ルルーシュ・ランペルージ
ルルーシュ・ランペルージ | |
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外国語表記 | Lelouch Lamperouge |
登場作品 | |
声優 |
福山潤 大原さやか(少年時代) |
デザイン |
CLAMP(原案) 木村貴宏 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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本名 | ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア |
異名 | 悪逆皇帝 ラストエンペラー |
種族 | 地球人(ブリタニア人) |
性別 | 男 |
生年月日 | 皇暦2000年12月5日 |
星座 | 射手座 |
年齢 | 17歳 → 18歳(R2) |
身長 | 178 cm |
体重 | 58 kg |
血液型 | A型 |
所属 |
アッシュフォード学園 黒の騎士団 →神聖ブリタニア帝国 |
称号 | 第11皇子→ブリタニア皇帝、黒の騎士団CEO、超合集国評議会議長 |
資格 | ギアス(絶対遵守) |
特技 | チェス |
ルルーシュ・ランペルージは『コードギアス 反逆のルルーシュ』および『コードギアス 反逆のルルーシュR2』の主人公。
概要
神聖ブリタニア帝国の第11皇子。
人物
学校では生徒会副会長をこなし有能な面を見せ、人当たりも良く同級生にも男女関係なく好かれるなど(学園内に彼のファンである女子が100名以上いるらしい)利害が絡まなければ優しい人物。
策士型で、冷静沈着かつ類稀な頭脳の持ち主であり、チェスなどの思考ゲームを得意としている。持論は「戦略は戦術に勝る」「王は前線に出ねば兵は付いてこない」など。必要とあらば人的損失も気にせず、目的のためには手段を問わない。このように一見は「冷徹な軍師」タイプのキャラクターなのだが、その一方で、自分の計画外のイレギュラーな出来事には全く対処できない融通の悪さや、プライベートで心を許した人物に関しては非情になりきれない甘さ、歳相応の思春期の悩みに惑わされる精神的な脆弱さなど、メンタル面で結構な弱点を持つ。また、過去の失態で失った信頼を取り戻せず、寧ろ、自身の言動が原因で信頼を失墜させてばかりと組織における人間関係に関してもかなり問題があるという弱点もある。
ファンの間で殊更誇張され「運動音痴」と誤解されがちだが運動神経はそこそこ優秀(ただしスタミナが無く、同年代の女子以下)。KMFの操縦も基本的な技術は習得しており、劇中ではKMFを使って巨大ピザを焼いてみせるなどセンスにも長けているが、周囲にエース級の搭乗者が多く、その対比からかなり弱く見えてしまっている(破界篇のロボット大図鑑の解説文でもその旨のフォローが有り)。その為、彼専用のKMFが登場するまでは、かなりの数の機体に乗り換えている(小説ではC.C.に皮肉を言われた)。ガウェインに乗り換えてからは今までの不遇な立場を押しのけるがの如く無双ぷりを見せつけ中盤では一時期共闘したスザクとは絶妙なチームワークを見せ付けた。
自分に感謝や恩を感じさせてくれた人物(ユーフェミア、シャーリー、スザクなど)に、結果として仇で報いてしまうことが多く、その意味で不運な人物である。
策を弄するあまりに決断が遅くなりがちで、スザクやコーネリアのような行動重視で強い感情の持ち主と戦う際はとにかく失敗することが多いが、反面V.V.やシュナイゼルのような冷静かつ理知的に行動するタイプには異様に強く、録画映像を駆使したトラップで出し抜くことが多い。
余談ではあるが、原作ではギアス嚮団殲滅作戦の際、V.V.に「自分がまだアッシュフォード学園にいる」と思い込ませて油断させるために学生服姿で戦いに臨んでいる(実際には既に嚮団のすぐ近くにいた)。団員の前に姿を見せられないなど不自由な面もあったが、このおかげもあって奇襲に成功した。ちなみに小説版や漫画版、『第2次Z再世篇』における原作再現ではゼロの衣装である。
女装が妙に似合う(ピクチャードラマや『LOST COLORS』にて無理矢理女物の服を着せられた)。
来歴
第一期
幼少時、テロリストの襲撃により母マリアンヌの命と妹ナナリーの歩行能力と視力を失い、自身は妹と共に外交手段として疎開という形で日本に送られる。そこで枢木スザクと出会い、親友となるが間もなくブリタニアの日本侵攻が始まり、スザクとも離れ離れになってしまう。これらの出来事が原因でブリタニアに対する憎悪を募らせ復讐を誓うようになる。
数年後、17歳の時に日本側のレジスタンスによるテロに巻き込まれ、スザクと再会。さらに謎の少女C.C.と出会い、一度だけ自らの命令に絶対服従させる脅威の力・ギアスの力を与えられた事がきっかけとなり、素顔を仮面で隠したテロリスト「ゼロ」としてブリタニアに反逆する事となった。黒の騎士団でのルルーシュはゼロを参照。
ゼロとしての最初の行動は、クロヴィス殺害の犯人として連行されるスザクの救出であり、この時ジェレミアにかけたギアスが有名な「我々を全力で見逃せ!」というもの。扇グループとの連携で奪回そのものは成功するが、スザクは事態収束後に法廷に向かってしまった(「枢木スザク強奪事件」)。
マオとの対決など冷静さを失う場面も散見されたが、黒の騎士団と共に着々と力を蓄え、ブリタニアへの反逆を進めていく。その最大の障害となったのが、異母妹ユーフェミアが設立を構想した「行政特区日本」である。これを取り除くべくユーフェミアを罠に嵌めようと試みたが、彼女の真意を知ったことで和解を考える。しかし、その矢先にギアスの暴走で彼女に「日本人を殺せ」の命令がかかってしまい、結果として未曾有の大惨事が発生してしまう。事態を収拾すべく、やむなくユーフェミアを射殺するが、たまたま彼女を探していたスザクと鉢合わせ、その怒りを買う。この一件は両者の間に決定的な亀裂を生み、以後ゼロレクイエム発動まで確執が続くことになる。
その後、「合衆国日本」の設立を宣言。暴徒と化したイレヴンを取り込み、勢力を増した黒の騎士団を率いてトウキョウ租界の政庁を襲う。事態は終始有利に進み、コーネリアを追い詰めたルルーシュはギアスを用い、マリアンヌの死の真相を聞き出そうと試みる。が、その矢先に飛び込んできたC.C.から、何者かにナナリーが誘拐されたことを聞かされ、神根島へと奪回に向かう。このため、トウキョウ租界に取り残される形となった黒の騎士団は、指揮官を失ったことで統制が乱れ、敗北を喫することとなる。
神根島へ到着したルルーシュだったが、コーネリアの命令で後を追ってきたスザク、そして扇に促されてやって来ていたカレンの前で仮面を弾かれ、正体を暴かれる。完全に決裂していたスザクとの口論の末、銃撃戦となるも敗北、捕縛される(「ブラックリベリオン」)。
R2
捕縛された後、皇帝シャルルのもとへと送られる。1期とR2の間の出来事を描いた「亡国のアキト」で描かれているように、シャルルはまず自身のギアスによる記憶改竄能力で、ルルーシュに「ジュリアス・キングスレイ」という人格を植え付けた。この人格は皇帝シャルルに絶対の忠誠を誓うほか、自身の能力に過剰なまでの自信を持っており、敵対者を笑いながら踏みにじるなど、ルルーシュの負の側面のみを抽出して極端に強調したようなものになっていた。 左目には眼帯をしており、この人格が表に出ている時はギアス能力は使えない。
シャルルの狙いはこのかりそめの人格がどこまで働くかの実験と、ついでに膠着気味だった欧州戦線を打開するために、ルルーシュの才を利用してみようというもので、スザクを監視役としてユーロ・ブリタニアへ皇帝名代の軍師として送られた。その後「テロを装った犯行声明と高度な情報操作によりE.U.国内を大混乱に陥れ、その隙を突いて攻め込む」という大胆な作戦を提案・実行。皇帝の名代という立場を使って対立する大公らを反逆者として幽閉し、ユーロ・ブリタニアをほぼ完全に掌握するが、ルルーシュが持つシャルルへの憎しみの強さはこの人格を疲弊させ、遂にはユーロ・ブリタニアの聖ミカエル騎士団総帥シン・ヒュウガ・シャイングとの会話をきっかけに錯乱。拒絶反応を起こした結果ルルーシュの記憶が戻り、しかも幼児退行を起こしてしまう。
その後シンの命令でスザクとともに幽閉されるが、精神は退行したままで、かつてスザクと二人で過ごした夏の思い出ばかりを語る。そしてスザクに水を要求したところで感情的になってしまった彼に首を絞められてしまうが、この時の一瞬だけ本来のルルーシュの人格が一瞬戻り、スザクに「俺を殺せ」と告げ、スザクは我に返り踏みとどまった。その後は本国の使者としてやってきたロロに迎えられるまで穏やかな時間を過ごした。
シャルルがルルーシュを呼び戻したのは行方不明のC.C.を誘き出す囮として使うためだった。シャルルは今度はルルーシュの人格はそのままに、記憶から「ゼロであったこと」「ナナリーに関すること」「皇族であったこと」の3つを消去し、監視員であるロロ・ランペルージを弟と認識させて、アシュフォード学園に送り返した。しばらくは以前のような学園生活を送っていたルルーシュだったが、バベルタワーで賭けチェスに興じていた時、「飛燕四号作戦」を決行した黒の騎士団のテロに遭遇。その際C.C.によって記憶改竄が解除され、再び「ゼロ」として黒の騎士団を率いることになる。
行動の足かせとなっていたロロを籠絡して味方に引きずり込んだ後、ブリタニアとの全面戦争のための戦力増強と、シャルルの野望の裏にあるギアスの研究組織「ギアス響団」の制圧と利用を目的として、その本拠地があると目された中華連邦へ亡命。武官・黎星刻との対決・共闘を経ての中華連邦との同盟を結び、ギアス抹消を目的としたギアス響団壊滅作戦を実行。その後、合衆国日本と合衆国中華を中心とする、ブリタニアに匹敵する連合国家「超合集国」を建国する。
だが、第二次トウキョウ決戦の後、フレイヤの爆発にナナリーが巻き込まれたことで平常心を失い、団員を顧みない命令を下したこと、さらにシュナイゼルによる正体とギアス能力の暴露により、団員の裏切りにあい窮地に立たされる。これについては扇要の項に詳しいが、団員たちはブラックリベリオンの一件以来ゼロに対する不信がぬぐい切れておらず、復帰後もたまに見られた不審な行動・言動からそれらが積み重なっており、希薄だった信頼関係がこの一件で崩壊した、というのが正しい。
暗殺されかかったルルーシュだが、蜃気楼を強奪したロロに救出され、逃走。その後、ギアスの過剰使用で落命したロロを看取り、神根島へ赴きシャルルと対峙する。その際、真の目的を知るとともに、アーニャの中に潜んでいたマリアンヌとも再会。二人から語られた事実により、自らが「ゼロ」として行ってきた反逆が全くの無駄であったことを知らされ絶望する。しかし、二人の目的たる「ラグナレクの接続」の意味を悟り、さらに居合わせたスザクとの対話により、両親の理想は「自分に優しい世界」だと看破。接続の根幹たる集合無意識そのものにギアスをかけるという力技でアーカーシャの剣を崩壊させ、両親を葬り去る。この際、ギアスの段階が上がったことで両目にコードの紋章が浮かび、コード継承の権利を得る。思考エレベーター崩壊の後、スザクとの対話の中、混乱した世界を収拾するために「ゼロレクイエム」の発動を決断する。
それから一ケ月後、帝都ペンドラゴンにスザクと共に現れ、ギアスで皇族、有力貴族たちを配下にし、本名で皇帝に即位。即位後は、貴族制度の廃止、歴代皇帝陵の破壊、財閥解体、各エリアの開放など、歴代皇帝が行ってきたのとは全く正反対の政治を実行。実績のないルルーシュには(ゼロが彼であることは人々は知らない上、ゼロの実績はブリタニア人にはマイナスでしかない)人望も名声もないため、各地で反乱が勃発したがスザクやジェレミア、ギアスで配下としたブリタニア軍を用いて完膚なきまでに鎮圧していった。ナンバーズからは「正義の皇帝」と崇められ、即位間も無くしてブリタニアの文化を全て破壊した皇帝として歴史に名を残す。
その後、超合集国への加盟を希望して、アッシュフォード学園で会談を行うことになるが、利己的動機から自身を裏切り黒の騎士団の実権を握った扇にとって、ルルーシュは敵以外の何者でも無くなっており、隔離される事になる。しかし、その計略をとっくに見抜いていたルルーシュは、スザクのランスロット・アルビオンを会場に突入させて、神楽耶を始めとする超合集国の代表達を人質に取り、可能な限り優位な状態に持ち込んで、一気に決着をつけようと図ったが、シュナイゼルがフレイヤの爆発を免れていたナナリーを皇帝候補として擁立させて現れた結果、その場を下がる事になる。
