革命戦争
革命戦争(レヴォル・ウォー)とは、『スーパーロボット大戦Y』で起きた戦争。本作の前大戦に該当する。
概要[編集 | ソースを編集]
新宇宙正暦057年に勃発した大戦。
アースノイドとスペースノイド、ナチュラルとコーディネイター、古い権力者と新たな力、といった地球側と宇宙側による複数の対立構造からの戦いがほぼ同時に発生。それに加え、異世界バイストン・ウェルから来訪したオーラバトラーの軍勢が引き起こした戦いによる混乱と、デビルガンダム事件、Dr.ヘルによる大規模テロ、更に妖魔帝国やキャンベル星人の侵攻も発生し、一時は地球人類の存続も危ぶまれるなど、新宇宙正暦000年の新銀河大戦以来となる大規模な戦争となった。
戦時中は神聖ブリタニア帝国とティターンズ、ドレイク・ルフト陣営が組み、それに対抗する形で黒の騎士団とエゥーゴ、シーラ・ラパーナ陣営、5人のガンダムパイロットが協力しており、特戦隠密・朧も反ブリタニア側に加勢していた。
人類同士の戦争は、各陣営の指導者であったジャミトフ・ハイマン、パプテマス・シロッコ、ギルバート・デュランダル、ハマーン・カーン、ミリアルド・ピースクラフト、シャルル・ジ・ブリタニア、シュナイゼル・エル・ブリタニア、トレーズ・クシュリナーダが倒れ、最終的に地球側の指導者として皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア、宇宙側の指導者としてシャア・アズナブルが残った。またDr.ヘル一派、キャンベル星人、デビルガンダムが倒され、オーラバトラーの軍勢は消失、妖魔帝国はプリンス・シャーキンや巨烈兄弟が倒された事で一時的な撤退へと追い込まれた。
最終的にシャアとルルーシュ両者による決戦が迫っていたが、ルルーシュが衆人環視の状況で暗殺される形で終戦を迎えた。これは戦争を望む指導者の死によるものだけでなく、長い悲惨な戦いを目の当たりにしてきた事で多くの人々が憎しみを捨てて平和を望んだ結果とされている。
戦後、人々の意識を変革させたという事から「革命戦争」の名で呼ばれるよう事になり、世界は再編され新地球連邦政府の誕生へと繋がった。
余談[編集 | ソースを編集]
- 並み居る各陣営の指導者の戦時中における明確な生死や当時の状況など、詳細については深く語られていない[1]。
- 『スーパーロボット大戦W』でも前大戦として同名の戦争が起きており、こちらでの読みはそのまま「かくめいせんそう」。『新機動戦記ガンダムW』の出来事に該当する内容となっており、ほぼ原作通りの出来事であった模様。
- 戦中まではおおよそ1世紀に亘って全人類を政治・経済・軍事的に統一した世界連合国家が存在していたが、戦後はトレーズの隠された遺志によって各国家に主権が置かれるようになり、その意思統一機関として新・国際連合が誕生した。
脚注[編集 | ソースを編集]
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