「世界観/αシリーズ」の版間の差分
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== 基本設定 == | == 基本設定 == | ||
− | 暦は[[新西暦]] | + | 暦は[[新西暦]]を採用している。基本的な時代背景と世界観は宇宙に進出してコロニーに人が住むなど、[[機動戦士Ζガンダム]]の世界観を採用しているが、外宇宙云々は[[超時空要塞マクロス]]の設定をベースにしており、[[一年戦争]]も[[ソロモン]]攻略戦の最中に置いて[[マクロス]]が落下して甚大な被害を出したことから終結している。 |
− | + | スーパーロボット大戦α外伝の序盤にて、プリベンター(プレイヤー部隊)はタイムスリップに遭遇し、舞台は[[#未来世界]]へと移される。 | |
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+ | 以下、本項で用いるタイトルごとの略称、戦役の名称、そして新西暦の何年に位置するかをまとめる。[[スーパーロボット大戦α/年表]]も参照。 | ||
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== 政治体制 == | == 政治体制 == | ||
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=== [[地球連邦政府]] === | === [[地球連邦政府]] === | ||
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=== 地球安全評議会 === | === 地球安全評議会 === | ||
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封印戦争後に設立された連邦政府直属の組織。主に地球圏の防衛問題を取り扱い、紛争の平和解決や講和条約の締結、また軍の戦略を監視し、またその是非を問う責務と権利を持つことで、その決定は連邦軍総司令部よりも優先される。初代評議会議長は[[ブルーノ・J・グローバル]]。 | 封印戦争後に設立された連邦政府直属の組織。主に地球圏の防衛問題を取り扱い、紛争の平和解決や講和条約の締結、また軍の戦略を監視し、またその是非を問う責務と権利を持つことで、その決定は連邦軍総司令部よりも優先される。初代評議会議長は[[ブルーノ・J・グローバル]]。 | ||
== 軍事体制 == | == 軍事体制 == | ||
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無論、一枚岩ではなくα、α外伝に置ける[[ティターンズ]]や第3次αの[[ブルーコスモス]]派のような過激な急進派の台頭もあった。 | 無論、一枚岩ではなくα、α外伝に置ける[[ティターンズ]]や第3次αの[[ブルーコスモス]]派のような過激な急進派の台頭もあった。 | ||
− | 地球連邦軍の主力機は[[ジェガン]] | + | 地球連邦軍の主力機は[[ジェガン]]や[[ジム・カスタム]]等で、第2次αでは[[ヘビーガン]]、[[量産型ガンダムF91]]が登場。第3次αでは[[ストライクダガー]]が一部で主力機となっている。艦艇は[[クラップ級]]が中心。 |
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+ | :原作同様に地球連邦軍内部のエリート部隊。原作同様にジオンの残党狩りを主要な目的とするが、次第に連邦軍内部での発言力を増し、[[スペースノイド]]弾圧などで他の連邦軍将校の反感を買うことになる。 | ||
+ | :αの後半で一時衰退したが、α外伝の時期に再び勢力を拡大して地球連邦の完全な掌握と[[イージス計画]]を利用したスペースノイドの粛清を図ったが、[[プリベンター]]との[[ダカール]]決戦にて壊滅した。その後は一部の残党が活動しているのみとなった。 | ||
− | + | ;[[ブルーコスモス]] | |
+ | :第3次αで連邦軍内で主導権を握った集団。[[ザフト]]との戦争を引き起こすことになる。 | ||