ダモクレスによって帝都・ペンドラゴンを失ったルルーシュは、残された戦力で日本を制圧し、シュナイゼルと黒の騎士団連合軍との対決に至るが、元々ゼロとして率いていた黒の騎士団、そして「唯一勝てなかった相手」として思考パターンを知り尽くしていたシュナイゼルは、もはやルルーシュにとって敵ではなかった。富士山のサクラダイトの暴発によって、味方ごと黒の騎士団の戦力を削ぎ落とし、ダモクレスにいたシュナイゼルも、映像によるトラップで嵌め「ゼロに仕えよ」というギアスで掌握。最後にして最大の敵となったナナリーと対峙する。そのナナリーは、世界の憎しみを自分達に向けようと考えていたが、その意図を酌んで彼女にギアスを掛け、「ダモクレスの鍵」(フレイヤの発射スイッチ)を奪取。ダモクレスとフレイヤを完全掌握したルルーシュは、ブリタニア皇帝として勝利を宣言し、世界征服を完了させる。
そして戦後から2ヶ月が過ぎ、ブリタニア皇帝・超合集国最高評議会議長・黒の騎士団C.E.O.の地位を得、世界を独裁政治で完全に支配。自身に全ての怒りと憎しみが向いたところで、「ゼロ」となったスザクに己を討たせることで「ゼロレクイエム」を完遂させた。
しかし、討たれたルルーシュがその後どう扱われたかについては全く描写がなく、コードの存在やいくつかの材料と合わせて生存説が唱えられている。とはいえ、コードの「発現」については作中でも全く事例がないため、真相は闇の中である。なお、劇中の大半の人々にとっては彼がどうやってブリタニア皇族や貴族たちを屈服させたかは謎であり、催眠術や洗脳のような手段を用いたのではないかと推測されているようである。また、彼がブリタニアの制度などを破壊したので帝国は解体し、最後の皇帝になったので「ラストエンペラー」とも呼ばれるようになった(厳密な「最後の皇帝」は即位と同時に皇帝の位を廃止したナナリー)他、小説版では後の歴史でシャルルが「英雄」と呼ばれたのに対し、彼は「最悪の暴君」と呼ばれる事になったと語られた。
復活のルルーシュ
ゼロレクイエムを発動した後、やはり彼はコードをシャルルから継承する形で生存していた。しかしシャルルから継承したコードは不完全な状態でありその状態でC.C.がCの世界からルルーシュの形そのものを再構築させたため彼は劇中前半では廃人状態の抜け殻状態になっていた。C.C.は彼を元に戻すため唯一Cの世界にアクセスできる手段が残っているジルクスタンに残されたCの世界にアクセスできる最後の扉に向かうが途中に意外な形でカレン一行と再会し彼らの協力の下ようやく「アラブの門」に接触させる形でようやく元の状態に戻る事に成功した。
登場作品と役柄
元の気質や育った環境の特殊さもあって精神面では年相応の未熟さや脆さを見せる彼だが、スパロボ参戦作品の主人公としては最高クラスの頭脳の持ち主であり、作戦の立案や指揮だけでなく権謀術数にも長けている事から、登場する作品の全てで自軍部隊の中枢ないし参謀役ポジションに収まっている。
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場作。パイロットとしての彼は「ゼロ」名義での参戦となる。オープニング戦闘デモでは味方側にも関わらずスザクに撃墜されてしまう。原作に忠実とは言え、これはスパロボシリーズ初の出来事である。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 『R2』の設定込みで参戦。今回はゼロレクイエムルートでのみ、本名名義で敵パイロットとしても登場する。14話では、ルルーシュの姿でギアスを使わずにテロリストに立ち向かい、本当に死を覚悟する勇敢な面も見せており、この行動は後にZEXISのメンバーから、黒の騎士団がルルーシュ(ゼロ)を追放した事に対する疑問を持たせる事になってもいる。
- ゼロレクイエムルートでは、大ボスキャラとして各参戦作品の主人公キャラ達と戦闘前会話があり、口では独裁者として振る舞いながらも、内心でのZEXISの仲間達に対する信頼が垣間見られる。ゼロレクイエム完遂後で救助され、スメラギやF.S.らの年長者達に叱られた後、最終的にはスザクではなく彼がゼロをやる。
- なお黒の騎士団ルートに進んだ場合は離反しないため、この役割はトレーズとミリアルドが引き継ぐことになる。
- 原作ではユーフェミアに「日本人を殺せ」というギアスをかけた真相はC.C.やスザク、ジェレミアやニーナなどにしか知られていないが(その後他の人物たちに話された可能性はあるが)本作ではどちらのルートに進んでもZEXISメンバーにそれを話すことになる(ゼロレクイエムルートではZEXISの反応はカットされているが)。
- なお、ランペルージ姓とブリタニア姓に加え、第一期バージョンの三種類がキャラクター事典に登録される上にゼロも第一期と『R2』で二種類登録されるので、一つのスパロボ作品に5枠もキャラ事典に登録されたという前代未聞の快挙を達成した(しかも、ギアスやゼロ時の差分もあるせいで、顔グラが100枚近くもある)。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 序盤の日本ルートとヤシマ作戦の前にシンジの前に素顔で現れる。また、第41話冒頭のZ-BLUEとネオ・ジオンとの会談時には、シャアと真っ向から対峙して会談に臨む覚悟を示すべく、自ら仮面を外してルルーシュとして出席している。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 基本的にはゼロの姿で行動しているが、宗介救出ルートの第17話でのポタリアとキデーラとの会話、第24話のクィーンとの会談時、第61話でドクトリンとテンプティにギアスをかけようとした時等、一部のシチュエーションでは仮面を外しルルーシュ名義となる。
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 第1章時点では追加ミッションでのみ登場。C.C.、ガウェインとともにOE世界へ転移。ここでもゼロとなって不利な勢力(ペンタゴナ反乱軍やヘリック共和国など)へ加勢している。コネクトの協力者として自軍でもその手腕を発揮している。ユニットとしてはガウェインのドルイドシステム(相手の装甲値と回避率を減少させる特殊MAP兵器)と指揮:攻撃命中の相乗効果によって総ダメージを飛躍的に伸ばす事が可能。更にサブパイロットのC.C.が居なくなる点を除くとガウェインのほぼ上位互換であるDLCユニットの蜃気楼に乗れば、圧倒的な防御力と使い勝手の良い広範囲MAP兵器で単騎戦闘力も非常に高い。
- なお初登場シナリオにおいてC.C.の忠告を受け、ギアスの使用は封印すると宣言している。実際、作中ではEDまで一回も使っていない。しかし、組織力のあるコネクトの協力があるとはいえ、戦術・戦略・組織運営・直接戦闘及び指揮と様々な場面で活躍するので、むしろギアスが無い分、ルルーシュの素の優秀さが際立っていると言える。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- スーパーロボット大戦X-Ω
- メインシナリオでは第1章から中心人物として活躍する。
- スーパーロボット大戦X
- ゼロ名義ではなく、ルルーシュ名義で蜃気楼に乗って登場。台詞も新録されているが、戦闘台詞では変わらずゼロを名乗る。
- 原作同様にゼロレクイエムを完遂して命を落としたのだが、アル・ワースに転移していた。自身が犯した罪の意識と生きている目的の喪失から、当初は世捨て人となってさまよっていたが、デス・ゴッドに「真実の鏡」を当てられたことで復活した(ゼロのコスチュームはC.C.が持ってきた蜃気楼のコクピットに置かれていた物を使用している)。自軍部隊に参入後は一時は世界に覇を唱えた皇帝としての手腕を活かして、作戦指揮から暗躍や交渉と多岐に渡る働きを見せる参謀役として、シナリオでの出番も多くオリジナルのDVEまで用意されている等優遇されている。今作では似た境遇にあるアンジュと絡む。
- Zシリーズと違い、エースボーナスがないと戦術指揮が移動後に使用できない点に注意。乗機の蜃気楼は主役機としては火力がやや乏しいので、高い指揮官技能と戦術指揮、分析、かく乱による正しく指揮官らしい役割が向いている。その為、早めにエースボーナスを取得したいところ。
- EDでは自身はもう死んだ人間であるとしてゼロの名をスザクに返し、C.C.と共に元居た世界に戻らずアル・ワースに残る道を選んだ。
パイロットステータス
自軍で使用できる際はゼロ名義なので、ルルーシュ名義で機体に乗る際は終盤で敵に回った時となる。兄であるシュナイゼルより僅かに劣るが、ダモクレスが強くなっている上に登場時のレベルは彼より上。さらに彼には無い底力を所持しているので、瀕死になると手強い敵に。
『X』では原作終了後なので、ルルーシュ名義で味方として運用できる。
能力値
敵としては、ダモクレスの性能と相まってとにかく硬い。近くにスザクがいるので、まともにかかると苦戦は避けられない。聖天八極式やダブルオーライザーなど、回避力と火力に優れるユニットをぶつけてやろう。
精神コマンド
- 第2次Z再世篇
- 分析、集中、直感、かく乱、魂、再動
- 味方時と同じラインナップ。
- OE
- 鉄壁、追風、必中、熱血
- X
- 分析、集中、直感、かく乱、決意、魂
- 新精神の「決意」を活用し、マルチアクションで行動回数を増やして戦闘と戦術指揮を両立させたいところ。
- 決意でExオーダーを使用したいことを考えると、蜃気楼より斑鳩の方が欲しい……というのは無い物ねだりであろうか。
特殊技能(特殊スキル)
- 第2次Z再世篇
- 天才、指揮官L4、戦意高揚、気力限界突破、闘争心、ガード、精神耐性、底力L8
- 戦術指揮がなんと天才に変更されている他、高レベルの底力・ガード・精神耐性で全方位をカバーしている。殴れば殴るほど絶望的に堅くなるので、援護攻撃に精神コマンドも絡め、出し惜しみせず最強の攻撃をぶつけるべし。
- OE
- 底力、指揮:攻撃命中、天才
- ドルイドシステムでの防御低下に加え、指揮による攻撃力上昇で更なる火力向上が見込める。
- X
- 戦術指揮、指揮官L4、底力L7、気力限界突破L2
- 「戦術指揮」が正式に使えるようになったほか、指揮官技能が自軍最速(Lv30)で最大に到達するのに注目。ネモ船長に「コマンダーターミナル」を使わせたい場合は最優先でボスクラスを狙わせよう。
エースボーナス
- 気力150以上で自軍フェイズ開始時に奇跡が起こる
- 『第2次Z再世篇』で採用。ハードで所持。エースボーナスも味方の時と同じ。魂や必中等がかかると厄介なので気力を下げて被害を減らしたいところ。
- 集中(命中・回避+10%)
- 『OE』で採用。ルルーシュが集中および閃きを持っていないが、蜃気楼搭乗時は防御を優先することになるのでさほど必要性はない。ただドルイドシステムでの命中低下に加え、天才があるため回避を求めるなら取得する必要がある。
- 移動後に「戦術指揮」が使用できるようになる。
- 『X』で採用。漸くZシリーズのデフォルト同等の運用が可能となる。Zシリーズ時代のボーナスと比較すると割に合わなさは否めず、ギアス勢の性能下方修正を象徴していると言える。
- Zシリーズと同じ使い勝手を求めるのであれば早急に取得したい。
パイロットBGM
- 「汝に大義ありや」
- フレイヤ使用時にかかる。
- 「Elegant force」
- ギアス使用時にかかる。厳密には「パイロット」BGMではないが、ルルーシュの象徴とも言うべき曲であるためこちらに記載。ちなみに設定変更でBGMにすることは可能。
- 「Nightmare」
- 『OE』でガウェイン搭乗時のBGM。
- 「WORLD END」
- 『OE』で蜃気楼搭乗時のBGM。
- 「O2」
- 『X』での戦闘BGM。
人間関係
黒の騎士団におけるルルーシュの人間関係はゼロを参照。
- 枢木スザク
- 会ったばかりの頃は、彼のお気に入りの遊び場であった土蔵を自分達が奪ってしまった事から、一方的に因縁を付けられ殴られるという最悪のファーストコンタクトを果たし、以降もしばらくは互いに憎み合う関係だったが、ある出来事をキッカケに和解・親友となった。
- 第1話で彼と偶然再会した事が『ゼロ』として暗躍する全ての始まりとなった。が、立場と信念の違いから、最大の壁として立ちはだかる事になる。最終局面ではゼロレクイエム遂行のための同志として戦うことに。そして最後はゼロに成り代わった彼に自分を殺させることでゼロレクイエムを完遂させた。目的達成のためとはいえ、親友をその手にかけることになったスザクもこの時は仮面の下で涙を流していた。「キセキの誕生日」で再度対面した際には色々と複雑なものがあったのか、近しい割に刺々しいという微妙な状態だった。
- 最初の友達である故に信頼もしていたが、それ故に自分本位で『友達』という言葉を持ち出した事もあったので一時期完全に唾棄された事もある。
- C.C.
