「マジンカイザーSKL (OVA)」の版間の差分

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*2011年1月28日 ~ 2011年4月7日 全3巻。
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{{登場作品概要
*初参戦スパロボ:[[スーパーロボット大戦UX]](2013年)
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| タイトル = マジンカイザーSKL
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| 読み = マジンカイザースカル
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| 外国語表記 =
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| 原作 =
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| 著者 =
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| 作画 =
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| 挿絵 =
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| 監督 = 川越淳
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| シリーズ構成 = 早川正
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| 脚本 =
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| キャラクターデザイン = 伊東岳史
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| メカニックデザイン = 阿部宗孝<br />堀井敏之<br />小川浩
 +
| 音楽 = 栗山善親<br />寺田志保<br />横関敦
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| 制作 = アクタス
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| 放送局 =
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| 配給元 =
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| 発売元 =
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| 掲載誌 =
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| 出版社 =
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| レーベル =
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| 配信元 =
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| 放送期間 =
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| 公開日 =
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| 発売日 =
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| 発表期間 = 2011年1月28日 - 4月7日
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| 刊行期間 =
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| 配信開始日 =
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| 話数 = 全3話
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| 巻数 = 全3巻
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| シリーズ = [[マジンガーシリーズ]]
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| 前作 =
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| 次作 =
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| 劇場版 =
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| アニメ版 =
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| 漫画版 =
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| 小説版 =
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| 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦UX]]
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| 初クレジットSRW =
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| 備考 =
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| その他 =
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『'''マジンカイザーSKL'''』はアクタス制作の[[OVA]]作品。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
2001年から2003年にかけてリリースされた[[OVA]]『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』シリーズの最新作にあたるが、前作シリーズと設定上の繋がりはなく、主役ロボ“[[マジンカイザー]]”のデザインや主要なキャラクターなど、ほぼ全てが本作オリジナルの設定となっている。
+
2001年から2003年にかけてリリースされた[[OVA]]『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』シリーズの最新作にあたるが、前作シリーズと設定上の繋がりはなく、主役ロボのデザインや主要なキャラクターなど、ほぼ全てが本作オリジナルの設定となっている。
  
スピーディーなスタイリッシュアクションを楽しむことに徹底した娯楽作品が目指されている反面、舞台設定やキャラクター設定は必要最低限しか説明されず、このOVA版単体では謎や[[伏線]]が解決されない部分もある。
+
スピーディーなスタイリッシュアクションを楽しむことに徹底した娯楽作品が目指されている反面、舞台設定やキャラクター設定は必要最低限しか説明されず、このOVA版単体では解決されない謎や[[伏線]]がある。
  
OVA版の内容を大幅に補足したメディアとして、[[漫画]]『マジンカイザーSKLヴァーサス』や[[小説]]『PROJECT KAISER 誕生編』(書籍『魔神大戦21』に収録)が別個存在するので、気になる人はそちらも見てみるとよいだろう。
+
OVA版の内容を大幅に補足したメディアとして、[[漫画]]『マジンカイザーSKLヴァーサス』や[[小説]]『PROJECT KAISER 誕生編』(書籍『魔神大戦21』に収録)が別個存在するので、気になる人はそちらも見てみると良いだろう。
  
 
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
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*[[メカ&キャラクターリスト/CC]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/CC]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/BX]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/BX]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/第3期]]
  
 
=== [[WSO]] ===
 
=== [[WSO]] ===
 
;[[海動剣]](かいどう けん)  
 
;[[海動剣]](かいどう けん)  
:[[マジンカイザーSKL|カイザー]]のパイロットで、[[主人公]]一人目。コードネームは「アモン6」。
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:[[マジンカイザーSKL|カイザー]]のパイロットで、[[主人公]]一人目。[[コールサイン|コードネーム]]は「アモン6」。
:熱血・粗野・猪突猛進を地で行く男で、戦う事以外には殆ど興味を示さない。 [[白兵戦|剣撃による戦闘]]を得意とする。
+
:「[[熱血]]・粗野・猪突猛進」を地で行く男で、戦うこと以外にはほとんど興味を示さない。 [[白兵戦|剣撃による戦闘]]を得意とする。
 
;[[真上遼]](まがみ りょう)
 
;[[真上遼]](まがみ りょう)
 
:カイザーのもう一人のパイロットで、主人公二人目。コードネームは「ルシファー4」。
 
:カイザーのもう一人のパイロットで、主人公二人目。コードネームは「ルシファー4」。
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:海動と真上を補佐する技術士官の女性。[[ウイングル]]も操縦。
 
