「シャピロ・キーツ」の版間の差分
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2016年6月11日 (土) 07:40時点における版
シャピロ・キーツ(Shapiro Keats)
忍達の通う士官学校の教官で、教官としての手腕と用兵に関する知識には並々ならぬものがある。それゆえに、途方もない自信と野心の持ち主。異星人の侵略に備えるよう軍上層部に進言していたが聞き入れられず、ムゲ・ゾルバドス帝国が地球に来襲し地球軍が苦戦するのを見ると、地球を裏切って帝国軍に投降した。
帝国軍に降ってからは、教官時代に得た機密情報を活かした作戦を次々と立案。ムゲ帝王の信頼を得て、最終的には副官の地位まで上り詰めた。しかし、ルーナと、かつて追い落としたギルドローム将軍の裏切りにあい、前線基地に孤立する形になり、最期は沙羅に討たれるが、その後ディラドの手によって復活した。ディラド戦中盤で重傷を負った雅人の代わりに、ダンクーガのサブパイロットとしてその意識体が使われる。結果、ディラドとの戦いで獣戦機隊は勝利するも女王ディオレに負わされた傷が元で死亡した。
子供の頃、親がいない寂しさのあまり自分で自分の子守唄を作って自分を慰めていたという意外な一面がある(しかし、歌詞はどう見てもラブソング)。更にその歌を沙羅やローラに教えていた。シャピロが作曲したわけではなく、「神の洞窟」が奏でる共鳴音に歌詞をのせた物。本来なら後の展開の伏線となる設定だったが、諸事情により活かされる事はなかった。最終回で語られた話からすると、神の洞窟の共鳴音は宇宙そのものと共鳴することで起こっている物であり、ハーモニーの乱れからムゲの侵攻により宇宙の調和が乱れたことをシャピロはこの洞窟で知り、ムゲすらも利用して宇宙の調和を取り戻す神が必要でありそれをなすべきは自分であると野望を持ったようだ。
尊敬する人物はナポレオン・ボナパルト。地球軍時代はナポレオンを越える人物になるつもりだった。
キャストを務めた若本氏の熱演もあり、突出したピカレスクの輝きを放つキャラとしてスタッフから愛情を注がれていた。特に、TV版後期EDはほぼシャピロの独壇場と化している。
登場作品と役柄
数あるロボット作品の中でも「裏切り」の代表格とも言える人物。ダンクーガの敵キャラの中では最も多く出演しており、場合によってはラスボスになる事も。
第一話早々、すぐに寝返った原作と違い、スパロボでは獣戦機隊の指揮官として登場してから数話で寝返るケースが多いが、味方としても高圧的な態度で他作品のキャラからも嫌われがち(GC・XOのように味方としての期間が長かったり、Jのような寝返った状態で初登場という作品もある)。ただ、今の所おおよそ5割程の確率で『超獣機神ダンクーガ』が参戦してもムゲ帝国が出てこないので、寝返る先はゲスト、エアロゲイター、グラドス軍と様々。
F・F完結編・αの3作では専用機デザイアが登場しない為、度々バンプレストオリジナルのメカに搭乗している。
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦F
- 初登場作品。寝返る前の化粧をしていない顔グラフィックも用意されている。ロンド・ベルに合流後、早々とゲストに寝返る。連邦の拠点を教えたり、コロニー連合独立をはじめとする地球圏の混乱を利用するためにゼゼーナンに休戦協定を進言するなど、策謀家ぶりを存分に発揮する。使用機体はライグ・ゲイオス。
- スーパーロボット大戦F完結編
- ポセイダルルートではラスボス。本作でも策謀家ぶりを存分に発揮しており、小物に過ぎないゼゼーナン率いるゲスト軍が第4次以上に手強くなったのも、もっぱらシャピロの存在が大きく反映しているといえる(第4次でダンクーガは出演するものの、シャピロは参戦していない)。
