αナンバーズ
概要
封印戦争(『第2次スーパーロボット大戦α』)中に結成された、独立遊撃隊。ロンド・ベル、GGG、大空魔竜戦隊などの組織が結集して誕生した。名付け親はクロスボーン・バンガードのキンケドゥ・ナウ。『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』では主人公選択時に部隊名を変更する事が出来る。
多数のガンダムタイプや試作型パーソナルトルーパー、あらゆる特機と、それらを運用するエースパイロットをかき集めた圧倒的な戦力を誇るが、連邦軍の中には「特機とガンダムの寄せ集め部隊」などと嫌う声も少なからず存在する。封印戦争後半のミケーネ一斉侵攻後は、反ドクーガのジャーナリスト、イザベルの手によりその戦いが世界に報道され、世界各地でミケーネの侵攻と戦う人々に勇気と希望を与えた。
封印戦争後、部隊は解散して各々の所属に戻ったが、1ヵ月後に起きた銀河大戦の初戦とも言うべく同時多発敵勢力出現事件では様々な戦線でαナンバーズの元メンバーが戦線を維持し、その後、GGGの大河幸太郎長官の元でαナンバーズは前大戦から離脱したメンバーの代わりに新規メンバーや、バルマー戦役時代の戦友たちを迎えて再結成された。それから3ヵ月後には敵勢力の大半を一時的に撤退させるというとんでもない離れ業を演じた。
その後はラー・カイラム、アークエンジェル、大空魔竜、太陽系外移民艦マクロス7、ソロ星で発見された戦艦ソロシップの5つの戦艦(部隊旗艦はラー・カイラムと思われる)の下で様々な戦闘を行った。ブルーコスモスとの確執などで一時的に太陽系追放処分にもなったが、最終的には地球連邦所属の部隊に戻った。封印戦争時と違い、巨大移民艦マクロス7が入ったことですべての機体が収容できるようになり、またパイロットの生活面もかなり改善されたと思われる(尤も、隊を分けたときには、少なくとも1チームは明らかに容量オーバーとなっている)。終盤ではエターナルも参入し、またαナンバーズそのものがまとめて銀河中心殴り込み艦隊に編入された。
なお、階級的にはGGGの大河長官が最上位に位置しているものと思われる。
主な戦力・艦船・その母体
- GGG
- 中心人物の一人、大河幸太郎が長官を務める対ゾンダーを想定した地球防衛組織。勇者ロボ軍団が主力。
- SDF
- 地球連邦から独立した外宇宙担当の軍事組織。
- ロンド・ベル
- 地球連邦軍の独立部隊。バルマー戦役にて後にαナンバーズに参加することになる多数のスーパーロボット軍団やSDF等のパイロットが参加していた。
- ラー・カイラム
- ロンド・ベル隊を母体とする。
- アルビオン
- 地球連邦軍所属。封印戦争後、一時共闘しているが離脱。
- マザー・バンガード
- 宇宙海賊クロスボーン・バンガードが母体。封印戦争後に離脱。
- ノヴィス・ノア
- 洋上艦であるため同伴はせず、一部のメンバーが出向する形で参加。封印戦争後に離脱。
- アークエンジェル
- 地球連邦軍所属。
- 大空魔竜
- 地球連邦軍所属。
- マクロス7
- エターナル
- ザフト所属だが、クライン派が奪取してαナンバーズに合流。
- ヱルトリウム
- MARZ
- クロスゲートより現れた平行世界の組織。チーフ、ハッターが所属している。
- 獣戦機隊
- 第2次αの時期では三輪防人によってアフリカ支部に左遷されていたが、第3次αの時期において合流を果たす。
人物
- 大河幸太郎
- GGG長官。最終的なαナンバーズの総責任者。
- ブライト・ノア
- ロンド・ベル司令かつラー・カイラム艦長。シナリオ分岐などでは主にMS部隊の指揮を執るが、宇宙怪獣との最終決戦である第58話ではαナンバーズの機動部隊に発進命令を出していることから、隊全体の司令官も兼務していると思われる。
- エイパー・シナプス
- 封印戦争時のロンド・ベル司令かつアルビオン艦長だが、指揮権はブライトに預けていた。
- 大文字洋三
- 大空魔竜戦隊司令。主にスーパーロボット部隊の指揮。
- ベラ・ロナ
- 宇宙海賊クロスボーン・バンガードの指導者。封印戦争後に離脱。
- マクシミリアン・ジーナス
- マクロス7艦長。
- マリュー・ラミアス
- アークエンジェル艦長。
- ラクス・クライン
- クライン派指導者。エターナル指揮官。
- ジョーダン・ベス
- ソロ星移民者のリーダーにしてソロシップ艦長。
- タシロタツミ
- ヱルトリウム艦長。正確にはαナンバーズではなく銀河中心殴り込み艦隊所属。
戦死者
部隊名の案
決定のタイミングは各主人公(ゼンガー・ゾンボルト・クスハ・ミズハ・アラド・バランガ・アイビス・ダグラス)のキンケドゥ加入に誤差が生じるため、各々のキャラクターの構成によってはいろいろな部隊名が挙がる。全ルート共通して最終的にキンケドゥが『αナンバーズ』を挙げ、それ以上の案があれば主人公(プレイヤー自身委ねられ、好きな部隊名を付けられる)。なお、次回作の『第3次スーパーロボット大戦α』ではスタートの主人公名決定後にプレイヤー自身で決める。そのため、他作品における部隊名の討論はない。
