リオンシリーズ

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リオンシリーズ(Lion Series)とは、『スーパーロボット大戦OG』シリーズに登場するアーマードモジュールの系統。

概要[編集]

ディバイン・クルセイダーズ(以下、DC)総帥ビアン・ゾルダークの依頼を受けてフィリオ・プレスティらがDCの主力機動兵器として開発。イスルギ重工が生産を行った。

戦闘機F-32シュヴェールトをベースとする単純ながら洗練された構造を持ち、製造コストが安く戦力的な費用対効果が大きいのが特徴。研究が進んだEOTの技術転用により小型化に成功したテスラ・ドライブを標準で内蔵しており、宇宙空間や大気圏内での高速航行が可能。

携行弾数を多く確保しつつ、機体の機動性を保つという目的から弾体が小型で済むレールガンを主兵装として採用している。

「アーマードモジュール(=規格化ユニット)」の分類名が示す通り、用途に合わせて機体の各部位を交換することで幅広い領域に対応可能。機体バリエーションの多彩さは、規格精度の高さと設計思想の優秀さの証明とも言える。

L5戦役では、EOT特別審議会の策謀によって量産が遅れたマオ・インダストリー量産型ゲシュペンストMk-IIの代わりに、連邦軍の主力兵器として大量生産され、大きな戦果を挙げた。その後も生産は続けられており、イスルギ重工社長ミツコ・イスルギの意向によって、ノイエDCインスペクターなどの他組織にも提供されている。

なお、アステリオンAX)、カリオンフェアリオンアルテリオンベガリオンサイリオンもこのリオンシリーズに属するが、設計目的が異なっている。詳しくはプロジェクトTDの項を参照されたし。

主な機体[編集]

リオン[編集]

リオン
全てのリオンシリーズの基礎となる、史上初の量産型アーマードモジュール。装甲は薄いが重量が軽く、機動性が高い。
リオン・タイプT
テンザン・ナカジマが強引に受領したテスト用のリオン。調整中の機体だが、機体性能は後続機と同等。
リオン・タイプF
リオンの武装強化型。リョウト・ヒカワが使用した他、リクセント公国軍にも防衛戦力として配備されている。
リオン・タイプV
近接戦闘用に機動性を強化したリオン。ラストバタリオンなどに与えられた。

コスモリオン[編集]

コスモリオン
宇宙戦用。宇宙戦におけるリオンの役割を果たす。
コスモリオン・タイプF
コスモリオンの武装強化型。武装の性能が通常のコスモリオンとは異なる。
コスモリオン・タイプV
コスモリオンの機動力強化型。トロイエ隊の専用カラーも存在する。

バレリオン[編集]

バレリオン
長距離砲撃用。鈍重だが重装甲で、長射程・高火力を誇り、空を飛ぶ移動砲台のような機体。
バレリオンV
バレリオンの近接戦闘能力強化型だが、接近戦用の武装は追加されていない。照準周りが調整されているものと思われる。
バレリオン・カスタム
バレリオンの指揮官用強化型。『OGS』では出番が激減した不遇の機体である。
ヘビーバレリオン
バレリオンシリーズの最上級機体。頭部をツインヘッド・レールガンに変更されたのが最大の特徴。

ガーリオン[編集]

ガーリオン
指揮官用機(後に量産化)。マップ中でも確認できることだが、ラミア・ラヴレスが搭乗していたカスタム機はガーリオン・カスタムではなく本機である。
ガーリオン・カスタム
ガーリオンのカスタム機。主にエースパイロットに与えられ、それぞれ別のカラーリングが施されている。
ガーリオン・トロンベ
エルザム・V・ブランシュタイン専用のガーリオン・カスタムで、いわゆる『トロンベカラー』に塗装されている。『DW』『RoA』ではMk-IIトロンベが出ないため、最後までこれに搭乗。
ガーリオン・LB
ラストバタリオン専用のガーリオン・カスタム。エース機とは異なり性能はそれほど高くない。

対特機型[編集]

アニメ『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』で初登場。全長50m以上で、重力系の武装を使用する。

グラビリオン
グラビコン・システムを搭載し、それが名前の由来になっている。元はGBA版で登場する予定だったのだが、グラヴィオンと名前が被るため自粛した、というエピソードがある。
ソルグラビリオン
カスタム型。由来はソルグラヴィオンで、大張監督が名付け親。1号機はSRXに消し飛ばされ、2号機はアースクレイドルで爆散した。

その他[編集]

ランドリオン
陸戦用。汎用性に欠けるのか、バリエーション機がない。
シーリオン
水中用。ランドリオン同様、バリエーション機がない。武装が1つしかなく、威力も低いうえ、しかも接近されると何もできないという弱点がある。
ガレリオン
ガーリオンの後発機。実戦投入は確認されていないが、試作機3機がケルベリオンに改造されている。
ケルベリオン
イスルギ重工で開発された新型。ブーステッド・チルドレンの傭兵たちによって「プレザン」「パッセ」「アヴニール」の3機が運用される。
レリオン
リオンの後継機で、その名前は「Refine-LION」の略。
マスカレオン
データ取得のためにレリオンに偽装を施した機体。NとCの換装形態を持ち、シリーズ中唯一「~リオン」の名を持たない。

ワンオフのカスタム機[編集]

