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*NASAで造ったからにはアメリカで航空機として登録されているはずである。自家用セスナみたいなものだろうか。 | *NASAで造ったからにはアメリカで航空機として登録されているはずである。自家用セスナみたいなものだろうか。 | ||
+ | * 2023年に発売されたゲーム『UFOロボグレンダイザー:たとえ我が命つきるとも』では原作通り[[兜甲児]]が搭乗。縦スクロールシューティングゲームとなる通称「TFOモード」で操作する。初登場時は武装がなく敵の攻撃を避けるしかないところまで再現。しかし武器装備後は[[ミニフォー]]を次々と撃墜する活躍を見せ、最終ステージでは[[円盤獣]]ダルダル(SRW未実装)を撃破するという大殊勲を挙げている。 | ||
== 脚注 == | == 脚注 == |
2024年6月8日 (土) 07:43時点における最新版
TFO | |
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読み | ティーフォー |
登場作品 | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦MX |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 地球製UFO |
全長 | 7.5 m |
重量 | 1.2 t |
エネルギー | 光子力エネルギー |
最高速度 | マッハ4 |
装甲材質 | 超合金Z |
開発者 | 兜甲児 |
主なパイロット | 兜甲児 |
TFOは『UFOロボ グレンダイザー』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
兜甲児がNASAで作り上げた地球製UFO第1号(未確認ではないので、厳密にはUFOとは言えないが)。
当時人気のあった未確認飛行物体が流行の頃の物で、モデルは一番有名なUFOであるアダムスキー型円盤。「T」はラテン語で地球を意味するTerraから取っている(あるいは、試作機を意味する英語のTestから取ったとも)。
ミニフォーと同等な運動力とマッハ4の飛行速度を持ち、大気圏内でも使用可能である。ただ、戦闘を目的にはしてないため元々武装は無く、後付けで装備された小型のミサイルとマシンガン程度しか用意されておらず、戦闘力は低い。
超合金Z製で動力が光子力と、さらに兜十蔵博士の孫の甲児が設計し作り上げたという点では、形状やサイズが異なるといえど、マジンガーの系列機と見なすこともできる。
永井豪氏の漫画版『グレートマジンガー』にも登場し、アメリカから帰ってきた甲児が戦闘獣に襲われた際、外車にカモフラージュした外装を破棄してその場を脱出した。ただし、TFOの名前は出しておらず、甲児が「アメリカで作った円盤」と語るのみである。
『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』にも登場。二番目の主要舞台となった世界において、ゴードンヘル戦で行方不明になっていた甲児が実はNASAで働いており、そこで開発する。地球製ではなく、グレートマジンガーとミケーネ軍に撃退された恐星円盤軍のUFOのリメイク機である。 試作一号機は、諸々の事情で激昂したミネルバXの膂力に破壊される。大幅に仕様の異なる二号機は、フリード星の技術を甲児が「ちょっと手直しした」瞬間物質移動システムにより深海のミケーネ帝国本拠地に瞬間移動して、とある謎の解明に運用された。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
出典がスーパー系にも関わらず、高い運動性とサイズの小ささゆえ、回避が苦手なマジンガー系キャラを乗せてもかなり避けてくれる。移動力も高く飛行タイプなので、マップ上での立ち回りもしやすい。さらに、修理装置と補給装置を両方持っていることが多いため、修理・補給ユニットとしては超一流。…が、反面攻撃力の低さと紙のごとき装甲が欠点。また、原作における開発者及び搭乗者がマジンガーZのイメージが強い兜甲児であるせいか、出演作品の参戦頻度のわりに参戦回数は非常に少ない。
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦Z
- 以前登場した『MX』にてリアルロボットの面目を丸潰れにしてしまった為か、サイズがSに引き上げられ、運動性の初期値も100に低下している。連続ターゲット補正の導入もあって『MX』ほどには避けなくなったが、修理装置と補給装置は健在。