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地球連邦軍とは独立した対[[エアロゲイター]]対策の軍事組織で、[[ビアン・ゾルダーク]]博士が設立。 | 地球連邦軍とは独立した対[[エアロゲイター]]対策の軍事組織で、[[ビアン・ゾルダーク]]博士が設立。 | ||
− | [[マクロス]]を中心に[[ヱクセリヲン]] | + | [[マクロス]]を中心に[[ヱクセリヲン]]級の艦隊や、[[VF]]シリーズや[[バスターマシン]]等の大規模な戦力を揃える。 |
=== [[αナンバーズ]] === | === [[αナンバーズ]] === | ||
+ | [[封印戦争]]時に結成された、第2次α以降のプレイヤー部隊。旧ロンド・ベル隊やプリベンター、大空魔竜戦隊、GGGなどで構成されている。 | ||
− | + | ;[[ロンド・ベル]] | |
+ | :αにおけるプレイヤー部隊。[[エゥーゴ]]の[[アーガマ]]隊を母体にブレックスの了承を得た連邦軍極東支部の岡防衛長官が極東支部所属の第13独立外部部隊として結成。その後、ティターンズの台頭もあって連邦政府により一時解体するが、イージス計画成功後にロンデニオンを本拠として復活、[[αナンバーズ]]の中核となる。 | ||
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− | + | :[[大空魔竜]]を中心に極東地区のスーパーロボット軍団で構成される部隊。 | |
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− | + | :連邦政府によって結成された秘密防衛組織。勇者ロボ軍団を抱え、αナンバーズに協力。 | |
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− | + | 対[[リクレイマー]]の為の組織で、GGG同様に軍属ではなく連邦政府直轄の組織。 | |
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αシリーズでは対異星人を目的とした組織と言う点では旧シリーズ及びOGシリーズと変わらないが、地球権の実権掌握を図る軍事組織ではなく、作中ではEOT技術を利用した兵器開発でSDFを支援した。 | αシリーズでは対異星人を目的とした組織と言う点では旧シリーズ及びOGシリーズと変わらないが、地球権の実権掌握を図る軍事組織ではなく、作中ではEOT技術を利用した兵器開発でSDFを支援した。 | ||
− | + | ビアン・ソルダーク博士の失踪に続き、α外伝にてティターンズの爆撃を受けた事や副総裁である[[シュウ・シラカワ]]博士の離脱によって組織の活動は事実上停止した。 | |
=== [[平和解放機構]] === | === [[平和解放機構]] === | ||
地球を始め、各星の平和主義者が星の垣根を超えて結成した組織。 | 地球を始め、各星の平和主義者が星の垣根を超えて結成した組織。 | ||
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== 各地域の設定 == | == 各地域の設定 == | ||
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=== 極東地区 === | === 極東地区 === | ||
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軍事面に置いては極東支部が管轄し、[[岡防衛長官]]が第3次α中盤の戦死まで極東支部の司令を務め、α外伝以降は大鳥島の[[ビッグファルコン]]に極東支部が置かれている。 | 軍事面に置いては極東支部が管轄し、[[岡防衛長官]]が第3次α中盤の戦死まで極東支部の司令を務め、α外伝以降は大鳥島の[[ビッグファルコン]]に極東支部が置かれている。 | ||
αの途中で岡が一時拘束された際は[[ロス・イゴール]]が代理を務め、第2次αでは[[三輪防人]]が極東支部司令を務めている。 | αの途中で岡が一時拘束された際は[[ロス・イゴール]]が代理を務め、第2次αでは[[三輪防人]]が極東支部司令を務めている。 | ||
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=== 他地域 === | === 他地域 === | ||
