ライディーン

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ライディーン
外国語表記 Raideen
登場作品 勇者ライディーン
メカニックデザイン 村上克司(原案)
安彦良和(クリンナップ)
全長 52m
300m(『ラ・ムーの星』発動時)
重量 350t
動力 ムートロン
出力 80万馬力
装甲材質 ムートロン金属
開発者 古代ムー帝国
所属 ムトロポリス
主なパイロット ひびき洸
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概要

勇者ライディーン』の主役ロボット。和風甲冑を纏った様な外見をしており、機体色はトリコロールカラーで纏められている。

1万2千年前に古代ムー帝国を襲撃した妖魔帝国に対抗する為、ムー帝国の長であるラ・ムーの命により大陸中の科学者を総動員し、ムー科学の粋を集めて製造されたが、完成と同時期に起こった天変地異によってムー大陸は妖魔帝国ともども壊滅的な打撃を受けてしまう。遠い未来に妖魔帝国が復活する事を予見したラ・ムーは、来るべき時に備え完成直後のライディーンを封印。程無くして古代ムー帝国は滅亡した。

時は流れ西暦1975年、妖魔帝国の胎動を察知したムーの意思によってライディーンは封印を解かれ、自身のマスターと成り得る念動力者の到着を待つ…。

通常は金色の素体の状態で神面岩の中に収納されており、ムー帝国人の血を引くひびき洸がフェードインする事で起動する。

謎の超エネルギー・ムートロンで稼動し、装甲に使用されているムートロン金属は素体状態に戻る事で自己修復能力を発揮する。なお、戦闘時よりも素体状態の時の方が防御力は高いようで、巨烈獣の攻撃を喰らってもビクともしなかった。

機体そのものにムーの意思が宿っている模様で、物語序盤では妖魔帝国の行動を察知すると洸をトランス状態に掛け、出撃を促していた。更に終盤では現代科学による武装追加を拒絶し、自らの意思で封印されていた強力な兵器を次々に解禁していった。その一方で、人の手による修理作業は受け入れている。

洸とは念動力を媒介として一心同体の関係にあり、彼の意志を通じて強大なパワーを発揮するが、同時にこの操縦システムは諸刃の剣であり、強力な武装を使用する程パイロットの体力を消耗させてしまうという欠点を併せ持つ。さらにはライディーンが許容以上のダメージを受けると、その影響が洸自身にも伝わってしまうという重大な弱点も存在し、巨烈獣コーカツとの戦闘では洸の死という最悪の事態を招いてしまった。

妖魔大帝バラオとの最終決戦では、全長800mを誇るバラオに対抗するべくレムリアがムートロン制御装置「ラ・ムーの星」を発動させた事で、300mの超巨大化を果たした(身長データは当時の『テレビマガジン』特集記事より抜粋)。

ゴッドバード

変形した高速飛行形態。鳥を模した外見をしている。この状態での体当たりはライディーンを代表する必殺技。

登場作品と操縦者

古代文明の兵器という設定が活かされ、宇宙怪獣アインストシリーズソーディアンと因縁持つ等のオリジナル設定が追加される事が多い。また、『MX』にて本機をオマージュしたラーゼフォンと共演を果たし多くのクロスオーバーを堪能できる。その半面、原作の敵である妖魔帝国と戦うことは少く、ライバルであるシャーキンと雑魚の化石獣がいくつか出るだけ、ということも珍しくない。

能力はスーパー系にしては、装甲HPがやや低い反面移動力運動性が高い傾向にある。武装は非常に充実しており遠距離武器、マップ兵器も持っている。『α』では洸の念動力により当てて避ける使いやすいスーパー系となった。

また、原作では長距離移動手段としてゴッドバードへ変形可能だが、SRWではゴッドサンダー等の戦闘アニメーション中で見られるだけ、ということが殆ど。実際に変形可能なのは現時点では『MX(MXP)』のみ。

