「スーパーロボット大戦Z」の版間の差分
234行目: | 234行目: | ||
<!-- *[[一覧:スーパーロボット大戦Z]] --> | <!-- *[[一覧:スーパーロボット大戦Z]] --> | ||
{{DEFAULTSORT:すうはあろほつとたいせんZ}} | {{DEFAULTSORT:すうはあろほつとたいせんZ}} | ||
− | + | [[Category:登場作品|Z]] | |
− | [[Category:登場作品]] | + | [[Category:Zシリーズ|*すうはあろほつとたいせんZ]] |
− | [[Category:Zシリーズ]] | + | [[Category:スーパーロボット大戦Z|*すうはあろほつとたいせんZ]] |
2013年5月6日 (月) 20:29時点における版
- 発売日
- 通常版:2008年9月25日
- Best版:2011年3月3日
- 機種:プレイステーション2
- 開発:バンプレソフト
- 発売:バンダイナムコゲームス
- 定価
- 通常版:8,379円(税込)
- Best版:3,800円(税込)
- CERO区分:B(12歳以上対象)
- 前:スーパーロボット大戦A PORTABLE(PSP)
- 次:スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク(PS2)
概要
PS2での通常シリーズ作品としては、前作『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』から約3年振りに発売された作品。開発も前作『第3次α』開発終了後にスタートしており、製作期間に3年が費やされている。
本作そのもので話は完結しており、続編に関しては本作のヒット次第であると言われていた。ゲーム中はおろか、クリア後にも何の説明もなかったされなかったキャラや設定もあり、また広告展開では「新シリーズ始動」などとも紹介されていることから、明らかに続編を匂わせる形になっていた。
2011年初頭にシリーズ続編『第2次スーパーロボット大戦Z破界篇』が発表され、晴れて正式にシリーズ化が確定をされ、本作は前シリーズの旧αシリーズに次ぐ第3の王道シリーズ、「Zシリーズ」の第1作目となり、それに併せて本作もthe Best(廉価版)が2011年3月3日に発売されることになった。
主要新システム・難易度
- 熟練度システムについて、本作では「SRポイント」と名前が代わり採用。
- 小隊システムについて、本作では「トライバトルシステム」が採用。
- プレースメント補正の新規導入。
- 連続ターゲット補正がA PORTABLEに引き続き導入。
- ユニットの改造可能な能力に「照準値」が新たに登場。これは命中率への補正値であり、それまでのスパロボでも固定値として存在していたものである。
- 地形適応が機体とパイロット両方SでないとSにならない(A以下も同様)。難易度の上昇に一役買っている。
- 飛行ユニットは空中にいるとき、毎ターンの最初にENが自動的に10消費されるようになっている。これも難易度の上昇に一役買っている。
- 精神コマンドの習得数は1人あたり最大5種類。また従来のシリーズに比べてその燃費が悪く、力押しで進めることに多少の歯止めをかけている。
小隊システムを改良した「トライバトルシステム」が導入。1小隊のメンバーが3機に変更され、「トライ」「センター」「ワイド」の3種の小隊フォーメーションが実装された。また、熟練度の「SRポイント」への変更(隠しキャラや隠し機体には一切関与しない熟練度…との情報もあったが、結局、複数の隠し要素に絡んでいる)などなど、過去の作品システムを見直し、より発展させた作りとなっている。なお、本作はファミ通クロスレビューにおいて、スパロボでは初めてのプラチナ殿堂入りを決めている。
発売前から言われていた難易度に関しては概ね前予想の通りで、HARDで進むと歴代でもかなりの難易度を誇る。なお、1周クリアすると武器・機体改造不可、パイロット育成不可、敵改造済み、難易度常にHARDのEX-HARDを遊ぶことができる。とはいえ、スペシャルモードの出現条件が「ランド・セツコの両方でクリア」に変更された(EX-HARDをクリアする必要が無くなった)為に、かなりコアなプレイヤーでないとプレイする事は無いと思われる。
これまでの据え置き機作品の中でも驚異的にロードが早く、PS2の性能を限界迄発揮させていると言われている。
話題
