巴武蔵 (OVA)
巴武蔵 | |
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読み | ともえ むさし |
外国語表記 | Musashi Tomoe |
登場作品 | |
声優 |
辻親八(世界最後の日) 梁田清之(真対ネオ) |
デザイン |
羽山賢二(世界最後の日) 鈴木藤雄(真対ネオ) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦D |
SRWでの分類 |
パイロット サブパイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
所属 |
巴武蔵は「ゲッターロボシリーズ」の登場人物。
概要
真ゲッターロボ 世界最後の日
元ゲッターチームのメンバーで、車弁慶の先輩。ゲッターチーム解散後は、弁慶と共に日本軍に所属。早乙女元気の保護者にもなっていた。
第1話では號、ゴール、ブライの入ったカプセルを弁慶と共に輸送していたが(二人は輸送している物の詳細を知らされていない)、積荷を狙ったインベーダーの襲来に用意していたゲッター3(ジャガー号が付いていない2機合体)で迎撃するも、早乙女博士が駆る真ゲッターロボの襲撃によりカプセルを強奪された上で自身も右腕を骨折している。
第2話では骨折したにも関わらず、竜馬の出撃を知って再びゲッター3で早乙女研究所に出撃している。その後は竜馬の乗るイーグル号と自身の乗るゲッター3のベアー号とジャガー号を合体させ(この時ゲッター3側のイーグルはインベーダーに破壊されている)、インベーダーと戦闘を行い、早乙女研究所に突入。號を追って内部に進む竜馬に「此処に残ってゲットマシンを守れ」と言われる。
第3話でゴール&ブライの突撃を受け落下した早乙女博士を救助するも、竜馬、隼人、號が重陽子ミサイル落下を阻止するために宇宙に向かった後、ゴール&ブライの攻撃により命を落とす。
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
彼がゲッターロボのゲッター炉心を爆破し、ゲッター線の暴走によってニューヨークと恐竜帝国を壊滅させたのが物語の始まり。
見た目はTV版の武蔵と変わらない。
登場作品と役柄
SRWでは基本的に全て『真ゲッターロボ 世界最後の日』設定で登場。
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初の声付き参戦であり、(OVA版とはいえ)久々に元祖ゲッターチームが使用可能となった。本作の後半では何と真ゲッター3に乗る事となる。武蔵が真ゲッターに搭乗するのは20年のスパロボの歴史でも、『リンクバトラー』でTV版武蔵が乗って以来となる。
- 今回も水中戦は少ないが大雪山おろしの威力は高いので陸上戦でまだ使い道もある。精神コマンドに幸運を覚えるのは今回は最後まで死亡せずにゲッターに乗れるからだろう。なお幸運以外にも鉄壁や気合に努力など補助系を多く覚えるのでSPアップを習得しておこう。エースボーナスの気合が気迫に変わるのも便利。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- プロローグで真ゲッター3に乗ってのスポット参戦のみ。そのまま重傷を負い、ゲッターが本格的にシナリオに絡む際のたった1行で死亡扱いになってしまう。但し、原作再現で幻影としては登場する。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 武蔵の宿命というべきか、ゲッター線の使者として登場。早乙女博士やミチルと共に、竜馬たちに重大な事実を教える。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- 最初の戦闘で一回だけ使用可能だが、その後は何の描写も無く死んでしまうので出番は無い(実のところ「死んだ」という事実すら語られないが、一応弁慶がエンジェル・ハイロゥの精神攻撃を受けた際に言及する)。全滅プレイしないと1周最大3BPしか取れないため養成はし辛いが撃墜数などは弁慶と共用。なお、何気にSPが弁慶より20も多い。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- チェンゲが原作4話相当からなので、既に故人で名前のみの登場。
- スーパーロボット大戦T
- 『破界篇』以来にパイロットとして使用できる。
- 真ゲッターロボに乗って15話より参戦。だが第40話において仲違いする竜馬と隼人を繋ぎ止めるために死亡してしまい、後の事は弁慶へと託される事になる。