アーマリオン
DC戦争後、リョウト・ヒカワが自ら製作したカスタム機。ベースになったのはリオン・タイプFだが、パーソナルトルーパーのパーツが流用されたため、ベース機の面影を残さない見た目に仕上がっている。使われたのは全てDC戦争前後の技術だが、チューンを重ねつつインスペクター事件以後も一線を張っている。それほど本来の設計がしっかりしているということか。
ズィーガーリオン
レオナ・ガーシュタインのガーリオン・カスタムを、タスク・シングウジが愛を込めて改良した専用機。シリーズ唯一のT-LINKシステム搭載機だが、機能が攻撃に特化されている。
ガーリオン・カスタム“無明”
ムラタの専用機。シシオウブレードを持ち、接近戦で無類の強さを発揮する。所属を変えつつ各地を転戦していたが、封印戦争末期、グランド・クリスマス近海で撃墜された。

ゲーム未登場[編集]

バレリオン改
OGクロニクル』のVol.3に登場した機体。連邦への復讐を誓い「エルピスの亡霊」を名乗る男が搭乗。飛行機能がない代わりに走破性の高いキャタピラを装備し、ビッグヘッド・レールガンの代わりにクロガネの艦首を一撃で大破させるほどの超大型ミサイルカタパルトが取り付けられている。クロガネを襲ったが、竜巻斬艦刀で両断され、コクピットはアウセンザイターに掴み出された。
ガーリオン ブースト・ドライブ搭載型
OG2』に登場。アーチボルド・グリムズの部隊が運用し、量産型ヒュッケバインMk-IIを4機強奪することに成功した。ゲーム中での表記は「ガーリオン」で、「ブースト・ドライブ搭載型」という表記ではゲーム内に登場しない。
テスト用ガーリオン
OG1』のドラマCDに登場。プロジェクトTD所属のパイロットによるテスラ・ドライブ用訓練機であるが、機動性の上昇の代価として、装甲が犠牲になっている。
ガーリオン・ブースター
『OGクロニクル』のVol.3に登場した機体で、搭乗機が整備中だったレオナ・ガーシュタインが代替機として使用した。タスク・シングウジが急遽改造を施した機体だが、レオナには不評であった。『OGS』ではズィーガーリオンに改められている。
ガーリオン・テストベッド
『OGクロニクル』のVol.5に登場した機体。ストランドウィック&アルウィックの兄弟が独自に改修を施したもの。攻防の強化を図るも、理論が先行し過ぎた結果、実際の総合性能はガーリオン以下。マサキ・アンドーの駆るサイバスターによって撃破された。
ゼンガー専用ガーリオン・カスタム
ゼンガー・ゾンボルトが搭乗したカスタム機。ファンの間での通称は「ストライク・ガーリオン」。両腕が格闘戦用の撃発型貫手になっており、機能を凍結しない限りは携行武器が使えない。各部に特注の高性能パーツを用いているが、それぞれのパーツのバランスが悪い上に不完全な急造機体だったため、フルスペックを引き出すことはできなかった。しかしゼンガーの技量によって各駆動部の完全マニュアル操縦という離れ業でスペックを最大まで引き出し、格闘戦のみでヒリュウ改と交戦した。
ルスラン専用ガーリオン・カスタム
『OGクロニクル』でルスラン・マカロフが搭乗した格闘戦特化カスタム機。オプションどころかソニック・ブレイカーやテスラ・ドライブまで外されているという念の入れようで、言わば「AMでボクシングをやるための機体」。
トウマ専用ガーリオン・カスタム
外伝「カラテ・ボーイ」でトウマ・カノウが搭乗したチューン機。ルスランの要請でAMバトリングに出ることになったトウマに与えられた機体で、空手の経験を生かすため、MMIにはダイレクト・モーション・リンクの流用品が使われている。この時の経験は、封印戦争において雷鳳へと生かされることになる。
コスモリオン・トロンベ
エルザム・V・ブランシュタイン専用のコスモリオン。『DW』にて登場。
ガーダイド
FDXチームに配備されたガーリオンのカスタム機。『告死鳥戦記』にて登場。
マミーリオン、マミーバレリオン、マミーガーリオン
DMXチームに配備されたカスタム機で、ADテープで全身を包帯のように巻いている。『告死鳥戦記』にて登場。

プロジェクトTD[編集]

カリオン
プロジェクトTDの原点にして、ベガリオンの試作機にあたる機体。戦闘機から進化したリオンシリーズにとっては先祖帰りのような存在。
アステリオン
ガーリオンの改造機で、アルテリオンの試作機にあたる機体。
アステリオンAX
アステリオンのカスタム機。機体の推進力の全てをテスラ・ドライブでまかなっているのが最大の特徴。その分、機体の扱いがさらに難しくなり、それに伴ってツグミ・タカクラがナビゲーターとして同乗することになった。
フェアリオン
リクセント公国の式典用機として製作された機体。コストを度外視した結果、式典用とは信じがたいほどの極めて高い戦闘力を有する。
幼女を思わせる奇抜なデザインが特徴。ラトゥーニ・スゥボータ用のタイプSとシャイン王女用のタイプGが存在する。
アルテリオン
可変システムを採用した機体で、人型形態は基本的に作業用である。シリーズで唯一、作品の主役を張ったことのある機体。
ベガリオン
こちらはカリオンと同様、戦闘機型をしている。アルテリオン以上の火力を持つ。
ハイペリオン
アルテリオンとベガリオンが合体し、外宇宙航行用として完成したプロジェクトTDの集大成。現時点では不完全ながら空間転移に似た機能を備える。完全完成すれば史上最小の外宇宙航行機となる他、時空連続面を切り裂きワープすることすらも可能となるらしい。
サイリオン
カリオンのデータを基に開発された量産機。恒星間航行が建前のプロジェクトTD系の機体の中で唯一の完全戦闘仕様であり、当然ながら関係者からは反発を喰らっている。