EVA初号機

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EVA初号機
外国語表記 EVA-01
登場作品

エヴァンゲリオンシリーズ

デザイン 山下いくと
初登場SRW
旧世紀版
スーパーロボット大戦F
新劇場版
スーパーロボット大戦L
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン
生産形態 実験機
型式番号 EVA-01
全長 40~200m
重量 700~96000t
動力 電力供給(アンビリカルケーブル) → S2機関
装甲 12000枚の特殊装甲
開発 NERV
所属 NERV
パイロット 碇シンジ
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EVA初号機は「エヴァンゲリオンシリーズ」の主役メカ

概要[編集 | ソースを編集]

旧世紀版[編集 | ソースを編集]

汎用人型決戦兵器・人造人間エヴァンゲリオンの戦闘用テストタイプモデル。機体色はパープル、認識コードはEVA-01。

碇シンジの専用機であるが、一時期までは綾波レイもシンクロ可能であった。他のEVAと異なり第2使徒リリスをコピーし開発されている。コアにはシンジの母の碇ユイの魂が取り込まれている。起動確率は0.000000001%と極めて低く(赤木リツコいわく「オーナイン(0が9個)システムとはよく言った物ね」とのこと)過去一度も起動に成功していなかったが、シンジの初搭乗時、ぶっつけ本番にもかかわらす高いシンクロ率を保って起動した。

作中では、ネルフ本部に配備された3機のEVAの中で最も高い戦果を挙げている。第参使徒第四使徒・第拾弐使徒・第拾参使徒第拾四使徒・第拾七使徒の計6体の使徒を単機撃破、第伍使徒・第七使徒・第九使徒・第拾使徒を共同で撃破しており、その戦闘能力は特筆モノである。しかし単機で撃破した使徒のうち、暴走によって撃破したのが3体、ダミープラグを使用して撃破したのが1体と、パイロットの制御を離れた計算外の行動も多く、ネルフ関係者をたびたび戦慄させた。

劇場版では、EVA量産機に引き裂かれたEVA弐号機を見たシンジの絶望と呼応し、サードインパクトを引き起こすトリガーとなった。一連の流れとしては、ロンギヌスの槍をコアに吸収、生命の樹に変貌、締めにA.T.フィールド制御機能でアンチA.T.フィールドを放った。漫画版では、二号機への救援が間に合い量産機との戦闘をしている。ただし結末は生命の樹になる所までは同様(ただ、劇場版では弐号機の惨状を目撃したシンジの絶望がトリガーだったが、こちらではアスカを守って奮闘していくうちに、シンクロ率が急上昇していったことがトリガーとなっている〈マヤが、「それ以上上がったら元に戻れなくなる」と言っている〉)。だが、「戻る」事を決意したシンジによってリリスから抜け出し自らの体内からロンギヌスの槍を形成、リリスを砕きそのまま宇宙空間で活動停止した。

暴走した状態は「EVA初号機 (暴走)」を参照。

新劇場版[編集 | ソースを編集]

正式名称「汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン 試験初号機」。TV版に比べカラーリングが多少変更されている。頭部や腹部の一部装甲が蛍光の緑色に変更されている点が分かり易いだろう。

『序』にてポジトロン・スナイパー・ライフルを装備したG型装備が登場。『破』ではシンジの意思の元で能力を解放された「擬似シン化第1覚醒形態」を披露している。『Q』では飛行戦艦「AAA ヴンダー」の主機(メインエンジン)として組み込まれている。

暴走した状態は「EVA初号機 (疑似シン化第1覚醒形態)」を参照。

強化装備形態[編集 | ソースを編集]

EVA初号機 (F型装備)
武装と装甲を強化し、A.T.フィールド推進装置を備えた追加装備を纏った形態。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