+ | 基本的には[[宇宙世紀]]の世界観に準拠。 | ||
− | + | ;[[スペースコロニー|コロニー]] | |
+ | :一応、[[スペースノイド]]と[[アースノイド]]の対立など、ガンダムシリーズになぞらえているが、第3次αにて登場した[[機動戦士ガンダムSEED]]のプラントは原作と違い[[地球連邦政府]]上層部による情報統制で存在を隠蔽されていた設定。 | ||
− | + | ;[[月]] | |
+ | :他のシリーズと違い、強大な敵勢力は存在しないが[[マイクロウェーブ送信施設]]が存在し、α外伝の[[イージス計画]]における重要な地点となる。 | ||
− | + | ;[[火星]] | |
+ | :αのバルマー戦役以前から軍事基地は存在していたが、[[メガノイド]]の反乱で火星自体が閉鎖されていた。 | ||
+ | :第2次αにて対異星人の前線基地が築かれ、第3次αでは[[バーム星人]]やゼーラ星人が入植している。第3次αにて[[エリシオン基地]]が登場する。 | ||
− | + | ;[[アステロイド・ベルト]] | |
+ | :[[アクシズ]]や[[イカロス基地]]がある。 | ||
− | + | ;[[木星]]圏 | |
+ | :αでは[[Vガンダム]]の[[ザンスカール帝国]]がこの地にあるという設定で、[[ジュピトリアン]]と呼ばれる。第2次αでは[[木星帝国]]が台頭する。 | ||
+ | :なお、第3次αにてこの地域がどうなったかは一切触れられない。 | ||
− | + | ;[[雷王星]] | |
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=== 外宇宙 === | === 外宇宙 === | ||
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+ | :[[ボアザン星人]]の故郷。 | ||
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== 敵勢力 == | == 敵勢力 == | ||
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=== 軍事組織・国家 === | === 軍事組織・国家 === | ||
+ | ;[[ネオ・ジオン]] | ||
+ | :原作と違ってギレンが生存しているので、αの時点では彼が総帥で『[[逆シャア]]』までのジオン系勢力を掌握し、α後半でギレン派とミネバ擁するハマーンの[[アクシズ]]派に分裂。その後、ギレン派はギレンを暗殺したキシリアが吸収して地球側と和解し、ハマーンのアクシズ派も大敗。しかし、第2次αにてシャアがネオ・ジオン総帥となり、ハマーン率いるアクシズ派と合流して木星帝国と共にアクシズ落としを謀る。 | ||
− | + | ;[[ティターンズ]] | |
− | + | :[[旧シリーズ]]とは違い、最初から敵として登場。α外伝では序盤の敵。 | |
− | + | :第2次αではヤザンが一部のティターンズ残党を率いて活動しており、後に[[ブルーコスモス]]に加わって連邦軍に復帰した。 | |
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− | 第2次αではヤザンが一部のティターンズ残党を率いて活動しており、後に[[ブルーコスモス]]に加わって連邦軍に復帰した。 | ||
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− | + | ;[[ブルーコスモス]] | |
+ | :第3次αにて地球連邦軍内部で台頭し、[[αナンバーズ]]の太陽系追放に成功して連邦内部の実権掌握に成功した。 | ||
− | αにおける木星圏に本拠を持つ組織。Vガンダムのザンスカール帝国を母体にシロッコ派ティターンズも所属している。 | + | ;[[ジュピトリアン]] |
+ | :αにおける木星圏に本拠を持つ組織。Vガンダムのザンスカール帝国を母体にシロッコ派ティターンズも所属している。 | ||
− | + | ;[[木星帝国]] | |
