「マジンカイザーSKL (OVA)」の版間の差分
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+ | | シリーズ構成 = 早川正 | ||
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+ | | メカニックデザイン = 阿部宗孝<br />堀井敏之<br />小川浩 | ||
+ | | 音楽 = 栗山善親<br />寺田志保<br />横関敦 | ||
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+ | 『'''マジンカイザーSKL'''』はアクタス制作の[[OVA]]作品。 | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | 2001年から2003年にかけてリリースされた[[OVA]]『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]] | + | 2001年から2003年にかけてリリースされた[[OVA]]『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』シリーズの最新作にあたるが、前作シリーズと設定上の繋がりはなく、主役ロボのデザインや主要なキャラクターなど、ほぼ全てが本作オリジナルの設定となっている。 |
− | + | スピーディーなスタイリッシュアクションを楽しむことに徹底した娯楽作品が目指されている反面、舞台設定やキャラクター設定は必要最低限しか説明されず、このOVA版単体では解決されない謎や[[伏線]]がある。 | |
OVA版の内容を大幅に補足したメディアとして、[[漫画]]『マジンカイザーSKLヴァーサス』や[[小説]]『PROJECT KAISER 誕生編』(書籍『魔神大戦21』に収録)が別個存在するので、気になる人はそちらも見てみると良いだろう。 | OVA版の内容を大幅に補足したメディアとして、[[漫画]]『マジンカイザーSKLヴァーサス』や[[小説]]『PROJECT KAISER 誕生編』(書籍『魔神大戦21』に収録)が別個存在するので、気になる人はそちらも見てみると良いだろう。 | ||
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:海動と真上を補佐する技術士官の女性。[[ウイングル]]も操縦。 | :海動と真上を補佐する技術士官の女性。[[ウイングル]]も操縦。 | ||
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:八稜郭の女たちの一人。勇敢な性格で、前線でのリーダー格。 | :八稜郭の女たちの一人。勇敢な性格で、前線でのリーダー格。 | ||
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− | : | + | :海動と真上が操るマジンガー。SKL(スカル)の名前の通り、ドクロのデザインが特徴。劇中ではもっぱら「カイザー」と呼称される。 |
:;スカルパイルダー | :;スカルパイルダー | ||
::SKL版パイルダー。ドクロ型の戦闘機。『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』ではユニットアイコンのみの登場。 | ::SKL版パイルダー。ドクロ型の戦闘機。『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』ではユニットアイコンのみの登場。 | ||
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:マジンカイザーSKLの女性型サポートロボット。頭部に巨大な翼を持つ。 | :マジンカイザーSKLの女性型サポートロボット。頭部に巨大な翼を持つ。 | ||
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+ | ;カーゴシップ | ||
+ | :WSOの大型輸送機。機首にグラビトンコイルが内蔵されており、重力カーテンを突破できる。グレンファルコン隊を乗せて奇械島へ突入するが、流れ弾で撃墜されてしまう。 | ||
+ | :『UX』『[[BX]]』でユニットアイコンのみ登場。『BX』では[[母艦]]ユニットのいない最序盤のプレイヤー部隊の移動拠点として活躍した。 | ||
=== キバ軍 === | === キバ軍 === | ||
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;挿入歌 | ;挿入歌 | ||
