コン・バトラーV
コン・バトラーV | |
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外国語表記 | Com Battler V |
登場作品 | 超電磁ロボ コン・バトラーV |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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全長 | 57 m |
重量 | 550 t |
動力 | 原子力エンジン |
エネルギー | 超電磁エネルギー |
最高飛行速度 | M11 |
装甲材質 | サーメット |
開発者 | 南原猛 |
乗員人数 | 5名 |
主なパイロット |
コン・バトラーVは『超電磁ロボ コン・バトラーV』の登場メカであり、同作の主役メカ。
概要
普段はバトルマシンと呼ばれる5台の戦闘メカに分離している。合体には、各バトルマシンのパイロットの脳波が全て同調している必要がある。脳波の測定は小型ロボットのロペットによって行われ、その許可が下り次第、合体可能になる。
原作本編では格納庫に合体済みの状態で初登場し、バトルチームに選抜された5人の若者達との邂逅を果たしている。初戦闘時は脳波がシンクロ出来なかったが、危機に陥って全員の脳波がシンクロしたとき、初めて「コンバイン」と称される合体に成功した。
メインパイロットはバトルジェットのパイロットでもある葵豹馬(ただし、緊急時には他のバトルマシンからも操縦することが可能)。
新しい武器を搭載したり、既存の武器を異なる方法で使用するなどさまざまな工夫を凝らした結果、物語が進むにつれて多数の武器や技を持つスーパーロボットになった。放送当時発売された玩具「超合金」では「重戦車形態」という姿にも変形できたが、これは後に新必殺技「グランダッシャー」としてアニメにも登場した。
制作スタッフ及びファンからは「コンV」の略称で呼ばれる事が多いが、劇中では「バトラー」、更に略して「V(ブイ)」と呼称される事もあった。
構成機体
登場作品と操縦者
『第3次』で初参戦し、以降多くの作品に登場している。ただし、バトルマシンの合体や分離まで再現する作品は少なく、大抵は1ユニットとしてのみ登場する。他の合体ロボ作品にもいえるが、1ユニットに5人のパイロットが搭乗しているため、精神コマンドが5人分使用できるという大きな利点がある。 分離可能な作品ではバトルマリンが修理装置を持っているため、分離→修理→合体→コン・バトラーで戦闘ということが可能。
性能的には5人乗りを生かした豊富な精神コマンドと高い攻撃力が特徴。その反面、劇中での損傷描写が多かったためかスーパー系にしてはゲッター同様装甲が薄い攻撃偏重の機体になっていることが多い。
また、参戦作品のパッケージの集合絵に登場する確率が妙に高い。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。初登場マップでは合体デモも用意されていた。以降のシリーズと異なり、合体してしまうと豹馬1人の精神コマンドしか使えなかった。今回は自由に分離できず、バトルマシン状態はイベント的な参戦。ちずると小介の二人は非常に早い段階で補給を覚えるのだが、意味は全くない。
- なお、「『第2次』の時はホワイトベース隊とは別の所で戦っていた」という設定。最強技の超電磁スピンは威力が高くボス戦で重宝するが、消費が200と激しい。補給などでENを回復しない限り実質一発しか撃てないため、対ボス戦での継戦能力という点ではゲッタードラゴンやダイターン3に劣るが、それでも後半追加されるツインランサーの使い勝手が良いため、ラストまで使っていける。コンプリートボックス(PS版)では合体後も全員の精神コマンドが使えるよう変更された。分離→修理→再合体のコンボも有効になったが、屋内MAPでは分離不能な事には注意。合体デモがF同様の原作ムービーになった他、ディスク2ではCGモデルでの合体が収録されている。
- 第4次スーパーロボット大戦
