「ザンボット3」の版間の差分
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== 装備・機能 == | == 装備・機能 == |
2020年4月29日 (水) 22:06時点における版
ザンボット3 | |
---|---|
外国語表記 | Zambot 3 |
登場作品 | 無敵超人ザンボット3 |
初登場SRW | 第4次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
全長 | 60 m |
重量 | 700 t |
動力 | イオンエンジン |
出力 | 3000万馬力 |
開発 | ビアル星人 |
所属 | 神ファミリー |
パイロット |
ザンボット3は『無敵超人ザンボット3』の登場メカであり、同作の主役メカ。
概要
150年前に地球に逃げ延びたビアル星人の遺産。神ファミリーがキング・ビアルと共にサルベージし、起動させた機体である。
3機の分離メカ「ザンバード」、「ザンブル」、「ザンベース」が合体して巨大ロボット「ザンボット3」となる。初合体は原作第3話。
合体すると独自のイオンエネルギー供給源が起動する。イオン砲を使用できるだけの出力を生み出している為、かなりの高出力と分かる。
鎧武者を彷彿とさせる外見で、武装もそれに準じ刀、三叉槍、サイ等を使用する。装甲材質は不明であるが、かなりの防御力を誇り、機体が損壊したのは劇中たった2回のみである。
バンドックとの最終決戦では、機体は中破したが、ザンバードを強制的にパージし、ザンブルとザンベースが特攻をかけた。
この当時のスーパーロボットとしては軽やかな動きをしており、後の後番組である『無敵鋼人ダイターン3』や、『機動戦士ガンダム』などのサンライズロボットに引き継がれていった。
構成機体
登場作品と操縦者
原作での堅牢な防御力はあまり再現されておらず、スーパー系主人公格にしては装甲は低め。3人乗りと言う事で3人分の精神コマンドが使える点も魅力の一つ。必殺技は基本的に近距離武器のムーンアタックなのだが、イオン砲が登場するシリーズは使い勝手がかなり変わり、援護攻撃が強力なユニットとなる。
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 初出演作品。合体デモも用意されている。合体ロボの中で唯一、パイロットが「幸運」を持っていないのは、原作の設定に準拠したものであるとスタッフインタビューで述べられている。序盤の難関である「戦場の愛」の次ステージ「ザンボット3登場」で参入、以後当面の間はスーパー系の主力として活躍が見込めるため、複雑な心境になったプレイヤーは多いと思われる。
- スーパーロボットの中では比較的使える方で、そこそこ使い勝手の良い有射程武器と無消費ながら高威力のザンボットカッター、そしてムーンアタックが主力武器となるが、後半で追加されるイオン砲は燃費が悪い上に勝平が遠距離攻撃向きでないため、あまり使えないので注意が必要。
- また、勝平はスーパー系の中で2回行動が比較的早く、「覚醒」を覚えるので他のスーパー系よりも一撃の破壊力が低い分手数が多いが、勝平一人で「熱血」・「必中」・「気合」・「覚醒」を担わなくてはならないので、他キャラの激励で気力上げを行い、運動性を上げて宇宙太の集中でカバーしていきたい所。終盤のアマンダラ・カマンダラ搭乗のブラッドテンプル相手に経験値稼ぎをすれば、恵子の「復活」習得も不可能ではない。
- なおムーンアタックの攻撃力はハイパーオーラ斬り(無消費)と同程度でしかないため、ビルバイン参入以降はマップ兵器で仕留め損ねた敵を追討するのが主な役割になる場合が多い。マップ兵器で削り、「覚醒」を使った勝平がトドメを刺した後、恵子の「再動」でマップ兵器役の行動回数を増やすという動きが高シナジー。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- イオン砲がキング・ビアルとの合体攻撃になった。他のスーパー系と比べるとやや微妙な部分が多く、後半はダイターン3とのサポートや合体攻撃の要員として活躍する事が多い。戦いが終わった後はキング・ビアルと共に駿河湾に沈められた。しかしエグゼクターの襲来の際に引き上げられている。
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 中盤より参戦。最強武器が封印されたZEUTH側主役機が多い中、数少ないほぼ完調状態の機体の一つ(封印されたのは合体攻撃のイオン砲なので)。それどころか、トライダーG7との合体攻撃が追加された。
- 今回の勝平のエースボーナスは「反撃時の与ダメージ1.2倍」で、ザンボットのカスタムボーナスは「月がある場合『ザンボット・ムーン・アタック』が必ずクリティカル」というもの。ガンダムエックスおよびガンダムダブルエックス以外では初となる月の有無が武装性能に関わる機体となった。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 3機に分離しての連携攻撃が追加された。序盤戦から使える関係で、主力に数えられるが、今回スーパーロボット系はリアルロボット系の機動力や攻撃力に劣るため終盤戦になると出撃圧迫の関係で使わない人が多いかも(決して弱いユニットではない)。
- 初登場時には所属する零細企業に併せて、トライダー共々貧乏仕様になっている。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 第2次Zからの復帰参戦。グラフィックがより頭身が高いものに描き直されている。参戦は翠の地球ルート第8話から。
