ミオ・サスガ
ミオ・サスガ(貴家澪 / Mio Sasuga)
- 登場作品:魔装機神シリーズ(バンプレストオリジナル)
- 声優:かないみか
- 種族:地球人(日本人)
- 出身:日本
- 性別:女
- 年齢:15歳(EX/第2次OG)→16歳(POJ)
- 身長:153 cm
- 体重:40 kg
- スリーサイズ:B78・W56・H82
- 所属:神聖ラングラン王国→アンティラス隊
- 階級:魔装機神操者
- 主な搭乗機:ディアブロ→ザムジード
- キャラクターデザイン:河野さち子(リファイン)
人物概要
魔装機神ザムジードの二代目操者。日本人の女子高生で漢字は「貴家 澪」。父母は飛行機事故で死亡しており、地上では孤独な人生を送ってきた。15歳のあるとき、大地の精霊王ザムージュの意思で地底世界ラ・ギアスに召喚され、エオルド大陸北西部ルザック州領内にてラ・ギアス帰還直後のマサキに保護された。シュテドニアス軍がイモータルに来襲した際に倉庫に眠っていた魔装機・ディアブロを独断で動かして出撃。初陣を飾る。召喚された当初はお遊び気分で戦っていたが、2回目の出撃(OGシリーズに至っては初出撃)で早くも敵パイロットを殺してしまい、錯乱。かつてのマサキと同じ轍を踏んだ(当時のマサキは戦闘慣れし出した頃だったので戦闘は持ちこたえたが、一方でマサキがしばらくその件を引きずったのに対して、ミオは(表面上は)すぐに立ち直った)。
その後、敵軍の手にあった大地の魔装機神ザムジードの心に同調、結果的に空席だった魔装機神ザムジードの装者に選ばれ、不断の闘争に満ちた第二の人生を歩むことになる(そもそも、元々機動兵器に何の関わりもないミオが召喚されたのはこのためであるようで、魔装機神IIでリカルドがそれを示唆する発言をしている)。
ミーハーでお笑いに厳しく、それを反映してか使い魔も「ジュン・ショージ・チョーサク」とレ○ゴー三匹まんまである(リメイク版では「ゴクー・ハッカイ・ゴジョー」の西遊記)。近年ではミリオタであることもわかっている(しかも、PTやらAMやらではなく、20世紀の軍事知識に詳しい)。OGシリーズにおいてはバーニングPTのプレイヤーでもある。特技は「10円玉を額に10枚貼り付けること」と「合気道」三段である。前者はさておき後者はザムジードの近接武器「超振動拳」に生かされている。ちなみに「超振動拳」を撃つ時の台詞は「あーたたたたたたたたたっ」と某一子相伝の拳法の継承者ばりである。
重苦しい状況においてもフザけた様子を見せるが、これは戦いなどの責任感に押しつぶされないための彼女なりのポーズである。実際、作中ではふざけた発言ばかりではなく、状況をきちんと客観的に把握していたり、理論的に物事を説明する場面も多い。とはいえ、やはりメタ発言の多さが他の追随を許さないのが最も印象に残る人が多いと思われるが。
ラ・ギアスに召喚される以前、新宿で地上世界に出てきてしまったダンバインと他のオーラバトラー(原作ではバストール)の戦闘を目撃しており、αシリーズではそれに該当するシナリオでゲスト出演している。
援護台詞
レギュラークラスとしては異例だが、援護時にミオが特殊台詞を発動させるメンバーは、「ROE」の時点で3名とかなり少ない。マサキ、ロドニー、ゲンナジーと男に集中している(これでも『第2次OG』から1人増えている)。一方でミオを対象とした援護台詞を持つメンバーは19名。こちらの部門では27名から援護台詞を頂戴する1位のマサキに次ぐ数である(3位はリューネとサフィーネ。共に18名)。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- やはり援護台詞の少なさに定評がある。ミオの援護時に専用台詞を披露してくれるOGシリーズの面々は、エクセレン・リュウセイ・ラッセル・ブリット・クスハ・タスク・カーラ・イルム・アラド・ゼオラ・シャイン・レーツェル・コウタ・ショウコなど14名存在する(魔装機神シリーズを含めれば20名。ルザック州軍兵士とデータのみ存在するゲンナジーの台詞は除外)。しかし、ミオが本編でマサキ以外の人間に援護台詞を返すことはない。「ROE」における少なさも考慮するに、援護台詞の少なさに付き合いの浅さは全く関係しないようだ。何か理由があるように思えるが……。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 本作で援護台詞が激増。ほぼ全ての隊員と援護会話を交わす。しかし、本作は援護攻防時の汎用台詞も増加されているため、「連携して確実に墜とす!」ばかりを聞かされることが多い。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦EX
- 初出演作品。SFC版では幸運、PS版では努力を所持。初期レベルは10であるもののレベルを上げやすい。中盤ザムジードのパイロットに選ばれ搭乗者になる。
- 第4次スーパーロボット大戦
- マップ「特異点、崩壊」クリア後にロンド・ベルBチームに加わる。超振動拳が加わったが前作EXで猛威を振るったリニアレールガンの射程が短くなり、相対的に使いにくくなった。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 声が入った。第4次と同じ扱いだが、ゼゼーナンを評するコメントがまったく異なっている。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 中盤のシナリオ「動乱、ヨハネスバーグ」でロンド・ベルに加わる。正直パンチ力不足で、愛がないと使えない。これはサイバスターを除く残り3体の魔装機神に共通していえること。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 今回は非戦闘キャラ。ゲーム本編より前に発売されたドラマCDで本人が予告していたとおり、ラ・ギアスに召喚される以前の彼女が登場する。ちなみにキャラ辞典で彼女の項目を見ると、ドラマCDの宣伝もされていたりする。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- やはり顔見せのみの登場。本編中では顔アイコンのみしか使用されていないが、事典ではバストアップも用意されている。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 8話から参戦。成長タイプの関係上、ステータスは低いがSPは後半に伸びる。一応最強技能の一つ、ガッツを所持しているが能力の低さとザムジードのHP回復のせいで維持と活用が難しい。それに加え精神に回避、耐久を上げるものがない上に、切り札の脱力もバランス変更の関係でこれまでより強力でないのも痛い。
インターミッションではランシャオが似てるものとして「ロ○ム」を挙げたり、リュウセイとαで会ったことのほか、マークは流星なんじゃないかなど、彼女らしいはしゃぎ方が時折見れる。
魔装機神シリーズ
- スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 第2部から参戦する。修行のポイントにより二つの必殺技「五郎入道正宗」と「カッシーニの間隙」を覚えるのが特徴。威力は「五郎入道正宗」のほうが上だが、どちらかといえば移動後使用可能の長射程攻撃である「カッシーニの間隙」の方が使える。シュテドニアスルートにおけるロドニーとの関わりは彼女の人となりがクローズアップされているので、ミオを知りたいかたは此方のルートをお勧めする。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- 基本的には「魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」と同じ。ただしファミリアが変更されている。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- なんと数少ないデフォルトで、さらに最も早く幸運を覚えるキャラとなり、ザムジードも超振動拳が気軽に使える必殺技扱いとなったため、序盤から活躍する。前作の欠点だった熱血も習得するようになったが、意外にも脱力はデフォルトで覚えない。今回は魔装機操者としての経験が仲間たちに比べ浅く、年齢も若年者であることが強調されており、ティアンの死という初めての仲間の死に直面したことで、精神的に酷く動揺する場面が見受けられた。声優ネタの「いいでそ。別に。」は本作が初出となる。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- 敵の攻撃力がインフレしている今作でも「鉄壁」により十分に壁役・囮役がこなせる上、今回は武器ランクアップの仕様変更により「ツインフラクチャー」と「カッシーニの間隙」の両立が可能になったため、移動後攻撃の射程の隙が無くなった。シナリオ上ではバゴニアルートの終盤において遂にポゼッションを体得、初めての発動でありながら以降はマサキ達と同様に任意発動可能になっている。今回もまたネタ発言が多いが、比較的メタ方面での発言が増えている。
OGシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- OGシリーズ初参戦。『EX』では特定条件を満たさないと見れないテキストが多く、彼女の内面がわかり難かったが、今回は全て見ることが出来、戦いに望む心情が理解し易くなった。が、大方の予想に反しエクセレンとの会話がまるで無い上に、地上へ来てからもタスクやカーラと絡む場面は全くないなど相方に恵まれていない(反面、ピンでのネタ振りは相変わらず自重しない)。そのことに関係しているかは不明だが、援護台詞も群を抜いて少ない。本編で彼女の援護台詞が確認できる人間はマサキ一人である。
- 戦闘面では超低コストの脱力要員として大活躍できるが、ツイン精神なので使い切ってからのSPの回復手段が問題になるという弱点がある。相方についてはSP回復持ちにするのもひとつの手だろう。五郎入道正宗を外すと大変なことになる。
- スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
- 出番はシナリオデモのみ。
パイロットステータス設定の傾向
トータルでの能力は高いが、他キャラの基本性能からすればやや劣る。『LOE』ではずば抜けて高い数値(マサキらを抜いて)。
能力値
参戦当初は射撃、格闘などが低く、攻撃力が低かったが、リメイク版EXから見直された。
精神コマンド
- EX
- 根性、必中、幸運、気合、覚醒、愛
- EX(PS)
- 根性、必中、努力、気合、覚醒、愛
- 第4次 / 第4次S
- 集中、気合、脱力、覚醒、友情、熱血
- F完結編
- 根性、友情、集中、鉄壁、覚醒、脱力
- 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- ド根性、ひらめき、必中、鉄壁、覚醒、M吸収
- 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- ド根性、鉄壁、幸運、錬功、熱血、自由選択
- 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE
- ド根性、鉄壁、直感、錬功、熱血、自由選択
- α外伝
- 必中、ド根性、気合、熱血、友情、脱力
- 第2次OG
- 必中、ド根性、幸運、鉄壁、熱血、(ツイン)脱力
特殊技能(特殊スキル)
エースボーナス
- 「脱力の消費SP20」(第2次OG)
- OGシリーズのボーナス
パイロットBGM
- 「熱風!疾風!サイバスター」
- マサキ・アンドーおよび、サイバスターのテーマ。参戦当初は本曲。
- 「正調 ミオのじょんがら節」
- 専用BGM。
- 「目覚める大地」
- ポゼッション発動後の専用BGM。
人間関係
基本的に味方ではマサキと年下のプレシア以外は「…さん」付けするなど年上には敬語で話す(シュウ一行と、何故かファングは呼び捨てしている)。
- マサキ・アンドー
- 睡眠時間に召喚されたので誘拐者扱いされる。マサキの方が年上だが、精神年齢は同程度なのでお互い仲が良い。そして同じく魔装機神の操者となる。ミオの当初の戦う姿勢について、「その内分かる」と(かなり適当な言い方で)見守る方向にしたマサキだったが、二度目の出撃で早くも彼女が自分と同じ轍を踏むことになったのは予想外だったに違いない。逆に第2次OGでは(甲児にあたるポジションのキャラがいなかった事もあってか)ミオが戦う事に「お前は何もわかっていないんだ」と必死に止めようとしたが、その言葉の真意に気付かなかった結果…という流れになっている。
- リューネ・ゾルダーク
- マサキの恋人(自称)。同じ「時代劇」を趣味とする仲。魔装機神LOE第二章ではマサキと彼女とウェンディの三角関係をからかうシーンが多い。
- ジュン、チョーサク、ショージ
- ザムジードの操者となったあとに生み出したファミリア。3匹のカモノハシ。ミオと3匹で漫才しながらコンビを組んでいる。ザムジードのファミリアは3基装備しているので、3匹になる。元ネタは「レツゴー三匹」から。
- ゴクー、ハッカイ、ゴジョー
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTALにおいて「リニューアル」されたファミリア。元ネタは西遊記。厳密に言えばドリフターズのメンバーをモデルにした西遊記のTV人形劇『飛べ!孫悟空』から。
- これだとミオは三蔵法師(モデルは故・いかりや長介氏)のポジションになっているといえる。なおROE以降ではTVドラマ版を元ネタとしたキャラ付けも存在する。
