悪霊将軍ハーディアス

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ハーディアス
登場作品

マジンガーシリーズ

声優 永井一郎(TV版)
宇垣秀成(OVA版)
初登場SRW 第4次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
パイロット
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プロフィール
種族 悪霊型戦闘獣
性別
身長 23 m2,300 cm <br />
体重 250 t250,000 kg <br />
所属組織 ミケーネ帝国
所属部隊 悪霊型戦闘獣軍団
役職 将軍
称号 悪霊将軍
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悪霊将軍ハーディアスは『グレートマジンガー』および『マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍』の登場キャラクター。

概要[編集 | ソースを編集]

暗黒大将軍率いる7つの軍団の一つ・悪霊型戦闘獣軍団を率いる将軍の一人。

手に持った巨大な鎌を初めとし、骸骨がボロ切れを纏ったようなその姿はまるで死神を思わせる不気味さを演出している。頭部の髑髏が逆さまである点も特徴的。

部下共々出番は七大将軍で最も少ないものの、その非常に印象深い姿はやはり部下共々インパクトが強く悪霊型戦闘獣軍団はゲームでの出番も多い。 大きな鎌は勿論、手の先に付けられた顔の口から吐く五万度の火炎などを武器とし、自分の足を棍棒代わりに使うという奥の手も披露している。

最終決戦では、他の将軍がまともに戦いもせず敗れてゆく中、唯一人勇敢にマジンガーZと立ち向かったが鎌を投げ返された挙句、ルストハリケーンでデモニカに叩きつけられてしまい、力及ばず倒された。

永井豪氏の漫画版では幻覚を使い剣鉄也を翻弄する。しかし演出ミスから幻覚を見破られ、七大将軍最初の戦死者となった。

マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍[編集 | ソースを編集]

OVA版では『グレートマジンガー』時の原案ラフデザインを元にデザインがかなりアレンジされ、死神を思わせる姿から一変し、文字通り悪霊を彷彿とさせるようなデザインとなった。

特に腹部の顔が本体だったのが、左手の顔が本体になっているので、ユリシーザーと同じく原作と本体の位置が変化している。またキャラクター性にも大きな変化があり、なんとオネエ口調で喋る。

ニューヨークビューナスAを撃破し、超人将軍ユリシーザー妖爬虫将軍ドレイドウと共に光子力研究所に攻め入るがマジンカイザーの冷凍ビームによって瞬殺された。

真マジンガー 衝撃! Z編[編集 | ソースを編集]

最終回ではあしゅら男爵の自害による儀式によって復活したミケーネの神々の一柱として、シルエットのみの姿で登場している。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

「悪霊型のメカ」という点が他の敵勢力には見られずミケーネ帝国の独自性として扱われたため、ハーディアス自身のSRWへの登場頻度は他の将軍達よりも高い。さらに部下である悪霊型戦闘獣も種類こそ少ないが、ハーディアスを含めて殆どがSRWへの出演経験済みというほどである。漫画版のゾンビールを除けば、残るはマミレスだけである。

ただし、ハーディアスの初登場でもある『第4次』では色々と悲惨なデビューで、ドレイドウ獣魔将軍と共にボス系でありながら武器の性能が非常に低いため、かなり弱い。パイロットの性格と移動力などの面から若干ハーディアスの方が強いが五十歩百歩という有様。しかし、その後の『第2次α』では大幅にパワーアップして再登場を果たしているのでファンには嬉しいところ。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第4次スーパーロボット大戦
初登場作品。DCの幹部として序盤から何度か登場する。
しかし初登場マップ「謎の訪問者」ではティターンズが味方NPCとして増援に来ると、部下を置いて逃亡するという情けない行動を起こし、ライラには「逃げ足だけは達者だねぇ」と馬鹿にされる。
ルート次第ではこの時点で破壊することが可能だが、そもそも真っ向から戦えるのが、スーパー系の面子のみなので、リセットが必須になるなど難易度はなかなか高い。
第4次スーパーロボット大戦S
基本的には『第4次』と同じだが、ドレイドウ共々マップ「コロスとドン・ザウサー」にも登場するようになったため、出番が1回増えている。
スーパーロボット大戦FF完結編
本編未登場だが、没データが存在する。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦α
音声初収録。原作通り暗黒大将軍の部下としてユリシーザーバーダラーと共に登場する。
ゼンガールートでは配下の戦闘獣サイコベアーを使って剣鉄也に呪いをかけた。その際鉄也は未来世界での事も踏まえて「2度も同じ手は食わん」と発言する。最後はミケーネの決戦の時に地獄大元帥を除く他の幹部もろとも倒される。
悲惨なデビューであった『第4次』の時とは異なり、七大将軍で唯一分身能力があったり戦闘アニメがすごいことになっているなど、名誉の挽回が見られる。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦J
OVA版で登場する。しかしミケーネ帝国自体の扱いが悪く、ルートによっては顔も出ない。
スーパーロボット大戦W
OVA版で登場。1度だけユニットとして登場する。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Card Chronicle
カイルスに敗れた後に、ゲドラの記憶の中で他の七将軍と共に復活し何度でも蘇り、カイルスを窮地に追い込んだ。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