- 自身にギアスを与えた張本人の美女。互いに互いを利用する「共犯者」の間柄。結果的に、彼女はルルーシュにとって最初から最後まで唯一味方であり続ける存在になった。
- ナナリー・ランペルージ
- 実妹。母を失い父から見捨てられた身であるため、唯一の肉親で互いに深く愛し合っている。ルルーシュにとっては最愛の妹であり生きる支えそのものである。事実ゼロとしての行動と目的の殆どが、ナナリーの為に行われたものであった。
- ゼロも黒の騎士団も全てがナナリーのためと豪語し、それ故ナナリー本人や彼女の意志を優先しすぎた結果が作戦の失敗ひいては自らの破局にも繋がっていく。
- シャルル・ジ・ブリタニア
- ブリタニア皇帝。父親にして、復讐の最大の対象。反逆を始めた目的は、彼が自分とナナリーを邪魔に思っている、と見たことが始まりだったが、実際には全くの逆であった。とはいえ、彼の真意を知った後もルルーシュは彼らにとって都合のいい独善だとみなし、最終的に引導を渡した。
- マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア
- 母親。彼女の死の真相を追う事もルルーシュの目的の一つ。だが、その真相はルルーシュの反逆の理由を根幹から破壊するものであった。そして、ギアスによって秘かに生き続けていた彼女もシャルル同様に自らの敵と見なし、引導を渡した。
- 『X』では復活した彼女と対決し、勝利。ギアスでシャルルに関する一切の記憶を奪い、無力化するが…。
- ユーフェミア・リ・ブリタニア
- 「ユフィ」の愛称を持つブリタニア帝国第3皇女。ルルーシュにとっては異母兄妹であるのと同時に幼馴染みであり、また本人曰く「たぶん、初恋だった」存在。小説版では「もう一人の妹」とまで言っており、母親の違う兄弟には関心を示さない彼にとっては数少ない例外でもある(ルルーシュには彼女以外にも異母妹はいる)。皇女の立場を捨ててまで自身とナナリーの幸福を願った彼女に心打たれ、ルルーシュは和解を決意するものの予想外の事故によって、最悪の結末を招いてしまう結果に…。『第2次Z再世篇』黒の騎士団ルートでは思わぬ形で再会することになる。
- ミレイ・アッシュフォード
- アッシュフォード学園の生徒会会長であり、自身とナナリーの正体を知る数少ない人物。思いつきのイベントに振り回される事も多い。彼女が卒業し、ニュースキャスターになった後、唐突に自身が皇帝となって以降は逆に彼女を驚かせ続けた。
- シャーリー・フェネット
- 生徒会のメンバー。ルルーシュを「ルル」と呼び想いを寄せている。ルルーシュも彼女の事を良き友人と思っていたが、ゼロとしての行動が彼女に悲劇をもたらしてしまい、『R2』において彼女を戦いに巻き込むようなことはしたくはないと考えるようになっていた。なお、彼女が自分に好意を抱いていることは彼女にキスされるまでは気づいていなかった。
- 小説版では彼女との出会いが描かれている。ブリタニアに見捨てられ、人質となった日本でスザクと出会い、再び手にしたと信じた安住の地をまたブリタニアに踏みにじられてしまい、ブリタニアに関わる全てを侵略者どもの一味として憎み切っていたルルーシュは彼女との出会いにより、憎むべきはブリタニア全てではなく現在のブリタニア帝国という体制(皇帝)であると気付かされる事になる。ルルーシュは彼女を大切な存在として戦いに巻き込まない事を心に誓っていたが……
- 劇場版では軽めだが付き合っており、皇帝を打倒した後に別れの電話をかけている。しかし、それでもルルーシュの味方であり続けるほどに彼を愛している。
- 名台詞アワードでは彼女から「ナチュラルボーン詐欺師」とあんまりな呼び名をつけられるハメに。
- リヴァル・カルデモンド
- 生徒会のメンバーで悪友的存在。ルルーシュがギアスを手に入れるまでは彼と一緒に賭けチェスによく出向いており、男性キャラの中でもスザクに次いで心許せた存在だったと思われる。もっとも最終的にルルーシュの秘密や本質にはメンバーの中で一番縁遠くもなってしまった。
- ニーナ・アインシュタイン
- 生徒会のメンバー。他の面子と比べて絡みは少なめだが、ゼロとしての行動により彼女の運命も狂わせてしまう。ゼロレクイエムでは協力者に。
- 紅月カレン(カレン・シュタットフェルト)
- 生徒会のメンバー。序盤は自身のミスが原因で正体を疑われた。結局咲世子を使ったアリバイ工作で誤魔化す事には成功した。結局はブラックリベリオンの終盤で正体を知られる羽目になる。その際は気丈な彼女が茫然自失に成る程ショックを与えてしまう。次第に彼女はルルーシュの良き理解者になっていくが、団員の裏切りによって決別を迎える。
- カレン自身はルルーシュ自身に惹かれ、ルルーシュも戦う動機が自分と同じ母親となっているカレンに単純な同志以上に女性としての魅力も含めて特別入れ込み、裏切りの時も嘘を着く事で守っている。
- 劇場版でも正体を知られそうになるが、ルルーシュの妹のナナリーとの触れ合いを見て、盲目の妹がいたら反ブリタニア活動なんてやってられないだろうと疑いを自ら消している。
- クロヴィス・ラ・ブリタニア
- ブリタニア帝国第3皇子。異母兄。ルルーシュは彼にチェスで負けたことはないらしい。実戦でも彼の用兵を「最も愚かな手」と嘲笑い、ギアスで母マリアンヌの暗殺事件の情報を聞きだした後、口封じのため殺害した。ルルーシュがはじめて殺害した人物。
- 漫画版では口封じ以外にも、何の罪も無いゲットーに住む大勢のイレブンを無差別に殺害する命令を出した事を理由として殺害している。
- シュナイゼル・エル・ブリタニア
- ブリタニア帝国第2皇子。クロヴィスとは逆に、ルルーシュはチェスで一度も彼に勝ったことがない。最終的には直接ぶつかることになるが、映像トラップで嵌めてギアスで降した。
- ジェレミア・ゴットバルト
- スザク救出の際に彼を陥れて以降、仇敵として狙われていたが、『R2』では自身に忠誠を尽くす臣下として重用する。
- マオ
- C.C.の以前の契約者。ルルーシュ曰く大先輩。C.C.に執着している彼からは憎まれ、幾度も罠にかけられた。スザクと協力して罠を打ち破った際にスザクを貶めるために彼の過去をマオは語ったため、スザクが彼自身を死に追い込む理由を知った。
- アーサー
- 後に生徒会で飼われる事になる野良猫。物語序盤で、ルルーシュを最大の窮地に陥れた。
- 篠崎咲世子
- ナナリーの世話をしてくれているメイド。後に『R2』にて正体を明かし、ルルーシュの影武者として行動する…が、天然な行動によりいらぬ苦労をかけさせてしまう事も。
- ロロ・ランペルージ
- シャルルのギアスにより記憶を改竄された時期には「弟」として接していたが、記憶を取り戻すやいなや、彼を最大限まで利用し、最後はボロ雑巾にして捨てると宣言するが次第に彼にも情が移ってしまい、原作及び『第2次Z再世篇』ゼロレクイエムルートでは命を犠牲にして自分を助けた彼を「弟」と認め、その死を悼み、『第2次Z再世篇』黒の騎士団ルートでは彼に対し暴言をぶつけたことを悔やむ様子が見られるも、ロロ自身は「兄弟だからケンカぐらいする」と兄を許しており、原作と違い完全に彼と和解する。
- 桐原泰三
- ルルーシュが仮面を取って話せる数少ない相手。協力を取り付ける際にもギアスを用いなかった事からも互いに信頼関係は良好であった。
- ジュリアス・キングスレイ
- 第1期と『R2』の間に起こった出来事である『コードギアス 亡国のアキト』でシャルルがルルーシュの人格そのものを書き換えた際に名乗った名前。
- マリーベル・メル・ブリタニア
- 外伝『コードギアス 双貌のオズ』に登場する皇女の1人。母と妹をテロ事件で失い、それを皇帝に談判した為に継承権を下げられ、とルルーシュと殆ど似た事をしており、当のルルーシュからも「俺と似ている」と評された。ただし、彼女からはその言葉の真意を拒絶される事に。『02』では、彼女から戦力を提供されて短期間の内に手駒を揃えることに成功、代わりに新型KGFエルファバを与え、ダモクレスの防衛を一任した。なお幼少期はよく遊ぶ事もあり、ユーフェミア同様仲は良かったようである。
- オデュッセウス・ウ・ブリタニア
- 第1皇子。異母兄。
- 特に嫌ってはいなかったが、ユーフェミアとマリーベルに比べれば感情移入するほどではなかった。
- ギネヴィア・ド・ブリタニア(SRW未登場)
- 第1皇女。異母姉。彼女からは母マリアンヌの身分が低かったことから疎まれていた模様。皇帝即位の宣言をした際に彼女から衛兵を差し向けられたが難なく対処してギアスで配下にし、皇女の身分を剥奪した。
- カリーヌ・ネ・ブリタニア(SRW未登場)
- 第5皇女。異母妹。ギネヴィアと同様の理由で彼女からも疎まれていた。皇帝即位の宣言をした際に「何言ってるの!?ありえない!」と非難されるがギアスで配下にし、皇女の身分を剥奪した。
他作品との人間関係
ガンダム系
- ヒイロ・ユイ
- 『第2次Z破界篇』ではナナリーが誘拐された際に彼も同行する。ルルーシュの学生離れした決断力や行動力を間近で見て、彼の正体に疑問を持つ。そして『第2次Z再世篇』にて、自力でゼロの正体に辿り着く事となった。
- 原作では最終的にどうなったかは不明に終わったルルーシュだが、『第2次Z再世篇』においてはヒイロに「お前を殺す」と言われた時点で運命が決定していた。
- 『X』でも彼らコロニーのガンダムとは時に協力、時に敵対する立場であり、DLC『太平洋の死闘』ではゼロ・レクイエムの真意に気付いていた。
- リリーナ・ドーリアン
- 『第2次Z』では彼女もアッシュフォード学園の生徒会メンバー。
- トレーズ・クシュリナーダ
- 最終目的が共通した人物。『第2次Z再世篇』ゼロレクイエムルートでは皇帝ルルーシュの腹心となる。
- 『X』ではOZを掌握した彼と同盟を結んでいた以外にも、最終的な目的を同じくする「同志」であった事が語られている。
- 沙慈・クロスロード
- 『第2次Z』ではアッシュフォード学園の生徒会メンバー。『第2次Z再世篇』ではルルーシュが黒の騎士団と何か関係があるのではと考える。終盤で彼がゼロであることを知り、驚愕することに。
- リボンズ・アルマーク
- 『第2次Z再世篇』では彼の計画の邪魔をする。ゼロレクイエムルートではリボンズの協力者であったシャルルを抹殺し、帝位を簒奪して皇帝になった後、彼の手駒になり得る人間たちも自分の配下にするか粛清した。黒の騎士団ルートでも対立するZEXISの指揮官であるので同様にリボンズの邪魔者になる。
- 王留美
- 『第2次Z再世篇』のゼロレクイエムルートでは彼女の命を救った他、協力し、「生きる意味」を見出した。一方でゼロレクイエムルートにて、沈み行くダモクレス要塞の中でディートハルトと共に皇帝ルルーシュから要塞と運命を共にするように命令する冷徹な一面も見せた(要するに「死ね」と言っているも同然)。
- また、ディートハルトは彼の言葉に動揺しており、彼女の超然とした態度とは正反対である。
リアル系
- キリコ・キュービィー
- 『第2次Z再世篇』では、イプシロンとの決戦に臨む彼の前で仮面を外してATの調整に付き合う。
- ロブ・ハーマン
- 『OE』では同志。参謀としての有能さは彼を含めたヘリック共和国の軍人も一目置いている。
- アンジュ
- 『X』にて共演。「国を追われた元皇族」「車椅子に乗った妹がいる」「世界を壊す為に戦う」等と境遇や気質で何かと共通点の多い人物。
- アルゼナルのメンバーの一部からは「男アンジュ」と言われ、逆にアンジュは「女ルルーシュ」と呼ばれる一面もある。
- クリス、ロザリー
- 『X』の初参戦シナリオにて目的の為なら手段を選ばない自身のやり方を彼女達から畏怖される。
- また、クリスとは敵対した際にエンブリヲのやり方をスザクと共に糾弾した。
- サリア
- 『X』のDLC「プリティ・サリアンの冒険」では彼女のプリティ・サリアン姿に(絶望顔で)愕然とする。しかし時間が経つに連れ、「コスチュームを纏う事で違う自分になれる」と言う彼女の想いをかつての自分と照らし合わせて理解するようになった。
- ジュリオ・飛鳥・ミスルギ
- 『X』において彼の小物ぶりを面と向かって酷評する。
- シルヴィア・斑鳩・ミスルギ
- 『X』において、自身の経験から、彼女がモモカに送ったビデオメッセージを一目で罠と見抜き、「信用に値しない妹」と切り捨てる。
- ドレイク・ルフト
- 『X』では地上に出た彼らの軍と同盟を結び、最終的に太平洋上で黒の騎士団やショウ達との決戦に及んだ事が語られている(同時進行で宇宙ではルルーシュの同盟者であるトレーズ率いるOZと、ゼクス率いるホワイトファングの決戦が繰り広げられていた)。
- ただ(原作通りであれば)ドレイクの野望とルルーシュ&トレーズ(&ゼクス)の目指す物は相容れない事が予想される為、「同志」であったトレーズとは異なりあくまで「同盟者」止まりであったと思われる。
スーパー系
- 飛鷹葵
- 『第2次Z再世篇』ではゼロであるときの正体に興味を持っていたのか、ゼロレクイエムルートに進むと皇帝となって暴政を敷くルルーシュに対して彼女からは「素顔のあなたにはがっかり」と言われる。
- 碇シンジ
- 『第3次Z』では彼を前から知っていたらしく、「選ばれた子」と呼んでいる。
- 『CC』(偽りの宇宙)では同じアッシュフォード学園の生徒会仲間。
- ハルシュタイン
- 『X-Ω』では直接の絡みこそないが、彼女の不滅の身体を無効化した。
- 戦部ワタル
- 『X』で世捨て人になったルルーシュと出会った際の印象が強く残り、根は悪くない人だと察してくれる。ルルーシュもまた彼の穢れの無い粋さと心の強さを羨ましく思っていた。
- 忍部ヒミコ
- 『X』では初対面早々に、無邪気な彼女から自分が何かを怖がっている事を見抜かれてしまう。
- デス・ゴッド
- 『X』では、元の世界で「魔王」と恐れられた自身の素性や実績に目を付けられ、彼によってドアクダー軍団の軍師に引き入れられそうになった。
- 結果「真実の鏡」の力でルルーシュは生きる気力を取り戻した為、ある意味では恩人かもしれない。
バンプレストオリジナル
- カルロス・アクシオン・Jr.