- ゲーム開始当初はロンド・ベル縮小の煽りでティターンズに所属させられ、冷や飯食いの立場にある。今回から5人分の精神コマンドが使えるようになった。自由に分離・合体も可能になっている(ただし本作では合体で行動終了になってしまうため効率は良くない。一定数以上味方出撃ユニットがいると分離できないことも)。また超電磁スピンの戦闘の際に超電磁タツマキを放つようになり、スピンの際にはカットインが入るようになった。後半にはグランダッシャーも追加された。合体デモもリニューアルされている。
- 容量の問題でダンクーガとの2択イベントがあるが、強化パーツなしで飛行可能なことと豊富な武装と攻撃力、精神コマンドの多い分コン・バトラーを選ぶ人が多いと思われる。しかもよりによってグランダッシャーの追加はその選択の直前である。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 今回は容量問題が解決したので2択イベントが消滅した。
- スーパーロボット大戦F
- 5人に声がついたため、戦闘中の掛け合いも見られる。スポット参戦時は豹馬が負傷したために分離状態での戦いを余儀なくされる。以後はしばらく別行動となり、本格参入は後半に入ってから。合体デモは原作のムービーが流れる。ゼイドラムやウィル・ウィプスと言った撃破困難な大ボスの攻略には欠かせない存在。
- スーパー系のみ後半に武装が追加され、武装の多さを兜甲児に突っ込まれる(リアル系は『F完結編』で追加)。シナリオ「大将軍ガルーダの悲劇」では単機出撃となる。
- スーパーロボット大戦F完結編
- ガルーダたちキャンベル星人は前回倒してしまっているため、いるだけ参戦になってしまっている。
- 中盤の分岐ではスーパー系で唯一宇宙ルートになるので、実質ドレイク軍との決戦シナリオ「異質なるモノへの挽歌」が最後の地上戦となる。『F』でこそ最高クラスの攻撃力だった超電磁スピンだが、ほぼ宇宙戦しかない中盤以降は豹馬の地形適応が宇宙Bであり、他は敵味方共にインフレしていく為ボスキラー性能は大分衰えてしまう。ダンクーガやゴーショーグン等の様にいくら資金をかけても有用な必殺武器の追加が無いのも見劣りする要因。今作不遇なスーパー系でも特に立場が危うい。使うのであれば、ボスキラーのみならず挑発や補給、時にはかく乱やバトルマリンの修理装置といったサポートもこなせる事を念頭に置いて運用したい。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 今回初めてボルテスVとの競演を果たす。合体デモはCGになった。超電磁ヨーヨーがP属性の有射程兵器となり、この作品以後本機の主武装となる。序盤のボス退治には何かとお世話になるユニット。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 『α外伝』で構想中だった「超電磁スピンVの字斬り」が今回初めて実装された。武器性能が『α外伝』に近い調整を受けたためさらに扱いやすいユニットになった。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 南原博士の死亡以外は大きいイベントはないが、初登場シナリオの第3話で撃墜数を稼ぎやすく、精神も序盤から優秀な上、グランダッシャー、超電磁スピンのクリティカル率が高いため、序盤から中心ユニットとして活躍できる。
- また、援護システムや分離合体を生かす運用も可能で、全体的に低くなったSPも全員にかかる期待で補えるなど、システムと性能が様々な面でマッチしている。
- その他バトルマシンとの改造連動、武器改造の一括化も利点ではあるが、武器改造費用が最高ランクであり、改造しても攻撃力の伸びしろが低いという欠点がある。むしろ武器改造せずとも十分強いため、武器改造は好みによる。
- 合体デモは前回あったため今回は省略。ボルテスVとの合体攻撃「超電磁スピンVの字斬り」を考えるイベントはあったが実装されない。
- ルート選択によってはギルギルガンをボルテスVと2体で相手をしなくてはならないステージを通ることになるので、戦力として使っていない人は注意したい。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 今回は原作の敵キャラがいないためいるだけ参戦の感が強い。使い勝手もボルテスと比べると全体攻撃のグランダッシャーの消費が大きいのが痛い。