- キング・ビアルがいない関係でイオン砲を単体で使用可能になったものの、アームパンチ・ザンボットブローが削除されてしまった影響で弾数制の弱武装・ENをやたら喰う高火力武装だけと言うかなり癖の強い機体になってしまった。ちなみにカスタムボーナスは第2次Zと同様。
- 特に全体攻撃がENを65も喰ってしまうイオン砲頼りなので、EN関連のフォローは必須である。
- 反面、勝平の技量が低めのおかげで「反骨心」の影響を受けやすい為、火力そのものは上がっている。また、地味に移動タイプに水が追加され、水中戦が出来るようになった(適応Bなのでフォローはいる)。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- 今回は分離しない。途中で宇宙へ向う為、離脱する。なお、ムーンアタックにカットインが用意された。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- 地上から合流して仲間に加わる。本作での主力スーパー系。燃費は良くないが対ボス用にムーンアタックを強化しておくと良い。また、ザンボットバスターの性能がP属性で射程:4-6とかなり使い勝手が良い。移動後の攻撃に、援護攻撃にと使用用途は多数。ただし、弾数:4なので計画的に使いたい。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 序盤にガイゾックとの決戦シナリオにより強制出撃。第3部ではシーン2以降味方の戦力が続々と一時離脱してしまう為、そんな中ずっとロンド・ベルにいてくれるザンボット3を使う人も多いだろう。ムーンアタックの攻撃力が上がり、装甲もスーパー系トップクラスに強化されている。ただし、イオン砲は追加されず。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 初登場シナリオをナデシコと一纏めにされ、ステージタイトルもとられてしまう。本作ではイオン砲が追加され、中距離援護の雄として活躍する。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 『64』から引き続きダイターン3との合体攻撃があり、それなりに強い。ムーンアタック時には勝平・宇宙太・恵子3人のカットインが入る。なお、本作では最初に搭乗するのは勝平たちではなく、三輪長官が差し向けた連邦兵である。中盤ではあるが、ガイゾックが出るマップでは強制出撃があるので、使う気がなくても少しは強化しておこう。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- イオン砲がカスタムボーナスの形で追加された。恵子の精神コマンドが優秀すぎる。
- スーパーロボット大戦R
- 隠し武器のイオン砲は、Gビットと択一で入手できる。しかし射撃武器なのでいまいち使えないうえ、実質ティファ、プルツー、ランスローらとも択一となるため、選ばれる事は少ない。ムーンアタック時のカットインはAと違い勝平のみに変更された。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- 久々にザンボット・グラップが単独武装として使用可能となった他、ダイターンとの合体攻撃「無敵乱舞」が追加された。イオン砲とスペース・コンビネーションは第28話からの追加となる。今作のイオン砲は神一太郎が新造した設定になっている。
- また、ボーナスシナリオ「月光の照らす未来」ではスパロボでは初めて偵察メカ・レゴンを使用している。
- ユニット性能・パイロットステータスという面では見劣りするが、今回も精神コマンドの充実ぶりがそれを補って余りある。また、中盤以降追加されるスペース・コンビネーションは今作では貴重な装甲ダウン効果付きの攻撃。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- リンクバトラーと連動することで参戦する。ダイターン3との合体攻撃が用意された。リンクバトラーによって参戦する為、序盤から参戦する事も可能。単体でもイオン砲が強力。また、他のスーパー系と違い勝平共々、宇宙:Aなのがありがたい。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2020年5月のイベント「月と星が輝く夜」期間限定ユニット。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- アーム・パンチ
- 拳部分を発射する。ロケットパンチ系の武器。
- ザンボット・バスター
- 両足に装備された武器で、円盤に四本の棘がついており、手裏剣の様に投げ付けて使用する。
- SRWでは移動後有射程武器なことが多いが弾数は少ない。
- バスター・ミサイル
- ザンボット・バスターの四方に付属するミサイル。棘の部分にあたる。
- ザンボットの武装としては例外的に射撃寄り。
- ブルミサイル
- ザンブルのものと同じ大型ミサイル。腰に内蔵。
- ザンボット・グラップ
- ザンボット3を象徴する得物である2本のサイ。柄ではなく逆さで刃の根元を握る持ち方が印象的。
- ザンボット・ブロー
- 2本のザンボット・グラップが合体した双頭の三叉槍。石突で連結し、柄の部分を延長させることで構成する。
- ザンボット・カッター
- 2本のザンボット・グラップが合体した日本刀状の刀剣。こちらはブローとは逆に、刀身の部分を延長させる(一方は短縮させる)ことで構成する。