- 余談であるが、女性であるミオが三蔵法師のポジションにいる点には違和感がないと見られる事が多い。
- これは西遊記を題材にした舞台・及び映像作品では主要登場人物が男性ばかりになってしまう為に演出の都合上、三蔵法師を演じる役者に女性が据えられるケースが多いからである。
- 日本では堺正章氏主演の西遊記を題材としたドラマシリーズにおいて故・夏目雅子氏が三蔵法師を演じたのが有名だろうか。
- ザムージュ
- ザムジードの守護精霊である大地の精霊。魔装機神IIIにて春秋戦争時にミオが直接彼に召喚されたことが明らかになっている。ミオ曰く雰囲気が祖父に似ているとのこと。合理だけに囚われ、可能性を狭めることなく新たな可能性を生み出していこうとする心こそがザムージュとのポゼッションには必要とのこと。
アンティラス隊
- テュッティ・ノールバック
- 同じく魔装機神の操者。男のマサキではミオの面倒を見切れないので、その分テュッティが見ている。テュッティのナイスバディには内心嫉妬している。
- ホワン・ヤンロン
- 同じく魔装機神の操者なのだが、やや絡みは少ない。魔装機神IIでは彼と組み手をする場面もある。
- ウェンディ・ラスム・イクナート
- マサキ、リューネとの三角関係の一角。リューネに比べな控え目なところをミオが後押しすることも。
- プレシア・ゼノサキス
- 仲の良いマサキの妹。意外に思うかもしれないが、『ROE』の時点では合体攻撃まであるにも関らず、援護攻撃(援護防御)時の特殊台詞はない。なお、プレシアの援護台詞の対象にミオはきちんと入っている。(ミオ認定による)アンティラス隊貧乳四天王の一人。「II」ではこっそり成長している発言があり四天王脱退が危ぶまれたが、「III」では邪神の呪いの後遺症で暫くの間は肉体が成長しないことが明かされたため、当分は四天王は健在の模様。
- ゲンナジー・I・コズイレフ
- 無口な彼だが、ミオは「ゲンちゃん」と呼んでいる。『LOE』のエンディングでは漫才コンビを組もうとする。
- ジノ・バレンシア
- バゴニア出身の剣士。『LOE』のエンディングでは
ロリコンの彼を喜ばそうとフリフリの服を着て見送りに向かうが、一足違いで披露できず。 - サナン・ティアンプラサート
- 魔装機神IIにてティアンの死の直前まで彼と行動を共にしており、彼の最期には誰よりもショックを受けていた。
- デメクサ・シーエ
- 魔装機神IIにてティアンの戦死という出来事があったにも関わらず笑顔でいる彼に詰め寄るが彼がいつも笑顔でいる理由を知り謝罪している。また、死亡フラグを立てたデメクサにツッコミを入れる場面もある。
- レミア・ザニア・ヴァルハレヴィア
- ザッシュからの話で低身長で巨乳と聞いて「あざと過ぎるっ!訴訟も辞さない!」、本人を目の前にして「……ぐぬぬ」と、なぜかネットで散見されるフレーズを使って嫉妬する。
- ガエン
- ヴォルクルス教団に与していた経緯から最初は彼のアンティラス隊入りに反対するが、最終的にはマサキの判断に委ねる形で入隊を認めている。
- シャリアン・ザニア・ベリファイト
- (ミオ認定による)アンティラス隊貧乳四天王の一人。ちなみにミオ、プレシア、シャリアンときて残り一人は誰なのか不明。語感とノリで四天王にしただけなのかもしれない。
神聖ラングラン王国
- トールス・ザン・ゼテキネス
- マサキに代わりラ・ギアスの説明をしたり世話をした。
- リカルド・シルベイラ
- 初代ザムジード操者。魔装機神IIにて修行相手として登場し、ザムジードの真の力の一端を教わる。
シュテドニアス連合国
- ロドニー・ジェスハ
- ザムジードの一件で怒りはしたものの許し、魔装機神ではコンビを組もうと誘う。何故か関西弁とトロイア弁が同じで意気投合。そしてエリスとの恋を応援するまでに至る。
- エリス・ラディウス
- 魔装機神第二章では彼女とロドニーの仲を応援している。
テロリスト
- ヌル・ツーホーク
- ティアンの死のきっかけを作った仇敵として激しい怒りをあらわにするが、精霊界での修行を経た二度目の交戦では彼を「ペテン師」と一蹴した。
- エリック・グレゴリック
- 彼の率いる晨明旅団の風体を見て、「何か、世紀末にバイクに乗って暴れ回ってそう……」と評す。
他作品との人間関係
- アムロ・レイ
- F完結編では、ニュータイプに憧れた発言をしたところ、彼から謙虚に諭された。
- ヒイロ・ユイ
