無敵戦艦ダイ
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ダイ | |
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登場作品 | |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | 無敵戦艦 |
全高 | 420 m |
重量 | 80000 t |
所属 | 恐竜帝国 |
主な搭乗員 | 帝王ゴール |
無敵戦艦ダイは『ゲッターロボ』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
二体の巨大な竜脚類(ブラキオサウルスなどのような首が長く四足歩行の体型をした)恐竜型メカザウルスの上に航空母艦の甲板を連結し、その上に艦橋と巨砲を乗せた構造となっている。4体のメカザウルス、200機の戦略爆撃機などを搭載しており、「戦艦」というより「戦闘も出来る航空母艦」といった性能を持つ。
ゲッターチームを窮地に追い込むほどの強さを見せ付けたが最後は巴武蔵の駆るコマンドマシンの特攻によって暴走し、爆発して轟沈した。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
「ダイ」「メカザウルス・ダイ」表記の場合もある。
SRWでは単なる大型のメカザウルスに近い扱われ方が多かった[1]が、『α外伝』で帝王ゴールが登場してからはボスユニットにふさわしい扱いと能力を与えられている。
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。中盤で立て続けに登場する。耐久力と射程に優れる。なお、本作のマップアイコンは『第3次』以降でズーに使用されているものとほぼ同じになっている。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 中盤から登場する。ボスクラスの耐久力と強力な接近戦攻撃を持つ厄介な敵だが、他の作品と違い弾数が少ないのが弱点。本作はオリジナルの『第2次』に準じたマップアイコンなので、ズーだと思って油断しないように。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 雑魚敵として複数登場するが、高い耐久力と高性能の「大砲」を持つ厄介な敵。ただしその分見返りも多く、幸運を絡めて倒せば36000もの資金を獲得できる。また、ゲッタードラゴンへの乗り換え前には武蔵が特攻するイベントもある。
- スーパーロボット大戦EX
- 長射程・高威力の大砲が脅威…かと思いきや、射程2が穴なので、隣接してしまうと攻撃力750のミニミサイルしか使えなくなる。HPも移動要塞よりずっと低く、今作はかなり戦いやすい。獲得資金も多いのでトドメは幸運で。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 「メカザウルス・ダイ」表記。名称の通り、単なる耐久力自慢のメカザウルスに近い扱いに落ちてしまっており、その影響からか獲得資金が4000に激減している。
- スーパーロボット大戦F
- 『第4次』と同様にタフなメカザウルスといった扱い。自軍への命中率を少しでも上げるためなのか、今作ではLサイズにダウンしている。獲得資金は『第4次』よりはマシだが4800しかもらえず、流石にしょっぱ過ぎる。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 機体性能が全体的に向上しており、獲得資金も増加しているが、それでもたったの7800。ちなみに機体性能がほぼ同等のグールは、5000から15000へと一気に上がっている。この差は一体何なのか…。
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
- 3作全てに登場、性能は『SFC版第3次』に準じている。
- 攻撃力とその命中補正が非常に高く厄介なのはSFC版と同じだが、今作ではダメージデフレの影響で更にしぶとくなった。おまけに『第3次』では森の中に待機して地形効果を得ている事が多く、その面倒くささにウンザリさせられる事が多い。幸いにも高額の獲得資金は据え置きであり、幸運を絡めれば36000、分売版だと54000という膨大な資金を一気に獲得できる。
- 一方で『第2次』は、FC版では中盤からちょくちょく出現していたのに、こちらではなんと最終シナリオのジャブロー内部でしか出現しない。当然この段階だともう改造できないため、折角の高額資金も全く意味がない。一体何の嫌がらせだろうか。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- 再び「ダイ」表記に戻された。本作ではDr.ヘルの勢力として製造・運用されており、スーパー系主人公では序盤から登場する。そこそこの強さを持つが、弾数が少なめなのが弱点だろうか。『α外伝』で劣化コピーだったことが明かされる。