エヴァンゲリオンも併読されたし。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦F
初登場作品。初登場時には発進ムービーが入る。
有射程P属性のパレットガンを持ち、海と宇宙の適応A[1]にパーツスロット2、移動力の低さもシンジの加速で補えると他のEVAより優れているものの、撃墜時は倍近い40000の修理費に加えて暴走して暴れまわるという厄介な面も持ち合わせている。A.T.フィールドによる鉄壁の守りがあるためザコ戦には強いが、技量の高い相手や、宇宙で防御が低下する最終話は要注意。また、主力のナイフは空に攻撃できないこと、使徒相手には互いにフィールドが発生しなくなるためハイリスクな戦いになることも難点。そのため、ミノフスキークラフト装着の最有力候補となる。
なお、『F完結編』のEVAエンド突入条件の一つにもなっている暴走の回数は、本作からの通算となっている。
スーパーロボット大戦F完結編
地上ルートを選択した際は、隠し要素としてS2機関を搭載する機会がある。40000の修理費は痛いが、何かと足かせになるアンビリカルケーブルの制約がなくなるのは嬉しい。また、ラミエル戦で「EVA専用改造陽電子砲」を装備する機会もあるが、こちらは残念ながらイベント時限定。
火力のインフレと宇宙戦の増加の影響でA.T.フィールドの守りは防御なしでは不安になってくるが、シンジの成長によってはシンクロ率の補正でヘタなリアル系よりも高い命中・回避率を出せるようになる。与ダメージも数値から連想させるほど低くはない。
しかしメイン武器のナイフが切り払い可能なので安定性に欠け、宇宙適応B・遠距離武器の脆弱さと、主力にするには問題点が目立つ。回避性能とA.T.フィールドを両立させる事でオトリとしては引き続き有力候補となるが、常時戦艦に繋がれているので足が遅く、仮にS2機関を搭載したところで素の移動力が5しかないため、本作の主力である各MS勢と足並みを揃えにくいという問題が待ち構えている。シンジの二回行動レベルがLv56とかなり遅い事も文字通り足を引っ張る。
主力として運用したいのなら、まずS2機関の搭載は大前提。移動力と運動性を底上げするメガブースター・サイコフレーム・ファティマあたりを装備し、運動性とプログナイフをしっかり改造しよう。攻撃力こそ低いが反撃で少しでも削るために、できればライフルも改造しておきたい。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
本作においてはマゴロク・E・ソードに加えてカウンター・ソードの存在から刀使いの接近戦主体ユニットという印象が強いか。後半には武装の追加やS2機関搭載イベントなどがある。シナリオの進め方によっては単機で大気圏に突入する場面もある。
武装は充実しているが、対空性能が低めなのが難点だろうか。意外にもνガンダム・サザビーより運動性が高いが、サイズLなので相殺されてしまっている上、限界がやけに低い。装甲は低く、シンジが鉄壁を覚えず、今作のダメージ計算式も合わさってA・Tフィールドが割合あっさり突破されることもままあり、突破されてそのまま撃墜されることも強敵相手には珍しくない。魂持ちなのに、追加武装は射程を除いて異常な性能だが(最強武器同士だとダイターン3より100低いだけ、しかも消費EN15+EN回復)、射程1以外の武器は全て射撃なのでパイロット養成に難を抱える。
S2機関が搭載されるとマップ兵器の攻撃力増加と多くの武器に空適応上昇という追加効果? もあり、諦めた場合はゼルエル撃墜時の資金に加え、ボーナスとして資金と強化パーツを追加で入手する(何の説明もなく)。なおS2機関を入手する場合は修理費40000が必要になるため、前もって資金を使っておくといい[2]
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
合体攻撃「ユニゾン攻撃」が初めて実装された。また、OPムービーでは翼を広げた初号機が確認できるが、残念ながらユニットとしては登場しない。
追加ルートでは量産機と共にリリスから再生されるため、一時的に2体の初号機が存在することとなる。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
EVA3機による合体攻撃「EVA一斉射撃」が追加、またユニゾンキックも最初から使える。条件を満たした場合はF型装備換装可能になる。
豊富な武装と広域バリアになったA.T.フィールドを持つため、隊長・隊員のどちらにも向く。F型装備や合体攻撃を使わなければ攻撃力はそれほど高くないが、サイズLに加え覚醒持ちなので額面以上の火力は発揮できる。ただプログレッシブナイフはともかく、ユニゾンキックも空D。もし弐号機と別個の小隊にして攻撃回数を増やすなら2機分の矯正が必要になる。逆に弐号機と組ませるならコスト2*2で編成が限定されやすくなる上、広域バリアとしては片方のA.T.フィールドが無駄になってしまう。海適応が機体・武装とも全てAだが、今作では海地形が非常に少ないのでほぼ意味がない。
DC版α』と同じく、2体の初号機が同時に存在する場面もある。相変わらず修理費は高いが、昔よりは安くなっているのは何か裏でもあるのだろうか。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
新劇場版の設定での参戦。基本的には『L』と同様の運用でよいが、陽電子砲が消費EN100と異常な悪燃費の全体攻撃になってしまった。本来は日本の電力全てを使って撃つ兵器なのだから正しいと言えば正しいのだが…アンビリカルケーブルのEN回復50があるとはいえ、主力にするならEセーブは必須となる。長射程非P武器なので、ヒット&アウェイもあると使いやすくなる。
一方、『L』での弱点だった宇宙の地形適応がAになっているため運用自体は使い勝手は良くなった…が、アンビリカルケーブルの設定の変更とATフィールドに重めの消費ENが付加されたこと、陽電子砲のかなり重い消費ENが加わった結果、今度はENを考えながら戦わないといけなくなった。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
使用できるのはプロローグ第2話と第2話・第3話のみで、第3話クリア時に擬似シン化第一覚醒形態となり永久離脱。改造段階はEVA第13号機に継承される。
なお、作中での出番はこれだけにもかかわらずオープニングムービーやパッケージイラストでは13号機ではなく初号機が選ばれている。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦L
新劇場版』設定で初登場。機体名称もひたすら長ければ、武装名称もひたすら長い。
劇場版で使われた描写で武装を構築している影響か、格闘武装はナイフと合体攻撃の2つのみという射撃主体の構成。シンジが旧設定の傾向と同様魂を習得するため、火力はEVA系トップ。
PUは同じような射撃特化ユニットであるハインド・カインドアパレシオントールギスIII等の、射程の合致する狙撃系ユニット等と組むと長所を上手く活かせる。特にこの中のアパレシオンとのPUは「ヤシマ作戦」ならぬ「矢島作戦」の異名を持つ(もちろん単なるネタにとどまらず普通に実用的である)。この他、綾波ではない方のレイの駆るガンダムとのタッグもなかなか強力である。互いの地形適応不足を補い、さらにレジェンドの強力なマップ兵器「ドラグーン」を地上でも使えるようになるのは大きい。
弱点は宇宙の適応がBであること。基本的にエヴァと同行する分岐を選んだ場合地上マップばかりになるのだが、分岐中ではないシナリオでも宇宙マップはあり、特に終盤は4マップ連続で宇宙マップが続くところがある。宇宙適応AまたはSのボーナスがあるユニットとPUを組ませたい(その意味でもレイのガンダムとのタッグはお互いの苦手な地形を補い合えるため便利)。また今作のエヴァ系機体はMサイズである点には注意。
撃破演出が他のユニットと異なり爆発ではなく、シンジの顔グラが真っ黒になった後台詞が「…………」に差し代わり、画面が一瞬ぶれた後目が光る、というもの。この後「暴走」が発動する流れになる。

Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Scramble Commander
3機のEVAの中ではバランス型で、格闘・射撃どちらもこなせる。物語中ではソーディアンに操られて暴走してしまい、零号機弐号機と共に自軍に襲いかかる。
なおOPムービーではポジトロンライフルを撃っているが、本作では零号機の専用装備のため本編中では使用不可。
全てのEVAに言える事なのだが、パレットライフルが即着弾タイプである為ビームライフルと違い射撃モーションに入ると避けられることはまずない。なので足止め行動などと非常に相性がよく、耐えてよし援護してよし殴ってよし撃ってよしの万能ユニットとなっている。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
『新劇場版』設定。
終盤に差し掛かる頃に特殊能力「擬似シン化」が追加され、シンクロ率90%+気力170以上で「擬似シン化第1覚醒形態」に任意で変化できるようになるが、気力限界突破L3(L2+ピンクハロでも可)が必須になる他、気力とシンクロ率の2つが求められるので積極的に戦闘に参加させる必要があり、条件が微妙に厳しい。カスタムボーナスが「シンクロ率の上昇率2倍」に変更されており、シンジのエースボーナスも『第3次Z』より強化されているので、どちらも取得すればシンクロ率の方は容易に満たせるようになる。更に気迫を習得するため、気力の方もある程度はコントロールが可能。
また、シンジを積極的に使っていた場合、シン化解禁とほぼ同時に隠し機体として13号機が参入する場合があり、そちらは攻撃力こそやや劣るものの二人乗りかつ安定して強い武器ラインナップといった点から使いやすく、対する本機は爆発力は凄まじいがそれを発揮するのに手が掛かるため、扱いやすさで大きな差が付いてしまっている。
ちなみに陽電子砲の消費ENが微妙に下げられて90になっており、量子フライホイールを付ければ毎ターンENが50+10%回復するため狙われなければ1ターンにつき1回撃つ位のENが保てる。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦MX
本作ではライディーンラーゼフォンと共に世界観の中核を構成するため出番も多く、『α』と違って隠し条件無しにS2機関を搭載する強化イベントもある。
A.T.フィールドの鉄壁さも健在だが、使徒はフィールドを無効化する中和属性の攻撃を持つため注意。
OPムービーでは何故か空中戦に参加しており、ファルゲンのミサイルをA.T.フィールドで受け止めている。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
『新劇場版』設定。前述の「擬似シン化第1覚醒形態」が初登場している(ゲーム内では「エヴァンゲリオン初号機(覚醒)」表記)。
スーパーロボット大戦X-Ω
『新劇場版』設定。通常版のほか、旧エヴァに登場したマゴロク・E・ソードを装備しているバージョンも別機体として登場(表記は「エヴァ初号機(マゴロク・E・ソード)」)。
スーパーロボット大戦DD
『新劇場版』設定。序章ワールド2より加入。バランスタイプ。
バランスタイプゆえ突出した性能が無かったが、アップデートで強化されバランスタイプの名に相応しい全体的に高水準な性能になった。
必殺技が心もとなかったが攻撃・防御面共に強化される「武装一斉攻撃」の追加で改善。「陽電子砲」の追加で後述する特性を手に入れたものの、そこから暫く期間が空いてしまうが、合体攻撃「エヴァ一斉攻撃」の追加でHPが減ると自動覚醒が発動した上に割り込み行動ができるようになり、対決戦に大きな適性を手に入れた。いずれも気力上限が上昇する「ガトリング砲」と相性が良く、「ガトリング砲」がほぼサブ固定枠となっている。
また、「陽電子砲」は特性を+5に上げると使用するたびに2枠分精神コマンド使用回数が1回復するため、精神コマンドに「再動」「覚醒」をセットすることで陽電子砲の使用回数が無くなるまで再行動できる[3]。SSR+に昇格させ使用回数を増やすと最大12回連続行動というとんでもない事も可能。また、陽電子砲にはもう一つとんでもない事ができる仕様の穴があるのだが、それは下記「装備・機能」欄にて後述。
システムでバリアが採用されていなかったため当初はA.T.フィールドを所持していなかったが、2022年2月のアップデートからは実装された。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

