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ Record of ATX
第一話からキョウスケが模擬敵相手に大暴れするなど、アニメより活躍の場は多いが、DC兵には馬鹿にされる。一番の見どころはカイ専用機VSタイプSの戦闘か。またカチーナ機、ラッセル機はチョバムアーマーを中盤から装備している。
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
出番は少なめ。1話「赤い衝撃」では正規機が、23話「堕天使の心」ではクライ・ウルブズの機体が顔見世で登場、26話「貫け、奴より速く」でもヒューゴ機、フォリア機が登場している。シャドウミラー仕様は未登場。[2]
スーパーロボット大戦OG -ジ・インスペクター- Record of ATX
アニメ版と異なり、シャドウミラー仕様が登場。またカイ機は左腕をラピエサージュのマグナム・ビークが破壊した際の衝撃で、内部機構をオーバーホールしないといけないほどの損傷を受けて退場している。カチーナ機、ラッセル機は前作の仕様をそのまま引き継いでいるため最初から装備している。

関連作品

Another Century's Episode
最初から使える機体。チュートリアルは強制的にこれで出撃させられるため、誰でも1度は乗ることになる。だが3種類しかない武装(M950マシンガン、スプリットミサイル、プラズマステーク)、鈍重な挙動、挙動に対して平凡な防御力と、癖は無いものの性能が非常に低いため、これで全てクリアしていくにはかなりの腕前と、が必要(難易度ハードでも全てのミッションをクリアできるバランスにはなっている。改造によって短所を補うのも可能)。ちなみに相方のフロムソフトウェアオリジナル、クラウドブレイカー量産型はポテンシャルは高いものの癖が強く扱いにくい、真逆の特性になっている。

装備・機能

武装・必殺武器

固定武器

格闘
機体による直接戦闘。堅牢なフレームと装甲を持つゲシュペンストならでは。ゲームではGBA版『OG1』のみ実装。
スプリットミサイル
発射後に多弾頭ミサイルを内部から射出するミサイル。ゲーム内では比較的弾数が多く、初期攻撃力は低いが改造費用が安く、改造効率が良い。ただし、空適応B。GBA版『OG1』のみ換装武器
背部パイロンに装備するのだが、ゲーム媒体以外では外見通りに二基しか搭載・発射できない。
『A.C.E.』ではSRWシリーズと打って変わってまさに必殺武器と言った趣の調整をされているが、1回の出撃で背負っている二基しか撃てないので使いどころが難しい。
プラズマ・ステーク
左腕に装備された3本の特殊武装。手甲部から突出した3本の突起部に高電圧のプラズマを纏わせ、拳とともに打ち込むことで敵機の装甲を破砕する。ゲーム中では後述のジェット・マグナムとして使われる。量産用試作機であるゲシュペンストMk-II・タイプRではプラズマカッターを搭載していた箇所を置き換えたという設定なのだが、プラズマ・ステーク部分を引き抜いてプラズマ・カッターとして使う変な描写があったりもする。
ジェット・マグナム
プラズマ・ステークを使用した近接戦闘モーション・パターン。敵機に肉薄して、高電圧のプラズマを拳打とともに叩き込む格闘攻撃。なお、イルムエクセレンはジェット・マグナムを使う際「必殺!ゲシュペンストパンチ」と叫ぶ。エクセレンは更に「究極、ゲシュペンストキックはなし?」と、ファン泣かせの発言をするが、後に復活した。GBA版OG2のみ、連続攻撃対応。
元々は『α外伝』か何かにおいてどうしてもゲシュペンストにパンチ攻撃を使わせたいというスタッフが作ったアニメーションが元で、これがOGシリーズ登場にあたって拾われ、プラズマ・ステークの設定が追加された[3][4]

換装武器

プラズマカッター / ネオ・プラズマカッター
右腕に装備されたエネルギーの刃。OGシリーズでは、前者はGBA版OG1のみ、後者はGBA版OG2以後換装武器となった。『α外伝』のみ、プラズマステークの1本を引き抜いてカッターの柄とするが、本来はカッター収納とステークの両立は不可能。換装武器の方は『OGs』以降は背中から引き抜いているが、実際のマウント箇所は不明である。
M950マシンガン
OGシリーズでは換装武器。改造効率に優れ(110000ほどの資金でフル改造出来て、威力は4000オーバー)、汎用性が高い。
M13ショットガン
OGシリーズでは換装武器。OG2ではカチーナ機がM950マシンガンの代わりに装備している。
メガ・ビームライフル
OGシリーズでは換装武器。M950マシンガンよりも攻撃力は高いが、ビーム属性を持っている事がマイナスに働く事が多い。アニメ版DWではバリア貫通武器として登場したが、ゲームではそんな機能は無いどころか、ビームコートで防がれる。
スラッシュ・リッパー
OGシリーズでは換装武器。大きな手裏剣のような実体刃を射出する。使い勝手は良いが、弾数が少ないのが難。どちらかというと量産型ではなくオリジナルのゲシュペンストMk-IIの武器としての印象が強いプレイヤーも多いと思われる。α外伝では切り裂くだけでなく、武装その物を爆弾代わりに爆発させる事でダメージの底上げを行なっている。