:海動と真上を補佐する技術士官の女性。[[ウイングル]]も操縦。
 
;[[スカーレット・ヒビキ]]
 
;[[スカーレット・ヒビキ]]
:海動と真上の上官であるグレンファルコン隊の[[指揮官]]。[[ウイングル]]の初代パイロット。原作では開幕早々に命を落とす。
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:海動と真上の上官であるグレンファルコン隊の[[指揮官]]。[[ウイングル]]の初代パイロット。物語開始早々に命を落とす。
 
;[[荒神谷]]
 
;[[荒神谷]]
 
:WSOの参謀。
 
:WSOの参謀。
;[[唐吉]]
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;[[唐古]]
 
:顔が[[ボス]]に似ているWSOの幹部。
 
:顔が[[ボス]]に似ているWSOの幹部。
 
;[[WSO隊員]]
 
;[[WSO隊員]]
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=== [[キバ軍]] ===
 
=== [[キバ軍]] ===
 
;[[キバ]]
 
;[[キバ]]
:カイザーと敵対する勢力の一つ“キバ軍”の頭目。粗暴で欲望のままに暴れる人物。
+
:カイザーと敵対する勢力の一つ「キバ軍」の頭目。粗暴で欲望のままに暴れる人物。
;ゴウダ
+
;ゴウダ(SRW未登場)
:キバの部下。SRW未登場。
+
:キバの部下。
 
;[[キバの輩]]
 
;[[キバの輩]]
:キバ軍の荒くれ者共。頭目同様の無法者揃い。また、女性に対する態度が非常に露骨。
+
:キバ軍の荒くれ者共。頭目同様の無法者揃い。また女性に対する態度が非常に露骨。
  
 
=== [[ガラン軍]] ===
 
=== [[ガラン軍]] ===
 
;[[ガラン]]
 
;[[ガラン]]
:カイザーと敵対する勢力の一つ“ガラン軍”の首領。武人気質。
+
:カイザーと敵対する勢力の一つ「ガラン軍」の首領。武人気質。
 
;[[ヒミコ]]
 
;[[ヒミコ]]
 
:ガランの側近を勤める謎の美女。
 
:ガランの側近を勤める謎の美女。
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=== [[八稜郭]] ===
 
=== [[八稜郭]] ===
 
;[[アイラ]]
 
;[[アイラ]]
:女性だけの集団“八稜郭”を治める神秘的な雰囲気の美女。
+
:女性だけの集団「八稜郭」を治める神秘的な雰囲気の美女。
 
;[[ハリケーン]]
 
;[[ハリケーン]]
 
:八稜郭の女たちの一人。勇敢な性格で、前線でのリーダー格。
 
:八稜郭の女たちの一人。勇敢な性格で、前線でのリーダー格。
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*[[メカ&キャラクターリスト/CC]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/CC]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/BX]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/BX]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/第3期]]
  
 
=== WSO ===
 
=== WSO ===
 
;[[マジンカイザーSKL]]
 
;[[マジンカイザーSKL]]
:海動と真上が操るマジンガー。SKL(スカル)の名前の通り、ドクロのデザインが特徴。なお、劇中ではもっぱら「カイザー」と呼称される。
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:海動と真上が操るマジンガー。SKL(スカル)の名前の通り、ドクロのデザインが特徴。劇中ではもっぱら「カイザー」と呼称される。
 
:;スカルパイルダー
 
:;スカルパイルダー
 
::SKL版パイルダー。ドクロ型の戦闘機。『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』ではユニットアイコンのみの登場。
 
::SKL版パイルダー。ドクロ型の戦闘機。『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』ではユニットアイコンのみの登場。
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;[[ウイングル]]
 
;[[ウイングル]]
 
:マジンカイザーSKLの女性型サポートロボット。頭部に巨大な翼を持つ。
 
:マジンカイザーSKLの女性型サポートロボット。頭部に巨大な翼を持つ。
:[[ミネルバX]]および(永井豪氏原作の[[漫画]]『デビルマン』に登場する女[[天使・悪魔|デーモン]]のシレーヌをモチーフにした)『マジンガーエンジェル』版ミネルバXがモチーフ。
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:[[ミネルバX]]および(永井豪氏原作の[[漫画]]『[[デビルマン (原作漫画版)|デビルマン]]』に登場する女[[天使・悪魔|デーモン]]の[[シレーヌ]]をモチーフにした)『[[マジンガーエンジェル]]』版ミネルバXがモチーフ。
 +
;カーゴシップ
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:WSOの大型輸送機。機首にグラビトンコイルが内蔵されており、重力カーテンを突破できる。グレンファルコン隊を乗せて奇械島へ突入するが、流れ弾で撃墜されてしまう。
 +
:『UX』『[[BX]]』でユニットアイコンのみ登場。『BX』では[[母艦]]ユニットのいない最序盤のプレイヤー部隊の移動拠点として活躍した。
  
