ラー・ヴァルベルム
| ラー・ヴァルベルム | |
|---|---|
| 登場作品 | |
| 声優 | 屋良有作 |
| 初登場SRW | スーパーロボット大戦Y |
| SRWでの分類 |
パイロット ラストボス |
| プロフィール | |
|---|---|
| 種族 | ラー・ヴァル人 |
| 性別 | 男 |
| 年齢 | 49歳 |
| 所属 | 汎星間帝国ラー・ヴァル |
| 称号 | 天帝 |
ラー・ヴァルベルムは『スーパーロボット大戦Y』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
汎星間帝国ラー・ヴァルの第68代天帝。ラー・ヴァル人の特徴である前髪「神束」の色は淡い水色。顎髭を蓄えた厳格な顔つきの壮年男性で、重厚な鎧と白いマントを纏い、杖をついている。一人称は「余」だが、親しい相手の前では「俺」。
「実力で前天帝を討つ事で、新たな天帝になる」というラー・ヴァルの掟に従い、過去に前天帝を打ち倒して現天帝の座に就いた。歴代の天帝の中でも戦闘に関する能力を司る「生存戦力遺伝子」が最も発達しており、「ラー・ヴァル史上最強の軍事指導者」「最強の戦士」として称えられている。
自他ともに厳しいストイックな人物で、ラー・ヴァルに代々伝わる掟を厳守している。また見た目通りの威厳と威圧感、更に高いカリスマ性を備え、多くの部下から熱烈な信奉を集めているが同時に非常に恐られており、彼に直接意見を述べる事ができる人間は限られている。中でも天賢ルー・ネグシスは最も信頼を置いている側近にして、天帝就任前からの親友であり、彼が行っていた地球史の研究を頼りに地球人類の戦闘的進化を防ぐ、あるいは戦闘的に優れた地球人を戦力として取り込み、絶望の未来への道を断つ事を画策している。
「力こそ全て」「力ある者が銀河を統べる」という過激な思想の持ち主だが、その思想は2500年先の未来で地球人の末裔に敗北した屈辱が大きな傷として残っている事に起因しており、地球人との戦いで散っていった同胞達の魂に報いると同時にラー・ヴァル人の誇りを取り戻すべく、地球人を屈服させ自身が銀河を制覇する野望に燃えている。その覚悟は固く、自らの思想や目的を貫き通すために非道に徹する事にも躊躇せず、時にはラー・ヴァルの同胞であっても容赦なく殺害してしまう程で、セイヴァースやネグシスはヴァルベルムに忠誠を誓ってはいるものの、そんな彼の行動に危険性を感じている。
一方で、己の野望と「天帝」という責任ある指導者としての立場が重荷となって自らを束縛している事も自覚しており、それらの考えに翻弄されながらも純粋にラー・ヴァルの未来のために戦う、彼なりの思慮深さが垣間見える。
作中の動向[編集 | ソースを編集]
未来世界での地球人と戦っていた所、突如として発生した次元渦に巻き込まれ、本編開始5年前の地球に転移する。自分達の身に起きた状況を理解すると、地球人を屈服または滅ぼすための計画の下準備として、手始めにエードをはじめとする協力者を地球連邦政府に潜入させる。
革命戦争発生時、まだラー・ヴァルは特に目立った行動を見せていなかったが、この時期にノーヴィーとミナの所属していたインディゴ・チェイサーをエンディーノスで壊滅させており、生き残った彼らとの因縁を作っている。
また暗躍する中で、地球人の戦闘的進化を齎したのが「怨の一族」の思念集合体であるイヴォルバーや、彼らの操るヴィルの影響である事実を突き止めており、イヴォルバーとヴィルの根絶こそが未来を変える事に繋がると考え、革命戦争終結後に隠れ蓑として用意したVAL-Xの決起を以て、本格的な戦線介入を開始。ネグシスに他組織との交渉を任せ、セイヴァースにはエーアデントや超人類として目覚めかけていたエチカの追撃を命じる。
やがて地球人にラー・ヴァルの存在を明かすと同時に、自身はNOAHSのトップとして君臨。Yzネクストや地球人類に改めて宣戦布告を行い、地球圏全体を革命戦争以上の戦乱に巻き込んでいく。その戦いの中でイヴォルバーの眠る場所が重慶にある遺跡である事を知り、NOAHSの軍勢を率いて遺跡を強襲。眠りから目覚めた超人類イザナと、彼女に憑依するイヴォルバーと接触を果たす。
