量産型グレートマジンガー

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量産型グレートマジンガー
登場作品

マジンガーシリーズ

デザイン 桜多吾作
初登場SRW スーパーロボット大戦64
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 マジンガー
生産形態 量産機
全長 25m
重量 32t
動力 光子力エネルギー
装甲材質 超合金ニューZ
開発 新住日重工
主なパイロット 無人操縦(ゴーゴン大公が指示)→剣鉄也炎ジュンボス、その他科学要塞研究所の職員
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量産型グレートマジンガーは『グレートマジンガー (桜多吾作版)』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

新住日重工により、盗まれた設計図から量産されたグレートマジンガー。胸元にナンバリングが刻印されている事を除けば、オリジナルとの外見上の相違点は見当たらない。1体だけ試作品として全身の塗装が黒い量産型グレートが存在しており、ブラック・グレートと呼ばれる。

量産型と銘打っているが、ほぼグレートマジンガーなので性能は高く、装甲はかなりのもの。サンダーブレークも使えるため火力は十分。更には、オリジナル同様に自爆装置(桜多版のみの設定)までもコピーしている。劇中では量産型グレートはスクランブルダッシュを使用しておらず、空を飛んでいる描写が無い。量産型ゆえスクランブルダッシュの機構を省略している可能性もあるが、劇中ではブラック・グレートは使用をしており、科学要塞研究所の元所員が設計図を横流ししている為、未使用なだけでスクランブルダッシュの機構は存在している可能性がある。

最終的には本家グレートマジンガーの手によって自動操縦を停止され、科学要塞研究所の手に渡って戦闘獣を迎え撃ったが、戦闘経験の無い素人による操縦だった事も重なり殆どの機体が大破、残った機体も全て日本海溝に廃棄された。

なお、新住日重工の社長である藤獰(SRW未登場)は、自身に降りかかった或る出来事を切っ掛けに、以降の量産計画を断念するが、将来的に日本の景気が悪化する事を危惧し「グレートを海外に売らなければ日本は破滅する」と発言しており、事実この世界の日本には未曾有の大不況が訪れる事となってしまった。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

主に敵として出てくるが、登場する場合は条件を満たせば入手することができる事が多い。自軍で使う場合は飛行能力がない点をミノフスキークラフトなどで補う必要がある。
しかし設定上、オリジナルとほぼ同一の性能であることが考慮されているのか、そこらへんの量産型ユニットよりずっと強い。さらに作品によっては合体攻撃も使えるため、甲児マジンガーZからこちらに乗り換えた方が強いことも。但し3機以上の合体攻撃は使えない。

初参戦の『64』や、『COMPACT2』、『A』、『MX』ではグレートとは別のグラフィックが使用されたり、グレートのグラフィックの流用で原作通りの外見になっている。