+ | :第2次αにおけるジュピトリアンに代わる木星圏の支配勢力。旧クロスボーン・バンガードの内、貴族主義を信奉する一派を吸収して、ネオ・ジオンと連携した。 | ||
− | + | ;[[クロスボーン・バンガード]] | |
+ | :αは原作と同様。第2次αで、[[ドレル・ロナ]]を中心とした貴族主義信奉の一派が木星帝国に吸収される。 | ||
− | + | ;[[ザフト]] | |
− | + | :[[プラント]]の国軍。原作と扱いや設定は同じ。 | |
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− | [[プラント]]の国軍。原作と扱いや設定は同じ。 | ||
=== 犯罪組織等 === | === 犯罪組織等 === | ||
+ | ;[[BF団]] | ||
+ | :バルマー戦役時に活動するが、以後の消息は不明。[[未参戦作品/一覧#再参戦が難しいとの噂がある作品|こちら]]も参照。 | ||
− | + | ;[[ヌビア・コネクション]] | |
− | + | :バルマー戦役後にマリーメイア軍を支援する等の暗躍をする。首領のカーメン・カーメンは未来世界で倒されるが、イージス計画成功後の現代世界でのカーメン・カーメンと組織の消息は不明。 | |
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− | バルマー戦役後にマリーメイア軍を支援する等の暗躍をする。首領のカーメン・カーメンは未来世界で倒されるが、イージス計画成功後の現代世界でのカーメン・カーメンと組織の消息は不明。 | ||
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− | + | ;[[Dr.ヘル一派]] | |
+ | :バルマー戦役以前から活動して恐竜帝国と連携し、バルマー戦役においてはネオ・ジオンやBF団と連携した。 | ||
+ | :α外伝と第2次αの間の時期に壊滅したようで、Dr.ヘルは第2次αにてミケーネ帝国の幹部である地獄大元帥として復活した。 | ||
− | + | ;[[ドクーガ]] | |
+ | :封印戦争時に活動したが、戦争後半にαナンバーズに敗れて消滅した。 | ||
− | + | ;[[リクレイマー]] | |
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− | + | :αのバルマー戦役以前に原作同様に反乱を起こしたが、破嵐万丈によって敗れる。しかし、封印戦争時に復活した。 | |
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=== 地下勢力 === | === 地下勢力 === | ||
+ | ;[[ミケーネ帝国]] | ||
+ | :α外伝の未来世界では[[暗黒大将軍]]と[[ゴーゴン大公]]ぐらいしか幹部クラスが残っておらず、恐竜帝国の客将であったが、第2次αでは闇の帝王が登場し、邪魔大王国の残軍を加えて地下勢力最強の勢力となる。 | ||
− | + | ;[[恐竜帝国]] | |
− | + | :α開始前に[[ゲッターチーム]]やマジンガーの前に敗退していたが、α外伝の未来世界で復活。第2次αの現代でも復活して中盤まで激戦を繰り広げた。 | |
− | + | ;[[妖魔帝国]] | |
− | + | :α開始前からライディーンら日本を守るスーパーロボットたちと激戦を繰り広げていたが、中盤にて[[プリンス・シャーキン]]が戦死、それを機に地下へと潜伏することになる。第3次αでは既に壊滅していたことが明らかになった(封印戦争中に妖魔大帝[[バラオ]]が復活し、再侵攻を開始するがライディーンによって壊滅している)。 | |
− | + | ;[[邪魔大王国]] | |
− | + | :第2次αの封印戦争にて登場。中盤にてミケーネ帝国に吸収されるが、第3次αにて竜魔帝王との復活と共に再び登場した。 | |
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− | 第2次αの封印戦争にて登場。中盤にてミケーネ帝国に吸収されるが、第3次αにて竜魔帝王との復活と共に再び登場した。 | ||
=== 異星人勢力 === | === 異星人勢力 === | ||
+ | ;[[エアロゲイター]] | ||
