一文字號
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一文字號 | |
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読み | いちもんじ ごう |
外国語表記 | Ichimonji Gou |
登場作品 | |
声優 |
草尾毅(號) 櫻井孝宏(真対ネオ) |
デザイン |
石川賢 鈴木藤雄(真対ネオ) |
種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
年齢 | 17歳 |
所属 | ネーサー |
概要
原作漫画『ゲッターロボ號』、OVA『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』の主人公。
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
家族を恐竜帝国に殺された後は地下の闇プロレスで生計を立てていたが、神隼人にスカウトされる。
野生育ちというわけでもないのに「山猿」と称されるほど性格は単細胞で荒々しいが、友情に厚い部分など、竜馬を思い起こさせる義侠心の持ち主。真ゲッターロボを神ゲッターロボまで昇華させるなど、適性は高い模様。
元となったのは原作漫画版『ゲッターロボ號』の主人公である同名の人物。
原作漫画版
家族がおり、実家は酒屋を営んでいる。インターハイに複数の競技に出場しており、連続で競技に参加しても息切れをしていないスタミナを見た隼人によってスカウトされる(競技中は利き手ではない右手で砲丸投げに失敗していたが、このスカウト時には左手で壁にめり込むほどの豪速球を投げている)。
ゲッターとの親和性は流竜馬と並ぶ程に高く、ゲッターとの対話も行うなど、ゲッター線に取り込まれずに竜馬と同じ領域に立った唯一の人物。最終的に真ゲッターロボの操者として、竜馬達と共に火星に飛び立っている。
なお、後の作品では彼の姿は確認されていないが、彼のゲッターとの強力な親和性からすると、遥かな未来において武蔵と似た立場などになっている可能性は高い。
なおTV版『ゲッターロボ號』ではマジンガーシリーズへのオマージュという作品自体の性質もあり、兜甲児そっくりなヘアースタイルをしている。
登場作品と役柄
ゲッターロボ號
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 『號』としては初参戦作品。設定としては漫画版となる。
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦R
- 本作では竜馬がスカウトに来る。スカウトされた場所は上海。原作通りのイメージで格闘値は高く、精神コマンドもスーパーロボット乗りとしてエース級。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 隼人にスカウトされる所は再現されているが、スカウトされた場所が何とベルファスト。闇プロレスのせいでそんな遠くまで……と思ったプレイヤーも多いはず。射撃武器がネオゲッター1にしかないため、射撃エース習得には少し苦労する。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
闇プロレスをしていたためか格闘が非常に高く、ガンダムファイター勢と肩を並べるほど高い。ただし他の能力はあまり高くない。特に防御はスーパー系にしてはやや貧相ともいえるレベル。
精神コマンド
- R、GC(XO)
- ド根性、不屈、必中、熱血、気合、覚醒
- 3人乗りユニットに乗るのだが、一人で戦闘に必要な精神コマンドを全て修得してしまう。気合、必中、熱血は剴も修得するため、號は終盤は対ボス戦用に覚醒にSPを費やすのがいい。
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
- 橘翔
- チームメイト。基本的に山猿である號は、クールな彼女に窘められる事が多い。
- 大道剴
- チームメイト。
- 神隼人
- 司令官。
- 流竜馬
- ゲッターのパイロットとしての先輩。Rでは、原作以上に付き合いが長いのか、互いにゲッター1のパイロットであり似たもの同士なのか会う度に「引退ロートル親父」「新米のガキパイロット」と呼び合い喧嘩をする仲。