- 『第2次Z破界篇』では、彼と賭けチェスを行い、勝利してキャッシュカードを入手するが暗証番号を教えなかったため「俺の質問に全て答えてもらおう!」というギアスを掛けて聞き出す。このギアスの命令が『第2次Z』の物語の端々で重要な意味を持つことになった。
- ユーサー・インサラウム
- 『第2次Z再世篇』では、奇しくも自身の計画した「ゼロ・レクイエム」と全く同じ計画を立て、それを実行した人物。しかし、「偽りの黒羊」の効果によって全く気づく事はできなかった。
- 怒りのドクトリン、楽しみのテンプティ
- 『第3次Z天獄篇』ではプロディキウム撃墜後、彼らにギアスを発動しようとするが、アドヴェントの介入で失敗する。
- ホープス
- 『X』では、裏で画策する者同士で馬が合っており、魔従教団の真相をネモ共々聞かされている。困難ルート最終決戦では自身の計画した「ゼロ・レクイエム」と似た計画を立てている事を察している。
- セルリック・オブシディアン
- 『X』では、表情の変化がシュナイゼルに近しいため警戒されていたが、内に秘める野心は嫌いではないと評していた。彼がエンデの呪縛から解き放たれ、魔従教団の導師に就任した際も、正気を取り戻した彼になら任せられると発言している。
名台詞
第一期
- 「…僕は」
「スザク、僕は…ブリタニアを…ぶっ壊す!」 - 第1話にて、幼少期のルルーシュがブリタニアに攻撃される日本を見て、スザクに宣言した言葉。この時既に、ルルーシュにはゼロの片鱗が生まれていたと言える。
- 「王様から動かないと部下がついてこないだろ」
- 貴族とのチェスにてキングの駒から動かした事についてリヴァルに尋ねられた時のセリフ。これはゼロとしてブリタニア軍と戦う時も同じで、後方で指示をするだけでは無く、自らも前線に行く事も多い。
- 「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる…」
- ギアスを使う際の台詞。
- 「貴様らは死ね!!」
- ルルーシュが始めてギアスによって命じた命令。ギアスの絶対遵守の力によってその場にいたブリタニア兵達は一斉に自らのこめかみに向けて引鉄を引く…ブリタニアを破壊する魔神が生まれた瞬間であった…
- 「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ」
- 後述するようにハードボイルド小説の名台詞からの引用であり、ルルーシュを象徴する台詞。ルルーシュの敵は、あくまで戦う決意を決めた者のみである。同時に、自らが傷つくことになっても構わないという覚悟の表れでもあるのだろう。しかしそれを踏まえた上でC.C.には「撃たれる覚悟はあっても、撃つ覚悟はあるのか?」と返された。これが無印でのルルーシュの敗北の遠因となる。
- なお、この台詞は物語の最終局面にて大きな意味を持つことになる…。
- 「何だ、もっとも愚かな手を打ったな」
- 第2話、部隊を集結させ始めたクロヴィスの手を評して曰く。スパロボでは回避時の台詞として採用。
- 「ハハハハハハッ! やれるじゃないか!!」
「やれる、やれるぞ! ブリタニアを倒すことが!!」 - 第2話において自身の頭脳と策を駆使して、ブリタニア軍を敗色に追い詰めて。が……。
- 「何だ、あの化け物は!」
- スザクの駆るランスロットとはじめて対峙して。とても主人公の台詞とは思えない。
- 「綺麗ごとで世界は変えられないから・・・」
- 命乞いをするクロヴィスの叫び声を聞きながらこの言葉の口にし、彼は銃の引き金を引いて異母兄を殺害した。
- 「嘘だよ。あのスザクがそんなことをするはずがない。何かの間違いだよ」
- クロヴィス暗殺の犯人がスザクだというニュースを聞いたナナリーが「嘘ですよね」と尋ねてきた際の返答。自分が犯人であるような気配は微塵も見せず、穏やかに話しかけ、スザクが陰謀に利用されたことを感じ取っていた。
- 「これで全ての条件はクリアされた」
「勝利条件は揃った」 - ルルーシュが勝ちを確信した時の台詞。なのだが、大抵はこの後スザクの力技によって逆転されてしまうので、どちらかといえば失敗フラグに近い。
- 「俺は、お前に会うまでずっと死んでいた。 無力な屍のくせに、生きてるって嘘をついて」
「何もしない人生なんて、ただ生きているだけの命なんて、 緩やかな死と同じだ。 また昔みたいになるくらいなら」 - 契約を果たすまで死んでもらっては困るとc.cに銃を向けられた際のやり取り。この言葉に「確かに、意味は無いな。そんな命」とc.cは銃を下した。
- 「制圧された…!? こんな簡単に…! ゲームにすらなっていないぞ…ッ!!」
- コーネリアとの最初の戦いで自分が指揮したレジスタンス達がそれぞれ勝手な行動を取ってあっさりと壊滅したときの嘆きの言葉。この敗北を機に自らの組織を作る事を決意する。
- 「だから何もしないんだろう。さっきのイレヴンだって解ってるんだ。ブリタニア人に頭を下げたほうがいい暮らしができるって」
- 数人のチンピラブリタニア人に暴行を受けていたホットドッグ売りの日本人をギアスで助けた後、カレンと会話しているときの言葉。カレンからシャーリーが「ルルは努力しようとしない。せっかく頭がいいのに」と嘆いていることを聞かされて上記のように返答した。小説ではこの後、「力のある者に逆らうことは危険で馬鹿馬鹿しい行い」とまるで本心と逆のことを言っている。カレンからはこの言葉通りにブリタニア人に服従して虐げられている母親のこともあって平手打ちされる。
- 「さあ決着だ。コーネリアと言えど、味方部隊を絞り込まれれば勝機は低い。こちらには紅蓮弐式もある。必ずや捕縛し、母が死んだときの真実を語らせてやる。そして、そのまま捕虜にすれば俺の勝ちだ。イレギュラーさえなければ、我が黒の騎士団の…」
- 第10話次回予告。「イレギュラー」と言った瞬間にランスロットが映る。
- 「無くしてから、初めて分かる事ってあるんですね」
「自分がどれだけ、彼女の笑顔に救われてきたかって……もう、あんな風に口喧嘩する事も、笑い合う事も出来ないんだなって……」 - ナリタ連山にて、ギアスによりルルーシュの事を全て忘れたシャーリーと会い、彼女に対して感じていた事を打ち明けた。
- 「マオ、お前は黙っていろ!!」
- スザクの過去をギアスで暴き、それにつけ込むマオをこの命令で黙らせた。しかし、小説版ではスザクのことをさらに理解するためにはもっと話を聞くべきだったのではないかとも後で思っている。
- (違うんだ、もう昔とは…! ユーフェミア!)
- ユフィが行政特区日本の設立宣言をした直後の独白。直前でユフィはこれで昔みたいにルルーシュ、ナナリーと過ごしていけると思っていたがそれに対して既に皇族ではなくなり、テロリストになっている自分はもう昔と同じではないと彼女に敵意を向けている。
- (ユーフェミア、無邪気に善意を振りかざす第3皇女! 俺とナナリーにとってお前の存在はもはや罪だ!)
- 第22話の次回予告。彼女の行政特区日本によって自分のブリタニアへの反逆が潰えてしまいかねないことへの憎しみを述べている。ルルーシュがユフィをお前と呼ぶのは劇中でここだけである。
- 「本当だよ。例えば、『日本人を殺せ』って命令すれば君の意志とは関係なく…」
- ユフィに自らのギアスについて説明しているときに言った言葉で、ルルーシュにとっては最大最悪のミス。彼女が最も実行しないことを例に出したのだが、この時、ギアスが制御できなくなっており、彼女の眼を見てしまったため、彼女はギアスに掛かり、この命令を実行してしまう。
- ユフィとの和解で気が緩んでいたとはいえ、このうっかりさえ無かったら、コードギアス本編の展開もだいぶ違った動きを見せたに違いない(ロボットアニメとしては盛り上がりにくい展開かも知れないが)。
- 「わかっていて俺は契約した。これがやばい力だということぐらい! なのに!」
- 虐殺の最中にガウェインのコクピットに戻って。ユフィの存在に圧倒されてギアスの秘密を打ち明けようと戯れに言った言葉で取り返しの付かない事態を引き起こしてしまった自分を責める。
- 「ああ。こうなったらユーフェミアを最大限利用するしかない。それがせめてもの!」
- もはや後戻りができなくなり、ユフィや犠牲になった日本人を見て。
- (さようなら、ユフィ。多分、初恋だった)
- そして、ユフィを止めるために、ユフィの凶行をせめて最大限利用するために、この独白の告白と共に虐殺皇女となってしまったユフィを英雄ゼロとして、自らの手で撃つ。
- 「スザク……俺の手はとっくに汚れているんだよ。それでも向かってくるなら、構わない」
「歓迎してやるさ。俺達は友達だからな……フフフフフフフ……ハハハハハハ……ハハハハハハハハハハ!!」 - コーネリア軍との決戦前にユーフェミアの電話でかけてきたスザクとの会話を終えた後の独白。ユーフェミアを殺してしまった自分、憎しみに支配されてゼロとしての自分に向かってくるであろうスザクに対しての感情がない交ぜになっている。
- 名台詞アワードでは「友達という言葉をこんな邪悪なニュアンスで使う主人公はいない」と、あんまりだが的確な指摘が。
- 「あの日から、俺はずっと望んでいたのかもしれない…あらゆる破壊と喪失を。そう、創造の前には破壊が必要だ。そのために心が邪魔になるのなら、消し去ってしまえばいい。そうだ……俺はもう進むしかない……!」
「だから……!!」 - ユフィを不本意ながらも惨殺し、かつての暮らしには絶対に戻れなくなったことで決意の独白。ナナリーを除けば、最も大事な肉親を殺したことで自分自身を完全にゼロという存在にしようと語っている。第一期のレギュラー放送のラストの言葉でもある。
- 「そうだ。俺がゼロだ。黒の騎士団を率い、神聖ブリタニア帝国に戦いを挑み、世界を手に入れる男だ」
「結果的に日本は解放される。文句はないだろう?」 - スザクに仮面を暴かれ、正体を知られたときの言葉。後者はカレンに「日本人を利用していたのか」と問われた時の返答になっている。日本解放を、それを悲願としていた騎士団への報酬程度に見ており、「利用していた」のは少なからず本音の一つであろう。『R2』でもこのスタンスが変わらなかったことが、後々まで影響を及ぼすことになる。
- もはや引き返せないところまで来てしまったために偽悪的なセリフも交えて語っているが、二人と生身で付き合いのあったルルーシュのあまりにむごい語り口に、スザクはうつむき、カレンはショックでへたり込んでしまう。
- ルルーシュ「全ては過去。終わったことだ」
スザク「過去!?」
ルルーシュ「お前も父親を殺しているだろう。懺悔など後でいくらでもできる」 - 第一期ラストでスザクにゼロの仮面をはがされたあと、ナナリーがさらわれたことを教え、一時休戦と共闘を持ち掛けるがユフィを殺したことで拒絶されたときの返答。
- スザクの過去を抉るような言動で動揺を誘っているようだが、スザクは尚更憎悪を募らせていく。ルルーシュも既に死人になったユーフェミアに想いを馳せるよりも今は生きているナナリーを助け出すために焦っているようにも思える。
- 「スザァァァク!!」
- 第一期最終話ラストの叫び。自身の存在をスザクに全否定され、激昂する。スザクも同様に「ルルーシュゥゥッ!!」と吼える。この場面と響く銃声を最後に物語は『R2』へと続く。
- 『第2次Z破界篇』ではスザクに撃墜された際の台詞としても採用されている。
- 「当たり前だ。あんな反射神経バカと、正面からやり合って何になる」
「俺の本気は、やはり頭脳の方で発揮されるのだ」 - 対スザク戦について。
R2
- 「一年前……それは、他愛のない日常の光景だった。そう、その頃の俺は気づいていなかった。それが……どれだけ掛け替えのない時間だったかと言うことに……」
- ピクチャードラマにて、1年前のドレスパーティーを回想して。大切だったものに背を向けてでも、彼は反逆を続けるしかない……。
- (黒の騎士団は…イレヴンは負けた…。力がなかったからだ…。ゼロ…馬鹿な奴だ。無謀な戦いを挑んで敗れた男…。何をやっても、どうせ世界は…)
- 第1話での独白。ゼロが処刑されたことを示す看板を眺めながら思い浮かべる。前作までとは様子が異なり、諦めと達観が入り混じったような独白である。皇帝のギアスによって本来の記憶を変えられているため無理もないことだが。
- (……俺に妹はいるが、弟はいなかった! 誰なんだ、アイツは……!?)