+ | :バルマー帝国とその支配下にあるボアザン星やキャンベル星等の異星人勢力を指す。 | ||
− | + | ;[[星間連合]] | |
+ | :第2次αでは[[バーム星人]]軍を中心に暗黒ホラー軍団とバルマーの支配を脱した[[ボアザン星人]]が支援しており、第3次αでは[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]、ボアザン星人、[[キャンベル星人]]の連合となっている。 | ||
− | + | ;[[ゼントラーディ]]軍 | |
− | + | ;[[メルトランディ]]軍 | |
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− | + | ;[[宇宙怪獣]] | |
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;[[ビアン・ゾルダーク]] | ;[[ビアン・ゾルダーク]] | ||
:天才科学者。エアロゲイターの地球への進出を察知し、DCやSDFを創設した。 | :天才科学者。エアロゲイターの地球への進出を察知し、DCやSDFを創設した。 | ||
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;[[ブルーノ・J・グローバル]] | ;[[ブルーノ・J・グローバル]] | ||
− | : | + | :SDF司令。マクロスの艦長も務める。 |
== 関連用語 == | == 関連用語 == | ||
+ | *[[SRX計画]] | ||
+ | *[[イージス計画]] | ||
+ | *[[カルネアデス計画]] | ||
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+ | == ''未来世界'' == | ||
+ | [[α外伝]]の主な舞台。[[惑星ゾラ]]という名称など、基本的には『[[戦闘メカ ザブングル]]』の世界観をベースとしつつ『[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]]』の各種要素を加えている。 | ||
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+ | イージス計画が失敗し、その後の地下勢力の攻撃や数々の大規模な戦争で荒廃した未来の地球である。地域により文化が異なっており、ザブングルの世界観であるガリアではイノセントとシビリアンが存在。大規模な荒野が広がる中、∀ガンダムの世界観であるアメリアでは空気の浄化が進んでいる。 | ||
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+ | また、[[月]]には∀ガンダムの世界観に準じて[[ムーンレィス]]が居住している。 | ||
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+ | ;[[プリベンター]] | ||
+ | :αのエンディングで[[エゥーゴ]]、[[カラバ]]、[[リガ・ミリティア]]の残存勢力を結集して結成された。α外伝におけるプレイヤー部隊。 | ||
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2013年5月22日 (水) 23:45時点における版
基本設定
暦は新西暦を採用している。基本的な時代背景と世界観は宇宙に進出してコロニーに人が住むなど、機動戦士Ζガンダムの世界観を採用しているが、外宇宙云々は超時空要塞マクロスの設定をベースにしており、一年戦争もソロモン攻略戦の最中に置いてマクロスが落下して甚大な被害を出したことから終結している。
スーパーロボット大戦α外伝の序盤にて、プリベンター(プレイヤー部隊)はタイムスリップに遭遇し、舞台は#未来世界へと移される。
以下、本項で用いるタイトルごとの略称、戦役の名称、そして新西暦の何年に位置するかをまとめる。スーパーロボット大戦α/年表も参照。
タイトル | 略称 | 戦役 | 新西暦 |
---|---|---|---|
スーパーロボット大戦α | α | バルマー戦役 | 187年 |
スーパーロボット大戦α外伝 | α外伝 | (なし) | 188年 |