旧シリーズ

第3次スーパーロボット大戦
初登場作品。シナリオ「勇者ライディーン」から洸が乗って登場。登場早々プリンス・シャーキンとの決着がついてしまう。隠し要素ターン数がかさむものの、シナリオ「バミューダトライアングル」を通ればゴッドボイスが追加される。
コンプリートボックス』では、初登場時に原作アニメを使用したフルスクリーンのフェードインのデモが追加された。
洸が熱血を持たない為、ゴッドボイスが無い場合は火力に不安はあるが、スーパー系の武器でも最も射程のあるゴッドゴーガンを持ち、海でもスーパー系の中では比較的戦える性能。
第4次スーパーロボット大戦S
スーパー系シナリオ「勇者ライディーン」から参戦。このシナリオではフェードインのデモも用意されている。ゴッドボイスも後半追加されるが、使いすぎると洸がリタイアしてしまうので注意。スーパー系の中では長射程の武器を持ち、ゴッドボイスは終盤の分岐ルートでは最大のダメージソースとなるが、宇宙BでHPや装甲値も高くないので注意が必要。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
トップをねらえ!』の宇宙怪獣と戦うために作られたという設定にされている。本作から洸に念動力が追加。リュウセイ・ダテらと同じく命中と回避に補正が付くので、割りと避ける。
本作ではシナリオ上、条件無しでゴッドボイス等が追加される(同様に無条件で追加されるのは原作終了後設定の『MX』だけ)。
スーパーロボット大戦α外伝
3話から参戦するが、解禁済みのゴッドボイスの威力が距離補正も後押しして作中最高クラス。今回は長射程で反撃に便利なゴッドアルファ、必殺技のゴッドバードの消費EN対攻撃力の効率もよい。さらに洸が援護技能をスーパー系主人公の中ではいち早く覚えるため、長射程を生かした援護攻撃も便利と、アタッカーとして非常に優秀。ただ(洸が気合を覚えると大分解消するが)主な武器にある気力制限が厄介。また念動力強化により後半は「割りと」どころではない回避率となる点も大きな強み。
第2次スーパーロボット大戦α
参戦していないが別の場所で戦っていたことが『第3次α』で語られている。なんとプレイヤー部隊が知らない間に妖魔帝国を倒していたことが判明する(原作通りの展開ではあるのだが、基本的に敵組織との決着は味方全軍で行うことの多いSRWでは驚きの展開である)。
第3次スーパーロボット大戦α
発売前は妖魔帝国との決戦が再現されるかと思われたが、前述の通り解決済み。長射程の全体攻撃が強み。今回は「ムートロンエネルギー解放」という特殊能力が追加され、発動することで真価を発揮する。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
シナリオ「溢れる神秘の力」より参戦。序盤から参戦する為か、HP装甲共に少々心もとない。「悪魔の戦い」で条件を満たすとMAP兵器のゴッドボイスが追加され運動性が20上がる。これがないと単機での能力が低い為、戦力外になりやすい。是非とも手に入れよう。
ゴッドボイスが追加され、洸を2回行動が出来るレベルまで育てると脅威の殲滅ユニットと化す。
スーパーロボット大戦COMPACT for WSC
武器性能が『COMPACT2』準拠になり、猛烈に弱体化した。せっかく追加されたゴッドバードHCも実はリメイク前のゴッドバードと同程度の威力でしかも燃費が悪い。覚醒や再動で位置取りしつつマップ兵器で狙うのが主体になる。
スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
ステージ8「目覚めよ勇者」より参戦。序盤から参戦するためかHPが低く撃たれ弱い。ゴッドアルファがP属性射程1-3、ゴッドゴーガンが射程5-7なので、射程4に穴がある。シーン4以降ガンドール隊から抜けてしまうので、改造は最低限にするか、そもそも使わないでおこう。
スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
ステージ23B「常闇の国」より参戦。登場が遅いのがネック。相変わらず射程4に穴があるので、使っていくなら高性能レーダーでゴッドアルファの射程を延ばしておこう。
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
アインストレジセイアを12000年前に退けた因縁を持つことが語られる。中盤で条件を満たすとゴッドバードHCとマップ兵器のゴッドボイスが追加される。機体性能は心許ないが、本機の真髄は武器性能であり、ゴッドボイスは攻撃範囲が非常に広く、洸が奇跡を習得するパターンだった場合は凶悪。再動で位置取りをサポートしてあげよう。射程の穴は相変わらず。
スーパーロボット大戦IMPACT
機体は攻守バランス型で、最大の強みは洸の持つ念動力。αシリーズと異なり毎ターンSP20%回復なので、開幕から飛ばしていける。攻略本では援護向きと言われるが、装甲とシールドを強化すれば単機でも結構いける。グラフィック流用の関係で、ゴッドバードHCは無いのが残念。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander
格闘・射撃どちらの性能も高く、必殺技ゴッドバードは非常に高威力。さらに洸の射撃Lvを上げると範囲必殺技のゴッドボイスまで覚える(特にペナルティは無し)。総じて非常に優秀なユニットと言える。最終面では、平行世界のライディーンを参考に開発したソーディアンズガードがラストボスとして立ちふさがる。
スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd

単独作品

新スーパーロボット大戦
今回はリアル頭身。ビッグファルコンの護衛に味方増援として登場。登場するやいなやリュウセイを歓喜させる。第25話では特定の地点に待機させると武装にゴッドボイス、ゴーガンソード(強化型)が追加される。
新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
フリーバトルに登場。
スーパーロボット大戦MX
ラ・ムーの星」がストーリーのキーの1つになっているため、原作の敵がいないにもかかわらずイベント的に目立つ。本作をオマージュした『ラーゼフォン』とのイベントも多い。
また、かつて一万二千年前に、レムリアに仕え、ライディーン開発に携わっていたエルンスト・フォン・バーベムによって、ラーゼフォンやベルゼフォンと同じく「調律」の役目を細工されそうになったが、目論見に気づいたレムリアに阻止されている。この為、ライディーンはラーゼフォンのプロトタイプになったロボットという扱いも伺われる。終盤のイベントで発生する、真聖ラーゼフォンとの「デュエット」は圧巻。
ユニット的には原作通りの高速移動手段として、常時ゴッドバード形態に変形出来るようになった。武器のゴッドバードとヘッドカッターは、どちらの形態でも使える。ゴッドボイスは特に何の制限もなく使い放題で、更にMAP兵器版もある。(再動が存在しない中で)洸が覚醒を使えることを生かし、MAP兵器役としての運用も有効。

装備・機能

武器のバリエーションが多く、強化型も存在する。

武装・必殺武器

武装

ゴッドブロック
ライディーンの右腕に装備された盾で、破壊されてもスペアが出現する。内部にはゴッドブレイカーを収納している。
ゴッドブーメラン
盾をブーメラン状に使用する。後にジェットブーメランへと強化された。
ゴッドブレイカー
盾に内蔵された短剣。のちにエネルギーカッターとして改良される。これを伸ばして盾ごと回転させる「スピンブレイカー」という技もある。
エネルギーカッター
ゴッドブレイカーに念動力を覆わせた武器。ブレイカーのリーチ外に居る遠距離の敵を斬り裂く事も可能。
ゴッドミサイル
腹部から発射する鳥型のミサイル。爆弾としてもカッターとしても有効。のちに誘導ミサイルへと強化された。
ゴッドゴーガン
エネルギー光を帯びた矢を放つ技で、ライディーンを象徴する武器である。近年では妙に射程の穴が広いのが特徴。
ゴッドアロー
矢を弓につがえずそのまま放つ。普段はゴッドゴーガンとして放つ。
ゴーガンソード
ゴッドゴーガンの際に使う弓で斬りつける技。『』ではゴッドゴーガンとは別物という設定にされている。
ゴッドプレッシャー
額の搭乗口から放射される圧力波。
エスパーバーン
ゴッドバード形態の両目から放つ光線。『MX』で使用。
ゴッドサンダー
別名「ゴッドバード稲妻殺法」。ゴッドバード形態の牙=ライディーンの角から放出する電撃。

必殺技

ゴッドアルファ
機体全身から放つ念動光線。化石獣はもとより、従来の武器が通じなかった巨烈獣や合体獣といった強敵クラスにも威力を発揮したが、物語序盤ではの体力を著しく奪う技であった。
SRWでは長射程だったり中射程P武器だったり扱いが様々。『第3次α』では命中率低下の特殊効果を持つ。
ゴッドゴーガン束ね撃ち
矢を多数つがえて放つゴッドゴーガン。
ゴッドバード
ライディーンの必殺技その1。ゴッドバードに変形し、相手に体当たりする。原作ではバラオに引導を渡した技でもある。体当たり前に洸が相手の弱点部分を分析するカットが入る。
『MX』では変形パターンを四分割の画面構成で見せる演出が施されていた。
ゴッドバード・ヘッドカッター
ゴッドバード形態での機首が分離し、胴体に生えた刃とで相手を挟撃する。『COMPACT2』から実装。文字数の関係で「ゴッドバードHC」表記。
ゴッドボイス
ライディーンの必殺技その2。胸部に装備された三基の超音波砲で相手を粉砕する。原作では最終兵器的存在として鳴り物入りで登場したが、洸が体力を消耗していたり敵の射線上に建造物があるため撃てなかったりと、意外と使用時のタイミングに恵まれなかった武器でもある。
エネルギー消費が激しすぎる上にパイロットにも猛烈な共振が伝わるため、洸の寿命を消費するという技。なお、物語後半で追加された武装という事もあってか、本編初期に提示されたライディーンの機体透視図にはゴッドボイスに相当する機構は描かれていない。漫画『ゴッドバード』においては「使用する都度、ライディーンの内部構造を組み替えてゴッドボイスのメカニズムを直接製造する必要があり、それが操縦者の負担に繋がる」という解釈で接合性が取られている。
初期のSRWでは「使いすぎると洸が戦線離脱する」という形で再現された事もあった。マップ兵器版が存在する場合も。『第3次α』では装甲低下の特殊効果を持つ。