- ダイターン3のダイターンザンバーの演出と対をなす、三日月を背景とする演出が使われる場合がある。
オプション装備
- イオン砲(単機攻撃)
- キング・ビアルの砲台をザンボット3の武器として利用したもの。恵子がエネルギー回路をMCR回路に直結、宇宙太がシンクロトロン密度を8.75に調整、勝平がバイオニックコンデンサー全段直結を行ってから発射する。富野作品でしばしば登場する手持ちの巨大ビーム砲の元祖である。
- 大半の場合特殊な条件で追加される武器となっている。但し勝平は射撃値が低く設定されていることが多く思ったよりも火力が出ない事も。
必殺技
- ザンボット・ムーン・アタック
- 前口上は「ザンボット・ムーンアタック」頭部の三日月型の飾りから発射される三日月形の光線刃。発射後は目標物の前で分身・回転・一点集中攻撃を行う。エネルギーチャージする暇さえあれば、連続使用も可能。ザンボット3のメイン必殺技であるが、メカブーストには通用しないことも度々見られた。
- SRWではムーン・アタックと略されて表示されている事が多い。背景に大きな三日月が輝いたり三日月型の穴が貫通したりと作品によってトドメ演出が異なる。
- なお合体攻撃で使用する際はダイターン・クラッシュに合わせトドメで被弾個所を蹴り抜くが、これはSRWオリジナル演出。
- グラップ・コンビネーション
- ザンボット・グラップによる攻撃からザンボット・ブローに繋ぎ、ザンボット・カッターで締めるコンビネーション技。
- 『Z』では最後の攻撃がガビタン戦でトドメを刺した「ザンボットカッター・十文字斬り」になっていた。『第3次Z天獄篇』ではグラップ→カッター→ブローという流れに変更され、ブローで敵を串刺しにして〆。
- コンビネーション・アタック
- 『第2次Z再世篇』で中盤から追加される武装。3機に分離して集中砲火し、ザンベースから弾薬をもらったザンボエースがマグナムを連射。そしてザンブルから発射されたビッグミサイルを叩きつける。対クラーゲン戦の再現も含まれている。
合体攻撃
- イオン砲(合体攻撃)
- 『Z』ではイオン砲がキング・ビアルとの合体攻撃に組み込まれ、全体攻撃となった。キング・ビアルは単艦での全体攻撃版のみがそのまま残っているため、合体攻撃版はザンボット3側からしか使えない。
- コンビネーション・ブレード
- ダイターン3との合体攻撃。ザンボット・カッターとダイターン・ザンバーによる息の合った斬撃。
- スペース・コンビネーション(アタック)
- ダイターン3との合体攻撃。『64』から登場。ザンボットの「ザンボット・ムーンアタック」とダイターン3の「サンアタック」の破壊光線を組み合わせて、最後に「コンビネーション・クラッシュ」で敵を打ち抜く。
- Wわんぱくアタック
- トライダーG7とのコンビネーションアタック。互いに手持ちの数多くの武器を敵を間にすれ違いに投げつける。
- 3・3・7拍子
- ダイターン3とトライダーG7の互いの共通武器を3・3・7拍子で繰り出す(槍→手裏剣→剣→戦闘機攻撃→戦車攻撃→戦闘機攻撃→銃→脚撃→拳)。
- 無敵コンビネーション
- ダイターン3とトライダーG7との無敵合体攻撃。『第2次Z』・『第3次Z天獄篇』で実装。万丈の前口上から始まり、サンアタック・ムーンアタック・トライダーバードアタックの順番で各無敵ロボの必殺技が横一列順番で炸裂し、太陽・月の大穴と十文字に引き裂く。最後はワッ太の勝ち名乗りで締める。
- 無敵乱舞
- ダイターン3との合体攻撃。コンビネーション・ブレードからダイターン・ファンとザンボット・バスターを投げつけ、さらに2機がかりで敵をボコボコにし、最後は上空にぶっ飛ばす。『V』で実装。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- L
- 特機としては標準的なサイズだが、兄弟分のダイターンの半分程度。
カスタムボーナス
- 武器「イオン砲」獲得
- 『A PORTABLE』。
- マップに月が出ている場合、ザンボット・ムーン・アタックが必ずクリティカルになる
- 『第2次Z』で実装された、何とも変わったボーナス。援護攻撃でその真価を発揮するが、ザンボットの特性と2つの合体攻撃の関係から、どうにも生かしにくい。月の有無をシステム上用意する必要がある『機動新世紀ガンダムX』と共演しているからこそ実現したボーナスともいえる。
- 夜間及び宇宙マップで『ムーン・アタック』が必ずクリティカルになる
- 『第3次Z』からは表記が変更されたが上記と効果は変わらない。『第3次Z天獄篇』では反骨心の発動を狙って技量の養成を捨てる場合、一転して重要なボーナスとなっている。
- 『V』では『ガンダムX』が参戦していないが、このエースボーナスは健在。
機体BGM
- 「行け!ザンボット3」
- 「合体!ザンボット3」
関連機体
- ダイターン3
- 無敵シリーズ繋がりや太陽と月という対称性から揃って扱われることも多く、一部シリーズでは合体攻撃もある。ちなみに戦闘グラでは基本的に同じサイズだが実際は2倍の身長差があり、『V』での合体攻撃ではそれまで余り表現されていなかったサイズ差の演出に力が入れられている。
- トライダーG7
- 同じく無敵シリーズの主役ロボであり、初共演を果たした『第2次Z』では合体攻撃も用意されている。
- SUN-DRIVE「ザンボット3」
- 『サン娘 Girl's Battle Bootlog』の登場人物、神月楓が装着する本機をモチーフとするSUN-DRIVE。
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