- F完結編では、仲間になった彼が挨拶もせずにロンド・ベルを抜け出していったところに気さくに声をかけるが、無愛想な彼からは案の定無視される。当然ジュン、チョーサク、ショージらが彼の愛想のなさに顰蹙を買う中、彼の対応に嫌な顔一つせず「優しすぎる」「傷つくことの辛さを知ってるから、その痛みを知っているから、自分から無口の無愛想を演じているだけ。本当はガラスのような心の持ち主」と珍しくシリアスな台詞で彼をフォローした。
- トロワ・バートン、張五飛
- α外伝では、未来世界のキングスレーの谷に飛ばされた際に、彼らと行動を共にしていた。
- ティファ・アディール
- α外伝にて他人に心を開き始めた彼女の背中を後押ししている。キャラクターこそ正反対だが、声優は同じである。
- 兜甲児
- EXにて軽い気持ちで戦うミオに対し気楽なもんだなと苦言を呈していた。そして、コンプリートボックス版でミオは彼の言葉の意味を身を以って知ることに…
名(迷)台詞
共通
- 「たしかユーカイしても、結婚してしまえば罪にならないのよね。ま、あなた結構いい男だけど、私、そう言う強引な男ってきらいなの」
- 『EX』でマサキに救われるものの、意識を戻し彼を誘拐犯と勘違いした時の台詞。リメイクでカナの部分を漢字(誘拐)に変換している。『OG』は魔装機神シリーズより「CERO」(年齢別レーティング制度)が比較的厳格であるため、「たしか誘拐しても、結婚してしまえば罪にならないのよね」が、「それで、結婚する気なんでしょ!」に差し替えられた。
- 「しょ…小学生ですってぇっ!? 私はもう15よ!」
- 上記の台詞の後マサキに小学生呼ばわりされたことに憤慨して。余談だが日本人女性:15歳の平均身長・体重はおよそ157cm/52kg。ミオの身長・体重153cm/40kgは12歳の平均値に近い。
- 「やったぁーっ! 一丁あがりっと…え!? 何…これ…まさか…」
「うそっ!? 人が…人が死んでるよ!?」
「うそ…うそだよね…私…私がやったの!? そんな…」
「い…いやだよ、私、こんなのぉっ!!! いやあぁぁぁぁぁぁっ!!!!」 - コンプリートボックス版EX第4話「オーラバトラー」及び第2次OG第3話「イモータルの迎撃」にて敵兵士の乗機を撃墜した時のセリフ。初めて人を殺してしまったことにミオはショックを受けて戦闘不能に陥ってしまった。
- 魔装機神IIIのバゴニアルートでツレインが戦闘ストレスの影響で暴走した際にもこの出来事が話題に出てくる。
- 「…そうね。なんとなく…あなた達の言ってた事がわかったような…気がするの」
- 上記のイベントを発生させた場合のコンプリートボックス版EX第4話及び第2次OG第3話シナリオデモにて。マサキと甲児の言葉の意味を身を以って知ったミオはこれ以降戦いに関しての認識を改めることになった。
- 「私、何だかこの世界が気に入っちゃったの。そりゃ、つらい事もあるけど…」
「でも、何だかこの世界にいると、なくしてた大事なものを取り戻せそうな気がするのよ」 - 地上への送還の準備が整ったが、ラ・ギアスに残る事を決めた時の台詞。
- 「!? ……な、泣いてるよ、あのロボット」
- ロドニーによりザムジードが強制的に支配され、無意識のうちにザムジードの心を感じ取る。テュッティは「ミオが……ザムジードに選ばれた? そんな……いえ、ダメよ! あの子にはまだ無理よ!」と言っているが、これはミオの未熟さは元より今は亡きリカルドのことを思ってのことだろう。
- 「パンパカパーン! お待たせしました!! ミオちゃんただいま参上!!」
- 味方に合流するときはこう名乗る。
戦闘台詞
- 「破砕の一撃、食らってみなさい!」
- 「ツインフラクチャー」使用時。
旧シリーズ
- 「バリア!? へー、いいな! ダメージ受けるとパリーンとかいって割れるやつでしょ?」
- EXマサキの章第5話シナリオデモにてショウからオーラバリアのことを聞いて。もちろん、パリーンと割れるバリアの元ネタは光子力研究所の光子力バリアである。マサキから「そんなバリアがあるか!」と否定されるが、パリーンと割れるバリアのことをよく知っている甲児本人に聞くとごまかされた。
- 「…わかってるわよ…でもね、軽口でもたたいてないと、おしつぶされそうなのよ!」
- マサキを助けに来た際にフザけた様子だったことをマサキに怒られての発言。このミオの反応にマサキも「悪かった」と謝っている。
- 「ブライト艦長のいいつけを守らない人は、あとで大変なことになるから、注意してね。はっきり言って取り返しのつかないことになるよ」
- F完結編にて機体売却イベントの際でのプレイヤーへの警告。ミオのこの言葉を無下にした結果ビギナ・ギナやキュベレイMk-IIといった強力な機体を売り飛ばされて泣きを見たプレイヤーも多いのでは?