- ジャック・キング
- ポケットモンキーやらマウンテンモンキーやら呼ばれて激怒するも、なんだかんだでよきライバルに。
他作品との人間関係
スーパー系
- 兜甲児(OVA)、剣鉄也(OVA)
- ダイナミック繋がりの仲間。登場作品全てで競演し、ファイナルダイナミックスペシャルも共に可能。
- 一木金太、一木知恵
- Rでは、彼らの愛機のケロットを「カエルみたいなの」と評して彼らを怒らせた。
- 竹尾ワッ太
- GCでは妙に仲がいい。
- 出雲銀河
- Rでは増長した彼に、ネオゲッターロボはデータウェポンが揃うまでのつなぎだとコケにされマジ切れする。
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- ブライト・ノア
- GC・XOでは、最初は似た者同士の彼と馬が合わないのか何度も衝突するが、次第に信頼関係を築いていく。
- カミーユ・ビダン
- Rでは、プリベンターの調査によりD.O.M.E.の正体を知り、当時の連邦軍に対して激昂する彼を珍しく宥めることに。
アナザーガンダムシリーズ
- 東方不敗マスター・アジア
- Rにてゲッター線によって完全復活を遂げた彼を「食えないジジイ」と評した。
- 風雲再起
- Rでは、モビルホースを馬が操縦している事に驚くのと同時に、思わず「こいつ」呼ばわりした事で怒らせてしまう。
- ガロード・ラン、ティファ・アディール
- R前半で、彼らが学校に行かないかと勧められていた時に、自分は学校にも行ってない身の上から2人に無理して行く必要はないと諭す。
- ジャミル・ニート
- Rでは、彼がMSパイロットに専念する事になった際に、ニュータイプとはいえ長年パイロットをやっていなかった彼を心配していた。
- ウィッツ・スー、トニヤ・マーム
- Rでは、上海で闇プロレスをしていた際に、後に仲間となる彼らが客として観戦する。
- キッド・サルサミル
- Rでは、彼がガンダムエックス・ディバイダーに改造するためのパーツを「ガラクタの山」呼ばわりしたため激怒させた。
- フロスト兄弟(シャギア・フロスト、オルバ・フロスト)
- Rでは、序盤から幾度となく彼らと死闘を繰り広げる。なお、終盤のアルクトス宙域での戦いでオルバを先に倒した場合、シャギアに対して「兄弟の片方がいなかったらテレパシー意味無し」と、おつむの足りない彼にしては珍しく核心を突いた発言をしている。
- ザイデル・ラッソ
- Rでは、パーラから彼のニュータイプ主義という過激な思想を聞き、馬鹿さ加減に呆れる。
リアル系
- アンナ・ステファニー
- GC・XOでは、グラドス軍に捕えられ公開処刑されようとしていた彼女の救出に向かう。
- ル・カイン
- GC・XOにて、アンナの救出に向かったところで対峙。その際に、ジャック同様彼からも『猿』呼ばわりされ激昂した。
- テンカワ・アキト、ミスマル・ユリカ
- Rでは、所構わずいちゃつく2人に呆れ果ててしまう。
バンプレストオリジナル
名台詞
- 「サンキュー! グラッチェー! メルシー!」
- 第1話、地下カジノ船で開催された闇プロレスで相手に勝利した後、観客からのファイトマネーを手にしたときの台詞。この後、よほどの大金だったのか札束に何度もキッスした。
- 「へへっ、もうちょい稼いだらオサラバすっか」
- 担架に乗せられながら運ばれる血祭りに上げた相手を見ながら呟いた独白。トンズラをこく気満々である。やはり長年こうやって危ない橋を渡りながら一人で生きてきたのか、號が猪突猛進なだけでなく引き際も心得ている事がわかる。
- 「おいおい、足元ふらついてるんじゃねえのか。おチビさんよ」
- 次の挑戦者であるフードを被った謎の人物に対して、リングのコーナーに寄りかかりながら、呟いた挑発。
- 「ヘッ、少しは楽しめそう奴が出てきたってか!」
- リングに上がるや否や、開始のゴングも無視してフードを脱ぎ捨て跳躍し、相手の爪で左頬を引っかかれた傷から流れた血を指ですくい取って舐めながら、肉食獣のような獰猛で不敵な笑みを浮かべ、目に凶悪な光を爛々と輝かせながら呟いた台詞。前の相手と違い、相手が強ければ強いほど闘志を燃やすタイプなのだろう。また、相手のルール違反を咎めないあたり、戦いの何たるかを知っているだけあってその辺りには変に寛容なのがわかる。
