キスシーン

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キスシーン(Kiss Scene)

愛情表現の一種であり、物語などでは最も濃密かつ分かりやすい恋愛描写の一つ。恋愛描写が最高潮に盛り上がるが、ロボットアニメなどの戦闘系の作品ではその直後の恋人の死別など死亡フラグに直結しやすい事でも有名である。

代表的なキャラ

ガンダムシリーズ

機動戦士ガンダム

スレッガー・ロウ×ミライ・ヤシマ
キスシーン死亡フラグの典型的、代表的な例として良くあがる名シーン。
シャア・アズナブル×ララァ・スン

機動戦士Ζガンダム

アムロ・レイ×フラウ・ボゥ
TV版では頬へのキスだが、劇場版ではマウス・トゥマウスに。既にフラウはハヤトの妻なのだが…。
カミーユ・ビダン×フォウ・ムラサメ
ジェリド・メサ×マウアー・ファラオ
アムロ・レイ×ベルトーチカ・イルマ
TV版にて。
クワトロ・バジーナ×レコア・ロンド
劇場版にて。

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

アムロ・レイ×チェーン・アギ

機動新世紀ガンダムX

ガロード・ラン×ティファ・アディール
最終決戦前夜、の下でキスを交わす。その時初めてティファはガロードを守るため、今まで否定してきた自身のニュータイプとしての力を欲しいと願う。

∀ガンダム

ハリー・オード×キエル・ハイム
ロラン・セアック×ソシエ・ハイム
最終回、ディアナと共に生きる道を選んだロランに対して、ソシエは想いを断ち切るべく彼と唇を重ねる。後ろの車中で視線をそらしているディアナの表情も印象的。

機動戦士ガンダムSEED

キラ・ヤマト×フレイ・アルスター
コーディネイターながらナチュラルに味方するキラを利用しようと、フレイが色仕掛けでアプローチ。結果、キスどころかその先まで…。この自信がキラの増長に繋がる。
ムウ・ラ・フラガ×マリュー・ラミアス
連合軍から離脱したアークエンジェルに戻ってきたムウに、なぜ戻ってきたのかを尋ねた答えがキス。第3次αでは、なんとDVEで再現

機動戦士ガンダムSEED DESTINY

シン・アスカ×ルナマリア・ホーク

マクロスシリーズ

超時空要塞マクロス

一条輝×早瀬未沙
互いの恋愛フラグが発生したのと同時に、敵であるゼントラーディ軍にも多大なるカルチャーショックを与え、戦略的に決定打となり得る事を証明した稀有な例。
一条輝×リン・ミンメイ
劇場版序盤にて。
リン・カイフン×リン・ミンメイ
ミンメイアタックのクライマックスで彼らのキスシーンを流し、ゼントラーディ軍にカルチャーショックを与えた。

マクロスゼロ

工藤シン×マオ・ノーム
海中にあるマオの宝物(鳥の人の頭)をシンとマオが見に行った際。宝物から目が出て二人を目視した姿にシンが動揺、溺れそうになり、空気を送りこむ意味も含めてマオがシンにキスをする。その場面をサラが鳥の人の頭を通じて見た瞬間、サラが嫉妬し、周辺に衝撃波を発生させ、その場面を盗撮していたアリエス・ターナーのカメラを壊している。
後述でも語られているが、このキスシーンは『マクロスF』に映画として再現されている。

マクロスF

早乙女アルト×シェリル・ノーム
アルトがランカが出演する映画「レジェンド・オブ・ゼロ」のスタントとして出演することになり、マオ・ノーム役が転がり込んだランカとのキスシーンがあると聞いて「キスなんて大したことない」と嘯くアルトに思わずキスしてしまう。その直後アルトをからかって誤魔化しているが…。
早乙女アルト×ランカ・リー
アクシデントでマオ・ノーム役が転がり込んで水中スタントを演じることになったアルトとのキスシーンを演じることに「マオの気持ちが分からない」と悩むが、上記のシェリルの行動を見て「マオの気持ちが分かった」とアルトとのキスシーンにチャレンジすることに。こちらも当然演技だけのキス、ではない…。

リアル系

戦闘メカ ザブングル

ジロン・アモス×ラグ・ウラロ
最終的にエルチを選んだジロンへ、ラグは想いを吹っ切るかのように口づけする。
ブレーカー諸氏×グレタ・カラス
グレタの濃厚なベーゼは男性一同にとって畏怖の象徴。

聖戦士ダンバイン

ショウ・ザマ×マーベル・フローズン
コクピット内でのキスシーンは、力の篭った作画も手伝い非常に濃厚に見える。

装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー

イプシロン×フィアナ
キリコへ止めを刺そうとするイプシロンを制し、「人を愛する心」を教えるべく唇を重ねるフィアナであったが、キリコに目撃されている事に気付くと居た堪れなくなり、その場から走り去ってしまう…。

蒼き流星SPTレイズナー

アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ×アンナ・ステファニー
OVA完結編より。彼らの口づけを以って、全ての物語は終焉を迎える。

