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:『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では後述の発言を踏まえて、四ッ谷を「良い司令官」と評価した。 | :『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』では後述の発言を踏まえて、四ッ谷を「良い司令官」と評価した。 | ||
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:『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では、[[香港]]で[[ギガノス帝国|ギガノス軍]]に捕らえられ再強化された[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]と[[ロザミア・バダム|ロザミィ]]を助け出そうと躍起になる彼に、人類の愚かさによる業を説いて落ち着かせる。 | :『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では、[[香港]]で[[ギガノス帝国|ギガノス軍]]に捕らえられ再強化された[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]と[[ロザミア・バダム|ロザミィ]]を助け出そうと躍起になる彼に、人類の愚かさによる業を説いて落ち着かせる。 | ||
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+ | :『A』第18~19話にて自軍に同行した際、DG細胞とその原型であるUG細胞の研究を彼女とともに行っていた。 | ||
;[[東方不敗マスター・アジア]] | ;[[東方不敗マスター・アジア]] | ||
:「自然を破壊する人類は滅びてしまった方がマシである」という考え方を持っているという点が共通しており、『A』においてそのクロスオーバーとして[[東方不敗]]が四ッ谷博士に協力を要請するイベントが起きる。しかし四ッ谷博士は彼の行動を理解しつつも[[デビルガンダム]]及び[[DG細胞]]による[[地球]]再生に限界があると看破してその誘いを拒否する。 | :「自然を破壊する人類は滅びてしまった方がマシである」という考え方を持っているという点が共通しており、『A』においてそのクロスオーバーとして[[東方不敗]]が四ッ谷博士に協力を要請するイベントが起きる。しかし四ッ谷博士は彼の行動を理解しつつも[[デビルガンダム]]及び[[DG細胞]]による[[地球]]再生に限界があると看破してその誘いを拒否する。 | ||
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;[[ルド・グロリア]] | ;[[ルド・グロリア]] | ||
:『[[スーパーロボット大戦L|L]]』の終盤に[[GreAT]]によって地球圏が制圧された際に、彼に人質にとられてしまう。 | :『[[スーパーロボット大戦L|L]]』の終盤に[[GreAT]]によって地球圏が制圧された際に、彼に人質にとられてしまう。 | ||
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+ | :『30』ではコン・バトラーを[[ドライストレーガー]]に引き入れようとする彼女に「大きな力があれば世界を平和に出来るのか」と問う。 | ||
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ;「自然も、星も、すべて人間の力でどうにでもなる。そう思ってからの人間は、ますます救いようがなくなった。では…その地球に生まれた他の生き物はどうなる? この星で生きるべく、生をうけた全ての生き物は?」 | + | ;「…南原博士には伝えたことがある。わしは…地球を愛しこそすれ、人間を愛してはいない、とな」<br />「…人間は、どうしようもない生き物だ。自然保護だといっても、それは自分たちの生存が脅かされる旧世紀までにすぎなかった」<br />「自然も、星も、すべて人間の力でどうにでもなる。そう思ってからの人間は、ますます救いようがなくなった。では…その地球に生まれた他の生き物はどうなる? この星で生きるべく、生をうけた全ての生き物は?」<br />「この意味はなんだ…? 人間だけだ。腹が減ってもいないのに殺し合い、他の動物も殺せる動物…こいつが人間だ」<br />「地球のためには、人間は第一に滅ぶべき動物…わしはこう思っておる」 |