- 「若い2人の逢瀬を邪魔するなんて野暮ってこと。そういう奴は馬に蹴られて殺されるんだよ」
- F完結編「無限力イデ伝説」シナリオデモにて。実際、地上ルートでは人の恋路の邪魔をした結果本当に馬に蹴られて死んだ男が出てきたりする。
魔装機神シリーズ
- リューネ「プレシアには甘いわよね、マサキってさ」
ミオ「あれ、リューネさん、やいてるの?」
リューネ「別に。妹でしょ」
ミオ「いいのかな~、そんな事言ってて。プレシアってさ、マサキと血は繋がってないんだよ?」
リューネ「……ま、まさか。相手は子供だよ」
ミオ「5年経っても同じ事が言えるかな~」
リューネ「ミオ、あんたいやな性格だね」
ミオ「えっへん」
リューネ「いばるような事かいっ!!」 - LOE第二章にて。色恋でリューネをからかうミオ・その1。プレシアの参戦を許したマサキと、そんな兄にベタベタなプレシアの様子を見て。
- ミオ「誰かさんと誰かさんの関係みたいね」
リューネ「ミオ、何が言いたいのよ?」
ミオ「わかってるくせに」
リューネ「ミオっ!!」
ミオ「わ~い、降参降参。リューネさんになぐられちゃ、ラングランまで飛んでっちゃうもんね」 - 同上。色恋でリューネをからかうミオ・その2。押しかけ弟子のロザリーがフィアンセを自称していることを剣聖シュメルは迷惑がっていることをジノから聞いて。ちなみにこの前話では腕相撲でリューネの腕力がゲンナジー以上であることが明かされているため…
- ミオ(マサキって、ウェンディさんには素直ね。やっぱりリューネさん、ピンチだよ)
リューネ(うるさいよッ!) - 同上。色恋でリューネをからかうミオ・その3。サイバスターの使い方が荒っぽいことをウェンディに指摘され、素直に忠告を受け取るマサキ。そんな二人の様子を見てヒソヒソと。
- 「あ~っ! 薄情者っ!そんなだからリューネさんだって、いつも苦労するんだよ」
- LOE第二章「ロドニー救出」にて。ロドニーを慕うエリスの背中を後押しして彼を追うよう促すが、勝手に話を進めるミオを遮ろうとするマサキに反論。本人の前ではからかう事が多いが、なんだかんだでリューネの恋路は気にかけているようである。
- ミオ「リューネさんなら、今、おフロ入ってるよ♥お・フ・ロ♥」
ザッシュ「お……おフロ……ってことは……その……あの……」
ミオ「にひひ、このォ♪想像したな?」 - LOE第二章「バゴニアの思惑」にて。からかいの対象がザッシュにも飛び火。南無。
- ミオ「もうかりまっか?」
ロドニー「ぼちぼちでんな」
ミオ「う~ん、おじさん、いいノリしてるわ。ね、ザムジードをいじめた事は水に流してあげるからさ、あたしとコンビ組まない?」
ロドニー「ドアホ、んな事ができるないか!」 - ロドニー・ジェスハとの戦闘前会話。関西弁とトロイア弁のやり取りです。んなアホな。
- 「やっほー! ロドニーのおっちゃんとのネタあわせ、しとかなきゃ」
- 自ら率先してロドニー救出へ手を挙げる。この時すでに意気投合しているようだ。しかし…。
- 「あれ? ヘンだな……さっきまでロドニーのおっちゃんを助けるとかどうとか言ってたのに……」
「……ま、いいか。よろしくね、ロドニーのおっちゃん」 - 救出に向かったと思いきや、「ひょっとこ仮面」を名乗り逆に救出してくるという予期もしなかった事態に。ミオは「よろしくね、ロドニーのおっちゃん」とバレバレである。
- 「……あのラセツって人、ほんとにあれが誰だかわかんないのかな」
- ひょっとこ仮面の正体に本気で気付いていないラセツに唖然として。
- 「う~、あたし、そういう時代錯誤なの、やだなあ」
