「無敵戦艦ダイ」の版間の差分

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{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
 
| タイトル = ダイ
 
| タイトル = ダイ
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| 登場作品 = [[ゲッターロボシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ゲッターロボシリーズ]]
 
*[[ゲッターロボ]]
 
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== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
一部作品では「'''メカザウルス・ダイ'''」表記の場合もある。
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「'''ダイ'''」「'''メカザウルス・ダイ'''」表記の場合もある。
  
旧シリーズ及び『α』では、序盤でこそ苦戦しても戦力が整ってしまえば大した敵にならないと、仮にもボスクラスのキャラクターが搭乗した戦艦ユニットとしては不遇な扱いと言える部分が目立っていた(『α』では劣化コピーとして扱われている)。しかし、『α外伝』にて帝王ゴール本人が搭乗する形で参戦して以降は、「無敵戦艦」の名に相応しい強敵戦艦ユニットとして大幅に性能と火力を強化される事になり、また400mというLLサイズレベルの巨体さも考慮してか、グラフィックもかなりの大型に描かれる様になっている。
+
SRWでは単なる'''大型のメカザウルス'''に近い扱われ方が多かった<ref>実際、[[旧シリーズ]]では戦艦扱いされておらず、'''他の戦艦に搭載可能'''だった。</ref>が、『α外伝』で帝王ゴールが登場してからはボスユニットにふさわしい扱いと能力を与えられている。
  
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}
:初登場作品。耐久力がとても高く、主砲も厄介。[[プレイステーション|PS]]版では主砲の[[射程]]に穴があるのでそこを攻めよう。
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:初登場作品。中盤で立て続けに登場する。耐久力と射程に優れる。なお、本作のマップアイコンは『第3次』以降で[[ズー]]に使用されているものとほぼ同じになっている。
 
:;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}
 
:;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}
::中盤から登場する。数は少ないが、耐久力はボスクラスである。そのうえ、強力な接近戦攻撃を持つ厄介な敵だが、他の作品と違い[[射撃]]武器がすぐ弾切れになるのが弱点。下記の通り『第3次』からMAPアイコンが変更されたダイではあるが、この作品はオリジナルの『第2次』に準じている。なので[[ズー]]だと思って油断しないように。
+
::中盤から登場する。ボスクラスの耐久力と強力な接近戦攻撃を持つ厄介な敵だが、他の作品と違い弾数が少ないのが弱点。本作はオリジナルの『第2次』に準じたマップアイコンなので、ズーだと思って油断しないように。
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}
:複数で登場する。ザコ敵として複数登場するが、流石にザコとは一蹴出来ないレベルで「大砲」の攻撃力・命中率・射程は[[ファンネル]]に匹敵する。[[リアル系]]は無理をせず[[スーパー系]]を主体にして攻めるといいだろう。イベントで武蔵が[[ゲッター3]]で[[特攻]]する場面もある。余談だがこの作品からMAP上のアイコンが変更になり、『第2次』で使われていたダイのアイコンはズーに引き継がれた。頭部が2つある恐竜という繋がりからだろう。
+
:雑魚敵として複数登場するが、高い耐久力と高性能の「大砲」を持つ厄介な敵。ただしその分見返りも多く、[[幸運]]を絡めて倒せば36000もの資金を獲得できる。また、[[ゲッタードラゴン]]への乗り換え前には[[巴武蔵|武蔵]][[特攻]]するイベントもある。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦EX}}
:耐久力と主砲の攻撃力が高いので注意。射程1に穴があるので接近戦主体で削るのが吉。
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:長射程・高威力の大砲が脅威…かと思いきや、射程2が穴なので、隣接してしまうと攻撃力750のミニミサイルしか使えなくなる。HPも[[移動要塞]]よりずっと低く、今作はかなり戦いやすい。獲得資金も多いのでトドメは幸運で。
 
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S|S}})
 