- ザビ家三兄弟やシロッコのクローンを製作する事で、DCやティターンズを裏からコントロールできるよう仕組むだけでなく、体良く利用していたゼゼーナンを土壇場で切り捨てている。そして、最終決戦では自分のクローンを多数作ってプレイヤーを迎え撃ったり、バイオリレーションシステムで無敵状態になったりしている等、原作以上に悪役・黒幕としての印象を見せている。イベントで鉄壁等の精神コマンドが掛かる間、搭乗機ヴァルシオンの装甲値が13000になる事は語り草。DCルートのラスボスになるシロッコと比べても、彼はシャピロの操り人形に過ぎない為、やはりシャピロの方がラスボスとしての存在感が強い。戦闘BGMも、シロッコは通常通り、プレイヤー側キャラのBGMのままだが、シャピロ戦はBGMが「ARMAGEDON」になる。
- DCルートでは火星で早々と散るがシロッコのクローンを残したままにしている等、とやはりたちが悪い。本作では殆ど余裕の態度を崩す事がなく、最終的に敗れて死亡する寸前に、精神破綻を迎える形で死亡する事になっている。
- ラストは沙羅との戦闘前会話があるので、余裕があったらダンクーガを分離してトドメをさそう。前作の機体に加え、本作でポセイダルルートに進んだ場合はヴァルシオンに搭乗する。
- 本作におけるシャピロの立ち位置は、後の第2次スーパーロボット大戦OGにおいて、同じく権謀術数に長けているユーゼス・ゴッツォが担う事になる。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 当初はトリントン基地所属の設定で、コアファイターに搭乗して、登場しないムゲの代わりにエアロゲイターに寝返る。当初は帝国監察軍の機体(ハバクク→エゼキエル→アンティノラ)に乗ってくる。最後は偽ダンクーガに乗ってくるが、この直前のインターミッションでシャピロはユーゼスが極秘に製造しているシロッコのクローンと自身のクローンの製造施設を目撃してしまい、ラオデキヤに隠された秘密も知るに至った。しかし、ユーゼスに発見されてしまい、「お前には処置が必要だ」と言われる場面があり、その後の偽ダンクーガ登場時の会話イベントも感情に乏しく自我を失っている様な感覚を感じさせるため、レビと同じ様に洗脳処置を施されていた可能性もある。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 『α』で死亡したかに見えたが、生き延びて原作通りにムゲ帝国に所属していた。地球と帝国監察軍への復讐と全ての無限力の奪取を企む。帝国監察軍と絡んでいた『α』と比べると扱いは小さ目だが、原作に準拠した散際がDVEで再現されるなど決して悪い訳ではない。
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 存在に触れられる程度で、沙羅が恋愛に臆病になった原因として扱われている。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- 原作とは逆にディラドに所属した後で、ムゲ帝国に拾われる。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- ディラドによって復活したOVAの姿で登場する。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 音声が新規収録されている。本編開始前に死亡しており、ディオレの手で蘇生される。第3部ではディラドから離反し、蘇ったムゲ帝王の元へ再び就く。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- 既に地球を裏切った状態でムゲ帝国の幹部として、キャンベル軍の仲立ちをしていた。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- ストーリー開始前の第1次火星会戦で戦死したかにみえたが密かにグラドスに寝返っていたという原作とは違った経緯。ル・カインの参謀格ポジションとして彼の信頼を得るが、部下となっている死鬼隊やカルラ、ギウラ達には嫌われて見捨てられる。最期は、沙羅に討たれた。OVAの再現で野生化が付いてるので気力が上がらない内に片付ける事を薦める。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 本作で初めて原作どおりシャピロ戦闘メカに搭乗。あまりの唯我独尊ぶりにルーナに愛想をつかされ、帝国からも見捨てられる。完全平和ルートでは自軍の見えないところでモビルドール部隊に全滅させられてしまう。