ブレンパワード

伊佐未勇×宇都宮比瑪
第2次αではデモ併用で再現されている。最初は勇から挨拶として特に感情もないまま強引にされたので、こちらの方は衝撃がある。次第にしっかり相思相愛になり、最終回では抱き合いながらされた。

超時空世紀オーガス

桂木桂×ティナ・ヘンダーソン
物語初めのベッドシーンで口づけを交わす。これが二人の最後の出会いであり、別れの口づけとなった。このとき、ティナは娘アテナを身篭ったと思われる。
桂木桂×ミムジィ・ラース
初対面でいきなり彼女の唇を奪い、その後も何度もキスをする。ベッドシーンで口づけを交わした後、彼女もティナ同様、彼の子を身篭る。この作品のパターンといえる。
オルソン・D・ヴェルヌ×アテナ・ヘンダーソン
オルソンが軍を脱走した後、二人だけで会った際にしている。また、物語のラストシーンでもオルソンとドレスアップしたアテナが口づけを交わしている。このシーンのアテナは随分大人びた雰囲気になっていた。

機動戦艦ナデシコ

テンカワ・アキト×ミスマル・ユリカ
本作物語の締めとしてしっかり結ばれる象徴シーン。しかし、続編では大変な運命が待っているとはこの時誰が考えただろうか。

コードギアス 反逆のルルーシュ

ルルーシュ・ランペルージ×シャーリー・フェネット
ルルーシュがゼロとしてナリタ攻防戦で採った作戦でシャーリーの父親が死亡し、シャーリーは悲しみのあまりルルーシュにすがってキスをした。しかし、間もなくヴィレッタの接触によってルルーシュがゼロであることを知り、さらにヴィレッタを撃ってしまったため、そうした事実をマオにつけ込まれ、ついにはルルーシュによって彼に関しての記憶を忘却されてしまった。一連の動きに華やかさや幸福さは一切ないといってよい。

スーパー系

勇者ライディーン

ひびき洸×桜野マリ
転んだ弾みに…というラブコメ的表現で披露。

超電磁ロボ コン・バトラーV

葵豹馬×南原ちずる
被害者の少女へ別れのキスを贈った豹馬に「自分にもして欲しい」とジェスチャーでおねだりするちずるだったが、豹馬から不意打ちの形で唇を奪われ、ヘニャへニャと緩み切った表情を晒して崩れ落ちる。これも典型的なラブコメ的表現で演出されていた。

新世紀エヴァンゲリオン

加持リョウジ×葛城ミサト
弱音を吐露するミサトに加持から。ここからよりを戻すことに。なお、この時は帰り道にミサトが悪酔いしていたせいで吐いている(一応、水道で口をすすいでいる)。
TV版ではそれ以上のオトナの関係のシーンまでやっているのも有名(しかも本放送時は夕方6時台)。直接的な描写ではないのだが、その台詞に関してミサトを演じた三石氏は、(収録時は)かなり恥ずかしかったらしい。
葛城ミサト×日向マコト
正確にはミサト本人ではなく、旧劇場版での補完の際に彼の前に現れた想い人としてのミサトの幻影(綾波レイの幻影から変化)である。憧れの人との口づけの瞬間、彼はL.C.Lと化す。ただ、ミサトは加治とヨリを戻している事を考えると、彼の場合は何とも切ないケースといえる。
碇シンジ×惣流・アスカ・ラングレー
鼻を摘まれ、息が詰まる位の時間シンジがされる。なお、この時のアスカは「暇だから」の理由をシンジに述べていたが、後にアスカの精神攻撃時に不器用なアプローチをした想い、シンジへの期待と失意の示唆として当シーンが回想され、旧劇場版に繋がる。
碇シンジ×葛城ミサト
旧劇場版で、最期を悟ったミサトからシンジへの激励、鼓舞として(原作ではそれだけでない異性的想いの一面も込めてた節もあってさらに印象的なシーン)。これも死亡フラグに…。

ラーゼフォン

神名綾人×紫東遙
MUの総攻撃を前に、遙が民間人らと共にリーリャ・リトヴァクから撤収する際、甲板上で互いの想いをぶつけ合い、口づけを交わす。最終回では、中学生時代の綾人と遙のキスシーンも披露。

創聖のアクエリオン

アポロ×シルヴィア・ド・アリシア
最終回の別離シーンにて、再会の約束を込めた口づけを交わす。

アクエリオンEVOL

アマタ・ソラ×ミコノ・スズシロ
最終回の告白シーンにて、互いの愛を伝え合い口づけを交わす。最終回におけるキスシーンという点では前作のアポロ、シルヴィアと共通しているが、彼らが再会を約束してのキスだったのに対し、二人は再会を祝してのキスだったのが対照的。

天元突破グレンラガン

カミナ×ヨーコ・リットナー
四天王チミルフとの決戦前に口づけを交わす。ヨーコのほうから迫ったため、カミナは「戦いの後に10倍返しする」と約束したがこの戦いで彼は戦死した。尚、ヨーコに好意を持っていたシモンがこのシーンを見てショックを受け、それがカミナの死に間接的に関わってしまったので不吉なパターンに当てはまることになってしまった。