− | :『[[スーパーロボット大戦A|A]] | + | :『[[スーパーロボット大戦A|A]]』第19話、ランタオ島での東方不敗との決戦の際、彼の糾弾を受け、自身の心の内を明かす。台詞内にある通り、南原博士に語った名台詞を改めて周囲に語る形であり、原作同様に地球を愛するからこそ「地球再生のためには人類滅亡が不可欠」という持論を持っていた。東方不敗に指摘されたそれを否定することはできなかった。しかし…。 |
+ | ;「…デビルガンダムでは地球再生はできんのだ。…デビルガンダムがするのは…地球改造だからだ!」<br />「DG細胞…デビルガンダムの三大理論を具体化したこの細胞が、わしに協力をやめさせた。デビルガンダムにまかせては、地球すべてがDG細胞に冒される」<br />「デビルガンダムは、自分を維持するために他の生き物をDG細胞で取り込まねばならん。その結果が…ゾンビ兵だ!」 | ||
+ | :同話。同じ思想を持ちながら、東方不敗に協力しなかった最大の理由で、DG細胞がもたらす脅威を語る。 | ||
;「マスターアジア、お前のやろうとしていることをわしは否定はせん。…じゃが、やり方には賛成できん。お前さんは科学者ではない…DG細胞の弊害に気づいておらんのだ」<br />「科学者というものが、肝心な時には間に合わない…それは正しいかもしれん。だが、その時間で得られるものもある。わしがここまで話を引っぱったのは、他の科学者たちの意見も聞くためじゃった」<br />「そう、早乙女博士、弓教授、兜博士、宇門博士、左近寺博士、和泉博士…それぞれの分野の見解からいっても、共通の答えは…ノーだ」 | ;「マスターアジア、お前のやろうとしていることをわしは否定はせん。…じゃが、やり方には賛成できん。お前さんは科学者ではない…DG細胞の弊害に気づいておらんのだ」<br />「科学者というものが、肝心な時には間に合わない…それは正しいかもしれん。だが、その時間で得られるものもある。わしがここまで話を引っぱったのは、他の科学者たちの意見も聞くためじゃった」<br />「そう、早乙女博士、弓教授、兜博士、宇門博士、左近寺博士、和泉博士…それぞれの分野の見解からいっても、共通の答えは…ノーだ」 | ||
− | : | + | :同話。病に侵され、時間がなかったことから強硬手段に出た東方不敗とは異なり、科学者故にギリギリまで、限界まで他人との協議を重ね、その上で東方不敗とは別の道を選んだ。同作における複雑な想いが伺える台詞。 |
+ | :補足すると四ッ谷が協力を拒んだ理由、および上記の言動は「成功する見込みがないから」に過ぎず、(少なくともこの時点では)四ッ谷のスタンスはまだ変わっていないためである。 | ||
+ | :それ故、東方不敗の思いとやろうとしている事に関して否定しなかった。もちろん成功する見込みが高かった場合、逆の結論も出していた可能性があったのは想像に難くない。 | ||
+ | ;「…ああ。今は、な」<br />「お前たち、若い力が世界を変えていってくれる…わしはそう信じておる」 | ||
+ | :同話エンドデモ。豹馬に改めて、東方不敗と同じ考えなのかと聞かれて。一時絶望こそしたが、バトルチームを始めとした若い力に希望を見出し、改めて自軍にバトルチームを託し南原コネクションに戻ることとなった。 | ||
;「ところで…東方不敗、マスターアジアは?」<br />ドモン「……」<br />「そうか。…いや、あの男ほど地球のことを思っていた者はいなかったかもしれん。…酒でも酌み交わしたかったが」 | ;「ところで…東方不敗、マスターアジアは?」<br />ドモン「……」<br />「そうか。…いや、あの男ほど地球のことを思っていた者はいなかったかもしれん。…酒でも酌み交わしたかったが」 | ||
:『A』のエンディングにて。友人の動向を訪ねるも、ドモンの沈黙からすべてを察した彼は、今は亡き友を静かに偲ぶのだった…。 | :『A』のエンディングにて。友人の動向を訪ねるも、ドモンの沈黙からすべてを察した彼は、今は亡き友を静かに偲ぶのだった…。 |
2024年11月22日 (金) 10:50時点における最新版
四ッ谷 | |
---|---|
読み | よつや |
外国語表記 | Yotsuya |
登場作品 | 超電磁ロボ コン・バトラーV |
声優 | 富田耕生 |
デザイン | 安彦良和 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | サポートユニット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
所属 | 南原コネクション |
