「マクロス7」の版間の差分
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2013年3月22日 (金) 16:13時点における版
- 1994年10月2日 ~ 1995年9月24日(毎日放送、JNN系) 全49話
- OVAで更に3話が追加された。
- 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦D(2003年)
概要
マクロスシリーズの一作であり、第1作『超時空要塞マクロス』より35年後の西暦2045年を舞台とした作品。後日談のOVAに『マクロスダイナマイト7』がある。
主人公の熱気バサラはバルキリーには乗り込むものの、戦場では戦わずにただ歌を歌うだけというかなり異色の作品に見えるが、本作は第1作で描かれたテーマを突き詰めた作品といえる。
主人公二人に普段の声優とは別の歌パート専門の歌手を配したりなど、初代マクロスよりさらに『歌』を重点に置いた作品であり、劇中歌を集めたCDは当時のオリコンにもランクインするほどの人気であった。
ちなみに当作品の14年後の世界を舞台としている『マクロスF(フロンティア)』の世界(余談だが、2008年製作なので現実の世界でも14年経過している)でも、バサラ達のバンドFIRE BOMBERは伝説的バンドとして依然高い人気を誇っており、彼らの歌が流れるシーンがあった。キャラクター設定でも、トップアイドルのシェリル・ノームがバサラの決め台詞を取り入れていたり、オズマ・リーがFIRE BOMBERの筋金入りのファンとして設定されている。2012年には両作品がクロスした『マクロスFB7 オレノウタヲキケ!』が公開された。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
FIRE BOMBER
- 熱気バサラ
- 主人公。ファイヤーボンバーのギター&ヴォーカル。ロボットアニメの主人公なのにまともに戦う描写が全くない珍しいキャラクター。スパロボでもその部分は反映されており、プロトデビルン以外にはダメージが与えられない。その代わりに歌で味方の能力を底上げなどが可能。第2次Z再世篇ではダメージを与えられる相手にバジュラと次元獣が追加されている。
- ミレーヌ・フレア・ジーナス
- レイ・ラブロック
- ビヒーダ・フィーズ
関係者
統合軍関係者
民間人
プロトデビルン(バロータ軍)
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
バルキリー
以下のバルキリーはファイター、ガウォーク、バトロイドの3形態に変形可能な場合(Dなど)と、ファイター、バトロイドの2形態に変形可能な場合(第3次αなど)がある。
サウンドフォース
- VF-19改 ファイアーバルキリー
- VF-19改 ファイアーバルキリーSB(サウンドブースター装着形態・変形なし)
- VF-11MAXL改
- VF-11MAXL改SB(サウンドブースター装着形態・変形なし)
- VF-17T改 ナイトメア
- VF-17T改 ナイトメアSB(サウンドブースター装着形態・変形なし)
ダイヤモンドフォース
エメラルドフォース
その他
- VF-1Jバルキリー (ミリア用)
- 『超時空要塞マクロス』に登場したミリア用VF-1Jと同一のもの。
- VF-22S シュツルムボーゲルII
- マックス機とミリア機が登場。
- VF-11C
- 主力量産機。『マクロスプラス』にも登場。
- VF-11CFA サンダーボルト(変形なし)
マクロス7船団
- バトル7 (空母型)
- バトル7 (強攻型)に変形する。
他にはシティ7と、シティ7とバトル7の結合形態がユニットアイコンのみ登場している。
バロータ軍戦闘機
バロータ軍戦艦
プロトデビルン
主題歌とBGM
- 「SEVENTH MOON」
- オープニングテーマ。
(歌FIRE BOMBER、作詞:K.INOJO、作曲・編曲:河内淳貴)
『マクロスプラス』でも取り入れられたCG作成されたシテイ7から見下ろすシーンは迫力満点である。 - 「PLANET DANCE」
- 「突撃ラブハート」
- 最終話のみの、アコースティック・バージョンがある。
- 「HOLY LONELY RIGHT」
- 「POWER TO THE DREAM」
- 「TRY AGAIN」
- 「MY FRIENDS」
- 35話までのエンディングテーマ。
(歌:FIRE BOMBER、作詞:M.MEG、作曲:川野美紀、編曲:河内淳貴) - 「…だけど ベイビー!!」
- 36話から48話までのエンディングテーマ。
(歌:チエ・カジウラ、作詞:チエ・カジウラ:作曲・編曲:大田要)
登場作と扱われ方
- スーパーロボット大戦D
- 初参戦作品で、シナリオ的には原作がほぼ忠実に再現されている。「歌システムを有効に活かしたかった」という寺田Pの肝入り作品でもあり、主役のサウンドフォースは従来のユニットとは全く異なる運用方法(簡潔に言えば、歌によるドーピング効果)となっている。
しかも歌によるドーピングの能力上限は999までとなっているため、時間をかければ恐ろしく味方を強く出来てしまう(そこまでせずとも、回避を100も上げれば大概の敵の攻撃は当たらない)。強いて上げれば歌エネルギーの回復方法が毎ターン回復の5しか無いことがネックだが、それでもバランスブレイカーという側面が強い。 - 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 初代『マクロス』勢と共演。時系列の矛盾を回避するために、マックスとミリアが参加した移民船団の周囲のみ時間の流れが速く進んだ、という設定になっている。αシリーズには本作のみの参戦である割に、αシリーズ全体の根幹を成すポジションを与えられており、かなり優遇されている。歌システムについては、能力上昇が一面ごとに一回しか受け付けなくなるなどの緩和が行われたものの、実は彼らを起点とすることで無限行動コンボが可能であり、バランスブレイカーぶりは相変わらずであった。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
- 後日談である『マクロスダイナマイト7』と共に参戦。主人公バサラと主役機「VF-19改」は本作名義である。第3次αでは初代マクロスとの共演であるが、本作では『マクロスF』との、さらには超時空シリーズの『超時空世紀オーガス』との初共演となる。
用語
- マクロス7船団
- FIRE BOMBER
- サウンドフォース
- ダイヤモンドフォース
- エメラルドフォース
- 第3次αで機体のみ登場。
- サウンドエナジーシステム
- スピリチア
- アニマスピリチア
- プロトデビルン
- 本作に登場する謎の敵勢力。その正体は異次元から現れた高位エネルギー生命体が、プロトカルチャーの生体兵器エビルに憑依した存在。7人存在し、人間が持つ精神エネルギー"スピリチア"を収集すべく攻撃を仕掛けてきた。『D』ではペルフェクティオと同質、同格の存在としてその姿を見せる。
- バロータ軍
- バロータ戦役
- スピリチアファーム
- 惑星ラクス
- オペレーション・スターゲイザー
- リン・ミンメイ物語
主要スタッフ
- 制作会社
- ビッグウエスト(プロデュース)
ヒーロー・葦プロダクション(アニメーション制作) - 監督
- アミノテツロー(現:アミノテツロ)
- キャラクターデザイン
- 美樹本晴彦
ミソノハジメ - メカニックデザイン
- 河森正治
- 音楽
- なし(本作では演出面で「歌」を前面に押し出すため劇伴音楽が設けられていない)
商品情報
資料リンク
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