- 撃墜数や習得させたスキルは弁慶に引き継がれる。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC
- 本作のみ『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』設定。名前のみ登場。
- スーパーロボット大戦XO
- 回想シーンでの出番が追加された。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 2015年の新章イベント「地球が負けた日」にてただ一人、恐竜帝国と量産型ゲッタードラゴンの軍勢を道連れにすべく挑む。
パイロットステータス
能力値
TV版巴武蔵と同様に防御が高く、単純な耐久力では3人の内トップ。格闘もそこそこ。一方で命中は低く、ボスクラス相手には心許ない。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
固有エースボーナス
- 気合が気迫に変更(消費SPはそのまま)
- 『第2次Z破界篇』で採用。
- 気力150以上で、被ダメージが0.7倍になる
- 『T』で採用。弁慶と入れ替わる事を見越してか、エースボーナスも弁慶と共通のものになった。
人間関係
他作品との人間関係
- マクシミリアン・ジーナス
- 『D』では月面インベーダー戦争時の上官であり、戦友同士なのだが、13年前の早乙女の反乱の際に戦死してしまったので、ゲッターチームでは武蔵のみ彼と再会することができなかった。
- レントン・サーストン
- 『第2次Z破界篇』ではエウレカと再会したものの、ZEXISに参入した事で不安を抱く彼に仲間として親身に接し、周囲と打ち解ける切っ掛けを作った。
- 兜甲児、アムロ・レイ
- 『T』では10年来の戦友であり、武蔵の死を特に悼んでいた。
名台詞
真ゲッターロボ 世界最後の日
- 「いやあ、俺は子供が好きだからな。一緒に暮らしてりゃ張り合いがあるさ」
- 第1話。自閉症となってしまった元気を引き取った武蔵は元気が少しは良くなったことを弁慶に報告した際、弁慶は武蔵に責任を感じて謝罪するが、武蔵は気にしていなかった。
- 「やめろ!これ以上は黙っとけ!」
「わかってる、だから忘れろ!俺はそうした」
「いいか?全部忘れろ、その方がいい!…ミチルさんが死んじまったこともだ」 - 早乙女博士殺害を目の当たりにした元気を不憫に思い、未だに竜馬が博士を殺害した事が信じられない弁慶に対して。
- 「こりゃあ、とんでもないもんを俺達は運んでるらしいな!」
- インベーダーの襲撃、敷島博士とゲッター2との邂逅の後、トラックを走らせながら。
- 「な、何だこいつは…?お、俺の知らない…ゲッターだとぉ!?」
- 真・ゲッター1の襲撃を受けた時に。
- 「もうそのくらいでいいでしょう、博士!これ以上は、本当に取り返しのつかないことになりますぜっ!」
- 第2話。右腕の骨折を押してまでゲッター3で出撃、早乙女の操縦するゲッタードラゴンを羽交い絞めにした時に。
- 「大雪山!おろしぃ!!」
- 第3話。ゴール&ブライに大雪山おろしを放った際。これが本作において最初で最後の武蔵の大雪山おろしだった。
- 「頼むぞ。竜馬、隼人、號」
- 重量子爆弾阻止に向かった真ゲッターを見送った際の台詞。その中には竜馬と隼人だけでなく號も含まれていた。
- 「すまんだって?あんたの口から今更そんな言葉を聞くとはねぇ。だがね、本当にすまんと思うなら、元気に言ってやったらどうです?」
- インベーダーの侵攻により窮地に陥った武蔵に早乙女は謝罪の言葉をかけるが、武蔵は上記の台詞で言い返す。
- 「じゃあ、こいつらは……こいつらはぁ!!」
- 早乙女から計画を聞かされた武蔵はゲッター3のコクピットに侵入してきたインベーダーに驚愕し、直後にゴール&ブライにコクピットを破壊されて戦死してしまう。
- 「弁慶、元気を頼んだぞ!」
- 第11話。ミチルの魂と共に旧ゲッターチームを初代ゲッターチームの幻覚から救った際、武蔵は弁慶にエールを送る。
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
- 「熱い血潮も…涙も流さねえ冷血野郎のトカゲ共!!テメエらなんぞに…この地球は渡さん!!!」
「貴様らの祖先を絶滅させたエネルギーの源だ!もう一度滅びやがれえぇぇ!!!」 - 『真対ネオ』の冒頭で、自らの命と引き換えにゲッター炉心を爆発させる直前に言った台詞。
スパロボシリーズの名台詞
Zシリーズ
- 「待ちに待ってた出番が来たぜ!」
- 戦闘中にたまに言う台詞。文字通りかなり待っていた出番であろう。