- イベントをこなせば早めに入手する事も出来る。その場合、甲児が勝平に「UFOは未確認飛行物体の事」と説明する。パイロットは集中と不屈を覚えるルビーナがお勧め。なお、早期入手条件として「超合金ニューZの欠片」が必要なので、本作のTFOは超合金ニューZ製らしい(しかし、それでも紙装甲である。コクピット周りなど、要所だけに用いているのだろうか?)。ちなみにその欠片はダブルスペイザーの尾翼の破片である。
- 味方ユニットとしてはHPが最弱である為、とにかく避ける事を目指して、運動性を最優先で改造すべきである。HPの改造は殆ど意味が無く、それでも上げておきたいのならば強化パーツで補った方が良い。
- スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク
- 機体性能や運用法は概ね前作と同じだが、非ダイナミックプロ作品である『宇宙大帝ゴッドシグマ』の春日理恵&ミナコ・マルチーノが、窮地に陥ったゴッドシグマを救うべくTFOに搭乗するという作品の垣根を越えたイベントが設けられている。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 登場はしていないが本作の甲児は留学後設定であり、「アメリカでTFOを作っていた」との趣旨の発言がある。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦MX
- 初登場作品。ワルキューレと並ぶSSサイズの機体で、更に運動性の初期値が120もあり、サイズ補正によって恐るべき回避力を誇る。修理装置と補給装置を両方持っており、回復能力にも優れる。
- 予知能力持ちのマリアや集中の精神コマンドを持っているひかるを乗せればより回避力を高められるが、例え乗っているのがボスでも回避役として運用できるほどのスペックを誇るので好きなキャラを乗せても構わない。精神コマンドを考えると、ひかるかさやかあたりが良いだろう。
- 武器と運動性をフル改造し、回避系の強化パーツを装備してしまえば、大抵の敵に対して連続回避と同時に大ダメージを与えられてしまい、更にフル改造すれば無双までも可能なので、リアル系ロボットも真っ青の活躍を見せてくれる[1]。更に今作は敵の思考ルーチンがHPの低い味方を優先的に狙うようになっており、ラスボスもその例外ではないため武器を改造しなくとも運動性さえ上げておけば囮役としても役立つ。逆にHPを改造で上げてしまうと囮として機能しにくくなるので注意。
- ワルキューレと比較して、修理補給が可能な他に、地形適応の調整が必要ないことや移動後にダブルアタックと壁破壊が可能なのが強み。反面、ミサイルの弾数自体は豊富とはいえ、さすがに単騎で突っ込むと弾切れに陥る可能性が高いのがネックである。場面を見極めて使い分けたい。
- シナリオではルーから「アッシマーにちょっと似てる」と言われたり、ジョルジュのクローンから「カミカゼ」と嘲笑されるなど、滑稽な場面も多い。ジョルジュクローンに限らず多くのボス敵が戦闘前会話で甲児の乗る本機を侮る発言をするが、実際の性能は上記の通り本作最強ユニット候補であるため、舐めてかかった多くの敵が本機の前に沈むことになった。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- ユニットとしては登場しないが、OVA版設定(が混ざっている)の甲児が宇宙開発のために作っていた。
- デュークによれば「これで宇宙人とも分かり合うんだ」とよく語っていたようであり、自軍の士気向上に一役買った。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
- 小型ミサイル
- 唯一の武装。作中でも威力が低いと言われているが、それを逆手に取りグレンダイザーを爆風で押し出して危機を救うなど活躍は多い。
- 『Z』ではトライチャージ専用武器として連射版もある。単体版・TRI版共に射程がそこそこあり、P属性を持つ。『MX』ではダブルアタックが可能でフル改造時の攻撃力もそれなりに高い為、かなり使いやすい。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- S
- 『Z』
- SS
- 『MX』
余談[編集 | ソースを編集]
- NASAで造ったからにはアメリカで航空機として登録されているはずである。自家用セスナみたいなものだろうか。
- 2023年に発売されたゲーム『UFOロボグレンダイザー:たとえ我が命つきるとも』では原作通り兜甲児が搭乗。縦スクロールシューティングゲームとなる通称「TFOモード」で操作する。初登場時は武装がなく敵の攻撃を避けるしかないところまで再現。しかし武器装備後はミニフォーを次々と撃墜する活躍を見せ、最終ステージでは円盤獣ダルダル(SRW未実装)を撃破するという大殊勲を挙げている。
脚注[編集 | ソースを編集]
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