- Rでも、上海の闇プロレス会場でゲッターチームのパイロットとして、スカウトするために挑戦者を全員倒した竜馬が出てきた時に同じ事を言っている。
- 「うっ!て、てめえら、滅んだじゃねえのか!?」
- 痛めつけ追い詰めた挑戦者が本性を現し、5年前に滅んだはずの恐竜帝国の爬虫人類である事を知るや、腰を抜かしながら指を刺しながら叫んだ台詞。やはり、恐竜帝国の襲撃で天涯孤独となってしまった身の上からのトラウマか、幾多の修羅場を潜り抜けてきた猛者としての勘が分が悪いと判断したのか、この時ばかりは迷いもなく背を向けて逃げようとした。が、すぐさま後ろから爬虫人類に首を捕まれて…。
- 「そうかいそうかい、何が何でも俺の体が欲しいんだな!」
「そんなに欲しけりゃあ、こっちから行ってやるぜ!!」 - 恐竜帝国の目的が強靭な肉体を持つ人間を捕獲し、改造して兵士にすることにあることを隼人から告げられた號。メカザウルス・ドバに襲われながらも怯まず鉄パイプを手にし真っ向から立ち向かい、コックピットにまで乗り込んでハチュウ兵士に攻撃を仕掛けた。
- 「冗談じゃねえ、こんなに興奮したのは生まれて初めてだぁっ!!」
- 第1話、隼人が操縦するネオゲッター1とメカザウルスとの初戦闘時の感想。 この後、かつての闘いの後遺症が残る隼人に代わり、號が操縦することになる。 なお、この台詞は漫画版「ゲッターロボ號」第3話ラストからの引用である。
- 「いってー、口の中がしょっぱくなったじゃねえか!」
- 第2話、ゲットマシンの加速で舌を噛んで発した台詞。
- 「なんだ? あのインチキ外人?」
- 第2話、ジャック・キングとの最初の出会いで言った台詞だが、ジャックの方は気にもしていない。
- 「あんなんがトップガンじゃアメリカ軍もたかがしれてるぜ」
- 號がこの台詞を言った後、ジャックにポケットモンキー呼ばわりされて憤慨してしまう。
- 「ンなこと言ってる場合か! お前の友達じゃねえのかよ、あの二人は!?」
- 第2話、翔に同僚だったジャックとメリーを助けに行くときの台詞。
- 「騎兵隊の登場だぜ、カウボーイさんよ!」
- 第2話、テキサスマックの危機に颯爽駆けつけたネオゲッターチーム。これはこの時の號の台詞である。
- 「粋がんじゃねえっ!! てめぇらなんかに、俺の居場所は渡さねぇぞ!! そっちこそ覚悟しやがれ!!」
- 最終話予告、バットの無念を果たさんと地上を奪還せんとする帝王ゴールに啖呵を切る號。本編最終話でもこれに似た台詞でゴールに戦いを挑んだ。
- 「モンキーは猿だよな…マウンテンって、山…? 日本…山…猿…?」
「って、こんの野郎!! 誰が山猿じゃああっ!!?」 - 最終話、テキサスマックにアメリカ大使館を守るついでに助けられるネオゲッターチーム。ジャックに「ジャパニーズ・マウンテン・モンキー」呼ばわりされた號も最初は首を傾げたものの、意味を理解して大激怒。まるで瞬間湯沸かし器である。
余談ながら、原作漫画版の號は特に説明がないものの、シュワルツらと普通に会話出来ている(シュワルツが日本語を理解しているとは考えられないので)ので実は英語については堪能であると思われる(漫画だから、と言えばそれまでではあるが)。 - 「翔、剴!なぁにトカゲ野郎にベラベラ喋らせてんだ!!これは闘いだ! 殺るか殺られるか、答えはその先にあるんだあっ!!」
- 人類を「害虫」呼ばわりし共存を否定する帝王ゴール。號は闇プロレスで培った本能で瞬時に状況を判断し、死ぬか生きるかの一本勝負、人類の存亡を賭けたデスマッチに挑む。
- 「…なぁにグダグダと恨み言言ってんだぁ…? まだ終わりじゃねえっ! 俺は、てめえみたいに何か背負って生きてんじゃねえ! 俺は、俺自身のために生きてんだ! そいつを邪魔する奴は許さねえぇっ!!」
- 最終話、巨大円盤の力で巨大化したゴールに右腕部を折られ、呪詛を吐かれながら追い詰められる真ゲッターロボ。絶体絶命の中、コックピット内でヘルメットを外して號はこの台詞を発し、真ゲッターを立ち上がらせる。
- 「へっ、力なんざ残っちゃいねぇ。 タイマンの最後は気合と根性だ! 起きろ翔、剴! 行くぞ二人とも、気合入れろぉ!! 力を出し切るんだぁぁぁぁぁっ!!」
- 帝王ゴールに「ほほぉ、まだそんな力が残っていたか?」と問われ、不敵な笑みを浮かべながら翔と剴を叱咤激励する。その感情に呼応するかのごとく、真ゲッターの全身にゲッター線が迸っていく…。