- 実は名有りパイロットが初めて搭乗した作品である。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 恐竜帝国の登場に伴い帝王ゴール専用機となり、それと同時に機体グラフィックと性能が一新されている。特殊能力こそ持たないものの、隙の無い武装とトップクラスに迫る耐久力に加え、登場マップの構成[2]やゴールの精神コマンド使用イベント[3]などの要因も加わるため、版権作品最後の大ボスに相応しい強大な存在となっている。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- αシリーズでは本作から無敵戦艦ダイ表記になり、サイズもLLに戻された。無敵戦艦の名に相応しいド迫力のグラフィックと、それに見合った破壊力を持つ序盤最大の強敵。ゴールの小隊長能力に本機の命中補正も相まって、リアル系エースでもひらめき以外では回避は困難。気力150から放たれる突撃は、無改造なら剣鉄也搭乗のグレートマジンガーをも一撃で葬る[4]。全体攻撃の大砲は、4機編成ならモビルスーツでも一撃は耐えられるのが救い。
- 敗れた後はαナンバーズを道連れにせんとするが、巴武蔵搭乗のブラックゲッターの特攻を受け、共に消滅する。隠し要素による別の展開もあり。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- ムゲ・ゾルバドスによりゴールと共に蘇る。前作よりは戦力は幾分か充実しているがそれでも分岐ルートのため若干少なく、凶悪な特殊効果武器を持つムゲ帝王や闇の帝王も同時に相手にしなければならない。無視する事は出来るが、熟練度獲得のためには倒さなければならない。
- スーパーロボット大戦α THE STORY 竜が滅ぶ日
- 三体のダイが登場する。ゴールが率いるダイはマジンガーZとゲッターロボを相手にし、他の二体はそれぞれライディーンとダイターン3、ジャイアント・ロボとイルム搭乗のグルンガストと対決した。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦COMPACT(WSC)
- 「メカザウルス・ダイ」表記。シーン2でよく見かける獲得資金のオイシイ敵。WSC版はダメージが通りにくくなった点に注意。
- スーパーロボット大戦COMPACT2(第1部 / 第3部)
- 第1部シーン5では百鬼帝国の戦力として、第1部シーン6と第3部シーン3ではアインストの戦力として登場する。近距離では大砲が撃てないのが弱点。ユニット性能もそこまで高くない。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 「無敵戦艦ダイ」表記に変更されたが、性能的には「メカザウルス・ダイ」のままと完全に名前負けしている。百鬼帝国の戦力としてだけでなく、アインストによる複製も登場する。
Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- 大ボスクラスの扱いで登場する。強烈な攻撃に加えメカザウルスが無限に増援で出てくるため、とにかく火力が高い。艦橋部分と二つの首はそれぞれ独立した扱いなので、3箇所を破壊する必要があるのも厄介なところ。
- なお、下半身がマグマの中に入っており移動はしない。また、地形扱いなのか、クリア後のロボットビューワーには本機のデータは未収録となっている。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
本来は射撃兵装以外にもメカザウルスの身体による荒々しい格闘戦も可能で、接近戦でも死角が無い。ただしSRWでは格闘系の攻撃を持っていないことも少なくないため、その場合は近距離戦が弱点となる。
- 噛み付き
- 二匹のメカザウルスが噛み付く。
- 踏みつけ
- もはや技にあらず。歩いて踏みつける。
- 突撃
- 名前の通り突っ込んでくる。
武装[編集 | ソースを編集]
- 主砲
- 二匹のメカザウルスが背負っているブリッジのような場所にある大砲。全二門。
- 作品によっては「大砲」名義で、副砲と同時使用。多くの作品で長距離武器として厄介だが、大抵の場合接近戦には撃てなくなっている。「αシリーズ」後期では全体攻撃武器。
- 副砲
- 主砲の近くにある副砲で、前方四門。側面六門。
- ミサイル
- メカザウルスの口から発射するミサイル。
- 『SC』では艦橋からも放たれる。
- 火炎
- メカザウルスの口から放射。
- 『SC』で採用。首の振り回し攻撃と共に火炎を放射し、こちらの接近を妨害して来る。
- バリア
- 防御用装備。
- SRW実採用。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- L / 2L(LL)
- 一部の作品ではLサイズになっている。
余談[編集 | ソースを編集]
- 石川賢の漫画版では『ゲッターロボサーガ』に含まれていない作品も含めて未登場であるが、漫画版がベースのPSゲーム『ゲッターロボ大決戦!』では登場した。
- 『ゲッターロボ大決戦!』の無敵戦艦ダイは本当に無敵であり、こちらの攻撃では一切ダメージを与えられない。一定ターン耐え抜けばイベントで撃破される。
脚注[編集 | ソースを編集]
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