「マーベル・フローズン」の版間の差分
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2014年6月10日 (火) 11:34時点における版
マーベル・フローズン(Marvel Frozen)
アメリカ合衆国ダラス出身の地上人。ショウよりも先にバイストン・ウェルに召喚され、ゼラーナ隊に参加してオーラバトラー「ダーナ・オシー」に乗り、ドレイク軍と戦っていた。
最初はニー・ギブンに惹かれていたが、ショウと共に戦っているうちに、彼への愛が芽生える。
最終決戦でショウとの連携でショットを討つも、黒騎士の乗るガラバの攻撃を受けて戦死する。
登場作品と役柄
スパロボにおいては、自軍に加わる中ではショウ、トッドに次ぐ実力を持つ聖戦士なのだが、精神コマンドや参戦タイミングの悪さのせいで、いまひとつ一軍入りが出来ない不遇なキャラクター。ただし、能力自体は中々のものを持っている為、愛があれば使える部類。
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦EX
- 初登場作品。マサキの章に登場。搭乗機はショウが既にビルバインに乗っているのでダンバインに乗る。本作ではなんとショウよりも格闘が高かった。二回行動が現実的なレベルであるが、ショウと違い気合を覚えないのが痛い。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 最初はボチューンに乗る。聖戦士になるのが少し遅い為、序盤はボチューンの性能の低さもあって苦戦を強いられる。それでもサーバインかズワウスを手に入れればビルバインか前者の二機に搭乗できる可能性が高い(さらに言えば、ガラリアが仲間になれば1機しかいないボチューンが強制廃棄なので最低でもバストールに乗れる)為、主力として活躍できる。ショウよりも二回行動可能レベルの差が開いている分、覚醒を覚えるのが強みであるが、EXと同様に気合を覚えないので、気合の使える妖精と組みたい所。
- スーパーロボット大戦F
- 声が入った。ボチューンに乗って地上に現れる。
- スーパーロボット大戦F完結編
- トッドの説得イベントに参加するが、そのときのみの顔グラフィックが用意されている。
- 隠しで迷彩ビルバインが入るとき、ウイングキャリバー形態にしておくとバグで2機のビルバインを入手できるので、ショウとダブル・ビルバインなんてこともできる。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 第1話から仲間になる。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- バイストン・ウェルで加入。地上ルートの場合はシーン5から。精神コマンドが不安定で必修は熱血のみ。努力・献身を覚えたらしめたもの、妖精を育てるのに大変便利。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 序盤と後半使える。ビルバインが手に入ったらダンバインに乗せよう。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 今回もツインオーラアタックがある。が、同じくツインオーラアタックを使えるトッドがマーベルよりも早く仲間になるのでトッドに対する優位性が全く無い。新たに援護用の台詞が収録されている。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 熱血を覚えないので火力が低く、サポートには妖精がいるため二軍行き。エンディングでは地上に残り、ショウをダラスの実家に誘っている。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 今回の戦闘時の顔グラフィックは原作のヘルメットをかぶった形となっている。能力的には低くはないが、魂が無く熱血止まりなので、火力が低く二軍行き。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- プロローグで最終決戦が再現され、原作通りに死亡…と思われたが、謎の声に導かれ、『UX』の世界へ飛ばされる。能力は並だが、オーラバトラー系サブキャラクターとしては聖戦士技能(本作ではダメージ増加の効果に変更)の存在が光る。