- 記憶を取り戻した後、確認している最中のモノローグ。偽りの弟をあてがわれ、妹ナナリーは連れ去られたことを理解した。ちなみに、DSゲーム版では異母弟のパラックスとキャスタール(SRW未登場)が登場する。
- (ふん、堕ちたな…。こんな資料を司令室に残している位だ、ギアスしか取り柄がないのだろうが…こいつのパスワードが役に立つとはな)
(フフフハハハハ…ナナリーの居るべき所を奪い取った偽者め…散々使い倒して、ボロ雑巾の様に棄ててやる…!) - ルルーシュがロロを懐柔した際に心の中で呟いた台詞。ルルーシュの極悪モードがこれでもかと言わんばかりに全開である。
- ちなみにルルーシュ役・福山潤は「このセリフが言いたかった!」らしく、言っていて気持ちよかったとのこと。さらにこの台詞のおかげで、ロロは視聴者から「ボロ雑巾」とかけて「ロロ雑巾」という仇名が付く羽目になった。
- 「だから……もう巻き込みたくないんだ」
- 第12話にて、シャーリーに対しての心情を端的に発した。当回における数少ないシリアスな台詞。だが、次回で……。
- 「俺はもう……! 俺はもう失いたくないんだ! 何一つ……シャーリー!」
- 第13話、記憶が戻った事で錯乱したシャーリーがビルから落ちそうになり、咄嗟に彼女の手を掴み胸中を明かす。
- 「俺が…ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアだからだ! 俺の父ブリタニア皇帝は母さんを見殺しにした! そのためにナナリーは目と足を奪われ、俺達の未来まで…!」
- 第13話でのジェレミアからの「なぜゼロとなってブリタニアと敵対するのか」との問いに対しての返答。直後ルルーシュはジェレミアから当時彼がアリエス宮に居たこと、母・マリアンヌを守れなかったこと、彼の本当の目的を知ることに…。
- 「ダメだッ! 死ぬなっ、シャーリー!!」
「死ぬなっ、シャーリー! 死ぬなっ、死ぬなっ!!」
「シャーリー……シャーリー……?」
「うわああああああああああっ!!」 - 第13話においてジェレミアとの一件が終わった後、瀕死のシャーリーに遭遇する。ルルーシュはシャーリーに対して「死ぬな」とギアスをかけるが、既に死の間際にあった彼女にそのギアスの効果は全くなかった……。
- ちなみに『第2次Z再世篇』では原作タイトルままの「過去からの刺客」で再現されているが、フラグの関係で1周目しか見られない、ある意味レアなシーンとなっている。
- 「かつてC.C.は俺に言った。ギアスは王の力だと。俺を孤独にしていくと。ならばこれは……。シャーリー、俺はどうやって償えばいい? 教えてくれ……教えて……」
- 第13話次回予告のモノローグ。涙ぐむかのような声調となっているのが特徴。そしてここからルルーシュは破滅への道を歩む事となる…。
- 「これが王の力だと言うのなら、力あるものは1人で十分だ。ロロは勿論、ギアスという力―つまり、存在そのものをこの世界から消してやる! それが、シャーリーに対してせめてもの…」
- 第14話。シャーリーの死により、ギアス嚮団を殲滅し、ギアスの存在を消す事を決める。だが、それは黒の騎士団の叛意を増幅させてしまう結果となった。
- (ロロ…ここでジークフリート諸共始末してあげよう…ヴィンセントに仕掛けた爆弾で!)
- V.V.との戦いの最中、今ばかりにとロロを謀殺しようとした。なお、スイッチを入れようとした直後にコーネリアが乱入したため謀殺する事は出来なかった。
- 「違う! そいつは俺の……俺の!」
「答えろ、C.C.! なぜ俺と代替わりして死のうとしなかった!? 俺に永遠の命という地獄を押し付けることだってできたはずだ! 俺を憐れんだのか!」
「そんな顔で死ぬな! 最期くらい笑って死ね! 必ず俺が笑わせてやる!」
「これ以上、奪われてたまるか!」
「俺は知っているぞ、C.C.! お前のギアスを! 本当の願いを!」 - Cの世界でC.C.の過去を垣間見、思考エレベーターから蜃気楼ごと脱出した際の絶叫。この時の心境の変化が、後にゼロレクイエムを発動する遠因ともなった。
- 「俺を裏切ったな…スザク…!」
「俺を裏切ったなああああああ!!」 - 第17話、スザクと和解しかけた直後に控えていたギルフォード達ブリタニア兵が銃弾を掠める。スザクの策と誤解してしまったルルーシュは憎悪に飲み込まれる…。
- 「どうしてお前が持っているんだ! これはナナリーにあげるつもりだったんだよ……! ナナリーにッ! おまえなんかがナナリーの代わりになるものかッ! この偽物がぁッ!!」
「まだ気付かないのか? 俺はお前が嫌いなんだよ! 大嫌いなんだよっ!! 何度も殺そうとして、ただ殺し損ねただけだっ!!」 - 第19話、ナナリーを失ったショックで感情のままにロロを罵倒。しかし…。
- 「カレン…君は生きろ」
- 黒の騎士団に正体が露見され、処刑されようとした際にカレンを助けるために冷たく突き放す。そしてカレンが離れていく時にこう呟いた。
- 「そうか……すっかり見抜かれてるな。流石は俺の弟だ」
「あぁ、そうだよ……お前の兄は、嘘つきなんだ」 - ロロの最期にて。ギアスの過剰使用で落命した「弟」を看取り、ルルーシュは全ての決着をつけるべくシャルルの下へ向かう……。
- 「さあ、時間だけはたっぷりある。答えてもらおうか…母さんを殺したのは誰だ? なぜお前は母さんを守らなかった?」
- 終盤、アーカーシャの剣でシャルルと対峙して。ルルーシュが戦い続けたのはひとえにこの答えを得るためであった。だが……。
- 「じゃあ、俺は何のために…」
「そうか…ブリタニアと黒の騎士団の戦いですら、C.C.を誘い出すための…。つまり、俺は始めから世界のノイズで…邪魔者で…」 - 現れたマリアンヌ、そしてシャルルから事件の真相と行動の真意を知らされて。行動の根幹にあった憎しみと怒り……それが前提から全てひっくり返され、自らの行動が全て無駄だったことを思い知らされる。しかし、事態はまだ終わっていなかった。
- ルルーシュ「……フ、そうだな。俺は俺が守りたいと思う全てのために戦って来た」
スザク「結果を求めるなら、何かを成さなければならない」
ルルーシュ「そのための手段は、何かを否定することにもつながる」
スザク「だったら……!」
ルルーシュ「ああ、俺は!」
「俺はお前を、お前の考えを認めない!!」 - アーカーシャの剣が起動する中、スザクに「何のために世界を手に入れようとした?」と問われて。この瞬間、二人の意思は一つの方向に並ぶ。
- 「人はなぜ、嘘をつくのか……それは何かと争うためだけじゃない。何かを求めるからだ」
「ありのままでいい世界とは、変化がない。生きるとは言わない。思い出の世界に等しい、完結した、閉じた世界」
「俺は嫌だな……!」 - シャルルとマリアンヌの真意を聞き、スザクとの問答で出した結論。
- 「一つだけはっきりしていることがある。お前たちは俺とナナリーに善意を施したつもりかもしれない。しかし! お前達親は俺達を捨てたんだよ!」
「ブリタニアと日本の戦争を止めなかったのは何故だ? 計画を優先したお前たちは、もう俺達が生きていようが死んでいようが関係なかったんだ。だから、捨てた! 自己満足の言い訳だけ残して!」
「今、言っただろう! 死んだ人とも一つになれると! 未来なんか見ていないんだ!」
「違う! お前達が言っているのは自分に優しい世界だ! でも、ナナリーが望んだのはきっと……他人に優しくなれる世界なんだ」 - 自らの結論を語る中、両親の言葉や考えがエゴに過ぎないことを悟ったルルーシュは、その考えを、計画を、存在を真っ向から否定する。そして……。
- シャルル「ギアスなどワシには通じぬ! 他の者にしても……」
ルルーシュ「いいや、もう一人いるじゃないか……!」
「そうだ、Cの世界は人類の意思! そして、人は平等ではない! 共にお前の言葉だ!」
「平等ではないがゆえの俺の力は知っているな!?」
シャルル「愚かなり、ルルーシュ! 王の力では神に勝てぬ!」
ルルーシュ「勝ち負けじゃない! これは願いだ! そう、俺は今こそ自分を知った!」
「神よ! 集合無意識よ!」
「時の歩みを止めないでくれ!!」
「それでも俺は……明日が欲しい!!」 - 全人類の意識を統合するラグナレクの接続……それを叩き壊すためにルルーシュが取った手段は、思考エレベーターたるアーカーシャの剣……すなわち、人の集合無意識そのものにギアスをかけるという裏技。接続によって止まることを良しとしなくなった思考エレベーターは崩壊し、シャルルとマリアンヌはCの世界に消える。
- 「お前たちは知っているのか? ナナリーの笑顔の意味を……」
「何故わからないんだ! ナナリーは目も見えず、歩くこともできなかった!」
「だから、世の中には自分ひとりで出来ないこともあるって知っていたんだ! ナナリーは……ナナリーの笑顔は……せめてもの感謝の印なんだ!」
「それを嘘だとは言わせない! 言わせてなるものか! 現実を見ることもなく、高みに立って俺達を楽しげに観察して……ふざけるな!!」
「事実は一つだけだ! お前達親は、俺とナナリーを捨てたんだよ!!」 - Cの世界に飲み込まれる両親に対して問いかけ、二人がついに自分とナナリーを理解していなかったことを知る。そして、誰よりナナリーを理解しているがゆえに、ルルーシュは両親を否定する。
- 「だとしても、お前の世界は俺が否定する…消え失せろっ!!」
- 最期にシャルルが自分を拒めばその後はシュナイゼルの創り出す世界がやってくるといった際の返答。確かにその可能性は充分あったが、それを阻止することも決意していたルルーシュには何の抑止力にはならず、この言葉と共に両親にギアスの力で引導を渡した。
- 「私が第99代皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアです」
「第98代皇帝シャルル・ジ・ブリタニアは私が殺した。よって次の皇帝には私がなる」 - シャルルとマリアンヌを消滅させて一ヵ月後、シャルルを装って皇族や有力貴族を招集させたときに自らが登場したときの第一声。ユーフェミアたちと異なり、彼らはルルーシュの顔を見ても本人が名乗るまでは気づかなかったようである。長年ブリタニア本国では行方不明扱いで実績と人望が無いルルーシュが突然姿を現すやいなや英雄皇帝といわれるシャルルを殺害したことを表明した上、次の皇帝になるという宣言は当然一同には認められるわけはなかったが…。
- 「そうですか…では、分かりやすくお話ししましょう。我を認めよ!」
- 居合わせた皇族、貴族たち全員にこのギアスをかけ、自身を皇帝として認めさせた。
- ちなみに『第2次Z再世篇』ゼロレクイエムルートでは、この場面にトレーズも居合わせたが、トレーズはルルーシュの台詞に合わせて目を閉じ、ギアスを回避していた。
- 「フ、皮肉なものだ。ブリタニアを否定し続けてきた俺がブリタニア皇帝になるしかないなんて…。だが、やるしかない。俺は、皆のためにも!」
- 第22話の次回予告。確かに皮肉な展開である。しかし、黒の騎士団を追放された彼が変革を為すには、これが最も確実であると思われる。
- スザク「即位早々、ルルーシュ皇帝は歴史に名を残した。ブリタニアの文化を、全て破壊したんだから……」
ルルーシュ「序の口だよ、まだ。これから俺は、さらに多くの血を流す」
「虐殺皇女の名が霞み、人々の記憶から消え去るほどに」
スザク「!? ルルーシュ、君は……」
ルルーシュ「ユフィだけじゃない……ナナリーも、俺達は失った……失い過ぎた」
それでも明日を迎えるためには、まず世界征服から……フ、口にすると笑ってしまうな」 - エグゼリカ宮殿にて、即位後の一幕。取り返しのつかない失敗にして癒えない傷である、ユフィの悲劇……それをしのぐほどの憎しみの象徴となるべく、ルルーシュはゼロレクイエム・第二段階を発動する。
- 「くっくっくっくっく……お前のため? わが妹ながら図々しいことだな」
「人からお恵みを頂くことが当たり前と考えているのか? 自らは手を汚さず、他人の行動だけを責める…お前は俺が否定した古い貴族そのものだな」
「誰のためでもない。俺は俺自身のために世界を手に入れる。お前がシュナイゼルと手を組み、我が覇道の前に立ち塞がるというのなら、容赦はしない。叩き潰すだけだ!」 - 生きていたナナリーにこれまでのゼロとしての行動を問い詰められたときの返答。悪逆皇帝の仮面を被り続けることを決意した彼は精一杯「冷酷な独裁者」を演じ続けた。『第2次Z再世篇』黒の騎士団ルートではゼロとして若干アレンジしてやはりナナリーに向けて発言する。
