サイゾウ・トキトウ
サイゾウ・トキトウ | |
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外国語表記 | Saizo Tokito |
登場作品 | |
声優 | 草尾毅 |
デザイン | 西E田 |
SRWでの分類 |
パイロット 主人公 |
プロフィール | |
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異名 | 野獣ネクタイ |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
誕生日 | 8月13日 |
年齢 | 27歳 |
血液型 | B型 |
所属 | VTXユニオン(第二試験課→特務三課) |
役職 | 主任 |
サイゾウ・トキトウは『スーパーロボット大戦T』の男主人公。
概要
巨大複合企業「VTXユニオン」に勤務する男性主任。特務三課に所属している。炭火の如き熱さを持ち、ビジネスで結果を残すコツ「やれば出来て当たり前」、「できる、やります、やってみせます」を心得ている男。
前所属は第二試験課であり、同課時代に搭乗した試験機を半壊レベルに酷使していたため「野獣ネクタイ」の異名を持つが、その異名に対して、ビジネスチャンスに目が無い他、親しい人物には砕けた口調になるなど、溢れたハングリー精神とフランクな一面も持つ。ボーナスが出たら部隊まとめて奢るほど気風の良さも持つ。
相手が言ってほしい言葉・取ってほしいスタンスをナチュラルに選択できる天然タラシ。一方、言葉が足らない為にしばしば男女関係的に誤解を与えることが多く、自身の周辺の女性に対しては恋愛感情も抱かない位に関心を示さない(業務における人間関係は除く)点から、どれだけアプローチを受けても反応のない面が目立つ。ちなみに、資材課の女性から告白されたこともあるらしい。
VTX社訓に関しては側面ごとだが肯定的。
VTX ユニオン入社の経緯
入社前の彼は、エアレーサーのプライベーターであり、一匹狼然とした人物だったようである。
しかし、それ故に早々に壁にぶつかることとなり、そこをアマサキ係長(現課長)に拾われて入社に至る。
入社当初はその経緯や性分から孤立気味であり、周囲に当たり散らしイライラさせることも日常茶飯事だったが、アマサキの説得により改心。社員としてのチームワークを学んでいくようになり、自分の居場所を見出していく。
この辺りは、挫折とチームワークとは無縁であったダイマ社長とは対照的である。また、己の性格を矯正するため、敢えて正反対ともいえる言動・立場にいるという意味では、この人物に近い。
登場作品と役柄
VXT三部作
- スーパーロボット大戦T
- 本作の男主人公。決してブレる事のない鋼のサラリーマン魂で三課を引っ張っていく。「サラリーマン」に込められた真の意味を、戦いをもって提示する。
- 主人公ルートでの呼称は「主任」。
- 激闘ルートのエンディングではどこぞの高額債務者の如く「恋人にするなら」で、1.ラミィ、メリル、エイミスの誰か、2.サギリ、3.ルーディーの三択を迫られる。
パイロットステータス
能力値
射撃と回避に優れ、それ以外の能力も全体的に高いリアル系万能型のステータス。特に回避はキリコと並び味方パイロット中トップの数値を持つ。技量も初期値が181とオリジナル系主人公としては高めなのだが、本作には技量180台がゴロゴロいるため相対的にはそれほど高い方ではない。
精神コマンド
- T
- 直感、努力、狙撃、気合、決意、魂
- デフォルト及びサブ主人公時の精神コマンド、サイゾウを主人公に選べば変更可能。今作は応援の消費SPが全体的に安いため努力の使い道があまりないが、狙撃を習得できるのが最大の特徴でこれはデフォルト誕生日のサギリや特殊誕生日には無い利点である。ティラネードの長めの射程やラミィの習得できる突撃も活かせば、大ボス相手の反撃さえも封じられる上、同じく射程に優れたヴォルケイン改などへの援護にも組み込みやすい。
- 一方、サギリを主人公に選んだ場合、ゲシュペンストに乗るサイゾウの精神コマンドはこれで固定になる。ゲシュペンストは(カスタムボーナス込みだが)修理装置と補給装置を両立する数少ない機体である一方、攻撃力は主力になるほど高くはないので、後半になるほどサポート役としての立ち回りが求められるのに対して、このバリバリの攻撃用ラインナップでは辛いものがある。
特殊スキル
エースボーナス
- 気力130以上で与ダメージ1.1倍。移動力+1
- 『T』で採用。
人間関係
- サギリ・サクライ
- 女主人公。彼女とはVTXユニオン入社時の同期であり社内ライバル関係にあたる。
- 三人娘と違い、サイゾウに対して恋愛感情は抱いていないようではあるが、「対等」という意味では一番近い位置にある。
- ラミィ・アマサキ
- VTXユニオン特務三課の新人。彼女に先輩サラリーマンとしてサラリーマンの神髄を叩き込み、時に呆れられながらも彼女を引っ張り導いていき、やがて彼女から好意を寄せられるようになる。
- メリル・スパンナ
- 同僚。好意を寄せられるようになる。
- エイミス・アーネスト
- 同僚。好意を寄せられるようになる。
- ヒロスケ・アマサキ
