イルイ・ガンエデン
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イルイ・ガンエデン | |
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外国語表記 | Irui Gand Eden |
登場作品 | |
声優 | 山内奈緒(現:真木ナオ) |
デザイン | 河野さち子 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦α |
SRWでの分類 |
パイロット ラストボス |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(サイコドライバー) |
性別 | 女 |
年齢 | 不明(半不老不死) |
所属 | バラル |
イルイ・ガンエデンは「αシリーズ」の登場人物。
概要
その昔、ナシム・ガンエデンよりサイコドライバーの資質を見込まれ、ガンエデンの巫女(マシアフ、或いはマシヤフ)となった女性。
姿を自在に変えられる能力を持ち、αナンバーズに接触した時は10歳前後の少女であったが、実際は20代前後の姿が本来のイルイである。
封印戦争時は地球を封印の地にする事で地球の守護を図っていたが、αナンバーズに敗れる。
その後、消息不明・生死不明の状態になっていたが、再びαナンバーズの前に姿を現す。ムゲ帝国に捕らわれるなど、紆余曲折を経ながらもαナンバーズに協力。最後は再びナシム・ガンエデンに搭乗しαナンバーズと共闘、ケイサル・エフェスと戦った。銀河大戦の時点では少女の姿で固定され、決戦でガンエデンを再召喚した際にのみ、本来の姿に戻っていた。
余談だが、本来の姿で登場する時は全裸というバンプレオリジナル史上最も露出度が激しかった人物でもある。公式イラストでは見えてはいけない部分は髪の毛で無理矢理隠されている。
キャラとしてのシチュエーションは『ヒーロー戦記』のアポロン総統ことギリアム・イェーガーと近く、事情は異なるが最後に敵として立ちはだかるところが共通している。
登場作品と役柄
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。本作のラストボス。封印戦争の戦中で記憶喪失の少女として主人公に接触。その目的はαナンバーズが地球を守る者として相応しい人々であるかを見定めることであった。一時は姿を消すが、αナンバーズに敵対する勢力を全てを打倒し、再び現れたイルイはガンエデンの力で地球を完全封印することをαナンバーズに告げる。αナンバーズはそれを良しとせず、イルイと敵対することなるが、イルイの発言はガンエデンの残留思念に取り込まれている状態である事が判明。αナンバーズは彼女を救おうとしたが、イルイはそれを拒み、最後の力を持ってガンエデンの力を相殺した。この時点での彼女の安否は誰を主人公に選択したかにかかっている。
- なお、本作でキャラクター事典に登録されるのは大人バージョンのみ。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 本作では前作で器を失ったナシム・ガンエデンと意識を共有した状態であり、その関係でほとんどのシーンではナシムの意識が表出した状態。地球を守るというガンエデンの使命と、仲間を助けたいというイルイの意志を折り合わせる形で、サイコドライバーの力でαナンバーズを導く先導役となった。
- 共通ルート第49話「銀河に響く歌声」でようやく自軍に合流し前作主人公と再会するが、第53話「出航!銀河殴り込み艦隊!」でゴラー・ゴレム隊に拉致され、第55話「まつろわぬ神」で離脱してからは最終盤まで姿を見せなくなる。隠し最終話「今遥か遠い彼方…」ではスポット参戦するが、初期位置が遠いため自軍ユニットを先んじて向かわせ、あらかじめ戦線を下げておくのがベター。
- 大戦後はナシムの意志は徐々に消えつつあり、念動力も薄れ始めているが、それを良しとして一人の少女「イルイ」として生きていく事になった。ちなみに具体的にどうするかは選択した主人公で変わり、トウマ編ならゼンガー、クスハ編ならクスハとブリット、クォヴレー編ならアラドとゼオラに引き取られ、セレーナ編ならチームTDと共にハイペリオンで銀河に旅立つ。