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;[[スーパーロボット大戦UX]] | ;[[スーパーロボット大戦UX]] | ||
:初参戦作。ダイナミックプロ作品が1作品のみという参戦形態で、これはシリーズ初。また、『UX』における参戦作品の中で(『UX』発売当時は連載中だった[[鉄のラインバレル|原作版『鉄のラインバレル』]]を除き)'''一番最後に完結した作品'''であり、『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]』において『[[アクエリオンEVOL (TV)|アクエリオンEVOL]]』と『[[機動戦士ガンダムUC]]』の参戦が発表されるまで'''最新の参戦作品が[[マジンガーシリーズ]]'''という異例の事態となった。 | :初参戦作。ダイナミックプロ作品が1作品のみという参戦形態で、これはシリーズ初。また、『UX』における参戦作品の中で(『UX』発売当時は連載中だった[[鉄のラインバレル|原作版『鉄のラインバレル』]]を除き)'''一番最後に完結した作品'''であり、『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]』において『[[アクエリオンEVOL (TV)|アクエリオンEVOL]]』と『[[機動戦士ガンダムUC]]』の参戦が発表されるまで'''最新の参戦作品が[[マジンガーシリーズ]]'''という異例の事態となった。 | ||
− | : | + | :描かれるストーリーはOVA版の部分だけだが、漫画版で語られた設定が盛り込まれているほか、[[フェイ・イェンHD]]やバンプレストオリジナル勢と大きく絡む。全3巻という原作の短さゆえに、原作再現のある作品の中で真っ先に決着が付くが、むしろそこからが本番と言わんばかりに滲むように多くの作品とクロスオーバーしていく。例えば、[[奇械島]]でも[[ミール]]が発見されたり終盤では恐るべき実験の場所にもなったりしていた。 |
;[[スーパーロボット大戦BX]] | ;[[スーパーロボット大戦BX]] | ||
− | : | + | :原作終了後の参戦。『CC』に続き『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』との共演を果たし、クロスオーバーにより設定レベルで『真マジンガー』の物語に深く関わっている。また'''海動&真上が[[バイストン・ウェル]]に[[聖戦士]]候補として召喚される'''という驚きの展開がプロローグで起こっており、『[[聖戦士ダンバイン]]』のキャラクターとの絡みも豊富で、原作終了後設定だが大きな存在感を放っている。 |
− | : | + | :重力炉が富士山にも3万年以上前に作られたオーパーツとして存在し、境界の力を利用するため[[ミケーネ神|ミケーネ]]が作り出したもので、奇械島などに設置されたのは境界の力を引き出せない不完全な複製品ということになった。 |
− | :奇械島のファイナルアラートが、守護点の一つの消失で発生していた境界の揺らぎを悪化させ[[異世界]] | + | :奇械島のファイナルアラートが、守護点の一つの消失で発生していた境界の揺らぎを悪化させ[[異世界]]からの侵攻の引き金となったほか、[[ショット・ウェポン]]、[[ゼット・ライト]]がバイストン・ウェルへ飛ばされることになったのも、重力炉の実験が原因であることが[[リムル・ルフト|リムル]]から語られており、[[地球]]だけではなく時空を超えて色々な場所に波乱を引き起こす原作以上に迷惑な存在となった。 |
− | : | + | :さらに'''奇械島の[[エルプスユンデ]]たちはそれぞれ異なる遺伝子を使い生み出され、その一つである古代ミケーネ人のDNAで作られたのが[[キバ]]'''という驚愕のクロスオーバーが存在している。第37話「降臨!大いなる神の化身!」において、[[Dr.ヘル]]が未来が視える[[アイラ]]を捕えたことによって[[あしゅら男爵|あしゅら]]の企みを事前に知り、[[ピグマン子爵|ピグマン]]を変わり身として使うことで血の儀式を阻止するが、キバが自らに流れるミケーネの血の力によって[[暗黒大将軍]]を降臨させている…という原作を知る者たちにとって連続のどんでん返し展開を繰り広げた。 |
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