- 「俺の分も残しておけよ、竜馬!」
- 竜馬が戦闘する際にたまに言うが、本当に残っているかどうかはプレイヤー次第であろう…。空中戦や宇宙戦となると適応を補強しないとまず残らない。
- 竜馬「武蔵!相手が空じゃ分が悪いぜ!」
武蔵「だったら、引きずり降ろしてやるまでよ!」 - 空中への敵機相手の特殊戦闘台詞。ゲッターアームを使えば本当に引きずり降ろせる。・・・素の適正では威力はお察しだが。
- 「元祖!大雪山おろし!」
- 大雪山おろし使用時の台詞。「元祖!」と叫ぶのは、原作において弁慶は大雪山おろしを使う際に「直伝!」と叫んでいたためであろう。
- 「俺達がゲッターの本当の恐ろしさを見せてやるぜ!」
「邪魔をするんならゲッターでも叩き潰す!」 - 対ゲッターG。今回のゲッターチームは3人とも「ゲッターの恐ろしさを味わわせる」台詞がある。
- 「あんな化け物がゲッターであるもんか!」
- 対真ドラゴン。…が、ゲッターには真ドラゴン以上の化け物がいるのであった…。
- 「よせやい。褒められると、背中がかゆくなるぜ」
- 『第2次Z破界篇』第7話ソレスタルビーイング追跡ルート「出撃!!ゲッターロボ!」より。初めてソレスタルビーイングと顔をあわせたとき、ロックオンのふてぶてしさも頼もしく思えるという台詞への返し。
- ふてぶてしいとはあまりいい意味ではないのだが、彼は肯定的に受け止めている。クロウはこの後「図太い神経してやがる」と評すが、その後も何度か彼らの図太さのわかる会話は何度か出てくる。
- 「毛玉だ!毛玉に手足が生えていやがる!」
- 『第2次Z破界篇』第10話暗黒大陸ルート「お前のドリルで天を突け!!」より。破壊されたガンメンから出てきた獣人に驚きを表す。
- 「お前は顔の事を言い過ぎだ!」
- 『第2次Z破界篇』第18話裏部隊ルート「交差する明日」より。エウレカと再会したものの、不安を拭い切れない彼に仲間として親身に接してやる。それを喜ぶレントンは武蔵に「顔が怖いが優しい人」と連呼し、最初は笑って対応していた武蔵も辟易する事に。ただ、それで怒らないあたりは優しい大人ともいえなくも無い。
- 「おう。別の世界の自分が悲惨な目にあっているというのも聞きたくねえしよ」
- 勝平たちから並行世界の同一人物について聞かされた際の一言。しかし、武蔵はどこの世界においても悲惨な目にあってしまう。そしてこの世界でも他の世界でも…。
- 「へ…お互い、なかなか出番が無かったな。だが、このたまにしか来ない大一番、俺とゲッター3がもらうぜ!」
- 『第2次Z破界篇』第35話日本ルート「進撃!機械獣大作戦!」に於ける、あしゅら男爵の乗る海底要塞サルードとの戦闘前会話より。出番の少なさについて言及するメタフィクショナルな台詞でもある。
- 「冗談はよせよ。俺の目の黒いうちはゲッター3のシートは誰にも渡さねえぜ」
- 『第2次Z破界篇』第36話日本ルート「命の果てにあるもの」より。弁慶の力量が日々向上している事で、周囲から正パイロットの座を危ぶまれての返答。
- 「あのオッサンが裏で全てを操ってんだろ?で、俺達は都合のいい兵隊…って言うよりピエロだな」
- 『第2次Z破界篇』第40話「降臨!!真なる者!」にてZEXISがエルガンの思惑通りに動いている現状を痛烈に皮肉る。
- 「お断りだ!ネコに小判、ブタに真珠!アルマジロにゲッターだぜ!」
- 『第2次Z破界篇』第41話「マーグ、その命」にて「早乙女の事を知りたければ真・ゲッターを渡せ」と嘯くグアームの戯れ事を一蹴する。
- 「考えるまでもねえよ。こいつも竜馬も…そして、俺達も戦いの中でしか生きられねえ奴だからな」
- 竜馬が自身と同じ道を辿ると嘯くガイオウからの謎かけに対する返答。
- 「弁慶…。こいつの…言う通りにする…んだ」
「よく…わからねえが、こいつは信用でき…る。俺の勘が、そう…言って…る…」 - 『第2次Z再世篇』プロローグ3「世界最後の日」にて負傷した自身に代わり號が真・ベアー号に乗り込むことに異を唱えた弁慶に対して。
単独作品
- 「へへ…。俺の生命がゲッター線になって、真っ赤に燃えてやがる…」
「痛みも恐怖もない…。全てはあるべき所へ向かうだけだ…」 - 『T』第40話「天翔ける真龍」にて、竜馬と隼人から真ゲッターの制御を譲り受け、真ゲッタードラゴンに突入する際に。前半の台詞は「ゲッターロボ!」の歌詞「若い命が真っ赤に燃えて」を意識したものだろう。
搭乗機体
スパロボでの搭乗機体
余談
『新ゲッターロボ』には武蔵は登場せず、彼と弁慶の要素を引き継いだ新キャラ「武蔵坊弁慶」が登場している。
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