アヤ・コバヤシ
アヤ・コバヤシ | |
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漢字表記 | 古林 彩 |
外国語表記 | Aya Kobayashi |
登場作品 | |
声優 | 冬馬由美 |
デザイン | 河野さち子 |
初登場SRW | 新スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 |
パイロット サブパイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 女 |
誕生日 | 11月27日 |
年齢 | 21歳 |
出身 | 日本 |
身長 | 168 cm |
体重 | 45 kg |
スリーサイズ | B88-W57-H85 |
髪色 | 緑 |
所属 | |
軍階級 | 大尉 |
コールサイン | スピリア3 |
趣味 |
美術館巡り アイドルのブロマイド集め |
アヤ・コバヤシは『超機大戦SRX』の登場人物。
概要
共通設定
SRXチームのメンバーで、ヴィレッタ・バディムが着任するまでのSRXチームのリーダー。R-3及びR-3パワードのパイロット。
隊長であったイングラム・プリスケンに念動力の資質と共に好意を抱いていたが、彼が自らの目的で裏切ったときにショックを受けた。しかし、リュウセイ・ダテやライディース・F・ブランシュタインのフォローを受け、芯が強い女性となり、今度はイングラムに真意を確かめようとした。そしてイングラムは真意を語り、アヤへの行為を悔いることになり、イングラムは姿を消した。その後ヴィレッタへと隊長の座を譲り渡すが、ヴィレッタからは実質的にSRXチームのリーダーとして任される。何故か軍服、パイロットスーツ共に肌の露出が多く、作中の登場人物にも度々指摘されている(パイロットスーツは特殊なシースルー素材、ちなみに新の頃のイラストでは上着と思われる物を持っていた)。
新の頃はクールでナルシストかつリュウセイをたしなめる言動が多かったが、最初の頃はリュウセイが念動力を持っていなかったため、SRXの合体の際は、彼女に大きな負担がかかっていた。が、特にシナリオ上にて支障はきたすほどではなかった。
OG1では、リュウセイとライの対立をいさめていたが、逆にフォローされる側に。機体を破壊されたり敵に拉致されたりと、何かと損な役回りで、いつも参戦が遅れる。
「OGシリーズ」での彼女の念動力は念動力自体を有しないライを除くSRXチームの中でも最も弱い(加えて、OGに登場した念動力系パイロットの中においても最も念動力Lvが低い)が、反面、その安定性と統御力は最も優れている。このため、強すぎる念動力を持つがゆえに暴走が危惧されるリュウセイとマイ・コバヤシの両者を抑える重要な役割を担っている。個性の強いメンバーの中では影が薄くなりがちだが、それでも重要なキャラであることには変わりがない。
なお、彼女の過去の記憶は偽造された物が多く、R-3と定期的にリンクを取らないと記憶の齟齬が生じ、最終的には精神が崩壊するというとんでもない宿命を背負っている。OG2以降、アヤ本人もこの事を知るが現在もR-3との定期的なリンクが必要であるかは不明。ただし、第3次αではアヤは長期間R-3とのリンクが取れなかったが特に問題は起こらなかった。
登場作品と役柄
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- R-3のパイロットとして自軍に加入する。本作では念動力がL9まで成長するので中々の強さを持ち、乗機のR-3には2種類のマップ兵器もある。主な立場は代わらないが、裏切ったイングラムに撃たれて撃墜される。最終話でイングラムを説得するようチームに促す。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 初期はレビと共にティターンズに捕まり、人質となっているが、救出される。仲間となるのは『難』ルート最終面手前で、唯一量産機でなく、R-3パワードで加入する。念動力の成長も抑えられステータスも低めだが、補助精神がなかなか優秀。