その他の作品ではグレートのグラフィックの流用である為に、スクランブルダッシュが付いている。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
BF団にグレートの設計図が盗まれ、新住日重工が超合金ニューZをミケーネ帝国に売り払ったことでDr.ヘルによって量産化される事に。グラフィックがグレートの使いまわしであるため、スクランブルダッシュが付いているし空も飛んでいる。結果的に(というか起動条件の一つ)量産型グレートの存在がマジンカイザーの覚醒を促した。その後はカイザー1機で全機撃破された。その後も雑魚としてぼちぼち出てくるが、以後のαシリーズには登場しない。超合金ニューZを使い切ってしまったのだろうか。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
ステージ4を最後に選択すれば設計図が奪われるイベントが発生し、フラグが立つ。その状態で鉄也を地上に残し、なおかつ中盤で地上ルートを通れば、敵の量産型の内の一機を鉄也説得する事で入手出来る。ミネルバXと二択。イベントを起こさなければ似たような性能の機械獣アポロンA1が替わりに登場。グラフィックは基本グレートマジンガーの流用だが、スクランブルダッシュ部分が消されている。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
入手していれば引継ぎにより登場。第1部とは能力値が若干変化し、パーツスロットが少ないのもあってミネルバXに劣ってしまう。そのうえ敵機の場合は能力が上がっている。第1部で条件を満たさなくても敵として登場。地上編でもそうだが、ドリルプレッシャーパンチの命中補正が-15なのが頂けない。何故か限界反応は本家グレートより50も上回る。
スーパーロボット大戦IMPACT
COMPACT2と同じ条件で入手可能。ミネルバXは出なくなったが甲児を地上に残すとV-UPユニットを持ったダンテが出現するのでこれと二択になる。グラフィックではスクランブルダッシュが付いてるが飛行不可能。本家との違いはサンダーブレーク、グレートブースターがなく遠距離戦が苦手な事、合体攻撃に参加できない事、地形適応陸がSでなくAである事、強化パーツ数が4の為V-UPユニットとの相性が良い事などである。本作では硬さが重要なので思った以上に使える。第1部では足が遅く飛べないので「加速」持ちの鉄也を乗せてもいいが、オリジナルのグレートと併用するならこちらには炎ジュンを乗せるとよい。改造と強化パーツ次第では本家を上回る。
ミケーネ帝国との最終決戦でも敵ユニットとして6体登場するが、デモムービーを伴うイベント戦闘を経て、実際に戦う事になるのは僅か2体のみとなる。ちなみにこのムービーではユニットグラフィックと違い翼がついていない。地上戦なので格納しているだけの可能性もあるが、オリジナルのグレートの翼は出たままである。また、このステージでは奪取イベントを起こしていなくても登場するが、その場合はオリジナルのグレートマジンガーとの戦闘データを元に作られた純ミケーネ製という設定。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦AA PORTABLE
グラフィックが『64』(PSP版は『MX』)からの使いまわしのため、スクランブルダッシュはない。今回は30話終了時に鉄也の撃墜数が一定以上であれば入手可能。その場合はウリバタケが量産型グレートの残骸をかき集めて1機組み立てて入手する流れになる。
オリジナルと比べて基礎性能は少々劣りグレートブースターも無いが、改造段階が高めに設定されておりオリジナルとの合体攻撃も備えている。
空を飛べないことを除けば基本スペックはZを上回るが、マジンガー系3機での合体攻撃はZでないと出せないことに注意。
なお、本機が参入する第30話前後では他にも強力な隠しユニットが多数登場するが(マスターガンダムサザビーファルゲンなど)、この後のルート分岐では本機が小バームルートに向かうのに対し、そちらのほとんどは木連ルートに行ってしまう。
スーパーロボット大戦R
敵としてのみ登場。ミケーネ帝国が設計図を奪って量産した。デュミナスも量産し使用する。切り払いが厄介。オリジナルのグレートが持つマジンパワーは今回非所持。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦64
初登場作品。完全平和ルートでのみ登場。「突入!移動要塞を破壊せよ!(前編)」で敵増援として顔見せし、「(後編)」クリア時にアストナージが持ち運んだ残骸やパーツを使って1体組み立てる形で入手する。科学要塞研究所の職員が暗黒大将軍に誑かされ、設計図を渡してしまったらしい。この時甲児さやかボス鉄也ジュンを出撃させていると、それぞれの反応を見る事ができる。
ここではグレートとは別のグラフィックで羽無し。入手した際にケーラがミケーネが量産できたのだからOZだって量産できるのではと懸念したが、アストナージ曰く、1点物に近いから無理とのこと。
スーパーロボット大戦MX
据え置き機ではしばらくぶりにスクランブルダッシュがなくなった。前半オリジナルのグレートを奪ったバレンドス親衛隊長が後半量産し1号機に搭乗する。
隠し要素としてこのうちバレンドスの乗る1号機以外の機体をボスボロットに乗ってる状態で倒すとボスがお持ち帰りする形で入手できる。更に入手した状態で鉄也の撃墜数が50以上の場合ブラック・グレートが入手できる。ボスで入手できなくても鉄也の撃墜数が50未満で量産型グレートが手に入るが、その場合ブラック・グレートを入手できない。そしてボスで入手できず、鉄也の撃墜数が50以上だと量産型グレートもブラック・グレートも手に入らなくなるという地味に複雑な条件となっている。今回はダブルライトニングバスターのみだが合体攻撃も使えるのでマジンガーチームの火力の底上げに使える(その場合、主戦力の一角が文字通り「マジンガーチーム」になる)。この機体とブラック・グレートを入手すればレディースロボット&ボロットがお払い箱となる。
バレンドス機のみ他の量産型と違い性能が高い。後半になってくると本作のマジンガーは息切れしてくるが、5機もの機体が連続で合体攻撃を繰り出せるようになってくると息切れは感じない。
スーパーロボット大戦X-Ω
2019年3月のイベント「鋼の魂」で敵ユニットとして登場。ユニットモデルは本家グレートの流用のため、スクランブルダッシュが付いている。