- 今作では条件次第で最終話に増援として登場する。前作のラスボス時のステータスと殆ど変わらないので、非常に頼もしい。更に今回新規収録の際に少女声のイルイが収録されたほか、第60話(最終話)「今遥か遠い彼方…」においてゼンガー、クスハ、アラド、アイビスが援護攻撃でイルイを支援するとお互い専用のセリフを喋る。なおゼンガーは全ルートに登場するが、援護台詞があるのはトウマ編のみなので注意。
- 本作では少女バージョンもキャラ事典に登録されるようになった。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 孫光龍共々妖機人絡みでの顔見せの予定があり、没データに顔グラフィックが用意されている。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 地上ルート32話にて初登場。本作の少女バージョンはアイビスに救出される。『第2次α』と違い、主人公陣の多くのバックグラウンドが異なるためか人間関係が多少整理されている。
- 基本的にはアイビスルートを基準に各主人公と交流する形で、普段はアイビスの部屋で彼女の帰還を待っていたり、『第2次α』同様アイビスにペンダントを手渡すなど本作でもアイビスとの絆が描かれているが、クスハやゼンガーとの原作イベント(龍虎王の復活とコーヒーを淹れてあげるなど)も再現された。
- 最終盤で敵として登場。今回は本名こそそのままだが、名義は「ガンエデン」となっている。『第2次α』の主人公勢との戦闘台詞も大幅に増えており、ギリアムやロアなど異世界組との戦闘時には意味深な台詞も。
- 機体・本人ともに『第2次α』当時からあちこち強化されているが、防御という面では往年ほどの耐久力はなく、せっかくのエースボーナスも登場シーンの兼ね合いでほぼ役に立たない。ただし、念動力補正による異様な命中率と攻撃力は健在なのでそこは注意。今回は説得イベントはなし。
- 結末は『第2次α』と同じく表向きには生死不明だが、ルート次第では蓬に救出されたと判明するという、ゼンガールートに近いものとなっている。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- 鋼龍戦隊のメンバーから安否を気にされているが、本人は直接登場しない。
パイロットステータス
能力値
防御は若干低めではあるものの、ラスボスだけあって全体的に非常に高い。
『第2次OG』ではイルイが表に出ている時の性格は「普通」、ガンエデン自体がパイロットになると性格が「超大物」へと変化する。
精神コマンド
- 第2次α
- 愛、感応、信頼、祝福、激励、期待
- 地球の守護神だけあって思いやりのあるものばかり。なお、全てのコマンドが消費SP10に設定されている。
- 第3次α
- 愛、感応、信頼、祝福、激励、応援
- 「愛」は消費SP50、「激励」は消費SP40になってしまったが、それ以外は『第2次α』と同様に消費SP10のままとなっている。
- 第2次OG
- 愛、感応、信頼、祝福、激励、期待(ツイン)
特殊技能(特殊スキル)
- 第2次α
- 念動力L9、底力L9、戦意高揚、気力+(ダメージ)、ガード、Eセーブ
- 念動力+底力+ガードで命中率と防御力にかなりの補正がかかる。
- 第3次α
- 念動力L9、底力L9、戦意高揚、気力+(ダメージ)、ガード、援護攻撃L3
- ナシム・ガンエデンのマヴェット・ゴスペルは射程13もあるので、援護攻撃との相性は良い。
- 第2次OG
- 念動力L9、2回行動、底力L7、気力限界突破、気力+(ダメージ)
小隊長能力
- MAP兵器無効
- 『第2次α』で採用。ただし、彼女の周りに敵が密集しているわけではないので、あまり意味は無い。
- 小隊全機の地形適応「空陸海」をAにする
- 『第3次α』で採用。ただし、「登場マップは宇宙」「小隊はイルイ一人」「地形適応はイルイ本人も搭乗機も全てS」と全く意味の無いものになっている。
エースボーナス
パイロットBGM
- 「TWIN ICON」
- ガンエデン専用BGM。
- 『第2次α』ではブンドルの「美しく青きドナウ」、レーツェルの「Trombe!」、試作2号機の「MEN OF DESTINY」より優先度が低い。
- 『第2次OG』では「Trombe!」よりも優先度が高く設定された。
- 「SKILL」
- 『第2次OG』でHPを削っていくとこれが流れ始める。ちなみに歌ありの原曲。
人間関係
地球連邦
- ゼンガー・ゾンボルト
- 『第2次α』で同胞を失い、苦難を強いられたゼンガーの心の拠り所。イルイが地球封印すると告げると、ゼンガーは「神を断つ剣」としてイルイとガンエデンの鎖を取り払おうとしたが、結局彼の手で救うことは出来なかった…。だが、バラルの園崩壊後に宇都宮比瑪に発見される。