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:初の他のマジンガーシリーズとの共演が実現し、[[マジンガーシリーズ]]のみならず[[ゲッターロボシリーズ]]や『[[鋼鉄神ジーグ]]』とも共演。 | :初の他のマジンガーシリーズとの共演が実現し、[[マジンガーシリーズ]]のみならず[[ゲッターロボシリーズ]]や『[[鋼鉄神ジーグ]]』とも共演。 | ||
:『[[マジンカイザー (OVA)|OVA版マジンカイザー]]』や『真マジンガー 衝撃! Z編』の物語にも関わり、圧巻の4大マジンガーの夢の共闘が展開される。 | :『[[マジンカイザー (OVA)|OVA版マジンカイザー]]』や『真マジンガー 衝撃! Z編』の物語にも関わり、圧巻の4大マジンガーの夢の共闘が展開される。 | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦X-Ω]] | ||
+ | :第3期参戦作品の第6弾として発表され、2017年10月に追加参戦。イベント「獣神ライガー 闘気邂逅篇」では海動や真上の知る「[[リュウ・ドルク]]」の存在について触れられる場面もあり、『マジンカイザーSKL』の前日譚を描いた小説作品『PROJECT KAISER 誕生編』、および『マジンカイザーSKL』と世界観の繋がりがある作品『猟界のゼーレン』(SRW未参戦)の要素を取り入れられた描写がなされた。 | ||
+ | :メインストーリーでは第25章より登場。最終決戦に向けての追加戦力としてSKL勢が招集される形で登場。終盤からの登場にもかかわらず、妙に自軍に馴染んでいる。 | ||
− | == | + | == 各話リスト == |
− | + | {| class="wikitable" | |
− | + | !話数!!サブタイトル!!登場メカ!!備考!!再現スパロボ | |
− | + | |- | |
− | + | | Sect-1 || Death caprice ||[[マジンカイザーSKL]]<br/>[[ウイングル]]<br/>[[GRK-7]]<br/>[[DBM-2]]<br/>[[爆劉鬼]]<br/>[[エクスバトラー]]|| || | |
− | + | |- | |
− | + | | Sect-2 || Search-and-Kill ||[[ガイストテレス]]|| || | |
− | + | |- | |
− | + | | Sect-3 || Final Count ||[[アイアンカイザー]]|| || | |
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | *本作の監督である川越淳氏が2015年に手掛けたコラボレーション作品『サイボーグ009VSデビルマン』において[[海動剣]] | + | *本作の監督である川越淳氏が2015年に手掛けたコラボレーション作品『サイボーグ009VSデビルマン』において[[海動剣]]役の[[声優:浅沼晋太郎|浅沼晋太郎]]氏、[[真上遼]]役の[[声優:日野聡|日野聡]]氏、[[由木翼]]役の[[声優:早見沙織|早見沙織]]氏が出演しており、それぞれが[[不動明]]/[[デビルマン]]、[[飛鳥了]]、[[牧村美樹]]を演じている。 |
− | ** | + | **これに関して川越監督は、上記の[[映画]]の舞台挨拶で「僕は『マジンカイザーSKL』で浅沼君とご一緒した経験から、デビルマン役は浅沼君だと最初から決めていた」と話している。 |
− | **そもそも、海動剣と真上遼はそれぞれ、永井豪氏原作の[[漫画]] | + | **そもそも、海動剣と真上遼はそれぞれ、永井豪氏原作の[[漫画]]『[[デビルマン (原作漫画版)|デビルマン]]』に登場する不動明/デビルマン、飛鳥了をモチーフの一つとしているキャラクターである。ゆえに上述のキャスティングになったことは、ある意味必然であったとも言える。 |
+ | **なお、'''『マジンガーZ対暗黒大将軍』で[[剣鉄也]]を演じた田中亮一氏はアニメ『デビルマン』で不動明/[[デビルマン]]を演じていた'''という経緯がある。 | ||
*本作に登場する機体は、漫画『マジンカイザーSKLヴァーサス』に登場する機体も含めて'''軒並み頭部にコックピットが設置されている'''。 | *本作に登場する機体は、漫画『マジンカイザーSKLヴァーサス』に登場する機体も含めて'''軒並み頭部にコックピットが設置されている'''。 | ||
+ | *OVA第3巻ではデート中の不動明と牧村美樹が一瞬だけ登場するが、重力炉のメルトダウンで発生した大津波に飲み込まれている。またニュースキャスターとして[[ローリィ]]-[[ロール (マジンガー)|ロール]](ROLLY-ROLU)が登場している。 | ||
== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
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=== 公式ムック(小説版「PROJECT KAISER 誕生編」収録) === | === 公式ムック(小説版「PROJECT KAISER 誕生編」収録) === | ||
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== 資料リンク == | == 資料リンク == |
2024年5月22日 (水) 21:17時点における最新版
マジンカイザーSKL | |
---|---|
読み | マジンカイザースカル |
監督 | 川越淳 |
シリーズ構成 | 早川正 |
キャラクターデザイン | 伊東岳史 |
メカニックデザイン |
阿部宗孝 堀井敏之 小川浩 |
音楽 |
栗山善親 寺田志保 横関敦 |
制作 | アクタス |
発表期間 | 2011年1月28日 - 4月7日 |
話数 | 全3話 |
巻数 | 全3巻 |
シリーズ | マジンガーシリーズ |
初登場SRW | スーパーロボット大戦UX |
『マジンカイザーSKL』はアクタス制作のOVA作品。
概要[編集 | ソースを編集]
2001年から2003年にかけてリリースされたOVA『マジンカイザー』シリーズの最新作にあたるが、前作シリーズと設定上の繋がりはなく、主役ロボのデザインや主要なキャラクターなど、ほぼ全てが本作オリジナルの設定となっている。
スピーディーなスタイリッシュアクションを楽しむことに徹底した娯楽作品が目指されている反面、舞台設定やキャラクター設定は必要最低限しか説明されず、このOVA版単体では解決されない謎や伏線がある。
OVA版の内容を大幅に補足したメディアとして、漫画『マジンカイザーSKLヴァーサス』や小説『PROJECT KAISER 誕生編』(書籍『魔神大戦21』に収録)が別個存在するので、気になる人はそちらも見てみると良いだろう。
ストーリー[編集 | ソースを編集]
はるかな未来――日本近海の奇械島では、本能的に戦いを求める者達が死闘を繰り広げていた。そこに現れた漆黒のロボットは、身の丈ほどの剣と百発百中の銃で敵を次々と血祭りにあげていく。
禍々しくも雄雄しいその雄姿! その巨大ロボットをある者は魔神、ある者はカイザーと呼んだ!!
登場人物[編集 | ソースを編集]
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
WSO[編集 | ソースを編集]
- 海動剣(かいどう けん)
- カイザーのパイロットで、主人公一人目。コードネームは「アモン6」。
- 「熱血・粗野・猪突猛進」を地で行く男で、戦うこと以外にはほとんど興味を示さない。 剣撃による戦闘を得意とする。
- 真上遼(まがみ りょう)
- カイザーのもう一人のパイロットで、主人公二人目。コードネームは「ルシファー4」。
- ニヒルでクールだが、一度キレると手が付けられない危険人物と化す。銃撃戦を得意とする。
- 由木翼(ゆうき つばさ)
- 海動と真上を補佐する技術士官の女性。ウイングルも操縦。
- スカーレット・ヒビキ
- 海動と真上の上官であるグレンファルコン隊の指揮官。ウイングルの初代パイロット。物語開始早々に命を落とす。
- 荒神谷
- WSOの参謀。
- 唐古
- 顔がボスに似ているWSOの幹部。
- WSO隊員
- WSOの一般隊員。
キバ軍[編集 | ソースを編集]
- キバ
- カイザーと敵対する勢力の一つ「キバ軍」の頭目。粗暴で欲望のままに暴れる人物。
- ゴウダ(SRW未登場)
- キバの部下。
- キバの輩
- キバ軍の荒くれ者共。頭目同様の無法者揃い。また女性に対する態度が非常に露骨。
ガラン軍[編集 | ソースを編集]
八稜郭[編集 | ソースを編集]
- アイラ
- 女性だけの集団「八稜郭」を治める神秘的な雰囲気の美女。
- ハリケーン
- 八稜郭の女たちの一人。勇敢な性格で、前線でのリーダー格。
- ファンシー
- 八稜郭の女たちの一人。テレパシー能力を持つオペレーター。
- フラッシュ
- 八稜郭の女たちの一人。
- ミスティ
- 八稜郭の女たちの一人。
登場メカ[編集 | ソースを編集]
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
WSO[編集 | ソースを編集]
- マジンカイザーSKL
- 海動と真上が操るマジンガー。SKL(スカル)の名前の通り、ドクロのデザインが特徴。劇中ではもっぱら「カイザー」と呼称される。
- スカルパイルダー