- 「これは…わかるぞ! ゲッターが自分の身体のように…!」
- 「心で感じろ」という竜馬のアドバイスを受け、號は真ゲッター1を神ゲッターロボへと進化させた。これはその時の台詞であるが、コックピット内ではまさに機械と融合している様になっているが、さすがに漫画版「ゲッターロボ號」終盤ほど完全に侵食されてはいないようだ。
- 「おう! 首根っこ洗って待ってな!」
- 最終話、ゴールとの闘いに勝利した後、共闘したジャック「次会う時はリアルファイト、ジャパニーズ・ハッスルボーイ!」と言われ、號は微笑みサムズアップする。
スパロボシリーズの名台詞
R
- 「さぁて、次の挑戦者はどいつだ?」
「…おい、次はいねえのかよ。これで終わりなんてことになったら、お客さん達がしらけちまうぜ」 - 第6話「出撃!!ネオゲッターロボ!」より。上海の闇プロレス会場で、4連勝を飾り一番最初の台詞の後に息巻いた台詞。ここまでは原作と同じだが、現れるはずの挑戦者がいつまでたっても現れない事を怪しんでいた。連戦連勝でツボにはまってる自分としてももうちょっとファイトマネーを稼ぎたい本音もあるが、やはり闇とはいえ本職のプロレスラーとして、お金を払って入場券を買って見に来てくれる観客に対してエンターテイナーとしてのファンサービス精神を忘れないと言うプロ意識を感じさせるものがある。しかし、この後…。
- 「なにい、どこのどいつだ。俺の金づるをぶっ倒したのは!」
- 上記の台詞の後、観客の一人であるトニヤにより、自分が対戦するはずだった挑戦者全員が、リングに続く通路で何者かにのされて倒れているという事を聞かされて。ファイトマネーをご破産にされたことに等しいため、当然怒り狂い自分の仕事の邪魔をした人間に出てくるよう啖呵を切るが、そこに現れたのは…。
- 「てめえか。なんのつもりだ」
- 上記の台詞の後、出てきた男に何の目的でこんな事をしたのか問いただした台詞。この怒声に臆する事なく名乗り現れたのはあの流竜馬であった。更に自分を挑発してくる竜馬に対し、號は事態の落とし前をつけさせるべく、そしてそれ以上に竜馬という男への個人的興味から挑戦を受ける。
- 「この野郎、なんてこと言いやがる。それじゃまるでネオゲッターが偽物みたいじゃねえか」
- 第26話「復活!!真ゲッターロボ!!」にて、真ゲッターを目の当たりにしたラージの「ネオゲッターとは違う。ゲッター線で動く、本物のゲッターロボだ!」という台詞に憤慨して。自分の愛機が紛い物扱いとあれば、確かにいい気分はしないであろう。
- 「だがよ、兄弟の片方がいなくなったら意味なしだな」
- 第35話「嵐の海」にて、オルバを先に撃墜した場合の台詞。前述の「鋭い指摘」である。
GC(XO)
- 「へっ! 人類愛なんてのは知らねえな! 俺は俺のために戦っている!」
- 『GC(XO)』第38話「決戦!炎の地獄城」にてDr.ヘルに対し発した台詞。まるで悪人のような言い草だが、その後手を組もうと誘いをかけた彼を「お前のような外道に誰が手を貸すか!」と一蹴している。
- 凱「それにしても派手な機体だよなぁ」
號「乗ってるのがオバサンなんだからしょうがねえだろ」 - 『XO』第24話「リトル・セイ壊滅」に於いて追加されたネイとの戦闘前会話より。オージェを見ての軽口。当然、ネイを怒らせた。
- 「優良だとか愚劣だとかそんなこたぁ生きてく上で問題じゃねえ!生き抜いた奴こそ偉いんだ!そいつを今、わからせてやるぜ!」
- 『XO』第40話「宇宙要塞ア・バオア・クー」に於いて追加されたギレンとの戦闘前会話。彼の選民主義を號なりの考えで一蹴する。
搭乗機体
ゲッターロボ號
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
余談
- 『ゲッターロボ大決戦』で號を演じた福山氏と『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』で號役を演じた櫻井氏は後に『コードギアス 反逆のルルーシュ』でルルーシュ、スザク役で競演し、『ゲッターロボ號』で號を演じた草尾氏もマオ役で出演するなど異様にコードギアス関連の声優が集まっている。
- ちなみに第2次Z再世篇ではそれに因んだ会話がある。
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