- 一方、精神コマンドの面ではボルテスチームより優れており、小隊員としては有用。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- ボルテスVとダイモスの3体で合体攻撃が実装された。後半のボアザン星シナリオではボルテスVとダイモスを相手にするイベントがある。また、オプションの『ガイダンスシナリオ』にも、アラドが操作するユニットの一体として登場する。今作はALL武器であるビッグブラストディバイダーの弾数が5とかなりの大盤振る舞いで増やされ、グランダッシャーと使い分けることで大群戦の継戦力が前作より上昇した。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- 今回は分離しない。敵はオレアナ、ガルーダ。最後まで自軍に参戦するスーパー系。他のスーパー系同様に空:Bなため戦闘は地上に降ろさないと真価を発揮できない。攻撃力3500の超電磁スピンは撤退するボスを落とすのに欠かせない。また普段は印象の薄いビッグブラストも攻撃力3000と中々。弾数は相変わらず1発限りなので流石に改造は推奨しないが面倒なザコには構わず撃ち込むのもあり。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- 第1部のデータを引き継がずにはじめると後半参戦する(引き継いだ場合は敵のジャネラ達のみ登場)。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 第1部を引き継ぐと地上組に、引き継がないと宇宙組にいる状態でスタートする。ジャネラ達との決着がつく。全員が必中を覚えないパターンだと後半役立たずと化す。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 『COMPACT2』のデータ引継ぎ時と同じ流れとなり、第2部には登場しない。
- 超電磁スパークは命中率が高く射程もそこそこあるので、反撃時についつい使ってしまいがちだが、消費ENがかなり大きいので注意。肝心の必殺技が撃てなくなってしまうことも多々。地形適応の仕様上、地上に降りての対空戦ではスピンやダッシャーよりも超電磁スパークが高威力になる。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- キャンベル星人と戦うのは登場話のみ。中盤までは使えるが、アクロバンチが登場するとお株を奪われてしまう。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- DC版『α』で採用されたボルテスVとの合体攻撃が導入された。仕様の関係からコン・バトラーから発動した方が攻撃力が高い。
- また、ダイモス、ボルテスVとの3択武器追加イベントが存在するが、元々最強武器が備わっており合体攻撃もある本機は優先順位が低いだろう。ただし、この分岐で加入するケロットはサポート面で優秀なため、そちら目当てというのも手。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 合体攻撃の仕様変更で両者の攻撃力の差はなくなっている。
- スーパーロボット大戦R
- 後半の敵が登場。最大改造段階が7に抑えられている。キャンベル星人の策略で破壊寸前になったり、ラージ・モントーヤに解体されそうになるなどストーリーでも目立っている。中盤から、偽物が雑魚扱いで多数登場する。
- スーパーロボット大戦J
- キャンベル星人は登場しないのでボルテスのおまけ的な立場であるが、序盤から登場し、対ボス戦では頼れる存在。中盤以降はマジンカイザーとゼオライマーの存在に霞むが、ボルテスとの合体攻撃が相当強力なので、最後まで充分な一線級の戦力。豹馬が負傷するため、中盤の数シナリオで出撃できない。
- なお、ストーリー序盤にニュートロンジャマーが使用されているが、原子力エンジンに問題が発生した様子は見られない。スタッフが設定を知らなかったのか、核融合炉だったのかは不明。
- スーパーロボット大戦L