- ヤンロンに修行を勧められるが、古い習慣と嫌がる。その前は「なんか、新しい必殺技でもあみだそうとしてんじゃないの?」と直ぐ理解したのに…。現実と空想の違いをはっきり捉えているミオの数少ないエピソード。
- 「あー、こんな所にマサキの忘れ物があるよー(棒読み)」
- II「晩餐会」にて。マサキの正装を準備するために彼を引っ張っていったリューネ。その様子を見ていたウェンディに後を追わせるための口実を提供する。
- 「あたし……あたしは……カッコなんて……つけらんない……あたしっ!!」
「うわあぁぁぁぁっ!!ティアンさんっ……」 - ティアン死亡時。初めて触れる仲間の死に、ただただ慟哭するしかなかった…
- 「便利よね、ファミリアって」
- シナリオ「ラムズフェア会戦」より。ファミリアのゴジョーにプレシアとの合体攻撃の基本動作プログラムを作成させていたときの一幕。プレシアは「お兄ちゃんみたい…」と溜息をついていた。基本、どのファミリアも機械や魔術の知識に精通しており、頭脳明晰。いかなる姿形のファミリアでも口だけで道具(ツール)を扱えるなど、とても器用である。
αシリーズ
- ミオ「それは使ってみてのお楽しみ」
ジュン「ホンマでしたら、その技が使えるのはもっと後の事ですけど…」 - α外伝「奪われた真・ゲッターロボ」での微妙にメタなやり取り。「ディスカッター乱舞の太刀」や「五郎入道正宗」が使えるようになるのは「魔装機神」の正史ではシュウ撃破後の話なので、彼がラスボスのα外伝では前倒しとなる。
OGシリーズ
- ミオ「ガイアセイバー? ヒーロー戦記最大の作戦って奴ね」
ハッカイ「おっしょさん、別のが混ざってます~」 - 第2次OG第44話「特異点崩壊」にて、ガイアセイバーズと対峙しての一言。相変わらずメタい。ハッカイの言うとおり別のが混ざっている。残念ながら今回この人はいません。
- ミオ「さんざん猿呼ばわりしてるけどさ、惑星とか軍団とかが付いたら、侮れないよ?」
ゼゼーナン「何の話だ」
ミオ「ちなみに、あたしはチンパンジーの方でよろしく!」
ゼゼーナン「だから、何の話なのだ!」 - 第2次OG第57話「激震の白い大地」より。バラン・シュナイルを前にしてもこれである。元ネタは洋画「猿の惑星」とそれのヒットを受けて製作された日本の特撮テレビドラマ「猿の軍団」。
パロディ、メタネタ
- 「レッツゴー!」
- リメイク前のハイファミリア使用時の台詞。直球ど真ん中である。
- 「あーたたたたたたたたたっ!」
「あちょ、あちょ、ほあたぁっ!」 - 超振動拳を放つ際のセリフ。元ネタはご存知『北斗の拳』の主人公「ケンシロウ」の叫び。
- 「抜けばタマ散る氷の刃……ええ~い、寄るな寄るな、寄らば斬る!」
- 必殺技、五郎入道正宗のセリフ。
- 「シレンの神殿だって。毎回ダンジョンの形が変わったりして」
- 試練の神殿に入るときの台詞。チュンソフト(現スパイク・チュンソフト)の1000回遊べるRPGというキャッチコピーで知られるゲーム『風来のシレン』シリーズが元ネタ。
- 「ホラ、通信機にもなっているバッジの…」
- α外伝でR-1改を見て、リュウセイのパーソナルマークの話題になった際。リュウセイ違いでありウルトラマンネタである。
- 「お前達、や~っておしまい!」
- 魔装機神IIでのハイファミリア使用時の台詞。ゴジョーから「逆にやられそうでんな」とツッコミが入った。元ネタはタイムボカンシリーズにおける三悪の小原乃梨子女子演ずる女リーダー。余談だが、鞭の似合う紅い人も同じ台詞を使っている。
- 「ネイティヴ風に…ブーストナッコォ!」
- ナッコォと言ってる人といえば…?