 
=== キバ軍 ===
 
=== キバ軍 ===
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;[[エルプスユンデ]]
 
;[[エルプスユンデ]]
 
:『マジンカイザーSKL』に登場する[[人造人間]]。劇中では、[[真上遼|とある人物]]の正体がエルプスユンデである。
 
:『マジンカイザーSKL』に登場する[[人造人間]]。劇中では、[[真上遼|とある人物]]の正体がエルプスユンデである。
;[[重力炉]]
+
;重力炉
 
:奇械島に所在する動力炉。これが崩壊すると世界が滅亡してしまう。その危機を防ぐ為に「スカルフォース」は奇械島に乗り込んだ。
 
:奇械島に所在する動力炉。これが崩壊すると世界が滅亡してしまう。その危機を防ぐ為に「スカルフォース」は奇械島に乗り込んだ。
  
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:
 
:
 
:;「Juggernaut」
 
:;「Juggernaut」
::歌:sadie
+
::歌:sadie
 
:
 
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;挿入歌
 
;挿入歌
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;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
:初参戦作。ダイナミックプロ作品が1作品のみという参戦形態で、これはシリーズ初。また、『UX』における参戦作品の中で(『UX』発売当時は連載中だった[[鉄のラインバレル|原作版『鉄のラインバレル』]]を除き)'''一番最後に完結した作品'''であり、『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]』において『[[アクエリオンEVOL (TV)|アクエリオンEVOL]]』と『[[機動戦士ガンダムUC]]』の参戦が発表されるまで'''最新の参戦作品が[[マジンガーシリーズ]]'''という異例の事態となった。
 