- 『第3次α』のトウマルートではEDで彼とソフィアの養子となる。
- コーヒーイベントは『第2次OG』でも再現されている。
- クスハ・ミズハ
- 友達以上に共に接していき、ガンエデンから彼女を救い出した。クスハの天然さに興味津々であった。
- アラド・バランガ
- 明朗活発なアラドにとっては兄妹のような関係。ガンエデンと運命を共にしたときは単身イルイを救いだすことに成功。イルイをキンケドゥ・ナウ夫妻に預け、怪我の療養をした。
- アイビス・ダグラス
- 銀河を飛ぶことを諦めたアイビスの心の拠り所。イルイがガンエデンと運命を共にする際は彼女のみ、時の間で少女のイルイと別離するイベントが用意されている(アイビスシナリオのみ、イルイが生存しているという描写は全く描かれない)。その後イルイが生きていると知ると、平手打ちをかまして寂しい思いを涙ながらに語り、イルイ共々に涙流しての感動の再会となった。なお、『第2次α』中盤以降、アイビスがつけているペンダントはイルイがプレゼントしたもの。『第2次α』・『第3次α』通して彼女との絡みが最も多い。アイビスは「妹みたいな存在」「大切な友達」と言っている。上述の事からか、『第2次OG』でも上記主人公陣の中で彼女との関係が最も濃く描かれている。
- ツグミ・タカクラ
- 『第2次α』では彼女の眼鏡を装着した姿を披露(顔グラも変化)し、その可憐さを周囲から絶賛されるイベントが存在する。実際ほとんど違和感がないので、興味があれば見ておくといい。
- トウマ・カノウ
- 『第2次OG』ではトウマがパイロットになる前までは非戦闘員の雑用係同士である為、トウマが面倒をみる場面も多かった。
- クォヴレー・ゴードン
- 「アイン・バルシェム」であった頃の彼のターゲットだったが、当人と関わる場面は少ない。
- セレーナ・レシタール
- 彼女のチームであった「チーム・ジェルバ」からは保護対象とされていた。
- ギリアム・イェーガー
- 先述の通り、初登場作品での立ち位置が似ている人物。『第2次OG』では、ナシムの方は彼が他の世界からの転移者であることを見抜いていた模様(後述)。
- イーグレット・イング
- 『第2次OG』で登場した人造マシアフで出自や立ち位置等、あらゆる面でイルイとは同一、且つ対極の存在。真の最終回ではユーゼスに囚われた彼を助け、ユーゼスの打倒をイングと鋼龍戦隊に託す。
バラル
- 孫光龍
- 彼女とは力による服従関係であったが、イルイがガンエデンとしての力を失うと彼女を見限り、孫光龍自身は別の方法で生き延びる選択をする。
- 夏喃潤
- 「巫女」としてイルイを追い、最終的にバラルへと連れ去った。
- 蓬瓜尊
- 「古の忌億」をクリアすると、崩壊するバラルの園から彼によって救出されることになる。
- ククル
- 『第2次α』ではナシム・ガンエデンに取り込まれていたとはいえ、下僕であったケレンを使って間接的に彼女を死に追いやってしまい、イルイ自身もそのことに心を痛めていた。『第2次OG』では逆にナシムによって命を支えている状態であり、イルイ自身との絡みはあまりない。
ゼ・バルマリィ帝国
- ルアフ・ガンエデン
- ガンエデンに選ばれたという意味では同類の存在。
- ハザル・ゴッツォ
- シヴァーの命令により、イルイの力を狙う。
- シヴァー・ゴッツォ
- ルアフを倒すためにイルイの力を狙っており、拉致した際にはイルイをゲベル・ガンエデンの制御コアとして利用した。
- アルマナ・ティクヴァー
- ルアフとは別の意味で同じ存在。
- ケイサル・エフェス
- ナシムとしての同胞。しかし、怨念に支配された彼とは最終的に袂を分かつ。
版権作品との人間関係
スーパー系
- 真田ケン太、天海護
- イルイ個人としては仲の良い友達だが、ガンエデンの意識は「人類を星の海へ導く存在」として、2人を敵視していた。
- 獅子王凱、卯都木命
- 『第2次α』アイビスルート第31話では、彼らのペンダントに纏わるエピソードに影響を受け、自分のペンダントもお守りとして身につけて欲しいとアイビスへ渡す事に。
- 巴武蔵
- 『第2次α』での壮絶な死に様をαナンバーズの面々が悼む中、ただ一人イルイのみが「彼の意思が何か大きな力と一つになった」事を感じ取る。
- また、最終話に於ける竜馬との説得イベントではガンエデンの支配下にありながらも、武蔵の事を覚えていた描写が有る。