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- なんと、中盤まではブライトの副官的ポジションで味方に居続ける。その間はキツい訓練やその嫌味な性格で下の者たちにはやはり嫌われているが、反面作戦立案などで参謀としての有能さを存分に発揮しており、実際彼の立案や指揮が無ければ正直ヤバかったと思われるシーンもちらほら。
- もっとも、案の定というか、原作通りムゲ帝国の侵攻と同時に裏切る。しかし、これは今までの作品と違い、生死を共にしていた部隊を簡単に捨てた上に沙羅をも最初から連れて行こうとはせずに見捨てるという原作以上に酷い裏切り行為であった為、沙羅の失望と怒りはかなり深いものとなった。本作ではムゲ帝国の存在をガディソードのジークとサリーからリークされている。本作から、それまで「シャピロ戦闘メカ」と呼ばれていた乗機の名前が正式に「デザイア」となった。音声も再び収録されている。
人間関係
- 結城沙羅
- 元恋人。スパロボでは描かれないが、劇中だと裏切る前までは普通に仲の良いカップルであった。しかし、沙羅は自分を連れて行ってくれなかったシャピロに不審を抱き、シャピロは一緒に来てくれなかった沙羅に怒りを覚え破局してしまった。言うまでも無いが全部忍のせいである。
- 藤原忍
- 何かと気に入らない元部下。ムゲに参じた後は本格的に対立することに。
- ルーナ・ロッサ
- ムゲ・ゾルバドス帝国における副官。
- ディオレ
- ディラド星の女王。一度死んだシャピロを蘇生させた。
- アベル
- ディラドの幹部。人間であるシャピロを見下している。
- ケイム
- ディラドの幹部。シャピロに対してただならぬ感情を抱く。『IMPACT』では嫉妬交じりで沙羅の話題を振ってくる彼との遣り取りが、DVEで再現されている。
他作品との人間関係
スーパー系
- 兜甲児
- 『F』では軍属でも彼に手錠をかける。味方である時は『α』で彼らを拘束しようとした事などがあってその高圧的な態度が快く思われず、自らを「神」と驕るシャピロに対し、「神でも悪魔でもない、ただの人間」と断じる。
- 地獄大元帥
- 『第3次α』では彼と共闘(というか利用しあう)するも、最終的にはイルイを奪った際に死に追いやった。
- 葵豹馬
- 『α』では、トリントン基地で軍属でもない彼にエアロゲイターとの戦闘データを寄こすよういつもの高圧的な態度で、命令したためあからさまに反抗される。
- 総統ワルキメデス
- 『第3次α』では星間連合の一員として共闘し、シャピロは割と高く評価していたが、ワルキメデスの方はムゲの威を借る飾り物と評している。
- ダンゲル将軍
- 『第3次α』では星間連合の一員として共闘するが、彼からは快く思われていない。
- 碇ゲンドウ
- 『F』・『F完結編』では彼とトレーズと組み、ゼーレを壊滅させる。
- 地球防衛組
- 『XO』では、地球の守護者であるエルドランに認められた彼らを倒す事を自身が神である事の証明にせんとした。
- ノアル・ベルース
- 『J』では教官時代の元生徒。
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- アムロ・レイ
- 『GC』(『XO』)においては優れたニュータイプとして覚醒した彼の力を認めていたが、彼はシャピロを「力を誤った方向に向ける者」として否定する。
- ブライト・ノア