- 「俺は何度も見てきた。不幸に抗う人を。未来を求める人を。みんなが幸せを願い、抗い続けた。ギアスも、仮面も、その根源は―」
- 第24話、シュナイゼルとの対話にて。自らと同じ『明日』を望んで来た人々を見続け、彼らを思い返しながら『今日』を望む虚位な男へと語る。
- 「ナナリー…。お前はもう立派に自分の考えで生きている。だからこそ俺も…俺の道を歩むことが出来る…」
「ありがとう…。愛してる、ナナリー……」 - 最終決戦にて、ギアスをかけてフレイヤのスイッチを渡したナナリーに(再世篇黒の騎士団ルートではロロのギアスによって動きを止められたナナリーに)「ルルーシュ」としての別れの言葉を述べた。
- 「全世界に告げる! 私は、神聖ブリタニア帝国皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアである!」
「シュナイゼルは我が軍門に下った。これによってダモクレスもフレイヤも、全て私のものとなった」
「黒の騎士団も、私に抵抗する力は残っていない。それでも抗うというのなら、フレイヤの力を知ることになるだけだ」
「我が覇道を阻むものはもはや存在しない。そう! 今日この日、この瞬間を以って、世界は我が手に落ちた!」
「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる……世界は! 我に従え!!」 - 最終話における勝利宣言。あらゆる手を、あらゆる力を尽くし、ついにこの日、ルルーシュによる世界征服が完了。ジェレミアを筆頭に「オール・ハイル・ルルーシュ!」の声が戦場に響き、世界全ての感情が、全ての目がルルーシュを捉える。これで全ての条件はクリアされた。後は、旧世界への鎮魂歌が流れる、その時を待つだけである……。
- 「独裁者、悪逆皇帝、魔王。 嘘という名の仮面に隠れ、手にした反逆の果実は怒りと悲しみ、絶望と憎悪…その全てが、俺のものだ…!」
「世界を見ろ、そして待つがいい。 真実の瞬間の訪れを…!」 - 最終話において、己に反抗した者達を処刑しようとするルルーシュ。そして――「その瞬間」が今訪れた。
- ルルーシュ「スザク。約束通り、おまえが俺を殺せ」
スザク「やるのか、どうしても……」
ルルーシュ「予定通り、世界の憎しみは今、この俺に集まっている」
「後は俺が消えることで、この憎しみの連鎖を断ち切るだけだ」
「黒の騎士団には、ゼロという伝説が残っている。シュナイゼルもゼロに仕える」
「これで世界は軍事力ではなく、話し合いという一つのテーブルに着くことが出来る」
「明日を迎えることが……できる」
スザク「それが……」
ルルーシュ「ああ……」
スザク「ゼロ……レクイエム……」 - 最終回、玉座前でのスザクとのやり取り。明日への生贄を自分に、執行人たるゼロをスザクに託し、ルルーシュはゼロレクイエムを発動する。
- スザク「Cの世界で、僕らは知った……人々が明日を望んでいることを」
ルルーシュ「フッ……なぁ、スザク。願いとは、ギアスに似ていないか?」
スザク「え……?」
ルルーシュ「自分の力だけでは叶わないことを、誰かに求める……」
スザク「願い……か」
ルルーシュ「そう。俺は人々を、『願い』という名のギアスにかける。世界の明日のために……」
「撃っていいのは、撃たれる覚悟の在る奴だけだ……」
(スザク。お前は英雄になるんだ。世界の敵、皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアから世界を救った救世主……『ゼロ』に……) - 全ての憎しみを、怒りを、ただ一身に背負い、ルルーシュは刃をその身に受ける。そして……。
- 「これは……お前にとっても罰だ……お前は正義の味方として、仮面をかぶり続ける……『枢木スザク』として生きることは……もう、ない……人並みの幸せも……全て世界に捧げてもらう……永遠に……」
- スザクに託した最後の「ギアス」。世界を手にしようとした独裁者はゼロによって討たれ、世界全てを巻き込んだ大芝居・ゼロレクイエムは幕を引いた。
- 「ああ……俺は……世界を、壊し………世界を……創る……」
- 魔王ルルーシュの最期。独裁者に握られた「世界を壊し」、人々が自分の意思で生きる「世界を創る」ことで、短くも波乱に満ちたその人生は終わりを告げた。最期に脳裏を過ったのは、逆再生のように過去へと流れる記憶。その終わりは、スザクやナナリーと無邪気に笑っていられた、幼き日々の光景だった……。
しかし、彼は本当に死んだのか? その答えを知っているのは、ただ一人、彼女だけなのだろう。
その他
- 「いいんだ、ロロ。あそこは関係者席だ」
- 「キセキの誕生日」にて、生徒達(イベントに参加した視聴者達)にゼロの仮面を被るようギアスで命じ、ロロに「まだかぶっていない人がいる」と言われて。何の関係者かは察すべし。
- 「そうだな……でも俺は……ついこの間まで、俺は奴の言うとおりだった。金もない、地位もない、力もないただの学生で……」
「だが……俺は手に入れた。金も、地位も、力も……全てを手に入れて……そして、失った」
「だからわかるんだ、俺には。何が幸せなのか……本当に大切なものは何なのか、って」
「悪かったな、リヴァル。最後まで、何も話してやれなくて」
「ニーナ。俺は全てを終わらせた。だから君は、ここから始めるんだ。大丈夫、君の才能は本物だ」
「学校に戻ったんだな、カレン」
「何も諦めることはないよ、カレン。君は全部手に入れればいい」
「ナナリー。お前はもう見ることが出来る。世界の現実を、善悪の判断を、自分の未来だって」
「スザク。明日を……頼む。お前にはそれだけの力と……責任がある」
「ありがとう、みんな。昨日でも、明日でもない。今日という日を……ありがとう」 - 「キセキの誕生日」のピクチャードラマにて、友に残したメッセージ。「奇跡を起こす男」は、死んでなお奇跡を起こして見せたのだ。
迷台詞
- (考えろ、ルルーシュ! 共犯者なんて言えるはずもないし……)
(友達? あんな夜中にひとりで訪ねてきた女が友達!? 説得力がなさすぎる……)
(いや、学校の先生とか……って、俺は先生と将来を約束するのか!? あり得ない……)
(待てよ? ナナリーはC.C.の外見を知らないから、声変わり前の男の子とでも誤魔化すか!? それとも……それとも……それとも……それとも……!?) - ピクチャードラマにて、ナナリーが未だC.C.をルルーシュの彼女だと誤解していることに関して、どう言い訳しようか悩んでいる最中のモノローグ。かなり早口であり、異様に焦っているのが見て取れる。……諸々考えると誤解させたままの方が色々都合がいい気もするが、ことナナリーに関してはそれが出来ないのがルルーシュという男である。
ちなみにこの後咲世子が帰ってきたために何とか難を逃れた。 - カレン「ふ~ん……ルルーシュってピンクのお姫様のコト好きだったんだ?」
シャーリー「そんで、私にもナリタで生まれ変わったらどーのこーの言ったんだよ!」
ミレイ「でぇ、その口でC.C.さんとキスしたんだ~?」
カレン「なんなの、あんた」
ルルーシュ「お前達こそなんなんだ。ここは学級会か!!」 - ベストフレーズアワードにて女性陣からつるし上げを喰らっている最中の一幕。複雑な人間関係が色々と波乱を呼んでいる模様。
- 「俺の名台詞について、真剣に質問する気はないのか?」
- その続き。しかし、同席した三人にその気は全くなく……。
- ミレイ「だぁってー、このエピソード重たいんだもん」
ルルーシュ「仕方ないだろう!?」
シャーリー「あー! 自分の不始末を『仕方ない』で済ませる気だー!」
ルルーシュ「そうじゃなくて……」 - ついに反論不能に陥る。本編でもそうだが、女性の扱い方は壊滅的な様子。
- 「フ。なんだかんだ言って、最終的に美しい言葉で人の心を打つのは、この俺だというコトだ」
- 1位を獲得した際のコメント。おいおい……。
- 「触るな! 下種が! 腕立て伏せでもしていろ」
「そっちは踊ってもらおうか」
「スクワット! 遠吠え! 拍手!」 - 『R2』でナナリーにゼロの存在意義を否定され、沈んでいる時にイレヴンにリフレインを売りつけて私腹を肥やすブリタニア貴族コルチャックと配下の不良イレヴンたちに憂さ晴らしもかねてギアスで上記の命令を下す。その後描写はないが彼らは力尽きるまで延々とこれらの行為を続けているのかもしれない…。
- ちなみに、コルチャックという男は延々腕立てをする羽目となり、視聴者からネタにされている。同作の監督である谷口氏曰く、今後出るようなことがあれば上半身が異常に発達した状態で登場することになると発言している。
- 「だったら、俺を慰めろ…。女なら…できることがあるだろう…」
- コルチャックから奪ったリフレインを注射しようとした際、カレンに取り上げられた後、この言葉とともにカレンに口づけを迫る。当然の事ながら拒絶されるが彼女の性格を考えると平手打ちで済んだのは彼女がルルーシュの精神状態を考慮したのかもしれない(後にカレンはスザクを怒りのままにめった打ちにしたこともある)。劇中でルルーシュのキスシーンはいくつかあるが未遂とはいえ自ら迫ったのはこの時だけである。
- 俺は……日本を独立させねばならない。同時に、シャーリーとのデートコースを構築せねばならない。想定ルートは18パターン、C.C.や神楽耶からの緊急連絡を受ける隙間も用意した。カレン救出の下準備も可能なはずだが……シャーリーの好みが分からない。どうすればいい、誰かに聞いてもいいんだろうか!? また選択肢を間違えてしまいそうな気がする、限りなくしている!」
- 第12話の次回予告にて。女性関係はボロボロのルルーシュである。
- 「違うな…間違っているぞ……」
- 『R2』12話にて。台詞だけならいつものルルーシュなのだが、咲世子がシャーリーに咄嗟にキスしたと聞かされた上に「ルルーシュのキャラならこうするだろう」とまで言われて愕然とするような表情と声のトーンで返す。
- (このままでは世界を壊し、世界を創造する事など不可能だ……)
(キューピッドの日……女たちとの関係を一気に精算する!) - 同じく12話より。咲世子が原因で学園中の女子と関係がこじれ、ミレイのイベントを機に解消しようと目論む。前半の台詞が大真面目なのが余計に笑いを誘う。
- 「そうだな、服を裏返しに着て歌いながら踊ってもらおうか」
- 皇帝をCの世界に封じ込めたことで安心し、記憶を失ったC.C.に冗談でこの命令をしたが本当に彼女が実行しようとしたときは慌てて止めた。
- 「む……まあ、スザクなら任せても構わないかもしれないでもないというところではないこともないが……」
- ピクチャードラマにて、パーティーでナナリーを誰がエスコートするかという話題になった時。グダグダな上に続く台詞もシスコン全開である。
ちなみに肝心のエスコートはナナリー当人がスザクを指定してしまった。 - 「違う、間違っているぞみんな! 勝手にクジ引きをしてパートナーを決めるなどあり得ない!こんな組み合わせ、認められるか!」
- そしてパートナーの一件にて。
- 「んなぁ!?」
- 名台詞アワードにC.C.が登場した際、キャラの違い様に唖然として。どんなキャラだったのかは本人の項を参照。
- 「そうだな。俺がルルーシュ・ランペルージである限り、この台詞に変更が加わることはないだろう。視聴者の諸君、続編での変わらぬ俺に期待してくれ」
- 名台詞アワードで一位を見事受賞して(ちなみに台詞は「撃っていいのは、撃たれる覚悟の在る奴だけだ」)。しかし、実はこの上に人気のあまり殿堂入りした人がいた。
- 「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる! 貴様達は……」
「……あー……トイレに籠っていろ!!」 - 「キセキの誕生日」でテロリストを追い払った際に。本編で同様の事態に直面した際にはほぼ例外なく「お前達は死ね!」と排除していたのだが、それをしなかったのは現場が母校だったかららしい。
スパロボシリーズの名台詞
破界篇
- 「では、今度は俺の戦い方を見せよう」
- カルロス・アクシオン・Jr.との賭けチェスに勝利して黒の騎士団の資金源のために彼のキャッシュカードを入手するが、暗証番号を教えず、「これが金持ちの戦い方」と話す彼への返答。彼にギアスを掛けて暗証番号を聞き出した。この時に掛けたギアスが終盤での転機の切っ掛けとなる。
再世篇
- (なぜだ、スザク……お前の力ならば、この状況を覆せるのになぜ、動かん!?)