:初参戦作。ダイナミックプロ作品が1作品のみという参戦形態で、これはシリーズ初。また、『UX』における参戦作品の中で(『UX』発売当時は連載中だった[[鉄のラインバレル|原作版『鉄のラインバレル』]]を除き)'''一番最後に完結した作品'''であり、『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]』において『[[アクエリオンEVOL (TV)|アクエリオンEVOL]]』と『[[機動戦士ガンダムUC]]』の参戦が発表されるまで'''最新の参戦作品が[[マジンガーシリーズ]]'''という異例の事態となった。
:描かれるストーリーはOVA版の部分だけだが、漫画版で語られた設定が盛り込まれている他、[[フェイ・イェンHD]]やバンプレストオリジナル勢と大きく絡む。全3巻という原作の短さ故に、原作再現のある作品の中で真っ先に決着が付くが、むしろそこからが本番と言わんばかりに滲むように多くの作品とクロスオーバーしていく。例えば、[[奇械島]]でも[[ミール]]が発見されたり終盤では恐るべき実験の場所にもなったりしていた。
+
:描かれるストーリーはOVA版の部分だけだが、漫画版で語られた設定が盛り込まれているほか、[[フェイ・イェンHD]]やバンプレストオリジナル勢と大きく絡む。全3巻という原作の短さゆえに、原作再現のある作品の中で真っ先に決着が付くが、むしろそこからが本番と言わんばかりに滲むように多くの作品とクロスオーバーしていく。例えば、[[奇械島]]でも[[ミール]]が発見されたり終盤では恐るべき実験の場所にもなったりしていた。
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦BX]]
:今作は原作終了後の参戦。CCに続き『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』との共演を果たし、クロスオーバーにより設定レベルで『真マジンガー』の物語に深く関わっている。また、'''「海動&真上が[[バイストン・ウェル]]に[[聖戦士]]候補として召喚される」'''という驚きの展開がプロローグで起こっており、『[[聖戦士ダンバイン]]』のキャラクターとの絡みも豊富で、原作終了後設定だが大きな存在感を放っている。
+
:原作終了後の参戦。『CC』に続き『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』との共演を果たし、クロスオーバーにより設定レベルで『真マジンガー』の物語に深く関わっている。また'''海動&真上が[[バイストン・ウェル]]に[[聖戦士]]候補として召喚される'''という驚きの展開がプロローグで起こっており、『[[聖戦士ダンバイン]]』のキャラクターとの絡みも豊富で、原作終了後設定だが大きな存在感を放っている。
:重力炉が富士山にも3万年以上前に作られたオーパーツとして存在し'''実は「境界の力を利用するため[[ミケーネ神|ミケーネ]]が作り出したもの」'''で、奇械島などに設置されたのは境界の力を引き出せない不完全な複製品ということになった。奇械島のファイナルアラートが、守護点の一つの消失で発生していた境界の揺らぎを悪化させ異世界からの侵攻の引き金となった他、[[ショット・ウェポン]]、[[ゼット・ライト]]がバイストン・ウェルへ飛ばされることになったのも重力炉の実験だったことがリムルから語られており、地球だけではなく時空を超えて色々な場所に波乱を引き起こす原作以上に迷惑な存在となった。さらに、奇械島の[[エルプスユンデ]]達はそれぞれ異なる遺伝子を使い生み出され、その一つである古代ミケーネ人のDNAで作られたのが[[キバ]]であるという驚愕のクロスオーバーが存在している。
+
:重力炉が富士山にも3万年以上前に作られたオーパーツとして存在し、境界の力を利用するため[[ミケーネ神|ミケーネ]]が作り出したもので、奇械島などに設置されたのは境界の力を引き出せない不完全な複製品ということになった。
:第37話において、[[Dr.ヘル]]が未来が視える[[アイラ]]を捕えた事によってあしゅらの企みを事前に知り、[[ピグマン子爵|ピグマン]]を変わり身として使う事で血の儀式を阻止するが、キバが自らに流れるミケーネの血の力によって[[暗黒大将軍]]を降臨させているという原作を知る者達にとって連続のどんでん返し展開を繰り広げた。
+
:奇械島のファイナルアラートが、守護点の一つの消失で発生していた境界の揺らぎを悪化させ[[異世界]]からの侵攻の引き金となったほか、[[ショット・ウェポン]]、[[ゼット・ライト]]がバイストン・ウェルへ飛ばされることになったのも、重力炉の実験が原因であることが[[リムル・ルフト|リムル]]から語られており、[[地球]]だけではなく時空を超えて色々な場所に波乱を引き起こす原作以上に迷惑な存在となった。
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:さらに'''奇械島の[[エルプスユンデ]]たちはそれぞれ異なる遺伝子を使い生み出され、その一つである古代ミケーネ人のDNAで作られたのが[[キバ]]'''という驚愕のクロスオーバーが存在している。第37話「降臨!大いなる神の化身!」において、[[Dr.ヘル]]が未来が視える[[アイラ]]を捕えたことによって[[あしゅら男爵|あしゅら]]の企みを事前に知り、[[ピグマン子爵|ピグマン]]を変わり身として使うことで血の儀式を阻止するが、キバが自らに流れるミケーネの血の力によって[[暗黒大将軍]]を降臨させている…という原作を知る者たちにとって連続のどんでん返し展開を繰り広げた。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
 
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
:初の他のマジンガーシリーズとの共演が実現し、[[マジンガーシリーズ]]のみならず[[ゲッターロボシリーズ]]や『[[鋼鉄神ジーグ]]』とも共演。『[[マジンカイザー (OVA)|OVA版マジンカイザー]]』や『真マジンガー 衝撃! Z編』の物語にも関わり、圧巻の4大マジンガーの夢の共闘が展開される。
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:初の他のマジンガーシリーズとの共演が実現し、[[マジンガーシリーズ]]のみならず[[ゲッターロボシリーズ]]や『[[鋼鉄神ジーグ]]』とも共演。
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:『[[マジンカイザー (OVA)|OVA版マジンカイザー]]』や『真マジンガー 衝撃! Z編』の物語にも関わり、圧巻の4大マジンガーの夢の共闘が展開される。
 +
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 +
:第3期参戦作品の第6弾として発表され、2017年10月に追加参戦。イベント「獣神ライガー 闘気邂逅篇」では海動や真上の知る「[[リュウ・ドルク]]」の存在について触れられる場面もあり、『マジンカイザーSKL』の前日譚を描いた小説作品『PROJECT KAISER 誕生編』、および『マジンカイザーSKL』と世界観の繋がりがある作品『猟界のゼーレン』(SRW未参戦)の要素を取り入れられた描写がなされた。
 +
:メインストーリーでは第25章より登場。最終決戦に向けての追加戦力としてSKL勢が招集される形で登場。終盤からの登場にもかかわらず、妙に自軍に馴染んでいる。
  