エンディングではSRXチームが解散、情報部へ転属となった。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 登場しないが、没データが存在する。小隊長能力は設定されていない。BGMは「ACE ATTACKER」。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- SRXがハザル・ゴッツォのヴァイクランに敗れ、彼女はゼ・バルマリィ帝国へと連れ出されてしまう(なお、この事実が知るまでは戦死扱いになっていた)。その後はシヴァー・ゴッツォの屋敷で客人待遇で軟禁されており、臣民の帝都脱出時にはそのまま残されていた。恐らくシヴァーの計略によるものと推察される。第54話で復帰してバンプレイオスのサブパイロットとなる。なお、そのステージではリュウセイとマイはエツィーラ・トーラーの手によって「過酷な人体実験を受け続けて変わり果てた姿になったアヤ」(の幻影)を見せられるのだが、その姿はマイだけではなくプレイヤーにとってもトラウマ物である。
- 『α外伝』までの間に、レビが妹のマイと判明したようだが、そうなった時期、きっかけなどは不明。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 初登場作品。この時はアムロ・レイに好意があり、アムロから呼び捨てしていいと言われた。インターミッションではライがリュウセイの天敵と「ネコ」と「ネズミ」に例えた際、「ペルシャネコ」と修正したり、時折「リュウちゃん」と呼ぶなど、後の作品よりナルシストに見える。攻略本やサウンドトラックの解説によると、男勝りな軍人の自分と本来の性格とのギャップに悩んでいるのだそうだ[1]。宇宙編においてはSRX合体時に疲労した際、アムロに同情の念を向けられていた。
- 地上編ではチームの中で最後に合流するが、宇宙編ではリーンホースJr.を持ってきて仲間になる。命中率の高いR-3と序盤数少ない集中・幸運持ちなため、SPTのボス格を相手にして経験値を稼ごう。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。おまけマップにも出撃できる。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2019年3月のイベント「鋼の魂」から登場。SRXのサブパイロット。
- 2020年3月のイベント「それぞれの大義のために」ではSRX[Ω]が実装されたため、Ωスキル演出でボイスが入った。
- スーパーロボット大戦DD
- 2021年7月イベント「イングラムの回顧録」にて登場。イングラムに対応した支援ユニットパーツとしてボイスが収録されている。
- 2022年6月のイベント「天下無敵のスーパーロボット」にてSRXのサブパイロット化。
- スーパーロボット大戦30
- パッケージ版の早期購入特典およびダウンロード版の予約特典としてスペシャルゲスト参戦。SRXのサブパイロット。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- 主な役目はαシリーズと変わらず。SRXチームの結成から始まるので序盤はリュウセイとライに、中盤~終盤はイングラムに悩まされる。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- 苦悩するマイを精神的に支えている。のちに自らとマイに関する暗い真実が明らかにされるが、イングラムの遺言や仲間の支えによって迷いを振り切ってみせた。参戦した時点でSRXに合体出来るので、エースボーナスを取得しない限りは戦う機会は少ない。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- GBA版に準拠。OG2,5では出番が少ない。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 目立つイベントはコウタ・アズマの妹が洗脳され、悩むコウタにアドバイスを送り、妹であるマイもコウタと同じ過去を背負ったことを話したところ。