- ひびき洸
- 『第3次α』にてアポカリュプシスを伝えるため彼と接触する。
- タシロタツミ
- 『第3次α』終盤で彼が艦長を務めるヱルトリウムに乗船し、ゲートを起動させて「銀河中心殴り込み艦隊」を超長距離ワープさせる作戦に協力。その際、彼のアポカリュプシスに抗う決然とした意志を聞き、安堵の表情を浮かべる。
- 地獄大元帥
- 『第3次α』にてイルイの身柄を狙う。一度は拉致に成功するも、シャピロにイルイの身柄を奪われた挙句、死に追いやられてしまう。
- イキマ、アマソ
- 『第3次α』の中盤で邪魔大王国に拉致された際、彼らに拷問に近い扱いを受けてしまう。
- フローラ
- サブシナリオで彼女の手により、脳の働きを止める針を打ち込まれてしまう。しかしイルイ本人は彼女の境遇を薄々と理解しており、そのことを恨んでいなかった。
- シャピロ・キーツ、ムゲ・ゾルバドス
- 『第3次α』でシャピロは神となるべく、ムゲはアポカリュプシスを乗り越える為に、それぞれイルイの力を利用しようと画策する。
- ビッグ・ファイア
- 当初の構想では本来イルイの役目は彼が担うはずだったとされている。
- 非公式ではあるが、富士原昌幸氏による同人誌『鋼の救世主-前伝-』では彼との戦いや両者の関係が描かれた。
リアル系
名台詞
- 「誰かが私を、呼んでいる?」
- 少女声のイルイが口にした言葉。第3次αでは一言台詞になった。
- 「悪いのは…ネオ・ジオンや他の星から来た人達…あの人達さえいなければ……」
- 『第2次α』にて5thルナが落とされ、αナンバーズが敗退してしまった事に対して。黒化し始めたイルイの姿に思わず嫌な予感がしたプレイヤーも多いと思われる。この感情が引き金となり、ナシムとの同調がさらに強まることに……。
- 「…アイビス………例え、それが…あなたの夢の翼を折ることになっても……………」
「ごめんなさい、アイビス…。 私はあなたとの約束を半分しか守れません…」 - マシアフとして覚醒した後にアイビスへ向けて。イルイと一緒に宇宙へ飛び立つというアイビスの夢に、皮肉にもイルイ自身が最後の壁として立ちはだかることに。
- 「お願いよ、アイビス…。最後に見るアイビスが泣き顔なんて嫌よ…。あなたは私の…大好きな人なんだから…」
- 『第2次α』、アイビスとの離別の際に。これだけ見るとまるで恋人のようである。
- 「ありがとう…。この星に生まれて…よかった…」
- 『第2次α』、アイビスとの離別の際に。
- (アイビス、おめでとう…あなたの夢が今、叶うのね…私、アイビスと一緒に行く事は出来ないけれど…でも…心から祝福させてもらうわ…おめでとう、アイビス…そして…いってらっしゃい…私達の夢を乗せて………)
- アイビスルートのエピローグより。場所も知れぬ何処かで独り、アイビス達の旅立ちを見守るイルイのモノローグを以って、第2次αは幕を閉じる。
- 「お願い……助けて……みんなを……助けて……!」
- 一言台詞に収録されている。『第2次α』・『第3次α』ともこれが出て来る場面はなく、半分没データとなっている。クストース関連で収録する予定でもあったのかもしれない。
- 「私…あなたに似た人を…知っている…その人は…邪魔大王国の…ヒミカに忠誠を…誓わされ…独りで…孤独に戦っていた…そして、ガンエデンは…その人の…生命を…」
- 『第3次α』第46話「さらば父よ、戦士たちの旅立ち」より。トウマルート限定の台詞。邪魔大王国の地下牢に捕らわれたイルイが同じ牢に閉じ込められていたフローラと会話したときに。その人とは第2次αのゼンガールートのみに登場したククルのことであり、物語中盤でゼンガーと和解するも、その直後にガンエデンの下僕であるクストースのケレンの攻撃を受けて死亡してしまう。
- 「あなたは…嘘をついてる…」
「あなたに…思い出して欲しい…戦うことの…無意味さを…。そして…人間の心の…素晴らしさを……」 - こちらも『第3次α』第46話での台詞。「人間としての心など必要ない」と言い張るフローラを説得しようとした。
- 「ゼンガー…私も悪を断つ剣となります」
- 『第3次α』最終話「今遙か遠い彼方…」のトウマルートにて。ゼンガーと共に彼女もまた悪を断つ剣として悪霊の王を討つため、愛すべき人達と守るべき世界のために戦う。
- 「ごめんなさい…ごめんなさい、アイビス…」
「でも…アイビス達をまた…戦いに巻き込んだら、私…」
「うう…うわわ…ああ…」 - アイビスとの再会に際して。二人とも感極まって泣き出してしまう。
