ミケーネ神は『真マジンガー 衝撃! Z編』の登場キャラクター。
概要
かつて地球に降り立ったオリュンポスの神々。
肉体の半分が機械でできた機械神であり、地球人を「下等な種」と見下している。
登場作品と役柄
スパロボシリーズでは現状、巨大な鎌を携えた半人半蛇の神、技も体格も相撲取り染みた一本角の神、鎧兜を身に纏って一振りの剣を持つ戦士のような神、以上計3種類が登場する。これらの外見は本編でゼウス神に蹴散らされた一部の神が元ネタ。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 初登場作品。格下の雑魚扱いだが、それでも流石は「神」ということなのかそこそこ数が出る上にHPが20000超えの上に「2回行動」持ちという悪夢のような事態になっている。このため、「武器が一つでP属性無し」という弱点を上記の特殊技能および長い射程で補う強敵と化している。全体攻撃が無い点が幸いか。
- 初登場シーンでは、その出鱈目なステータス&2桁もの大量出現でプレイヤーを愕然とさせること請け合い。しかしながら、レベルと獲得経験値が高いので、「努力(応援)」をかけて撃墜したいところ。なお、撃墜時の演出は「身体がボロボロに風化して消し去る」というもの。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 能力は相変わらずだが、敵味方とも相対的に強化されている中でそのままなので、2回行動程度ではそこまで脅威とは言えなくなっている。むしろ、こちらの反撃の回数が増えるいい機会である。
- シナリオ面でも一度敗れたにも関わらず終始上から目線であり、中盤はまだしも終盤だとHPが足りず、真化融合を果たした自軍部隊の敵ではなく、容易に蹴散らすことも可能。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 第21話「脅威!古代ミケーネの遺産!」における過去の世界ではゼウス神、エルドラン、ゼノン、ファルセイバーによって討ち倒されている。
単独作品
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- スーパーロボット大戦V
- 声優は平井啓二(鎌)他。本作では2回行動が排されている。とはいえ、高いレベルで登場するのは相変わらずなので、しっかり「努力(応援)」か「希望」をかけて仕留めたい。
- スーパーロボット大戦X
- 従来と違ってレベルが抑えられて出現するため、ほぼ旨味がなくなった。
装備・機能
- 剣 / 鎌 / 素手(格闘)
- 3種のミケーネ神の武装はそれぞれ異なるが、攻撃力等は同じ。射程1~6(『V』では7)でP属性無しだが、『第3次Z』ではミケーネ神は2回行動持ちなので、油断は禁物。
- HP回復(小)、EN回復(中)、対精神攻撃
移動タイプ
- 陸
- 2L
パイロットステータス
流石に、神だけあって能力は比較的高めである。ただし、運動性はそれほど高くない。
- 第3次Z
- 必中、不屈、気合、直撃、闘志
- ハーデス神と同じくスーパー系のものが揃っている。
- V、X
- 必中、不屈、気合、鉄壁
- 第3次Z
- 底力L4、見切り、気力+ (ダメージ)、援護攻撃L1、援護防御L1、2回行動
- V、X
- 底力L3、見切りL2、援護攻撃L1、援護防御L1、気力+ (DEF)
人間関係
- ハーデス神
- 上位の神。
- 暗黒大将軍
- 上司。
- ゼウス神
- 裏切り者として敵視している。
他作品との人間関係
- デュオ・マックスウェル
- 彼自分の異名が「死神」であるため、攻撃時に特殊戦闘台詞がある。
- 御使い
- 彼等を倒す為に、今までの事を棚に上げてZ-BLUEに共闘を申し込む(もちろん拒否されるが)。
スパロボシリーズの名(迷)台詞
- 「そうか……! 貴様の存在で全てが繋がったぞ!」
- 対ヒビキ。未だ素性に謎の多い彼は、二つの地球を廻る物語にどう関わっているというのだろうか?
- 「ハーデス様がお怒りになっておられる!」
「三大神の一人であられるハーデス様のお怒りを鎮めるには…!」
「目の前の人間共を皆殺しにするしかない!」
- 『第3次Z時獄篇』第44話「神と悪魔と人」における初台詞。何というか、色々と突っ込み所満載のバイオレンスな台詞である。
- 「げええっ! ゼウス!!」
- 『第3次Z天獄篇』第18話「果てなき破壊の化身」にて、ゼウス神が増援として登場した際のリアクション(ちなみに発言者は鎌を持った個体)。
- 「自ら地獄に飛び込むとはつくづく愚かな奴らよ!」
「だが、見せしめには丁度良い! 皮を剥ぎ! 肉を削ぎ! その血を我らの復活の祝杯としてくれる!」
- 『CC』より。
- 自分達を迎え撃つカイルスを見下して、こう言い放つのだが、あまりにも直球かつ原始的すぎる台詞である。実際、万丈からも「悪趣味」と吐き捨てられている。
- 「そのゼウスに似た姿、なんとも目障りだな!」
「お前達は真っ先に殺してくれよう!」
- 『CC』において、マジンカイザーSKLに挑んで。逆に、あの二人によって「地獄」を見せられそうな気がしないでもないのだが…。