役職 | 2代目所長 |
四ッ谷博士は『超電磁ロボ コン・バトラーV』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
南原猛博士の親友で、電磁学専攻。彼の亡き後、南原コネクションの指揮を任された。
地球と自然を愛する人物で、それ故に当初は自然を汚す人間を滅びるべき存在とまで絶望していたが、南原博士の説得とその死によって彼の遺志を継ぎ、地球とその自然、そして人間として人間を守ろうという使命を持って、時には世界各国の無理解に苦しめられながらもバトルチームと共にキャンベル星人と戦った。
当初は網走刑務所に収監されており、獄中からの初登場を果たすなど科学者らしからぬ無頼漢で型破りなキャラクター。大の酒好きで、常に懐へウィスキーのミニボトルを忍ばせており何かと飲んだくれているが、有事の際にはコン・バトラーチームに的確な指示を与え、指揮官として采配を揮う。
科学者としても一流で、グランダッシャーや「ニューV作戦」と呼ばれる対マグマ獣用4大兵器(ツインランサー、Vレーザー、バトルチェーンソー、カッターキック)を開発。最終回に登場した第2基地「サブ・コネクション」も、彼が秘密裏に設計していた。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
作品によっては、「ッ」が抜け「四谷博士」表記になることも。
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。コン・バトラーチームに比べると影は薄い。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 竜崎勇博士を「良きライバルだった」と呼ぶシーンがある。
- スーパーロボット大戦F
- 早々にコン・バトラーチームをロンド・ベルに送ろうとするが、豹馬の負傷で先送りに。合流シナリオにはDVEがある。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 名前のみ登場。豹馬が「おっちゃんも頼むぜ」と伝言を頼む。
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
- ボイスが収録されている。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- ボルテス初登場シナリオで初登場。SRWでは本作で南原博士が登場するが、それほど絡まない。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 第3話でのティターンズによる南原コネクション襲撃においてはティターンズ側の人質となったちずるを小型爆弾による自爆で救出し、一時は安否不明となるが、ロザミアが乗るサイコガンダムの攻撃で窮地に陥ったコン・バトラーチームに勝利へのVサインを送り、彼らを奮起させる。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 一応、ガードダイモビックでαナンバーズの機体の整備を行っているようなので、剛博士等と共にガードダイモビックにいる。また、三輪長官を獅子王博士と同様に「あんた」呼ばわりしたり、Vサイン専用のグラフィックが存在したりしている。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- スーパーロボット大戦IMPACT
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦A
- シリーズで唯一、東方不敗との絡みがある。その関係もあり、中盤一時的に自軍に同行する。
- スーパーロボット大戦R
- スーパーロボット大戦J
- スーパーロボット大戦L
Scramble Commanderシリーズ[編集 | ソースを編集]
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦64
- 当初は廃墟で酒浸りの生活を送っており、ムゲ・ゾルバドス帝国の侵攻の際にも、人間などどうなってもいいと思い動くことはなかった。万丈から地球そのものを滅ぼそうとする銀河帝国軍の襲来を聞き、重い腰を上げてコン・バトラーV起動に協力することになる。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- コン・バトラー系のユニットクエストなどに登場。
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド1から登場。
- スーパーロボット大戦30