シャドウミラー隊仕様機

スプリットミサイル
ネオ・プラズマカッター
メガ・ビームライフル
スラッシュ・リッパー
こちら側の世界とは違い純粋なR仕様の装備となっている。
スパイダーネット
『RoA』にて使用。

必殺技

ジェット・マグナムS
カイ・キタムラ機のみの必殺技。別名「背負い投げジェット・マグナム」。別名の通り、敵機に背負い投げをかまして体勢を崩し、ジェット・マグナムでトドメ。元ネタはOGクロニクルでカイが繰り出した攻撃で、OG外伝ではその話がシナリオ化された(追加もそのシナリオ中)。なんとバリアを貫通する(ちなみにMk-II改のジェット・マグナムSは貫通できない)。
ちなみに原作「踊るゆりかご」では、地面に叩き付けた敵機にマグナムを打ち下ろしているが、ゲームでは叩き付けた敵機が吹き飛び、そこに飛びついてマグナムで追撃、という流れ。……バウンドで吹き飛ぶほどの勢いなら、ふつうはマグナムを使うまでもなく機体が木端微塵になる。
モーションパターンとして登録されたのか、乗り換えても使用可能。

OGクロニクルのみ

究極!ゲシュペンストキック返し
OGクロニクルでホワイトカラーのリュウセイ機(タイプTTの可能性あり)が使用。シミュレーションの最後で、「究極!ゲシュペンストキック」で蹴りかかって来たエイタ機に対して回し蹴りでカウンターを繰り出した。
スプリットマグナム
OGクロニクル「とどろけ! オクト魂」でカチーナ機が使用。ラッセル機のスプリットミサイルをジェット・マグナムで殴り飛ばし、速度・飛距離を伸ばした即興の一撃。その後カチーナが実戦でのモーションパターンに登録しようかと提案したが、ラッセルに「爆発しますよ」と止められた。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動。
ビームコート
ABフィールド

移動タイプ

適正が低く、飛行できない点がゲシュペンストの弱点。海適応があるのは極東支部に配備されたもののみ。シャドウミラー仕様はテスラ・ドライブにより飛行可能。

サイズ

M

カスタムボーナス

機体によってボーナスが異なる。機体そのものもボーナス内容もさほど強力ではないので、余程資金が潤沢な周回プレイ中でもない限りフル改造される事は少ない。

機体空以外の地形適応S(カイ機)
OG1・2におけるカイは元々陸Sかつ武器の適応はそのままのため、乗り換えで活用しない場合実質的に機能するのは宇宙適応だけになる。見た目ほど恩恵の少ないボーナス。
HP&装甲+15%(カチーナ機)
装甲だけでなくHPも上がる為、中々優秀だが、機体性能の低さが悔やまれる。
装甲+20%(ラッセル機)
効果そのものは強力だが、機体のHPが補填されないためカチーナ機ほどの有用性は感じられない。

対決・名場面

PTの可能性
インジリスク基地を謎の人型機動兵器・ウェンディゴが強襲。量産型ヒュッケバインを駆るブラボー小隊が迎撃に当たるも、全く歯が立たない。そこへ、拘束から脱出したカイのゲシュペンストが乱入。敵機のインターフェイスが脳直であることを見抜いた彼は、不意を突いてゲシュペンストで背負い投げをお見舞いすると言う荒業をやってのけ、操縦していたトニーを救出、ウェンディゴの撃退に成功する。

関連機体

ゲシュペンストMk-II
本機の量産化を目指して制作された、先行試作機。
量産型ゲシュペンストMk-II・タイプTT
念動力者専用の機体。
量産型ゲシュペンストMk-II改
本機の発展形。ハロウィン・プランに基づき、汎用性と高機能を両立させた。
アルトモドキ
OGクロニクル「ヒゲの神さまの中の人はハラペコ」に登場した改造機で、アルトアイゼンの偽物。クエバス基地司令官のダルランの搭乗機で、ATXチームの勇名を利用したハッタリ機体。当然性能は遠く及ばず、ダルランの行動に怒るアクセルに一撃で粉砕された。色は恐らく青。なお、本編ゲームのOGSでもこのことを言及している(「星から来るもの」のインターミッションでアクセルが述べた「偽物」がこれ)。
ゲシュテルベンゲシュテルベン改
FDXプロジェクトで開発された拡張性を高めた改造機およびその改修機。量産型ゲシュペンストMk-II改に似た特徴を持つ。

脚注

  1. キョウスケ編で合流した際に搭乗機になっているもの。リュウセイ編では補給物資として入手するため初期パイロット不在。
  2. 「DC残党及びノイエDCが存在しないはずの機体を運用している」という序盤の謎についてはエルアインスだけで説明できる為か。
  3. 2023年2月21日のツイート 2023年2月21日閲覧。
  4. 2023年2月21日のツイート 2023年2月21日閲覧。

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