- 『GC』(『XO』)では彼の副官を務めていた。シャピロの裏切りに、人一倍激怒していた。
- ギレン・ザビ、キシリア・ザビ、ドズル・ザビ
- 『F完結編』では彼らのクローンをゼゼーナンに造らせて、DCを裏からコントロールできるよう仕組んでいる。
- カミーユ・ビダン
- 『α』では、トリントン基地で彼にエアロゲイターとの戦闘データを寄こすよういつものように高圧的な態度で、命令したためあからさまに彼に反抗される。
- レコア・ロンド
- α序盤の南アタリア島ルートではSDF計画の真意を語る事によって、間接的ながらも彼女がエゥーゴから離反する切っ掛けを作った。
- ジェリド・メサ
- 『F完結編』では最終話で彼に特攻されるイベントが存在。シャピロ自身はジェリドをザコ扱いしたが、マウアーをクローンとして与えてやるという不用意な一言でさらに怒りを買って特攻される。
- パプテマス・シロッコ
- 『F完結編』・『α』で競演。共に異星人勢力へ通じている。
- 『F完結編』ではクローンをゼゼーナンに造らせ、ティターンズを裏からコントロールできるよう仕組んでいる。この結果、マウアーが命を落とす事になった為、ジェリドの怒りを買っている。また、本作でのシロッコがあくまでも操り人形になっている為に、シャピロの方が黒幕としての存在感を放っている。
- 『α』ではユーゼスに対し反旗を翻すべくシロッコに協力を求めるが、拒否された。
- ジョン・コーウェン
- 『α』では上官であるが、内心では民間人を軍属にしないやり方を批判している。
その他ガンダムシリーズ
リアル系
- ドレイク・ルフト
- 『64』では一年戦争終了後にバイストン・ウェルに飛ばされた後、ルーナと共に彼の世話になっていた。後にムゲ・ゾルバドス帝国とバイストン・ウェル軍を繋ぐパイプ役も果たした。
- バスク・オム
- 『64』では完全平和ルートにて彼に引導を渡されてしまう(実際はモビルドール部隊だが)。
- アルバトロ・ミル・ジュリア・アスカ
- 『GC』(『XO』)ではグラドスの刻印を手中に収めるために、彼女の身柄の確保を狙う。
- ル・カイン
- 『J』では彼の参謀に。才や人物を認められ、彼の信頼を得る。しかし、態度が非常に偉そうなので他のグラドス軍の面々には大いに嫌われることに。『64』でも上司の立場にある。
- 死鬼隊、カルラ・エジール、ギウラ
- 『J』での部下。しかし彼らからは嫌われており、最後は見捨てられる。
バンプレストオリジナル
- テイニクェット・ゼゼーナン
- 『F完結編』では彼を体よく利用する。
- アル=イー=クイス
- 『64』においてシャピロが神になろうとする野望を抱いたのには、彼女達の影響もあった。
- α主人公
- 目を付けるが、逆に危険視される。
- ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ
- 『α』では彼らに降り、バルマー側につく。やがて、彼の秘密に気付く事に。
- ユーゼス・ゴッツォ
- 『α』では彼が自分やラオデキヤ達のクローンを製造している事を知り、彼が第7艦隊の黒幕である事を看破する。さらにゲーム終盤ではラオデキヤだけでなく、シロッコや自身のクローンまでも製造している事を知ってしまった。そして…。
- イングラム・プリスケン
- 『α』におけるバルマーでの同僚。ただし地位はイングラムの方が上で、内心嫉妬していた。
- ヴィレッタ・バディム
- 『α』において自分をバルマーに連れて行った張本人だが、第3次αでの絡みは一切無かった。
- ジーク・アルトリート、サリー・エーミル
- 『GC』(『XO』)では彼らと情報交換をしていた。
- レジアーネ・ヨゼフィーヌ
- 『GC』(『XO』)におけるルーナ・ロッサの代役。最終的にはルーナと同様、彼女からも見捨てられてしまう。
- ゼンガー・ゾンボルト、クスハ・ミズハ、アラド・バランガ、アイビス・ダグラス
- 『第3次α』でイルイを拉致したために『第2次α』の主人公達の怒りを買ってしまう。