- 最序盤地上ルートから登場。
ステータス[編集 | ソースを編集]
サポートアビリティ[編集 | ソースを編集]
- 必殺兵器開発者
- R。セットしたアタッカーのクリティカル率アップ。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- 南原猛
- 友人であり、南原コネクションの初代指揮官。
- 葵豹馬
- 彼からは「おっちゃん」と呼ばれ、タメ口で会話する。
- 浪花十三
- 第47話ではダンゲルを信じたことを激しく後悔する博士をフォローした。
- 西川大作
- 第20話では博士の護衛を務めるが、ガルーダに博士を拉致されたことにより腹を切ろうとした。
- 南原ちずる
- 友人の孫。彼女が赤ん坊のときに会った事があり、再会した際はセクハラまがいのことを言って彼女を怒らせる。
- 北小介
- 助手として作業を手伝うことが多い。
- ガルーダ
- 第20話で四ツ谷博士を拉致し、自白剤でコン・バトラーの弱点を吐かせるが、博士は前もって仕込んであった解毒剤で難を逃れた。
- ダンゲル将軍
- 第47話で降伏した彼を受け入れる決断をするが、後に偽りの降伏であったことを知って激しく後悔する。
- 川上健二
- 第二コン・バトラー隊の最初の候補生として選んだ。
- 勝田博士
- SRW未登場。博士の旧知で豹馬の義手を構成する人口細胞をかつて開発した人物。行方不明になっていたが、キャンベル星人に与して豹馬の義手に毒を入れた。
- ローレンス・ピカデリー
- SRW未登場。ブリッデン国の科学者。四ツ谷博士はコン・バトラーのみで地球を守ることに憂慮して彼の開発したガルガンチュワに目をつけ、協力を要請するも、ガルガンチュワの実力不足故に醜態を見せたくないというブリッデン国とピカデリー博士の意向で断られた。四ツ谷博士は一時人類に絶望しかけたが、ピカデリー博士は後に改心してガルガンチュワに乗り、コン・バトラーの窮地を救って戦死した。
他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
スーパー系[編集 | ソースを編集]
- 剛健太郎、剛光代、浜口博士
- コン・バトラーとボルテスが競演する作品では協力関係にあることが多い。
- 三輪防人
- 彼の無茶苦茶な言動に対して快く思わず、「あんた」呼ばわりしている。
- 竜崎勇
- 『第4次』では交流があった設定で四ッ谷博士曰く「良きライバル」。
- 猿渡ゴオ
- 『L』にて、酔った勢いで、ゴオが周囲には隠していた杏奈が家を出て行ってしまった事実を喋ってしまった。
ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]
宇宙世紀ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]
- アムロ・レイ
- 『IMPACT』では後述の発言を踏まえて、四ッ谷を「良い司令官」と評価した。
- シャア・アズナブル
- 『30』では自然を愛する身ではあるが、人類の革新と地球の自浄作用のために人類を地球から排除しようとした彼のやり方には納得できなかったと語っている。
- カミーユ・ビダン
- 『A』では、香港でギガノス軍に捕らえられ再強化されたフォウとロザミィを助け出そうと躍起になる彼に、人類の愚かさによる業を説いて落ち着かせる。
アナザーガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]
- シャッフル同盟(ドモン・カッシュ、チボデー・クロケット、ジョルジュ・ド・サンド、サイ・サイシー、アルゴ・ガルスキー)
- 『R』では、コン・バトラーVの偽物が世界各地を襲撃した騒ぎで、濡れ衣から政府がコン・バトラーVの爆破・廃棄という決定に反対し、格納庫に籠城するバトルチームの面々を説得するが、失敗しボスボロットの中に隠れていた彼らに強硬手段を依頼した。
- レイン・ミカムラ
- 『A』第18~19話にて自軍に同行した際、DG細胞とその原型であるUG細胞の研究を彼女とともに行っていた。
- 東方不敗マスター・アジア
- 「自然を破壊する人類は滅びてしまった方がマシである」という考え方を持っているという点が共通しており、『A』においてそのクロスオーバーとして東方不敗が四ッ谷博士に協力を要請するイベントが起きる。しかし四ッ谷博士は彼の行動を理解しつつもデビルガンダム及びDG細胞による地球再生に限界があると看破してその誘いを拒否する。
バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]
- セイジュウロウ・ソガ
- 『SC2』における旧知の仲だった人物。
- ルド・グロリア