ケロロ軍曹

ケロロ軍曹×アンゴル=モア
第266話Aパートにて、夜遅くまでガンプラ作りをした事で寝坊したケロロ軍曹を起こそうとしたモアがハプニングで…。しかもこれがケロロ軍曹、敷いてはケロロ小隊がヤバイ目に遭うこととなる(後述)。

機神咆吼デモンベイン

大十字九郎×アル・アジフ
マギウスの契約を交わす際に口づけを交わす。その後、インスマウスの洞窟ではウェスパシアヌスの毒気に当てられて理性を失った九郎がアルに口づけをした。耐え兼ねたアルにより一撃を下され正気に戻るも、以降は二人の関係性が少しずつ変化していく。

バンプレストオリジナル

マサキ・アンドー×ウェンディ・ラスム・イクナート
魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』にて。「プラーナを補給する」という建前だが、もちろん(ウェンディ側は)その理由だけではない。
キョウスケ・ナンブ×エクセレン・ブロウニング
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION』にて。キョウスケ編EDのラストで、ブリットとクスハに気を利かせて二人きりにさせている時にエクセレンから「キスをする時間くらいあるでしょ?」とねだられて。この直後のキョウスケの「フッ…そうだな」の台詞と共にキョウスケ編は終わる。また『ディバイン・ウォーズ Record to ATX』の最終話ではアルトのコックピットの中で救助にやってきたエクセレンにキョウスケが「口を切っただけだ。なめていれば治る」と言ったところ、エクセレンから「じゃあ、なめてあげようか?」と言われ、呆気に取られながらもキョウスケはそれに応じてコックピットのハッチを閉じるところで物語が終わる。
アレディ・ナアシュ×ネージュ・ハウゼン
無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ』にて。ラストにて彼女から彼に「褒美」を口づけという形で与えた(そのシーンが一枚絵で再現されている)。
イングラム・プリスケン×アヤ・コバヤシ
『ディバイン・ウォーズ』『ディバイン・ウォーズ木村漫画版』『Record to ATX』にて。『Record to ATX』での話のタイトルは「裏切りの銃口」。展開は推して知るべし。
アインスト・アルフィミィ×エクセレン・ブロウニング
『ジ・インスペクター』第18話「誘う鬼火」にて。数あるキスシーンの中でも、恐らくもっともシャレにならないものの一つ。
ホワン・ヤンロン×エルシーネ・テレジア
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD』にて。サティルスに掛けられた操神術を解くために敢行する。だが……
タスク・シングウジ×レオナ・ガーシュタイン
第2次スーパーロボット大戦OG』にて。カチーナに気を利かせて二人きりにさせているときに何とレオナからキスを求められて。この直後画面が白くなるが、その場面をリューネとラッセルに見られてしまう。
ちなみにOG外伝中断メッセージで彼はレオナにせがむも、場所が場所という理由で彼女からビンタを食らって失敗に終わる……が、その際の台詞と前述のシーンからレオナの許容できる場所なら問題はないようだ。……捉えようによってはプレイヤーの知らない所でやっているとも言えるが。
なお、α主人公達全員はキスシーンまで到達していないが、この二人だけはそれをしたことから他の三組よりもかなり親密な関係になりつつあるようだ。
エラン・ゼノサキス×セレマ・ゼオラ・オクスティン
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE』にて。「緊急事態」であるためか、プラーナを補給するという形で。直前のシーンといい、上記のマサキとウェンディを思い起こしてしまう。
なお、この場面を見たオキュラはショックのあまり固まってしまう……。

キスシーンにまでは至らなかったケース

ユウキ・コスモ×イムホフ・カーシャ
劇場版「発動編」にて、コスモはイデオンで出撃、カーシャはカララとそのお腹にいるメシアを守るためソロシップに残ることになった際、ベスとカララの仲睦まじさに当てられて自分たちもキスしようとするが、被っていたヘルメットが邪魔して唇は重ならず。結局「帰ってきてからにしよう」と約束して2人は互いの戦場に向かうが…。
ルルーシュ・ランペルージ×紅月カレン
一度目は未遂に終わる。ナナリーにゼロとしての自分を否定され(ナナリーはルルーシュがゼロであることは知らないが)、落ち込むルルーシュはブリタニア貴族のコルチャックから覚醒剤の一種であるリフレインを奪い自らに注射して現実逃避しようとしたがカレンに取り上げられてしまう。そして「何でもする」というカレンに対して「俺を慰めろ」と言って口づけを迫るが拒否されてしまう。劇中でルルーシュのほうから迫ったのはこのときだけである。その後、『R2』終盤になってカレンのほうから決別の儀式と言う形でルルーシュにキスをした。
ケロロ軍曹×タママ二等兵
タママ二等兵憧れのケロロ軍曹に目覚めのキスをしようと部屋に入ったところを折り悪く、恋敵であるモアがキスしてしまった光景を見た事で、小隊はもちろんモアですら手がつけられないほどの暴走劇を繰り広げてしまう。
当初は静かにキスしようとしたが、次第に強引な方法を行ってでも遂行しようとする(ただ、どれもこれもモアに止められてしまう)。