== 主要スタッフ ==
+
== 各話リスト ==
;制作
+
{| class="wikitable"
:マジンカイザー製作委員会(プロデュース)
+
!話数!!サブタイトル!!登場メカ!!備考!!再現スパロボ
:アクタス(アニメーション制作)
+
|-
;監督
+
| Sect-1 || Death caprice ||[[マジンカイザーSKL]]<br/>[[ウイングル]]<br/>[[GRK-7]]<br/>[[DBM-2]]<br/>[[爆劉鬼]]<br/>[[エクスバトラー]]|| ||
:川越淳
+
|-
;シリーズ構成
+
| Sect-2 || Search-and-Kill ||[[ガイストテレス]]|| ||
:早川正
+
|-
;キャラクターデザイン
+
| Sect-3 || Final Count ||[[アイアンカイザー]]|| ||
:伊東岳史
+
|}
;メカニックデザイン
 
:阿部宗孝
 
:堀井敏之
 
:小川浩
 
;音楽
 
:栗山善親
 
:寺田志保
 
:横関敦
 
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*本作の監督である川越淳氏が2015年に手掛けたコラボレーション作品『サイボーグ009VSデビルマン』において[[海動剣]]役の浅沼晋太郎氏、[[真上遼]]役の日野聡氏、[[由木翼]]役の早見沙織氏が出演しており、それぞれが不動明/デビルマン、飛鳥了、牧村美樹を演じている。
+
*本作の監督である川越淳氏が2015年に手掛けたコラボレーション作品『サイボーグ009VSデビルマン』において[[海動剣]]役の[[声優:浅沼晋太郎|浅沼晋太郎]]氏、[[真上遼]]役の[[声優:日野聡|日野聡]]氏、[[由木翼]]役の[[声優:早見沙織|早見沙織]]氏が出演しており、それぞれが[[不動明]]/[[デビルマン]]、[[飛鳥了]]、[[牧村美樹]]を演じている。
**これに関して川越監督は、上記の映画の舞台挨拶で「僕は『マジンカイザーSKL』で浅沼君とご一緒した経験から、デビルマン役は浅沼君だと最初から決めていた」と話している。
+
**これに関して川越監督は、上記の[[映画]]の舞台挨拶で「僕は『マジンカイザーSKL』で浅沼君とご一緒した経験から、デビルマン役は浅沼君だと最初から決めていた」と話している。
**そもそも、海動剣と真上遼はそれぞれ、永井豪氏原作の[[漫画]]『デビルマン』に登場する不動明/デビルマン、飛鳥了をモチーフの一つとしているキャラクターである。故に上述のキャスティングになった事は、ある意味必然であったとも言える。
+
**そもそも、海動剣と真上遼はそれぞれ、永井豪氏原作の[[漫画]]『[[デビルマン (原作漫画版)|デビルマン]]』に登場する不動明/デビルマン、飛鳥了をモチーフの一つとしているキャラクターである。ゆえに上述のキャスティングになったことは、ある意味必然であったとも言える。
*同作に登場する機体は漫画「ヴァーサス」に登場する機体も含めて'''軒並み頭部にコックピットが設置されている'''。
+
**なお、'''『マジンガーZ対暗黒大将軍』で[[剣鉄也]]を演じた田中亮一氏はアニメ『デビルマン』で不動明/[[デビルマン]]を演じていた'''という経緯がある。
 +
*本作に登場する機体は、漫画『マジンカイザーSKLヴァーサス』に登場する機体も含めて'''軒並み頭部にコックピットが設置されている'''。
 +
*OVA第3巻ではデート中の不動明と牧村美樹が一瞬だけ登場するが、重力炉のメルトダウンで発生した大津波に飲み込まれている。またニュースキャスターとして[[ローリィ]]-[[ロール (マジンガー)|ロール]](ROLLY-ROLU)が登場している。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
197行目: 242行目:
 
=== 公式ムック(小説版「PROJECT KAISER 誕生編」収録) ===
 
=== 公式ムック(小説版「PROJECT KAISER 誕生編」収録) ===
 
<amazon>4775311107</amazon>
 
<amazon>4775311107</amazon>
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=== レンタルビデオ・動画配信 ===
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! サイト名 !! 取扱いの有無 !! 備考
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|[https://www.hulu.jp/ hulu]|| × ||
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|[https://www.hikaritv.net/ ひかりTV]|| [https://www.hikaritv.net/video/series/Z3JvdXAvYjAwYjg5Ng== ○]|| [https://www.hikaritv.net/entry/lineup/video/basic/#anchor-video-tab 見放題期間あり]
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|[https://tv.rakuten.co.jp/ 楽天TV]||[https://tv.rakuten.co.jp/content/215545/ 〇]||
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|[https://www.videopass.jp/unlimited TELASA]||×||
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|}
  