特殊能力

剣装備、盾装備
切り払いシールド防御を発動する。
ムートロンエネルギー解放
第3次α』のみの能力。気力130で発動。機体性能が向上し、ゴッドバード・ヘッドカッターやゴッドボイスも使用可能。
変形
一部の作品ではライディーン⇔ゴッドバード形態へと変形可能。

移動タイプ

ライディーン

飛行可能。

ゴッドバード形態

飛行可能。

サイズ

L

機体BGM

「勇者ライディーン」
「神と悪魔」
『IMPACT』および、『MX』で使用された挿入歌。

スパロボシリーズの名場面

遥かなる神々の歌声
MX』第59話より。人類補完計画の発動と真聖ラーゼフォン覚醒という一大事を前に、EVA量産機を撃破するマグネイト・テン。そんな中で、ついに二体のラーゼフォンによる「調律」の儀式が幕を開ける。全てが終わりへ突き進む中、儀式を止める―――綾人を討つことを決断しかかる一行。
だがその時、ライディーンと共に在ったレムリアの魂が、勇者の最後の使命のため、ラ・ムーの星を解放する。綾人のイシュトリたる玲香の導きを受け、力を解放したライディーンは真聖ラーゼフォンと並び立ち、二重唱によって真聖ベルゼフォンを討滅。全てを終えた久遠カヲルレイ、己がイシュトリと共に「新たな世界」へ赴き、「調律」は果たされることなく幕を閉じた。だが……。
勇者再び
第3次α』外宇宙ルートより。惑星ラクスバロータ軍からの包囲攻撃を受け、さらにバッフ・クランバルマーの部隊からの挟撃に苦戦するαナンバーズ。終わりの見えない苦闘が続く中、プロトデビルンの一体・グラビルの攻撃により、ライディーンが海へ墜落してしまう。闇の中、洸は母・レムリアの声を聴く。アポカリュプシスを乗り越えるために戦うのだ、と。次の瞬間、真っ二つに割れた海から現れたライディーンは、封じられていたラ・ムーの星の力を解放。ゴッドボイスの一撃でグラビルを撃退し、勇者は真の使命のため、その力を振るう。

関連機体

ギルディーン
本機に良く似た化石獣

他作品の関連機体

ソーディアンズガード
SC』の最終ボス。ライディーンを参考に開発された機体で頭部に類似性が見られる。ライディーンの存在しない『OG外伝』では開発過程の設定は消されたが、デザインはそのまま。
ラーゼフォン
本機をオマージュした機体であり、武器も剣盾、弓矢、声と一通りお揃いである。
ベルゼフォン
ラーゼフォンのライバル機であり、こちらも間接的にライディーンをオマージュしたと言える機体。コミック版では1コマだけ、ゴッドバードに似た飛行形態を披露している。

余談

  • 企画時の名称は「ザマンダーキング」、「エメランダー」、「ゴッドサンダー」と多岐に亘る。
    • 「ライディーン」は当時の『テレビマガジン』編集長が、史上最強と評価の高い伝説の力士「雷電爲右エ門(らいでんためえもん)」にあやかって名付けたものであり、前述の名称群と共に候補の1つに挙げられていたが、同誌で行われた投票を経て正式名称の座を勝ち取った。
    • イエロー・マジック・オーケストラ(通称YMO)の代表曲「ライディーン」も、当初は雷電爲右エ門を捩った「雷電」というタイトルになる予定だったものの、楽曲制作時にアメリカで放送中の『勇者ライディーン』がヒットしている事を知った細野晴臣氏が、後々の世界進出を考慮して「ライディーン」に決定したという本家同様の逸話を持つ。
    • 初期名称の内「ザマンダーキング」は、ロマンロボシリーズのクロスオーバー作品『ゴッドバード』に登場するライディーンの量産型ロボット「ザマンダー」の元ネタとして採用されている。
  • 最終話におけるライディーン巨大化のシーンでは、特撮番組『ウルトラセブン』の変身用SEが流用されている。
  • '80年代中盤にモビルスーツヘビーメタルなどのリアルロボット系を主軸として展開されたバンダイのブランド『ハイコンプリートモデル』に、唯一のスーパーロボットとしてラインナップに加わっている。『超合金』以上にシャープなフォルムを誇り、パーツの差し替えによるゴッドバードへの変形も完璧にこなしていた。
  • 機体設定が「カラーリングが赤青白のトリコロールカラー」「顔にはアルカイックスマイルを浮かべた口がある」「モチーフが日本の甲冑」「接近戦用の武装が多く、戦い方がチャンバラ風」となっている理由は、富野喜幸(現:富野由悠季)監督が仮想敵と見ていたマジンガーZの「カラーリングが黒を基調としている」「口がマスクで覆われていて凶相な顔」「モチーフが西洋の甲冑」「武装が飛び道具中心」の逆を突いた結果である。

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