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S|S}})
:「メカザウルス・ダイ」表記。複数で登場し、リアル系[[エース]]級なら間違いなく回避できる。この頃から動く[[資金]]のイメージが強くなるが、この作品での獲得資金は4000と[[ゲスト]]メカの[[カレイツェド]]に並ばれている。
+
:「メカザウルス・ダイ」表記。名称の通り、単なる耐久力自慢のメカザウルスに近い扱いに落ちてしまっており、その影響からか獲得資金が4000に激減している。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}}
:扱いは『第4次』と同じ。敵ではない。どうやって持ち込んだのか、[[ラカン・ダカラン|ラカン]]と[[マシュマー・セロ|マシュマー]]らが'''[[スペースコロニー]]である[[ロンデニオン]]内部で運用'''している。
+
:『第4次』と同様にタフなメカザウルスといった扱い。自軍への命中率を少しでも上げるためなのか、今作ではLサイズにダウンしている。獲得資金は『第4次』よりはマシだが4800しかもらえず、流石にしょっぱ過ぎる。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}
:『F』同様の扱いで登場するも、[[HP]]は3万と大幅にアップしたのに資金は4800から7800へと僅かしか増えていない。
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:機体性能が全体的に向上しており、獲得資金も増加しているが、それでもたったの7800。ちなみに機体性能がほぼ同等の[[グール]]は、5000から15000へと一気に上がっている。この差は一体何なのか…。
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}}
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:3作全てに登場、性能は『SFC版第3次』に準じている。
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:攻撃力とその命中補正が非常に高く厄介なのはSFC版と同じだが、今作ではダメージデフレの影響で更にしぶとくなった。おまけに『第3次』では森の中に待機して地形効果を得ている事が多く、その面倒くささにウンザリさせられる事が多い。幸いにも高額の獲得資金は据え置きであり、幸運を絡めれば36000、分売版だと54000という膨大な資金を一気に獲得できる。
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:一方で『第2次』は、FC版では中盤からちょくちょく出現していたのに、こちらではなんと最終シナリオのジャブロー内部でしか出現しない。当然この段階だともう改造できないため、折角の高額資金も全く意味がない。一体何の嫌がらせだろうか。
  
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
:今までどおりの人工知能と[[あしゅら男爵]]が搭乗した機体が[[Dr.ヘル]]の尖兵として登場する。それほど強敵ではなく、後の『α外伝』では劣化コピ-だったことが明かされる。なお、初めて有名パイロットが乗った作品でもあった。
+
:再び「ダイ」表記に戻された。本作では[[Dr.ヘル]]の勢力として製造・運用されており、スーパー系主人公では序盤から登場する。そこそこの強さを持つが、弾数が少なめなのが弱点だろうか。『α外伝』で劣化コピーだったことが明かされる。
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:実は名有りパイロットが初めて搭乗した作品である。
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
 
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α外伝}}
:[[帝王ゴール]]が登場したことで機体性能、武器性能共に大幅に強化され、特殊能力こそ持たないがゴールの[[底力]]も含め終盤のボスに相応しい強さになった<ref>というより、'''原作ではラスボス機体'''なので今までの扱いの方がおかしかった。</ref>。さらに難易度「普」以上で使う[[精神コマンド]]のほぼ全てに[[ド根性]]と[[鉄壁]]が含まれており、「普」では2回、「難」では最大4回も使用するためとにかくタフ。しかも『普』では後に[[スレードゲルミル]]が控え、「難」では森から出ないと条件も厳しい。接近戦は40発で打ち止めというのが僅かな弱点だろうか。
+
:[[恐竜帝国]]の登場に伴い[[帝王ゴール]]専用機となり、それと同時に機体グラフィックと性能が一新されている。[[特殊能力]]こそ持たないものの、隙の無い武装とトップクラスに迫る耐久力に加え、登場マップの構成<ref>耐久力の高い(HP5桁も珍しくない)敵が多数登場し、本機の周囲には援護役が待機している。また、『普』では後にスレードゲルミル戦が控えており、『難』では森に陣を取るため耐久力がさらに引き上げられている。</ref>やゴールの[[精神コマンド]]使用イベント<ref>熟練度次第で最大4回使用する。なお、使用する精神コマンドは「ド根性」「熱血」「鉄壁」など。</ref>などの要因も加わるため、版権作品最後の大ボスに相応しい強大な存在となっている。
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}
:序盤戦の最大の相手。新しく追加された踏みつけをはじめ、グラフィックのパワーアップによりその強大さを見せ付けてくれる。イベントによっては武蔵の[[ブラックゲッター]]による、原作漫画版における[[ゲッター1]]を彷彿とさせる[[自爆]][[特攻]]が見られる。
+
:「αシリーズ」では本作から「無敵戦艦ダイ」表記になり、サイズもLLに戻された。「無敵戦艦」の名に相応しいド迫力のグラフィックと、それに負けない武装を持つ序盤最大の強敵。最期は[[巴武蔵|武蔵]][[ブラックゲッター]]による[[特攻]]で共に消滅する([[隠し要素/第2次α|別の展開]]もアリ)。
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 
:[[ムゲ・ゾルバドス]]によりゴールと共に蘇る。
 