 
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==

2024年5月22日 (水) 21:17時点における最新版

マジンカイザーSKL
読み マジンカイザースカル
監督 川越淳
シリーズ構成 早川正
キャラクターデザイン 伊東岳史
メカニックデザイン 阿部宗孝
堀井敏之
小川浩
音楽 栗山善親
寺田志保
横関敦
制作 アクタス
発表期間 2011年1月28日 - 4月7日
話数 全3話
巻数 全3巻
シリーズ マジンガーシリーズ
初登場SRW スーパーロボット大戦UX
テンプレートを表示

マジンカイザーSKL』はアクタス制作のOVA作品。

概要[編集 | ソースを編集]

2001年から2003年にかけてリリースされたOVAマジンカイザー』シリーズの最新作にあたるが、前作シリーズと設定上の繋がりはなく、主役ロボのデザインや主要なキャラクターなど、ほぼ全てが本作オリジナルの設定となっている。

スピーディーなスタイリッシュアクションを楽しむことに徹底した娯楽作品が目指されている反面、舞台設定やキャラクター設定は必要最低限しか説明されず、このOVA版単体では解決されない謎や伏線がある。

OVA版の内容を大幅に補足したメディアとして、漫画『マジンカイザーSKLヴァーサス』や小説『PROJECT KAISER 誕生編』(書籍『魔神大戦21』に収録)が別個存在するので、気になる人はそちらも見てみると良いだろう。

ストーリー[編集 | ソースを編集]

はるかな未来――日本近海の奇械島では、本能的に戦いを求める者達が死闘を繰り広げていた。そこに現れた漆黒のロボットは、身の丈ほどの剣と百発百中の銃で敵を次々と血祭りにあげていく。

禍々しくも雄雄しいその雄姿! その巨大ロボットをある者は魔神、ある者はカイザーと呼んだ!!

登場人物[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

WSO[編集 | ソースを編集]

海動剣(かいどう けん)
カイザーのパイロットで、主人公一人目。コードネームは「アモン6」。
熱血・粗野・猪突猛進」を地で行く男で、戦うこと以外にはほとんど興味を示さない。 剣撃による戦闘を得意とする。
真上遼(まがみ りょう)
カイザーのもう一人のパイロットで、主人公二人目。コードネームは「ルシファー4」。
ニヒルでクールだが、一度キレると手が付けられない危険人物と化す。銃撃戦を得意とする。
由木翼(ゆうき つばさ)
海動と真上を補佐する技術士官の女性。ウイングルも操縦。
スカーレット・ヒビキ
海動と真上の上官であるグレンファルコン隊の指揮官ウイングルの初代パイロット。物語開始早々に命を落とす。
荒神谷
WSOの参謀。
唐古
顔がボスに似ているWSOの幹部。
WSO隊員
WSOの一般隊員。

キバ軍[編集 | ソースを編集]

キバ
カイザーと敵対する勢力の一つ「キバ軍」の頭目。粗暴で欲望のままに暴れる人物。
ゴウダ(SRW未登場)
キバの部下。
キバの輩
キバ軍の荒くれ者共。頭目同様の無法者揃い。また女性に対する態度が非常に露骨。

ガラン軍[編集 | ソースを編集]

ガラン
カイザーと敵対する勢力の一つ「ガラン軍」の首領。武人気質。
ヒミコ
ガランの側近を勤める謎の美女。
ガラン軍兵士
ガラン軍の一般兵。古風な台詞まわしが印象的。

八稜郭[編集 | ソースを編集]

アイラ
女性だけの集団「八稜郭」を治める神秘的な雰囲気の美女。
ハリケーン
八稜郭の女たちの一人。勇敢な性格で、前線でのリーダー格。
ファンシー
八稜郭の女たちの一人。テレパシー能力を持つオペレーター。
フラッシュ
八稜郭の女たちの一人。
ミスティ
八稜郭の女たちの一人。

登場メカ[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

WSO[編集 | ソースを編集]