(まさか、奴は……俺を試しているのか!?)
(俺がギアスを使うのを待っているのか!? そのためにシャーリーが傷つくのを見過ごすというのか!?)
(スザク……貴様はっ!!) - 第16話「アッシュフォード・ラプソディ」にて、窓の外からあくまでも傍観に徹するスザクを見て。友人よりも個人的な目的を優先して動かないスザクに、無言のまま激昂する。そして……。
- 「お前達ごときの欲望のために、俺の大切な人たちを傷つけることは許さん!」
(ロロも動けない……スザクが見ている以上、ギアスも使えない)
(だが、俺とてZEXISだ!!)
「うおおおおおおおっ!!」 - 得意の策謀が何一つ使えない状況で、それでも友人達のためにルルーシュは死を覚悟して体を張る。ゼロではなく、ZEXISとして。この直後にクロウ達白兵戦メンバーが突入して来て事なきを得るものの、一人残ったヒイロには真相が割れていた。
また、このルルーシュの命を賭けてシャーリーを救おうとした行動はZEXISの面々に感銘を与え、結果として黒の騎士団ルートでルルーシュ自身を救う事になった。 - ゼロ「……ちょっと待て」
(仮面を外して素顔を晒す)
ルルーシュ「これでいい」
キリコ「……何の真似だ?」
ルルーシュ「作業の効率をアップさせるためだ」
キリコ「いいのか?」
ルルーシュ「ああ」
キリコ「そうか……」 - 「禁断の継承者」におけるキリコとのやり取り。言葉少なながら、キリコに信を置いていることが伺える。なお仮面を外すのは黒の騎士団ルート分岐のフラグが立っているときのみで、フラグが立っていない場合は仮面を外さない。
再世篇黒の騎士団ルート
- (ナナリー…俺は最愛のお前を失った…そして、C.C.を失い、スザクを失い、俺を守る仮面をも失った)
(もう俺には失うものなど何もない…) - 第49話のエンドデモにて、扇が「ゼロを信じる」選択をし、それに従ったZEXISはルルーシュに全ての真実を話すように命じ、彼もそれに同意した後の独白。
- おそらく、全ての真実を話した後のタイミングに(贖罪の意味を込めて)自決を行おうとしたが…。
- 「謝るのは…俺の方だ、カレン…」
「俺は…自分の目的を果たすために取り返しのつかない事を…してきた…」
「俺は……多くの人に詫びなければならない」
「アッシュフォード学園のみんなに、黒の騎士団に、ZEXISに…」
「ユフィに、ロロに、C.C.に、ナナリーに…。ギアスの暴走で死んだ日本の人達に…俺のために運命を歪められた多くの人達に…」 - 第50話にて、ZEXISの面々の前で全てを告白し、自身の罪を清算する為に自決しようとしたところをカレンに止められ、ルルーシュの助けになれなかったと詫びるカレンの言葉を受けて、皆の前で自身の罪を詫びる。だが、ZEXISの仲間達は、全てを知ったうえで、ルルーシュを、否、ゼロを受け入れる。共に戦い、苦しみを分かち合った「大切な仲間」として。
- 「…違うぞ、ジェレミア」
「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアも、ルルーシュ・ランペルージも、もうこの世には存在しない」
「ここにいるのはゼロ…。支配者から世界を救う男…ゼロという記号だ」 - 仲間達を前に宣言した決意。ルルーシュとして生きてきた時間を捨て、己の全てを「ゼロ」という記号に捧げることで、世界のために戦おうと決意した瞬間である。
- 「玉城…。俺がお前達の信頼を裏切るような事をしたなら、その時はお前が俺を撃て」
「俺がゼロである事を知ったヒイロはもしもの時は俺を殺そうとした…。その役を今度はお前に託す」 - ルルーシュがゼロとして生きる事に不満を述べる玉城に対して。ルルーシュとしては玉城ならこう言えば納得するだろうという打算もあっただろうが、「もしもの時は撃って欲しい」というのも本音であろう。
- 「出発点がそれであったことは否定しない」
「だが、地球連邦が世界を支配しようとする今、自由と平和を望む人間が集まる場が必要になる」
「それを生み出すために、俺はゼロという記号になろう」 - シャルルの独裁状態に陥った地球連邦に対抗するための策、「超合集国」構想をZEXISに表明して。シャルルと戦うためではなく、人々がその手に自由を取り戻すために、奇跡を起こす男・ゼロは再び策を巡らせる。今一度自分を信じることを決めた、仲間達と共に。ちなみにこの「超合集国」は原作で実際にルルーシュが構想していたものだが、本来は第二次トウキョウ決戦がこの後に来た。
- (ナナリー…。お前を失った俺は、全てを捨てる…お前の兄、ルルーシュは死んだ。今ここにいるのはゼロ…お前とユフィが望んだ世界のために、奇跡を起こす男だ)
- そして、この台詞と共にルルーシュは再びゼロの仮面を被る。二度と人前で「ルルーシュ・ランペルージ」として姿を現さない覚悟と共に。
この日、ルルーシュ・ランペルージという反逆者は死に、ゼロという救世主が誕生した……。 - 「違うな。間違っているぞ、シャルル・ジ・ブリタニア……決着をつけるべきは神ではない。この俺だ」
「ZEXISが俺を送り出してくれた。こんな俺を信じてな……」 - 神根島の中枢でシャルルと対峙して。複雑だったZEXISとゼロの関係が、遅まきながら「仲間」という一本の糸に纏まった瞬間である。この後シャルルから「目を懸けたのは間違いだった」と返され、激昂する。
- (さらばだ、ブリタニア皇帝。そして母さん…)
- シャルルとマリアンヌを封印させた直後の独白。結局、最後まで自分たちを理解しようともしなかった両親との決着をつけ、ゼロとして生きていく覚悟もより定まったようである。
再世篇ゼロレクイエムルート
- (さすがだよ、アムロ大尉。あなたこそがシャルルが望んだ人類の姿かもしれない。いつか人はシステムの力を借りずにそこへと達すると俺も信じたい)
(それでいい、カミーユ。お前はそのまま真っ直ぐに生きてくれ。それこそがお前の役目だよ)
(そうだ、クワトロ大尉。俺やトレーズではたどり着けなかったところへ、あなたなら行けると信じているぞ)
(ヒイロ……俺は運命を変える事は出来なかった。お前の協力に感謝する。さらばだ、ヒイロ・ユイ…)
(戦え、五飛。お前はお前の信じる正義のために)
(フ…お前の言うとおりだよ、ガロード。ならば正面から来るがいい。君の愛するティファを守るために)
(お前は優し過ぎるんだよ、ロラン。だが、それがお前の強さなんだろうな……)
(同感だよ。だから、俺はこの場にいる)※対キラ・ヤマト
(俺もそう生きたいと思っていた……。だから、シン……お前は真っ直ぐに生きてくれ)
(感謝するぞ、刹那。お前の変わらぬ想いに)
(その純粋さが力となる……。勝平……お前は強いよ)
(そのまばゆいばかりの強い意思……。破嵐万丈……やはりあなたは太陽だ)
(ありがとう、ジロン。君の真っ直ぐな心に触れたことが出来ただけでこうして戦う意味があったよ)
(ゲイナー……君の熱さを忘れない。その力で俺を止めてみるがいい)
(その何者にも屈しない魂……。キリコ……お前のように俺も生きたかった)
(いい歌だ、ファイアーボンバー…….俺もお前たちのように心の思うままに生きられれば、よかったよ)
(心地いい響きだよ。その何にも屈しない強い心…忘れないでくれ)※対藤原忍
(仮面を捨てて、本当の自分と向き合った君達ならきっと何者にも屈することはないだろう。フフ…正直、うらやましさを感じるよ)※対飛鷹葵
(フフ……その熱さ……。もしかしたら、俺の戦略も知略も何もかもひっくり返されるかもな……)※対流竜馬
(来い、ゲッターチーム……君たちが未来に進むというのなら、俺もそれと同じなんだよ)
(フ……感謝するぞ、シモン。久々にカミナのことを思い出したよ。あの男がこの場にいればきっとお前のように私に向かってきただろう……)
(それでいい。正義の味方はあなた達がやってくれ)※対赤木駿介
(お前の優しさが俺にまで伝わってくる……だが、タケル……俺はそれに背を向けねばならない)
(それが俺の選んだ道だ。だが、感謝しよう……。俺を信じてくれようとした事に……)※対兜甲児
(何も言うな、エウレカ。これが俺のレントンに望む事なんだ)
(偽りの黒羊の言葉の意味を悟りながら俺と戦うか……感謝するぞ、クロウ。あなたの望む自由と平和は、もうすぐ来る)
(来るがいい、カレン)(そして…お別れだ…) - ZEXISの面々と戦闘した際に心の中で呟いた台詞の数々。この時点で既にゼロレクイエムは最終局面に突入しているため、ほとんど遺言のような状態である。
- 「答えろ、スザク! 俺は何故、生きている!?」
- ゼロレクイエム後、プトレマイオス2の医療室で目を覚まし何故自分は無事なのかとスザクを問い詰めた。同時に原作視聴者を驚愕または安堵させた瞬間でもあった。
- なお、彼にどのような治療が施されたかは詳しく説明されないが、『第2次Z』の世界観には体の半分が消し炭になった男が元通りになるほどの再生医療をはじめとした医療も進んでいる『ガンダム00』の世界観が含まれているため、瀕死のルルーシュを生き延びさせるぐらいのことは普通に可能なのかもしれない(そう考えると、その後のルルーシュのゼロとしての現場復帰がやけに早く感じられるのも合点がいく)。
時獄篇
- 「彼が選ばれた子か……」
- 日本ルートにてシンジを見送っていわく。補完計画についても、ある程度のことは知っているらしい。
- 「大事な作戦の前だ。君に一言だけ伝えよう」
「碇シンジ…自分のために生きろ。父親のためでも、誰のためでもなく」 - ヤシマ作戦に臨むシンジへ送ったエール。似たような父親を持つ者同士、シンジには思うところがあるらしい。同時に、世界のために犠牲になろうとし、それを咎められた彼の言葉だからこそ、重く響くと言えるだろう。
- 「そうではない……ただ、撃たれる覚悟があるからと言って、撃っていいというわけではないと思ったからだ」
- 「キセキの代償」にて。再世篇最終話でのガイオウの言葉が印象に残っていたらしい。
- 「作業効率を高めるためだ」
「それに言い訳めいているが、相手がお前なら仮面があっても、なくても変わらんだろうからな」 - マーティアルルート「触れ得ざる者」シナリオデモにて、バーグラリードッグのミッションディスクの調整を手伝いに来た際の一言。
- 「こうして対峙するのだ。俺も正面から、あなたの目を見たい」
- 第41話冒頭のZ-BLUEとネオ・ジオンとの会談に際し、自ら仮面を外したことをシャアに指摘されて。
- 相手の真意を見極め、また己の覚悟を示さんとする姿を、恐ろしく手強いかつての戦友へと向ける。
- ゼロ「………」
カレン「ゼロ…。あんたが止めても、あたし達は行くよ」
ゼロ「その言葉が聞きたかった」
ルルーシュ「無論、俺も行くぞ」
カレン「あんた…なんで仮面を…!?」
ルルーシュ「相手が神ならば、俺も覚悟を決める必要がある。全てをかなぐり捨てるだけのな」
タケル「覚悟…」
ルルーシュ「我々の相手は神を名乗る者だ!ならば、我々は神を殺す者となる!」
アムロ(神を殺す者…) - 45話「暗黒の神ミケーネ」で熱海に現れたミケーネ神に対して再び戦いを挑もうとする仲間達の覚悟を見て。