- キャンベル星人は登場せず、立場的にはゴーダンナー系同様対擬態獣用のロボット。今回はボルテスとは別世界という設定のため、合体攻撃は中盤終わり頃に使えるようになる。この他、新技として「超電磁ウズマキ」が初めて実装された。
- 更に性能面では装甲が強化された上、全パラメータ5段階改造で軽減バリアも追加されるために非常に硬くなった。間違いなく序盤の主力。ただし、改造によりバリアが必ず実装されてしまう性質上、集中砲火を受けるとENがみるみる減っていくため、ガス欠には注意が必要である。
- ちなみに、本作の参戦作品中最も古い作品でありながら、パッケージ中央に描かれている。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- 格闘武器のヨーヨーが強力。特にその場で2つのヨーヨーを暫くループさせる攻撃は多段ヒットする為凄まじい削り方をする。しかしこのゲームは味方にも攻撃が当たるため、リアル系のユニットを誤って近づけるととても悲惨な事になってしまうので注意。
- 射撃は微妙。最高威力の必殺技を持つため、強敵との戦いではぜひ出撃させたい。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 前作と同じく超電磁ヨーヨーの威力が高い。スーパー系全般にいえることだが、燃費が悪いのでENの改造は急務。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 後半の敵ジャネラ達が初登場。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 実装時期はそれぞれ異なるが、アタッカー(大器SSR)、ディフェンダー(UC・SSR)、シューター(UC・大器SSR)、ブラスター(SR)、ファイター(Ωスキル搭載大器型SSR)が登場。
- スーパーロボット大戦DD
- 公式サイトで確認。
関連作品
- シャッフルファイト
- 反乱軍「レッドコメット」の一員として第4章スタート時に自軍へ参入する。ダイス3個分の戦闘力を有する上に素早さも標準値以上だが、何より自軍では稀少な3桁HPの持ち主である点が強みなので、終盤まで主力として運用出来る。
- リアルロボットレジメント
- 使用可能ロボットの一体として登場。そしてゲームを始めると最初に選択できるロボットの1機。
- ツインランサーが素早く2回振るため総ダメージが高く、更に敵を多数巻き込みやすい優秀な性能。超電磁ヨーヨーも射程が長く、この二つだけで十二分に戦っていける。
- 必殺技の超電磁スピンはダメージがとても高いので、攻略難易度が高いデビルガンダムといったボス戦には必ず連れて行きたい。
装備・機能
コン・バトラーVは40種類以上の武器を搭載しているとされるが、実際に作品中で使用できるのは多くても15種類程度である。多くの武器が削られているユニットの代表格と言える。
武装・必殺武器
- 格闘
- パンチやキックなどの格闘攻撃。
- 基本的にSRWで再現される事はほとんどないが、SCシリーズでの近接戦闘で採用。また、IMPACTのCGムービーではビッグガルーダと素手での取っ組み合いを行っている。
- カッターキック
- SRW未実装。足首部分から回転ノコギリが出現、キックと同時に切り付ける。
武装
- バトルリターン
- 肩と腰に装備された円盤状のユニット。初期の作品では投げつけて攻撃する有射程P属性武器(下記のヨーヨーは射程1だった)。
- 超電磁ヨーヨー
- コン・バトラーVの代名詞とも言える武器。バトルリターンを超電磁力でヨーヨーの様に操り、敵にぶつけて攻撃する。
- 作品によりEN武器だったりノーコスト武器だったりとばらつきがあるが、P属性・有射程・良燃費と使用頻度の高い武器。
- 本来はどれい獣の溶解液対策として用いられた武器であり、その意味では攻防一体の武器の筈だが、再現は難しいようである。
- バトルチェーンソー
- 背中のキャタピラを敵に向ってぶつけ、キャタピラからは鋭いブレードが出てきて相手を切り刻む。
- 旧シリーズでは装備されていたが、αシリーズ以降削られた武器。
- Vレーザー
- 額のVの字から発射するレーザー。