:[[ムゲ・ゾルバドス]]によりゴールと共に蘇る。
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=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT}}({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor|WSC}})
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT}}({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor|WSC}})
:シーン2でよく見かける。[[ニュータイプ]]や[[聖戦士]]なら攻撃に被弾することは殆どない。獲得資金は高いので、是非幸運を使って撃破を。WSC版はダメージが通りにくくなった点に注意。
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:「メカザウルス・ダイ」表記。シーン2でよく見かける獲得資金のオイシイ敵。WSC版はダメージが通りにくくなった点に注意。
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2]]({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇|第1部}} / {{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇|第3部}})
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2]]({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇|第1部}} / {{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇|第3部}})
:第1部シーン5では[[百鬼帝国]]の戦力として、第1部シーン6と第3部シーン3では[[アインスト]]の戦力として登場する。大砲の威力は中々で更に射程も長いが、射程4~8と穴も大きい。ユニット性能はそこまで高くないので、援護攻撃も駆使して早めに倒してしまおう。
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:第1部シーン5では[[百鬼帝国]]の戦力として、第1部シーン6と第3部シーン3では[[アインスト]]の戦力として登場する。近距離では大砲が撃てないのが弱点。ユニット性能もそこまで高くない。
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
:[[百鬼帝国]]の戦力として登場する他、[[アインスト]]による複製も登場する。
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:「無敵戦艦ダイ」表記に変更されたが、性能的には「メカザウルス・ダイ」のままと完全に名前負けしている。[[百鬼帝国]]の戦力としてだけでなく、[[アインスト]]による複製も登場する。
  
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Scramble Commander}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦Scramble Commander}}
:本作では恐竜帝国の扱いが非常に良いため、ダイも『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』と並ぶ大ボスクラスの扱い。ミサイル・艦載砲を撃ちまくってくる艦橋部分と火炎で攻撃してくる二つの首がそれぞれ独立しており、3箇所を破壊しなければならない上、登場ステージではメカザウルスが無限増援。接近するとどんなユニットであろうと瞬殺される。長距離必殺技の連発で対抗したい所。
+
:大ボスクラスの扱いで登場する。強烈な攻撃に加えメカザウルスが無限に増援で出てくるため、とにかく火力が高い。艦橋部分と二つの首はそれぞれ独立した扱いなので、3箇所を破壊する必要があるのも厄介なところ。
:なお、2匹の首長竜は足がマグマの中に漬かっている状態になっており移動はしない。また、地形扱いなのかクリア後の[[ロボット大図鑑|ロボットビューワー]]には本機のデータは未収録となっている。
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:なお、下半身がマグマの中に入っており移動はしない。また、地形扱いなのか、クリア後の[[ロボット大図鑑|ロボットビューワー]]には本機のデータは未収録となっている。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
射撃兵装以外にも、[[メカザウルス]]の身体による荒々しい格闘戦も可能で、接近戦でも死角が無い。
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本来は射撃兵装以外にも[[メカザウルス]]の身体による荒々しい格闘戦も可能で、接近戦でも死角が無い。ただしSRWでは格闘系の攻撃を持っていないことも少なくないため、その場合は近距離戦が弱点となる。
  
 
;噛み付き
 
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;主砲
 
;主砲
 
:二匹の[[メカザウルス]]が背負っているブリッジのような場所にある大砲。全二門。
 
:二匹の[[メカザウルス]]が背負っているブリッジのような場所にある大砲。全二門。
:作品によっては「大砲」名義で、副砲と同時使用。
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:作品によっては「大砲」名義で、副砲と同時使用。多くの作品で長距離武器として厄介だが、大抵の場合接近戦には撃てなくなっている。「αシリーズ」後期では[[全体攻撃]]武器。
 
;副砲
 
;副砲
 
:主砲の近くにある副砲で、前方四門。側面六門。
 
:主砲の近くにある副砲で、前方四門。側面六門。
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=== [[サイズ]] ===
 
=== [[サイズ]] ===
;L
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;L / 2L(LL)
:IMPACT
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:一部の作品ではLサイズになっている。
;2L(LL)
 
:IMPACT以外
 
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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**『ゲッターロボ大決戦!』の無敵戦艦ダイは'''本当に無敵'''であり、こちらの攻撃では一切ダメージを与えられない。一定ターン耐え抜けばイベントで撃破される。
 