- 『L』の終盤にGreATによって地球圏が制圧された際に、彼に人質にとられてしまう。
- ミツバ・グレイヴァレー
- 『30』ではコン・バトラーをドライストレーガーに引き入れようとする彼女に「大きな力があれば世界を平和に出来るのか」と問う。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「こらー!出せ出せ出せー!どうしても出さんというなら酒ぐらいもって来い!」
- 初登場時の台詞。警察の留置場に入れられているという科学者とはあるまじき姿で登場する。
- 「この意味は何だ!人間だけだ!腹が減っていないのに殺し合い、腹が減ってもいないのに他の動物と殺せる動物…こいつが人間だ!地球の為には人間は第一に滅びるべき動物なんだよ」
- 南原博士に協力を持ちかけられた際、子供の頃にいたトキが人間の手によって極わずかになってしまった事実を挙げ、この台詞を言って協力を断ってしまう。
- 「南原は死んどりはせん!生きとる!貴様らが乗ったコンバトラーV、それがそのまま地球を愛し、人間を愛した南原だ!」
「今日からは俺が貴様らの指揮を執る!俺は南原に誓った、最後の最後まで戦いぬくとな」 - 第3話ラスト。死んだ南原博士の遺志を継ぎ、南原コネクションの指揮官として戦う事を決意する。
- 「人間が滅びて芸術もへったくれもあるか。シェークスピアも寝言、ベートーベンもおならと同じになるわい」
「国家最高の機密とは容易だ。その機密を作ったのは人間なんだぞ。君も、あんたも、みーんな同じ人間だ!」 - ブリッデン国の科学者であるピカデリー博士に博士の作ったガルガンチュワの参戦を要請するも、国の面子によって拒否された際に。
- 「ワシは情けない…人間とは所詮この程度の生き物じゃったか…首が危ないのに髭の心配をするほど馬鹿な動物じゃったか…」
- 結局、四ッ谷博士の説得が通じず、人間に再び絶望した際の台詞。
- 「ありがとう、ローレンス・ピカデリー君。立派な最期だった… 君のおかげで人間が信ずる事が出来たよ」
「安らかに眠れ…人類は永遠だ。我々が手をつなぎあう限り」 - 自らの命を捨ててまでコン・バトラーVの窮地を救ったピカデリー博士を悼んで。
- 「豹馬!どんな場合でも戦闘に私情を差し挟む余地はないぞ!」
- 第22話で冷凍獣アイラスが暴走した際、アイラスが母星を失った事に同情していた豹馬の気持ちを察して敢えて釘を刺した台詞。
- 「相手を攻める時、本当の敵は自分の心の中なんだ。それを忘れんでくれ」
- キャンベル軍の本拠地を発見し、血気にはやる豹馬たちを制して。
- 「この地球を、この美しい地球を今守る事が出来るのはお前達しかいないんだ!立て、立つんだ!コン・バトラーV!!」
- 女帝ジャネラ率いる新たなるキャンベル軍によって南原コネクションを破壊され、マグマ獣マグナムによって窮地に陥るコン・バトラーVとバトルチームに向けたエール。
- 「我々凡人に食べられそうなのは生卵だけか…」
- 一木兄妹の父親である一木木兵衛がコックとして料理を振舞った際、メニューが蝮とニンニクのスープやヤマヒルとナメクジの中華煮等の衝撃的な物であった事に対する対応。もっともその卵もマグマ獣であったが。
- 「いかん、いくらキャンベル星人でも正しい裁判をするんだ。それが我々の採る道じゃ、人間としてな」
- 第47話でダンゲルが降伏してきた際、ダンゲルの殺害を主張する十三への台詞。
- 「よーく聞いてくれ。キャンベル星人が平和を求めれば喜んでキャンベル星人を友人として迎えるのが人の道。戦うのが目的じゃない!ダンゲルの処置も同じじゃ、前非を悔いれば許す精神で当たるんじゃ、わかってくれ…」
- 上の台詞の後、不満を持つ十三及びダンゲルに敵意を向ける南原コネクションの一般職員らを諭した台詞。しかし、ダンゲルの降伏は偽りであり、博士は激しく後悔する。
スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 「フン…迷惑な話だわい。勝手にワシらを失敗作と決め付けて、銀河ごと滅ぼそうと決めるのだからな…そいつが神様だとしても、ワシは拝む気になれんな」
- 『第3次α』終盤に於けるイカロス基地での「銀河中心殴り込み艦隊」結団式にて、銀河の終焉を定めたアカシックレコードへの不快感を露わにする。
- 「豹馬、十三、大作、ちずる、小介!お前達に送る言葉は一つ!勝利だ!!」
- 超長距離ワープで出発する寸前のコン・バトラーチームへ、勝利のVサインを送り檄を飛ばす。
- 「博士はボアザンのうまい酒を用意して待っていてくれ」