関連作品[編集 | ソースを編集]

リアルロボットレジメント
中央管理センタールートでボスとして登場。地獄大元帥いわく戦争の隙に設計図を盗んだとの事。
マジンガーZに大量に襲い掛かるも、駆けつけたグレートマジンガーのサンダーブレークで一掃されるCGムービーが用意されている。
ムービーで登場するのは通常カラーだが、ボスとして登場するのはブラック・グレートカラー(ただし名前は量産型グレートマジンガーなのでこちらに記載。)
グレートマジンガーの武装を1つだけ再現する量産型グレートが次々と襲い掛かってきて、最後に全武装が再現された個体が登場する。
動きが単調で一見弱そうに見えるのだが、どれもこれも自分が受けると大ダメージな武装ばかりで非常にタフ。しかもグレートの豊富な武器の数だけ出てくるため長期戦になる。
特に気をつけたいのが多段ヒットするブレストバーンとサンダーブレークを再現した個体で、食らって動けないときに他の量産型グレートの攻撃を受けるとダメージの高さもあって一気に撃墜までありうる。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

武装[編集 | ソースを編集]

アトミックパンチ
回転するロケットパンチ
プレッシャーカッター
ドリルプレッシャーパンチで使用する腕部に4つ内蔵された鋭利な刃物。
バックスピンキッカー
バックスピンキックで使用する脛部に内蔵された刃物。
ニーキッカー
ニーインパルスキックで使用する膝部に内蔵されたスパイク。
グレートタイフーン
口から突風を起こす。マジンガーZのルストハリケーンのように酸を纏ってない。
ネーブルミサイル
臍部分から発射するミサイル。作品によっては弾数が99発ある。
放熱板
胸部に装備したブレストバーン発射用の赤い放熱板。マジンガーZのものとは違い左右が繋がりV字状の1枚板になっている。かなりの強度を持ち、これ自体も斬撃武器として使える。
ブレストバーン
放熱版から発射される5万度の高熱放射。
グレートブーメラン
放熱板を外して投げ付ける。
サンダーブレーク
耳の突起部分から300万ボルトの放電で雷を起こし、秒速30万㎞の電流を発射する。作品によって演出が異なり、人差し指かマジンガーブレードのどちらかで雷を受けて発射する。
マジンガーブレード
両大腿部に収納されたブロードソード。

[編集 | ソースを編集]

ドリルプレッシャーパンチ
アトミックパンチの強化版。プレッシャーカッターを展開し、回転させながら腕を発射する。
バックスピンキック
バックスピンキッカーを展開しての蹴り技。
ニーインパルスキック
ニーキッカーを展開しての膝蹴り技。

合体攻撃[編集 | ソースを編集]

基本的に味方仕様機のみ。

ダブルロケットパンチ
マジンガーZグレートマジンガーグレンダイザーブラック・グレートの組み合わせによる2発同時のロケットパンチ。
ダブルマジンガーブレード
マジンガーZグレートマジンガーとの同時剣撃。量産グレート同士の合体攻撃は武装として実装されていないが、『IMPACT』のCGムービーでは2体の同時攻撃でグレートを襲っている。
ダブルバーニングファイヤー
マジンガーZグレートマジンガーミネルバXの組み合わせによる2機同時の熱線攻撃。
ダブルライトニングバスター
グレートマジンガーグレンダイザーブラック・グレートの組み合わせによる2機同時の電撃攻撃。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

剣装備
マジンガーブレードで切り払いを発動。
マジンパワー
大体の作品では気力130以上で発動。一種のオーバーブースト機能。量産グレートの登場作品では非採用のケースが多く、本機に実装されている作品は『α』等少ない。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

前述通りスクランブルダッシュを使用している描写がないためか、基本的に飛行不可。『α』のみ空適応あり。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「おれはグレートマジンガー」
テレビ版オープニング。殆どの作品で採用。
「勇者はマジンガー」
テレビ版エンディング。『MX』など一部作品で採用。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

VSグレートマジンガー

関連機体[編集 | ソースを編集]

グレートマジンガー
原型となった機体。劇中、剣鉄也は損傷したオリジナル機体からブレーンコンドルで脱出し、量産型に乗り換えて戦闘を続行する。
ブラック・グレート
プロトタイプの機体。量産型と違ってスクランブルダッシュを使用しているシーンが存在。

商品情報[編集 | ソースを編集]