ゲーム内では、旧世紀版として登場する場合は設定上存在した格闘兵装が、新劇場版として登場する場合は劇中で使用した射撃兵装がそれぞれ主力となる。

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

格闘 / パンチ
殴る。
DC版『α』では「ユニゾン攻撃」の攻撃力に適用される。
X-Ω』では「パンチ」名義で、アタッカータイプの通常攻撃に採用。

本体装備[編集 | ソースを編集]

プログレッシブ・ナイフ
正式名称「エヴァンゲリオン専用近接戦闘用プログレッシブナイフPK-01」。通称「プログナイフ」。
高振動粒子で形成された刃により、接触した物質の分子結合を弱めて分離・切断する短剣。シンジは同級生達に「超音波を発する武器」と説明している。
通常時は左肩部ウェポンラックに収納されている。初号機が装備する物は旧型であり、現実に存在するコンバットナイフに類似した形状を持つ。
新劇場版では中折れ式の折りたたみナイフにデザインが一新され、番号も「PKN-01C」に変更されている。
初参戦時から本機の主要武器として実装されており、切り払いにも使う。『SC』では通常版の他、第4使徒シャムシェル戦でトドメを刺したモーションが必殺技として採用されているが、射程が短く使い辛い。
『DD』では斬撃属性のR必殺技。メインアビリティは「アタッカーI」で、サブアビリティは「攻撃力・照準値アップI」。
ニードル発射機構
右肩部ウェポンラックに装備されたニードルガン。
本来は劇場版で弐号機が使用した武装で、初号機は使用していない。
α』では初号機にも実装された。

選択装備[編集 | ソースを編集]

EVA専用拳銃
エヴァ用のハンドガン。第12使徒レリエル戦で使用するも、相手が幻影だったため通用しなかった。採用時は低威力だがP属性の有射程武器であることが多い。
F/F完結編』では「パレットガン」名義で登場しているが、これは後述の「パレットライフル」の別名であり本来は誤記。
パレットライフル
正式名称「エヴァンゲリオン専用大口径209mm小銃AUAssaltRifleType-MM-99」。劣化ウラン弾を8の字形のターレットで加速、電磁レールで射出するアサルトライフル。別名「パレット・ガン」。
エヴァの射撃武装としては出番の多い定番の物だが、原作で通用した敵は第9使徒マトリエルのみと扱いは不遇。
MX』では支援攻撃ダブルアタックに対応。
『X-Ω』ではシュータータイプの通常攻撃として採用。
『DD』では実弾属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「底力I」で、サブアビリティは「HPアップI」。
ガトリング砲
正式名称「EM-226エヴァンゲリオン専用携帯型回転式多砲身440mm機関砲」。『新劇場版・序』で第5の使徒戦においてパレットライフルに代わって使用。
原作ではパレットライフル同様乱射した挙句着弾点のガンスモークで使徒を見失った上に肝心のダメージはほとんど与えられないという有様だったが、『L』では第5の使徒戦では再現使用する事はなく、ステージクリア後にひっそりと追加されている。
若干気力が要求される物の長射程でコストパフォーマンスが良く、陽電子砲より気軽に撃てるメインウェポンとして役立つ。ガンスモークの演出はトドメ演出に取り入れられているが、トドメなので敵を見失う事は無く、相手を撃破した爆煙の中から顔を覗かせる初号機……という格好良い演出になっている。何か間違っているような気もするが…。
『DD』では実弾属性のSSR必殺技。メインアビリティは「集中着弾」で、必殺技威力と気力上限が増加し、戦闘時のみ敵ユニットのバリア系アビリティ効果を割合減少させる。さらに実弾属性のブレイクゲージ減少量が増加する。サブアビリティは「ダメージアップIII(実弾)」。
ポジトロン・ライフル
正式名称「EVA専用陽電子砲円環加速式試作20型」。陽電子を磁力により加速・収束させる事で極大なエネルギーを生成し、対象に射出するエネルギー系の射撃武装。使用時は右肩部ウェポンラックを取り外し、腕を包むように装着する。原作では弐号機のみが使用。
『F/F完結編』では未採用で、『α』から装備。同作と『MX』では光線を発射し、『第3次α』では光弾を連射する全体攻撃
ポジトロン・スナイパー・ライフル
第5使徒ラミエル戦に使用するため、戦略自衛隊の試作自走陽電子砲をエヴァの手持ち武器として改造したもの。
劇中では「ラミエルの加粒子砲の射程外からA.T.フィールドを貫通できるだけの威力」を出すために必要な電力として1億8千万キロワットという数値が出ており、これを供給するために日本全国を停電させる羽目になった[4]
スパロボではマップ兵器としても使用可能だったり、ラミエル撃破のために専用のイベントが用意される事が多い。『MX』ではシールド貫通属性がある。
『α』ではSRX計画の試作兵器で「ハイパー・トロニウム・バスターキャノン」の前身にあたり、トロニウム・エンジンに加えて光子力エネルギーとゲッター線も給電に参加した。
陽電子砲
新劇場版におけるポジトロン・スナイパー・ライフル。正式名称「戦略自衛隊技術研究本部大出力型第2次試作自走460mm陽電子砲」。
L』では第6の使徒とのイベントバトルの後に追加武装として使用可能になる。気力を要し、装弾数は少なめだが、射程・威力共に折り紙つきの強力な武器。この武器もA.T.フィールド無効化を備えているのだが、この後に登場する第7の使徒戦には初号機は参加できず、第8の使徒はイベントで倒されるため、それを発揮する機会はない。
相手の中心位置に照準を合わせて撃つものなのだが、相手機体の形状によっては下半身に当たっているように見える事も多々ある。なんと発売前PVでは、肝心の第6の使徒相手の発射でズレており、下の方に当たっていて明らかにコアを破壊できていないようにしか見えない、と言う問題があったが、流石にイベントバトルでこれはまずいだろうと言う事で、製品版では修正され、この時だけの特別演出で陽電子ビームが第6の使徒の中心部を貫く位置を飛ぶようになった。
『DD』ではビーム属性のSSR必殺技。メインアビリティは「G型装備」で、スピードが増加する。気力上限が増加し、気力が10上昇するごとに攻撃力・防御力・照準値がアップ、さらに陽電子砲の威力が増加する。気力130以上の時、戦闘時のみ敵ユニットのバリア系アビリティ効果を減少させる。陽電子砲命中時、装備している精神コマンドの使用回数を1回復させる。サブアビリティは「攻撃力・照準値アップIII」。
なお、メインアビリティのうちスピード増加能力は他の機体に装備させても適用される。その場合陽電子砲は当然武装として使用できず、必殺技スロットも使用できなくなるが、対決戦ではこのアビリティの仕様の穴を突き、ユニットパーツ抜きで最速であるデビルマンあるいはストライクインターセプターに陽電子砲を装備させることで、戦闘能力を度外視した最速の囮として特攻させる戦術が存在する。
メインシナリオでは2章Part4にて登場し、アナハイム・エレクトロニクスで試作開発中のものを強制徴発したという設定になっている。またイベントシナリオでは、2023年11月の「クロッシング・パイロットR」にて式波・アスカ・ラングレー真ゲッター1搭乗時に使用する。
マゴロク・エクスターミネート・ソード
鞘に収められたEVA用の日本刀。略称は「マゴロックス」「マゴロク・E・ソード」。名前の由来は刀匠「孫六兼元」(通称「関孫六」)と思われる。
設定のみで劇中では未使用。だが立体物では旧・新問わず頻繁に収録されている他、『ANIMA』では零号機、弐号機も装備している。
『α』『MX』『第3次α』では中盤以降に追加される単独最強武器として採用。『α』では敵機に接近して居合い一閃、『MX』では最初の一閃で空中に打ち上げ、月をバックにさらにもう一閃を叩き込んで納刀…と、ケレン味あるアニメーションに仕上がっている。『第3次α』では抜刀して構えてから敵機に突撃、大上段からの斬り下ろし一閃に変更されている。『MX』『第3次α』では特殊戦闘台詞が発生しない不具合?がある。
『X-Ω』では新劇場版だが、アタッカータイプとディフェンダータイプで装備しているバージョンがある。通常攻撃に使用する。
カウンター・ソード
マゴロクよりも短い、脇差サイズの刀。刀身の付け根に銃撃機能がついている。
マゴロクと同様設定のみで劇中未使用。こちらも立体化に恵まれており、マゴロクとセットで扱われる。
SRWでは『α』のみ採用。刀で切った後、近距離から銃撃で何度も追撃する。またS2機関を搭載した場合、Bながら空適応が追加されて空中の敵機も斬れるようになる。