第2次スーパーロボット大戦α | 第2次α | 封印戦争 | |
第3次スーパーロボット大戦α | 第3次α | 銀河大戦 | 189年 |
政治体制
地球連邦政府
宇宙世紀シリーズに準じて地球連邦政府が統治しているが、原作同様に腐敗によってジオン等の勢力が反発することになる。
地球安全評議会
封印戦争後に設立された連邦政府直属の組織。主に地球圏の防衛問題を取り扱い、紛争の平和解決や講和条約の締結、また軍の戦略を監視し、またその是非を問う責務と権利を持つことで、その決定は連邦軍総司令部よりも優先される。初代評議会議長はブルーノ・J・グローバル。
軍事体制
地球連邦軍
地球に置ける正規軍は宇宙世紀シリーズに準じて地球連邦軍が務めている。 無論、一枚岩ではなくα、α外伝に置けるティターンズや第3次αのブルーコスモス派のような過激な急進派の台頭もあった。
地球連邦軍の主力機はジェガンやジム・カスタム等で、第2次αではヘビーガン、量産型ガンダムF91が登場。第3次αではストライクダガーが一部で主力機となっている。艦艇はクラップ級が中心。
- ティターンズ
- 原作同様に地球連邦軍内部のエリート部隊。原作同様にジオンの残党狩りを主要な目的とするが、次第に連邦軍内部での発言力を増し、スペースノイド弾圧などで他の連邦軍将校の反感を買うことになる。
- αの後半で一時衰退したが、α外伝の時期に再び勢力を拡大して地球連邦の完全な掌握とイージス計画を利用したスペースノイドの粛清を図ったが、プリベンターとのダカール決戦にて壊滅した。その後は一部の残党が活動しているのみとなった。
SDF
地球連邦軍とは独立した対エアロゲイター対策の軍事組織で、ビアン・ゾルダーク博士が設立。
マクロスを中心にヱクセリヲン級の艦隊や、VFシリーズやバスターマシン等の大規模な戦力を揃える。
αナンバーズ
封印戦争時に結成された、第2次α以降のプレイヤー部隊。旧ロンド・ベル隊やプリベンター、大空魔竜戦隊、GGGなどで構成されている。
- ロンド・ベル
- αにおけるプレイヤー部隊。エゥーゴのアーガマ隊を母体にブレックスの了承を得た連邦軍極東支部の岡防衛長官が極東支部所属の第13独立外部部隊として結成。その後、ティターンズの台頭もあって連邦政府により一時解体するが、イージス計画成功後にロンデニオンを本拠として復活、αナンバーズの中核となる。
- GGG
- 連邦政府によって結成された秘密防衛組織。勇者ロボ軍団を抱え、αナンバーズに協力。
ノヴィス・ノア
対リクレイマーの為の組織で、GGG同様に軍属ではなく連邦政府直轄の組織。
OZ
ロームフェラ財団をバックにしたトレーズ・クシュリナーダ率いる特務部隊。ティターンズとは対立。
主要組織
ディバイン・クルセイダーズ
旧シリーズやOGシリーズと同様にビアン・ソルダーク博士が設立。
αシリーズでは対異星人を目的とした組織と言う点では旧シリーズ及びOGシリーズと変わらないが、地球権の実権掌握を図る軍事組織ではなく、作中ではEOT技術を利用した兵器開発でSDFを支援した。
ビアン・ソルダーク博士の失踪に続き、α外伝にてティターンズの爆撃を受けた事や副総裁であるシュウ・シラカワ博士の離脱によって組織の活動は事実上停止した。
平和解放機構
地球を始め、各星の平和主義者が星の垣根を超えて結成した組織。
マクロス7船団
各地域の設定
極東地区
軍事面に置いては極東支部が管轄し、岡防衛長官が第3次α中盤の戦死まで極東支部の司令を務め、α外伝以降は大鳥島のビッグファルコンに極東支部が置かれている。 αの途中で岡が一時拘束された際はロス・イゴールが代理を務め、第2次αでは三輪防人が極東支部司令を務めている。
現実世界における東京都庁は東京支庁という名称になっており、行政の中心はここだと思われる。
他シリーズ同様にスーパーロボットの研究所も存在し、DC日本支部もα外伝まで存在。
他地域
基本的には宇宙世紀の世界観に準拠。
- コロニー
- 一応、スペースノイドとアースノイドの対立など、ガンダムシリーズになぞらえているが、第3次αにて登場した機動戦士ガンダムSEEDのプラントは原作と違い地球連邦政府上層部による情報統制で存在を隠蔽されていた設定。
- 月
- 他のシリーズと違い、強大な敵勢力は存在しないがマイクロウェーブ送信施設が存在し、α外伝のイージス計画における重要な地点となる。
- 火星
- αのバルマー戦役以前から軍事基地は存在していたが、メガノイドの反乱で火星自体が閉鎖されていた。