- SKL版パイルダー。ドクロ型の戦闘機。『UX』ではユニットアイコンのみの登場。
- ウイングル
- マジンカイザーSKLの女性型サポートロボット。頭部に巨大な翼を持つ。
- ミネルバXおよび(永井豪氏原作の漫画『デビルマン』に登場する女デーモンのシレーヌをモチーフにした)『マジンガーエンジェル』版ミネルバXがモチーフ。
- カーゴシップ
- WSOの大型輸送機。機首にグラビトンコイルが内蔵されており、重力カーテンを突破できる。グレンファルコン隊を乗せて奇械島へ突入するが、流れ弾で撃墜されてしまう。
- 『UX』『BX』でユニットアイコンのみ登場。『BX』では母艦ユニットのいない最序盤のプレイヤー部隊の移動拠点として活躍した。
キバ軍[編集 | ソースを編集]
- 爆劉鬼
- キバ専用ロボット。戦車のようなマシンに乗っている。
- GRK-7
- キバ軍の量産型ロボット。頭部に巨大なカマを持つ。
- モチーフはガラダK7。
- DBM-2
- キバ軍の量産型ロボット。2本の長い首を持つ。
- モチーフはダブラスM2。
ガラン軍[編集 | ソースを編集]
- ガイストテレス
- ガラン専用ロボット。力・装甲・機動性の全てがカイザーを上回る。
- エクスバトラー
- ガラン軍の量産型ロボット。鎧姿の兵士のような外見をしている。
- モチーフはキングダンX10。
- アイアンカイザー
- ガランの居城に隠されていたロボット。物語終盤、とある人物に強奪される。
八稜郭[編集 | ソースを編集]
- サイコギア
- 八稜郭を守る女性型量産型ロボット。
- サイコギアαH
- ハリケーン用サイコギア。黒髪ロングタイプ。
- サイコギアβH
- フラッシュ用サイコギア。赤毛のツインテールタイプ。
- サイコギアγH(M)
- ミスティ用サイコギア。青毛の縦ロールタイプ。
- サイコギアγH(F)
- ファンシー用サイコギア。
用語[編集 | ソースを編集]
- WSO
- 『マジンカイザーSKL』に登場する国際機関。本作の主人公である海動と真上は、WSOの戦闘チーム「スカルフォース」の所属。
- 奇械島
- 日本近海太平洋上に浮かぶ重力カーテンで覆われた島。島内ではキバ軍、ガラン軍、八稜郭の三つの勢力が互いに争っている。
- キバ軍
- キバ率いる荒くれ者どもの集団。
- ガラン軍
- ガラン率いる武人然とした兵士達の集団。
- 八稜郭
- アイラ率いる超能力を使用する女性達の集団。
- エルプスユンデ
- 『マジンカイザーSKL』に登場する人造人間。劇中では、とある人物の正体がエルプスユンデである。
- 重力炉
- 奇械島に所在する動力炉。これが崩壊すると世界が滅亡してしまう。その危機を防ぐ為に「スカルフォース」は奇械島に乗り込んだ。
楽曲[編集 | ソースを編集]
- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
-
- 「Juggernaut」
- 歌:sadie
- 挿入歌
-
- 「THE DANGER ZONE」
- 歌:LOUDNESS
- 「LEGEND of KAISER」
- 歌:Rey
- 第3巻のウイングクロスからの戦闘シーンで使われる。
- 『UX』『BX』でウイングクロス後の戦闘BGMとして採用。
登場作と扱われ方[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦UX
- 初参戦作。ダイナミックプロ作品が1作品のみという参戦形態で、これはシリーズ初。また、『UX』における参戦作品の中で(『UX』発売当時は連載中だった原作版『鉄のラインバレル』を除き)一番最後に完結した作品であり、『第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇』において『アクエリオンEVOL』と『機動戦士ガンダムUC』の参戦が発表されるまで最新の参戦作品がマジンガーシリーズという異例の事態となった。
- 描かれるストーリーはOVA版の部分だけだが、漫画版で語られた設定が盛り込まれているほか、フェイ・イェンHDやバンプレストオリジナル勢と大きく絡む。全3巻という原作の短さゆえに、原作再現のある作品の中で真っ先に決着が付くが、むしろそこからが本番と言わんばかりに滲むように多くの作品とクロスオーバーしていく。例えば、奇械島でもミールが発見されたり終盤では恐るべき実験の場所にもなったりしていた。
- スーパーロボット大戦BX
- 原作終了後の参戦。『CC』に続き『真マジンガー 衝撃! Z編』との共演を果たし、クロスオーバーにより設定レベルで『真マジンガー』の物語に深く関わっている。また海動&真上がバイストン・ウェルに聖戦士候補として召喚されるという驚きの展開がプロローグで起こっており、『聖戦士ダンバイン』のキャラクターとの絡みも豊富で、原作終了後設定だが大きな存在感を放っている。