カーズ/呪術
悪霊将軍の名に恥じない妖術を使って敵を攻撃する。
射程が長いのが特徴。気力およびSP低下の特殊効果を持つ点が、厄介。
第2次α』では多数の呪言が敵に襲いかかる必見の戦闘アニメである他、『第4次』でも呪いの魔法陣が敵を穿つという当時にしては凝った戦闘アニメが用意されており、『LOE』では死霊装兵の同名の武器が同じような演出となっている。
J』では自分の足元に魔法陣を描き、毒々しい紫の煙と共に呪言を放って攻撃。『第2次α』よりもゆっくりした攻撃演出となった。
ヘルファイヤー
左手の先にある人面から吐く高熱の炎。
『第2次α』では未採用。『J』では火球弾を放って攻撃する。攻撃力低下の特殊効果を持つ。
イビルサイズ/鎌
右手に持つ大きな鎌。
『第2次α』では鎌を投げつけたと思いきや、鎌自体が意思を持ったかのように敵を切り刻み、やがて姿を消して鎌を振るっていたハーディアス本人がゆっくり現れてくる…と、悪霊将軍らしい非常に見応えの有る戦闘アニメを見せてくれる。
『J』では鎌で斬りつけると同時に相手を闇に包み、その足元に魔法陣を発生させて爆発させる。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

分身
第2次α』ではハーディアスだけが七大将軍の中で唯一分身ができる。このため攻撃時は必中直撃、あるいは脱力が必須。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

第4次S
根性ド根性激怒
第2次α
根性ひらめき脱力かく乱気合直撃

特殊技能[編集 | ソースを編集]

第2次α
指揮官L3、底力L9、援護攻撃L2、援護防御L2、切り払いL5、闘争心
J
底力L8、援護攻撃L3
W
底力L8、援護攻撃L3、マルチコンボL2

小隊長能力[編集 | ソースを編集]

命中率+20%
第2次α』で採用。

人間関係[編集 | ソースを編集]

闇の帝王
主君。
暗黒大将軍
上官。まともな出番は彼の配下の時だけだった。
地獄大元帥
新しい上官。
獣魔将軍
設定上は上役…のはずだが、『第4次』では格下扱いしている。
超人将軍ユリシーザー妖爬虫将軍ドレイドウ
同僚。OVA版では一緒に光子力研究所へ攻め入る。
怪鳥将軍バーダラー魔魚将軍アンゴラス大昆虫将軍スカラベス猛獣将軍ライガーン
同僚。
ゴーゴン大公
第2次α』では、地獄大元帥の副官として威張り散らす彼に辟易する(原作ではユリシーザーとアンゴラスの役回り)。
ダンテ
同じ悪霊型戦闘獣だが、獣魔将軍ないしは暗黒大将軍の直属ともとれるため、部下かは不明。
ズガールサイコベアー
部下。原作に出てきた悪霊型戦闘獣は上記の2体とダンテ、マミレス(SRW未登場)、ゾンビール(永井豪氏の漫画版にのみ登場)を併せた5体しかいない。
しかし、SRWへの採用率だけ見れば、5体中3体…つまりは60%と、他の六つの軍団を圧倒している。
スパイX
諜報軍の女性サイボーグ。彼女と協力して作戦を行った。SRW未登場。
炎ジュン
OVA版では、命からがら脱出した彼女を放置し、ビューナスAのみを執拗に破壊した。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

ダバ・マイロード
第4次S)』では、地球に辿り着いた彼と仲間達を連行しようと目論む。おかげで「地球人」全体が誤解されるところだった。
ティターンズの面々
旧シリーズ』ではDCにおける同僚だった。それ故、『第4次(S)』では地球連邦政府に降った彼等を「裏切り者」呼ばわりする。
とはいえハーディアス自身は同作がSRW初出演であるため、同じDCとして活動しているシーンは皆無だったのだが。

名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]

「くそぉ、せっかくいい所まで行って…。しかし、しかしやつらの基地は発見したぞ! 今度は7つの軍団を率いて、一気に叩き潰してやる! 引き上げろ!」
『グレートマジンガー』第3話より。スパイXの手引きでズガールを向かわせ、ビューナスAと交戦。ズガールが駆けつけたグレートマジンガーに倒され、撤退する際の台詞。ちなみに基地とは科学要塞研究所ではなく、ビューナスAの発射場である。
「死ねぇ! 死ぬのよ! 死になさい! 全く! しつこい! ブスねぇ!」
OVA版でビューナスAを執拗に鎌で破壊しながら発したオネエ言葉。どうやら、ビューナスの外見がよほどお気に召さないらしい。

スパロボシリーズの名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]

「わしは用事を思い出した。では、さらばだ!」
第4次S)』の「謎の訪問者」より。
状況が不利と感じたハーディアスはこの台詞と共に部下たちを置き去りにして撤退してしまい、部下にも「は?」と言われ、ライラもその情けなさに呆れていた。
「悪霊型戦闘獣軍団の長、悪霊将軍ハーディアス見参!」
第2次α』のキャラクター事典に収録された名乗り。永井一郎氏の威厳のある演技が光る。
「黙れ、ゴーゴン! 貴様の下などで戦っていられるか! 俺は帰らせてもらうぞ!」
第2次α』第43話「スーパーロボット軍団、怒りの大反撃!!」に於ける撃墜時のやりとりより。ゴーゴンの横柄さに憤っての台詞。
まるで、推理物の「焦って自室に帰ろうとする人物」のような言い回しである。
「くそ…人間共め…! 我が身体滅ぶとも、その魂は永遠に貴様達を呪い続けて…う…うわっ!」
『第2次α』の最終決戦では、この怨嗟の言葉と共に砕け散る。
「卑怯もラッキョウもないわよ!」
CC』より。元ネタは『ウルトラマンタロウ』におけるメフィラス星人のセリフ。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

万能要塞ミケロス