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 序盤はマサキルートに登場。シュテドニアス軍にマイが捕まってしまったためにハガネ部隊と戦う羽目になるが、念動力によりリョウトにその事を教えるイベントがある。また、フェイルに好意を持つなどミーハーな一面を見せた事も。貴重な統率持ちの一人だが、SRXに合体している間は死に技能化してしまうため、マキシマムブレイク発動役の任は合体不可能な序盤に集中するだろう。同時加入の統率持ちのヴィレッタと比較すると攻撃力では劣るものの、高いSPが余りやすいのでゴルドと開幕に一瞬組み「気迫」を使うのも手か。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- 今作から「スピリア3」のコールサインを用いるようになった。
- スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
- TV版最終回用に描き下ろされたエンドカードでは、メイドのコスプレで視聴者にクスハ汁(?)を勧める姿が描かれている。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
- 「向こう側」ではイングラムがいないためそもそもSRX計画に参加していないか、チームごと壊滅し恐らく戦死していると思われる。
関連作品
- リアルロボッツファイナルアタック
- リュウセイ、ライディースと共に白鳥座シグナスX-3エリアに出現した謎のロボット・ゲトゥビュームを護衛していた。
- スーパーロボットスピリッツ
- 会話シーンにのみ登場。攻略本に掲載の前日譚小説にも登場している。
- 前日譚ではSRXに搭乗しネビーイームの中枢に向かう。SRXが念動兵器を使うと吐血してしまうが、念を使い果たして気絶するまで戦い続けた。SRXはジュデッカに敗北するが、気絶していたアヤはライによって逃がされている。
- なお、この前日譚の設定では、アヤはケンゾウの娘ではなく、念動力者の遺伝子を改造して組み込んだ精子を受胎させた子で、幼少時の記憶はケンゾウが組み込んだものであり、R-3とのリンクにより自我を保っているとされている。
- 本編ではジュデッカと戦う前の会話シーンでR-1に遠隔リンクしてリュウセイの支援を行うなどしている。
- スーパーヒーロー作戦
- 登場時点ではRシリーズが封印されているため、地球防衛軍極東支部情報部に所属し、ウルトラ警備隊やガイアセイバーズに協力。情報部員であるためイングラム(ヴィレッタ)が未来人であることを早くから看過していた。SRXの封印解除後はSRXチームに復帰し、ガイアセイバーズに参加する。この作品におけるイングラムとの関係は「仲間」であり、恋心までは抱いていない。
パイロットステータス
能力値
悪くはないのだが、射撃・格闘が低いのが問題。特に格闘はエクセレンを下回っており、射撃も平均レベル。R-3の性能から考えて、完全な支援要員に回した方がいいだろう。
精神コマンド
- α
- 集中、信頼、努力、熱血、激励、補給
- α外伝
- 集中、信頼、祝福、熱血、激励、補給
- 第3次α
- 感応 信頼 鉄壁 ひらめき 激励 補給
- 恒例の「補給」を始め支援系として便利なコマンドが揃っているが、消費が大きいので乱発は厳禁。なお、第4話「地獄門、開く」でSRXに乗っている時と、第54話「神に守られし星」で復帰したときとでは精神コマンドが違うという噂がネット上で流れたが、どの攻略本にもアヤのパイロットデータは1つしか掲載されておらず、ディスク内にもアヤのパイロットデータは1つしか存在しないためこの噂は全くのデタラメである。
- 新
- 集中、幸運、信頼、気合、激励、補給
- 30
- 先見、信頼、感応、熱血、補給、期待
- OG1
- 努力、信頼、集中、感応、熱血、補給、祈り(ツイン)
- OG2、OG外伝
- ひらめき、信頼、集中、感応、熱血、補給、祈り(ツイン)
- 第2次OG以降
- 集中、信頼、感応、熱血、補給、祈り(ツイン)
- 「ひらめき」が無くなったため、統率を持つもののボスを相手にするのは厳しい。