必殺技[編集 | ソースを編集]

武装一斉攻撃
『第3次Z時獄篇』で追加された必殺技。パレットライフル斉射→接近してプログナイフで斬りつけから突き刺し→最後にガトリング砲斉射という流れの連続攻撃。
『DD』では実弾属性のSSR必殺技。演出がガトリング砲斉射→パレットライフル斉射→接近してプログナイフで斬りつけから突き刺しという流れになった。使用時は第3新東京市ステージが切り替わり、武装が射出される演出がある。メインアビリティは「インダクションモード(初号機)」で、気力が10上昇する毎に攻撃力・照準値が増加する。また被ダメージを軽減する。気力上限が増加し、戦闘時のみ敵ユニットのバリア系アビリティ効果を減少させる。サブアビリティは「バリア貫通III」。
A.T.フィールド全開
X-Ω』でのアタッカータイプ必殺スキル。A.T.フィールドを展開して範囲攻撃を行う。
ガトリング砲(連射)
『X-Ω』のシュータータイプの必殺スキル。
マゴロク・E・ソード(なぎ払い)
『X-Ω』のマゴロク装備型の必殺スキル。広範囲をなぎ払う。
パレットライフル連射
『DD』で実弾属性のSR必殺技として登場。メインアビリティは「ガードブレイクII」で、サブアビリティは「攻撃力・防御力アップII」。
プログレッシブナイフ連続攻撃
『DD』で斬撃属性のSSR必殺技として登場。メインアビリティは「シンクロ率上昇」で、攻撃力が増加し、さらに気力120以上の時、必殺技威力が増加する。サブアビリティは「HPアップIII」。

合体攻撃[編集 | ソースを編集]