マジンカイザーSKL
海動と真上が操るマジンガー。SKL(スカル)の名前の通り、ドクロのデザインが特徴。劇中ではもっぱら「カイザー」と呼称される。
スカルパイルダー
SKL版パイルダー。ドクロ型の戦闘機。『UX』ではユニットアイコンのみの登場。
ウイングル
マジンカイザーSKLの女性型サポートロボット。頭部に巨大な翼を持つ。
ミネルバXおよび(永井豪氏原作の漫画デビルマン』に登場する女デーモンシレーヌをモチーフにした)『マジンガーエンジェル』版ミネルバXがモチーフ。
カーゴシップ
WSOの大型輸送機。機首にグラビトンコイルが内蔵されており、重力カーテンを突破できる。グレンファルコン隊を乗せて奇械島へ突入するが、流れ弾で撃墜されてしまう。
『UX』『BX』でユニットアイコンのみ登場。『BX』では母艦ユニットのいない最序盤のプレイヤー部隊の移動拠点として活躍した。

キバ軍[編集 | ソースを編集]

爆劉鬼
キバ専用ロボット。戦車のようなマシンに乗っている。
GRK-7
キバ軍の量産型ロボット。頭部に巨大なカマを持つ。
モチーフはガラダK7
DBM-2
キバ軍の量産型ロボット。2本の長い首を持つ。
モチーフはダブラスM2

ガラン軍[編集 | ソースを編集]

ガイストテレス
ガラン専用ロボット。力・装甲・機動性の全てがカイザーを上回る。
エクスバトラー
ガラン軍の量産型ロボット。鎧姿の兵士のような外見をしている。
モチーフはキングダンX10
アイアンカイザー
ガランの居城に隠されていたロボット。物語終盤、とある人物に強奪される。

八稜郭[編集 | ソースを編集]

サイコギア
八稜郭を守る女性型量産型ロボット。
サイコギアαH
ハリケーン用サイコギア。黒髪ロングタイプ。
サイコギアβH
フラッシュ用サイコギア。赤毛のツインテールタイプ。
サイコギアγH(M)
ミスティ用サイコギア。青毛の縦ロールタイプ。
サイコギアγH(F)
ファンシー用サイコギア。

用語[編集 | ソースを編集]

WSO
『マジンカイザーSKL』に登場する国際機関。本作の主人公である海動と真上は、WSOの戦闘チーム「スカルフォース」の所属。
奇械島
日本近海太平洋上に浮かぶ重力カーテンで覆われた島。島内ではキバ軍、ガラン軍、八稜郭の三つの勢力が互いに争っている。
キバ軍
キバ率いる荒くれ者どもの集団。
ガラン軍
ガラン率いる武人然とした兵士達の集団。
八稜郭
アイラ率いる超能力を使用する女性達の集団。
エルプスユンデ
『マジンカイザーSKL』に登場する人造人間。劇中では、とある人物の正体がエルプスユンデである。
重力炉
奇械島に所在する動力炉。これが崩壊すると世界が滅亡してしまう。その危機を防ぐ為に「スカルフォース」は奇械島に乗り込んだ。

楽曲[編集 | ソースを編集]

オープニングテーマ
「The ETERNAL SOLDIERS」
歌:LOUDNESS
ヘヴィメタルだが、サビでは「マジンカイザー」を連呼するというある種由緒正しいアニメソング。
UX』『BX』で通常戦闘BGMとして採用。
エンディングテーマ
「Juggernaut」
歌:sadie
挿入歌
「THE DANGER ZONE」
歌:LOUDNESS
「LEGEND of KAISER」
歌:Rey
第3巻のウイングクロスからの戦闘シーンで使われる。
『UX』『BX』でウイングクロス後の戦闘BGMとして採用。

登場作と扱われ方[編集 | ソースを編集]