特殊技能(特殊スキル)
- α
- 念動力L9、切り払いL7
- 念動力レベルが9まで成長する数少ないパイロット。念動力の補正のお陰でそれなりに戦闘はこなせる。切り払いのレベルも7とやや高め。
- α外伝
- 念動力L6、援護L3、切り払いL2
- ヴィレッタと同様に異常なほど下方修正を受けている。念動力の成長限界がL6になり、切り払いもL2で止まってしまう。本作では殆ど自軍に参加しないのであまり意味は無いのだが。
- 第3次α
- 念動力L8、援護防御L3、集束攻撃
- 念動力レベルは高いが、サブ限定。しかもライ・マイと違ってサブシナリオでのスポット参戦もないため、本当に死に技能化している。
- 新
- 切り払いL1、T-LINK
- T-LINKはアヤ専用能力。
- OGS
- 念動力L7、援護防御L3、援護攻撃L3、集中力
- 最初から集中力を持っているのが大きい。SP関連の技能とエースボーナスを合わせれば、「補給」が使いやすくなるだろう。
- 第2次OG以降
- 念動力L7、統率、援護防御L3、援護攻撃L3、集中力
- SRXチームのリーダー格として新たに統率を修得。やはり分離してからの運用になるだろう。しかし上述通り「ひらめき」が無くなったのでボス相手は乗機を強化しなければ危険。
- 『OGMD』では統率がMB発動に名称変更された。
エースボーナス
- 命中率+10%、SP+20
- 『OG1』から『OG外伝』まで。支援寄りなのでSPが増えるのがありがたい。
- 命中率増加も「集中」だけで安定して攻撃を当てられるかに繋がるが、支援主体の場合はそこまで強い影響は及ばさない。
- 最終命中率+10%、SP+20
- 『第2次OG』。基本的な内容はそのまま、効果範囲が最終命中率になったため回避補正を持つ技能を持つ相手にも当てやすくなった。
- 自分が起点のマキシマムブレイクで攻撃時、参加パイロットの気力低下が0になる
- 『OGMD』。本作ではMB参加パイロットの気力が低下する仕様変更がされたため、そこを補える割とありがたい効果。
- ただし上記の通り「ひらめき」を持たず敵の反撃を確実に対処できる手段を持たない点に注意。
- R-3パワードでは物足りない場合、エグゼクスバイン等強力な機体に乗り換える手もある。
- また従来と違い、SRXのサブパイロットとして見る場合は何の影響も及ぼさない。
支援効果
パーツ | メイン効果 | サブ効果 | 精神コマンド | 専用演出対応 |
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PSYCHIC ENERGY | ビーム強化III | タイプ強化IV(攻撃・命中)(イングラム・プリスケン) | 熱血 | R-GUN (イングラム・プリスケン) |
パイロットBGM
- 「PSYCHIC ENERGY」
- スーパーロボット大戦αより設定されたアヤのBGM。
- 元々は『新スーパーロボット大戦』における月面マップのBGMであったが、出来が良かった事と当時から決まっていた曲名からアヤのBGMに決まった。ボーカルバージョンの担当は矢野かおり氏。
- OGs版ではサビの終わりから間奏が変更され、若干長くなった。
- 「ACE ATTACKER」
- 第2次スーパーロボット大戦αの没データより。没になったSRXチームのBGMは全てこれが設定されている。
人間関係
- リュウセイ・ダテ
- 暴走気味のリュウセイをサポートしつつ、自分もまた支えられる。彼を「リュウ」と愛称で呼ぶのは母親以外ではアヤとマイだけ。ラトゥーニはまだ「リュウセイ」止まりである。
- ライディース・F・ブランシュタイン
- お互い信頼している仲であり、気持ちが繋がっている。
- ケンゾウ・コバヤシ
- 父親であるが、二つの顔を持っている事は知っている。実父ではないと知った後も父親として慕っている。
- マイ・コバヤシ
- 大事な妹で、献身的。リュウセイの趣味の影響が日に日に強くなっている事を心配している。
- ヴィレッタ・バディム
- ヴィレッタからイングラムの遺志を受け取り、隊長の座を譲り渡すが、ヴィレッタからSRXチームの運用を任される。