- インスマウスでの海水浴ではスメラギの水着姿に見とれるショウに(直接描写は無いが)鉄拳制裁を食らわせるシーンも。エンディングでは元の世界には帰らず、『UX』の世界でショウと共に暮らす事に。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- トッドとシルキーを仲間にするためには彼女の撃墜数が鍵になるので、入手のためには嫌でも使うことになる。今回から初登場の合体攻撃ツインオーラアタックのため、ショウとペアで出撃する場合が多い。しかも、恋愛補正が入るので、攻撃力は非常に高い。ただし、集中が無いのが痛い。努力持ちなので、レベルが追いつかなくなることだけは無い。中盤の分岐ではショウと共に不器用な恋心を見せる場面も。
その他
- バトルロボット烈伝
- 中盤にラグやアムと共に援軍としてビルバインで登場。すぐにショウに譲って以後はダンバインに乗る。味方ユニットとしては機動力以外は特に見るべき部分がない為、大抵は戦艦の留守番部隊に回されがち。隊長機にすれば自分で操作出来るのでその機動力を多少は活かせるが……。
パイロットステータスの傾向
精神コマンド
後述の名台詞に由来してか、「愛」を習得することがある。
- EX
- 根性、加速、信頼、熱血、愛、補給
- 第4次(S)
- 集中、必中、信頼、熱血、覚醒、友情
- F・F完結編、64
- ひらめき、努力、熱血、愛、激励、気合
- リンクバトラー
- 激励、ひらめき、気合、努力、熱血、愛
- α
- ひらめき、努力、集中、熱血、気合、愛
- IMPACT
- 努力、てかげん、ひらめき、熱血、気合、再動
- UX
- 努力、集中、ひらめき、気合、熱血
特殊技能(特殊スキル)
パイロットBGM
人間関係
- ショウ・ザマ
- ダンバインの操縦者。ドレイク側だった彼をゼラーナ側に引き込んだのがマーベルである。
- 戦いをともにする内に惹かれ合ったようだが、原作ではお互いに死亡し悲恋に終わる。だが、SRWではショウもマーベルも死なないので殆どの作品で想いが報われる展開が用意される。
- チャム・ファウ
- ニーに仕えるミ・フェラリオ。
- ニー・ギブン
- ドレイクに抵抗していたロムン・ギブンの息子だが、ドレイクの一人娘・リムルと恋仲。初めは彼に惹かれていたが、徐々にショウに気持ちが移っていく。
- シーラ・ラパーナ
- ナの国の女王。ショウを聖戦士と認め、ビルバインを託す。
- ナックル・ビー
- マーベルを召喚したエ・フェラリオ。その事をジャコバ・アオンに咎められたため罰を受け、マーベルはそれを気に病んでいた。その後、ショウ達がシルキー・マウを救出した礼として罰から解放された。なお、彼女がトッドを助けたことは知る由もない。SRW未登場。
- バルベラ
- 幼馴染。声は主題歌を担当した歌手のMIO(現・MIQ)氏。SRW未登場。
他作品との人間関係
- ファンネリア・アム、ラグ・ウラロ
- 『バトルロボット烈伝』で競演。女性陣で一番落ち着きのあるマーベルが彼女らのまとめ役になっていた。
- なお、アムとは『第4次』や『F』、『COMPACT』で競演しているが、特に絡まない。
- シャピロ・キーツ
- 『IMPACT』で偽ダンクーガに搭乗している理由をはぐらかす彼へ、その言い訳こそが未だに獣戦機隊に固執している証拠である事を突きつける。
- レニー・アイ、クラン・クラン
- 『UX』ではそれぞれのパートナーに鉄拳制裁を加える。
- 矢藩朗利、金本平次
- UXでは力に溺れて悪しきオーラ力をふるう彼らに対して、危険視する姿勢を見せた。
名台詞
- 「善悪の見境もなしにドレイクに手をかす馬鹿な男!」
- ショウと出会った時の台詞。
- 「私が欲しいのは『LIKE ME』じゃなくて『LOVE ME』よ」
- 「マーベルは好きさ」となんとか言葉を振り絞ったショウに対しトドメの発言である。彼女がスパロボで「愛」を覚える大きな理由となるセリフと思われる。
- 「全く……人が慰めてほしいときは知らん顔していてさ……」
- 致命傷を負いながらも強がってショウを行かせた時の台詞。直後にトドメの一撃を受けて撃墜…となるのだが、想いを寄せているショウは彼女の容態には全く気付かず先に行ってしまう。
- 涅槃への旅立ちの台詞としては富野作品数あれど、ここまで寂しさ漂う発言はないだろう…。
スパロボシリーズの名台詞
旧シリーズ
- 「オーラ力の発現とは逆みたいね…あんなにしょっちゅうキレてたら、簡単にハイパー化しちゃうわ」
- ソラティス神殿で機装兵が襲い掛かったことに対して怒ったマサキ・アンドーに対して。…ところで何ゆえハイパー化の事を知ってるのだろうか。
COMPACTシリーズ
- 「ビダン君…あの人はもしかしたら憎しみのオーラに、その身を任せてしまったのかも知れないわね…」
- IMPACTのジャブロー西部戦で、ジェリドが発するカミーユへの尋常ならざる憎悪を、こう評した。
- 「管理? そもそも地上の人が、宇宙の人達を管理する権利なんてあるのかしら」
- 「逆襲のシャア」ルートにて、ショウの「地上から宇宙の平和を管理するのは無理」という発言を聞き咎めての反論。