- もともとは、「αシリーズ」に続く新シリーズという事で「スーパーロボット大戦Ω(オメガ)」というタイトルになる予定だったが、諸事情(おそらくは商標の関係)でタイトルが「スーパーロボット大戦Z」に変更された。Ωがギリシャ文字で最後の言葉である事からラテンアルファベットにおける最後の言葉であるZがつけられている。総合プロデューサーの寺田貴信は、過去に「シリーズ最終作のタイトルをつけるなら『Z』にしたい」と語っていたが、本作発表後に撤回しており、今作の「Z」の意味は新たな始まりと意味を込めてつけたと語っている。(ウィキペディアのスーパーロボット大戦Zより。)
- 今回オリジナルキャラクターを担当した声優の何人かはスーパーロボット大戦公式BLOG「熱血!必中!スパログ!」のブログを書いている声優の方々である。タイトルコールもCMとゲーム開始画面の「ゼェェェット!!」も水木一郎氏である。
- 本作のオリジナル敵キャラクター「カイメラ」はその個性的(過ぎる)な言動と行動の数々で歴代シリーズでも屈指の異彩を放つ存在となっている。
- 本作では選択した主人公によってストーリーの印象が全く対極になるように作られている。攻略本の寺田Pでのインタビューによると、女主人公(セツコ)を選んだ場合には陰のイメージを持たせ、男主人公(ランド)を選んだ場合には陽のイメージを持たせたという事である。このため、どちらかの主人公で遊んだかによって本作への印象は大きく変わり、ネット上での本作の感想の関する話題などで会話が噛み合わないことさえある。
- グラフィックについてはPS2の最高解像度であるVGAを採用した事により、ユニットグラフィックやカットインがより鮮明かつきめ細やかに表現されている。また攻撃のアクションは同じ武器でも地対空・空対地とそれぞれ別のアニメーションが描き起こされている。一方、敵方可変モビルスーツ(モビルアーマー)は一括りで纏めてられている(攻撃の際にモビルスーツとモビルアーマーの両形態に変形して攻撃する等)
- 一部の人物の音声が少し、あるいはとても低く再生されるバグが複数発見されている。代表は子安氏の担当キャラ(新録分)と『宇宙大帝ゴッドシグマ』のジュリィ。
さらに『超時空世紀オーガス』の特殊トライチャージはリーアの声が異常に遅く再生され、およそまともな声には聞こえない。これらのバグについて今のと所公式見解は発表されていない。『スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク』およびベスト版では修正されている。
- 『新スーパーロボット大戦』以来久々のスペシャルディスク『スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク』が製作されている。
参戦作品
★は初参戦、☆は据置機初参戦。Rマークは王道シリーズ(王道は英語で「ROYAL(ロイヤル)」と読む。)初参戦および復帰をした作品。
- ★オーバーマン キングゲイナー
- ☆R THE ビッグオー
- ★THE ビッグオー 2nd SEASON
- 無敵鋼人ダイターン3
- R無敵超人ザンボット3
- 戦闘メカ ザブングル
- 劇場版 機動戦士Ζガンダム
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- 機動新世紀ガンダムX
- ∀ガンダム
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
- マジンガーZ
- グレートマジンガー
- R UFOロボ グレンダイザー
- ゲッターロボG
- ★宇宙大帝ゴッドシグマ
- ★創聖のアクエリオン
- ★交響詩篇エウレカセブン
- ★超時空世紀オーガス
- ★宇宙戦士バルディオス
- ★超重神グラヴィオン
- ★超重神グラヴィオンツヴァイ
- 『THE ビッグオー』や『超重神グラヴィオン』は第二期も合わせて参戦するのに対して、Ζガンダムや逆襲のシャア、SEED DESTINYは参戦するがガンダムΖΖやSEEDは参戦しなかったりと、構成に興味深い点が多い。特にSEED DESTINYはSEEDの主要キャラが多いので、そのあたりがどのように描かれるかが注目された。
- 参戦作品の発表は順次行われたが、最後に発表されたのは『宇宙大帝ゴッドシグマ』であった。
- 『UFOロボ グレンダイザー』と『無敵超人ザンボット3』は『第4次スーパーロボット大戦』から約13年振りの王道シリーズでの復帰参戦となった。