- イルイ「アイビス…」
アイビス「だから、イルイ…。あたし達といっしょに行こう…いっしょに銀河を飛ぼう…」
イルイ「でも、私…もうすぐ念動力も消えて何も出来なくなっちゃう…そうしたら、アイビスに迷惑をかけちゃう…」
アイビス「そんなことないよ、イルイ。ハイペリオンには仕事は山ほどあるよ」
ツグミ「そうよ。今のチームTDのメンバーじゃ家事が出来るのは私だけなんだから」
イルイ「私…お料理とお掃除なら少しは出来るよ…」
アイビス「それで十分だよ、イルイ。だから、いっしょに行こう」
イルイ「うん…!」 - 『第3次α』のセレーナEDより。マシアフ、そしてガンエデンの縛りから逃れ、唯一人の人間に戻ったイルイは、アイビス達と共に銀河を駆ける旅に赴く。なお、イルイの境遇についてはこの展開が正史として扱われている。参考までに記しておくと、αシリーズにおいて全体シナリオはクスハ、アルマナの境遇はトウマ、ケイサル・エフェスとOGへの繋がりはクォヴレーがそれぞれ正史となる。
- 「この時、この場所に強念者が集ったのは、偶然ではありません」
「何故、この時代に強念者が数多く生まれたか……その理由を考えるのです」 - 『第2次OG』における念動力者に対する特殊セリフの一部。「DWRoA」でタスクが念動力者が部隊に複数存在している状況(『第2次OG』終了時点でその数なんと12人)を「イカサマくさい」と評していたが、あながち間違っていなかったようである。念動力者同士のカップルについては「恋愛という名の前世からの因縁」で説明できるかもしれないが、それだけではここまで念動力者が集結している理由にはならない。どんな必然があるというのだろうか。
- 「ええ……あなた達と……同じように……あの青い美しい星を……もう一つの……始まりの地を……」
- 「封印戦争」より。ナシムの念を自らの力で抑え込み、バラルの園と共に光に消えて行った……。
地球を「もう一つの」始まりの地と称している辺り、もう片方はやはり、ゲベルの座するバルマーのことだろう。「母なる星の護り神」でもナシムの念を抑え込む。 - (神が……人に敗れた……それじゃ……みんな、生きてる……また……会える……)
- 「古の忌億」クリア後、何処かの海岸で蓬瓜尊から去り際、「我が神は、人に敗れたのです」と告げられて。ガンエデンが敗北し、バラルの園が消えた。鋼龍戦隊との再会の時は、決して遠くはないであろう。
戦闘台詞
- 「テフィリンの開放を…」
- フォロー・ザ・サン。テフィリンはヘブライ語で護り・防御の意味。ガンエデンの中から大人イルイ(全裸)が出撃して、ガンエデンの聖霊(ガンエデン・ルアフ)を呼び出す。
- 「ガンエデンは神なんかじゃない……! 私にはわかる……ただの機械なのよ……!!」
「…壊して……お願い………私を……!」
「早く………私を壊して……ああ…早く…!」 - 大破時被弾。ナシムとの意識の分離が進み、本来の顔が出て来ている。
- 「今こそ、私も剣となりましょう……」
- 『第3次α』の最終話「今遙か遠い彼方……」限定の汎用開始台詞。かつてイルイが見出したαナンバーズがそうであるように、ナシムもまた、自らを剣として戦場を往く。
- 「ゲベル、私達の役目は終わったのです……」
- 対ケイサル・エフェス。人類が銀河で生きることを選択し、運命の審判を乗り越えた今、ガンエデンはもはや必要ないのだと、最後の同胞を諭す。
- 「越界者よ……終焉の時はまだ……」
- ギリアムやロアからの被弾台詞。DWでクォヴレーが言及した「大いなる終焉」か、Zシリーズの「神話の果ての終焉」か、αシリーズの「アポカリュプシス」か……?
- 「あなたは……私と同じ……?」
- 「人造のマシアフなどと……小賢しい」
- 対イングの台詞。前者はイルイ、後者はガンエデンの台詞。自分と同じ存在であると口に出すイルイに対し、ガンエデンの方はこの時点で唯一イングの正体及び創造者の真の狙いに気づいていた。
搭乗機体
- ナシム・ガンエデン
- 『第2次α』での表記は「ガンエデン」。機体の地形適応は全てSなのだが、武器の地形適応が全てAのため総合的な攻撃力は若干弱い。ちなみにこの時の修理費用は24000。
- 『第3次α』でも破壊された筈の本機に搭乗。どうも無限力によって「ガンエデン」を再現したものらしく、前作のガンエデンとは別物の可能性が。地味に修理費用が0になっている。
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