- イルイ・ガンエデン
- 『第3次α』では完全な神になるために、彼女を利用しようとし、拉致する。
名台詞
- 「沙羅…なぜ私と共に来てくれなかったのだ…。」
- シャピロが人類を裏切る際、沙羅が来てくれなかった事を嘆いているシーン。この台詞からもわかるように当初は沙羅への愛情は本物であった。
- 一方そのころ沙羅は忍によって裏切りを妨害されてしまい、後の確執へとつながっていく。
- 「はっはっは、こいつぅ!」
- 沙羅との仲良き時代の回想シーンの台詞。恋人二人で笑いながら追いかけっこするさまは、後のシャピロとあまりにもかけ離れている。
- 「たとえ凱旋門を壊せても俺の野望は壊せない!」
- 獣戦機隊に凱旋門を壊された際に言った台詞。
- 「フハッハッハッハッハ! 天よ、砕けろ! 宇宙よ、お前は再び暗黒の世界に姿を隠すがよい! 神が今ここに誕生し、そして神が自らの裁きで、この世界を無のものとする! よいか…よいか、宇宙よ! 今こそ神の足下にその永遠なる魂を委ねるがいい! フハハハハハハ! フハハハハハ、ヒャハ…ヒャハハ、ヒャハハハハハハ! フハハハハハハハ! さあ宇宙よ、何をためらうことがあるというのだ! 今こそ…今こそ、この神の下へ!」
- ルーナ達に見放されて、狂気と錯乱の中で叫んだ最期の台詞であり、声優の若本氏の熱演が光る。『GC』や『第3次α』ではDVEとして再現された。
迷台詞
- 「考えたなヘルマット将軍、たしかにこいつならダンクーガを倒せるかもしれん」
- 飛べないというダンクーガの弱点に気付いたヘルマット将軍が造らせた空中戦用ロボットへの高評価。16話に初合体してからもう32話にもなって今さら、シャピロがこれまで気付きもせず驚くような脚本にするほどの弱点なのかというかんじも。
スパロボシリーズの名台詞
IMPACT
- 「そうでもない。火星で新人類を創造しようとし、結局は地球の敵を増やしただけの愚か者もいたな」
- 第3部銀河決戦篇第3話「空虚な夢を見る者」より。破嵐創造が犯した罪を指摘し、彼の息子である万丈を嘲笑する。この挑発には流石の万丈も怒気を押さえ切れなかった模様。
- 「対等? …くくく…この私と対等に話せるものなど、この宇宙には存在せん!」
- 同上。対等に対話へと応じる気配が無い事を悟ったロムからの批難を一蹴した妄言。あまりの傲慢ぶりに、傍で聞いていたセシリーは不快感を露わにする。
- 「未練だと…? フッ…笑わせてくれる…」
「お前たちを葬るのに、一番ふさわしいものを選んでやっただけのことだ」 - 第3部銀河決戦篇第4話「白熱の終章」より。「獣戦機隊への未練で偽ダンクーガに搭乗している」と指摘する亮からの皮肉を上述の台詞でかわすも、ショウやマーベルからはその言い訳こそが「固執している証拠」である事を看破された。
- 「何だ…この力は…! そうか…機械を、人を、獣をも超え…神になる…! それがダンクーガの力だというのか!」
「理性が…野生を超えたか…この戦いに勝ち目は無い…」 - 断空光牙剣入手フラグが成立した場合に発生する台詞。その猛威にシャピロは戦慄し、撤退する。
第3次α
- 「それが地球人だ。連中は巨大な危機が眼前に迫りつつあっても小さなプライドやエゴに振り回され…同胞で殺しあうことに何のためらいも見せない。…まったくもって愚かだ」
- 第5話「地球圏絶対防衛線」より。自分達を始めとする侵略者が地球に侵攻してきているにも関わらず、地球人同士で争うのを見たデスガイヤー将軍の疑問に対して極めて的確な解答を述べる。
- 当然、この台詞は自分達と密約を結んだザフトにも向けられている。
搭乗機体
- デザイア(シャピロ戦闘メカ)
- シャピロ専用のロボット。劇中では正式名称が無かったが、GC参戦の際に『超獣機神ダンクーガ』のスタッフだった奥田誠治氏によって「デザイア」と命名された。
- ダンクーガ
- OVA 「白熱の終章」で、雅人の代わりに搭乗。既に致命傷を負って意識を半ば失っていたが、ディオレを倒す為に野生の力を発揮する。