二つの選択肢[編集 | ソースを編集]
『Y』の物語はエチカがイザナと対話を行うか、拒絶するかで終盤のCHAPTER 07の展開(残存敵勢力との決着順、最終話のラストボス)が大きく変わる。
対話ルート[編集 | ソースを編集]
エチカが対話を望んだため、地球人が戦闘的進化に値しないと失望したイザナ(イヴォルバー)に対し、ラー・ヴァルの客分として共に来るよう呼びかけ、イヴォルバーもこれを承諾する。
しかし、ヴァルベルムの目的は未来世界における地球人の侵攻やラー・ヴァル滅亡の危機を招いた元凶であるイヴォルバーを完全に根絶させる事にあり、ネグシスが生前遺していた「ヴィル・デバイス」を用いてイザナの肉体からイヴォルバーの意思を引き剥がして自身の体に封印し、自由の身となったイザナをエーアデントに保護して貰うよう解放する。
NOAHSが3つの派閥に分裂するに至って、レー・システィスや天闘士を率いて太平洋のイヴォルバー遺跡を掌握。ラー・ヴァルの最終兵器であるギガン・エンディーノスを起動し、部下達を安全な区域まで退去させると、Yzネクストに最後の決戦を挑む。
だが、ここまでのヴァルベルムの行動に隠された真意は「地球圏全てのヴィルをギガン・エンディーノスに集め、自分の肉体に封じたイヴォルバー諸共滅び去る」というものだった。イヴォルバーやヴィルを根絶できれば、戦闘的進化を遂げた地球人が宇宙に侵攻するという未来が変わり、ラー・ヴァル延いては未来世界を救う結果となるため、ヴァルベルムは自らを犠牲にする覚悟を決め、誰にも詳細を語らず実行に移したのだった。
自身を倒したYzネクストを讃え、その力で銀河を制覇するよう言い残すが、即答で断ったエチカの姿に「自由」を見出し、満足した様子でギガン・エンディーノスの爆散に飲まれ死亡した。
拒絶ルート[編集 | ソースを編集]
こちらのルートではエチカがイザナ(イヴォルバー)を拒絶した事で、イヴォルバーが単独行動に出る。その結果、ラー・ヴァルとYzネクスト、イヴォルバーの三つ巴の戦いとなる。
物語終盤、自らがゲッターエンペラーを揺るがす特異点になるため、本来の歴史でシャアが行うはずだったアクシズ落としを代わりに実行する。システィスや僅かなNOAHS残党を率いて落下中のアクシズでYzネクストと決戦を繰り広げるが、激戦の末に敗北。アクシズもエーアデントが地球中の人々の意識を集めYzルーンドラッヘに載せて放った「超フルムーン・クラッシュ」とYzネクストの総攻撃によって消滅した。
全ての計画を打ち砕かれたヴァルベルムは、「絶望の未来を変えてみせる」と語るYzネクストに賭け、乱心を装ってシスティスの部隊を襲撃。敢えて「乱心した天帝」として彼女に討たれる事で、天帝の座とラー・ヴァルの未来を託して戦死した。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Y
- 初登場作品。CHAPTER 05 メインミッション「孤高な月が照らす道」or「輝く夜に花咲いて」で初戦闘となり、イザナ対話ルートではラスボスとなる(拒絶ルートのラスボスはイザナ→イヴォルバー)。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
組織の首魁の上、ルートによってはラスボスを務めることもあり、能力値が全体的に高い強敵。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
特殊スキル[編集 | ソースを編集]
- Y
エースボーナス[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ルー・ネグシス
- 天帝就任前からの側近にして親友。互いに信頼し合っていたが、地球人との戦争続行や銀河制覇の目的において食い違うようになり、やがて反逆される。