- 重力炉が富士山にも3万年以上前に作られたオーパーツとして存在し、境界の力を利用するためミケーネが作り出したもので、奇械島などに設置されたのは境界の力を引き出せない不完全な複製品ということになった。
- 奇械島のファイナルアラートが、守護点の一つの消失で発生していた境界の揺らぎを悪化させ異世界からの侵攻の引き金となったほか、ショット・ウェポン、ゼット・ライトがバイストン・ウェルへ飛ばされることになったのも、重力炉の実験が原因であることがリムルから語られており、地球だけではなく時空を超えて色々な場所に波乱を引き起こす原作以上に迷惑な存在となった。
- さらに奇械島のエルプスユンデたちはそれぞれ異なる遺伝子を使い生み出され、その一つである古代ミケーネ人のDNAで作られたのがキバという驚愕のクロスオーバーが存在している。第37話「降臨!大いなる神の化身!」において、Dr.ヘルが未来が視えるアイラを捕えたことによってあしゅらの企みを事前に知り、ピグマンを変わり身として使うことで血の儀式を阻止するが、キバが自らに流れるミケーネの血の力によって暗黒大将軍を降臨させている…という原作を知る者たちにとって連続のどんでん返し展開を繰り広げた。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 初の他のマジンガーシリーズとの共演が実現し、マジンガーシリーズのみならずゲッターロボシリーズや『鋼鉄神ジーグ』とも共演。
- 『OVA版マジンカイザー』や『真マジンガー 衝撃! Z編』の物語にも関わり、圧巻の4大マジンガーの夢の共闘が展開される。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 第3期参戦作品の第6弾として発表され、2017年10月に追加参戦。イベント「獣神ライガー 闘気邂逅篇」では海動や真上の知る「リュウ・ドルク」の存在について触れられる場面もあり、『マジンカイザーSKL』の前日譚を描いた小説作品『PROJECT KAISER 誕生編』、および『マジンカイザーSKL』と世界観の繋がりがある作品『猟界のゼーレン』(SRW未参戦)の要素を取り入れられた描写がなされた。
- メインストーリーでは第25章より登場。最終決戦に向けての追加戦力としてSKL勢が招集される形で登場。終盤からの登場にもかかわらず、妙に自軍に馴染んでいる。
各話リスト[編集 | ソースを編集]
話数 | サブタイトル | 登場メカ | 備考 | 再現スパロボ |
---|---|---|---|---|
Sect-1 | Death caprice | マジンカイザーSKL ウイングル GRK-7 DBM-2 爆劉鬼 エクスバトラー |
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Sect-2 | Search-and-Kill | ガイストテレス | ||
Sect-3 | Final Count | アイアンカイザー |
余談[編集 | ソースを編集]
- 本作の監督である川越淳氏が2015年に手掛けたコラボレーション作品『サイボーグ009VSデビルマン』において海動剣役の浅沼晋太郎氏、真上遼役の日野聡氏、由木翼役の早見沙織氏が出演しており、それぞれが不動明/デビルマン、飛鳥了、牧村美樹を演じている。
- 本作に登場する機体は、漫画『マジンカイザーSKLヴァーサス』に登場する機体も含めて軒並み頭部にコックピットが設置されている。
- OVA第3巻ではデート中の不動明と牧村美樹が一瞬だけ登場するが、重力炉のメルトダウンで発生した大津波に飲み込まれている。またニュースキャスターとしてローリィ-ロール(ROLLY-ROLU)が登場している。
商品情報[編集 | ソースを編集]
BD&DVD[編集 | ソースを編集]
漫画[編集 | ソースを編集]
公式ムック(小説版「PROJECT KAISER 誕生編」収録)[編集 | ソースを編集]
レンタルビデオ・動画配信[編集 | ソースを編集]
サイト名 | 取扱いの有無 | 備考 |
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TSUTAYA宅配レンタル | 〇 | |
DMM | 〇 | |
ゲオ宅配レンタル | 〇 |
サイト名 | 取扱いの有無 | 備考 |
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資料リンク[編集 | ソースを編集]
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