ユニゾンキック / ユニゾン攻撃
アンビリカルケーブルを切断し(スパロボでは演出)、惣流・アスカ・ラングレーEVA弐号機との合体攻撃。
62秒以内に次々と動作をシンクロさせ攻撃を繰り出す。止めは飛び上がり、二機同時に急降下からの飛び蹴りを放つ。使用時はBGMが「Both of you, Dance Like You Want to Win!」になる。ちなみにスパロボでは原則として1ターン1分という扱いだが、この合体攻撃は演出の関係で62秒とカウントされている(ただし、1秒=0.2換算)。イスラフェル以外にも使える。
『α for DC』では牽制攻撃はカットされシンプルな同時飛び蹴り攻撃となっている。
EVA一斉射撃
『第3次α』で実装。綾波レイEVA零号機とアスカの弐号機との合体攻撃。3機で敵全体へありったけの銃火器を撃ちまくる。初号機はパレットライフルとポジトロンライフルを使用。原作にはない攻撃だが、セリフは原作第拾壱話「静止した闇の中で」にて第9使徒マトリエルと相対した際のものがベースとなっている。
EVA一斉攻撃 / エヴァ一斉攻撃
L』で初実装。初号機・零号機改との合体攻撃。第8の使徒戦をアレンジしたEVA3機による一斉攻撃。通称運動会」。
アンビリカルケーブルを切り離しポジションを確保した後、ガトリング砲とパレットライフルを3機で撃ち込んだのち、零号機が素手で、弐号機がサンダースピアで動きを止め、最後に初号機がナイフを突き刺してとどめ。フィニッシュデモでエネルギー切れの演出が入る。もちろんこれらは演出なので使用後にケーブル切断状態になる訳でもガス欠になる訳でも無いが、合体攻撃を使った事によるEN消費そのものはある(しかもかなり大きい)ので、1ターンに連発できるのは外部からの補給が無い限り2発が限度。
DD』では斬撃属性のSSR必殺技。本作では零号機改が未参戦のため、通常の零号機との合体攻撃となっている。初号機が先んじてフィールドを展開して足止めしながら、3機がかりでプログレッシブナイフを打ち込む。『L』とは異なり、3機全てプログレッシブナイフによる格闘戦に終始している。
メインアビリティは「汎用ヒト型決戦兵器」で、攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に、攻撃力・防御力・照準値が増加し、エヴァ一斉攻撃の必殺技威力が増加する。被ダメージを軽減するバリアを展開し、戦闘時のみ敵ユニットのバリア系アビリティ効果を減少させる。気力上限が増加し、気力が10上昇する毎に、さらにエヴァ一斉攻撃の必殺技威力が増加する。いずれかのユニットのアクション終了時に自分のHPが50%以下になった場合、割り込んで自分のアクションを開始し、「覚醒」を発動する。気力130以上の時、被ダメージを軽減するバリアを展開し、全ての攻撃の与ダメージ・命中率が増加する。サブアビリティは「攻撃力・照準値アップIII」。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

作品内での詳しい設定・能力は各個別記事を参照。

剣装備
切り払いを発動する。
A.T.フィールド
『第3次α』ではシンジの小隊長能力により効果がアップする。
アンビリカルケーブル
S2機関が搭載されると不要になるため、入れ替わりで消える。
敵の攻撃がCTになった場合は切断されてしまう作品もある。
S2機関
アンビリカルケーブルの接続や制限が無くなり、EN回復効果が追加される[5]。また、作品によっては追加と同時に機体や武器の性能が上昇することもある。
主にゼルエル捕食イベントで搭載されるが、『第3次α』では最初から搭載されている。
暴走
初号機専用能力。撃墜されると発動。ユニットがEVA初号機 (暴走)に変化する。
なお、この手の「発動系能力」は、ムービーが入るようになった『第3次α』以後は英語表記で名前が挿入され、これの場合は「THE BEAST」だが、『時獄篇』のみ「暴走」と表示される。
換装
『第3次α』のみ。EVA初号機 (F型装備)に換装する。
疑似シン化
V』のみ。気力170以上、シンクロ率90%以上でEVA初号機 (疑似シン化第1覚醒形態)に変形可能になる。一度変形するとそのマップでは元に戻ることが出来ない。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

サイズ[編集 | ソースを編集]

M / L
もともと全長の設定がなくシーンによって幅を持たせてあるが、スパロボに参戦するにあたり登場シーンの対物比から明確な数字設定が決められた。だが推定最低サイズの時点で中々の大型機であるためスパロボでは概ねLサイズ扱い。
L』ではMサイズ扱い。携帯機シリーズではサイズ設定の基準がずれる傾向にあり、同じく四捨五入で40m台だがMサイズ扱いになったダンクーガノヴァゴーダンナーに合わせる形となった。

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

特殊能力「A.T.フィールド」の効果+400
第3次Z』。バリア強度が上がるが、それでも強敵相手では安心できない。
シンクロ率の上昇率2倍。
V』。シンクロ率が上がりやすくなり、ガンガン戦わせるほど更に強くなる。
疑似シン化を使いたいなら特に重要。

機体ボーナス[編集 | ソースを編集]

L
  • 無改造:運動性+5 照準値+5 地形適応:陸A
  • ハーフ改造:運動性+15 照準値+15 地形適応:陸A 射程+1
  • フル改造:運動性+25 照準値+25 地形適応:陸S 射程+2