- 「うぬにあの星が見えるか? 見えるのなら、うぬの運命は覆らぬ」
- 超弩級振動拳使用時の台詞。元ネタは「北斗の拳」のラオウの台詞。
- 「うーん、気分は世紀末」
- 対エリック用の戦闘台詞。見た目が元ネタの「北斗の拳」に出てくるモヒカンに似ているのからだろうか……。
- 「アンチはスルーってのが常識だけど……ま、そうも言ってられないか」
「面倒臭いなぁ……粘着するアンチってどうしようもないねー」 - 対ドーソン用の戦闘台詞。アンティラス隊を異常なまでに嫌うドーソンの姿をミオは冷めた視線で見ている。
- 「アンチ」とは、ネット用語である人物・団体・製品などを嫌い、それをネット掲示板等で執拗に悪口を書く人を指す言葉であり(中には面白全部…もとい、面白半分でやったりする人も含まれている)、彼女の言うとおりアンチに遭遇した場合は基本的にスルーをしたほうが一番である。
- 「暗殺者かぁ……あんたも、俺の後ろに立つな、とかいっちゃうワケ?」
- 対ウーフ用の戦闘台詞。元ネタは「ゴルゴ13」の主人公のデューク東郷。彼は背後に立たれることをとても嫌っており、たとえ女性相手でも問答無用で殴り飛ばす癖がある(…が、無関係な人間でも殴り飛ばしてしまうため、この癖が役に立った事がない。具体的に言うと、これが原因で正体がバレてしまうデメリットのほうが大きい)。
- スパロボ参戦キャラではこの人が似たような発言をしている。
- 「……見た目がそうなのは、嫌だけど認める。でも、頭脳は大人なんだからっ!」
- II「死の商人」での戦闘前会話で子供呼ばわりされてこの台詞で返す。「見た目は子供、頭脳は大人」な『名探偵コナン』が元ネタ。ミオの普段の言動を見るとツッコミたくなるところだが、ヤンロンの使う小難しい単語の意味を知っていたり、論理哲学論考第7命題を諳んじたりと、時折妙なスペックの高さを見せるのでなんとも。
- 「女が命賭けた拳、一撃必殺、唸って飛ぶよ!」
- 元ネタは『空手バカ一代』のED「空手道おとこ道」の歌詞。
- 「めんどくさいなぁ…戦闘シーン、とばす?」
- 汎用台詞の一つ。おいおい…。
- 「うわ~、大ボスてんこ盛り。まさに正念場ね!」
- 対ユーゼス用の戦闘台詞。『第2次OG』ハードルート最終話「古の忌憶」ではクストースに四凶、挙句の果てにはヴォルクルスまで登場するため、プレイヤーにとってもある意味正念場である。
- 「塔に三つのしもべ、これで嵐が吹いてたらバッチリだね、ランシャオ」
- 第2次OG「封印戦争」or「母なる星の護り神」より。ランシャオに話を振ったのは元ネタがどちらも「バビル2世」なため。当のランシャオは「何故、私にそのようなことを?」と困惑気味だった。
- ミオ「それってシュレディンガーの猫状態だよね。両方の状態が重なってる」
リューネ「観察者によって結果が変わるって事?」
ミオ「そーそー。両方アリって事で、都合のいい解釈よね」 - 『ROE』にてミオが「ロドニーのおっちゃんを助けるために、シュテドニアスに潜入した時の事、思い出すなぁ」という発言に対し、リューネが「あたしが一緒じゃなかったっけ?」と言い、救出に向かったマサキ自身も「記憶がごっちゃになってる」とミオとリューネの二人のどちらが一緒に付いていったのか覚えていないという発言の後に言った台詞。
- 魔装機神IIが魔装機神Iの全ルートいいとこどりである事を示唆しているのだが、プレイヤーが勝手に解釈していたであろう「ロドニー救出」をわざわざ例に出さなくても…。
- 「広い銀河の果てまでも、怒りの鉄拳悪を討つ! 己と敵とに虹架けて、そうさこの世のドブさらい、お呼びとあらば即参上!」
- 魔装機神II南部ルートでの名乗り文句。最後はお馴染み『銀河旋風ブライガー』の名乗り口上だが、それ以外は順に『宇宙魔神ダイケンゴー(SRW未参戦)』『闘士ゴーディアン(SRW未参戦)』『空手バカ一代』『ワイルド7』のネタ。マサキに「ヤバそうな台詞を並べるな!」とツッコミを受けた。
- 「いいでそ。別に」
- これはかないみか氏が演じた『うちの3姉妹』の次女・スーの口癖が元ネタ。
搭乗機体・関連機体
- ザムジード
- 選ばれてパイロットになった機体。
- 選ばれるだけあって守護精霊とも心が通じ合うのか、強制魔法(ゲアス)で強引に従えてロドニーが乗った際には、マサキ陣営でただ1人、ザムジードが悲鳴を上げているのを感じ取っていた。
- ディアブロ
- ラ・ギアスに召喚されてから、ザムジードに出会うまでの間の乗機。
- ディアブロはそれまではまともに乗りこなせるパイロットがおらずに死蔵されていたが、ザムジードと同じ系列の精霊と契約した魔装機であったため、ザムジードに選ばれていたミオは、魔装機の操縦どころか戦い自体に素人であったにも関わらず、「何故だか動かし方が分かっちゃう」で乗りこなした。
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