- VTX特務三課課長で、サラリーマンの何たるかを教えてくれた恩師でもある。
- ダイマ・ゴードウィン
- 自社の社長だが、プロジェクトTND立ち上げの際に彼が自身の名を覚えていなかったことから、不信感を抱いた。最終話にて本性を露わにした彼を「地球の恥さらし」と断じるが、その後も社長としての彼に対しては敬意を変わらず抱き続けている。
版権作品との人間関係
- 剣鉄也
- 『T』では第1話より連邦軍から特務三課に出向してきた彼とはT3のメンバーの中でも最も長く付き合う友人となり、彼の事もVTX社員と変わらず特務三課の一員として接している。
- ドモン・カッシュ
- 『T』では弓首相の依頼を受け、彼のサポートを行う。
- スパイク・スピーゲル
- 『T』では序盤より契約を結び、フランクな協力関係を築くが、彼の嫌いなものに「面の皮の厚いサラリーマン」が追加されてしまった。
- ヴァン
- 『T』では彼の復讐に対しては「復讐が虚しいかどうかは本人が決めることだから口出ししない方がいい」というスタンスをとるなど概ね肯定的であり、彼の戦いには惜しみなく助力する。
- テンカワ・アキト
- 『T』では火星の後継者との戦いのために自分を雇うよう売り込む彼の申し出を受け、仲間として同行させる。
- 木下藤八郎
- 『T』主人公時ではなんと飲み友達。お互いに「ちゃん」付けで呼びあうなど親しい関係。
- 竹尾ワッ太
- 『T』におけるサラリーマン仲間でありライバル。
- エルドラチーム
- 『T』にて、彼らの強引な態度に押されていた。
- アンジェラ・バルザック
- 『T』ではディーヴァを追放された彼女を特務三課のアルバイトに勧誘する。
- ハマーン・カーン
- 『T』ではT3に敗北後、行く当て無く宇宙を放浪する彼女を特務三課のアルバイトに勧誘する。
名(迷)台詞
主人公
- 「出来ない理由を述べるより、出来る方法を考える…」
- 第0話の戦闘前イベントより。保身に走るサラリーマンではなく、困難な状況を打開するプロフェッショナルとしての姿を見せる。
- 「それ以外に何があるんだ?」
- 第26話「会社と人と誇りと」ミッションクリア後のシナリオデモより。ラミィから(『自分の素性と正体に勘付いていたにも関わらず無関心であった』彼の態度と言動に対し、理由を聞かされて立腹した際に放った)問い掛けの一言「この際、思い切って聞きますけど、主任にとって私は部下でしかないんですか!?」を受け、素のままに発した返答である。この答えにドモン、ヴァン、チャム、ラ・ミーメは絶句、ノリコと海に至っては鈍感さを指摘する一言を呆れ気味に彼へぶつけてしまう。加えて親友である木下からは唖然とした表情で「サイゾウちゃん…」と呟かれてしまい、業務提携という立ち位置で接しているスパイクからも「お前には呆れを通り越して、ため息も出ねえよ…」と匙を投げられる始末。
- だが、これだけ非難される状況に置かれてもサイゾウ本人は「どうした、みんな?」と不可解な反応を示した為、鉄也からは「お前は立派なサラリーマンかも知れないが、人間としてはまだまだだ」と苦言を呈されている。
- 「俺達は決して一人じゃない…。そして、会社に命じられるままマシンのように働いてるわけじゃない…」
- 「その誇りがあるから、俺達は仕事に生命を懸けられるんだ」
- 同上。元・一匹狼がチームワークの意味と誇りを新人・ラミィに伝えていく。
- 「課長…。早速、『怒気! 女だらけのロボットファイト!(装甲)ポロリもあるよ!』の企画書をまとめます」
- ボーナスシナリオ「ヨロイファイト・レディゴー!」より、アレンビーとプリシラの対決に注目して。いろいろとぶっ飛んでいる企画である。
- その上、男性は絵面的に邪魔だという理由でドモンとヴァンへ早々にダブルノックダウンを要求する始末。
- 「藤八郎ちゃん…。それは一歩間違うと最悪の結果になるぞ」
- 第30話「少年は振り向かない」(正規部隊ルート選択時)ミッションクリア後のシナリオデモより。アムロがT3へ加わることになった際、ベルトーチカとの同伴の許可をブライトに求めた時の振る舞いから、その場にいたT3隊員一部が『大人の余裕と風格を持った人物』として好印象を抱き賞賛。この時に光とマーベルが話していた一言を聞いた木下が「大人が子供っぽく振る舞うと女性陣のハートをつかめるのですね!」と発したことから、呆れた表情を浮かべつつ当人へ上記の苦言を呈した。
サブ主人公
- サイゾウ「確かにサクライの外見に騙される奴は、俺達の同期にも何人かいた」
- サギリ「騙されるとは失礼ね、トキトウ君!」
- サイゾウ「ならば、いいのか?ここでヤマダとサトウとスズキの事を話しても」
- サギリ「い...!」
- サイゾウ「特にヤマダはひどかったな...。『120分食べ放題・3ラウンド目の悲劇』は今でも伝説として語り継がれている」
- 「本人はデートのつもりだったのに、まさか、5時間以上も飯を食い続け、あげくにスカートのホックが...」
- サギリ「わー!わー!わああああああああああああっ!!」
- 第8話のインターミッションより。サギリのデート失敗談で、かなり意地の悪い笑顔を浮かべている。
搭乗機体
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