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「残酷な天使のテーゼ」
F』のデモと『α』のイベントではこの曲が流れるが、実際に戦闘BGMになった事はない。
「DECISIVE BATTLE」
『F』、『α』、『MX
「Bataille Decisive」(バタイユ・デシスィヴ)
同曲が新劇場版向けにアレンジされたもの。前奏が長くなっているなど、異なる部分がある。『L』、『第3次Z時獄篇』、『V』で採用。
「THE BEAST II」
暴走時のBGM。『α』、『MX』、『第3次α』で採用。
「Sin Of Genesis」
同曲が新劇場版向けにアレンジされたもの。こちらも同じようにTV版とは異なる部分がある。『第3次Z天獄篇』、『V』で採用。
「A STEP FORWARD INTO TERROR」
『α』(武装追加後)、『第3次α』で採用。
「NERV」
『MX』(ユニット指定時)で採用。
「Both of you, Dance Like You Want to Win!」
『MX』、『第3次α』のユニゾンキック使用時。
「魂のルフラン」
『α』、『MX』のイベントで採用。
「Komm, susser Tod ~甘き死よ、来たれ~」
『第3次α』のイベントで採用。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

旧世紀版[編集 | ソースを編集]

第5使徒ラミエル
初戦は出撃直後の初号機の胸部にラミエルの荷粒子砲が直撃し中破、一旦退避する。2戦目は初号機と零号機によるヤシマ作戦により、荷粒子砲は防御担当の零号機により防がれ、初号機のポジトロン・スナイパー・ライフルの狙撃によりラミエルは撃破される。
第7使徒イスラフェル
初戦では分離したイスラフェルにより初号機及び弐号機は敗れる。2戦目ではシンジとアスカの特訓によるユニゾン攻撃にて、分離したイスラフェルのコアを同時に破壊することに成功し、殲滅する。
第9使徒マトリエル
初のEVA3機による作戦。マトリエルの溶解液を弐号機が盾になり、その隙に零号機が落ちたパレットライフルを回収し、初号機がそれを使用しマトリエルを撃破する。
対第10使徒サハクィエル
大気圏外より自身を質量爆弾として落下、攻撃するサハクィエルに対し、EVA3機はATフィールドによりサハクィエルを受け止めコアをプログレッシブナイフにより破壊し、殲滅に成功。なお、赤木リツコ博士による計算では当作戦の勝算は0.00001%という奇跡に近いレベル。
第13使徒バルディエル
EVA3号機に侵食したバルディエルは、あっさりと零号機、弐号機を撃破し、初号機と対峙する。しかし、同い年の子供が乗っている3号機をシンジは攻撃出来なかった為、ゲンドウにより、強制的に初号機のコントロールをダミープラグにシフトされる。そして初号機の圧倒的な力によってバルディエルを殲滅、3号機も大破する。
第14使徒ゼルエル
ゼルエルは初号機の片腕を光線で吹き飛ばすが、それに構わずゼルエルを抑え込み圧倒するものの、内部電源が切れ活動を停止する。しかし、初号機が覚醒しゼルエルの腕を引きちぎり、自らの失われた片腕を再生させた。その後、初号機によりゼルエルは捕食され殲滅される。
第17使徒タブリス
初号機はタブリスによって操られた弐号機を取っ組み合いの末、プログナイフを弐号機の頭部に突き刺し撃破する。その後、タブリスを握り潰し殲滅する。
EVA量産機
劇場版では二号機の救援に間に合わずに戦闘をしなかったが、漫画版では間に合い戦闘を行っている。シンジの奮闘により何機かは撃破したものの、再生され、結末は同じとなる。

スパロボシリーズの名場面[編集 | ソースを編集]

Air
α』第64話より。コンペイ島にてネルフ本部との通信が断絶された事を知ったシンジは甲児達の後押しにより、一つの決意を固める。一方、ネルフ本部ではEVA弐号機とアスカがゼーレが差し向けたティターンズとEVA量産型を相手に死闘を繰り広げていたが、再起動した量産型によって絶体絶命の危機に陥ってしまう。今まさにトドメを刺されそうになったその瞬間、宇宙そらから見慣れたあの機体が現れる。十字の光と共に現れたのはSDF艦隊と共にゼントラーディとの決戦に向かったはずのEVA初号機とシンジ。「もう逃げない」という覚悟と「仲間を助ける」という決意と共にシンジは自らの意志でネルフ本部へと戻ってきたのであった…。
歪んだ「進化」を止めるモノ達
『α』第64話より。弐号機とアスカを救出したEVA初号機とシンジ。それはゼーレの目論み通りであり、初号機を依り代にサードインパクト…人類補完計画を行おうとしたが何者かの介入によってそれは失敗した。初号機に続いてそこに現れたのは生命の進化を促す力の化身光と闇の力とヒトの心を持った魔神宇宙怪獣と戦うために造られた神の戦士古の文明が人間へ託した機動兵器、そしてそれらを指揮した「地球と人類を守る」部隊だった。そう、ヒト以外の存在へと変貌する人工的で歪んだ進化であり、根源的な絶望からの逃避である「人類補完計画」を止めるために彼らは駆けつけたのであった。
始まりと終わりの場所で
第3次α』第52話より。初号機をヨリシロに発動された補完計画は、αナンバーズの奮戦とシンジの覚醒によって頓挫した。元の姿を取り戻す世界の中、初号機を駆るシンジはセントラルドグマへ突入する。そこに待っていたのは父ゲンドウと量産機、そしてユイの魂を持たない抜け殻の初号機。アポカリュプシスを回避することは不可能だというゲンドウをシンジは真っ向から否定し、「αナンバーズのEVA初号機パイロット」として、全てに決着をつけるべく挑む。