- イングラム・プリスケン
- 彼には好意を抱いていたが、裏切られる。しかし、霊帝との最終決戦時、幻影として現れた彼からアヤに詫びを入れ、ようやく気持ちが解けた。
- カルヴィナ・クーランジュ
- アル=ヴァンがフューリー側の人間と知った事で荒れるカルヴィナを「辛い経験をしたのは貴方だけではない」と諭す。
版権作品との人間関係
- アムロ・レイ
- 『新』では彼に好意を寄せており、登場しないベルトーチカの代わりにチェーンと三角関係を形成する。αシリーズでは殆ど絡みがない。
- 神隼人
- 『新』でのSRXチーム教官。
- 結城沙羅
- 『α』では同じような境遇であった為にイングラムに裏切られた彼女の苦悩を理解していた。
- パイパー・ルウ
- 『第3次α』では、マイに這い寄ってきた彼を抱っこしてあやし、マイに子供の抱き方を手解きする。
名(迷)台詞
αシリーズ
- 「はいはい、2人ともそこまでよ」
- 『α』第34話A「隠された殺意」or第35話B「イングラムの真意」より。SRXへの合体の合言葉について口論となったリュウセイとライを諌めた際の台詞。
- 『α』ではテキストのみだが、『α外伝』のキャラクター事典に収録されており、DVEとして使用する予定だったと思われる。
- 「あの人が私達の…地球の敵に回ると言うのなら、私もあなたやライと一緒に戦うわ」
「それが…私がここにいる理由だから」 - 『α(DC)』第50話「ヴァリアブル・フォーメーション」で、アストラナガンを駆り極東基地に出現したイングラムを目の当たりにして反射的に飛び出すリュウセイに追従し、長く引き摺り続けていたイングラムへの想いを払拭して戦う意志を固める。
- 「アヤ・コバヤシ、後退します!」
- 『第2次α』唯一の台詞。没になったSRXチームの中で撃墜時に自身の名を名乗るのは彼女のみ。
- 「黙りなさい! ここにいるのは私の妹、マイ・コバヤシです!」
「私の大切な妹を苦しめたお前は絶対に許さない…!」 - 『第3次α』第54話「神に守られし星」より。計略が水泡に帰し追い詰められても尚、マイを挑発するエツィーラへ叩き付けた怒りの咆哮。その凄まじい怒気を含んだ念に、さしものエツィーラも狼狽するのみであった。
単独作品
- 「ライ、それを言うならネコはネコでも、ペルシャネコでしょ」
「美しいものは、どんな場合でも美しくなくてはいけないものなのよ。わかった、リュウ」 - 『新』の地上編第27話「最強最悪デビルガンダム」より。合流直後、ライがワッ太に彼女をリュウセイの天敵と「ネズミ」と「ネコ」に例えた際に修正、その直後ライはリュウセイを「ドブネズミ」と表現し、文句を言ったリュウセイにピシャリの発言。さすがのリュウセイもアヤのこの発言には「自分の事をそこまで言えるとは」と呆れていた。この当時はリュウセイ・ライ共々キャラが迷走気味だった。
- 「ごめんなさい。黙っていて…あまり好きじゃないんです。自分がそんな能力を持っていることが」
- 『新』宇宙編第30話「SRX発動!」より。アムロの前で自分の力を告白した際の台詞。
- 「ライ、リュウだって成長しているのよ。いつまでも子供じゃないわ」
- 『新』地上編最終話「ファイナルバトル」より。ドモンの決意を汲み取ったリュウセイに反応したライに対して。本作ではアヤの方が格が上に見えるが、一応リュウセイの成長を認めている。
- 「だから、個室に行っても見当たらなかったわけね…」
- 『DD』2022年6月のイベント「天下無敵のスーパーロボット」より。SRXチームが機体の大規模修理により休暇となった際、リュウセイに同調したマイが積みプラ(未製作のプラモデル)を消化すると言い出し、クローゼットの中に30個ほど積みプラがあることが判明した時の台詞。心の底までリュウセイの趣味に染まってしまい手遅れなマイに、呆れ果てるしかなかった。
OGシリーズ
- 「ライ、リュウに追いついて。ヴァリアブル・フォーメーションを組むわよ」
ライ「正式にはフォーメーションOOCですが……リュウセイのあのネーミングを採用すると?」
「いいのよ。ONLY ONE CLASHなんて、縁起が悪いでしょ」