- 『第2次α』『第3次α』では小隊攻撃用の武器。
- ビッグブラスト
- 下腹部から発射する巨大なミサイル。サイズ的にどこに格納しているのかは謎な、ある意味トンデモミサイル。原作では敵に組み敷かれた状態から脱出するのにも使われている。
- なお、この武装射出口周辺は磁力エネルギーを吸収して、そのエネルギーでビッグブラストの威力を跳ね上げるというシステムが搭載されており、原作第20話にて敵の磁力ミサイルを全て吸収し黄金に輝くビッグブラストを発射した。
- ちなみに、SRWの印象から単なるミサイルだと思われがちだが、原作のアニメではロケットパンチのように敵を貫通している場合が多い。
- ビッグブラスト・ディバイダー
- クラスター型多弾頭ミサイルに改良されたビッグブラスト。
- αシリーズでは全体攻撃。
- 超電磁スパーク
- 頭部の角から放出される電磁スパーク。
- ゲーム中では割と登場率が高く、比較的攻撃力が高い反面燃費がいまいち。『第3次α』では運動性低下の特殊効果を持つ。
- ツインランサー
- 原作途中で追加された武装。両肩に装備されている一対の短槍で、両手に持って剣のように使用したり、投げ槍のように使うことが多い。
- 超電磁ヨーヨーより射程が短く、気力制限があることが多いものの、クリティカルや命中が高いために、超電磁ヨーヨーと並んでよく使用される便利武器。
- SRWでは切り払い時にも使用している。『J』ではコンボ版もある。
- 超電磁タツマキ
- 両腕から超電磁エネルギーの渦を放って敵を拘束する技。超電磁スピンへの繋ぎとして使われることが多い。
- 超電磁ギムレット
- 超電磁スピンで使用する、両手を合わせたときに出るカッター。ギムレットとは「錐」のことであり、槍の穂先の様な尖った形状をしている。
- グランライトウェーブ
- 胸から放射する光線。グランダッシャーで使用する「グランライトウェーブレール」という光のレールになる。
- 超電磁バリアー
- 超電磁エネルギーを利用したバリア。
- SRWでは『F』のオレアナ戦のイベントで使用した他、カスタムボーナスのビームコートや豹馬の小隊長能力のビームダメージ軽減等で再現されている。
ワンダーレスト
手に装備する7つの武器。「七色の武器」とも。
- ロックファイター
- 指先から発射する小型ミサイル。
- マグネクロー
- 腕部に内蔵されたアタッチメントの一つ。チェーン付きの巨大なクローを射出して、相手を握り潰す。
- 作品によってはミサイル状の武器として描写されたこともあった。
- 超電磁クレーン
- マグネクローのバリエーションで、チェーンがコードに変化する。
- グラブワイヤー
- ワイヤー付きのトゲ分銅を発射する。超電磁クレーンと名前を間違えられてしまった事も。SRW未登場。
- アトミックバーナー
- 手首を連結させ、火炎放射器にする。
- バトルガレッガー
- 対象物を捕獲する巨大な枷。「ガレッガー」とも呼称。
- スプリングクラッシャー
- 手首からばねの伸縮を用いた杭を打ち込む。
必殺技
- 超電磁スピン
- 超電磁タツマキで相手を拘束した後、超電磁ギムレットを出して高速回転、機体全体が一種の巨大ドリルとなって相手中央をブチ抜く。原作で多数のどれい獣・マグマ獣を撃破した、まさに文字通りの「電磁の必殺の技」。
- SRWでもその破壊力を存分に発揮してくれる。作品によっては、この技でトドメを刺すと、特別な演出で相手が爆発する。
- 超電磁ウズマキ
- 超電磁スピンの亜種で、超電磁タツマキではなくスピンの余波で敵の周囲を攪拌・捕捉した後にスピンで突撃する技。
- 『L』で初登場した追加技。原作では第3話で一度使用しただけなので、よほどの原作ファンでなければ知らない技だろう。
- グランダッシャー
- 原作途中で追加された技。玩具の戦車形態がアニメ本編に登場した技でもある。グランライトウェーブを放射した後に戦車形態に変形し、グランライトウェーブレールに沿って加速して相手に体当たりをぶちかます。
- 一部作品では、この技が超電磁スピン以上の威力を持つ最強武器になっている。射程が長く、またEN武器であるため、反撃の必殺武器として非常に優秀。『α for DC』では前段階としてグランライトウェーブの代わりに超電磁タツマキを放射し、タツマキの中をあたかもトンネル内を潜るかのように突撃していく演出が施されている。小隊制作品では敵全機を突破する全体攻撃。