アラド・クスハ・ゼンガールート
- 『兜甲児と愉快な仲間達』
- 兜甲児が提案。破嵐万丈が却下。また、アラドルートではビルギット・ピリヨがありえそうな名前を挙げる。
- 『ビクトリーファイブ』
- 剛健一が提案するも、竜崎一矢が「ロボットが一体たりないような」と却下。ゼンガールートは葵豹馬が却下する。
- 元ネタはスーパーロボットマガジンで連載されていた長谷川裕一の漫画『超電磁大戦ビクトリーファイブ』。
- 超電磁ロボ コン・バトラーV、超電磁マシーン ボルテスV、闘将ダイモス、そして本作未登場の未来ロボ ダルタニアスのクロスオーバー作品であり、上記の台詞もダルタニアス不在を指したメタネタだろう(ただし元ネタでは、ダルタニアスは第二部からの追加作品である)が、第一部から登場する「フォボス」の可能性もある。
- 『ゼロ』
- ヒイロ・ユイが挙げるも、デュオ・マックスウェルが自分の機体名(ウイングガンダムゼロ)なので。
- 『ナタク』
- 張五飛が心の中で考えるも、自身で却下。
アラドルート
- 『うわさの破嵐万丈と愉快な仲間達』
- 万丈が提案するも、ビーチャ・オーレグが却下するが、万丈は「冗談」と返す。
- 『シャングリラチルドレン』
- ビーチャが提案するも、レミー島田に大人の人がいないと言われて却下。
- 『ブロンクス・ロンリーウルブス』
- キリー・ギャグレーが提案するも、ビーチャとレミーが却下し、ハヤミ・ブンタが複数形と指摘。元ネタは彼の嘗ての渾名「ブロンクスの狼」。
- 『プルプルプルズ』
- エルピー・プル提案も、プルツーが長いと却下。
- 『ロンド・ベル隊』
- アムロ・レイがロンド・ベルの名前に馴染み深いので、答えきれず。
- 『不死身の第4小隊』
- ベルナルド・モンシアが提案するも、チャック・キースが却下。
- 『第13独立部隊『ホワイトベース隊』』
- アラド・バランガが挙げるもコウ・ウラキが今の「ロンド・ベル隊」と指摘。
- αシリーズのことでなく、旧シリーズの『第2次スーパーロボット大戦』から改名して『第3次スーパーロボット大戦』の部隊名の経緯から。
アイビスルート
- 『宇宙独立愚連隊』
- ビーチャが提案するも、モンシアが却下。
- 『スターダスト・メモリー』
- キースが提案するも、モーラ・バシットが「バーかクラブの名前」と却下。
- 『ガイアセイバーズ』
- 和泉ナナが「地球を守るんだから」と提案するが、ツグミ・タカクラが「二番煎じ」と却下する。尚、後に本当に二番煎じになった。
- 『宇宙海賊クロスボーン・バンガード』
- ウモン・サモンが提案するも、夕月京四郎が「俺達の機体にまでドクロマークを付ける気かよ?」と却下。
- 『レッドサン』
- ツワブキ・サンシローが提案するも、ヤマガタケが却下。サンシローが所属していた野球チームから。
- 『アイフル』
- 峰一平が自分の馬を名前として提案するも、京四郎が却下。
- 『ベストガイ』
- ピート・リチャードソンが提案。
- 『シャッフル・ユニオン』
- 竜崎一矢が提案。元ネタは言わずもがな、スパロボでもダイモスと度々共闘したあの同盟。
- 『スペースファルコン』
- 剛日吉が自分の所属基地「ビッグファルコン」の名前をとって提案。
クスハルート
- 『司馬モータース』
- 司馬宙が提案するも、豹馬が「お前の実家」と却下。
- 『マッスル・ボンバーズ』
- クスハ・ミズハが自身の健康グッズから提案するも、コウ・ウラキ、健一、レミー、卯月美和がその名前に驚き、ナナと岡めぐみがほっとする。
クスハ・ゼンガールート
- 『グッドサンダーチーム』
- レミーが提案するも、これも豹馬が「あんたらのこと」と却下。
- 『ひだまりの館』
- 宇都宮比瑪が自分の孤児院を挙げるも、これも豹馬が「もう疲れた」と却下。
- 『大阪タイタンズ』
- 浪花十三が提案するも、サンシローが「元レッドサンの俺を目の前にして」と却下。
- 『スクランブル・ナイツ』
- 剣鉄也が提案し、甲児が「どっかで聞いたような気がするけど」と。
- 元ネタは『ゴッドマジンガー』の神竜鉄也の仲間たち「スクランブルナイツ」。
ゼンガールート
- 『ゴッドバレー』
- 『大阪タイタンズ』に対抗し、『レッドサン』を却下され、サンシローが流竜馬から考えてくれと提案した答えで、一矢が「神の谷」と感心。
- 声優ネタで、『ゴッドバレー…神の谷…神谷明』と神谷明氏のキャラクターで展開されている。
- 『スターダスト・メモリーズ』
- コウ・ウラキが提案。アイビス編のキースとは違い、そのキースから「シャレている」と感心。
- 『ピースミリオン』
- ヒイロ・ユイが提案し、デュオから感心される。ピースミリオンはヒイロたちの母艦名だが、αシリーズには未登場であったため、ヒイロ自身が名前を考えたということになる。
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