ライ「それもそうですね」 - 『OG1』キョウスケ編第33話「赤い修羅」より、SRXの合体訓練の際に。この理由でチーム内では合体フォーメーションがこの名称で定着している。
- 「それにね……」
「また……いつか、どこかで少佐やマイに会えるような気がするのよ」
「自分でも何故かわからないんだけど……そんな気が……」 - 『OG1』リュウセイ編エンディングより。奇妙な直感が、激戦の中で死んでいったイングラムやマイとの再会を告げていた。事実、この半年後に起こった戦いの中でマイとの再会が実現。ならばいつか、またイングラムと出会うこともあるのだろうか……? その時が来たとしたら、仲間としての再会であって欲しいものである。
- 「……それがどうしたのよ……!」
「それがどうしたって言うのよッ!!」 - 『OG2』第34話「紅の幻想」より。偽りの記憶に踊り続けた自分やマイを嘲笑したアギラに切った啖呵。
- 「そういえば今 おかしな夢見ていたのよ、イングラム少佐が私達を裏切って私を撃つの。いくらなんでも非道いわよね、そんなあり得ない事」
「やっぱり少し疲れていたのかしら、私。ふふふ」 - 『Record of ATX』にてイングラムに撃たれた後、昏睡状態から目が覚めた際の台詞。虚ろな表情でイングラムを信じるアヤに何も言い出せないリュウセイとライだったが、直後にエクセレンから現実を突き付けられる事に…。
- 「ウソよ!そんなはずないわ!!」
- 上記の台詞の後、エクセレンに現実を突き付けられて。この時のアヤは顔芸レベルの物凄い形相になっている。
- 「リュウ~、お願いだからマイを染めるのはやめて~。そっち方面はやめて~」
- 『OGS』エンディングにて、マイをチームに馴染ませる一環としてロボットアニメの鑑賞会に誘うリュウセイと、素直に応じるマイへの嘆き。純粋な妹を持つとお姉さんは大変です。
- ちなみにアヤのこの嘆きは残念ながら叶わず、『OG外伝』から『第2次OG』にかけ、マイのスーパーロボットへの興味はどんどん加速していくことに…。
- 「本当に一刻も早くパリを取り戻したいわ。ルーブル美術館やオルセー美術館が無事だといいんだけど」
- 『OGMD』第25話「オペレーション・トリオンフ」にて。アヤの趣味が美術館巡りである事からの発言だが、殆ど触れられない設定だったので忘れていたプレイヤーもいたかもしれない。
搭乗機体
- R-3
- 最初に与えられた専用機。彼女のアイデンティティにも関わってくる機体であるためか、彼女のスタイルに近い女性型の機体になっている。OGシリーズではL5戦役序盤で調整が完了して受領。すぐにパワードになるため、出番が少ない。
- R-3パワード
- R-3にプラスパーツを装着した形態。人型から重爆撃形態へと形状が変わった。
- SRX
- R-1、R-2パワードとR-3パワードが合体した人型機動兵器。アヤが担当する役割についてはSRXの項を参照。
- 量産型ゲシュペンストMk-II・タイプTT
- OGシリーズでアヤが最初に搭乗していた機体で、念動力者用のテストタイプモデルである。この機体でDC戦争にも参加していた。
- バンプレイオス
- SRX計画の完成型。『第3次α』に登場したが、分離機能はオミットされている。AR-3にマイと共に搭乗。
- DiSRX
- SRXが変異した姿。詳細はDiSRXの項を参照。
余談
- 担当声優の冬馬由美氏がテレビアニメ『ふしぎ遊戯』で演じた本郷唯は、「クールな主人公の身内」「ショートヘアと青い服」「古澤徹氏が演じた悪役に惹かれるが裏切られた」「彼の魂に救われる」というアヤとの共通点がある。
- また、『ふしぎ遊戯』においては、リュウセイ・ダテ役の三木眞一郎氏が主人公の兄の夕城奎介を演じ、アニメ化前に作られたCDブック版では、ライディース・F・ブランシュタイン役の置鮎龍太郎氏が古澤氏と同役の心宿を、キョウスケ・ナンブ役の森川智之氏が本郷唯の恋人となる梶原哲也を演じている。
脚注
- ↑ ソフトバンクパブリッシング『新スーパーロボット大戦 パーフェクトガイド』158頁。
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