- 彼のクーデターが失敗した際、ラー・ヴァルの掟に従って処刑したが、彼の行動にも理解を示しており、最期まで自身に仕え続けてくれた事に感謝している。
- レー・セイヴァース
- 自身に仕える天騎士の1人。彼から自身の目的を次第に問題視される。やがて離反されるが、離反後もヴァルベルムやラー・ヴァルの同胞達の身を案じている。
- レー・システィス
- 自身に仕える天騎士の1人。彼女には信頼を寄せており、ラー・ヴァル全軍の指揮権を与えている。彼女からは密かに好意を寄せられているが、それに気付いているかは不明。
- 拒絶ルートでは、全ての策を潰され乱心を装った自身を討つよう、最後の命令を下す。
- 天闘士
- ヴァルベルムを慕うラー・ヴァルの一般兵達。拒絶ルートでは、乱心した振りとはいえヴァルベルムから「天闘士ごときが意見するな」と激しく罵られてしまう。
- エード・ストラディオ
- ラー・ヴァルの最初期からの協力者だが、ネグシスと共謀してクーデターを起こしたため彼も処刑した。
- 斬り捨てる直前に彼のことを卑怯者と痛罵しており、後述のデキムと同じかそれ以上に軽蔑していたことは想像に難くない。
- イザナ
- ラー・ヴァルの未来のため、彼女の持つ超人類の力を利用するべく同行を呼びかける。
- 対話ルートでは彼女に憑依していたイヴォルバーを引き離し、Yzネクストに保護して貰うべく解放する。
- イヴォルバー
- ラー・ヴァルを滅亡の危機に陥れた元凶。
- 対話ルートでは、イザナに憑依していた彼らをヴィル・デバイスの力で引き離して自身の身体に封じ、自身の道連れにする形で消滅させた。
- 一方拒絶ルートではヴィル・デバイスが登場しない事もあり、最期まで彼らの手の内で踊らされる。
- 八神テツロウ
- イヴォルバーの命名者。現代ではまだ公表されていないイヴォルバーの存在をヴァルベルムが知っていた事に驚愕しており、当のヴァルベルムもイザナを奪う際に「戦わぬものは奪われるしかない」と彼に吐き捨てている。
- エチカ・Y・フランバーネット
- 超人類として目覚めかけていた彼女を狙い、自身の軍門に下るよう迫る。
- ノーヴィー・ディッケンス、ミナ・ナライブ
- 革命戦争時、彼らの所属していたインディゴ・チェイサーを壊滅させた。意外にもノーヴィーからは恨みを抱かれておらず、寧ろ天帝という立場に束縛されるヴァルベルムに哀れみを感じている。
- 大将
- 彼の経営する「栄伝屋」に1人の客として訪れている。
版権作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- ドレイク・ルフト
- NOAHS加盟後、共に覇道を歩む者として良き同志となる。
- 似た者同士のためか、ヴァルベルムが身柄を拘束された際には、NOAHSの新たなトップに据えられている。
- デキム・バートン
- 自らの器を測れず物事を他人に任せ自分から動こうとしない彼のことを心底軽蔑しており、最後通告としてリリーナの処刑を命じる。
- ゲッターエンペラー
- 未来世界の地球人同様の脅威であり、エンペラーが誕生する運命を変える事も自身の計画に含んでいる。
- ゴジラ
- 「破局」を齎すゴジラの脅威を理解しているため、冥帝連合と共にゴジラの眷属であるラドンやクモンガの大群を引き付ける形で、Yzネクストに一時的に協力する。
- シャア・アズナブル
- 『Y』本編では彼がアクシズを地球に落とさなかったため、拒絶ルートでは彼に代わりアクシズ落としを決行する。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
- エンディーノス
- 自らの専用機として開発された「天帝騎」。
- ギガン・エンディーノス
- エンディーノスを核するラー・ヴァルの最終兵器。対話ルートラスボス時に搭乗する。
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