- 第2次αにて対異星人の前線基地が築かれ、第3次αではバーム星人やゼーラ星人が入植している。第3次αにてエリシオン基地が登場する。
- アステロイド・ベルト
- アクシズやイカロス基地がある。
- 雷王星
- 太陽系第十惑星。
外宇宙
敵勢力
軍事組織・国家
- ネオ・ジオン
- 原作と違ってギレンが生存しているので、αの時点では彼が総帥で『逆シャア』までのジオン系勢力を掌握し、α後半でギレン派とミネバ擁するハマーンのアクシズ派に分裂。その後、ギレン派はギレンを暗殺したキシリアが吸収して地球側と和解し、ハマーンのアクシズ派も大敗。しかし、第2次αにてシャアがネオ・ジオン総帥となり、ハマーン率いるアクシズ派と合流して木星帝国と共にアクシズ落としを謀る。
- ジュピトリアン
- αにおける木星圏に本拠を持つ組織。Vガンダムのザンスカール帝国を母体にシロッコ派ティターンズも所属している。
- 木星帝国
- 第2次αにおけるジュピトリアンに代わる木星圏の支配勢力。旧クロスボーン・バンガードの内、貴族主義を信奉する一派を吸収して、ネオ・ジオンと連携した。
- クロスボーン・バンガード
- αは原作と同様。第2次αで、ドレル・ロナを中心とした貴族主義信奉の一派が木星帝国に吸収される。
犯罪組織等
- ヌビア・コネクション
- バルマー戦役後にマリーメイア軍を支援する等の暗躍をする。首領のカーメン・カーメンは未来世界で倒されるが、イージス計画成功後の現代世界でのカーメン・カーメンと組織の消息は不明。
- Dr.ヘル一派
- バルマー戦役以前から活動して恐竜帝国と連携し、バルマー戦役においてはネオ・ジオンやBF団と連携した。
- α外伝と第2次αの間の時期に壊滅したようで、Dr.ヘルは第2次αにてミケーネ帝国の幹部である地獄大元帥として復活した。
- ドクーガ
- 封印戦争時に活動したが、戦争後半にαナンバーズに敗れて消滅した。
- メガノイド
- αのバルマー戦役以前に原作同様に反乱を起こしたが、破嵐万丈によって敗れる。しかし、封印戦争時に復活した。
地下勢力
- ミケーネ帝国
- α外伝の未来世界では暗黒大将軍とゴーゴン大公ぐらいしか幹部クラスが残っておらず、恐竜帝国の客将であったが、第2次αでは闇の帝王が登場し、邪魔大王国の残軍を加えて地下勢力最強の勢力となる。
- 妖魔帝国
- α開始前からライディーンら日本を守るスーパーロボットたちと激戦を繰り広げていたが、中盤にてプリンス・シャーキンが戦死、それを機に地下へと潜伏することになる。第3次αでは既に壊滅していたことが明らかになった(封印戦争中に妖魔大帝バラオが復活し、再侵攻を開始するがライディーンによって壊滅している)。
- 邪魔大王国
- 第2次αの封印戦争にて登場。中盤にてミケーネ帝国に吸収されるが、第3次αにて竜魔帝王との復活と共に再び登場した。
異星人勢力
- エアロゲイター
- バルマー帝国とその支配下にあるボアザン星やキャンベル星等の異星人勢力を指す。
- 星間連合
- 第2次αではバーム星人軍を中心に暗黒ホラー軍団とバルマーの支配を脱したボアザン星人が支援しており、第3次αではムゲ・ゾルバドス帝国、ボアザン星人、キャンベル星人の連合となっている。
使徒
ゼーレ
ドレイク軍
関連人物
- ビアン・ゾルダーク
- 天才科学者。エアロゲイターの地球への進出を察知し、DCやSDFを創設した。
- シャア・アズナブル
- ジオン・ズム・ダイクンの忘れ形見で、ジオン公国軍の元エース。クワトロ・バジーナを名乗ってエゥーゴからロンド・ベル隊、プリベンターと参加するが、第2次αでネオ・ジオン総帥として反乱を起こす。
- ジャミトフ・ハイマン
- 地球連邦軍将校。ティターンズを創設し、地球圏における実権の掌握とスペースノイド弾圧を進めた。
- ブルーノ・J・グローバル
- SDF司令。マクロスの艦長も務める。
関連用語
未来世界
α外伝の主な舞台。惑星ゾラという名称など、基本的には『戦闘メカ ザブングル』の世界観をベースとしつつ『∀ガンダム』の各種要素を加えている。
イージス計画が失敗し、その後の地下勢力の攻撃や数々の大規模な戦争で荒廃した未来の地球である。地域により文化が異なっており、ザブングルの世界観であるガリアではイノセントとシビリアンが存在。大規模な荒野が広がる中、∀ガンダムの世界観であるアメリアでは空気の浄化が進んでいる。