**『ゲッターロボ大決戦!』の無敵戦艦ダイは'''本当に無敵'''であり、こちらの攻撃では一切ダメージを与えられない。一定ターン耐え抜けばイベントで撃破される。
  
== 脚注 ==
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== 脚注 ==
<references/>
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<references />
  
 
{{ゲッターロボシリーズ}}
 
{{ゲッターロボシリーズ}}

2023年9月28日 (木) 17:56時点における最新版

ダイ
登場作品

ゲッターロボシリーズ

初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 無敵戦艦
全高 420 m
重量 80000 t
所属 恐竜帝国
主な搭乗員 帝王ゴール
テンプレートを表示

無敵戦艦ダイは『ゲッターロボ』の登場メカ。

概要[編集 | ソースを編集]

帝王ゴールが搭乗した巨大戦艦

二体の巨大な竜脚類(ブラキオサウルスなどのような首が長く四足歩行の体型をした)恐竜型メカザウルスの上に航空母艦の甲板を連結し、その上に艦橋と巨砲を乗せた構造となっている。4体のメカザウルス、200機の戦略爆撃機などを搭載しており、「戦艦」というより「戦闘も出来る航空母艦」といった性能を持つ。

ゲッターチームを窮地に追い込むほどの強さを見せ付けたが最後は巴武蔵の駆るコマンドマシンの特攻によって暴走し、爆発して轟沈した。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

ダイ」「メカザウルス・ダイ」表記の場合もある。

SRWでは単なる大型のメカザウルスに近い扱われ方が多かった[1]が、『α外伝』で帝王ゴールが登場してからはボスユニットにふさわしい扱いと能力を与えられている。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦
初登場作品。中盤で立て続けに登場する。耐久力と射程に優れる。なお、本作のマップアイコンは『第3次』以降でズーに使用されているものとほぼ同じになっている。
第2次スーパーロボット大戦G
中盤から登場する。ボスクラスの耐久力と強力な接近戦攻撃を持つ厄介な敵だが、他の作品と違い弾数が少ないのが弱点。本作はオリジナルの『第2次』に準じたマップアイコンなので、ズーだと思って油断しないように。
第3次スーパーロボット大戦
雑魚敵として複数登場するが、高い耐久力と高性能の「大砲」を持つ厄介な敵。ただしその分見返りも多く、幸運を絡めて倒せば36000もの資金を獲得できる。また、ゲッタードラゴンへの乗り換え前には武蔵特攻するイベントもある。
スーパーロボット大戦EX
長射程・高威力の大砲が脅威…かと思いきや、射程2が穴なので、隣接してしまうと攻撃力750のミニミサイルしか使えなくなる。HPも移動要塞よりずっと低く、今作はかなり戦いやすい。獲得資金も多いのでトドメは幸運で。
第4次スーパーロボット大戦S
「メカザウルス・ダイ」表記。名称の通り、単なる耐久力自慢のメカザウルスに近い扱いに落ちてしまっており、その影響からか獲得資金が4000に激減している。
スーパーロボット大戦F
『第4次』と同様にタフなメカザウルスといった扱い。自軍への命中率を少しでも上げるためなのか、今作ではLサイズにダウンしている。獲得資金は『第4次』よりはマシだが4800しかもらえず、流石にしょっぱ過ぎる。
スーパーロボット大戦F完結編
機体性能が全体的に向上しており、獲得資金も増加しているが、それでもたったの7800。ちなみに機体性能がほぼ同等のグールは、5000から15000へと一気に上がっている。この差は一体何なのか…。
スーパーロボット大戦コンプリートボックス
3作全てに登場、性能は『SFC版第3次』に準じている。
攻撃力とその命中補正が非常に高く厄介なのはSFC版と同じだが、今作ではダメージデフレの影響で更にしぶとくなった。おまけに『第3次』では森の中に待機して地形効果を得ている事が多く、その面倒くささにウンザリさせられる事が多い。幸いにも高額の獲得資金は据え置きであり、幸運を絡めれば36000、分売版だと54000という膨大な資金を一気に獲得できる。
一方で『第2次』は、FC版では中盤からちょくちょく出現していたのに、こちらではなんと最終シナリオのジャブロー内部でしか出現しない。当然この段階だともう改造できないため、折角の高額資金も全く意味がない。一体何の嫌がらせだろうか。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
再び「ダイ」表記に戻された。本作ではDr.ヘルの勢力として製造・運用されており、スーパー系主人公では序盤から登場する。そこそこの強さを持つが、弾数が少なめなのが弱点だろうか。『α外伝』で劣化コピーだったことが明かされる。
実は名有りパイロットが初めて搭乗した作品である。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
スーパーロボット大戦α外伝
恐竜帝国の登場に伴い帝王ゴール専用機となり、それと同時に機体グラフィックと性能が一新されている。特殊能力こそ持たないものの、隙の無い武装とトップクラスに迫る耐久力に加え、登場マップの構成[2]やゴールの精神コマンド使用イベント[3]などの要因も加わるため、版権作品最後の大ボスに相応しい強大な存在となっている。
第2次スーパーロボット大戦α
「αシリーズ」では本作から「無敵戦艦ダイ」表記になり、サイズもLLに戻された。「無敵戦艦」の名に相応しいド迫力のグラフィックと、それに負けない武装を持つ序盤最大の強敵。最期は武蔵ブラックゲッターによる特攻で共に消滅する(別の展開もアリ)。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
ムゲ・ゾルバドスによりゴールと共に蘇る。
スーパーロボット大戦α THE STORY 竜が滅ぶ日
三体のダイが登場する。ゴールが率いるダイはマジンガーZゲッターロボを相手にし、他の二体はそれぞれライディーンダイターン3ジャイアント・ロボイルム搭乗のグルンガストと対決した。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦COMPACTWSC
「メカザウルス・ダイ」表記。シーン2でよく見かける獲得資金のオイシイ敵。WSC版はダメージが通りにくくなった点に注意。
スーパーロボット大戦COMPACT2第1部 / 第3部
第1部シーン5では百鬼帝国の戦力として、第1部シーン6と第3部シーン3ではアインストの戦力として登場する。近距離では大砲が撃てないのが弱点。ユニット性能もそこまで高くない。
スーパーロボット大戦IMPACT
「無敵戦艦ダイ」表記に変更されたが、性能的には「メカザウルス・ダイ」のままと完全に名前負けしている。百鬼帝国の戦力としてだけでなく、アインストによる複製も登場する。

Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Scramble Commander
大ボスクラスの扱いで登場する。強烈な攻撃に加えメカザウルスが無限に増援で出てくるため、とにかく火力が高い。艦橋部分と二つの首はそれぞれ独立した扱いなので、3箇所を破壊する必要があるのも厄介なところ。
なお、下半身がマグマの中に入っており移動はしない。また、地形扱いなのか、クリア後のロボットビューワーには本機のデータは未収録となっている。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

本来は射撃兵装以外にもメカザウルスの身体による荒々しい格闘戦も可能で、接近戦でも死角が無い。ただしSRWでは格闘系の攻撃を持っていないことも少なくないため、その場合は近距離戦が弱点となる。

噛み付き
二匹のメカザウルスが噛み付く。
踏みつけ
もはや技にあらず。歩いて踏みつける。
突撃
名前の通り突っ込んでくる。

武装[編集 | ソースを編集]

主砲
二匹のメカザウルスが背負っているブリッジのような場所にある大砲。全二門。
作品によっては「大砲」名義で、副砲と同時使用。多くの作品で長距離武器として厄介だが、大抵の場合接近戦には撃てなくなっている。「αシリーズ」後期では全体攻撃武器。
副砲
主砲の近くにある副砲で、前方四門。側面六門。
ミサイル
メカザウルスの口から発射するミサイル。
SC』では艦橋からも放たれる。
火炎
メカザウルスの口から放射。
『SC』で採用。首の振り回し攻撃と共に火炎を放射し、こちらの接近を妨害して来る。
バリア
防御用装備。
SRW実採用。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

サイズ[編集 | ソースを編集]

L / 2L(LL)
一部の作品ではLサイズになっている。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 石川賢の漫画版では『ゲッターロボサーガ』に含まれていない作品も含めて未登場であるが、漫画版がベースのPSゲーム『ゲッターロボ大決戦!』では登場した。
    • 『ゲッターロボ大決戦!』の無敵戦艦ダイは本当に無敵であり、こちらの攻撃では一切ダメージを与えられない。一定ターン耐え抜けばイベントで撃破される。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 実際、旧シリーズでは戦艦扱いされておらず、他の戦艦に搭載可能だった。
  2. 耐久力の高い(HP5桁も珍しくない)敵が多数登場し、本機の周囲には援護役が待機している。また、『普』では後にスレードゲルミル戦が控えており、『難』では森に陣を取るため耐久力がさらに引き上げられている。
  3. 熟練度次第で最大4回使用する。なお、使用する精神コマンドは「ド根性」「熱血」「鉄壁」など。