- 余談だがこの戦車形態、昨今の可変ロボットと異なりコンバトラーの顔を晒したまま変形する。コンバトラーにはバトルジェット時のフェイスカバーがあるにも拘らずである(確かに顔が露出していたからといって特に不都合は無いのだが…)。
合体攻撃
- 超電磁スマッシュ
- ボルテスVとの合体攻撃。超電磁ヨーヨーと超電磁ゴマで攻撃する。『α(DC版)』等に登場。
- 超電磁スピンVの字斬り
- ボルテスVとの合体攻撃。超電磁タツマキと超電磁ボールで敵を拘束し、超電磁スピンと天空剣Vの字斬りで攻撃する。攻撃の順番は、作品により多少のばらつきがある。気力条件やEN消費が非常に厳しいものの、攻撃力は折り紙つきである。
- 携帯機作品では超電磁ボールが無いので、「超電磁タツマキで先行したボルテスを打ち上げつつ敵を拘束、そこからスピンとVの字斬りに繋ぐ」という流れ。
- 『L』ではトドメ演出として両チーム10人分のカットインが入る。
- グランダッシャー天空剣
- ボルテスVとの合体攻撃。グランダッシャーに変形したコン・バトラーの上にボルテスが乗って天空剣で斬りにかかる。超電磁スピンVの字斬りよりも攻撃力は低いが、燃費は良く最大射程も3で使いやすい。『J』に登場。
- 超電磁烈風正拳突き
- ボルテスVとダイモスとの合体攻撃。『第3次α』で登場。
- グランライトウェーブを発射した後、ボルテスが超電磁ボールを叩き込み、レール上を疾走するトランザーがダイモスに変形して正拳突きでトドメ。
- 余談だが、これ以前に『A』のアンソロジーコミックでこれと似たような合体攻撃が使用された。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- L
カスタムボーナス
- 特殊能力「ビームコート」装備
- 『A PORTABLE』にて。他のカスタムボーナスに比べ劣っている感が拭えない。
機体ボーナス
- 初期:HP+1000
5段階:HP+1500 バリア1000
10段階:HP+2000 バリア1500 - 『L』。
機体BGM
- 「コン・バトラーVのテーマ」
- 『超電磁ロボ コン・バトラーV』のOPテーマ。歌詞にコン・バトラーVの武装や必殺技が含まれている事で大変有名。
関連機体
他作品の関連機体
余談
- バンプレストオリジナルの「ヴァルシオン」は、開発者兼パイロットのビアン・ゾルダークが大のロボットアニメオタクである影響か、旧シリーズでは全長と重量がコン・バトラーVと全く同じであった。
- 『ガン×ソード』の「エルドラV」はコンバトラーのオマージュ的ロボット。
- 『GEAR戦士電童』に登場する「フルアーマー電童」が装備する「超電童ヨーヨー」は本機の超電磁ヨーヨーのパロディ。
- 東映と大手アメリカンコミックの出版社マーベルの「数年間お互いのキャラを使っていい」という契約により、「SHOGUN WARRIORS」シリーズに登場。但し、世界観とパイロットは異なる。
- 『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の主役メカ・ルパンカイザー及びパトカイザーには、ヨーヨー・タツマキ・スピンと、コン・バトラーの代表的な装備や必殺技が一通り揃っている。ちなみにボディの大半を構成するメカ・グッドストライカーのCVは三ツ矢雄二氏である。
- 装甲材質として設定されている「サーメット」は現実世界に存在する物質。これはロボットアニメの中でもかなり珍しい。現実のサーメットは一般にセラミックと金属を複合させた材質を指す。
- 玩具再現が可能な合体ロボの先駆けでもある。コン・バトラーVの「身長57m 体重550t」は、エンディングテーマ「行け!コン・バトラーV」で歌われているので、非常に有名。
- 5体合体のロボとしては、スーパー戦隊シリーズでは1987年放送の『光戦隊マスクマン』のグレートファイブが初となる。
- 漫画作品『超電磁大戦ビクトリーファイブ』ではバトルアーマーと追加合体し「コン・バトラーV6(ブイシックス)」となる。
商品情報