- 『第3次α』EDでボアザン星の剛博士に支援物資を送る旨を伝えた際、ついでとばかりにボトルキープを依頼。むこうでも呑む気らしい。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 「ばかもんっ!自惚れるんじゃない!敵はキャンベル星人だけではないんじゃぞ!地球上のあらゆる戦力を統合しなければ、我々は生き残れん!」
- 『IMPACT』で豹馬達にコン・バトラーVをガンドール隊へと託す事の重要性を告げる。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 「…南原博士には伝えたことがある。わしは…地球を愛しこそすれ、人間を愛してはいない、とな」
「…人間は、どうしようもない生き物だ。自然保護だといっても、それは自分たちの生存が脅かされる旧世紀までにすぎなかった」
「自然も、星も、すべて人間の力でどうにでもなる。そう思ってからの人間は、ますます救いようがなくなった。では…その地球に生まれた他の生き物はどうなる? この星で生きるべく、生をうけた全ての生き物は?」
「この意味はなんだ…? 人間だけだ。腹が減ってもいないのに殺し合い、他の動物も殺せる動物…こいつが人間だ」
「地球のためには、人間は第一に滅ぶべき動物…わしはこう思っておる」 - 『A』第19話、ランタオ島での東方不敗との決戦の際、彼の糾弾を受け、自身の心の内を明かす。台詞内にある通り、南原博士に語った名台詞を改めて周囲に語る形であり、原作同様に地球を愛するからこそ「地球再生のためには人類滅亡が不可欠」という持論を持っていた。東方不敗に指摘されたそれを否定することはできなかった。しかし…。
- 「…デビルガンダムでは地球再生はできんのだ。…デビルガンダムがするのは…地球改造だからだ!」
「DG細胞…デビルガンダムの三大理論を具体化したこの細胞が、わしに協力をやめさせた。デビルガンダムにまかせては、地球すべてがDG細胞に冒される」
「デビルガンダムは、自分を維持するために他の生き物をDG細胞で取り込まねばならん。その結果が…ゾンビ兵だ!」 - 同話。同じ思想を持ちながら、東方不敗に協力しなかった最大の理由で、DG細胞がもたらす脅威を語る。
- 「マスターアジア、お前のやろうとしていることをわしは否定はせん。…じゃが、やり方には賛成できん。お前さんは科学者ではない…DG細胞の弊害に気づいておらんのだ」
「科学者というものが、肝心な時には間に合わない…それは正しいかもしれん。だが、その時間で得られるものもある。わしがここまで話を引っぱったのは、他の科学者たちの意見も聞くためじゃった」
「そう、早乙女博士、弓教授、兜博士、宇門博士、左近寺博士、和泉博士…それぞれの分野の見解からいっても、共通の答えは…ノーだ」 - 同話。病に侵され、時間がなかったことから強硬手段に出た東方不敗とは異なり、科学者故にギリギリまで、限界まで他人との協議を重ね、その上で東方不敗とは別の道を選んだ。同作における複雑な想いが伺える台詞。
- 補足すると四ッ谷が協力を拒んだ理由、および上記の言動は「成功する見込みがないから」に過ぎず、(少なくともこの時点では)四ッ谷のスタンスはまだ変わっていないためである。
- それ故、東方不敗の思いとやろうとしている事に関して否定しなかった。もちろん成功する見込みが高かった場合、逆の結論も出していた可能性があったのは想像に難くない。
- 「…ああ。今は、な」
「お前たち、若い力が世界を変えていってくれる…わしはそう信じておる」 - 同話エンドデモ。豹馬に改めて、東方不敗と同じ考えなのかと聞かれて。一時絶望こそしたが、バトルチームを始めとした若い力に希望を見出し、改めて自軍にバトルチームを託し南原コネクションに戻ることとなった。
- 「ところで…東方不敗、マスターアジアは?」
ドモン「……」
「そうか。…いや、あの男ほど地球のことを思っていた者はいなかったかもしれん。…酒でも酌み交わしたかったが」 - 『A』のエンディングにて。友人の動向を訪ねるも、ドモンの沈黙からすべてを察した彼は、今は亡き友を静かに偲ぶのだった…。
- 尚生存フラグを建てて仲間入りしている場合は当然東方不敗も死亡しないのだが、ドモンは「師匠はまた旅立たれてしまった」と返すので対面はない。
- 「こらロペット! お前なんということを言うんじゃ! わしはお前をそんな風に作った覚えはないぞ!」
- 『J』の中盤、バトルチームがロペットから「博士に酒を飲ませすぎないように」と忠告を受けた際の返し。これに対しロペットは「当タリ前デス。私ヲ作ッタノハ南原博士デス」と切り返した。
余談[編集 | ソースを編集]
- 『鉄腕アトム』のお茶の水博士を意識したキャラクター。善人であるお茶の水に対抗して、彼は不良博士として描かれており、名前も御茶ノ水駅と同じJR中央線の四ツ谷駅から取られている。