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦UX
初参戦作。ダイナミックプロ作品が1作品のみという参戦形態で、これはシリーズ初。また、『UX』における参戦作品の中で(『UX』発売当時は連載中だった原作版『鉄のラインバレル』を除き)一番最後に完結した作品であり、『第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇』において『アクエリオンEVOL』と『機動戦士ガンダムUC』の参戦が発表されるまで最新の参戦作品がマジンガーシリーズという異例の事態となった。
描かれるストーリーはOVA版の部分だけだが、漫画版で語られた設定が盛り込まれているほか、フェイ・イェンHDやバンプレストオリジナル勢と大きく絡む。全3巻という原作の短さゆえに、原作再現のある作品の中で真っ先に決着が付くが、むしろそこからが本番と言わんばかりに滲むように多くの作品とクロスオーバーしていく。例えば、奇械島でもミールが発見されたり終盤では恐るべき実験の場所にもなったりしていた。
スーパーロボット大戦BX
原作終了後の参戦。『CC』に続き『真マジンガー 衝撃! Z編』との共演を果たし、クロスオーバーにより設定レベルで『真マジンガー』の物語に深く関わっている。また海動&真上がバイストン・ウェル聖戦士候補として召喚されるという驚きの展開がプロローグで起こっており、『聖戦士ダンバイン』のキャラクターとの絡みも豊富で、原作終了後設定だが大きな存在感を放っている。
重力炉が富士山にも3万年以上前に作られたオーパーツとして存在し、境界の力を利用するためミケーネが作り出したもので、奇械島などに設置されたのは境界の力を引き出せない不完全な複製品ということになった。
奇械島のファイナルアラートが、守護点の一つの消失で発生していた境界の揺らぎを悪化させ異世界からの侵攻の引き金となったほか、ショット・ウェポンゼット・ライトがバイストン・ウェルへ飛ばされることになったのも、重力炉の実験が原因であることがリムルから語られており、地球だけではなく時空を超えて色々な場所に波乱を引き起こす原作以上に迷惑な存在となった。
さらに奇械島のエルプスユンデたちはそれぞれ異なる遺伝子を使い生み出され、その一つである古代ミケーネ人のDNAで作られたのがキバという驚愕のクロスオーバーが存在している。第37話「降臨!大いなる神の化身!」において、Dr.ヘルが未来が視えるアイラを捕えたことによってあしゅらの企みを事前に知り、ピグマンを変わり身として使うことで血の儀式を阻止するが、キバが自らに流れるミケーネの血の力によって暗黒大将軍を降臨させている…という原作を知る者たちにとって連続のどんでん返し展開を繰り広げた。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Card Chronicle
初の他のマジンガーシリーズとの共演が実現し、マジンガーシリーズのみならずゲッターロボシリーズや『鋼鉄神ジーグ』とも共演。
OVA版マジンカイザー』や『真マジンガー 衝撃! Z編』の物語にも関わり、圧巻の4大マジンガーの夢の共闘が展開される。
スーパーロボット大戦X-Ω
第3期参戦作品の第6弾として発表され、2017年10月に追加参戦。イベント「獣神ライガー 闘気邂逅篇」では海動や真上の知る「リュウ・ドルク」の存在について触れられる場面もあり、『マジンカイザーSKL』の前日譚を描いた小説作品『PROJECT KAISER 誕生編』、および『マジンカイザーSKL』と世界観の繋がりがある作品『猟界のゼーレン』(SRW未参戦)の要素を取り入れられた描写がなされた。
メインストーリーでは第25章より登場。最終決戦に向けての追加戦力としてSKL勢が招集される形で登場。終盤からの登場にもかかわらず、妙に自軍に馴染んでいる。

各話リスト[編集 | ソースを編集]

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
Sect-1 Death caprice マジンカイザーSKL
ウイングル
GRK-7
DBM-2
爆劉鬼
エクスバトラー
Sect-2 Search-and-Kill ガイストテレス
Sect-3 Final Count アイアンカイザー

余談[編集 | ソースを編集]

  • 本作の監督である川越淳氏が2015年に手掛けたコラボレーション作品『サイボーグ009VSデビルマン』において海動剣役の浅沼晋太郎氏、真上遼役の日野聡氏、由木翼役の早見沙織氏が出演しており、それぞれが不動明/デビルマン飛鳥了牧村美樹を演じている。
    • これに関して川越監督は、上記の映画の舞台挨拶で「僕は『マジンカイザーSKL』で浅沼君とご一緒した経験から、デビルマン役は浅沼君だと最初から決めていた」と話している。
    • そもそも、海動剣と真上遼はそれぞれ、永井豪氏原作の漫画デビルマン』に登場する不動明/デビルマン、飛鳥了をモチーフの一つとしているキャラクターである。ゆえに上述のキャスティングになったことは、ある意味必然であったとも言える。
    • なお、『マジンガーZ対暗黒大将軍』で剣鉄也を演じた田中亮一氏はアニメ『デビルマン』で不動明/デビルマンを演じていたという経緯がある。
  • 本作に登場する機体は、漫画『マジンカイザーSKLヴァーサス』に登場する機体も含めて軒並み頭部にコックピットが設置されている
  • OVA第3巻ではデート中の不動明と牧村美樹が一瞬だけ登場するが、重力炉のメルトダウンで発生した大津波に飲み込まれている。またニュースキャスターとしてローリィ-ロール(ROLLY-ROLU)が登場している。

商品情報[編集 | ソースを編集]

BD&DVD[編集 | ソースを編集]

漫画[編集 | ソースを編集]

公式ムック(小説版「PROJECT KAISER 誕生編」収録)[編集 | ソースを編集]

レンタルビデオ・動画配信[編集 | ソースを編集]

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資料リンク[編集 | ソースを編集]