- 「遅くなって、すまなかったな」
- 多元宇宙迷宮を抜けた先にいたカミナに対して。竜馬の次にルルーシュが応えるシーンは、前作二篇をプレイしたユーザーなら感無量のことだろう。
天獄篇
- 「……いいだろう。あの男に出来たことが俺に出来ないはずはない! あの男の打った逃げとは違う…!俺は絶望に立ち向かい、それを乗り越える術を見つけてみせる!」
- 第37話ミスリルルート「神への誘い」にて。C.C.からシャルルとは別の道を行くならば、それがルルーシュに課せられた責務と告げる彼女に対し、絶望の表情から一変して、両目にギアスの紋章を光らせた状態で不敵な表情を浮かべ、根源的災厄…絶望に立ち向かう覚悟を決める。
- 「信じられないだろうな、不死のお前たちには。それこそが御使いの弱点! お前たちは生命の重さを…その力を知らない! 永遠を手に入れたお前たちでは、死を覚悟した人間の心に勝つことは出来ない!」
「お前たちは永遠を手に入れ、一瞬の輝きを…生命の意味を失った!」
「さあ、受けてもらうぞ! 俺の最後のギアス……俺自身の命を!」 - 第61話「黒い太陽」にてドクトリンとテンプティに死を覚悟したギアスを発動した時に語った、御使いの根源的な弱点。
- 御使いは永遠の存在だが、不死を選んだということは、言い換えれば死を拒絶している=生命としての在り方を否定しているということ。だからこそ、いつか終わる命と、そこに宿る意志が生み出す「決死」の力に抵抗することが出来ない。命に抗えるのは、命だけなのだから。
- しかし、この直後に次元結界を脱出したアドヴェントの妨害が入り、ギアスは不発に終わってしまう。
単独作品
- 「すでに共和国の方針は決まっている。帝国に攻め込もうという強硬派を抑え込むだけならハーマンに任せておけばいい」
- 『OE』にて。ルルーシュがハーマンを仲間として認めていることが伺える。
- 「彼には撃たれる覚悟があった。 そして撃たない覚悟も…。俺だってわかってるさ。 託されたモノの重さは…。だから…!」
- 『CC』「舞い降りる剣」にて。自分たちに世界の未来を託し、宇宙に上げるためにウズミは自爆を遂げた。だからこそ、その犠牲を無駄にしない為にも、彼は改めて「ゼロ」の仮面を被るのであった。
- 「俺は…俺自身を捨て去る…!」
- 『X』第18話「目覚める決意」より。真実の鏡の力で生きる意志を取り戻したルルーシュは、蜃気楼に乗り込むと「ゼロ」の衣装を纏い、仮面を手にする。それは「ルルーシュ」の姿を捨て、「ゼロ」として再び戦場に立つ事を意味していた。
- 「ナナリー… お前がいない、この世界で俺は何をすればいい…もしかすると初めてかも知れないな…。お前のためではない戦いをするのは…」
- 同上。初戦闘時の戦闘前会話。
- 「人の醜さを散々見てきたおかげで俺は肉親の情さえも信じなくなった…そして、今回の件で世の中には生命を懸けて信じられる妹もいれば、信じるに値しない妹もいる事を知った」
- 『X』第19話「決別」より。アンジュの危機を救った後にシルヴィアへ向けて。幼少期の頃から腹違いである多くの兄弟たちやその母親から疎まれて育ったルルーシュと表面上は幸せな家庭で育ったアンジュとの環境の違いが表れている。
- 何より、差別を決して行わない本当の意味で心優しい妹・ナナリーを持つルルーシュからしてみればシルヴィアの行為は耐え難いものがあったのだろう。
- (差別、傲慢、享楽…。既に、この国は腐りきっている…! アンジュ…! この国をどうしたいか、お前が決めろ!)
- 同上。初戦闘時の戦闘前会話。
- 舞人「マジンカイザーとマジンエンペラーG…!」
「その雄々しき姿…。まさに皇帝と呼ぶに相応しいな」 - 『X』第28話「光と闇」より。強大な力を持つ魔神に苦戦する一同の前に現れたのは、可能性の光を身にまとった2体の雄々しき魔神皇帝。その力強い姿に彼は称賛の言葉を言った。
- 「友達か…」
「この絶体絶命のピンチにお前の友達は何をしている?」
スザク「僕には…あのエンブリヲが君の友達だなんて思えない」
「俺の目には、身体を張ってお前を止めようとするロザリーとヒルダの方がそれに相応しいと思うがな」 - 『X』第36話「決戦、ミスルギ皇国」より。ロザリーやヒルダの説得にも耳を貸さず、「友達」であるエンブリヲの事をひたすら妄信するクリスに対して静かに語った言葉。
- 『V』でのキラとアスランと似た様な役回りだが、彼等以上に関係が拗れてしまい一時はお互いの存在を絶対認めないまでに悪化してしまったが、それでも双方共に根底の部分では昔を捨てきれなかったルルーシュとスザクが言うからこそ、ひたすら重い。
- マリアンヌ「どきなさい、ルルーシュ! 自分が何をやろうとしているのか、わかっているの!?」
「無論だ。今度こそ、お前を…そして、シャルル・ジ・ブリタニアを完全に消滅させる」
マリアンヌ「実の親をその手にかけるの!?」
「俺とナナリーを捨てた人間の言う言葉か!」
マリアンヌ「う…!」
「お前とシャルルは…自らの目的のために俺や世界を踏みにじってきた…! その報いを受けてもらう! ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが…いや、ただのルルーシュが命じる! マリアンヌ・ヴィ・ブリタニアよ、シャルル・ジ・ブリタニアに関する一切の記憶を捨てろ!」 - 『X』第46話「新たなる皇帝」にて、撃墜される一芝居を打ち、マリアンヌの前に現れギアスをかけシャルルの記憶を失わせる。その直後にマリアンヌは絶望を嗅ぎつけた何者かに喰われてしまった。
- なんと一連の流れがDVEと非常に豪華な仕様となっている。
スパロボシリーズの迷台詞
- 「俺は! ストレス発散のために、ここに来た!」
「そうだ! 生徒会の副会長なんてのをやってると色々と溜まってくるんだ! だから、こうして遠出して誰もいない所で大声を出してるんだ! うわああああっ!」
「やっほぉぉぉぉっ!!」 - 破界篇第14話「信頼と覚悟と」より。アーサーにゼロの仮面を奪われてしまい、偶然アーサーを追っかけていたヒイロやデュオと鉢合わせになった際の奇行。ルルーシュはわざと奇行を演じたのだが、これのおかげでアレルヤからは「色々とユニーク」、柿小路からは「なんとも残念な方」と評されてしまった。
- ちなみに、彼のこの奇行は傍目から見てもかなり印象的だったらしく、続く『再世篇』でも一部の者からは相変わらず「ルルーシュ=ちょっとおかしい人」と憶えられてしまっている。
- 「ミレイ会長が?」
(い……嫌な予感しかしない…) - 再世篇第18話「アッシュフォード・ラプソディ」より。ミレイが考案した計画を聞かされて。実際、この言葉通りになった。
- (ならば、俺は自分の作戦に集中する…!この学園でよからぬ噂が立てば、世界を壊し、世界を創造する事など不可能だ! 全ての条件はクリアされた…! キューピッドの日…!今日のイベントで女子達との関係を一気に清算する!)
- 同上。
- 「このままではまずい! これでは俺のキャラクターが誤解される!!」
- 同上。咲世子の天然行動に対しての台詞。しかしZEXISの面々からは上記の通り見事に誤解されている。正太郎など知らない者もいるので、あながち間違っちゃいないのだが。
- (くっ…久々にエリア11に戻れば、この騒動だ…これではゼロをやっていた方がずっと楽ではないか…!)
- 同上。仮面をはずした状態でZEXISの面々に遭遇したり、咲世子の天然ぶりに翻弄されたりと、疲れきったところで出た一言。しかし、のちにどちらのルートでもルルーシュの名を捨てゼロとして生きるという罰を受けることになることを考えると皮肉なものである…。
- (魔法使いと聖戦士に仮面の王子…。俺たちも彼女の趣味の世界を彩る小物か…)
- 『X』DLC「プリティ・サリアンの冒険」にて。当初サリアの趣味に無理やり付き合わされることにげんなりしていたが、悦に浸っているサリアの様子を見て自分も全力で協力する事を決めたのだった。
- (コスチュームをまとう事で違う自分になる…。その気持ち…わかるぞ、サリア)
- そして戦闘前台詞での心中にて。どうやら似た者同士らしい。
- 「プレイヤーの諸君も、身近な人間の秘密を握っておくと色々と役に立つぞ」
- 『X』中断メッセージ「策略のルルーシュ」より。カレンからゼロ・レクイエムの詳細について問いただされるも、「その前にジノとの事を聞きたいな」とカウンターを繰り出す。しどろもどろになるカレンをよそに、ルルーシュは邪悪な笑顔とともにプレイヤーへと語りかける。あきれ返るスザクの表情と共に……。
搭乗機体
- サザーランド
- 元々はヴィレッタから奪った機体で、一時的に搭乗。
- 無頼
- 頭部に装飾をつけた専用機。
- ガウェイン
- ブリタニア軍から強奪。二人乗りでありC.C.と共に操縦する。
- 蜃気楼
- 『R2』での専用機。
- アヴァロン、ダモクレス要塞
- 即位後の座乗艦。
- 月虹影
- 復活のルルーシュでの専用機
SRWでの登場機体
- ランスロット (ゼロ仕様)
- 『X-Ω』にて搭乗。「スザクがゼロの説得に応じ黒の騎士団に入隊したが、ランスロットへの搭乗は拒否した」というifを想定したペーパープラン。
余談
- 「ルルーシュ」というネーミングは、過去に谷口悟朗監督が手がけたアニメ『スクライド』の没キャラクターから再利用したものであった事が、同作品の10周年記念トークライブにて明かされている。
- ルルーシュ・ランペルージは、ファンから演者である福山潤氏の名前とかけて「ルル山」の愛称で呼ばれる事もある。
- 初期設定のルルーシュは、銀髪だった。
- ルルーシュがよく使う「撃っていいのは~」の台詞は彼のオリジナルではなく、推理作家レイモンド・チャンドラーの小説作品に登場する探偵「フィリップ・マーロウ」の台詞からの引用である。
- 実の所、『R2』のラストシーンにて「ルルーシュが本当に死亡したか」については不明である。皇帝ルルーシュの最期の後の描写があまりに少なく、劇中で不死身の人物(いわゆる「コード」持ち)は元ギアス能力者ということで彼も不死身になった可能性があるからである。小説版では「旅に出たC.C.が乗っていた馬車の御者が、C.C.の言葉に微笑む」という描写があるが……。
- なお、ルルーシュの生存を示唆する材料はさりげなく提示されており、「C.C.が綺麗に折られた折鶴を持っていた(本人は折り紙が苦手)」「剣を受けた前後のフラッシュバックにコードのカットとスザクの墓のカット(=実は生きている)があった」「シャルルのコードの紋章は右掌にあり、その子のルルーシュは同じところが血で隠れていた」等。状況類推のレベルにとどまっているが、これらを根拠に生存を信じるファンも数多い。
- 福井県垂井町には彼の名セリフをもじった「全力でごみを捨てるな!!」というメッセージとギアスのマークが描かれた看板がある。
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