関連機体[編集 | ソースを編集]

スーパーエヴァンゲリオン
ANIMA』に登場。大破した初号機がS2機関に最適化して自己修復した姿。
EVA弐号機EVA零号機
僚機。
第14使徒ゼルエル
初号機のS2機関は元々この使徒のもの。
EVA第13号機
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』に登場。シルエットやカラーリングは初号機に似ているが弐号機のように4つの目を持ち、胸部を展開することで4本腕の姿にもなる。複座型のEVAでありシンジとカヲルが搭乗。

余談[編集 | ソースを編集]

  • バンダイのプラモデルのブランドの一つ「パーフェクトグレード(以下、PG)」の記念すべき第1弾の商品が、「PG EVA-01 エヴァンゲリオン初号機」(1/400スケール。1997年12月発売)である。
    • なお、PGの第2弾が「PG 1/60 RX-78-2 ガンダム」(1998年11月発売)で、以降のPGシリーズは「ガンダムシリーズに登場するモビルスーツの1/60スケールのプラモデル」がメインになっている。
    • 2017年現在、PGシリーズにおけるガンダムシリーズ以外の作品からのラインアップは、「PG EVA-01 エヴァンゲリオン初号機」と「PG 1/72 ミレニアムファルコン」のみ。
  • 『新幹線変形ロボ シンカリオン』とのコラボで「シンカリオン 500 TYPE EVA」が登場。実際に初号機をモチーフとしてデザインされ、2018年5月まで運用されていた車両が直接の元ネタ。設定上はA.T.フィールドを用いる使徒型バチガミへの対抗策としてNERVと共同開発したものとなっている。
  • 2017年に中国・上海にて等身大立像が建造された。ただし、全長40m(新劇場版設定では80m)の像を直立させるのは困難とみられたからか、右膝と左手をついて右手のロンギヌスの槍によりかかるポーズとなっており、頭頂高は25mとなっている。
    • 建設当初は史上最も巨大な「ロボットアニメの主人公機像」であったが、2022年にサウジアラビアに建設されたグレンダイザー像が頭頂高33.7mと記録を塗り替えた。
  • コラボレーション企画『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース』の一環として、新劇場版の本機、およびそれぞれ『シン』版のゴジラとウルトラマン、仮面ライダー第1号の専用バイク・サイクロン号[6]による合体ロボ玩具「シン・ユニバースロボ」が存在する。本機は左腕、左脚部、およびA.T.フィールドによる盾とエンブレム代わりの胸部装甲[7]を担当する。
    • このシン・ユニバースロボには特撮用のスーツが存在し、初号機は3DCGなのに合体後は特撮というPVも公開されている。同PVに関して庵野監督は自らノリノリで要望を出していたことが、PVの監督である佛田洋氏によって明言されている[8]
    • なお、『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース』はそれぞれ仮面ライダーシリーズ以外は何かしらの形でSRWと関わりのあるシリーズに属しているためか、シン・ユニバースロボ発表直後に寺田貴信スーパーバイザーが即座に同機体のSRW参戦疑惑を否定するという珍事になった[9]

商品情報[編集 | ソースを編集]

プラモデル[編集 | ソースを編集]

  • LMHG(バンダイ)

  • その他

フィギュア[編集 | ソースを編集]

  • リボルテック(海洋堂)

  • バンダイ

  • その他

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. シンジが共にBなので意味はない。
  2. 直前のシナリオで本機を含むほとんどの機体が一時離脱扱いになるため、テム=レイの回路を装備しておくことができない。
  3. 「覚醒」と「再動」を使ってから陽電子砲→再び精神コマンドを使いアクション数を稼いで陽電子砲…と繰り返す。『DD』は覚醒と再動の効果は別にカウントされ、同時に消費もされない。これもあってか、オートバトルによるPvPである対決戦においては同じ精神を(支援ユニットパーツを用いて)2枠以上取得することができず、覚醒と再動も同時に所持できないという制約が存在し、実現不可能。
  4. 現実でも真夏の一番電力を消費する日の、日本全国での電力消費量がちょうど1億8千万キロワットくらいであり、実際に日本全国を停電させないといけない規模である。
  5. 回復量は作品によって異なる。
  6. なおライダーが搭乗したまま頭部に変形合体し、合体後もそのまま乗っているのだが、特に初号機とサイズが明らかに合っていないため巨大化しているものと思われる。
  7. しかもゴジラの顔がそこから突き出ており、ウルトラマンに登場した「エリ巻き恐竜ジラース」を思わせる状態となっている。
  8. プレミアムバンダイ「S.J.H.U.PROJECT シン・ユニバースロボ」より
  9. 寺田貴信氏の2023年5月19日のツイートより。