- なお、バンプレストはバンダイナムコゲームスの完全子会社の反映として、本作以降の版権シリーズは、オリジナル要素は『SC2nd』(リメイクを含めば『A PORTABLE』)までの「バンプレストオリジナル」に代わり、「オリジナル」名義での紹介となっている。
世界観
→詳細は世界観/Zシリーズへ。
Zオリジナルのメカ&キャラクター
主人公
主人公はセツコ、ランドの2択。排他ではなく選択されなかった方は脇役として登場。
主人公 | 乗機 |
---|---|
セツコ・オハラ トビー・ワトソン デンゼル・ハマー |
バルゴラシリーズ |
ランド・トラビス メール・ビーター |
ガンレオン |
- セツコ・オハラ
- 女主人公。19歳。地球連邦軍少尉だが、軍人にしてはやけに気が弱く消極的。自分でも軍人に向いているかどうか疑問に思っているらしい。操縦技術は丁寧で評価が高く、戦技研究班『グローリー・スター』のパイロットとなる。歴代シリーズを含めても最も不幸な展開を辿るキャラクターになっている。
- ランド・トラビス
- 男主人公。27歳の修理屋。『ザ・ヒート』を自称し、それに違わぬ豪放磊落な性格。ただし『ザ・クラッシャー』と陰で呼ばれている、やり過ぎてしまう質の男でもある。しかし見た目とは裏腹に脳みそまで筋肉という訳ではなく、周りの状況をしっかり把握したりする等の冷静な部分も持ち合わせる。
カイメラ
その他
- アサキム・ドーウィン
- 乗機はシュロウガ
- ツィーネ・エスピオ
- 乗機はエリファス
→詳細はオリジナル要素/Zへ。
関連記事
ゲーム中データ
分類 | 記事 |
---|---|
全話一覧 | 全話一覧/Z |
隠し要素 | 隠し要素/Z |
精神コマンド | 精神コマンド/Z |
強化パーツ | 強化パーツ/Z |
特殊能力 | 特殊能力/Z |
特殊技能 (特殊スキル) |
特殊技能/Z |
メカ&キャラクターリスト | メカ&キャラクターリスト/Z |
その他オプション | オプション/Z |
- 合体攻撃 / 合体攻撃/Z
- エース
- パイロット養成
- 周回プレイ
- 母艦
- 修理装置
- 補給装置
- バグ
- 中断メッセージ / 中断メッセージ/Z
- 小隊 / トライバトルシステム
- プレースメント補正
- 連続ターゲット補正
- SRポイント
関連用語
- 多元世界
- あらゆる平行世界が入り混じり、融合した新たな世界。物語の根幹をなす設定で、『超時空世紀オーガス』の時空振動弾が引き金となった。
- ZEUTH
- 今回のスーパーロボット軍団の組織名。いろいろと個人主義が影響して結束力に乏しく、一時は敵味方に分かれるなど今までのスパロボではありえなかった展開まで発展した。ちなみに『ヒーロー戦記』の自部隊名と同音だが、あちらは「Z.E.U.S」である。
- 新地球連邦
- 様々な世界の最大勢力が結集し成立した組織。軍閥政治の害が様々に出ている。
- UN
- 多元世界で普及している通信ネットワーク。所謂インターネットと同じだが長距離通信が制限されている世界観の都合上依存度は大きくなっている、テレビや新聞もUNに依存している。エーデル准将によって敷設された。
- セカンド・ブレイク
- カイメラ
- 新地球連邦軍のエーデル・ベルナル准将の直轄部隊。
- コペルニクス会談
- 月の女王ディアナの呼びかけにより開催された会議。命名は開催場所である、月面の自由都市コペルニクスより。スパロボのクロスオーバーを最大限にまで引き出したイベント。なお、仲介役及び司会進行はロジャー・スミスが行っている。
商品情報
ゲーム本体
スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク
攻略本
サントラ
話題まとめ
- http://www.cre.ne.jp/writing/IRC/write-ex1/2008/05/20080508.html#190000
- 参戦作品一覧に、スクリーンショットが乗っていたので、ちらちらと見ていたら
- http://computer.cre.jp/irc/game/2008/06/20080630.html#030000
- トップに来ているキャッチコピーは「多元世紀元年 僕らの世界は崩壊した…」
- http://computer.cre.jp/irc/game/2008/08/20080809.html#070000
- 公式サイトでオリジナルキャラクターの公開が始まってた。
資料リンク
- スーパーロボット大戦Z
- 公式